JPS62194690A - 磁気抵抗素子 - Google Patents

磁気抵抗素子

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JPS62194690A
JPS62194690A JP61036262A JP3626286A JPS62194690A JP S62194690 A JPS62194690 A JP S62194690A JP 61036262 A JP61036262 A JP 61036262A JP 3626286 A JP3626286 A JP 3626286A JP S62194690 A JPS62194690 A JP S62194690A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
pattern
thin film
magnetic field
axis
Prior art date
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Pending
Application number
JP61036262A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Hirano
明 平野
Kazunari Yoneno
米納 和成
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS62194690A publication Critical patent/JPS62194690A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10NELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10N50/00Galvanomagnetic devices
    • H10N50/10Magnetoresistive devices

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  • Hall/Mr Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 強磁性金属の磁気抵抗を利用した磁気抵抗素子において
、 一軸磁気異方性を存する磁性薄膜から切り出した外部磁
界検出用磁性体パターンの長軸が、該パターンを切り出
す前の該磁性薄膜の磁化容易軸に対しほぼ直角としたこ
と、さらに該長軸と30〜60度で交差する外部バイア
ス磁界を具えたことにより、 磁気抵抗素子を高性能化し、外部磁界に対し安定化させ
たものである。
〔産業上の利用分野〕
本発明は磁気抵抗素子、特に強磁性金属の磁気抵抗を利
用した磁気抵抗素子の改良に関する。
磁気検出用の磁気抵抗素子には、コイルによる誘導磁界
を検出するもの、半導体のホール効果を利用したもの、
半導体の磁気抵抗を利用したもの、強磁性金属の磁気抵
抗を利用したもの等がある。
パーマロイ等からなる強磁性金属の磁気抵抗を利用した
磁気抵抗素子は、温度変化に対し他のものより安定であ
り、微小磁束の検出能力に優れるという特徴がある。
〔従来の技術〕
第5図は強磁性金属の磁気抵抗を利用した従来の磁気抵
抗検出素子の断面図、第6図は該素子の磁性体パターン
を示す平面図である。
第5図において、磁気抵抗検出素子1はSi等の基板2
の上面にSiO□等にてなる絶縁層3を被着し、その上
に磁性体パターン4を形成し、磁性体パターン4の一部
分にはTiやCr等からなる密着層5を介してAu等か
らなる導体層6を被着し、外部接続パッドとなる導体層
6の一部6aを表呈させる保護絶縁層7を被着してなる
通常のりソグラフィ技術を用いた磁性体パターン4は、
例えば第6図に示す如く、複数本の長軸4aと短軸4b
を接続したつづら折り状であり、長軸4aの長さ方向に
一軸磁気異方性を付与させるため、磁界中で熱処理する
等の処理を施してなり、その上に一定間隔の斜めに導体
層6を被着することで、いわゆるバーバーポール(ba
rber pole)状になっている。
磁性体パターン4の長軸方向と直角方向に外部磁界He
xを付加したとき、外部磁界Hexの強さに比例し直線
的な出力を得るための導体層6は、磁性体パターン4の
長軸方向に適宜の傾斜(例えば45度の傾斜)の縞状に
形成し、磁性体パターン4を最短距離で流れる電流iと
磁化の方向Mとがほぼ45度(または135度、225
度、315度)となるようにしである。
〔発明が解決しようとする問題点3 以上説明したように、従来の磁気抵抗素子は平面内に形
成した磁性体パターンの一部分に導体層を積層し、該磁
性体パターンに流れる電流を制御していたが、縞状に分
割形成された各導体層は、同電位となるため、磁気抵抗
素子の出力に寄与しないという問題点があった。
と共に、外部磁界(外乱)が強いとき磁化の方向がその
対称方向にスイッチするが、該スイッチングを防止する
ため外部磁界より数+Oe大きいバイアス磁界を必要と
し、このようなバイアス磁界を付加するための手段は、
磁気抵抗素子を組み込む邪魔になる等の問題点があった
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点の解決を目的とした本発明は、一軸磁気異方
性を有する磁性薄膜から切り出した外部磁界検出用磁性
体パターンの長軸が、該パターンを切り出す前の該磁性
薄膜の磁化容易軸に対しほぼ直角であること、 および、一軸磁気異方性を有する磁性薄膜から切り出し
た外部磁界検出用磁性体パターンの長軸が、該パターン
を切り出す前の該磁性薄膜の磁化容易軸に対しほぼ直角
であり、スイッチングを防止するた該長軸と30〜60
度で交差する外部バイアス磁界を具えてなることを特徴
とする磁気抵抗素子により解決される。
〔作用〕
上記手段によれば、磁性体パターンの上に導体層を形成
しなくてよいため、磁気抵抗素子の出力が増大し、該出
力の直線性が向上するとともに、従来よりも小さい外部
バイアス磁界によってスイッチング現象をなくすことが
できる。
〔実施例〕
以下に、図面を用いて本発明の実施例になる磁気抵抗素
子を説明する。
