JPH03154389A - 磁気抵抗素子 - Google Patents

磁気抵抗素子

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JPH03154389A
JPH03154389A JP1294276A JP29427689A JPH03154389A JP H03154389 A JPH03154389 A JP H03154389A JP 1294276 A JP1294276 A JP 1294276A JP 29427689 A JP29427689 A JP 29427689A JP H03154389 A JPH03154389 A JP H03154389A
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JP
Japan
Prior art keywords
film
magnetic field
ferromagnetic
film layer
insulating film
Prior art date
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Pending
Application number
JP1294276A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuto Nagano
克人 長野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH03154389A publication Critical patent/JPH03154389A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、磁界の変化に応じて電気抵抗値が変動する磁
気抵抗効果を利用した磁気抵抗素子に関し、特にバイア
ス磁界を直接印加することが可能な磁気抵抗素子に関す
る。
(従来の技術) バイアス磁界を印加することが可能である磁気抵抗素子
の一つに特開昭60−34830号に示されたものがあ
り、その構造を第4図に示す。
これは、ガラス基板5上にコバルト−リンから成り、膜
厚が800オングストローム、幅が10ミクロンのバイ
アス磁界用ハード膜(高抗磁力強磁性体膜)パターン9
を、スパッタリング成膜装置により形成し、次に、この
ハード膜パターン9上にスペーサ兼用の絶縁膜2として
、二酸化シリコン膜を前記成膜装置により形成し、更に
この絶縁膜2上に両端部がリード線と接続されており、
ストライブ幅が5ミクロンである磁気抵抗素子8を設け
た構造である。
このような構造にすることにより、バイアス磁界のバイ
アス方向成分の強度を制御し、最適なバイアス磁界強度
を精密に且つ容易に得られるようになっている。
(発明が解決しようとする課題) しかし、上述の従来例にあっては、センサ膜を有する磁
気抵抗素子8の下層に、絶縁膜2を介してハード膜パタ
ーン9を有するバイアス薄膜を形成する構造であるので
、着磁の際に着磁器とバイアス薄膜との間に絶縁膜2の
介在物があることから、着磁精度が悪くなり、またこの
介在物の上層にセンサ膜を有する磁気抵抗素子8がある
ことから、この磁気抵抗素子8の上層に膜厚が厚い保護
膜を形成しなければならず、その結果製造工程の複雑化
や製品としての厚さの増大化を引き起こすという問題点
を有している。
本発明は、製造工程が簡易で製品としての厚さも厚くな
らない磁気抵抗素子を提供することを目的としている。
「発明の構成コ (課題を解決するための手段) 本発明は、前記目的を達成するために、ガラス基板上に
U字状パターンを有するセンサ膜と絶縁膜とが順次形成
されて成る磁気抵抗素子において、前記絶縁膜上に少な
くとも一層の強磁性厚膜層を形成し、更にこの強磁性厚
膜層が前記U字状パターン全体を覆うようにパターン化
されており、この強磁性厚膜層を所定方向に着磁するこ
とにより、バイアス磁界を印加できるようにしたことに
ある。
(作 用) ガラス基板上にU字状パターンを有するセンサ膜と絶縁
膜とが順次形成され、この絶縁膜上に少なくとも一層の
強磁性厚膜層を形成し、更にこの強磁性厚膜層が前記U
字状パターン全体を覆うようにパターン化されており、
この強磁性厚膜層を所定方向に着磁することにより、バ
イアス磁界を印加できるので、最適なバイアス磁界強度
を精度良く容易に得ることが可能となる。
(実施例) 以下、実施例により、本発明の詳細な説明する。
第1図は、本発明の実施例を示す断面図、第2図(a)
、  (b)、  (c)は、それぞれ磁性厚膜層の配
置図、第3図(a)、(b)、(c)。
(d)は、それぞれ磁性厚膜層と磁界用パターンとの配
置を示す平面図である。
この磁気抵抗素子は、ガラス基板5上に、強磁性体のニ
ッケルー鉄又はニッケルーコバルトから成るセンサ膜3
を、スパッタリング等の成膜装置で形成し、次に窒化シ
リコン又は二酸化シリコン等から成る絶縁膜2を、前記
成膜装置で形成し、更にこの絶縁膜2の両端部にエツチ
ングにより設けた溝の上に、金電極膜4を蒸着等の成膜
