JP4273847B2 - 磁気センサの製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、各種電子機器に使用される磁気センサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図8は従来の磁気センサを示す平面図である。
【0003】
図8において、1はSi基板、2は磁気抵抗素子、3は電極、4は処理回路部、5は電極パッドである。そして、前記磁気抵抗素子2と処理回路部4はSi基板1の同一平面上に並列状態に形成しているものである。
【0004】
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
【0005】
【特許文献1】
特開平5−264701号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の磁気センサにおいては、磁気抵抗素子2と処理回路部4をSi基板1の同一平面上に並列状態に形成しているため、Si基板1の面積が大きくなり、小型化が容易に行えないという課題を有していた。
【0007】
本発明は上記従来の課題を解決するもので、小型化が可能な磁気センサを提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は以下の構成を有するものである。
【0009】
本発明の請求項1に記載の発明は、1枚の基板から複数の磁気センサを得る磁気センサの製造方法であって、上面および裏面を有する基板に設けられた貫通孔に充填した導電体からなる複数の一対の連結電極と、前記基板の上面に設けられ前記複数の一対の連結電極とそれぞれ電気的に接続する複数の一対の上面電極と、前記基板の裏面に設けられ前記複数の一対の連結電極とそれぞれ電気的に接続する複数の一対の裏面電極とを形成する工程と、前記基板の上面に複数のガラスグレーズ層を形成する工程と、前記一対となった上面電極のそれぞれと電気的に接続するように前記ガラスグレーズ層上に磁気抵抗素子を形成する工程と、前記それぞれの磁気抵抗素子上に保護膜を形成する工程と、前記それぞれの保護膜上に前記一対の上面電極と電気的に接続するICチップを形成する工程と、前記基板上に形成された前記複数の上面電極、前記複数のガラスグレーズ層、前記複数の磁気抵抗素子、前記複数の保護膜および前記複数のICチップを覆うモールド部を形成する工程と、前記モールド部を切断および前記基板を分割して個片の磁気センサを得る工程とを備えたもので、この方法によれば、磁気抵抗素子が設けられた位置とICチップが設けられた位置とが基板上で重なるようにし、さらに、磁気抵抗素子を接続するための電極とICチップを接続するための電極とをいずれも上面電極で共有化するようにしているため、小型で低コストの磁気センサを得ることができるという作用効果を有するものである。
【0010】
本発明の請求項2に記載の発明は、1枚の基板から複数の磁気センサを得る磁気センサの製造方法であって、上面および裏面を有する基板に設けられた貫通孔に充填した導電体からなる複数の一対の連結電極と、前記基板の上面に設けられ前記複数の一対の連結電極とそれぞれ電気的に接続する複数の一対の上面電極と、前記基板の裏面に設けられ前記複数の一対の連結電極とそれぞれ電気的に接続する複数の一対の裏面電極とを形成する工程と、前記基板の上面に複数のガラスグレーズ層を形成する工程と、前記一対となった上面電極のそれぞれと電気的に接続するように前記ガラスグレーズ層上に磁気抵抗素子を形成する工程と、前記それぞれの磁気抵抗素子上に絶縁膜を形成する工程と、前記それぞれの絶縁膜上に永久磁石膜を形成する工程と、前記それぞれの永久磁石膜上に保護膜を形成する工程と、前記それぞれの保護膜上に前記一対の上面電極と電気的に接続するICチップを形成する工程と、前記基板上に形成された前記複数の上面電極、前記複数のガラスグレーズ層、前記複数の磁気抵抗素子、前記複数の絶縁膜、前記複数の永久磁石膜、前記複数の保護膜および前記複数のICチップを覆うモールド部を形成する工程と、前記モールド部を切断および前記基板を分割して個片の磁気センサを得る工程とを備えたもので、この方法によれば、請求項1に記載の磁気センサと同様の作用効果を有するとともに、磁気抵抗素子に印加する磁気バイアス用永久磁石を、薄膜化した永久磁石膜としているため、小型であり、かつ高感度で低コストの磁気センサを得ることができるという作用効果を有するものである。
