JPH0323961B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0323961B2 JPH0323961B2 JP6192180A JP6192180A JPH0323961B2 JP H0323961 B2 JPH0323961 B2 JP H0323961B2 JP 6192180 A JP6192180 A JP 6192180A JP 6192180 A JP6192180 A JP 6192180A JP H0323961 B2 JPH0323961 B2 JP H0323961B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- locking
- drive
- protrusion
- tone arm
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims description 11
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 6
- 230000001419 dependent effect Effects 0.000 claims description 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 5
- 210000001015 abdomen Anatomy 0.000 description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B3/00—Recording by mechanical cutting, deforming or pressing, e.g. of grooves or pits; Reproducing by mechanical sensing; Record carriers therefor
- G11B3/02—Arrangements of heads
- G11B3/08—Raising, lowering, traversing otherwise than for transducing, arresting, or holding-up heads against record carriers
- G11B3/085—Raising, lowering, traversing otherwise than for transducing, arresting, or holding-up heads against record carriers using automatic means
- G11B3/08503—Control of drive of the head
- G11B3/08506—Control of drive of the head for pivoting pick-up arms
- G11B3/08509—Control of drive of the head for pivoting pick-up arms using mechanical detecting means
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はレコードプレヤーに於けるレコード
演奏装置に関する。
演奏装置に関する。
レコード演奏装置をその駆動方式から分類する
と、ターンテーブル駆動用モータの他に専用の駆
動用モータ、或いはその他の駆動源を用いる専用
モータ駆動方式と、ターンテーブル駆動用モータ
の駆動力を利用するターンテーブル駆動方式とに
大別することができるが、前者は専用の駆動モー
タが高価であることから、製作コストが高くつく
という欠点があり、後者は構断は若干複雑となる
が製作コストが安くつくという利点がある。
と、ターンテーブル駆動用モータの他に専用の駆
動用モータ、或いはその他の駆動源を用いる専用
モータ駆動方式と、ターンテーブル駆動用モータ
の駆動力を利用するターンテーブル駆動方式とに
大別することができるが、前者は専用の駆動モー
タが高価であることから、製作コストが高くつく
という欠点があり、後者は構断は若干複雑となる
が製作コストが安くつくという利点がある。
この発明は後者に属し、その目的はその構造を
可及的に簡単にし、製作コストを下げ、後述する
種々の利点を有するレコードプレヤーに於けるレ
コード演奏装置を提供せんとするにある。
可及的に簡単にし、製作コストを下げ、後述する
種々の利点を有するレコードプレヤーに於けるレ
コード演奏装置を提供せんとするにある。
以下にこの発明を図面に基づいて詳細に説明す
ると、第1図乃至第2図に於いてレコードプレヤ
ーのキヤビネツト1上にはトーンアーム2が軸支
個所を支点に水平方向及び垂直方向に回動及び揺
動自在となるように取りつけられており、このト
ーンアーム2よりキヤビネツト1内部へ垂下され
トーンアーム2の水平回動と共に回転するトーン
アーム軸3には作動板4が固着されている。この
作動板4にはトーンアーム軸3近くの上面に受圧
ピン4aが、手前側先端部に位置決めピン4bが
突設せられ、さらにスライドレバー5の一端部を
枢着させている。このスライドレバー5は側面略
クランク形状を呈し、基板Aの略中央に設けた角
穴aを貫通してその一部を基板Aの上面へ突出さ
せ、公知の図示してない保持手段によつて、トー
ンアーム2と連動して長手方向左右へ極めて軽や
かに移動するように構成されている。トーンアー
ム軸3にはさらに作動板4と重なり合つて係止板
6が回動可能に取りつけられており、一端部に係
止突片6aを突設してある。この係止板6には作
動板4の一部と当接しているエキセンピン7が突
設せられ、作動板4との間に引張コイルスプリン
グ8が張設されている。
ると、第1図乃至第2図に於いてレコードプレヤ
ーのキヤビネツト1上にはトーンアーム2が軸支
個所を支点に水平方向及び垂直方向に回動及び揺
動自在となるように取りつけられており、このト
ーンアーム2よりキヤビネツト1内部へ垂下され
トーンアーム2の水平回動と共に回転するトーン
アーム軸3には作動板4が固着されている。この
作動板4にはトーンアーム軸3近くの上面に受圧
ピン4aが、手前側先端部に位置決めピン4bが
突設せられ、さらにスライドレバー5の一端部を
