JPS5851346B2 - フルオ−トプレ−ヤノソウサキコウ - Google Patents

フルオ−トプレ−ヤノソウサキコウ

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Publication number
JPS5851346B2
JPS5851346B2 JP15217575A JP15217575A JPS5851346B2 JP S5851346 B2 JPS5851346 B2 JP S5851346B2 JP 15217575 A JP15217575 A JP 15217575A JP 15217575 A JP15217575 A JP 15217575A JP S5851346 B2 JPS5851346 B2 JP S5851346B2
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JP
Japan
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lever
cam
operating
pin
lead
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JP15217575A
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JPS5275406A (en
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誠 児玉
和幸 滝沢
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Sony Corp
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Sony Corp
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Publication date
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Publication of JPS5851346B2 publication Critical patent/JPS5851346B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は欠歯部及びクラッチが設けられたドライブギヤ
を用い、このクラッチを所定状態に作動させた時にター
ンテーブル軸でドライブギヤを駆動して、トーンアーム
をリードイン又はリターン駆動させるように構成したフ
ルオートプレーヤにおける操作機構に関するものである
従来のこの種フルオートプレーヤで殆んどのものは操作
レバーをスタート位置に操作してもすぐ元に戻ってしま
う機構であった為に、操作レバーをスタート位置へ操作
しても電源が入ってターンテーブルが回転するのみで、
操作レバーはすぐ元に戻りトーンアームのリードインが
行なわれない。
従ってトーンアームを確実にリードインさせる為にはス
タート位置へ操作した操作レバーをそのまま手で保持し
ておく必要があり、誠に不便であるばかりか、モードの
表示を判別し難い等の欠陥があった。
なお操作レバーをスタート位置で保持する機構のものも
あるにはあるが、この場合は操作レバーを機械的に完全
に固定させてしまう為に、逆に操作レバーを手で元に戻
すことが出来ず、操作性に問題があった。
本発明は上述の如き欠陥を是正すべ〈発明されたもので
あって、 (a) スタート及びストップ兼用の操作位置と、中
立位置との間で往復動自在の操作手段、例えば後述する
操作つまみ6、 (b) 上記操作手段によって往動され、かつこの操
作手段を摺動することが出来るようになされた往復動自
在のカム手段、例えば後述するカム72、(C) 上
記カム手段に一体的に形成された第1及び第2カム、例
えば後述するスイッチレバー及びスタートレバー作動カ
ム105,123、(d) 上記第1カムに弾性的に
押圧され、往動により電源を供給するようになされた第
1制御手段、例えば後述するスイッチレバー73、 (e) 上記第2カムに弾性的に押圧され、往動によ
り上記クラッチを作動させるようになされた第2制御手
段、例えば後述するスタートレバー75、 (f)トーンアームのリードイン又はリターン動作の開
始後に、上記第2制御手段を復動させるようになされた
第3制御手段、例えば後述するクラッチレバ−25、 (g) 電源供給状態を保持する電源保持手段、例え
