JPH04255276A - 磁気抵抗素子 - Google Patents

磁気抵抗素子

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Publication number
JPH04255276A
JPH04255276A JP3016132A JP1613291A JPH04255276A JP H04255276 A JPH04255276 A JP H04255276A JP 3016132 A JP3016132 A JP 3016132A JP 1613291 A JP1613291 A JP 1613291A JP H04255276 A JPH04255276 A JP H04255276A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
pattern
magnetoresistive element
magnetic material
magnetic field
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3016132A
Other languages
English (en)
Inventor
Michiko Endou
みち子 遠藤
Mieko Kawamoto
川元 美詠子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH04255276A publication Critical patent/JPH04255276A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気抵抗素子、特に弱い
外部磁界を高精度に検出する磁気抵抗素子の構成に関す
る。
【0002】磁気抵抗素子は、磁界に対する感度がたか
いため、位置検出,角度検出等の各種センサに用いられ
ているが、その用途によっては一層高感度のものが必要
とされる。一般に、高感度化した磁気抵抗素子はヒステ
リシスが相対的に大きく、アナログ出力を得るには適当
でない。しかし、近年各種センサも小型化の要求が強く
、磁気抵抗素子と組合せて使用する磁石等も小さくなり
、微小の磁界変化を検出する必要が生じてきた。そのた
めには、磁気抵抗素子を一層高感度にし、かつ、ヒステ
リシスの小さいものが要望される。
【0003】
【従来の技術】図3は従来構成による磁気抵抗素子の要
部構成を示す断面図(イ) とその外部磁界検出パター
ンの平面図(ロ) と出力特性図(ハ) であり、バー
バーポール型磁気抵抗素子1はシリコン基板2の表面に
絶縁層(SiO2 層) 3を被着し、絶縁層3の上に
形成した磁界検出パターン4を保護層5で被覆する。外
部磁界を検出するつづら折り状の磁界検出パターン4は
、磁性体(一般にパーマロイ膜)パターン6の上に、密
着層8を介して導体(一般に金)パターン7を傾斜する
縞状に形成する。 このように構成した磁気抵抗素子1の抵抗変化は、図1
(ハ) に示す如く外部磁界の強さに対応する。
【0004】磁気抵抗素子1を高感度化するには、磁性
体パターン6の抵抗値をR,外部磁界による磁性体パタ
ーン6の抵抗変化をΔRとしたとき、磁性体パターン6
の抵抗変化率ΔR/Rが使用材料によって決まるため、
飽和磁界を小さくするように磁界検出パターン4を設計
する。そして、飽和磁界を小さくするには磁性体パター
ン6の幅Wを大きくしその膜厚を薄くして対応すること
になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
磁気抵抗素子1の高感度設計は、磁界検出パターン4の
幅Wを広げ磁性体パターン6を薄くする必要から、磁界
検出パターン4の面積が広くなり、磁気抵抗素子1の小
型化を損なうという問題点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決する本
発明の磁気抵抗素子は、その実施例を示す図1によれば
、シリコン基板2に絶縁層3を形成してなる絶縁基板に
形成した外部磁界検出パターン14が、多数の磁性体パ
ターン15の各開離間を導体パターン17で接続したこ
とを特徴とし、さらに、整列する多数の磁性体パターン
15がその整列方向に傾斜する平行四辺形であり、導体
パターン17が磁性体パターン15の形状に沿ってその
開離間を接続したこと、および、絶縁基板の上に磁性膜
12を被着し、磁性膜12の上に絶縁層13を被着し、
磁性体パターン15を絶縁層13の上に形成したことを
特徴とする。
【0007】
【作用】磁性体の磁気抵抗を利用した磁気抵抗素子の飽
和磁界は、磁性体パターンの形状に依存する。そのこと
に着目した本発明の磁気検出パターンは、細長く形成さ
れた従来の磁性体パターンを分割し、分割された多数の
磁性体パターンを導体パターンで連結した構成とする。 即ち、本発明において磁性体パターンは磁化容易軸方向
に対して短く分割した形状になっているため、外部磁界
方向の反磁界が小さくなり、内部磁化の回転が容易にな
る。従って、磁性体パターンはその幅Wを大きくしなく
ても飽和磁界が小さくなり、高感度化が実現する。
【0008】さらに、絶縁基板に磁性膜と絶縁層を積層
してその絶縁層の上に磁気検出パターンを形成し、該磁
性膜の磁化容易軸と磁気検出パターン(磁性体パターン
)の磁化容易軸とを一致せしめることで、磁性体パター
ンの内部磁化の向きを制御することができ、磁気抵抗素
子のヒステリシスを抑制できる。
【0009】
【実施例】図1は本発明の実施例による磁気抵抗素子の
要部構成を示す断面図(イ) とその外部磁界検出パタ
ーンの平面図(ロ) と出力特性図(ハ) 、図2は図
1に示す磁界検出パターンの主要製造工程の説明図であ
る。
【0010】図1において、バーバーポール型磁気抵抗