枢着させている。このスライドレバー5は側面略
クランク形状を呈し、基板Aの略中央に設けた角
穴aを貫通してその一部を基板Aの上面へ突出さ
せ、公知の図示してない保持手段によつて、トー
ンアーム2と連動して長手方向左右へ極めて軽や
かに移動するように構成されている。トーンアー
ム軸3にはさらに作動板4と重なり合つて係止板
6が回動可能に取りつけられており、一端部に係
止突片6aを突設してある。この係止板6には作
動板4の一部と当接しているエキセンピン7が突
設せられ、作動板4との間に引張コイルスプリン
グ8が張設されている。
次に、係止板6の係止突片6aと係合しロツク
されているのがスイツチコントロール板9であ
る。このスイツチコントロール板9は一端部に被
係止部9aと長穴9bを具え、他端部に両側に傾
斜部を有する頭部9cとこの頭部9c中央に設け
られたバカ穴9dとを具え、基板Aの下面へ支軸
10a,10bによつて長手方向へ移動可能及び
首振可能に軸支されている。このスイツチコント
ロール板9の一側にはマイクロスイツチ11が固
着され、他側には平面略くの字形状のスイツチレ
バー12が設けられている。このスイツチレバー
12は一端部にスイツチコントロール板9の頭部
9cの一側と接触する押圧ピン12aと、他端部
に基板Aに設けた長穴13と嵌合しているストツ
パーピン12bとを具え、その略中央部を支軸1
4によつて後述するコントロール板の先端へ軸支
させている。
されているのがスイツチコントロール板9であ
る。このスイツチコントロール板9は一端部に被
係止部9aと長穴9bを具え、他端部に両側に傾
斜部を有する頭部9cとこの頭部9c中央に設け
られたバカ穴9dとを具え、基板Aの下面へ支軸
10a,10bによつて長手方向へ移動可能及び
首振可能に軸支されている。このスイツチコント
ロール板9の一側にはマイクロスイツチ11が固
着され、他側には平面略くの字形状のスイツチレ
バー12が設けられている。このスイツチレバー
12は一端部にスイツチコントロール板9の頭部
9cの一側と接触する押圧ピン12aと、他端部
に基板Aに設けた長穴13と嵌合しているストツ
パーピン12bとを具え、その略中央部を支軸1
4によつて後述するコントロール板の先端へ軸支
させている。
次に、基板Aの左側下部には、駆動モータによ
つて直接的或いは間接的に回転させられるところ
のターンテーブル軸15が設けられており、この
ターンテーブル軸15にはターンテーブル16と
駆動小歯車17が重畳的に取りつけられている。
この駆動小歯車17はその上部外周一側に係止突
起18を突設させて成り、基板A上に支軸20に
て軸支させた大歯車21の外周に設けた欠歯部2
1a内に落ち込んでいる。この大歯車21の上面
にはリンク爪22,23が重畳的に枢着されてお
り、このうちリンク爪22の一端より下方へ垂下
させた受圧突片22aは、大歯車21に設けた長
穴21bを貫通して大歯車21の下面へ突出して
いる。もう一方のリンク爪23にはその一端部上
方へ突出する係止片23aが設けられており、リ
ンク爪22,23の両者は摩擦力によつて共に支
軸24を支点に回動するようになつている。大歯
車21にはさらにその下面にハート状のカム溝2
1cが設けられており、このカム溝21cにはピ
ン25が基板Aに設けた長穴26を貫通して延び
嵌合している。このピン25の下端部はこれより
作動板4の方向へ延びる駆動板27の一側端部へ
固着されており、この駆動板27は両側部に長穴
27a,27bを有し、この長穴27a,27b
へ基板Aより垂下させた支軸28a,28bを嵌
合させることにより、長手方向左右へ移動可能に
保持されている。この駆動板27は手前側一側に
押圧突片27c,27dを、右側端部に曲折部2
7eを各々有し、その左側端部に設けた突片27
fと基板Aとの間に張設された引張コイルスプリ
ング29によつて左側へ常に附勢されている。曲
折部27e下段位置にはとくに第4図に示したよ
うにアームリフターのエレベーシヨンロツド19
が当接している。さらに、この駆動板27の手前
側一側の押圧突片27cと27dとの間にはスイ
ツチレバー12のストツパーピン12bと接触す
る突出部27gが設けられ、曲折部27eの近く
の下面には受圧突片30aと係止突片30bとを
有する係止爪30が支軸31によつて枢着されて
いる。この係止爪30はとくに第10図に示した
ように断面が四角状の腹部30cを備え、この腹
部へは駆動板27の下面へ突出させたピン32へ
巻きつけた捩じりコイルスプリング33の一端部
が当接している。
つて直接的或いは間接的に回転させられるところ
のターンテーブル軸15が設けられており、この
ターンテーブル軸15にはターンテーブル16と
駆動小歯車17が重畳的に取りつけられている。
この駆動小歯車17はその上部外周一側に係止突
起18を突設させて成り、基板A上に支軸20に
て軸支させた大歯車21の外周に設けた欠歯部2
1a内に落ち込んでいる。この大歯車21の上面
にはリンク爪22,23が重畳的に枢着されてお
り、このうちリンク爪22の一端より下方へ垂下
させた受圧突片22aは、大歯車21に設けた長
穴21bを貫通して大歯車21の下面へ突出して
いる。もう一方のリンク爪23にはその一端部上
方へ突出する係止片23aが設けられており、リ
ンク爪22,23の両者は摩擦力によつて共に支
軸24を支点に回動するようになつている。大歯
車21にはさらにその下面にハート状のカム溝2
1cが設けられており、このカム溝21cにはピ
ン25が基板Aに設けた長穴26を貫通して延び
嵌合している。このピン25の下端部はこれより
作動板4の方向へ延びる駆動板27の一側端部へ
固着されており、この駆動板27は両側部に長穴
27a,27bを有し、この長穴27a,27b
へ基板Aより垂下させた支軸28a,28bを嵌
合させることにより、長手方向左右へ移動可能に
保持されている。この駆動板27は手前側一側に
押圧突片27c,27dを、右側端部に曲折部2
7eを各々有し、その左側端部に設けた突片27
fと基板Aとの間に張設された引張コイルスプリ
ング29によつて左側へ常に附勢されている。曲
折部27e下段位置にはとくに第4図に示したよ
うにアームリフターのエレベーシヨンロツド19
が当接している。さらに、この駆動板27の手前
側一側の押圧突片27cと27dとの間にはスイ
ツチレバー12のストツパーピン12bと接触す