ば後述する電源ホールドスイッチ94、 とを夫々具備し、上記カム手段が往動された状態で上記
第1カムと上記第1制御手段との係合により、このカム
手段を介して上記操作手段に復動力を付与させる一方、
上記第2カムと上記第2制御手段との係合により、この
カム手段を介して上記操作手段を操作位置で係止させる
ように構成したものである。
このように構成することによって、操作手段を操作位置
へ操作するだ1けで、ターンテーブルの回転とトーンア
ームのリードイン又はリターンとを常に確実に一致させ
得るばかりか、操作位置にある操作手段を任意の状態か
ら手動で元に戻すことが出来て、操作性の非常に良いも
のが得られる。
以下本発明をフルオートプレーヤに適用した実施例を図
面に基づき説明する。
先ず第1図はプレーヤ全体を示したものであって、キャ
ビネット1の上部はカバー2によって開閉自在に覆われ
、キャビネット1の上面パネル3上にはターンテーブル
4やトーンアーム5を始め、スタート・ストップ・リピ
ートの3つの操作を兼用する操作つまみ6、レコードサ
イズ選択つまみ7、速度切換えスイッチ8、アームリフ
タ9、アームレスト10等が夫々適宜配置で取付けられ
ている。
なお11はターンテーブル4上に載置されたレコード盤
を示している。
第2図はトーンアーム駆動機構を示したものである。
従来公知の如くターンテーブル4はターンチーフル軸1
3の上端に固着されている。
そしてこのプレーヤにおいてはターンチーフル4をダイ
レクトドライブする構造が採用されており、この為上記
ターンテーブル軸13はモータ14のモータ軸に直結さ
れている。
なお従来公知の如くトーンアーム5はアーム軸15の上
端にピボット軸受を介して枢着されており、アーム軸1
5は上面パネル3上に固着されたアームブラケットを上
下に貫通した状態で回転自在に軸支されている。
一方上面パネル3の下部にはシャーシ18が組込まれて
おり、前記モータ14はこのシャーシ18の一部に懸架
されている。
そして従来公知のドライブギヤ19はこのシャーシ18
上にギヤ軸20を介して回転自在に軸支されており、こ
のドライブギヤ19はターンテーブル軸13に固着され
たセンターギヤ31にて駆動される。
なお図中22はセンターギヤ21の上面に一体的に形成
さされた従来公知の回転弁である。
しかして本プレーヤにおいてはトーンアーム5のリード
イン、リターン、ダウン及びアンプの駆動主体となるメ
インレバー23、リードイン用のリードインレバー24
、クラッチレバ−25や、リードイン及びリターン用の
2つのクラッチ26゜27等が設けられている。
そして前記ドライブギヤ19は従来公知の如くその外周
に歯が一体的に形成されているが、本プレーヤにおいて
はこのドライブギヤ19に上記歯の2箇所で互に180
0ずれた位置に一対の欠歯部29a 、29bが成形さ
れている。
そしてこれら両欠歯部29at29bを境にして一方の
歯がリードイン用歯30aに、他方の歯がリターン用歯
30bに構成されている。
またドライブギヤ19の下面にはバート形をなすカム溝
31が形成されており、その下面の外周近傍部には18
0゜の間隔で一対のクラッチレバ−戻しピン36a。
36bが植設されている。
一方前記一対のクラッチ26,27はこのドライブギヤ
19の上面に互に180°に対向する状態で取付けられ
ており、これら両クラッチ26,27の両クラッチ爪3
2゜33は夫々支点ピン34.35を介して回動自在に
枢支されている。
前記クラッチレバ−25ははxV字形をなしていて、支
点ピン37によって前記シャーシ18に回動自在に枢支
されている。
なおこのクラッチレバ−25はその前端部25a側をシ
ャーシ18上でドライブギヤ19下に挿入され、その後
端部25b側をシャーシ18に形成された挿通孔38を
挿通してこのシャーシ18下に挿入されている。
そしてこのクラッチレバ−25の前端部25aには山形
をなす一対の斜面39が形成されていて、その斜面39
の頂部で従来公知の如く両クラッチ26.270両クラ
ッチ爪32.33を選択的に回動操作する。
一方前記アーム軸15の下端にはアームレバー41が取
付けられており、このアームレバー41上にはアーム作
動ピン42と、エンド検出ピン43とが間隔を隔て工取
付けられている。
なおアーム作動ピン42は後述の如く前記メインレバー
23及びリードインレバー24によって駆動され、エン
ド検出ピン44は後述の如く前記クラッチレバ−25を
作動させる。
前記メインレバー23は前記シャーシ18上に配されて
いて支点ピン45を介してこのシャーシ18の上面に沿
って回動自在に構成されている。
