JPH06275887A - 磁気抵抗素子 - Google Patents

磁気抵抗素子

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JPH06275887A
JPH06275887A JP5059233A JP5923393A JPH06275887A JP H06275887 A JPH06275887 A JP H06275887A JP 5059233 A JP5059233 A JP 5059233A JP 5923393 A JP5923393 A JP 5923393A JP H06275887 A JPH06275887 A JP H06275887A
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JP
Japan
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pattern
temperature
substrate
thin film
heater
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Withdrawn
Application number
JP5059233A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinkichi Shimizu
信吉 清水
Shigemi Kurashima
茂美 倉島
Michiko Endou
みち子 遠藤
Mieko Kawamoto
美詠子 川元
Shigeo Tanji
成生 丹治
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPH06275887A publication Critical patent/JPH06275887A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、回路構成を複雑化することなく温度
補償を行うことを第1の目的とし、アナログ用途におけ
る出力特性の変更に自在性を持たせることを第2の目的
とする。 【構成】請求項1記載の発明は、上記第1の目的を達成
するために、強磁性体薄膜からなる磁気センサを形成し
た基板の近傍に非磁性体薄膜からなるパターンを配置
し、該パターンをヒータとして使用して前記基板温度を
調節し得るように構成したことを特徴とする。請求項2
記載の発明は、上記第2の目的を達成するために、強磁
性体薄膜からなる磁気センサを形成した基板の近傍に非
磁性体薄膜からなるパターンを配置し、該パターンを電
磁石として使用して前記磁気センサに対するバイアス磁
界を発生し得るように構成したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気抵抗素子(MR素
子:Magneto Resistive element )に関し、特に、強磁
性体薄膜の磁気抵抗効果を利用する磁気抵抗素子に関す
る。
【0002】
【従来の技術】強磁性体磁気センサ(以下「MR素
子」)は、磁気ホール素子や半導体型磁気抵抗素子に比
べて、微小磁界に対する感度が高く、しかも高分解能で
あるため、位置センサや角度センサ又はロータリエンコ
ーダ等の各種センサ類に多用される。
【0003】一般に、強磁性体金属にあっては、金属内
を流れる電流の方向と磁化方向が平行になったときに抵
抗最大、直交したときに抵抗最小となり、微小磁界を抵
抗値として取り出すことができ、例えば、正四角形の各
辺に強磁性体金属を配置してブリッジを構成し、ブリッ
ジ内で直交する2個の強磁性体金属の不平衡電圧をセン
サ出力として取り出すようにしたMR素子が知られてい
る。 (1) MR素子は、使用環境温度に対して出力電圧
(磁界感度出力電圧)が変動するという温度依存性があ
る。図9(a)は典型的なMR素子の温度特性であり、
縦軸は磁界感度変化率(単位;%)、横軸は温度(単
位;℃)である。右下がりの特性線は、正四角形の連続
する2辺、言い替えれば直交する2個の強磁性体金属
(便宜的に素子A、B)の温度特性で、この例では、単
位温度(1℃)当たり−0.1%の磁界感度変化率とな
っている。また、図9(b)は、同じMR素子の不平衡
電圧の温度特性を示す図であり、この例では、素子Aが
1℃当たり−20μVの変化率、素子Bが+20μVの