る突出部27gが設けられ、曲折部27eの近く
の下面には受圧突片30aと係止突片30bとを
有する係止爪30が支軸31によつて枢着されて
いる。この係止爪30はとくに第10図に示した
ように断面が四角状の腹部30cを備え、この腹
部へは駆動板27の下面へ突出させたピン32へ
巻きつけた捩じりコイルスプリング33の一端部
が当接している。
この係止爪30の一部には連動杆34が枢着さ
れており、この連動杆34の先端に設けた係止部
34aには、駆動板27を軸支する支軸28aに
一端部を枢着させたところの位置決め板35によ
り突設させた係合ピン36が嵌合している。この
位置決め板35は係合ピン36を設けた側に三個
の凹部35a,35b,35cと、この凹部を設
けた側とは反対側へ突出した部分へ、係止ピン3
7とストツパー片35dを設けて成り、基板Aと
の間へ張設させた引張コイルスプリング38によ
つて支軸28aを支点に反時計方向へ回動附勢さ
れ、とくに第2図に示した通常状態において、係
止ピン37をカム板39のフツク部39aと係合
させている。
れており、この連動杆34の先端に設けた係止部
34aには、駆動板27を軸支する支軸28aに
一端部を枢着させたところの位置決め板35によ
り突設させた係合ピン36が嵌合している。この
位置決め板35は係合ピン36を設けた側に三個
の凹部35a,35b,35cと、この凹部を設
けた側とは反対側へ突出した部分へ、係止ピン3
7とストツパー片35dを設けて成り、基板Aと
の間へ張設させた引張コイルスプリング38によ
つて支軸28aを支点に反時計方向へ回動附勢さ
れ、とくに第2図に示した通常状態において、係
止ピン37をカム板39のフツク部39aと係合
させている。
このカム板39は、サイズセレクター板40と
同軸に軸支されており、手前側端部より基板Aに
設けた長穴41と嵌合するストツパーピン42を
突設して成り、基板Aとの間に張設させた引張コ
イルスプリング43によつて常に定位置を保つよ
うに姿勢制御されている。
同軸に軸支されており、手前側端部より基板Aに
設けた長穴41と嵌合するストツパーピン42を
突設して成り、基板Aとの間に張設させた引張コ
イルスプリング43によつて常に定位置を保つよ
うに姿勢制御されている。
このカム板39と同軸に軸支されたサイズセレ
クター板40は、上方へ延びる基板Aに設けた長
穴44と嵌合するピン45と、下方へ垂下された
段部46a,46b,46cを有するストツパー
壁46を備えている。
クター板40は、上方へ延びる基板Aに設けた長
穴44と嵌合するピン45と、下方へ垂下された
段部46a,46b,46cを有するストツパー
壁46を備えている。
次に、基板Aの右側に手前側から後方へ略直角
に延びているのが、上述したコントロール板47
であり、このコントロール板47は基板Aの下面
に支軸48によつて回動自在に軸支されており、
その手前側端部に設けた長穴47aには基板Aの
左側上面に支軸49によつて枢着されたカツトレ
バー50と連結する連結杆51が嵌合している。
に延びているのが、上述したコントロール板47
であり、このコントロール板47は基板Aの下面
に支軸48によつて回動自在に軸支されており、
その手前側端部に設けた長穴47aには基板Aの
左側上面に支軸49によつて枢着されたカツトレ
バー50と連結する連結杆51が嵌合している。
このコントロール板47の手前側端部と重なり
合つているのが平面略くの字形状のカム係止板5
2であり、このカム係止板52は基板Aの下面に
支軸53によつて回動自在に軸支されており、一
端部にカム板39のストツパーピン42に対する
係止部52aを具え、この係止部52aより下方
へコントロール板47に設けた長穴47bと嵌合
する係合ピン52bを垂下させ、他端部に基板A
に設けた長穴54と嵌合するピン55を上方へ向
けて突設してある。このピン55には基板Aとの
間に張設させた弦巻バネ56の一端部が係止され
ており、カム係止板52を常に弱くではあるが反
時計方向へ附勢させている。
合つているのが平面略くの字形状のカム係止板5
2であり、このカム係止板52は基板Aの下面に
支軸53によつて回動自在に軸支されており、一
端部にカム板39のストツパーピン42に対する
係止部52aを具え、この係止部52aより下方
へコントロール板47に設けた長穴47bと嵌合
する係合ピン52bを垂下させ、他端部に基板A
に設けた長穴54と嵌合するピン55を上方へ向
けて突設してある。このピン55には基板Aとの
間に張設させた弦巻バネ56の一端部が係止され
ており、カム係止板52を常に弱くではあるが反
時計方向へ附勢させている。
そして、このカム係止板52は連結杆57を介
してキヤビネツト1上に突設させたスタートレバ
ー58と連結され、サイズセレクター板40は同
じく連結杆59を介してキヤビネツト1上に突設
させたサイズセレクター60と接続され、カツト
レバー50は同じく図示してない連結杆を介して
キヤビネツト1上に突設させたカツトレバー62
とも接続されている。
してキヤビネツト1上に突設させたスタートレバ
ー58と連結され、サイズセレクター板40は同
じく連結杆59を介してキヤビネツト1上に突設
させたサイズセレクター60と接続され、カツト
レバー50は同じく図示してない連結杆を介して
キヤビネツト1上に突設させたカツトレバー62
とも接続されている。
次に、この発明の作用効果につき説明すると以
下の通りである。まず、半自動によつてレコード
演奏を行う場合には、クランプを外しトーンアー
ム2を手で持つて、アームレスト63上より持ち
上げ、第3図に示したように、ターンテーブル1
6側へ移動させると、時計方向へ回転するトーン
アーム軸3と共に作動板4を介して係止板6も時
計方向へ回転するので、スイツチコントロール板
9は係止板6の係止突片6aによるロツクを解か
れる。すると、マイクロスイツチ11の接点11
aとスイツチレバー12の押圧ピン12bとの間
にあるスイツチコントロール板9は、マイクロス
イツチ11の接点11aによる押圧力により左方
向へ逃げるので、該接点11aに対する押圧力が
解かれ駆動モータのマイクロスイツチ11はON
となり、ターンテーブル16が回転を開始するの
で、トーンアーム2を降下させレコード針をレコ
ード盤のリードイン溝上へ落すと、レコード演奏
が可能となる。
下の通りである。まず、半自動によつてレコード