【0011】
なお、請求項1または2に記載の発明において、一対の連結電極を、基板を貫通して一対の上面電極と一対の裏面電極とを電気的に接続する一対の貫通電極で構成すると、上面電極が磁気センサから露出しないため、上面電極の腐食を防止することができ、また上面電極から腐食が進行して磁気センサ内部の構成要素が腐食するということも防止することができるという作用効果を有する。
【0012】
また、上記貫通電極をスルーホール構造で構成すると、安価な金型で貫通電極を形成するための貫通孔を形成することができ、また貫通電極も電極の印刷により、容易に、かつ確実に形成できるという作用効果を有する。
【0013】
あるいは、上記貫通電極をビアホール構造で構成すると、小さいスペースで貫通電極を形成することができるため、磁気センサの小型化が可能になるという作用効果を有する。
【0014】
また、請求項1または2に記載の発明において、一対の連結電極を、基板の互いに対向する端面に形成、かつ一対の上面電極と一対の裏面電極とを電気的に接続する一対の端面電極で構成すると、簡単な方法で端面電極を形成できるという作用効果を有する。
【0015】
また、請求項1または2に記載の発明において、一対の連結電極を、基板の互いに対向する端面に設けた切り欠き部に形成、かつ一対の上面電極と一対の裏面電極とを電気的に接続する一対の端面電極で構成すると、安価な金型で端面電極を形成するための切り欠き部を形成することができるという作用効果を有する。
【0016】
また、請求項1または2に記載の発明において、一対の上面電極とICチップとをワイヤによるボンディングで電気的に接続すると、一対の上面電極とICチップとの接合が、異種基板同士の接着による応力の影響を受けず、高い信頼性を確保できるという作用効果を有する。
【0017】
また、請求項1または2に記載の発明において、一対の上面電極とICチップとをGGI接合により電気的に接続すると、ICチップとほぼ同一面積の小型の磁気センサが得られるという作用効果を有する。
【0018】
また、請求項1または2に記載の発明において、連結電極を、少なくともAg、Pd、Ptのいずれか1種類の元素を含有するもので構成すると、連結電極の形成時の印刷および穴埋めの加工が容易で生産性に優れたものが得られるとともに、完成後には半田付け性が優れたものになるという作用効果を有する。
【0019】
また、請求項1または2に記載の発明において、ガラスグレーズ層を、少なくともPb、Si、B、Alのいずれか1種類以上の元素を含有するもので構成すると、磁気抵抗素子が着膜されるガラスグレーズ層表面の表面平滑性が容易に得られるという作用効果を有する。
【0020】
また、請求項1または2に記載の発明において、ガラスグレーズ層を、表面粗度が10μm四方で凹凸の最大値と最小値の差が0.03μm以下になるように形成すると、磁気抵抗素子の着膜をより均一な状態で行わせることができるため、磁気抵抗素子の特性が優れたものが得られるという作用効果を有する。
【0021】
また、請求項1または2に記載の発明において、モールド部の材料としてエポキシ系の樹脂を用いると、安価で高信頼性の磁気センサが得られるという作用効果を有する。
【0022】
また、請求項1または2に記載の発明において、裏面電極の表面に金からなるめっき層を設けると、基板実装面の裏面電極の表面が酸化しないため、良好な半田付け性が得られるという作用効果を有する。
【0023】
また、請求項1または2に記載の発明において、上面電極の表面に下地層とめっき層を設け、かつ前記下地層少なくともTiまたはCrのいずれか1種類の金属で構成すると、上面電極とめっき層との密着性を向上させることができるため、高信頼性の磁気センサを得ることができるという作用効果を有する。
【0024】
また、上記めっき層金で構成し、かつその膜厚を1000Å以上にして、ワイヤボンディングおよびGGI接合に耐える金膜厚にすると、高信頼性の磁気センサが得られるという作用効果を有する。
【0025】
