JPH03238279A - ガイドレールの据付状態修正指示装置 - Google Patents

ガイドレールの据付状態修正指示装置

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JPH03238279A
JPH03238279A JP3138690A JP3138690A JPH03238279A JP H03238279 A JPH03238279 A JP H03238279A JP 3138690 A JP3138690 A JP 3138690A JP 3138690 A JP3138690 A JP 3138690A JP H03238279 A JPH03238279 A JP H03238279A
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rail
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JP3138690A
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Ryoetsu Kanayama
良悦 金山
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Hitachi Elevator Engineering and Service Co Ltd
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    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B19/00Mining-hoist operation
    • B66B19/002Mining-hoist operation installing or exchanging guide rails

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  • Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はエレベータのガイドレールの据付状態修正作業
指示装置に係り、特に据付位置の修正作業の迅速化と据
付精度の向上を図るのに好適なガイドレールの据付状態
修正作業指示装置に関する。
(従来の技術) 従来、例えば特開昭64−29372号公報に示される
ように、かご側よりガイドレールの位置および基準線の
位置をそれぞれ測定し、ガイドレールの据付精度を算出
するガイドレールの据付精度測定装置が提案されている
。そして、ガイドレールの据付位置の修正作業の際には
、上記のガイドレールの据付精度の測定結果に基づいて
、レール継目部の近傍などで位置修正を行なうようにな
っている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上述した従来技術にあっては、ガイドレール
上の各測定点の据付位置を移動修正する際、修正した測
定点の部分でガイドレールの屈曲などの変形が生じるた
め、隣接する他の測定点でも影響を受けて、例えば基準
線に対する距離が変化し、すなわち据付位置の測定結果
と修正後の据付位置との等優性が失われることがあった
。このため、隣接する他の測定点では据付位置の再測定
や再修正を要するという問題があった。
本発明はこのような従来技術における実情を鑑みてなさ
れたもので、その目的は、ガイドレールの据付精度を検
出できるばかりか、各測定点の据付位1を修正する際、
この修正に伴うガイドレールの変形をあらかじめ考慮し
て各測定点での修正位置を求めることのできるガイドレ
ールの据付状態修正作業指示装置を提供することにある
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するために本発明は、昇降路内に立設さ
れる一対のガイドレールと、これらのガイドレールに案
内され昇降路内を走行可能なかごとを有するエレベータ
に用いられ、上記かごに備えられたガイドレールの据付
状態修正作業指示装置において、上記ガイドレールに対
する距離を測定する第1の測定手段と、上記昇降路内で
垂直方向に張設される基準線に対する距離を測定する第
2の測定手段と、上記ガイドレールの継目部の位置を検
出するレール継目検出器と、これらの第1の測定手段、
第2の測定手段、およびレール継目検出器に接続され上
記ガイドレール上の各測定点の゛据付位置を演算すると
ともに、それぞれ隣接する他の測定点との相対的位置関
係に応じて各測定点の据付位置の修正量および修正方向
を演算する演算装置とを設けた構成にしである。
〔作用〕
本発明は上記のように構成したので、昇降路内でかごを
走行させながら、レール継目検出器によりガイドレール
の継目部の位置を検出し、第1の測定手段によりガイド
レールに対する距離、第2の測定手段により基準線に対
する距離をそれぞれ測定する。次いで、演算装置により
、上記のガイドレールに対する距離および基準線に対す
る距離に基づいて基準線に対するガイドレールの水平面
内の位置を演算するとともに、この水平面内の位置に対
応する垂直位置を演算し、すなわちガイドレール上の各
測定点の据付位置を演算する。また、上記の演算装置に
より、それぞれ隣接する他の測定点との相対的位置関係
に応じて各測定点の据付位置の修正量および修正方向を
演算する。これによって、ガイドレールの据付精度を検
出できるばかりか、各測定点の据付位置を修正する際、
この修正に伴うガイドレールの変形をあらかじめ考慮し
て各測定点での修正位置を求めることができる。
〔実施例〕
以下、本発明のガイドレールの据付状態修正作業指示装
置の実施例を図に基づいて説明する。
第1図は本発明のガイドレールの据付状態修正作業指示
装置の一実施例を示す斜視図、第2図は第1図に対応す
るブロック図、第3図(a) 、 (b)はそれぞれ第
1図の据付状態修正作業指示装置に備えられるプリンタ
から出力されるX軸方向、Y軸方向の演算結果を示す説
明図である。
本実施例のガイドレールの据付状態修正作業指示装置が
用いられるエレベータは、第1図に示すように、昇降路
1内に立設される一対のガイドレールla、lbと、こ
れらのガイドレールla。
1bによって案内され、昇降路1内を走行可能なかご2
と、このかご2の上部にそれぞれ設けられ、ガイドレー
ル1aの一方の側面12を転動するガイドローラ3aと