演奏を行う場合には、クランプを外しトーンアー
ム2を手で持つて、アームレスト63上より持ち
上げ、第3図に示したように、ターンテーブル1
6側へ移動させると、時計方向へ回転するトーン
アーム軸3と共に作動板4を介して係止板6も時
計方向へ回転するので、スイツチコントロール板
9は係止板6の係止突片6aによるロツクを解か
れる。すると、マイクロスイツチ11の接点11
aとスイツチレバー12の押圧ピン12bとの間
にあるスイツチコントロール板9は、マイクロス
イツチ11の接点11aによる押圧力により左方
向へ逃げるので、該接点11aに対する押圧力が
解かれ駆動モータのマイクロスイツチ11はON
となり、ターンテーブル16が回転を開始するの
で、トーンアーム2を降下させレコード針をレコ
ード盤のリードイン溝上へ落すと、レコード演奏
が可能となる。
もとより、レコード演奏を開始する前に、ター
ンテーブル16側へ移動させたトーンアーム2を
再びアームレスト63上へ戻すと、第2図に示し
たように、再び係止板6の係止突片6aがスイツ
チコントロール板9の被係止部9aを係止してこ
れを左方向へ引張るので、マイクロスイツチ11
の接点11aとスイツチレバー12の押圧ピン1
2aとの間に嵌入され、接点11aを押圧するこ
とによりこれをOFFさせ、駆動モータは停止す
る。この際にスイツチレバー12の手前側端部よ
り突出させたストツパーピン12bが、第2図に
示したように、駆動板27に設けた突出部27g
と当接し、その回転阻止されているので、スイツ
チレバー12は嵌入されたスイツチコントロール
板9によつて反転してしまうことがない。
ンテーブル16側へ移動させたトーンアーム2を
再びアームレスト63上へ戻すと、第2図に示し
たように、再び係止板6の係止突片6aがスイツ
チコントロール板9の被係止部9aを係止してこ
れを左方向へ引張るので、マイクロスイツチ11
の接点11aとスイツチレバー12の押圧ピン1
2aとの間に嵌入され、接点11aを押圧するこ
とによりこれをOFFさせ、駆動モータは停止す
る。この際にスイツチレバー12の手前側端部よ
り突出させたストツパーピン12bが、第2図に
示したように、駆動板27に設けた突出部27g
と当接し、その回転阻止されているので、スイツ
チレバー12は嵌入されたスイツチコントロール
板9によつて反転してしまうことがない。
レコード演奏が終り、レコード針がレコード盤
の目の荒いリードアウト溝内を移動し始めると、
第5図に示したように共に長手方向左側へ移動し
ていたスライドレバー5がその単位時間あたりの
移動幅を大きくし、先端に設けた舌片5aで大歯
車21の下面に突出している一方のリンク爪22
の受圧突片22aを押してこれを反時計方向へ回
転させるので、これと重なり合つているもう一方
のリンク爪23も回転し、その係止片23aを欠
歯部21a内へ突出させる。すると、駆動小歯車
17の係止突片18がリンク爪23の係合片23
aと係合し、これを押圧するので、大歯車21は
若干反時計方向へ回転することになり、ここにお
いて駆動小歯車17は欠歯部21aを離脱し、大
歯車21と噛合し、大歯車21を連続して反時計
方向へ回転させ始める。すると、駆動板27はそ
の一端部に設けたピン25を嵌合させているカム
溝21cに案内されて、長手方向右側へ移動し始
め、まず、第4図に想像線で示したように、その
他端部に設けた曲折部27eでアームリフターの
エレベーシヨンロツド19を上昇させてトーンア
ーム2の先端を上昇させ、レコード針をリードア
ウト溝より離脱させた後、係止爪30の受圧突片
30aで作動板4上に突出させた受圧ピン4aを
押し、該作動板4を反時計方向に回転させるの
で、トーンアーム軸3を介してトーンアーム2も
反時計方向へ回転し、第6図に示したように、駆
動板27の右行死点においてついにはアームレス
ト63上へ戻り、該アームレスト63のストツパ
ー部63aへ当接して止まる。
の目の荒いリードアウト溝内を移動し始めると、
第5図に示したように共に長手方向左側へ移動し
ていたスライドレバー5がその単位時間あたりの
移動幅を大きくし、先端に設けた舌片5aで大歯
車21の下面に突出している一方のリンク爪22
の受圧突片22aを押してこれを反時計方向へ回
転させるので、これと重なり合つているもう一方
のリンク爪23も回転し、その係止片23aを欠
歯部21a内へ突出させる。すると、駆動小歯車
17の係止突片18がリンク爪23の係合片23
aと係合し、これを押圧するので、大歯車21は
若干反時計方向へ回転することになり、ここにお
いて駆動小歯車17は欠歯部21aを離脱し、大
歯車21と噛合し、大歯車21を連続して反時計
方向へ回転させ始める。すると、駆動板27はそ
の一端部に設けたピン25を嵌合させているカム
溝21cに案内されて、長手方向右側へ移動し始
め、まず、第4図に想像線で示したように、その
他端部に設けた曲折部27eでアームリフターの
エレベーシヨンロツド19を上昇させてトーンア
ーム2の先端を上昇させ、レコード針をリードア
ウト溝より離脱させた後、係止爪30の受圧突片
30aで作動板4上に突出させた受圧ピン4aを
押し、該作動板4を反時計方向に回転させるの
で、トーンアーム軸3を介してトーンアーム2も
反時計方向へ回転し、第6図に示したように、駆
動板27の右行死点においてついにはアームレス
ト63上へ戻り、該アームレスト63のストツパ
ー部63aへ当接して止まる。
この時、係止板6はスイツチコントロール板9
を係止して右側へ移動させるが、接点11aとス
イツチレバー12の間へ頭部9cを嵌入させて
も、駆動板27が右側へ移動しているので、スト
ツパーピン12bが突出部27gに当接して、そ
の回動が制止されることなく逃げて反時計方向へ
回転し、マイクロスイツチ11はこの段階で
OFFとなることがない。
を係止して右側へ移動させるが、接点11aとス
イツチレバー12の間へ頭部9cを嵌入させて
も、駆動板27が右側へ移動しているので、スト
ツパーピン12bが突出部27gに当接して、そ
の回動が制止されることなく逃げて反時計方向へ
回転し、マイクロスイツチ11はこの段階で
OFFとなることがない。
他方、駆動板27は尚右側へ移動を続けるの
で、係止爪30の受圧突片30aは、第6図に示
したように、作動板4の受圧ピン4aを尚押圧す
るが、トーンアーム2がアームレスト63のスト
