JPS5839584Y2 - レコ−ドプレ−ヤ− - Google Patents

レコ−ドプレ−ヤ−

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JPS5839584Y2
JPS5839584Y2 JP1976022928U JP2292876U JPS5839584Y2 JP S5839584 Y2 JPS5839584 Y2 JP S5839584Y2 JP 1976022928 U JP1976022928 U JP 1976022928U JP 2292876 U JP2292876 U JP 2292876U JP S5839584 Y2 JPS5839584 Y2 JP S5839584Y2
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JP
Japan
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lever
arm
rotation
pin
rotates
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JP1976022928U
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JPS52115208U (ja
Inventor
雄二 森田
Original Assignee
パイオニア株式会社
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Publication date
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Priority to JP1976022928U priority Critical patent/JPS5839584Y2/ja
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  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は全自動操作が可能で且つ手動でもアームの昇
降を可能にしたレコードプレーヤーのアーム昇降機構に
関する。
従来のこの種のレコードプレーヤーは、アーム昇降器を
作動させる機構に完全に独立分離しており、このため部
品点数が増加すると共に、そのアーム昇降器の調整も個
別的に行なわなければならス、そのためにその調整がア
ンバランスになるおそれがあった。
そこでこの考案は、アーム昇降を司どるカムレバーを共
通にして、部品点数を減少すると共に、ケーム昇降器の
調整も共通にt2なうことができるようにしたレコード
プレーヤーのアーム昇降機構を提供しようとするもので
ある。
以下、図を参照して一実施例を説明する。
第1図はターンテーブルを取りはずしたレコードプレー
ヤーの上面を示し、1はメインシャーシで、その中央部
にはターンテーブル(図示せず)が位置する凹部1aを
形成し、その凹部1aにはアーム3の自動制御機構部が
位置する穴1b、モータの軸で成るドライブピン4が突
出する穴1cs速度切換ボタン5の選択で回動する速度
切換レバ−60基部が突出する穴1dを形成する。
また、メインシャーシ1の右部には、アーム3を回動す
るアーム軸7、アーム3を油圧で昇降させるアーム昇降
器8、アームを手動で昇降させるためのアーム昇降手動
レバー9、アーム3を自動操作させる際のレコード盤サ
イズ切換レバー10、アーム3を自動操作させてレコー
ド演奏を行なわせるスタートボタン11、アーム3の自
動操作を停止させてレコード演奏を途中で終らせるスト
ップボタン12、アーム3を何度でも回動・復帰させて
何回もレコード演奏を行なわせるリピートボタン13、
及びレコード盤サイズ切換レバー10で選択したサイズ
のレコード盤の縁端に正確にアーム3のカートリッジ3
aが降りるよう、そのアーム3の回動角度を微調整する
調整ネジ14のネジ穴1eをそれぞれ設ける。
15はメインシャーシ1の裏面にサスペンション15a
によって弾性保持されたサブシャーシで、そこにはアー
ム3の昇降、回動・復帰を制御する機構部を取り付ける
第1図において、穴1bに現われている部分は、その制
御機構の指令部である。
ターンテーブル(図示せず)の中心穴が嵌合するセンタ