また、請求項2に記載の発明において、永久磁石膜を少なくともCo、Ptのいずれか1種類の元素を含有するもので構成すると、高い保持力を有する永久磁石によりバイアスを印加することができるため、磁気センサの高感度化が可能になるという作用効果を有する。
【0026】
また、請求項2に記載の発明において、永久磁石膜を75〜85atm%のCoと、15〜25atm%のPtとで構成すると、安定した高い保持力を有する永久磁石膜を構成できるため、高感度の磁気センサを安定して生産できるという作用効果を有する。
【0027】
また、請求項2に記載の発明において、永久磁石膜の膜厚を300Å〜2000Åの範囲とすると、永久磁石膜の特性を安定化させることができるため、出力が安定し、かつ高感度の磁気センサが得られるという作用効果を有する。
【0028】
また、請求項2に記載の発明において、永久磁石膜をフェライト酸化物を含有するもので構成すると、永久磁石膜を安価に構成することができるため、安価な磁気センサが得られるという作用効果を有する。
【0029】
また、請求項2に記載の発明において、絶縁膜をSiOで構成すると、信頼性の高いSiOからなる絶縁膜を用いているため、高信頼性の磁気センサを得ることができるという作用効果を有する。
【0030】
また、請求項2に記載の発明において、絶縁膜をSiで構成すると、磁気抵抗素子との密着性を向上させることができるため、高信頼性の磁気センサを得ることができるという作用効果を有する。
【0031】
また、請求項2に記載の発明において、絶縁膜の厚みを0.5μm〜3μmの範囲とすると、十分な絶縁性を保ちながら磁気抵抗素子の特性に影響を与えることがないという作用効果を有する。
【0032】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら、説明する。
【0033】
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における磁気センサの斜視図、図2は同磁気センサの断面図である。
【0034】
図1、図2において、11はセラミックを主成分とする基板、12は基板11の上面に形成されたガラスグレーズ層で、このガラスグレーズ層12は、SiO2を主成分とし、Pb酸化物を含んだ組成により構成したもので、より低い焼成温度で良好な平面平滑性を得ることができる。また、このガラスグレーズ層12は、表面粗度が10μm四方で凹凸の最大値と最小値の差が0.03μm以下になるように形成されている。13はガラスグレーズ層12上に約500Åの厚みで着膜された磁気抵抗効果膜からなる磁気抵抗素子で、磁気抵抗効果膜としては、NiFe系、もしくはNiCo系からなる強磁性磁気抵抗膜、または人工格子多層膜を用いることができる。また、この磁気抵抗素子13は所定の形状にパターニングがなされているもので、この磁気抵抗素子13のパターンは、つづら折り状にパターン形成され、そのパターンの長手方向は検出する磁界の方向を考慮して配置される。これは、磁気抵抗素子13が強磁性磁気抵抗膜の場合には、パターンの長手方向と垂直な方向の磁界を検出し、一方、磁気抵抗素子13が人工格子多層膜からなる巨大磁気抵抗効果膜(以下「GMR膜」と記す)の場合には、パターンの長手方向と平行な方向の磁界を検出するからである。
【0035】
14は磁気抵抗素子13上に形成されたSiO2からなる層間絶縁膜(絶縁膜)で、この層間絶縁膜14は、厚みが0.5μm以下では充分な絶縁性が保てず、また3μmを超えるとSiO2の応力が磁気抵抗素子13に影響を及ぼし、磁気センサの特性が劣化するため、層間絶縁膜14の厚みは約0.5〜3μmの範囲としている。15は層間絶縁膜14上に形成されたCoPt膜からなる永久磁石膜で、この永久磁石膜15は所定のパターン形状を有し所定の方向に磁界を発生させるものである。また、永久磁石膜15の膜厚は300Å〜20000Åの範囲としている。そしてまた、永久磁石膜15の組成比は、75〜85atm%のCoと、15〜25atm%のPtとで構成するのが好ましい。ここで、永久磁石膜15の膜厚は、磁気抵抗素子13の感度や磁気ヒステリシス量に合わせて、必要な磁気バイアス強度を算出し、それに応じた膜厚に設定されている。