素子11はシリコン基板2の表面に絶縁層(SiO2 
層) 3を被着し、絶縁層3の上に磁性膜(パーマロイ
薄膜)12を被着し、磁性膜12に積層した絶縁層13
の上に形成した磁界検出パターン14を保護層5で被覆
する。
【0011】外部磁界Hexを検出するつづら折り状の
磁界検出パターン14は、整列する多数の磁性体(一般
にパーマロイ)パターン15と、密着層16を介して被
着する導体(一般に金)パターン17にて構成する。磁
性体パターン15の磁化容易軸方向に、多数の磁性体パ
ターン15を開離間で接続する導体パターン17は、図
1(ハ) に示す如く飽和磁界より小さい範囲でリニア
な出力を得るようにするため、約45度に傾斜する縞状
である。そして、磁性膜12の磁化容易軸は磁性体パタ
ーン15のそれ (磁性体パターン15の連結方向) 
と揃う。
【0012】図2(イ) において、シリコン基板2の
表面に絶縁層3,厚さ1000Åのパーマロイ薄膜12
, 厚さ2000ÅのSiNである絶縁層13, 厚さ
 500Åのパーマロイ薄膜21を積層したのち、図2
(ロ) に示す如くパーマロイ薄膜21をエッチングし
磁性体パターン15を形成する。
【0013】次いで、図2(ハ) に示す如く厚さ 5
00ÅのTaMoの密着層22と厚さ5000Åの金に
てなる導体層23を積層したのち、密着層22と導体層
23をエッチングして図2(ニ) に示す如く、導体パ
ターン17を形成し、磁界検出パターン14が完成する
【0014】図1(イ),(ロ) および図2を用いて
説明した如く構成し、各磁性体パターン15が幅W=1
0μm,表呈長さL=5μmであり、導体パターン17
の傾斜角度を45度とした磁界検出パターン14の出力
特性は、図1(ハ) に実線で示す如く、破線で示す従
来素子の特性に比べ感度が約4倍に向上した。
【0015】前記実施例において、磁性膜12の磁化容
易軸と磁性体パターン15の磁化容易軸とを一致せしめ
ることで、磁性体パターン15の内部磁化の向きを制御
することが可能となり、磁気抵抗素子のヒステリシスを
抑制できるようになる。そして、絶縁層13は磁性膜1
2と磁気検出パターン14との絶縁性を確保し、その結
果、本発明による磁気抵抗素子のヒステリシスは従来素
子と同レベルになる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明による磁気抵
抗素子は、従来の磁気抵抗素子に比べ数倍の高感度とな
り、かつ、ヒステリシスを従来のそれと同等としたこと
より、例えば磁気インクパターンの如き微弱磁界を高精
度に検出できるようにした効果が得られた。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明の実施例による磁気抵抗素子の説明
図である。
【図2】  図1に示す磁界検出パターンの主要製造工
程の説明図である。
【図3】  従来構成による磁気抵抗素子の説明図であ
る。
【符号の説明】 2はシリコン基板 3はシリコン基板の上に被着した絶縁層11は磁気抵抗
素子 12は磁性膜(パーマロイ薄膜) 13は磁性膜の上に被着した絶縁層 14は外部磁界検出パターン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  絶縁基板に形成した外部磁界検出パタ
    ーン(14)が、多数の磁性体パターン(15)の各開
    離間を導体パターン(17)で接続したことを特徴とす
    る磁気抵抗素子。
  2. 【請求項2】  整列する前記多数の磁性体パターン(
    15)がその整列方向に傾斜する平行四辺形であり、前
    記導体パターン(17)が該磁性体パターン(15)の
    形状に沿って前記開離間を接続したことを特徴とする前
    記請求項1記載の磁気抵抗素子。
  3. 【請求項3】  絶縁基板の上に磁性膜(12)を被着
    し、該磁性膜(12)の上に絶縁層(13)を被着し、
    前記磁性体パターン(15)を該絶縁層(13)の上に
    形成したことを特徴とする前記請求項1または2記載の
    磁気抵抗素子。
JP3016132A 1991-02-07 1991-02-07 磁気抵抗素子 Withdrawn JPH04255276A (ja)

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JP3016132A JPH04255276A (ja) 1991-02-07 1991-02-07 磁気抵抗素子

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JP3016132A Withdrawn JPH04255276A (ja) 1991-02-07 1991-02-07 磁気抵抗素子

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5483402A (en) * 1994-06-15 1996-01-09 Quantum Corporation Magneto resistive head having symmetric off-track performance profile
JP2004536453A (ja) * 2001-07-19 2004-12-02 ハネウェル・インターナショナル・インコーポレーテッド 磁歪センサ用のバーバー・ポール構造
JP2007114019A (ja) * 2005-10-19 2007-05-10 Tokai Rika Co Ltd 磁気センサの磁性体配置構造

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Effective date: 19980514