ーピン16の軸受部17は、そのサブシャーシ15に取
り付け、このセンターピン16の下部には歯車16a1
突起16bを形成する。
そして、軸受部17の端部の軸17aにはストッパー1
8を回動自在に枢支し、そこには第1突起18a、第2
突起18b、第3突起18c、第4突起18dを設け、
第4突起18dには、始動レバー19、係止レバー20
を回動自在に取り付ける。
そして、係止レバー20はストッパー18の第3突起1
8cで回動角度を規制し、且つ始動レバー19の回動に
よって回動させるようにする。
すなわち、係止レバー20には凹部20aを形成し、始
動レバー19にはその凹部20a内に位置する突起19
aを形成する。
20bは、係止レバー20が反時計方向に回動した時、
時計方向に回転しているセンターピン16の突起16b
に係止する突起である。
この係止レバー20を反時計方向に回動させるには、駆
動レバー21かあるいは復帰ピン22で始動レバー19
の先端を反時計方向に押し、これによって突起19aが
回動スるようにする。
23はノイズ防止スイッチレバー、24aはアーム回動
補助レバー24のピン、25aは歯車円盤26への回転
力付与レバー25のピン、27aは後述の説1gから明
らかになるようにカム回動レバーとしく働くプレイ保持
レバー27のピン、28ハサブシヤーシ15に取り付け
られた歯車円盤26が回動自在に枢支されるピンであ′
る。
歯車円盤28は、周部に歯部26a1プレイ保持レバー
27のピン27aがガイドされるガイド面26bを形成
し、その歯部26aには=部に切欠部26a1を設げ、
またガイド面26bには扇状の凹部26blを設げる。
そして裏面には、アーム回動補助レバー22のピン24
aが往復動する・・−ト形のガイド溝26c1係止突起
26d、復帰突起26eを形成する。
26fはピン2に嵌合する穴である。
この歯車円盤26は、その穴26fでピン28に回動可
能に枢支され、且つ歯車26aの切欠部26a1がセン
ターピン16の歯車26aに位置して歯部26aに噛合
していない時は、第1図において、係止突起26dがス
トッパー18の第1突起18aに係止し、且つノイズ防
止スイッチレバー23が時計方向に押され、アーム回動
補助レバー24のピン24aがガイド溝26cによって
図の状態にあり、プレイ保持レバー27のピン27aは
ガイド面26bの凹部26b1の底に位置し、回動力付
与レバー25のピン25aはガイド面26bの凹部26
b1の途中にあって歯車円盤25に矢印方向の回転力を
与えている。
すなわち、通常の状態においては、歯車円盤25で矢印
方向に回転力を付与されながらも、係止突起26dかス
トッパー18の第1突起18aに当って停止している。
この歯車円盤25の裏部は第2図に示す。
第4図はサブシャーシ15の裏部を示し、プレイ保持レ
バー21には腕部27bを形成し、その基部はサブシャ
ーシ15に取り付けた軸15bに回動自在に枢支し、ス
プリング29によって時計方向の回動力を与えておくが
、ピン27aがサブシャーシ15の穴15cに係止する
ことによって図の状態にあるようにする。
そして、このプレイ保持レバー21には、軸27cを取
り付けて、そこにプレイレバー30、ストップレバー6
0を枢支する。
プレイレバー30には、電源スィッチとして働くマイク
ロスイッチ31を取り付け、且つ駆動レバー21のピン
21aに係止する穴部30aを形成し、スプリング32
で反時計方向に回動させておく。
また、このプレ・ルバー30には、軸30bを取り付け
て、そこにロック駆動レバー33を枢支する。
このロック駆動レバー33には、その腕部33aの先に
ピン33bを設け、また基部付近においては下面にボー
ル28を弾発状態で取り付け、時計方向の回動位置(第
4図はこの状態)、するいは反時計方向の回動位置のい
ずれかり位置に常に位置するようにする。
33cはこのロック、駆動レバー33が反時計方向の回
動位置にあるとぎ、ストップレバー60が時計方向に回
動することにより、当接する突起である。
ストップレバー60は、スプリング51に引張れている
駆動レバー21のピン21aにより反時計方向に回動し
ているようにする。
そして、このストップレバー60は、第1図のストップ
ボタン12を押すことにより、レリー・ズ34が引張ら
れて時計方向に回動するようにする。
また、プレイレバー30もスタートボタン11を押すこ