変化率となっている。
【0004】すなわち、使用環境温度が1℃変化する
と、磁界感度が±0.1%変化するとともに、不平衡電
圧が±20μV変化するため、何等かの温度補償を行う
必要がある。図10は温度補償回路を含む構成図であ
り、一点鎖線で囲んだ部分が正四角形の各辺に強磁性体
金属(素子A、B、A′、B′)を配置して構成したM
R素子1、それ以外の部分がセンサ信号出力回路を含む
温度補償回路2である。温度補償回路2は、抵抗R1
3 及びオペアンプOP1 からなる定電流部2aと、抵
抗R4 〜R12及びオペアンプOP2 、OP3 からなる出
力部2bとからなり、抵抗R1 とR2 の接続点(a点)
に磁界感度出力電圧の温度特性と逆の温度係数を発生さ
せるとともに、抵抗R8 とR9 の接続点(b点)に不平
衡電圧の温度特性と逆極性の温度係数(R12/R11で調
節可能)を発生させるようにしている。 (2) また、MR素子をアナログ的に使用する場合、
すなわち磁界の強さに応じたアナログ出力を必要とする
場合には、MR素子を構成するそれぞれの強磁性体金属
に対して45°方向にバイアス磁界を印加することが行
われる。図11はアナログ用途のMR素子の外観図であ
り、3はMR素子(素子A、B、A′、B′)とパッド
1 〜P4 を形成した基板、4はバイアス磁界を発生す
るための永久磁石である。図12は図11の構成による
出力特性図であり、Hbはバイアス磁界、Hexは測定
磁界である。Hbの強さに応じたリニアな出力特性を得
ることができる。なお、図13は永久磁石を用いずにリ
ニアな特性が得られるMR素子の例であり、電極5a、
5b間に多数の強磁性体金属5cを傾斜配列したいわゆ
るバーバーポール構造のMR素子である。強磁性体金属
5cの傾斜パターンに応じたリニアな出力特性を得るこ
とができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の磁気抵抗素子にあっては、外付けの回路で全ての
温度補償を行うようになっていたため、回路構成が複雑
化するという第1の問題点があり、また、アナログ用途
で磁界感度や磁界測定範囲の変更を求められた場合には
永久磁石を交換したり強磁性体金属のパターンを変更し
たりする必要があり、出力特性の変更を自在に行うこと
ができないという第2の問題点がある。 [目的]そこで、本発明は、回路構成を複雑化すること
なく温度補償を行うことを第1の目的とし、アナログ用
途における出力特性の変更に自在性を持たせることを第
2の目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記第1の目的を達成するために、強磁性体薄膜からな
る磁気センサを形成した基板の近傍に非磁性体薄膜から
なるパターンを配置し、該パターンをヒータとして使用
して前記基板温度を調節し得るように構成したことを特
徴とする。
【0007】請求項2記載の発明は、上記第2の目的を
達成するために、強磁性体薄膜からなる磁気センサを形
成した基板の近傍に非磁性体薄膜からなるパターンを配
置し、該パターンを電磁石として使用して前記磁気セン
サに対するバイアス磁界を発生し得るように構成したこ
とを特徴とする。
【0008】
【作用】請求項1記載の発明では、ヒータに通電する電
流を加減調節することにより、基板の温度を一定に保つ
ことができ、回路構成を複雑化することなく温度補償を
行うことができる。請求項2記載の発明では、電磁石に
通電する電流を加減調節することにより、アナログ用途
における出力特性の変更を自在に行うことができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1〜図4は請求項1記載の発明に係る磁気抵抗
素子の一実施例を示す図である。図1において、10は
Si又はガラスからなる基板であり、基板10の表面に
は、磁気センサとしてのMR素子パターン(破線で示
す)11とヒータパターン(発明の要旨に記載のパター
ンに相当)12及び6個のパッド13a〜13f(MR
素子用×4、ヒータ用×2)が階層的に形成されてい
る。
【0010】図2はヒータパターン12の平面図、図3
は図2のA−A断面図である。本実施例の磁気抵抗素子
は、基板10の表面にNiFe又はNiCo等の強磁性
体薄膜からなるMR素子パターン11を、さらにその上
層に絶縁層14を介してヒータパターン12を積層する