例えば、磁気抵抗素子13が、感度が低く磁気ヒステリシス量の大きなNiCo系である場合には、永久磁石膜15であるCoPt膜を20000Å付近に設定して、磁気バイアス量を多くする必要があり、一方、磁気抵抗素子13が、感度が高く磁気ヒステリシス量が小さいNiFe系の場合や、人工格子多層膜からなるGMR膜の場合は、永久磁石膜15であるCoPt膜を500Å付近に設定して、磁気バイアス量を小さめに設定する必要がある。また、さらに大きなバイアス磁界量が必要な場合や、低コスト化を目論む場合は、永久磁石膜15にフェライト酸化物の粉体を用い、ペースト状にした後、印刷により所定の形状に形成し、焼成しても良い。また、永久磁石膜15の磁界の方向は、磁気抵抗素子13に強磁性磁気抵抗膜を用いた場合は、パターンの長手方向に対して略45°、GMR膜を用いた場合は、信号磁界の方向に対して0°もしくは180°である反平行方向または基板11面に対して略45°に設定することが望ましい。
【0036】
16は永久磁石膜15上に形成されたフェノール樹脂からなる保護膜である。17は磁気抵抗素子13の外側に位置して基板11を表面から裏面に貫通するように設けられ、かつAgPdを主成分とするビアホール構造の一対の貫通電極(連結電極)である。18は基板11の上面に形成され、かつ前記磁気抵抗素子13と電気的に接続される一対の上面電極で、この一対の上面電極18の表面には金めっきによるめっき層が施されている。この金めっきによるめっき層の厚みは1000Å以上とするのが好ましい。また、金めっきによるめっき層の密着強度を向上させるために、金めっきによるめっき層の下にTiまたはCrからなる下地層を形成してもよい。
【0037】
19は基板11の裏面に形成された一対の裏面電極で、この一対の裏面電極19の表面には金めっきによるめっき層が施されている。そしてこの一対の裏面電極19と前記一対の上面電極18は、前記一対の貫通電極17を介して電気的に接続されている。20は保護膜16上に形成された処理回路用のICチップで、このICチップ20は前記一対の上面電極18とワイヤ21によるボンディングで電気的に接続されている。そして、このワイヤ21には、信頼性が高く、比較的ボンディングが容易な金線を用いることが望ましい。22は基板11の上面側に位置するガラスグレーズ層12、磁気抵抗素子13、層間絶縁膜14、永久磁石膜15、保護膜16、一対の上面電極18、ICチップ20、ワイヤ21を覆うように基板11の上面に形成されたモールド部で、このモールド部22を構成する材料としては硬化時の応力が小さく、水分の透過が少ないエポキシ系の樹脂が最適である。
【0038】
図3は本発明の実施の形態1における磁気センサの磁気抵抗素子パターン形状と磁気バイアスの印加方向を示す図である。
【0039】
図3において、31はVCC電極、32はGND電極、33は第1のFG電極、34は第2のFG電極である。35は磁気抵抗素子13の一部を構成する第1のパターン、36は磁気抵抗素子13の一部を構成する第2のパターン、37は磁気抵抗素子13の一部を構成する第3のパターン、38は磁気抵抗素子13の一部を構成する第4のパターンである。ここで、第1のパターン35と第4のパターン38とは、VCC電極31とGND電極32間に電気的に直接に接続されており、かつ第1のパターン35と第4のパターン38との接続部は第1のFG電極33に電気的に接続している。また、第2のパターン36と第3のパターン37もVCC電極31とGND電極32間に電気的に直接に接続されており、かつ第2のパターン36と第3のパターン37との接続部は第2のFG電極34に電気的に接続している。このように第1のパターン35〜第4のパターン38はブリッジ回路状に電気的に接続されている。
【0040】