とにより、レリーズ35が引張られて時計方向に回動す
るようにする。
史に、ロック駆動レバー33はリピートボタン13を押
すことにより、レリーズ36が引張られて反時計方向に
回動した位置にボール28によつて固定するようにする
37はサブシャーシ15に取り付けられた軸15dに回
動自在に枢支するL字状のスイッチレバーで、その片端
37aはマイクロスイッチ31の作動突起31aに当接
し、他端37bは第1図のアーム軸7に取り付けられる
アームレバー30の段部38aで常時は押されるように
する。
またこの軸15dにはロックレバ−39も回動自在に枢
支され、そのロックレバ−39の先端部にはアーム回動
レバー40のピン40aがロックする凹部39aを形成
し、また中央部にはロック駆動レバー33のピン33b
が位置する三角穴39bを形成する。
更に先端にはオーバーセンターバネ41を取付け、この
バネ41の他端はサブシャーシ15の軸15eに回転自
在に取り付ける。
アーム回動レバー46は、サブシャーシ15の軸15f
に回動自在に枢支したアーム回動補助レバー24と共に
、その軸15fに回動自在に枢支するが、そのアーム回
動補助レバー24との間には摩擦板42を介在し、アー
ム回動補助レバー240回動はその摩擦板42の摩擦力
によって伝わるようにする。
そして、アーム回動レバー40の先端には垂直部40b
1水平部40cを形成し、この垂直部40 bにはアー
ムレバー38のピン38bが位置するようにする。
またアーム回動補助レバー24にはその先端付近に軸2
4bでアーム復帰レバー43を回転自在に枢支する。
そして、そのアーム復帰レバー43にはスプリング44
で常時時計方向の回動力を与え、アーム回動補助レバー
24の先端の突起24cに当接させるようにする。
先端にはスポンジ45を貼着して、その先端がアームレ
バー38のピン38bに直接当らないようにする。
なお、第1図の始動レバー19を押ス復帰ヒン220基
端は、このアームレバー35の段部38aに近くに係止
させ、そのアームレバー38の反時計方向の回動により
引張られて始動レバー19を押すようにする。
46はこの復帰ピン22の先端を支持するケースである
前記オーバーセンターバネ41が取り付けられる軸15
eには、常時スプリング47で時計方向の回動力を与え
られているカムレバー46を回動自在に枢支し、そのカ
ムレバー48はフレイ保持レバー27の腕部27bの先
端部に係止させる。
そして、このカムレバー48の段部48aの下面(平面
状)には、アーム昇降レバー49のピン49aを位置さ
せる。
すなわち、カムレバー48が反時計方向に回動すること
により、アーム昇降レバー49のピン49aが段部48
aの上面(平面状)に位置し、そのアーム昇降レバー4
8は支点49bを中心に回動して、他端の板バネ49c
がアーム昇降器8を上昇させるようにする。
なお、このカムレバー48はプレイ保持レバー27が反
時計方向に回動することにより、その腕部27bが押さ
れて反時計方向に回動するが、第1図のアーム昇降手動
レバー9をrUP J方向に回動させるとレリーズ50
が引張られて反時計方向に回動するようにも構成する。
51はサブシャーシ45の垂直部に取り付けた軸15g
に回動自在に枢支した微調整レバーで、その突起15a
に当接する微調整ネジ14を調整することにより、若干
回動するようにする。
そして、その微調整レバー51の先端部の軸51bには
、アーム回動レバー40の回動角度を規制するレコード
盤のサイズ選択レバー52を回動自在に枢支する。
このサイズ選択レバー52にはその内側ニ3個の段部5
2a、52b、52cを形威し、アーム回動レバー40
の先端の水平部40cが段部52aに係止して停止した
時は第1図のアーム3のカートリッジ3aは30Crn
レコード盤の縁部に降りるよう、また段部52aに係止
して停止した時はカートリッジ3aは25cmレコード
盤の縁部に降りるよう、更に段部25cに係止して停止
した時はカートリッジ3aは1.7cmレコード盤の縁
部に降りるようにする。
このときの微調整は微調整ネジ14で行なう。
なお、サイズ選択レバー52はスプリング53によって
常に下方向に回動力を受けているようにする。
54は、サブシャーシ15の軸15hに回動自在に枢支
されて、その先端の凹部54aに、サイズ選択レバー5
2の突起52dが係止している段部選択レバーである。