ツパー部63aへ当接していることにより、作動
板4がそれ以上動かないので、駆動板27の右移
動に伴う押圧力に負けて反時計方向へ回転退避す
る。しかし、位置決め板35がカム板39に係止
されて動かないこの状態においては、係止爪30
と位置決め板35との間を結ぶ連動杆34によつ
て、その回動を阻止され、その係止突片30bが
作動板4の受圧ピン4aを係止するまでには至ら
ない。
で、係止爪30の受圧突片30aは、第6図に示
したように、作動板4の受圧ピン4aを尚押圧す
るが、トーンアーム2がアームレスト63のスト
ツパー部63aへ当接していることにより、作動
板4がそれ以上動かないので、駆動板27の右移
動に伴う押圧力に負けて反時計方向へ回転退避す
る。しかし、位置決め板35がカム板39に係止
されて動かないこの状態においては、係止爪30
と位置決め板35との間を結ぶ連動杆34によつ
て、その回動を阻止され、その係止突片30bが
作動板4の受圧ピン4aを係止するまでには至ら
ない。
そして、この際に係止爪30自体は受圧突片3
0aに対する受圧ピン4aの押圧力が一定の範囲
を越えると反転するようになつているので、寸法
の違いがあつて、トーンアーム2がアームレスト
63のストツパー部63aに当接しているのに受
圧突片30aが受圧ピン4aをさらに押圧するよ
うな場合でも、不必要な力が駆動板27やトーン
アーム2に加わる心配がない。また、上述した理
由によつて、受圧突片30aの受圧ピン4aに対
する押圧は柔かいものとなるので、オートリター
ン時にトーンアーム2がアームレスト63のスト
ツパー部63aに当つて勢いよく弾ねかえるよう
なことがない。
0aに対する受圧ピン4aの押圧力が一定の範囲
を越えると反転するようになつているので、寸法
の違いがあつて、トーンアーム2がアームレスト
63のストツパー部63aに当接しているのに受
圧突片30aが受圧ピン4aをさらに押圧するよ
うな場合でも、不必要な力が駆動板27やトーン
アーム2に加わる心配がない。また、上述した理
由によつて、受圧突片30aの受圧ピン4aに対
する押圧は柔かいものとなるので、オートリター
ン時にトーンアーム2がアームレスト63のスト
ツパー部63aに当つて勢いよく弾ねかえるよう
なことがない。
次に、30cm径のレコード盤の自動演奏の場合に
ついて説明する。まず、サイズセレクター60を
30cmと指示された方向へ回すと、第8図に示した
ように、連結杆59を介してサイズセレクター板
40が時計方向に回転し、待機状態となる。こう
しておいてアームレスト63によるトーンアーム
2に対するクランプを解除させた後スタートレバ
ー58をスタートと指示された方向へ回転させる
と、第7図に示したように、連結杆57を介して
カム係止板52が支軸53を支点に弦巻バネ56
の弾力に抗して時計方向に回転し、その係止部5
2aがカム板39のストツパーピン42を越えて
該ストツパーピン42の反対側へ移動することに
よつて該ストツパーピン42を係止しこの状態で
ロツクする。同時にこのカム係止板52より突出
させた係合ピン52bと係合しているコントロー
ル板47が支軸48を支点に反時計方向へ回転す
る。すると、このコントロール板47の先端に枢
着されているスイツチレバー12がその手前側端
部より突出させたストツパーピン12bを嵌合さ
せている基板Aに設けた長穴13に案内されて時
計方向へ回転し、その押圧ピン12aによるスイ
ツチコントロール板9の一側に設けた傾斜部に対
する押圧を解くので、該スイツチコントロール板
9はもう一方の傾斜部と接しているマイクロスイ
ツチ11の接点11aのもつ弾力によつて押され
て、支軸14を支点に反時計方向へ首を振り、こ
れによつて、該マイクロスイツチ11がONし、
駆動モータが回転を開始する。
ついて説明する。まず、サイズセレクター60を
30cmと指示された方向へ回すと、第8図に示した
ように、連結杆59を介してサイズセレクター板
40が時計方向に回転し、待機状態となる。こう
しておいてアームレスト63によるトーンアーム
2に対するクランプを解除させた後スタートレバ
ー58をスタートと指示された方向へ回転させる
と、第7図に示したように、連結杆57を介して
カム係止板52が支軸53を支点に弦巻バネ56
の弾力に抗して時計方向に回転し、その係止部5
2aがカム板39のストツパーピン42を越えて
該ストツパーピン42の反対側へ移動することに
よつて該ストツパーピン42を係止しこの状態で
ロツクする。同時にこのカム係止板52より突出
させた係合ピン52bと係合しているコントロー
ル板47が支軸48を支点に反時計方向へ回転す
る。すると、このコントロール板47の先端に枢
着されているスイツチレバー12がその手前側端
部より突出させたストツパーピン12bを嵌合さ
せている基板Aに設けた長穴13に案内されて時
計方向へ回転し、その押圧ピン12aによるスイ
ツチコントロール板9の一側に設けた傾斜部に対
する押圧を解くので、該スイツチコントロール板
9はもう一方の傾斜部と接しているマイクロスイ
ツチ11の接点11aのもつ弾力によつて押され
て、支軸14を支点に反時計方向へ首を振り、こ
れによつて、該マイクロスイツチ11がONし、
駆動モータが回転を開始する。
他方において、コントロール板47が反時計方
向に回転した時には、同じく第7図に示したよう
に、その手前側端部に連結された連結杆51が右
方向へ移動し、この連結杆51の一端部を係止さ
せたカツトレバー50が反時計方向に回転して、
大歯車21上に枢着させたリンク爪22上より突
出させた突片22bを押圧し、これを反時計方向
へ回転させるので、このリンク爪22に重合され
たもう一方のリンク爪23も共に反時計方向へ回
転し、その一端部に設けた係合片23aを大歯車
21の欠歯部21a内へ突出せしめる。すると、
丁度オートリターン動作が開始されるように、す
でに該欠歯部21aの中で空転している駆動小歯
車17より突設させた係合突起18と係合片23
aが係合することによつて、大歯車21は若干反
時計方向へ回転せしめられるので、駆動小歯車1
7を欠歯部21aより離脱せしめ、両者が噛み合
うことによつて大歯車21は連続回転を開始す
る。するとカム溝21cに案内されて駆動板27
が右方向へ移動を開始し、まず、その曲折部27
eでアームリフターのエレベーシヨンロツド19
を上昇させてトーンアーム2の先端を上昇させた