構造を有し、ヒータパターン12の両端をそれぞれパッ
ド13b、13eに接続して構成している。
【0011】ここで、本実施例では、Siの単結晶板を
熱酸化して表面を絶縁処理した基板10の表面に、膜厚
500〜1000オングストロームのパーマロイ膜を蒸
着(又はスパッタ;以下同様)し、そのパーマロイ膜を
エッチングでつづら折状に型抜きして「MR素子パター
ン11」を形成するとともに、その上に膜厚3000〜
8000オングストローム程度のAu(又はアルミニュ
ウム)薄膜を蒸着してパターニングによりパッド13
a、13c、13d、13fや配線パターンを形成し、
さらにその上にCVDにより膜厚1μm程度のSiNを
成長させて一層目の絶縁層14を形成する。
【0012】そして、一層目の絶縁層14の上に膜厚1
μm程度のタングステン薄膜を蒸着し、これをエッチン
グによってつづら折状に型抜きして「ヒータパターン1
2」を形成するとともに、その上に膜厚3000〜80
00オングストローム程度のAu(又はアルミニュウ
ム)薄膜を蒸着してパターニングによりパッド13b、
13eや配線パターンを形成し、さらにその上にCVD
により膜厚1μm程度のSiNを成長させて二層目の絶
縁層14を形成する。なお、タングステン薄膜の代わり
に非磁性で且つ高抵抗率の金属薄膜を用いてヒータパタ
ーン12を形成してもよい。
【0013】ここで、ヒータパターン12の抵抗値R
は、パターン材料(上記の例ではタングステン薄膜)の
抵抗率ζを4.9×10-8Ω・m、パターン断面積sを
10μm×1μm、パターン長Lを0.04mとすれ
ば、次式より、R=200MΩとなる。 R=ζ×(L/s) …… 従って、本実施例によれば、MR素子パターン11の上
に高抵抗のヒータパターン12を形成したので、例え
ば、このヒータパターン12に20μAの電流を流し込
めば、20μA×200Ω=0.1Wの電力でMR素子
パターン11を加熱することができる。さらに、MR素
子パターン11(又は基板10)の温度を検出し、その
検出温度と目標温度との偏差が無くなるようにヒータパ
ターン12に供給する電流量を制御すれば、環境温度の
変動にかかわらずMR素子パターン11(又は基板1
0)の温度を常に一定に保つことができ、温度補償回路
を不要にして構成を簡素化することができる。
【0014】因みに、図4は1℃の精度で温度制御した
場合の温度特性を示す図である。この例では、1℃当た
りの磁界感度変化率が−0.02%(従来は−0.1
%)、同じく1℃当たりの不平衡電圧の変動が±0.4
μV(従来は±20μV)となっており、それぞれ従来
比で1/5及び1/50も改善されている。図5〜図8
は請求項2記載の発明に係る磁気抵抗素子の一実施例を
示す図である。
【0015】図5において、20はSi又はガラスから
なる基板であり、基板20の表面には、磁気センサとし
てのMR素子パターン(破線で示す)21とコイルパタ
ーン(発明の要旨に記載のパターンに相当)22、6個
のパッド23a〜23f(MR素子用×4、コイル用×
2)及び多数のスルーホール24が階層的に形成されて
いる。
【0016】図6はコイルパターン22の平面図、図7
は図6のB−B断面図である。本実施例の磁気抵抗素子
は、基板20の表面にNiFe又はNiCo等の強磁性
体薄膜からなるMR素子パターン21を、さらにその上
層に絶縁層25を介して2層のコイルパターン22a、
22bを積層する構造を有し、2層のコイルパターン2
2a、22bの間をスルーホール24で接続するととも
に、そのコイルパターン22の両端をそれぞれパッド2
3b、23eに接続して構成している。
【0017】ここで、本実施例では、Siの単結晶板を
熱酸化して表面を絶縁処理した基板20の表面に、膜厚
500〜1000オングストロームのパーマロイ膜を蒸
着(又はスパッタ;以下同様)し、そのパーマロイ膜を
エッチングでつづら折状に型抜きして「MR素子パター
ン21」を形成するとともに、その上に膜厚3000〜
8000オングストローム程度のAu(又はアルミニュ
ウム)薄膜を蒸着してパターニングによりパッド23
a、23c、23d、23fや配線パターンを形成し、
さらにその上にCVDにより膜厚1μm程度のSiNを
成長させて一層目の絶縁層25を形成する。
【0018】そして、一層目の絶縁層25の上に膜厚1
μm程度のAu薄膜を蒸着し、これをエッチングによっ
てつづら折状に型抜きして「一層目のコイルパターン2