この段部選択レバー54は、第1図のレコード盤サイズ
切換レバー13を3段階に切換えることにより、レリー
ズ55が引張られ、サイズ選択レバー52のそれぞれの
段部52a〜52cをアーム回動レバー40の水平部4
0cの回動前方に適宜選択的に位置させる作用をする。
その他、15i、15j、15にはサブシャーシ15に
設げた軸、56は回動力付与レバー25に常時反時計方
向の回動力を与えるスプリング、57は駆動レバー21
に常時時計方向の回動力を与えるスプリング、58はノ
イズ防止スイッチレバー23に常時時計方向の回動力を
与えるスプリング、15eはアーム回動補助レバー24
のピン24aの往復移動ガイド穴である。
そして、39は閉成によりアーム3のカートリッジ3a
の出力をアースに短絡する短絡スイッチである。
以上で構成の説明を終る。
なお、第6図は本考案の要部を示す斜視図である。
次に動作について説明する。
停止状態でピン2に穴26fで嵌合された歯車円盤26
の歯部26aの切欠部26a1がセンターピン16の歯
車16aに位置して噛合せす、係止突起26dはストッ
パー18の第1突起18aに係止すると共に、ノイズス
イッチ防止レバー23を押して(第3図イ)短絡スイッ
チ59を開放にし、ガイド面26bの凹部26b□の途
中には回転力レバーZ5のピン25aが当接して歯車円
盤26に反時計方向の回転力を与えている。
またこのとき、アーム回動補助レバー24のピン24a
はバート形の刀イド溝26cに係合して第1図、第3図
イのような状態にあるようにし、更にプレイ保持レバー
27のピン27aはガイド面26bの凹部26b1の底
に位置して、そのフレイ保持レバー27の腕部はカムレ
バー48を押していないようにする。
なおこの時、係止レバー20、始動レバー21は第3図
イの状態にあり、その係止レバー20は歯車16aの突
起16bには係止しないようにする。
従って、この時はセンターピン16に嵌合したターンテ
ール(図示せず)は空転する。
またそのターンテーブルの裏側の周鍔とドライブピン4
との間にゴムベルトが懸架されている。
いまアーム昇降手動レバー9をrDOWNJの位置にし
た状態でスタートボタン11を押してリードイン動作な
開始させると、レリーズ33が弓張られ、プレイレバー
36が時計方向に回動するので、その突部30aにより
、駆動レバー21が回動して、始動レバー19が反時計
方向に回動し、その突起19aが係止レバー20の凹部
20aを反時計方向に回動するので、その係止レバー2
0の突部20bが歯車16a方向に突出する。
またフレイレバー30が時計方向に回動することにより
、同時にその上にあるマイクロスイッチ31が時計方向
に移動し、その突部31aがスイッチレバー37の片端
37aからはずれて突出し、その片端37aに係止され
るようになる(第5図イから口への変化)。
また同時にプレイレバー30に取り付けられているロッ
ク駆動レバー33も時計方向に回動するのでその先端の
ピン33bがロックレバ−39を時計方向に回動し、そ
の凹部33aをアーム回動レバー40のピン40aから
はずしてそのロックを解除する(第5図口)。
以上からマイクロスイッチ31が閉成して電源が入り、
モータは駆動されてドライブピン4が回転を始め、これ
によってターンテーブルはゴムベルトによって回転する
ようになる。
従って、センターピン16は時計方向に回転を開始し、
その突起16bも同様に回転して、その突起16bは突
出している係止レバー20の突部20bを押すようにな
る(第3図口)。
このため、ストッパー18は反時計方向に回動して、歯
車円盤26の係止突起26dからはずれ(第3図ハ)同
時にこの歯車円盤26は回転力付与レバー21のピン2
7aにより反時計方向に回動力を与えられているので、
歯車円盤26は若干回転し、その歯部26aがセンター
ピン16の歯車16aに噛合するようになる。
この時、センターピン16は回転しており、このため歯
車円盤26はこのセンターピン16の回転力を受けて回
転を続けるようになる。
この回転開始により、歯車円盤26のガイド面26bの
凹部26b1の底に位置していたプレイ保持レバー2γ
のピン27aは外側に押されるようになる。
すなわち、このプレイレバー30をのせたプレイ保持レ
バー27は第4図においては、反時計方向に回動するよ
うになる。
このため、マイクロスイッチ31の突起31aはスイッ
