JPS593403Y2 - ジュ−クボックス用自動演奏プレ−ヤにおけるレコ−ド回転切換装置 - Google Patents

ジュ−クボックス用自動演奏プレ−ヤにおけるレコ−ド回転切換装置

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JPS593403Y2
JPS593403Y2 JP12923677U JP12923677U JPS593403Y2 JP S593403 Y2 JPS593403 Y2 JP S593403Y2 JP 12923677 U JP12923677 U JP 12923677U JP 12923677 U JP12923677 U JP 12923677U JP S593403 Y2 JPS593403 Y2 JP S593403Y2
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JP
Japan
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sliding plate
switching
rotation
driving
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JP12923677U
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博康 加藤
勉 小島
貞二郎 田口
義正 藤本
茂 放生
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日本ビクター株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、ジュークボックス用自動演奏プレーヤにお
けるレコード回転切換装置の改良に関するものであり、
その回転切換機構を簡単にし、かつ、回転切換動作を確
実にするようにし、また、その回転切換機構のための大
きな空間を必要としないようにすることを目的とするも
ので゛ある。
以下、この考案の実施例を図面について詳細に説明する
第1図は、この考案のレコード回転切換装置を備えたジ
ュークボックス用自動演奏プレーヤの要部の斜視図、第
2図は垂直ターンテーブル部の横断平面図であり、1は
機台2に立設したブラケット3に軸4を介して回転自在
に支持された垂直ターンテ・−プル、5はこの垂直ター
ンテーブルと共にレコード盤6を回転自在に挾持するレ
コード挾持盤であり、選択されたレコード盤をレコード
搬送アーム7によって、垂直ターンテーブル1に装着す
る場合あるいは演奏終了のレコード盤を元の位置に返却
させる場合に、レコード搬送アーム7が通過しうるよう
に、垂直ターンテーブル1がら引き離されるように動作
する。
この動作は、制御カムギア8の回転により、その裏面に
設けた図示しないカムによって摺動杆9が矢印方向に摺
動されたとき、カム溝10を設けた扇形状のカム板11
を矢印方向に連動させ、図示しないが垂直状にブラケッ
ト3′の外側に設けたシーソ状に動くアームの下端部に
設はピン12をカム溝10に嵌合させ、上記アームの上
端部に設は前記レコード挟持盤5を回転自在に支持した
軸13を矢印方向(第2図参照)に動かすことによって
行なわれる。
また、レコード盤を挾持するときには、制御カムギア8
の回転により上記と逆の動きによって行なわれる。
前記レコード搬送アーム7は、図示しないが、複数のレ
コード盤を収納したレコード盤立(マガジン)の選択さ
れた所望のレコード盤に、このレコード搬送アーム7が
対向するように、前記機台2上に載置されている自動演
奏プレーヤが移動して来て停止したときに、そのレコー
ド盤を掴み、上記垂直ターンテーブル1とレコード挟持
盤5との間にそのレコード盤を挟持させるように、また
、演奏終了したレコード盤を掴んで、それをレコード盤
立の元の位置に返却させるような動作を行な14はピッ
クアップアーム、15はこのピックアップアームに保持
されたピックアップカートリッジ、16はこのピックア
ップカートリッジの左右に設けられたレコード針であり
、上記ピックアップアーム14は、図において、レコー
ド盤6の左面を演奏するときには、左側から回動して来
て、ピックアップカートリッジ15の右側に設けたレコ