装置で形成し、また前記センサ膜3上にU字状パターン
7を形成し更に前記絶縁膜2上に磁界強度を有する強磁
性体粉を混入させたエポキシ樹脂から成る磁性厚膜層1
とを、スクリーン印刷後に熱硬化させることにより設け
た構造である。
尚、前記磁性厚膜層1は、第2図に示すように磁性厚膜
層のみから構成される単一層(a)、エポキシ樹脂層の
上に磁性厚膜層を設けた二層(b)及び2つのエポキシ
樹脂層の間に磁性厚膜層を挾み込んだ三層(d)の構造
にすることが可能であり、これらの層の厚さは1乃至8
0ミクロンである。
また、第3図に示すように、絶縁膜2の上に設けられる
磁性厚膜層1と、金電極端子部6を介して金電極と接続
されている磁界用パターン7との配置は、絶縁膜2の両
端部に設けられたこの磁界用パターン7を磁性厚膜層1
が覆い、面内金体に広がっているもの(a)、前記両端
部の磁界用パターン7を磁性厚膜層1が覆うのみで、血
中央部近傍には磁性厚膜層1が設けられてないもの(b
)磁界用パターン7の内側の面内金体に磁性厚膜層を設
けたもの(C)及び両端部に設けられた磁界用パターン
7を挾むように分割された磁性厚膜層1を両端部それぞ
れに設けたもの(d)等の種々の形態にすることができ
る。
このような配置にすると、金電極に通電し、磁界用パタ
ーン7を介して印加されるバイアス磁界により、例えば
第3図(a)では、X、Yの方向に着磁される。
以上の構成にすることにより、着磁が容易となり、バイ
アス磁界強度を精度良く容易に得ることができるし、ま
た最上層に厚膜を配置しているので、特に保護膜を必要
としないし、もし保護膜を設けるとしても、極薄膜で良
く、製造工程の簡易化及び製品の極薄化が可能となる。
〔発明の効果] 以上述べた通り、本発明によれば、ガラス基板上にU字
状パターンを有するセンサ膜と絶縁膜とを順次形成し、
またこの絶縁膜上に少なくとも一層の強磁性厚膜層を形
成し、更にこの強磁性厚膜層が前記U字状パターン全体
を覆うようにパターン化されており、この強磁性厚膜層
を所定方向に着磁することにより、バイアス磁界を印加
できるので、バイアス磁界強度を精度良く容易に得るこ
とができるし、また最上層に厚膜を配置しているので、
特に保護膜を必要としないし、もし保護膜を設けるとし
ても、極薄膜で良く、製造工程の簡易化及び製品の極薄
化が可能となる。
この結果、製造工程が簡易で製品としての厚さも厚くな
らない磁気抵抗素子を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す断面図、第2図(a)、
  (b)、(c)はそれぞれ磁性厚膜層の配置図、第
3図(a)、  (b)、  (c)、  (d)はそ
れぞれ磁性厚膜層と磁界用パターンとの配置を示す平面
図、第4図は従来の磁気抵抗素子の断面図である。 1・・・磁性厚膜層、2・・・絶縁膜、3・・・センサ
膜、4・・・金電極膜、5・・・ガラス基板、6・・・
金電極端子部、7・・・磁界用パターン、8・・・磁気
抵抗素子、9・・・ハード膜パターン。 第  1  図 (G) +b> 第2図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ガラス基板上にセンサ膜と絶縁膜とが順次形成さ
    れて成る磁気抵抗素子において、前記絶縁膜上に少なく
    とも一層の強磁性厚膜層を形成し、この強磁性厚膜層を
    所定方向に着磁することにより、バイアス磁界を印加し
    て成る磁気抵抗素子。
  2. (2)前記センサ膜がU字状パターンを有し、前記強磁
    性厚膜層が前記U字状パターン全体を覆うようにパター
    ン化された請求項1記載の磁気抵抗素子。
  3. (3)前記強磁性厚膜層が前記U字状パターンに対して
    、分割形成された請求項2記載の磁気抵抗素子。
JP1294276A 1989-11-13 1989-11-13 磁気抵抗素子 Pending JPH03154389A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9207292B2 (en) 2011-02-02 2015-12-08 Infineon Technologies Ag Magnetoresistive device and method for manufacturing the same

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9207292B2 (en) 2011-02-02 2015-12-08 Infineon Technologies Ag Magnetoresistive device and method for manufacturing the same
US9523747B2 (en) 2011-02-02 2016-12-20 Infineon Technologies Ag Magnetoresistive device and method for manufacturing the same

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