後、その腹部に設けた押圧突片27cでコントロ
ール板47の一側を押してこれを支軸48を支点
に時計方向へ回転させて第8図に示したように元
位置に戻しつつ尚右側へ移動する。この時、元位
置に戻るコントロール板47によつてスイツチレ
バー12を介してマイクロスイツチ11がOFF
されるように感じられるが、駆動板27が右行し
て突出部27gがストツパーピン12bより離さ
れるので、該スイツチレバー12は首を振つて逃
げマイクロスイツチ11はこの状態でOFFとな
ることがない、コントロール板47が元位置に戻
ることにより、カツトレバー50が第8図に示し
たような元位置に戻り、カム係止板52も係止部
52aがカム板39のストツパーピン42を押し
てこれを時計方向に回転させた後元位置に戻る。
したがつて、このカム板39のフツク部39aに
よつて係止されていた位置決め板35がその係止
を解かれて、引張コイルスプリング38によつて
第8図に示したように反時計方向へ回転し、その
ストツパー片35dをサイズセレクター板40の
ストツパー壁46の第1段部46aへ当接するこ
とによつて停止する。
向に回転した時には、同じく第7図に示したよう
に、その手前側端部に連結された連結杆51が右
方向へ移動し、この連結杆51の一端部を係止さ
せたカツトレバー50が反時計方向に回転して、
大歯車21上に枢着させたリンク爪22上より突
出させた突片22bを押圧し、これを反時計方向
へ回転させるので、このリンク爪22に重合され
たもう一方のリンク爪23も共に反時計方向へ回
転し、その一端部に設けた係合片23aを大歯車
21の欠歯部21a内へ突出せしめる。すると、
丁度オートリターン動作が開始されるように、す
でに該欠歯部21aの中で空転している駆動小歯
車17より突設させた係合突起18と係合片23
aが係合することによつて、大歯車21は若干反
時計方向へ回転せしめられるので、駆動小歯車1
7を欠歯部21aより離脱せしめ、両者が噛み合
うことによつて大歯車21は連続回転を開始す
る。するとカム溝21cに案内されて駆動板27
が右方向へ移動を開始し、まず、その曲折部27
eでアームリフターのエレベーシヨンロツド19
を上昇させてトーンアーム2の先端を上昇させた
後、その腹部に設けた押圧突片27cでコントロ
ール板47の一側を押してこれを支軸48を支点
に時計方向へ回転させて第8図に示したように元
位置に戻しつつ尚右側へ移動する。この時、元位
置に戻るコントロール板47によつてスイツチレ
バー12を介してマイクロスイツチ11がOFF
されるように感じられるが、駆動板27が右行し
て突出部27gがストツパーピン12bより離さ
れるので、該スイツチレバー12は首を振つて逃
げマイクロスイツチ11はこの状態でOFFとな
ることがない、コントロール板47が元位置に戻
ることにより、カツトレバー50が第8図に示し
たような元位置に戻り、カム係止板52も係止部
52aがカム板39のストツパーピン42を押し
てこれを時計方向に回転させた後元位置に戻る。
したがつて、このカム板39のフツク部39aに
よつて係止されていた位置決め板35がその係止
を解かれて、引張コイルスプリング38によつて
第8図に示したように反時計方向へ回転し、その
ストツパー片35dをサイズセレクター板40の
ストツパー壁46の第1段部46aへ当接するこ
とによつて停止する。
この間においても、駆動板27は右行してお
り、作動板4上より突出させた受圧ピン4aと当
接した係止爪30の受圧部30aが、今度は第8
図に示したように反時計方向に回転している位置
決め板35によつて連結杆34による回動制御を
受けることなくその角柱状の腹部30cに当接さ
せたスプリング33の端部によつて正確に90度回
転し係止部30bで受圧ピン4aを係止するに至
る。
り、作動板4上より突出させた受圧ピン4aと当
接した係止爪30の受圧部30aが、今度は第8
図に示したように反時計方向に回転している位置
決め板35によつて連結杆34による回動制御を
受けることなくその角柱状の腹部30cに当接さ
せたスプリング33の端部によつて正確に90度回
転し係止部30bで受圧ピン4aを係止するに至
る。
次に、尚回転を続けている大歯車21のカム溝
21cに案内されて今度は駆動板27は左方向へ
移動して元位置に戻り始めるが、この時、係止爪
30の係止部30bによつて作動板4に突設させ
た受圧ピン4aが係止されているので、駆動板2
7の左移動に伴つてトーンアーム軸3は作動板4
と共にターンテーブル16側へ回転させられ、位
置決めピン4bが位置決め板35に設けた第1凹
部35aと係合することにより、その回動を阻止
され、トーンアーム2はこの位置で停止する。こ
の時のトーンアーム2のレコード針は丁度30cm径
のレコード盤のリードイン溝上にある。さらに、
左側へ移動する駆動板27により、第9図に示し
たように受圧ピン4aへその係止部30bを係合
させている係止爪30は、時計方向へ回転してそ
の係止を解き、エレベーシヨンロツド19を介し
てレコード針をレコード盤のリードイン溝上へ下
降させつつ、押圧突片27dで係止部35cを押
して位置決め板35を支軸28aを支点に時計方
向へ回転させ、位置決めピン4bと第1凹部35
aとの係合を解き、第1図に示したような元位置
に戻る。
21cに案内されて今度は駆動板27は左方向へ
移動して元位置に戻り始めるが、この時、係止爪
30の係止部30bによつて作動板4に突設させ
た受圧ピン4aが係止されているので、駆動板2
7の左移動に伴つてトーンアーム軸3は作動板4
と共にターンテーブル16側へ回転させられ、位
置決めピン4bが位置決め板35に設けた第1凹
部35aと係合することにより、その回動を阻止
され、トーンアーム2はこの位置で停止する。こ
の時のトーンアーム2のレコード針は丁度30cm径
のレコード盤のリードイン溝上にある。さらに、
左側へ移動する駆動板27により、第9図に示し
たように受圧ピン4aへその係止部30bを係合
させている係止爪30は、時計方向へ回転してそ
の係止を解き、エレベーシヨンロツド19を介し
てレコード針をレコード盤のリードイン溝上へ下
降させつつ、押圧突片27dで係止部35cを押
して位置決め板35を支軸28aを支点に時計方
向へ回転させ、位置決めピン4bと第1凹部35
aとの係合を解き、第1図に示したような元位置
に戻る。
すると、位置決め板35は第1図に示したよう