ード針16をレコード盤6に所定の針圧をもって当接し
、演奏に従ってレコード盤6の中心方向へ回動する。
また、レコード盤6の右面を演奏するときには、ピック
アップアーム14は右側から回動して来て、ピックアッ
プカートリッジ15の左側に設けたレコード針16をレ
コード盤6に当接するようになっている。
このようなピックアップアーム14の回動は、前記制御
カムギア8の裏面に設けた図示しないカムと連動機構に
よって行なわれる。
この制御カムギア8にはウオーム17が噛合されており
、このウオーム17の一端にはクラッチ片18が固定さ
れ、さらに、ウオーム17の中心長手方向に摺動自在に
設けた軸19の一端にもクラッチ片18′が固定され、
一方、機台2に設けた軸受20によって回転自在に設け
たプーリ21の内側面にピン22が設けられ、上記軸1
9の他端が、電磁プランジャー23の動作により、押動
レバー24によって復帰レバー25を介してスプリング
26に抗して押されると、上記クラッチ片18′がクラ
ッチ片18とピン22の両方に係合して、プーリ21の
回転がウオーム17を介して制御カムギア8に伝動する
上記プーリ21とモータプーリ27との間にはベルト2
Bか′掛けられ、プーリ21は、レコード演奏時には上
記クラッチ片18′が上記ピン22との保合から外れて
空回りしており、上記ピックアップアーム14がレコー
ド盤の方向へ移動する動作時および後述するレコード回
転切換動作時などにおいて、前記電磁プランジャー23
の動作に基づき上記クラッチ片18′がピン22に係合
して、ウオーム17を介して制御カムギア8を回転させ
るようになっており、この制御カムギア8による各制御
が終了すると、前記復帰レバー25が制御カムギア8の
カムによって反時間方向に回動されて、クラッチ片1B
’が固定された軸19の押動を解き、この軸19はスプ
リング26によって復帰し、クラッチ片1B’がプーリ
21のピン22との係合から外れるようになっている。
以上の各機構は従来例とほとんど同じであり、ジューク
ボックス用自動演奏プレーヤおよび以下に説明するこの
考案のレコード回転切換装置の理解を容易にするために
説明したものである。
周知のように、レコード盤の音溝は、レコード盤の両面
にそれぞれ左ネジ巻に設けられている。
普通のレコードプレーヤの場合には、右回転しているタ
ーンテーブルにレコード盤を載置して演奏を行ない、そ
の面の演奏が終了するとそのレコード盤を裏返して、他
方の面の演奏を行なうので、ターンテーブルの回転方向
を切換える必要はないが、上述したようなジュークボッ
クス用自動演奏プレーヤにおいては、レコード盤は垂直
ターンテーブルによって垂直状態に保持されて回転され
、ピックアップカートリッジのレコード針は、一方の面
を演奏する場合にはレコード盤の右側から、また、他方
の面を演奏する場合にはレコード盤の左側からレコード
盤に当接されて、それぞれの面の演奏が行なわれるので
、レコード盤の右側の面を演奏する場合と、左側の面を
演奏する場合とでは、レコード盤の回転方向を変えなけ
ればならない。
この考案は、そのためのレコード回転切換装置を改良し
たものであり、第3図はこの考案のレコード回転切換装
置の要部を第1図とは反対方向から見た斜視図、第4図
は第1図と同じ方向において見た同要部の平面図であっ
て正転動作を説明するための図、第5図は同じく逆転動
作を説明するための図である。
前記垂直ターンテーブル1は、第2図に詳細に示すよう
に、軸4によってブラケット3に回転自在に支持されて
おり、また、そのレコード盤を挟持する面と反対の面に
は、円形の凹溝29が設けられている。
30はモータプーリ27から伝動されて回転し回動アー
ム31に回転自在に支持された駆動軸であり、大径部3
0 aと小径部30 bとが形成され、正転の場合には
、回動アーム31を矢印A方向に動かして、駆動軸30
の大径部30 aを、上記垂直ターンテーブル1の凹溝
29の、中心からの径の大きい位置の壁面32に押し当
てて、垂直ターンテーブル1を駆動し、また、逆転の場
合は、回動アーム31を矢印B方向に動かして、駆動軸
30の小径部30 bを、垂直ターンテーブル1の凹溝
29の、中心からの径の小さい位置の壁面33に押し当
てて垂直ターンテーブル1を駆動するようになっている
このような駆動手段によって、回転速度は変わらないで
、回転方向が切換えられるようになる。