39は信号磁界を示し、40は第1のパターン35に印加しているバイアス磁界のベクトルを示した第1の磁気バイアスで、この第1の磁気バイアス40の大きさと方向は第3のパターン37に印加しているバイアス磁界のベクトルと同じである。そしてこの第1の磁気バイアス40の方向は、信号磁界39に対して時計回りに135°の方向に設定されている。41は第2のパターン36に印加しているバイアス磁界のベクトルを示した第2の磁気バイアスで、この第2の磁気バイアス41の大きさと方向は第4のパターン38に印加しているバイアス磁界のベクトルと同じである。そしてこの第2の磁気バイアス41の方向は、信号磁界39に対して時計回りに45°の方向に設定されている。42は信号磁界39と第1の磁気バイアス40との第1の合成磁界であり、43は信号磁界39と第2の磁気バイアス41との第2の合成磁界である。ここで、第1のパターン35および第3のパターン37が検出する磁界は第1の合成磁界42であり、第2のパターン36および第4のパターン38が検出する磁界は第2の合成磁界43である。
【0041】
以上のように構成された磁気センサについて、以下に、その製造方法を説明する。
【0042】
最初に、基板11に一対の貫通孔を設け、この貫通孔にAgPdを主成分とする導電体を充填して一対の貫通電極17を形成する。そしてこの一対の貫通電極17と電気的に接続されるように基板11の上面に一対の上面電極18を印刷、焼成して形成する。また、基板11の裏面にも一対の貫通電極17と電気的に接続されるように一対の裏面電極19を印刷、焼成して形成する。
【0043】
次に、基板11の上面に、印刷、焼成によりガラスグレーズ層12を形成する。そしてこのガラスグレーズ層12上に真空蒸着により磁気抵抗素子13を形成する。このとき、磁気抵抗素子13を一対の上面電極18の一部と重なるように形成することにより、一対の上面電極18と電気的に接続する。その後、フォトエッチングにより磁気抵抗素子13を所定の形状にパターニングし、所定のパターン形状を得る。そしてこの所定のパターン形状にパターニングされた磁気抵抗素子13上にスパッタリングまたはCVDによりSiO2を約0.5〜3μmの厚みで着膜して層間絶縁膜14を形成する。
【0044】
次に、層間絶縁膜14上に、CoPt膜をスパッタリングにより500Å〜20000Åの厚みで着膜して永久磁石膜15を形成する。その後、永久磁石膜15をフォトエッチングにより所定の形状にパターニングする。この場合、永久磁石膜15は、少なくとも磁気抵抗素子13のパターン上を完全に覆う大きさに設定する。この後、電流コイルにより励磁して発生させた磁気パルスを永久磁石膜15に印加して、所定の方向に着磁を行い、磁気抵抗素子13に対し、常に一定方向の磁界を印加するように設定する。磁界が印加される方向は、本発明の実施の形態1における磁気センサの構成の説明で述べた通りである。
【0045】
次に、前記永久磁石膜15の上にフェノール樹脂を印刷して保護膜16を形成する。
【0046】
次に、保護膜16の上に処理回路用のICチップ20を実装し、そしてこのICチップ20と一対の上面電極18とをワイヤ21でボンディングすることにより、磁気抵抗素子13および一対の上面電極18とICチップ20とを電気的に接続する。
【0047】
最後に、基板11の上面側に位置するガラスグレーズ層12、磁気抵抗素子13、層間絶縁膜14、永久磁石膜15、保護膜16、一対の上面電極18、ICチップ20、ワイヤ21を覆うようにモールド部22を形成する。このモールド部22を形成する際のモールディング工法は、シリンジ等で樹脂を吐出させた後、所定の厚みのあるメタルマスク等を用いた印刷を行い、これを硬化させることにより行う。
【0048】
以上のような製造方法によって、本発明の実施の形態1における磁気センサを得ることができる。
【0049】
なお、上記製造方法においては、一つの基板11から一つの磁気センサを得るものについて説明したが、本発明においては、量産性を考えて1枚の大きなセラミック基板に複数の磁気抵抗素子13、複数のICチップ20を形成してからこのセラミック基板を個片に分割して、複数の磁気センサを得るものである。この場合、モールド部22は、前述した1枚の大きなセラミック基板の表面全体を覆うように形成して、切断用ダイシングソーにより、前述した1枚の大きなセラミック基板とモールド部22とを同時に切断する。切断用ダイシングソー自身はモールド部22側の面から入って来るようにセッティングし、基本的には前述した1枚の大きなセラミック基板まで完全に切断するが、工程でのハンドリング性を考慮して、セラミック基板を完全に切断するのではなく、ブレーク溝を形成するにとどめて、基板11への分割は別工程で行っても良い。
【0050】