に再びカム板39のフツク部39aによつて係止
され、駆動板27の突出部27gはスイツチレバ
ー12のストツパーピン12bを押圧して、その
動きを制御するがスイツチコントロール板9に対
する係止板6の係止突片6aによるロツクはすで
に解除されているのでマイクロスイツチ11は
OFFされず駆動モータは回転を持続する。
に再びカム板39のフツク部39aによつて係止
され、駆動板27の突出部27gはスイツチレバ
ー12のストツパーピン12bを押圧して、その
動きを制御するがスイツチコントロール板9に対
する係止板6の係止突片6aによるロツクはすで
に解除されているのでマイクロスイツチ11は
OFFされず駆動モータは回転を持続する。
このようにして、レコード演奏が可能となりレ
コード演奏が終了すると、先ほど半自動演奏のと
ころで説明したのと同様なトーンアーム2のオー
トリターン動作がなされ、該トーンアーム2は自
動的にアームレスト63上へ戻り、マイクロスイ
ツチ11はOFFされ、駆動モータが停止する。
コード演奏が終了すると、先ほど半自動演奏のと
ころで説明したのと同様なトーンアーム2のオー
トリターン動作がなされ、該トーンアーム2は自
動的にアームレスト63上へ戻り、マイクロスイ
ツチ11はOFFされ、駆動モータが停止する。
その他の例えば25cm径、或いは15cm径のレコー
ド盤を自動演奏させる場合には、サイズセレクタ
ー60を各々25cm、15cmと指示された個所まで回
転させると、これによりサイズセレクター板40
がこれに応じて回転し、位置決め板35のストツ
パー片35dとの係合位置がストツパー壁46の
各々第2段部46b、第3段部46cと変わり、
これによつて位置決め板35の回転角度も変化
し、作動板4より突設させた位置決めピン4bの
各凹部に対する係合位置が第2凹部35b、第3
凹部35cと各々変化することになり、これによ
つてトーンアーム2のターンテーブル16側へ送
り込まれる幅が変化するので、各種サイズのレコ
ード盤の自動演奏が可能となるものである。
ド盤を自動演奏させる場合には、サイズセレクタ
ー60を各々25cm、15cmと指示された個所まで回
転させると、これによりサイズセレクター板40
がこれに応じて回転し、位置決め板35のストツ
パー片35dとの係合位置がストツパー壁46の
各々第2段部46b、第3段部46cと変わり、
これによつて位置決め板35の回転角度も変化
し、作動板4より突設させた位置決めピン4bの
各凹部に対する係合位置が第2凹部35b、第3
凹部35cと各々変化することになり、これによ
つてトーンアーム2のターンテーブル16側へ送
り込まれる幅が変化するので、各種サイズのレコ
ード盤の自動演奏が可能となるものである。
次に、レコード演奏の途中でこれを中止させる
場合には、キヤビネツト上のカツトレバー62を
操作すると、図示してない連結杆を介して基板A
上のカツトレバー50が回転して、先ほど説明し
たようにリンク爪22,23を反時計方向へ回転
させることにより、オートリターン動作がなされ
る。
場合には、キヤビネツト上のカツトレバー62を
操作すると、図示してない連結杆を介して基板A
上のカツトレバー50が回転して、先ほど説明し
たようにリンク爪22,23を反時計方向へ回転
させることにより、オートリターン動作がなされ
る。
次に、リピート演奏を行う場合には、図示して
ないリピートレバーを操作してカム板39をあら
かじめ時計方向へ回転させておくと、マイクロス
イツチ11がOFFされることなく、繰り返しリ
ピート演奏を何回でも行うことができるものであ
る。
ないリピートレバーを操作してカム板39をあら
かじめ時計方向へ回転させておくと、マイクロス
イツチ11がOFFされることなく、繰り返しリ
ピート演奏を何回でも行うことができるものであ
る。
以上詳細に説明したようにこの発明は、トーン
アームのオートリードイン動作及びオートリター
ン動作に必要な駆動力をターンテーブル駆動用モ
ータによつて左右長手方向へ移動させられる駆動
板から得るものにおいて、この駆動板の一側端部
に受圧部と係止部を有する係止爪を一定の力が作
用した時にのみ回転するように取りつけ、この係
止爪を連動杆を介して常には定位置に係止されて
いる位置決め板と連係させてその回転を該位置決
め板の動きに依存せしめ、この位置決め板の係止
解除及び再係止をスタートレバー操作と前記駆動
板に依存せしめたので、全体として簡単な構成
で、安定した動作のオートリードイン及びオート
リターンを行わしめることができるものである。
アームのオートリードイン動作及びオートリター
ン動作に必要な駆動力をターンテーブル駆動用モ
ータによつて左右長手方向へ移動させられる駆動
板から得るものにおいて、この駆動板の一側端部
に受圧部と係止部を有する係止爪を一定の力が作
用した時にのみ回転するように取りつけ、この係
止爪を連動杆を介して常には定位置に係止されて
いる位置決め板と連係させてその回転を該位置決
め板の動きに依存せしめ、この位置決め板の係止
解除及び再係止をスタートレバー操作と前記駆動
板に依存せしめたので、全体として簡単な構成
で、安定した動作のオートリードイン及びオート
リターンを行わしめることができるものである。
図面はこの発明の一実施態様を示し、第1図は
この発明を実施したレコードプレヤーの平面図、
第2図はレコード演奏開始前におけるレコード演
奏装置の平面図、第3図は半自動によるリードイ
ン操作の場合の一部平面図、第4図は駆動板とア
ームリフターの関係を示す同一部正面図、第5図
はレコード演奏終了時における一部平面図、第6
図は半自動の場合のトーンアームのオートリター
ン動作時の一部平面図、第7図は30cm径のレコー
ド盤に対して自動演奏を行う場合の一部平面図、
第8図は係止爪と作動板との関係を示す同一部平
面図、第9図はサイズセレクター板と位置決め板
との関係を示す同一部平面図、第10図は係止爪
の部分の一部平面図、第11図はコントロール板
の部分の一部斜視図、第12図はアームレストの
部分の一部斜視図である。 A……基板、1……キヤビネツト、2……トー
ンアーム、4……作動板、4a……受圧ピン、4
b……位置決めピン、5……スライドレバー、6
……係止板、9……スイツチコントロール板、1
1……マイクロスイツチ、12……スイツチレバ
ー、12a……押圧ピン、12b……ストツパー