チレバー37から係止を解かれ、第5図ハに示すように
その突起31aはスイッチレバー37によっても押され
なくなる位置に退き、閉成状態を保ち、電源は印加され
続ける。
また同時に、プレイ保持レバー27の腕部27bはカム
レバー48を押すので、アーム昇降レバー49のピン4
9aはカムレバー48の段部48aの上面に押し上げら
れ、このためアーム昇降レバー49の板バネ49cはア
ーム昇降器8を押し上げるようになる。
従って、アーム3は上昇するようになる。
この間、歯車円盤26は回転を続けており、このため、
アーム回動補助レバー24のピン24aはその歯車円板
26の・・−ト形のガイド溝26cにガイドされてサブ
シャーシ15の往復動移動ガイド穴15eを往復動する
ようになる。
従って、その往路においては、アーム回動補助レバー2
4が第4図において時計方向に回動し、その終端ではア
ーム復帰レバー43がアーム回動補助レバー24との間
に架けられたスプリング440弾性と共にスポンジ45
でアームレバー38のピン38bをアーム回動レバー4
0の垂直部40bに押しつげるようになる。
そして、アーム回動補助レバー24が歯車円盤26の・
・−ト形の溝26cによって復帰運動を開始し、反時計
方向に回動するようになると、その回動力は摩擦板42
を介してアーム回動レバー40にも伝わり、そのアーム
回動レバー40はそのピン40aがロックレバ−39か
ら解除されている(第5図ハ)ので、垂直部40bによ
ってアームレバー33を反時計方向に回動するようにな
る(第5図二)。
従って、アーム3はこの時センターピン1675向に回
動するようになる。
同時にアームレバー38は復帰ピン22も引張るように
なる。
なお、このアーム3がセンターピン16方向に回動する
とぎ、アームレバー38のピン38bはアーム回動レバ
ー40の垂直部40bとスポンジ46に挾まれて回動す
るので、そのアーム8はふらつくことはない。
アーム回動レバー40が反時計方向に回動を続け、その
時その直前にサイズ選択レバー52の段部52cが位置
しているとぎは、水平部40cはその段部52cに当接
して停止するようになるので、アームレバー38もそこ
で停止するようになる。
しかし、アーム回動補助レバー24は続けて摩擦板42
の摩擦力に打勝って回動する。
またこの時、アーム3はピン38bがアーム復帰レバー
46のスプリング440弾力及びスポンジ45でアーム
回動レバー40に押されて移動され、その後復帰レバー
43のバネ復帰及びスポンジ450弾力が解除されるが
、ピン38bが挾まれているタメ、アーム3が移動時の
慣性によりレコード盤の内側上方移動することはない。
以上は、レコード盤サイズ切換レバー10を17mの位
置にセットした場合であるが、25cmにセットした場
合はサイズ選択レバー32の段部52bが直前に位置す
るので、そこでアーム回動レバー40は停止し、また3
0crnにセットした場合は段部52aが直前に位置す
るので、そこで停止するようになる。
従って、アーム3のカートリッジ3aはターンテーブル
上に載せられた1 7cm、 25Crrl、、 3
0cmのレコード盤の縁端上に位置して停止するように
なる。
このとぎ、微調整ネジ14を調整すれば、微調整レバー
51が回動して、サイズ選択レバー52の段部52a〜
52cは、第4図におけるアーム回動レバー40の水平
部40cからの距離が調整されるようになるので、アー
ム3のカートリッジ3aはより正確な位置まで回動して
停止するようになる。
すなわち、この微調整ネジ14を調整することにより、
カートリッジ3aはターンテーブル上のレコード盤の縁
端に正確な位置で停止するようになる。
この後、アーム回動補助レバー24は前記のように摩擦
板42の摩擦力によって、アーム回動レバー40を反時
計方向に回動させながら、歯車円盤56の・・−ト形の
ガイド溝26cでガイドされて反時計方向に回動し、つ
いには元の位置にまで回動するようになる。
この時、歯車円盤26のガイド而26bで押されていた
プレイ保持レバー2Tのピン27aは凹部26blに位
置するようになるので、そのプレイ保持レバー27の腕
部26bはカムレバー48から離れるようになる。
従って、このカムレバー48はスプリング47に引張ら
れて時計方向に回動し、その段部49aの上面に乗って
いたアーム昇降レバー49のピン49aは下面に降り、