そしてこのメインレバー23の一端23a上にガイドピ
ン46が植設されており、このガイドピン46が前記ド
ライブギヤ19のカム溝31内に遊嵌されている。
従って後述する如くドライブギヤ19が回転するとカム
溝31によってガイドピン46が案内されて、このメイ
ンレバー23が支点ピン45を中心に一定回転角度範囲
内で往復回動させることになる。
前記リードインレバー24は前記シャーシ18の下に配
されていて前記支点ピン45を中心に回動自在に構成さ
れている。
そしてこのリードインレバー24はその先端24aで前
記アーム作動ピン42を押圧して後述する如くトーンア
ーム5をリードイン駆動する。
なおメインレバー23の他端23b部分には上部にリー
ドインフック47が、下部にリターンカム48が配され
、これらが夫々支点ピン49゜50を介して回動自在に
枢支されている。
そしてリードインフック47は巻バネ51によって反時
計方向に回動附勢されており、またリターンカム48は
トグルバネ52によって第2図実線の如き時計方向に回
動された状態と、第2図鎖線の如き反時計方向に回動さ
れた状態とに切換えられる。
そしてリードインフック47は後述するトーンアーム5
のリードイン時に、その先端47aで前記リードインレ
バー24の先端近傍部分の上面に植設されたピン53を
引つ掛げて、このリードインレバー24を第2図時計方
向に1駆動する。
またリターンカム48は後述するトーンアーム5のリタ
ーン時にアーム作動ピン43を第2図反時計方向に駆動
する。
なお図中55は支点ピン56によって前記シャーシ18
の下面で所定位置に枢支されたサイズセレクターであっ
て、連動杆57によって前記レコードサイズ選択つまみ
7に連動されて回転調整される。
そして後述するトーンアーム5のリードイン時に前記リ
ードインレバー24の下面の所定位置に取付けられたセ
レクトピン58がこのサイズセレクター55に当接する
ことで、このリードインレバー24の往動が停止される
ことになる。
なおこのサイズセレクター55をつまみIによって回転
調整することによって上記リードインレバー24の往動
停止位置を選択して、トーンアーム5のリードイン位置
を選択することが出来るように構成されている。
次に本プレーヤにおける主要動作を説明する。
プレーヤには従来公知の如くストップ、リードイン、プ
レイ(演奏)、リターンの4つの動作があり、メインレ
バー23が第2図実線の状態にある時がストップ状態で
ある。
なおこの時ドライブギヤ19は一方の欠歯部29aによ
ってセンターギヤ21に対向しており、両ギヤ19,2
1は不噛合状態となっている。
この状態で後述するように電源が供給されてモータ14
が作動を開始すると、ターンテーブル軸18を介してタ
ーンテーブル4が第3図時計方向に駆動される。
そしてこれと同時にクラッチレバ−25が後述するよう
に第3図反時計方向に回動されると、その前端部25a
によってリードインクラッチ26のクラッチ爪32が第
3図鎖線の如く反時計方向に回転されて、このリードイ
ンクラッチ26が動作状態に切換えられる。
すると回転爪22がこのクラッチ爪32の先端を蹴り、
ドライブギヤ19が一定角度分第3図反時計方向に回動
される。
これによりセンターギヤ21がドライブギヤ19のリー
ドイン用歯30aに噛合して、以後このドライブギヤ1
9は第4図の如く他方の欠歯部29bがセンターギヤ2
1に対向して両ギヤ19,21が再び不噛合状態となる
までの聞手回転(1800)駆動される。
一方この時のドライブギヤ19の半回転動作中にカム溝
31によってガイドピン46が案内され、メインレバー
23が第2図時計方向に往回動される。
そしてこの時リードインフック4γがピン53に引っ掛
けられてリードインレバー24が同方向に往回動される
この結果リードインレバー24の先端24aによってア
ーム作動ピン42が第2図時計方向に押されることにな
って、アームレバー41を介してアーム軸15が駆動さ
れ、トーンアーム5がアームリフタ9上で第2図時計方
向に回動されて、アームレスト10上からターンテーブ
ル4上に回動される。
なおこの際メインレバー23の往回動動作に関連してア
ームリフタ9が下降されて、トーンアーム5はレコード
盤11上にリードインされる。
なお上記リードインの完了直前にドライブギヤ19の一
方のクラッチレバ−戻しピン36bが第5図の如くクラ
ッチレバ−25の前端部25aの斜面39に当接して通
過する為に、前述の如く反時計方向に回動させていたク
ラッチレバ−25は第5図鎖線の如く時計方向に回動さ
れて元の状態に復動される。