次に、本発明の実施の形態1における磁気センサの動作について説明する。
【0051】
図4は本発明の実施の形態1における磁気センサの磁気抵抗効果特性を示す特性図である。
【0052】
図4における特性図の縦軸は外部からの磁界の変化に対応して変化する磁気抵抗素子の磁気抵抗変化率を示し、横軸は外部からの信号磁界の変化に対応して変化する磁界の角度を示す。
【0053】
磁気抵抗素子13のパターンに対し、永久磁石膜15によって所定の磁気バイアスが印加されると、図4に示すように、磁気抵抗変化率はバイアス無しの特性43からバイアス有りの特性44の様に変化し、磁界に対する抵抗値変化のポイントがオフセットすることによって一定の磁界に対する抵抗値変化率が著しく上昇する。
【0054】
図5は本発明の実施の形態1における磁気センサの出力波形を示す波形図である。
【0055】
図5における波形図の縦軸は外部からの信号磁界の変化に対応して変化する磁気抵抗素子の磁気抵抗変化率を示し、横軸は外部からの信号磁界の変化に対応して変化する磁界の角度を示す。図5において、44は図4に示したバイアス有りの磁気抵抗変化率特性、51は信号磁界波形、52は波状の磁気抵抗素子出力を示す。
【0056】
上記図3で説明したように、第1の磁気バイアス40と信号磁界39とは第1の合成磁界42を形成し、かつ第2の磁気バイアス41と信号磁界39とは第2の合成磁界43を形成するもので、前記第1の合成磁界42は第1のパターン35および第3のパターン37が検出する磁界であり、かつ前記第2の合成磁界43は第2のパターン36および第4のパターン38が検出する磁界である。
【0057】
この場合、第1のパターン35と第3のパターン37の抵抗値は比較的大きく上昇し、一方、第2のパターン36と第4のパターン38の抵抗値は上昇するものの、その上昇は比較的小さい。この結果、第1のFG電極33と第2のFG電極34との間に電位差が生じて電気信号が得られ、出力信号として図5に示す波状の磁気抵抗素子出力52が得られる。
【0058】
この磁気抵抗素子出力52は、磁気抵抗素子13に印加される電圧が5Vであった場合、数mV〜200mV程度の出力しか得られないため、S/Nが悪く、このままでは磁気センサとしての使用が不可能である。このため、磁気抵抗素子13と接続しているICチップ20において、アンプによる増幅やコンパレータによる矩形波処理などを行う必要がある。
【0059】
上記本発明の実施の形態1における磁気センサにおいては、磁気抵抗素子13が設けられた位置とICチップ20が設けられた位置とが基板11上で重なるようにし、さらに、磁気抵抗素子13を接続するための電極とICチップ20を接続するための電極とをいずれも上面電極18で共有化するようにしているため、小型で低コストの磁気センサを得ることができるものである。
【0060】
また、基板11の上面側に位置するガラスグレーズ層12、磁気抵抗素子13、層間絶縁膜14、永久磁石膜15、保護膜16、一対の上面電極18、ICチップ20、ワイヤ21を覆うように基板11の上面にモールド部22を形成しているため、これらに水分が侵入するのを確実に防ぐことができ、その結果、耐候性に優れた磁気センサを得ることができる。特に、基板11にセラミックを、モールド部22にエポキシ系の樹脂を用いると、一層の効果を得ることができる。さらに、本発明の実施の形態1における磁気センサにおいては、一対の上面電極18が基板11の端面まで設けられておらず、かつモールド部22に完全に覆われていて、磁気センサの表面に露出していないため、上面電極18の酸化や腐食を確実に防止することができるとともに、上面電極18が腐食することによる磁気センサ内部の構成要素の腐食の進行も未然に防止することができる。
【0061】
なお、上記本発明の実施の形態1においては、ガラスグレーズ層12を、SiO2を主成分とし、Pb酸化物を含んだ組成により構成したものについて説明したが、Al23やBaO、Bを含んでいても良い。
【0062】
また、層間絶縁膜14は、SiO2で構成したものについて説明したが、磁気抵抗素子13との密着性をさらに向上させて高い信頼性を確保するために、Si34で構成しても良い。
【0063】
そしてまた、永久磁石膜15は、CoPt膜で構成したものについて説明したが、CoPtCr膜で構成しても良い。