上記回動アーム31は、その上端部がブラケット3に軸
34を介して回動自在に支持されており、その支持され
た位置より下方の位置に上記駆動軸30が回転自在に支
持され、さらに、下端部には弾力性を有するレバー35
が連接されている。
また、上記駆動軸30にはプーリ36が取付けられてお
り、これとモータプーリ27との間にベルト37が掛け
られている。
この正転の場合に、回動アーム31を矢印A方向へ動か
す状態が第4図で示されている。
すなわち、38は前記レコード搬送アーム7および後述
するレコード回転切換装置を駆動させる駆動摺動板であ
り、機台2の面上に沿って摺動可能に設けられ、その先
端部は、上記レコード搬送アーム7が第1図に示すレコ
ード盤を装着した位置および図示しないレコード盤立の
方向へ回動するようにレコード搬送アーム7に連繋され
、その後端部は前記制御カムギア8の裏面の図示しない
制御カムに係合している。
そして、第1図に示すレコード演奏が終了すると、演奏
終了信号に基いて、前記電磁プランジャー23が動作し
、前述のようにウオーム17を介して制御カムギア8が
回転すると、上記駆動摺動板38が矢印C方向に摺動し
て、レコード盤を掴んだレコード搬送アーム7をレコー
ド盤立の方向へ回動させる。
39は他の電磁プランジャーであり、他の制御信号に基
いて動作させ、上記レコード搬送アーム7をレコード盤
立の方向へ回動させて停止した駆動摺動板38を、矢印
り方向へ摺動するように制御カムギア8の裏面のカムに
係合させるようにするとともに、後述する垂直ターンテ
ーブル1の回転方向を切換えるための回転方向切換片を
駆動させる働をする。
40は中間部が機台2に回動自在に設けられた軸41に
固定されたL形のレバーで、このレバーの一端部と上記
電磁プランジャー39とが連繋されている。
上記軸41の下端部が機台2の下面に延び、これが上記
駆動摺動板38を矢印り方向へ摺動するように制御カム
ギア8の裏面のカムに係合させるための図示しない連繋
部材に連繋されている。
42は逆転切換摺動板で、上記駆動摺動板38と平行に
機台2の面上を摺動可能に設けられている。
43は上記逆転切換摺動板42の上面に軸44によって
回動自在に設けられた回転方向切換片で、上記軸44に
捩り部が嵌着された捩りスプリング45によって、前記
電磁プランジャー39に連繋されたL形のレバー40の
他端部と接合している。
また、この回転方向切換片43にはその下面に延びたピ
ン46が設けられ、これが逆転切換摺動板42に穿設し
た長孔47を貫通し、さらに、正転の場合には機台2の
ある側面2′に設けた凹状係合部48に係合し、逆転の
場合には前記駆動摺動板38の一側面38′に設けた凹
状係合部49に係合するようになっている。
50は上記逆転切換摺動板42の上面に中間部が軸51
によって回動自在に設けられた■形のレバーで、その一
端部に設けた凹部52あるいは長孔が上記駆動摺動板3
8にピン53を介して連繋され、その他端部に設けた凹
部54あるいは長孔が、前記駆動軸30を正転あるいは
逆転駆動へ動かす回動アーム31に連接された弾力性を
有するレバー35に連繋されている。
次にこのレコード回転切換装置の動作について説明する
図示しないレコード盤立に収納された所望のレコード盤
が選択されて、レコード搬送アーム7がそれを掴むとと
もに、前記駆動摺動板3Bは矢印り方向に摺動する。
そうすると、レコード盤を掴んだレコード搬送アーム7
は、互いに引き離されている垂直ターンテーブル1とレ
コード挟持盤5との間を通って、レコード盤6を第1図
に示すように垂直ターンテーブル1とレコード挟持盤5
との間に挟持させる。
同時に、正転の場合には、制御信号に基づき電磁プラン
ジャー39が、前記駆動摺動板3Bを矢印り方向に摺動
するように前記制御カムギア8の裏面のカムに係合させ
るように動作すると共に、上記電磁プランジャー39の
動作によって一旦は前記回転方向切換片43は、L形の
レバー40によって押動されるが、その動作時間は短い
(50ms)ので、その動作は上記駆動摺動板38の摺
動開始前に直ちに元の位置に復帰するので、上記回転方
向切換片43に設けたピン46は機台2に設けた凹状保
合部48に係合された状態のままで、前記逆転切換摺動
板42が摺動しないように機台2に制止されている。
この状態で前述のように、駆動摺動板3Bが矢印り方向