以上によりリードイン動作が完了してプレイ状態となり
、演奏が開始される。
なおメインレバー23が第2図鎖線の状態にある時がそ
のプレイ状態である。
なお従来公知の如く演奏中におけるトーンアーム5の第
4図時計方向への回動により、エンド検出ピン43がク
ラッチレバ−25の後端部25bに次第に近づく。
そして上記演奏が終了して、トーンアーム5がレコード
盤11の音溝の終端に達した時、エンド検出ピン43が
クラッチレバ−25の後端部25bに当接して、これを
再び第4図反時計方向に回動させる。
この結果従来公知の如く二枚のクラッチによりレコード
エンド検出を行ない、リードクラッチ26と同様に動作
状態に切換えられ、前述のり−ドイン時と同様にドライ
ブギヤ19がセンターギヤ21によって前記反時計方向
に半回転(1800)駆動される。
この時メインレバー23はリードイン時とは逆に第2図
鎖線の往動位置から第2図実線の往動位置に向けて第2
図反時計方向に復回動され、リターンカム48がアーム
作動ピン42を第2図反時計方向に押し戻す。
これによりアームレバー41を介してアーム軸15が逆
駆動され、トーンアーム5が第2図反時計方向に回動さ
れて、ターンテーブル4上からアームレスト10上に復
動される。
なおこの際メインレバー23の復回動動作に関連してア
ームリフタ9が上昇されて、トーンアーム5はレコード
盤11から持上げられてアームリフタ9上を回動してア
ームレスト10上に第2図実線の如く復動される。
以上によりプレイ状態からリターン動作が行なわれ、か
つこのリターン動作が完了され、ストップ状態に復帰す
る。
なおこの後モータ14は停止する。
次に本プレーヤに採用された操作機構を第2図、第3図
、第6図〜第9図によって説明する。
先ず前記操作つまみ6はつまみ軸71の上端に固着すれ
ており、このつまみ軸71は前記上面パネル3に固着さ
れたつまみブラケットを上下に垂直に貫通して回転自在
に軸支されている。
そしてこのつまみ軸71の下端にはカム72が固着され
ている。
なお上面パネル3上には第1図に示されるようにスター
ト及びストップを表示したスタート・ストップポジショ
ンと、リピートを表示したリピートポジションと、これ
ら両ポジション間に設けられたニュートラルポジション
とが設けられていて、操作つまみ6はニュートラルポジ
ションから第7A図の如きスタート・ストップポジショ
ンと、第7B図の如きリピートポジションとの間で夫々
往復回動自在に構成されている。
そしてこの操作つまみ6の往復回動に連動してつまみ軸
71を介してカム72が往復回動されるように構成され
ている。
しかして上記カム72の前後両側部にはスイッチレバー
73と、上下に重ねられたリピートレバー74、スター
トレバー75とが配されている。
前記スイッチレバー73ははKL形をなしていて支点ピ
ンTIを介して前記シャーシ18上に回動自在に枢支さ
れている。
そしてこのスイッチレバー73の一端73a上にはカム
従動ピン78が植設されており、他端73bはシャーシ
18上に固着されたマイクロスイッチからなる電源スィ
ッチ79のアクチェータ79aを動作するように構成さ
れている。
なおこの電源スィッチ79はそのアクチェータ79aが
押されている時にOFF。
その抑圧が解除された時にONとなるスイッチに構成さ
れている。
前記リピートレバー74はは文丁字形をなしていて支点
ピン81を介して前記シャーシ18上に回動自在に枢支
されている。
そしてこのリピートレバー74の一端74a下にはカム
従動ピン82が植設されており、他端74bは前記クラ
ッチレバ−25に固着された作動レバー83のレバー受
部83aに当接可能に構成されている。
なおこのリピートレバー74の中間端74c上にはピン
84が植設されている。
前記スタートレバー75はリピートレバー74下にあっ
て前記支点ピン81を介して回動自在に枢支されており
、その一端75a上にはカム従動ピン86が植設されて
いる。
また他端75bには調整ネジ87が取付けられていて、
この調整ネジ87が前記作動レバー83のレバー受部8
3aに当接可能に構成されている。
なおスイッチレバー73とスタートレバー75との間に
はこれらを互に逆方向に回動附勢してこれらの両カム従
動ピン78,86を前記カム720前後両側面に弾性的
に押圧させる為の引張バネ89が張設されている。
またリピートレバー74とシャーシ18上に固着された
バネ受90との間にはこれを回動附勢してこれのカム従
動ピン82をカム72の後側面に弾性的に押圧させる為
の9張バネ91が張設されている。
一方前記メインレバー23の一部にはスイッチ作動ピン