2a」を形成するとともに、その上にCVDにより膜厚
1μm程度のSiNを成長させて二層目の絶縁層25を
形成し、この二層目の絶縁層25にスルーホール24を
形成する。さらに、その上に膜厚3000〜8000オ
ングストローム程度のAu薄膜を蒸着してパターニング
により、パッド23b、23eや配線パターンとともに
「二層目のコイルパターン22b」を形成し、この二層
目のコイルパターン22bと一層目のコイルパターン2
2aとをスルーホールで接続した後、その上にCVDに
より膜厚1μm程度のSiNを成長させて三層目の絶縁
層25を形成する。
【0019】本実施例によれば、コイルパターン22に
電流を流し込むと、このコイルパターン22の磁束に応
じたバイアス磁界がMR素子パターン21に与えられ、
アナログ用途に必要なリニアな出力特性が得られる。し
かも、コイルパターン22に流し込む電流の大きさや方
向を変えることで、バイアス磁界の強さや方向を自在に
変更できるため、従来のように永久磁石を交換したり強
磁性体金属のパターンを変更したりする必要が無く、き
わめて簡単に出力特性の変更を行うことができる。
【0020】因みに、図8はコイルパターン22に流し
込む電流を3段階(0.5Io、1.0Io、1.5I
o)に変化させた場合のリニア出力特性図であり、電流
Ioの各段階毎にMR素子の感度・測定磁界範囲を変化
させることができる。なお、コイルパターン22による
発生磁界Hは、コイル半径に比べてコイル長が充分に長
い場合にコイルの巻回数nと電流Ioの積で与えられる
から、例えばn=1000ターンとすれば、I=0.1
Aで100A/mの磁界Hを得ることができる。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、基板の近傍に非磁性体
薄膜からなるパターンを配置し、このパターンをヒータ
又は電磁石として使用するようにしたので、回路構成を
複雑化することなく温度補償を行うことができるととも
に、アナログ用途における出力特性の変更に自在性を持
たせることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の発明に係る一実施例の外観図で
ある。
【図2】請求項1記載の発明に係る一実施例のヒータパ
ターンの平面図である。
【図3】図2のA−A断面図である。
【図4】請求項1記載の発明に係る一実施例の温度特性
図である。
【図5】請求項2記載の発明に係る一実施例の外観図で
ある。
【図6】請求項2記載の発明に係る一実施例のコイルパ
ターンの平面図である。
【図7】図6のB−B断面図である。
【図8】請求項2記載の発明に係る一実施例のリニア出
力特性図である。
【図9】従来の温度特性図である。
【図10】従来の温度補償回路を含む構成図である。
【図11】従来のリニアMR素子の外観図である。
【図12】従来のリニア出力特性図である。
【図13】従来のバーバーポール型リニアMR素子の構
造図である。
【符号の説明】
11、21:MR素子パターン(磁気センサ) 10、20:基板 12:ヒータパターン(パターン) 22:コイルパターン(電磁石)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川元 美詠子 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 丹治 成生 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】強磁性体薄膜からなる磁気センサを形成し
    た基板の近傍に非磁性体薄膜からなるパターンを配置
    し、該パターンをヒータとして使用して前記基板温度を
    調節し得るように構成したことを特徴とする磁気抵抗素
    子。
  2. 【請求項2】強磁性体薄膜からなる磁気センサを形成し
    た基板の近傍に非磁性体薄膜からなるパターンを配置
    し、該パターンを電磁石として使用して前記磁気センサ
    に対するバイアス磁界を発生し得るように構成したこと
    を特徴とする磁気抵抗素子。
JP5059233A 1993-03-19 1993-03-19 磁気抵抗素子 Withdrawn JPH06275887A (ja)

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