このため、このアーム昇降レバー49は回動して、そノ
板バネ49cはアーム昇降器8から離れるようになる。
このため、アーム3は下降し、そのカートリッジ3aの
針はレコード盤の縁端に降りるようになる。
またこのようにフレイ保持レバー27が時計方向に回動
復帰するとき、ロック駆動レバー33のピン33bはロ
ンフレバー39を押して反時計方向に回動させるが、そ
の凹部39aで、アーム回動レバー40のピン40aを
ロックすることはない(第5図二)。
なお、歯車円盤26は、元の位置まで回転する途中にお
いて復帰突起26eが第3図二のように、ストッパー1
8、係止レバー20、始動レバー19を第3図イの状態
に戻すので、その歯車円盤26が元の位置に戻ると、七
〇係止突起26dがストッパー18に当接すると共にノ
イズ防止レバー23を押すようになる。
従って、このノイズ防止レバー23は短絡スイッチ59
からはずれ、カートリッジ3aの出力はアースされない
ようになる。
この時、歯車円盤26の歯部26aの切欠部26a1が
センターピン16の歯車16aに位置するようになるの
で、その歯車16aは歯部26aとの噛合を解かれ、セ
ンターピン16の回転は歯車円盤26には伝わらなくな
る。
以上から、このセンターピン16に嵌合したターンテー
ブル上のレコード盤の記録はカートリッジ3aで再生さ
れるようになる。
そして、再生が進み、アーム3がセンターピン16近く
にまで回動すると、その再生は終るようになる。
このようにアーム3が大きく回動すると、そのアームレ
バー38が復帰ピン22を引張って始動レバー19を反
時計方向に回動するようになる。
従って、第3図口のように、係止レバー20はセンター
ピン16の突起16b75向に突出して、その突起16
bに押されるようになるので、ストッパー18は反時計
方向に回動し、このため、歯車円盤26の係止突起26
dはストッパー18からはずれ、その歯車円盤26は再
度回転するようになる。
このためプレイ保持レバー27が反時計方向に回動し、
これによって前記と同様にアーム昇降器8が上昇し、こ
れによってアーム3のカートリッジ3aの針がンコード
盤から離れるようになる。
また、歯車円盤26は回転を続けるので、アーム回動補
助レバー24が時計方向に回動して、アームレバー38
はアーム復帰レバー43のスポンジ45によって時計方
向に回動し、途中からはアーム復帰レバー43のスポン
ジ45とアーム回動レバー40の垂直部40bに挾まれ
て回動し、アーム3をレコード盤の縁端方向に回動する
ようになる。
この時、アーム回動レバー40はロックレバ−39にロ
ックされていないことはもちろんである(第5図二)。
そして、アーム回動補助レバー24が充分回動してアー
ム3を第1図の状態にまで復帰させると、そのアーム回
動補助レバー24は逆に反時計方向に回動するようにな
るが、アーム回動レバー40はセンターオーバーバネ4
1で復帰力を有するロックレバ−39でロックされるの
で回動せず、そのアーム回動補助レバー24のみが摩擦
板42の摩擦力に打勝って回動するようになる。
その後、アーム回動補助レバー24が元の位置に復帰し
た時点で、プレイ保持レバー2γのピン27aは歯車円
盤26のガイド面26bの凹部26b□に位置するよう
になるので、そのプレイ保持レバー27は時計方向に回
動し、カムレバー43も時計方向に回動してアーム昇降
レバー49は復帰し、アーム昇降器8は降り、アーム3
も降りて元の位置に落着くようになる。
また同時にマイクロスイッチ31の突起は、アームレバ
ー38に押されているスイッチレバー37の片端37a
に当接して(第5図イ)、そのマイクロスイッチ31は
開放となって電源は断たれ、ドライブピン4は回転を止
め、ターンテーブルも回転を停止する。
以上でワンプレイを終る。以上の動作中にストップボタ
ン12を押すと、レリーズ34が引張られてストップレ
バー60が時計方向に回動するので、駆動レバー21を
第4図において反時計方向に回動させ、第1図において
始動レバー19を反時計方向に押すので、前記復帰ピン
22が始動レバー19を反時計方向に押した場合と全く
同様に全機構が動作し、途中からアーム3は元に戻って
マイクロスイッチ31は開放し、全動作は終了するよう
になる。
また、リピートボタン13を押した場合(リピートプレ
イ)、レリーズ36が引張られ保持されるので、ロック
、駆動レバー33が反時計方向に回動し、そのピン33