93が植設されており、このピン93は前記シャーシ1
8上に固着されたマイクロスイッチからなる電源ホール
ドスイッチ94を動作するように構成されている。
なおこのスイッチ94はピン93によってアクチェータ
94aが押圧されている時にOFF、その押圧が解除さ
れた時にONとなるスイッチに構成されている。
また前記シャーシ18上の所定位置にはロックレバ−9
6が支点ピン97を介して回動自在に枢支されている。
そしてこのロックレバ−96はシャーシ18上に固着さ
れたバネ受98との間に張設された弱い引張バネ99に
よって第2図反時計方向に回動附勢されていて、その一
端96aの一側面96cを前記メインレバー23の一部
に植設されたピン100に当接されている。
なおこの側面96cはピン100の回転軌跡に対して交
差する、いわゆるカム面に構成されている。
またロックレバ−96の他端95bは前記ピン84に当
接可能に構成されている。
しかして前記カム72の前側面部分には、前記操作つま
み6がニュートラルポジションにある時に前記カム従動
ピン78を落込ませる落込み部102が形成されている
またこの落込み部102の左横に斜面部103が、右横
にはy半円弧状をなす係止部104が形成されていて、
これら落込み部102、斜面部103、係止部104に
よって前記スイッチレバー73の動作カム105が構成
されている。
また前記カム72の後側面部分でこのカム72の上半分
位置には、前記操作つまみ6がニュートラルポジション
にある時に前記カム従動ピン82を押上げてお(押上げ
部117が形成されている。
そしてこの押上げ部117の左横には落込み部118が
形成されていて、これら押上げ部117と落込み部11
8とによって前記リピートレバー74の動作カム119
が構成されている。
更にカム72の後側面部分の下半分位置には、前記スタ
ートレバー75がニュートラポジションにある時に前記
カム従動ピン86を押上げておく押上げ部121が形成
されている。
そしてこの押上げ部121の右横には若干テーパーがつ
いた落込み係止部122が形成されていて、これら押上
げ部117と落込み係止部122とによって前記スター
トレバー75の動作カム123が構成されている。
次に本プレーヤのスタート及びストップ(リジェクト)
と、リピートとの操作要領を説明する。
先ずスタート操作を述べるが、前述したストップ状態で
操作つまみ6は第3図で2点鎖線で示されるニュートラ
ルポジションに位置決めされている。
なおこの時カム72は第3図実線の状態にあり、スイッ
チレバー73のカム従動ピン78がカム72の落込み部
102に落込んでいることで、カム72及びつまみ軸7
1を介して操作つまみ6が位置決めされている。
そしてこの状態でスイッチレバー73の他端73bは電
源スィッチ79のアクチュエータ79aを押圧しており
、この電源スィッチ79はOFFとなっている。
またこの時スイッチ作動ピン93が電源ホールドスイッ
チ94のアクチェータ94aを押圧しており、このスイ
ッチ94はOFFとなっている。
従ってこのストップ状態では第9図の回路が開放されて
おり、モータ14は停止している。
次にこのストップ状態で操作つまみ6を第3図で2点鎖
線で示されるスタート・ストップポジションに回転(反
時計方向への回転)させると、カム72は第3図鎖線の
状態に往回動される。
この結果スイッチレバー73のカム従動ピン78が落込
み部102から斜面部103上に押上げられ、スイッチ
レバー73が引張バネ89に抗して第3図鎖線の如く時
計方向に回動される。
これによりこのスイッチレバー73の他端73bが電源
スィッチ79のアクチェータ79aから離れ、この電源
スィッチ79がONとなる。
すると第9図の回路によりモータ14に電源が供給され
て、とのモータ14が回転を開始する。
一方上記と同時にスタートレバー75のカム従動ピン8
6が押上げ部121から落込み係止部122に落込み、
スタートレバー15が引張バネ89によって第3図鎖線
の如く時計方向に回動される。
これによりこのスタートレバー75の調整ネジ87が作
動レバー83のレバー受部83aを押してこれを第3図
反時計方向に回動する。
この結果クラッチレバ−25が第3図鎖線の如く反時計
方向に回動され、前述したようにリードインクランチ2
6が所定状態に動作されて、トーンアーム5のリードイ
ン動作が開始される。
一方この時操作つまみ6はスタート・ストップポジショ
ンで保持される。
即ち一方のカム従動ピン78がカム72の斜面部103
に弾性的に押圧されている関係で、これら両者間でのカ