【0064】
さらに、保護膜16は、フェノール樹脂で構成したものについて説明したが、ポリイミド樹脂、エポキシ樹脂、SiO2、Si34や、これら複数の材料の組み合わせで構成しても良く、この場合、永久磁石膜15に対して応力がかからない材料構成が好ましい。
【0065】
さらにまた、貫通電極17は、ビアホール構造で構成したものについて説明したが、スルーホール構造で構成したものでも良く、また、この貫通電極17の材料は、AgPdに限定されるものではなく、他の導体であっても良く、特に、Ag、Pd、またはPtを含有するものが好ましい。
【0066】
また、上記本発明の実施の形態1においては、バイアす磁界の発生手段である永久磁石膜15を設けたものについて説明したが、永久磁石膜15を除去した構成にすることもできる。すなわち、バイアス磁界の発生手段が磁気センサの外部にある場合には、この永久磁石膜15を除去した構成が有用である。
【0067】
(実施の形態2)
図6は本発明の実施の形態2における磁気センサの断面図である。
【0068】
本発明の実施の形態2における磁気センサと、上記した本発明の実施の形態1における磁気センサとの違いは電極の構造である。以下、図6を用いて本発明の実施の形態2における磁気センサについて説明する。
【0069】
図6において、上記した本発明の実施の形態1における磁気センサと同じ構成要素には同じ符号を付し、その説明は省略し、異なる点のみを説明する。
【0070】
61はセラミックからなる板状の基板で、この基板61における互いに対向する一対の端面のそれぞれの中央部には半円柱状の切り欠き部が形成され、かつこの切り欠き部には半円柱状をなす一対の端面電極(連結電極)62が形成されている。63は基板61の上面に形成され、かつ磁気抵抗素子13と電気的に接続されている一対の上面電極、64は基板61の裏面に形成された一対の裏面電極で、この一対の裏面電極64は前記一対の端面電極62を介して前記一対の上面電極63と電気的に接続されている。
【0071】
上記本発明の実施の形態2における磁気センサにおいても、本発明の実施の形態1における磁気センサと同様に、大きな1枚のセラミック基板から複数個の磁気センサを得るものである
【0072】
この場合、半円柱状の端面電極62は、前述した大きな1枚のセラミック基板に設けた貫通孔に導体を充填したものを2分することにより得られるため、前述した大きなセラミック基板に設ける貫通孔の数は、本発明の実施の形態1における磁気センサの場合に比べ、約1/2にすることができ、その結果、この貫通孔を前述した大きな1枚のセラミック基板に形成する際に必要な高価な金型ピンの数を減らすことができるため、基板の金型作製コストを大幅に抑制することができるものである。
【0073】
なお、上記本発明の実施の形態2における磁気センサにおいては、一対の端面電極62を、基板61における互いに対向する一対の端面電極のそれぞれの中央部に半円柱状の形状として形成したが、基板61に切り欠き部を設けることなく、基板61における互いに対向する一対の端面に一対の端面電極62を形成し、この一対の端面電極62を前記一対の上面電極63と一対の裏面電極64に電気的に接続する構成としても良いものである。
【0074】
(実施の形態3)
図7は本発明の実施の形態3における磁気センサの断面図である。
【0075】
本発明の実施の形態3における磁気センサと、上記した本発明の実施の形態1における磁気センサとの違いは、ICチップと上面電極との接続方法が異なるものである。以下、図7を用いて本発明の実施の形態3における磁気センサについて説明する。
【0076】
図7において、上記した本発明の実施の形態1における磁気センサと同じ構成要素には同じ符号を付し、その説明は省略し、異なる点のみを説明する。すなわち、本発明の実施の形態3における磁気センサは、一対の上面電極18とICチップ20とをGGI接合71により電気的に接続したものである。
【0077】
この構成によれば、上面から投影視した際に、上面電極18が形成される部分がICチップ20の領域内に入りこむため、基板11の長さを短くすることが可能となり、更なる小型化を実現することが可能となる。さらに、大きな1枚のセラミック基板から複数の磁気センサを得る製造方法を採用しているので、1個当たりの磁気センサが小型になる分、前述した大きな1枚のセラミック基板から得られる磁気センサの数が増加するため、コストダウンが可能となる。