に摺動するので、それに設けた前記■形のレバー50の
一端部を連繋させたピン53が、符号53′で示す位置
まで移動されるので、上記I形のレバー50は矢印E方
向に回動させられて、駆動摺動板3Bの停止と共に停止
して符号50′で示す位置に回動する。
したがって、駆動軸30を動かすレバー35も符号35
′で示す位置まで動かされる。
そうすると、第2図では駆動軸30が矢印A方向に動か
されることになり、その大径部30 aが垂直ターンテ
ーブル1の円形の凹溝29の壁面32に圧接され、垂直
ターンテーブル1は正転駆動される。
レコード演奏が終了し、前述のように、そのレコード盤
がレコード搬送アーム7によって自動演奏プレーヤより
レコード盤立の元の位置に返却される期間には、駆動摺
動板38は矢印C方向に摺動し、前述の動作と逆に動作
し、前記■形のレバー50は実線で示す位置に復帰する
このときには、上記駆動軸30は、第2図に示すように
、垂直ターンテーブル1に設けた凹溝29の両壁面32
.33に当接しない位置にあり、したがって、駆動軸3
0が常時回転していても、垂直ターンテーブル1は停止
状態にある。
次に垂直ターンテーブル1を逆転させる場合には、上記
駆動摺動板38が矢印り方向へ摺動し始める以前から制
御信号に基づき電磁プランジャー39が継続して動作し
、L形のレバー40によって捩りスプリング45に抗し
て回転方向切換片43を押動し、これに設けたピン46
を前記駆動摺動板38の一側面38′に設けた凹状保合
部49に係合させる。
このような状態において、前述のように、レコード盤立
の所望のレコード盤をレコード搬送アーム7が掴んで、
そのレコード盤を垂直ターンテーブル1とレコード挟持
盤5とに挾持させるようにレコード搬送アーム7を回動
させるために、上記駆動摺動板3Bが矢印り方向に摺動
すると、前記のように、逆転切換摺動板42に設けた回
転方向切換片43のピン46が、駆動摺動板38の凹状
保合部49に係合されているので、この駆動摺動板38
の摺動に従って逆転切換摺動板42も共に矢印D′方向
(第5図参照)に摺動を始める。
上記回転方向切換片43に設けたピン46が機台2に設
けた凹状保合部48を通過するまで電磁プランジャー3
9が動作し続・けると、その後、電磁プランジャー39
の動作が停止しても、上記ピン46は機台2のある側面
2′に沿って摺動を続ける。
この駆動摺動板38と逆転切換摺動板42の摺動量はほ
ぼ同じであるため、この逆転切換摺動板42の上面に設
けた前記■形のレバー50は回動せず矢印F方向に移動
し、駆動摺動板3Bの摺動停止と共に逆転切換摺動板4
2も同時に停止し、第5図に示す符号50′で示す位置
に移動する。
したがって、前記駆動軸30を動かすレバー35も符号
35′で示す位置まで動かされる。
そうすると、第2図では駆動軸30が矢印B方向に動か
されることになり、その小径部30 bが垂直ターンテ
ーブル1の円形の凹溝29の壁面33に圧接され、垂直
ターンテーブル1は逆転駆動される。
この逆転駆動によるレコード演奏が終了すると、駆動摺
動板3Bが矢印りと逆方向すなわち矢印C方向に摺動し
、上記回転方向切換片43を介して逆転切換摺動板42
も矢印D′と逆方向に摺動し、回転方向切換片43に設
けたピン46が機台2に設けた凹状係合部48まで来る
と、このピン46は捩りスプリング45によりこの凹状
保合部48に係合して、各部材は実線で示す平常の位置
に戻り保持される。
なお、第1図に示す55は、第2図に示す垂直ターンテ
ーブル1の停止状態において、駆動軸30が垂直ターン
テーブル1の凹溝29の両壁面32゜33に当接しない
ように、駆動軸30が支持された回動アーム31を動か
ないように保持するレバーであり、その中間部が軸56
によって機台2に回動自在に支持され、その一端部は駆
動摺動板38に設けたピン57に係合して回動駆動され
るようにし、上記駆動摺動板38が垂直ターンテーブル
1を停止するように摺動したとき、上記レバー55の他
端部に設けた凹部5Bが回動アーム31の下端部31a
に係合して回動アーム31を制止するようになっている
この考案は、以上説明したように、機台2に立設された
ブラケツ)−3,3’に回転自在に支持され、レコード
挟持盤5とによってレコード盤6を挟持する面と反対の
面に円形の凹溝29を有する垂直ターンテーブル1と、