ム作用で、カム72には第3図時計方向、即ち後回動力
向側への復回動力が付与されるが、他方のカム従動ピン
86はカム72の落込み係止部122に落込んでおり、
このカム従動ピン86と落込み係止部122との係合力
と上記復回動力とがバランスして、カム72が上記状態
でロックされ、つまみ軸71を介して操作つまみ6がス
タート・ストップポジションで保持される。
なお上記カム72の回動時に、リピートレバー74のカ
ム従動ピン82は第7A図の如くカム72の押上げ部1
17上に押上げられており、何等動作しない。
しかして上記トーンアーム5のリードイン動作は前述し
たようにメインレバー23の第2図時計方向側への往回
動により開始されるが、メインレバー23がその往回動
を開始した直後にスイッチ作動ピン93が電源ホールド
スイッチ94のアクチェータ94aから離れる為、この
スイッチ94がONとなり、以後リターンが完了するま
で、第9図の回路を閉状態にホールドする。
以上によりターンチーフル40回転と同時にトーンアー
ム5が確実にリードインされる。
しかしながら前述したようにリードイン動作の完了直前
に、クラッチレバ−25がクラッチレバ−戻しピン36
bによって第3図実線の状態に戻され、この時のクラッ
チレバ−25の復動力が作動レバー83を介してスター
トレバー75に伝えられる為、このスタートレバー75
が引張バネ89に抗して第3図実線の如く反時計方向に
復動される。
するとカム従動ピン86がカム72の落込み係止部12
2から引上げられる為、カム72のロックが解除される
この結果このカムγ2に作用されている前述したカム従
動ピン78と斜面部103との係合による復回動力で、
カム72が第3図実線の状態に自動的に復回動され、つ
まみ軸71を介して操作つまみ6が第3図2点鎖線のニ
ュートラルポジションに自動的に復動される。
なおこの時のカムT2の復動によりスイッチレバー73
も復動されて、電源スィッチ79が再びOFFとなるが
、電源ホールドスイッチ94によって電源供給状態がホ
ールドされているから、モータ14は回転状態を保持す
る。
なお前述した演奏途中でトーンアーム5をリターン(リ
ジェクト)させて、演奏をストップさせる場合には、操
作つまみ6を再びスタート・ストップポジションに回動
すれば良い。
この時の関連動作は前述したスタート操作時と全く同様
であるが、この時クラッチレバ−25によって動作され
るクラッチはリターンクラッチ27である。
そしてこのリターン時においてもリターン動作の完了直
前に前述同様にカム72のロックが解除されて、このカ
ム72によって操作つまみ6がニュートラルポジション
に自動的に復動される。
そしてトーンアーム5がアームレスト10上に完全に復
動された時に、スイッチ作動ピン93が電源ホールドス
イッチ94のアクチェータ94aを再び押圧する為、こ
のスイッチ94がOFFとなり、第9図の回路が開放さ
れて、モータ14の回転が停止する。
なお本プレーヤにおいては上述の如きリードイン或いは
リターン動作の途中、即ち任意の状態から操作つまみ6
をニュートラルポジションに自由に戻すことが出来る。
即ち操作つまみ6がスタート・ストップポジションにあ
る時のカム72のロックは、前述したようにカム従動2
ピン78と斜面部103との係合による復回動力と、カ
ム従動ピン86と落込み係止部122との係合による係
合力とのバランスであるから、操作つまみ6に第3図時
計方向への若干の回動力を与えれば、上記バランスが崩
れて、カム72のロックが容易に解除される。
従ってスタート・ストップポジションにある操作つまみ
6を任意の状態からニュートラルポジションに極めて簡
単に戻すことが出来、しかもこの時この操作つまみ6に
関連する内部機構が何等の誤動作を起こすことがない。
次にリピート操作を述べるが本プレーヤにおいては前述
したストップ状態からルバーアクションでリピート動作
を開始し、以後操作つまみ6を戻さない限り無限界のリ
ピートを行なう。
即ちストップ状態で操作つまみ6を第8図で2点鎖線で
示されるニュートラルポジションかう第8図で1点鎖線
で示されるリピートポジションに回転(時計方向への回
転)させると、カム72は第3図鎖線の状態に往回動さ
れる。
コノ結果スイッチレバー73のカム従動ピン78が落込
み部102から係止部104上に押上げられて、電源ス
ィッチ79が前述同様にONされ、モータ14が回転を
開始する。
なおこの時にはカム従動ピン78と係止部104との係
合によりカム72がロックされ、操作つまみ6がリピー
トポジションで保持される。
そして上記と同様にリピートレバー74のカム従動ピン