ピン、16……ターンテーブル、17……駆動小
歯車、21……大歯車、27……駆動板、27
c,27d……押圧突片、27g……突出部、3
0……係止爪、30a……受圧突片、30b……
係止突片、34……連動杆、35……位置決め
板、39……カム板、40……サイズセレクター
板、46……ストツパー壁、47……コントロー
ル板、50……カツトレバー、52……カム係止
板、58……スタートレバー、60……サイズセ
レクター、63……アームレスト。
この発明を実施したレコードプレヤーの平面図、
第2図はレコード演奏開始前におけるレコード演
奏装置の平面図、第3図は半自動によるリードイ
ン操作の場合の一部平面図、第4図は駆動板とア
ームリフターの関係を示す同一部正面図、第5図
はレコード演奏終了時における一部平面図、第6
図は半自動の場合のトーンアームのオートリター
ン動作時の一部平面図、第7図は30cm径のレコー
ド盤に対して自動演奏を行う場合の一部平面図、
第8図は係止爪と作動板との関係を示す同一部平
面図、第9図はサイズセレクター板と位置決め板
との関係を示す同一部平面図、第10図は係止爪
の部分の一部平面図、第11図はコントロール板
の部分の一部斜視図、第12図はアームレストの
部分の一部斜視図である。 A……基板、1……キヤビネツト、2……トー
ンアーム、4……作動板、4a……受圧ピン、4
b……位置決めピン、5……スライドレバー、6
……係止板、9……スイツチコントロール板、1
1……マイクロスイツチ、12……スイツチレバ
ー、12a……押圧ピン、12b……ストツパー
ピン、16……ターンテーブル、17……駆動小
歯車、21……大歯車、27……駆動板、27
c,27d……押圧突片、27g……突出部、3
0……係止爪、30a……受圧突片、30b……
係止突片、34……連動杆、35……位置決め
板、39……カム板、40……サイズセレクター
板、46……ストツパー壁、47……コントロー
ル板、50……カツトレバー、52……カム係止
板、58……スタートレバー、60……サイズセ
レクター、63……アームレスト。
Claims (1)
- 1 トーンアームのオートリードイン動作及びオ
ートリータン動作に必要な駆動力をターンテーブ
ル駆動用モータによつて左右長手方向へ移動させ
られる駆動板から得るものにおいて、この駆動板
の一側端部にトーンアーム軸に取り付けた作動板
の受圧ピンを係止、押圧する係止突片と受圧突片
を有する係止爪を回転可能に設け、トーンアーム
のオートリードイン時においては、前記受圧ピン
で前記受圧突片と係止突片とを交互に左右に回転
させて前記係止突片で前記受圧ピンを係止解離す
ることによつてオートリードイン動作を行い、ト
ーンアームのオートリターン時には前記受圧突片
で受圧ピンを押圧することによつてオートリター
ン動作を行うように構成すると共に、前記ターン
テーブル駆動用モータのスイツチを開閉させるコ
ントロール板を回動可能に設けて前記駆動板と連
係させるように成し、さらに前記作動板に作用さ
せる位置決め板を一方向に付勢させて回動可能に
設けて前記駆動板と連係させるように成し、この
位置決め板と前記係止爪との間に連動杆を設けて
前記位置決め板が回動してオートリードイン動作
の待機状態を取つた時にのみ係止爪の回転を可能
ならしめ、前記位置決め板の近くにはこれを係止
するフツク部を有するカム板を一方向に回動付勢
させて設け、このカム板の近くにスタートレバー
によつて動作させられる連結杆と前記駆動板によ
つて動作させられる前記コントロール板とによつ
て交互に回動させられ前記カム板を動作させるカ
ム係止板を設け、もつてトーンアームのオートリ
ードイン動作時における前記位置決め板の待機状
態に向けての回動と元位置への復帰を前記スター
トレバーと前記駆動板に依存せしめたことを特徴
とする、レコード演奏装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6192180A JPS56159863A (en) | 1980-05-10 | 1980-05-10 | Record performance device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6192180A JPS56159863A (en) | 1980-05-10 | 1980-05-10 | Record performance device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56159863A JPS56159863A (en) | 1981-12-09 |
JPH0323961B2 true JPH0323961B2 (ja) | 1991-04-02 |
Family
ID=13185105
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6192180A Granted JPS56159863A (en) | 1980-05-10 | 1980-05-10 | Record performance device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS56159863A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3996250A1 (en) | 2020-11-04 | 2022-05-11 | Denso Corporation | Rotating electric machine |
-
1980
- 1980-05-10 JP JP6192180A patent/JPS56159863A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3996250A1 (en) | 2020-11-04 | 2022-05-11 | Denso Corporation | Rotating electric machine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56159863A (en) | 1981-12-09 |
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