bによってロックレバ−39はセンターオーバーバネ4
1によるセンターをオーバーして大きく時計方向に回動
して、アーム回動レバー40はロックを解かれるように
なる(第5図ホ)。
このため、プレイ保持レバー27が反時計方向に回動し
てもロックレバ−39を反時計方向に回動してアーム回
動レバー40をロックすることはない。
従ってこの場合は、復帰ピン220作用によつて何回で
もレコードが再生されるようになる。
この状態でストップボタン12を押すと、リピート13
を解除すると共に、ストップレバー60は反時計方向に
回動するので、ロック、駆動レバー33の突起33cを
押して、そのロック駆動レバー33は時計方向に回動し
てロックレバ−39を反時計方向に回動させるようにな
るため、再生途中であれば、センターオーバーバネ41
によってアーム回動レバー40は第5図二のようになる
またこのストップレバー60は、駆動レバー21を回動
させるので、始動レバー19が押されて歯車円盤26が
回転を始め、アーム3は元の位置に戻り、且つアーム回
動レバー40は前記回動復帰したロックレバ−39でロ
ックされるので、歯車円盤26の回転終了後前記のよう
に全動作は停止するようになる。
以上は全自動の場合であるが、アーム昇降手動レバー9
をrUPJ方向に切換えればレリーズ50が引張られる
ので、カムンバー48が反時計方向に回動し、アーム昇
降レバー49を回動するので、アーム昇降器8が上昇す
るようになる。
従って、この後アーム3はセンターピン16方向に回動
すれば、アームレバー38も回動し、スイッチレバー3
7がマイクロスイッチ31の突起から離れるので、ドラ
イブピン4は回転を開始し、このためターンチーフルも
回転を始めるようになる。
従って、そのアーム3のカートリッジ3aの針をレコー
ド盤の縁端に合致させた後、アーム昇降手動レバー9を
rDOWNJの位置にすれば、カートリッジ3aの針は
レコード盤上に載り、再生が開始されるようになる。
この再生が終了すれば、前記のように復帰ピン22が始
動レバー19を押すので、リピートボタン13が押され
ていなげれば全動作が終了するようになる。
なお、以上は一実施例であり、歯車円盤26は必ずしも
センターピン16の回転力で回転させる必要はなく、別
にモータを設けて、これにより回転させるようにしても
良い。
但しこの場合でも回転開始は、駆動レバーあるいは復帰
ピンで行なうようにした方が良い。
またアーム回動レバー10とアーム回動補助レバー24
は、ロックレバ−39摩擦板42によって同時に回動あ
るいは片方のみ回動するようにしたが、これもカム機構
等を用いることにより同様の回動機構とすることができ
る。
以上のように本考案は、アーム軸に取付けられたアーム
レバーに当接してアームをセンターピン方向に移動させ
る如くアームレバーを回動するアーム回動レバーと、自
動操作時に往復動され、摩擦機構を介して前記アーム回
動レバーを回動させるアーム復帰レバーと、自動操作時
に往復動されるカム回動レバーと、このカム回動レバー
の回動により回動されるカムレバーと、このカムレバー
の回動により揺動されアーム昇降器を作動するアーム昇
降レバーと、前記カムレバーを前記カム回動レバーの回
動によらず、外部操作により回動する作動操作手段とを
備えることを特徴とするものである。
このように、アーム昇降器、カムレハーヲ共通に用いる
ので、自動の場合でも、手動の場合でもそのアーム昇降
器の調整を個別的に行なう必要はなく、共通にでき、ま
た部品もすべて共通で、更に手動用のレリーズ等を設け
るのみで良いので、その点数を少なくすることができる
ようになる。
また、アームを上昇させた場合及び下降させた場合に対
応するカムレバーの而を水平面としておけば、手動操作
用に用いるレリーズ等の調整もほとんど必要としない。
【図面の簡単な説明】
第1図はターンテーブルとゴムベルトをはずしたレコー
ドプレーヤーの平面の一部の分解斜視図、第2図は歯車
円盤の裏面の斜視図、第3図イル二はストッパーの動作
説明図、第4図はレコードプレーヤー裏部のサブシャー
シ内の斜視図、第5図イ〜ホはロックレバ−の作用説明
図、第6図は本考案の要部を示す斜視図である。 1・・・・・・メインシャーシ、3・・・・・・アーム
、4・・・・・・ドライブピン、8・・・・・・アーム
昇降器、9・・・・・・アーム昇降手動レバー10・・