82が押上げ部117から落込み部118に落込み、リ
ピートレバー74が引張バネ91によって第8図1点鎖
線の如く時計方向に回動される。
するとこのリピートレバー74の他端74bが作動レバ
ー83を前述同様に押してこれを第8図反時計方向に回
動させる為、クラッチレバ−25が前述同様に第8図反
時計方向に回動され、前述同様にリードインクランチ2
6が所定状態に動作されて、トーンアーム5のリードイ
ン動作が開始される。
なおこの時スタートレバー75のカム従動ピン86は第
7B図の如くカム72の押上げ部121上に押上げられ
ており、何等動作しない。
そしてリードインが開始されSば前述同様に電源ホール
ドスイッチ94がONとなる。
一方前述したメインレバー23の第8図時計方向の往回
動に伴って、ピン100がロックレバ−96の一端側面
96cをカム作用で押し、ロックレバ−96が弱い引張
バネ99に抗して第8図時計方向に回動される。
そしてトーンアーム5のリードイン動作が完了した時、
上記ピン100は第8図鎖線の位置に達し、ロックレバ
−96も第8図鎖線の位置に回動される。
するとこの時ロックレバ−96の他端96bがリピート
レバー74のピン84を押す為、このリピートレバー7
4は9張バネ91に抗して第8図2点鎖線の状態に回動
される。
そしてメインレバー23はリードイン動作の終了後第8
図鎖線の位置で停止されるから、ピン100も上記鎖線
の位置で停止し、これに関連してロックレバ−96によ
りリピートレバー74が上記2点鎖線の状態にロックさ
れる。
つまりプレイ中はリピートレバー74が上記状態でロッ
クされる。
しかしてトーンアーム5のリードインが完了し、演奏が
開始され、かつ演奏が終了すると、前述したようにエン
ド検出ピン43がクラッチレバ−25を第8図鎖線の如
く再び反時計方向に回動させる為、リターンクラッチ2
7が所定状態で動作され、前述同様にトーンアーム5の
リターンが行なわれる。
そしてこの時のメインレバー23の第8図反時計方向へ
の復回動に伴って、ピン100は元の第8図実線の位置
に復動される為、これに伴ってロックレバ−96が第8
図反時計方向に回動され、更にこれに連動してリピート
レバー74も第8図時計方向に回動される。
そして前述したトーンアーム5のリターンが完了する直
前又はこの完了と殆んど同時に、リピートレバー74が
第8図1点鎖線の状態に再び動作される為、前述したス
タート動作が再び開始される。
なお以後上述したリピート動作が繰返し自動的に行なわ
れる為、無限界のリピートとなる。
しかして上述したリピート動作中、カム72の係止部1
04とカム従動ピン78との係合力によってこのカム7
2を介して操作つまみ6がリピートポジションでロック
されるが、このリピート動作中においても任意の状態か
ら操作つまみ6をニュートラルポジションに自由に戻す
ことが出来る。
即ちリピートポジションにある操作つまみ6をニュート
ラルポジションにや五強く回動させると、カム72が上
記カム従動ピン78と係合部104との係合力に打ち勝
って第8図反時計方向に回動されて、カム72のロック
が簡単に解除される。
そこで例えばリピートのプレイ中にトーンアーム5をリ
ジェクトする場合には、リピートポジションにある操作
つまみ6を一旦ニュートラルポジションに復動させた後
、更にスタート・ストップポジションに回動させる。
これにより前述同様にスタートレバー75のカム従動ピ
ン82がカムγ2の落込み部122に落込み、このスタ
ートレバー75が第3図鎖線の状態に回動される為、リ
ピートレバー74がロックレバ−96によって第8図2
点鎖線の状態にロックされているにも拘わらず、このス
タートレバー75によってクラッチレバ−25が前述同
様に動作され、リターンクラッチ27が動作される為、
トーンアーム5が前述同様にリターンされて、上述した
リピート動作が終了する。
本発明は上述の如く操作手段をスタート及びストップ兼
用の操作位置へ往動させることによって電源を供給する
と同時に、クラッチを所定状態に動作してトーンアーム
のり−ドイン又はリターンを開始させ、かつ操作手段を
その操作位置でカム作用によって保持させるようにする
一方、そのリードイン又はリターン動作の開始後で所定
の時期に操作手段の上記保持を解除して、この操作手段
を復動位置に自動的に復動させるように構成したもので
あるから、ターンテーブルの回転とトーンアームのリー
ドイン又はリターン動作とを常に確実に一致させること
が出来、操作手段を操作位置でいちいち手で保持してお
く必要がない。
また操作手段を操作位置で所定の時間保持させておくこ