第1図は本発明の一実施例になる磁気抵抗素子の要部の
側断面図、第2図は該磁気抵抗素子の磁性体パターンの
切り出しを説明するための図、第3図は該磁性体パター
ンの断面寸法と磁化容易軸との関係を示す図、第4図は
本発明の他の実施例になる磁気抵抗素子の概略を示す平
面図である。
第1図において、磁気抵抗検出素子11はSi等の基板
12の上面にSiO□等にてなる絶縁N13を被着し、
その上に磁性体パターン14を形成し、SiO□等にて
なり磁性体パターン14の一部分が表呈する絶縁層15
を被着し、磁性体パターン14の該一部分に接続する導
体層16をパターン形成したのち、外部接続パッドとな
る導体層16の一部16aを表呈させる保護絶縁層17
を被着してなる。
なお、Au等からなる導体層16は磁性体パターン14
との接着力を確保するため、TiやCr等からなる密着
層(図示せず)に積層し形成されている。
第2図(イ)において、Si等の基板(ウェーハ)21
の上面にSiO2等にてなる絶縁層(熱酸化層)22を
被着し、その上に一軸磁気異方性を有するパーマロイ等
の磁性薄膜23は、例えばほぼ250eの゛磁界中でパ
ーマロイを約300〜1000人の厚さに蒸着してなり
、図中にNで示すように一定方向の磁化容易軸を有する
通常のりソグラフィ技術を用い、磁性薄膜23から切り
出した磁性体パターン14を拡大して示す第2図(ロ)
において、磁性体パターン14の長軸14aは、磁化容
易軸方向Nに対し直角方向である。そこで、長軸14a
の幅をW、厚さをtとしたとき、その断面形状比w/l
に対して、磁化容易軸Nと長軸14aの磁化方向との成
す角度θ1は、縦軸をtan θ1とし横軸をw/lと
した第3図に示すように、直線的な反比例関係にあるこ
とが実験的に分かっている。
従って、磁性体パターン14の磁気抵抗ρは、磁性体パ
ターン14の磁化方向と電流方向(長軸方向)との成す
角度をθ2、電流lに平行に磁化を飽和させたときの抵
抗値をρ。、電流iに垂直に磁化を飽和させたときの抵
抗値をρ1、抵抗値ρ。と抵抗値ρ1との差(ρ。−ρ
I)をΔρ、とすれば、 ρ8ρ0+Δρ−”cos”θ2 で表わされる。
そのため、外部磁界Hexが付加されないとき、θ、 
=45度(tan θ+=1) であれば、外部磁界Hexに比例した出力を得ることが
可能である。そして、磁性体パターン14の厚さtを3
00人にするとその断面比w / tは第3図よりほぼ
2200であり、磁性体パターン14の幅Wを66μm
にすればよいことになる。
前出図と共通部分に同一符号を使用した第4図において
、磁性体パターン14の長軸14aを上下方向とした磁
気抵抗素子11は、磁化θ2の通常の変動領域、即ち長
軸14aと30〜60度で交差するバイアス磁界15を
有する。
かかるバイアス磁界15は、例えば永久磁石を配設し得
られるが、その強さは磁気抵抗素子11に付加する外部
磁界Hexと同等、ないし、該外部磁界Hexより少し
強い磁界(たかだかプラス十数Oe)で十分にその役割
を果たすようになる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、磁性体パターンの
上に導体層を形成する必要がないため、磁気抵抗素子は
出力が増大し、直線性が向上し高性能化された。さらに
、強い外部磁界に対しスイッチングを無(すバイアス磁
界が従来より小さくてよいため、磁気抵抗素子を装着す
る等のメンテナンスが容易となった効果が顕著である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例になる磁気抵抗素子の要部の
側断面図、 第2図は該磁気抵抗素子の磁性体パターンの切り出しを
説明するための図、 第3図は該磁性体パターンの断面寸法と磁化容易軸との
関係を示す図、 第4図は本発明の他の実施例になる磁気抵抗素子の概略
を示す平面図、 第5図は強磁性金属の磁気抵抗を利用した従来の磁気抵
抗検出素子の断面図、 第6図は該素子の磁性体パターンを示す平面図、である
。 図中において、 11は磁気抵抗素子、 14は磁性体パターン、 14aは長軸、15は外部バ
イアス磁界、23は磁性薄膜、隷晰しバー突施汐旧二r
7るス丘気Δパ汀た素子平部n断面図第1図 (イ)                      
 (ロ)胃51 図1−1し11子σ1ズ渚しif本l
マ9−ンntり°ノボし i=呂μ]第3図 本懇明めイ亡の丈差脅゛月てrJる臘λ1氏坑(子n婬
晃略乎面図第4図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一軸磁気異方性を有する磁性薄膜(23)から切
    り出した外部磁界検出用磁性体パターン(14)の長軸
    (14a)が、該パターン(14)を切り出す前の該磁
    性薄膜(23)の磁化容易軸に対しほぼ直角であること
    を特徴とする磁気抵抗素子。
  2. (2)一軸磁気異方性を有する磁性薄膜(23)から切
    り出した外部磁界検出用磁性体パターン(14)の長軸
    (14a)が、該パターン(14)を切り出す前の該磁
    性薄膜(14a)の磁化容易軸に対しほぼ直角であり、
    該長軸と30〜60度で交差する外部バイアス磁界(1
    5)を具えてなることを特徴とする磁気抵抗素子。
JP61036262A 1986-02-20 1986-02-20 磁気抵抗素子 Pending JPS62194690A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03244170A (ja) * 1990-02-22 1991-10-30 Nec Corp 磁気抵抗効果素子及び磁気抵抗効果ヘッド
JP2002223014A (ja) * 2001-01-26 2002-08-09 Denso Corp 磁気検出装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03244170A (ja) * 1990-02-22 1991-10-30 Nec Corp 磁気抵抗効果素子及び磁気抵抗効果ヘッド
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