・・・・レコード盤サイズ切換レバー、11・・・・・
・スタートボタン、12・・・・・・ストップボタン、
13・・・・・・リピートボタン、14・・・・・・微
調整ネジ、15・・・・・・サブシャーシ、16・・・
・・・センターピン、18・・・・・・ストッパー、1
9・・・・・・始動レバー、20・・・・・・係止レバ
ー、21・・・・・・駆動レバー、22・・・・・・復
帰ピン、23・・・・・・ノイズ防止スイッチレバー、
24・・・・・・アーム回動補助レバー25・・・・・
・回動力付与レバー 26・・・・・・歯車円盤、27
・・・・・・プレイ保持レバー 28・・・・・・ボー
ル、加・・・・・・フレイレバー 31・・・・・・マ
イクロスイッチ、33・・・・・・ロック駆動レバー、
34・・・・・・レリーズ、35・・・・・・レリーズ
、36・・・・・・レリーズ、31・・・・・・スイッ
チレバー、38・・・・・・7−4レバー、39・・・
・・・ロックレバ−140・・・・・・アーム回動レバ
ー、41・・・・・・バネ、42・・・・・・摩擦板、
43・・・・・・アーム復帰レバー、45・・・・・・
スポンジ、48・・・・・・カムレバー、49・・・・
・・アーム昇降レバー、50・・・・・・レリーズ、5
1・・・・・・微調整レバー、52・・・・・・サイズ
選択レバー、54・・・・・・段部選択レバー、55・
・・・・・レリーズ、59・・・・・・短絡スイッチ、
60・・・・・・ストップレバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アーム軸に取付けられたアームレバーに当接してアーム
    をセンターピン方向に移動させる如くアームレバーを回
    動するアーム回動レバーと、自動操作時に往復動され、
    摩擦機構を介して前記アーム回動レバーを回動させるア
    ーム復帰レバーと、自動操作時に往復動されるカム回動
    レバーと、このカム回動レバーの回動により回動される
    カムレバーと、このカムレバーの回動により揺動されア
    ーム昇降器を作動するアーム昇降レバーと、前記カムレ
    バーを前記カム回動レバーの回動によらず、外部操作に
    より回動する手動操作手段とを備えることを特徴とする
    レコードプレーヤー。
JP1976022928U 1976-02-27 1976-02-27 レコ−ドプレ−ヤ− Expired JPS5839584Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976022928U JPS5839584Y2 (ja) 1976-02-27 1976-02-27 レコ−ドプレ−ヤ−

Applications Claiming Priority (1)

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JP1976022928U JPS5839584Y2 (ja) 1976-02-27 1976-02-27 レコ−ドプレ−ヤ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS52115208U JPS52115208U (ja) 1977-09-01
JPS5839584Y2 true JPS5839584Y2 (ja) 1983-09-06

Family

ID=28482876

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1976022928U Expired JPS5839584Y2 (ja) 1976-02-27 1976-02-27 レコ−ドプレ−ヤ−

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JP (1) JPS5839584Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS558134Y2 (ja) * 1974-09-20 1980-02-22

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JPS52115208U (ja) 1977-09-01

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