この凹溝29の一方あるいは他方の壁面32.33に正
転、逆転に応じて圧接させるように回動アーム31に支
持された駆動軸30と、機台2のある側面2′に設けた
凹状係合部4Bと、レコード盤立の所望のレコード盤を
掴んで上記垂直ターンテーブル1とレコード挟持盤5と
にそのレコード盤を挟持させるように、また演奏終了の
レコード盤を掴んでそれをレコード盤立に返却するよう
にレコード搬送アーム7を駆動させるための、その一側
面38′に設けた凹状保合部49が上記垂直ターンテー
ブル1の停止状態において上記機台2に設けた凹状保合
部48と対向し、その摺動にしたがってその凹状保合部
49が上記機台2のある側面2′に沿って摺動する駆動
摺動板38と、この駆動摺動板38と平行に逆転駆動時
において摺動される逆転切換摺動板42と、この逆転切
換摺動板42に回動自在に枢着されそれに設けたピン4
6が正転時には上記機台2に設けた凹状保合部48に係
合されてこの逆転切換摺動板42が摺動しないように制
止され、逆転時には上記ピン46が上記駆動摺動板3B
に設けた凹状保合部49に係合されて駆動摺動板38の
摺動と共に上記逆転切換摺動板42も摺動されるように
する回転方向切換片43と、上記逆転切換摺動板42に
その中間部が回動自在に枢着され、その一端部が駆動摺
動板38にピン53を介して連繋され、その他端部が上
記駆動軸30を支持した回動アーム31に連繋されたレ
バー50とよりなり、正転時にはこのレバー50が駆動
摺動板3Bの摺動によって回動されて上記回動アーム3
1を一方に動かし、逆転時にはこのレバー50を回動さ
せないで上記駆動摺動板38および逆転切換摺動板42
と連動させて同じ摺動方向に動かし、上記回動アーム3
1を他方に動かすように構成したジュークボックス用自
動演奏プレーヤにおけるレコード回転切換装置を提供し
たので、すなわち、垂直ターンテーブル1に設けた凹溝
29の両壁面32.33に、駆動軸30を正転、逆転に
応じて切換えて圧接することによってレコード盤の回転
方向を簡単に、かつ、確実に切換えることができる。
また、上記駆動軸30を上記両壁面32.33に切換え
て圧接させるには、この駆動軸30を支持した回動アー
ム31が一端部によって連繋されたレバー50の中間部
を、逆転時において摺動する逆転切換摺動板42に枢着
し、上記レバー50の他端部をレコード演奏に先だって
摺動する駆動摺動板3Bに連繋し、正転時には、上記逆
転切換摺動1i42に回動自在に枢着した回転方向切換
片43に設けたピン46を機台2に設けた凹状保合部4
8に係合して、逆転切換摺動板42を摺動しないように
機台2に制止し、一方ミ駆動摺動板38はレコード演奏
に先だって摺動するので、前記レバー50を回動させて
回動アーム31を介して駆動軸30を前記壁面32に圧
接させて正転駆動を行ない、また、逆転時には、前記回
転方向切換片43に設けたピン46を駆動摺動板38に
設けた凹状保合部49に係合させることによって、レコ
ード演奏に先だって摺動する駆動摺動板38と連動して
逆転切換摺動板42も同じ方向へ摺動させることによっ
て、前記レバー50は回動されないで上記摺動と同じ方
向に動かされ、これによって、回動アーム31を介して
駆動軸30を前記壁面33に圧接させて逆転駆動を行な
うようにしたので、一つの駆動軸で、がっ、その回転方
向を変えることなく、正転および逆転駆動を行なうこと
ができ、また、その駆動軸を、正転および逆転駆動に応
じて動かす構造も比較的簡単で、かつ、確実に動作し、
また、動力源に対する負荷変動も小さくできる。
さらに、その回転切換機構のための大きな空間を必要と
しないなどの特長がある。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の実施例を示すもので、第1図はこの考案
を備えたジュークボックス用自動演奏プレーヤの斜視図
、第2図はレコード盤を挾持して回転させる垂直ターン
テーブル部の横断平面図、第3図はこの考案めレコード
回転切換装置の要部を第1図とは反対方向から見た斜視
図、第4図は第1図と同じ方向において見た同要部の平
面図であって正転動作を説明するための図、第5図は同
じく逆転動作を説明するための図である。 1・・・垂直ターンテーブル、2・・・機台、2′・・
・機台の側面、3,3′・・・ブラケット、5・・・レ