【0078】
【発明の効果】
以上のように本発明は、磁気抵抗素子が設けられた位置とICチップが設けられた位置とが基板上で重なるようにし、さらに、磁気抵抗素子を接続するための電極とICチップを接続するための電極とをいずれも上面電極で共有化するようにしているため、小型で低コストの磁気センサを得ることができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における磁気センサの斜視図
【図2】同磁気センサの断面図
【図3】同磁気センサの磁気抵抗素子パターン形状と磁気バイアスの印加方向を示す図
【図4】同磁気センサの磁気抵抗効果特性を示す特性図
【図5】同磁気センサの出力波形を示す波形図
【図6】本発明の実施の形態2における磁気センサの断面図
【図7】本発明の実施の形態3における磁気センサの断面図
【図8】従来の磁気センサを示す平面図
【符号の説明】
11 基板
12 ガラスグレーズ層
13 磁気抵抗素子
14 層間絶縁膜(絶縁膜)
15 永久磁石膜
16 保護膜
17 一対の貫通電極(連結電極)
18 一対の上面電極
19 一対の裏面電極
20 ICチップ
21 ワイヤ
22 モールド部
61 基板
62 一対の端面電極
63 一対の上面電極
64 一対の裏面電極
71 GGI接合

Claims (2)

  1. 1枚の基板から複数の磁気センサを得る磁気センサの製造方法であって、
    上面および裏面を有する基板に設けられた貫通孔に充填した導電体からなる複数の一対の連結電極と、前記基板の上面に設けられ前記複数の一対の連結電極とそれぞれ電気的に接続する複数の一対の上面電極と、前記基板の裏面に設けられ前記複数の一対の連結電極とそれぞれ電気的に接続する複数の一対の裏面電極とを形成する工程と、
    前記基板の上面に複数のガラスグレーズ層を形成する工程と、
    前記一対となった上面電極のそれぞれと電気的に接続するように前記ガラスグレーズ層上に磁気抵抗素子を形成する工程と、
    前記それぞれの磁気抵抗素子上に保護膜を形成する工程と、
    前記それぞれの保護膜上に前記一対の上面電極と電気的に接続するICチップを形成する工程と、
    前記基板上に形成された前記複数の上面電極、前記複数のガラスグレーズ層、前記複数の磁気抵抗素子、前記複数の保護膜および前記複数のICチップを覆うモールド部を形成する工程と、
    前記モールド部を切断および前記基板を分割して個片の磁気センサを得る工程とを備えた磁気センサの製造方法。
  2. 1枚の基板から複数の磁気センサを得る磁気センサの製造方法であって、
    上面および裏面を有する基板に設けられた貫通孔に充填した導電体からなる複数の一対の連結電極と、前記基板の上面に設けられ前記複数の一対の連結電極とそれぞれ電気的に接続する複数の一対の上面電極と、前記基板の裏面に設けられ前記複数の一対の連結電極とそれぞれ電気的に接続する複数の一対の裏面電極とを形成する工程と、
    前記基板の上面に複数のガラスグレーズ層を形成する工程と、
    前記一対となった上面電極のそれぞれと電気的に接続するように前記ガラスグレーズ層上に磁気抵抗素子を形成する工程と、
    前記それぞれの磁気抵抗素子上に絶縁膜を形成する工程と、
    前記それぞれの絶縁膜上に永久磁石膜を形成する工程と、
    前記それぞれの永久磁石膜上に保護膜を形成する工程と、
    前記それぞれの保護膜上に前記一対の上面電極と電気的に接続するICチップを形成する工程と、
    前記基板上に形成された前記複数の上面電極、前記複数のガラスグレーズ層、前記複数の磁気抵抗素子、前記複数の絶縁膜、前記複数の永久磁石膜、前記複数の保護膜および前記複数のICチップを覆うモールド部を形成する工程と、
    前記モールド部を切断および前記基板を分割して個片の磁気センサを得る工程とを備えた磁気センサの製造方法。
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