とが出来るから、モードの表示を非常に判別し易い。
更にまた操作位置にある操作手段を任意の状態から手動
で元に戻すことが可能である為、例えばリードイン動作
の開始直後にリターンを行なうようなことも可動となり
、操作性の非常に良好なものが得られる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明をフルオートプレーヤに適用した実施例を
示したものであって、第1図は全体の斜視図、第2図は
トーンアームの駆動機構を示した平面図、第3図はスタ
ート・ストップ動作を説明する要部の平面図、第4図は
エンド検出動作を説明する要部の平面図、第5図はクラ
ッチレバ−の戻し動作を説明する要部の平面図、第6図
は操作機構部分の要部の斜視図、第7A図及び第7B図
はスタートレバーとリピートレバーとの関連を示した要
部の平面図、第8図はリピート機構を説明する平面図、
第9図は回路図である。 また図面に用いられた符号において、4はターンテーブ
ル、5はトーンアーム、6は操作つまみ、13はターン
チーフル軸、14はモータ、19はドライブギヤ、23
はメインレバー、25はクラッチレバ−126はリード
インクランチ、27はリターンクラッチ、71はつまみ
軸、72はカム、73はスイッチレバー、75はスター
トレバー、78はカム従動ピン 79は電源スィッチ、
86はカム従動ピン 89は引張バネ、94は電源ホー
ルドスイッチ、102は落込み部、103は斜面部、1
05はスイッチレバー動作カム、121は押上げ部、1
22は落込み係止部、123はスタートレバー動作カム
である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 欠歯部及びクラッチが設けられたドライブギヤな用
    い、このクラッチを所定状態に作動させた時にターンチ
    ーフル軸でドライブギヤを駆動して、トーンアームをリ
    ードイン又はリターン駆動させるように構成したフルオ
    ートプレーヤにおいて、(a) スタート及びストッ
    プ兼用の操作位置と、中立位置との間で往復動自在の操
    作手段、 (b) 上記操作手段によって往動され、かつこの操
    作手段を復動することが出来るようになされた往復動自
    在のカム手段、 (c) 上記カム手段に一体的に形成された第1及び
    第2カム、 (d) 上記第1カムに弾性的に押圧され、往動によ
    り電源を供給するようになされた第1制御手段、(e)
    上記第2カムに弾性的に押圧され、往動により上記
    クラッチを作動させるようになされた第2制御手段、 (f)トーンアームのリードイン又はリターン動作の開
    始後に、上記第2制御手段を摺動させるようになされた
    第3制御手段、 (g) 電源供給状態を保持する電源保持手段、とを
    夫々具備し、上記カム手段が往動された状態で、上記第
    1カムと上記第1制御手段との係合によりこのカム手段
    を介して上記操作手段に復動力を付与させる一方、上記
    第2カムと上記第2制御手段との係合により、このカム
    手段を介して上記操作手段を操作位置で係止させるよう
    に構成したことを特徴とするフルオートプレーヤの操作
    機構。
JP15217575A 1975-12-20 1975-12-20 フルオ−トプレ−ヤノソウサキコウ Expired JPS5851346B2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5275406A JPS5275406A (en) 1977-06-24
JPS5851346B2 true JPS5851346B2 (ja) 1983-11-16

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ID=15534673

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61500236A (ja) * 1983-10-04 1986-02-06 キ−コ−プ.ピ−テイ−ワイ.リミテツド 改良された製品

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS61500236A (ja) * 1983-10-04 1986-02-06 キ−コ−プ.ピ−テイ−ワイ.リミテツド 改良された製品

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