コード挟持板、6・・・レコード盤、7・・・レコード
搬送アーム、8・・・制御カムギア、14・・・ピック
アップアーム、15・・・ピックアップカートリッジ、
16・・・レコード針、29・・・凹溝、30・・・駆
動軸、30 a・・・大径部、30 b・・・小径部、
31・・・回動アーム、32.33・・・壁面、35・
・・レバー、38・・・駆動摺動板、38′・・・駆動
摺動板の一側面、39・・・電磁プランジャー、40・
・・L形のレバー、42・・・逆転切換摺動板、43・
・・回転方向切換片、46・・・ピン、48.49・・
・凹状係合部、50・・・■形のレバー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機台に立設されたブラケットに回転自在に支持され、レ
    コード挟持盤とによってレコード盤を挟持する面と反対
    の面に円形の凹溝を有する垂直ターンテーブルと、この
    凹溝の一方あるいは他方の壁面に正転、逆転に応じて圧
    接させるように回動アームに支持された駆動軸と、機台
    のある側面に設けた凹状保合部と、レコード盤立の所望
    のレコード盤を掴んで上記垂直ターンテーブルとレコー
    ド挟持盤とにそのレコード盤を挾持させるように、また
    、演奏終了のレコード盤を掴んでそれをレコード盤立に
    返却するようにレコード搬送アームを駆動させるための
    、その一側面に設けた凹状係合部が上記垂直ターンテー
    ブルの停止状態において上記機台に設けた凹状保合部と
    対向し、その摺動にしたがってその凹状係合部が上記機
    台の側面に沿って摺動する駆動摺動板と、この駆動摺動
    板と平行に逆転駆動時において摺動される逆転切換摺動
    板と、この逆転切換摺動板に回動自在に枢着されそれに
    設けたピンが正転時には上記機台に設けた凹状保合部に
    係合されてこの逆転切換摺動板が摺動しないように制止
    され、逆転時には上記ピンが上記駆動摺動板に設けた凹
    状係合部に係合されて駆動摺動板の摺動と共に上記逆転
    切換摺動板も摺動されるようにする回転方向切換片と、
    上記逆転切換摺動板にその中間部が回動自在に枢着され
    、その一端部が駆動摺動板にピンを介して連繋され、そ
    の他端部が上記駆動軸を支持した回動アームに連繋され
    たレバーとよりなり、正転時にはこのレバーが駆動摺動
    板の摺動によって回動されて上記回動アームを一方に動
    かし、逆転時にはこのレバーを回動させないで上記駆動
    摺動板および逆転切換摺動板と連動させて同じ摺動方向
    に動かし、上記回動アームを他方に動かすように構成し
    たジュークボックス用自動演奏プレーヤにおけるレコー
    ド回転切換装置。
JP12923677U 1977-09-26 1977-09-26 ジュ−クボックス用自動演奏プレ−ヤにおけるレコ−ド回転切換装置 Expired JPS593403Y2 (ja)

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JPS5455302U JPS5455302U (ja) 1979-04-17
JPS593403Y2 true JPS593403Y2 (ja) 1984-01-30

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ID=29093694

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JP12923677U Expired JPS593403Y2 (ja) 1977-09-26 1977-09-26 ジュ−クボックス用自動演奏プレ−ヤにおけるレコ−ド回転切換装置

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JP (1) JPS593403Y2 (ja)

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JPS5455302U (ja) 1979-04-17

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