、端面13を転動するガイドローラ3bと、他方の側面
14を転動するガイドローラ3cと、同様にガイドレー
ル1bのそれぞれの面を転動するガイドローラ3d、3
e、3fと、これらのガイドローラ3a〜3fのそれぞ
れに押圧力を付与するばね4a、4b、4C24d、4
e、4fとを備えている。なお、これらのばね4a〜4
Cによりガイドローラ3a〜3Cがガイドレールla上
を転勤しながら、かつ、ガイドレールla上を押圧し、
他方のガイドレールlb側も同様であるので、走行中の
かご2は一時遅れの運動要素を有している。このため、
ガイドレールla、1bの据付位置が水平方向へ連続的
に変動している場合、これらのガイドレール1a、1b
に走行中のかご2が追従することはできない。
第2図に示す本実施例のガイドレールの据付状態修正作
業指示装置は、かご2上に備えられるとともに、第1図
のガイドレール1aに対する距離を測定する第1の測定
手段5と、第1図の昇降路1内で垂直方向に張設される
基準線、例えばピアノ線6に対する距離を測定する第2
の測定手段7と、ガイドレールlaの継目部15の位置
を検出するレール継目検出器8と、これらの第1の測定
手段5、第2の測定手段7およびレール継目検出器8に
接続される演算装置、10と、この演算装置10に接続
され、第3図(a) 、 (b)に示す演算結果を出力
するプリンタ11などがらなっている。
上述した第1の測定手段5は、第1図に示すように、ガ
イドレールlaの一方の側面12に対向し、この側面1
2の変位量を検出する変位検出器5aと、端面13に対
向し、この端面13の変位量を検出する変位検出器5b
と、他方の側面14に対向し、この側面14の変位量を
検出する変位検出器5cと、かご2に取付けられ、変位
検出器5a〜5cをそれぞれ支持する支持具9a、9b
、9cとからなっている。上述した第2の測定手段7は
、かご2に支持具9eを介して取付けられ、ピアノ線6
に係合する一対のかご変位検出器7a、7bからなって
いる。上述したレール継目検出器8は、ガイドレール1
aの端面13に対向し、支持具9dを介してかご2に取
付けられている。
上述した演算装置110は、ガイドレールl−上の各測
定点の据付位置を演算するとともに、それぞれ隣接する
他の測定点との相対的位置関係に応じて各測定点の据付
位置の修正量および修正方向を演算し、例えば隣接する
他の2つの測定点に与える影響が最小となり、かつ、各
測定点が隣接する他の2つの測定点を結ぶ直線に接近す
るように修正方向と修正量を求めるようになっているや
この実施例にあっては、かご2を昇降路1内で走行させ
ながら、レール継目検出器8によりガイドレール1aの
継目部15の位置を検出するとともに、変位検出器5a
、5b、5Cによりガイドレールl−上の各測定点で側
面12、端面13、側面14の変位量をそれぞれ測定し
、かご変位検出器7a、7bによりピアノ線6の変位量
を測定する。次いで、演算装置10により、上記のガイ
ドレール1aの変位量および基準線6の変位量に基づい
て基準線6に対するガイドレール1aの水平面内の位置
を演算する。
ここで、ピアノ線6に対するかご変位検出器7a、7b
の変位量をそれぞれSx、Sy、変位検出器5eに対す
る端面12の変位量をSa、変位検出器5bに対する端
面13の変位量をsb、変位検出器5Cに対する他方の
側面14の変位量をScとすると、ピアノvA6に対す
るガイドレール1aOX軸方向の変位置X01Y軸方向
の変位置Yo、およびガイドレール1aの側面12.1
4間の厚さTは、それぞれ次の式によって算出される。
すなわち、 Yo=Sy−3a xo=SX−sb T=S a−3c また、演算装置10により、ガイドレール1aの水平面
内の位置に対応する垂直位置、すなわちZ軸方向の位置
を演算する。このとき、ガイドレール1aの継目部15
の間隔がほぼ一定であることから、この間隔に対するか
ご2の走行時間でかと2の走行速度と測定位置を演算す
るようになっている。このようにして演算装置10によ
り、ガイドレールl−上の各測定点の据付位置を昇降路
l内のX軸方向、Y軸方向、Z軸方向のそれぞれについ
て演算する。
この演算装置10の演算結果に基づいてプリンタ11は
、第3図(a)に示すように、X軸方向の基準値20と
、各測定点でのX軸方向の各測定値21〜32と、これ
らの測定値21〜32を順次連結する破線33と、X軸
方向の許容限界値34.35とをそれぞれ表示する。同
様に上記のプリンタ11は、第3図(b)に示すように
、Y軸方向の基準値40と、各測定点でのY軸方向の測
定値41〜52と、これらの測定値41〜52を順次連
結する破線53と、Y軸方向の許容限界値54.55と
をそれぞれ表示する。なお、上記のプリンタ11は、演
算装置10からの出力信号を受けて、ガイドレール1a
の側面12.14、端面13毎の据付誤差と各据付誤差
の発生した垂直誤差を印字出力するようになっている。
そして、上記の演算装置10は、例えば第3図(b)に
示すY軸方向の各測定値41〜52が許容限界値54.
55間、すなわち許容範囲ΔY内にあるかどうかを判別
するとともに、各測定点について各測定値とそれぞれ隣
接する他の2つの測定点の測定値とによって形成される
三角形の内角の値があらかじめ定められるしきい値内に
あるかどうかを判定し、このしきい値を越える場合、内
角の値が小さくなるように修正方向と修正量を演算する
。例えば測定値43、およびその前後の測定値42.4
4により形成される第1の三角形の内角61.62が所
定のしきい値内にあるかどうかを判定する。これらの内
角61.62がしきい値を越える場合、これらの内角6
1.62が小さくなるように修正方向と修正量を演算し
、この修正方向と修正量に基づいて修正値43aを求め
る。
次いで、測定値44、および上記の修正値43a、測定
値45により形成される第2の三角形でも、上記の第1
の三角形の場合と同様に、内角63.64が所定のしき
い値内にあるかどうかを判定し、これらの内角63.6
4が所定のしきいイ直内にある場合、測定値44につい
て修正を行なわないようになっている。次いで、測定値
45、およびその前後の測定値44.46により形成さ
れる第3の三角形でも、上記の第1の三角形の場合など
と同様に、内角65.66が所定のしきい値内にあるか
どうかを判定する。このとき、内角65.66を小さ(
するために測定値45を測定値44.46間の破線に向
かう方向へ修正しようとする際に、上記の第2の三角形
の内角63.64がそれぞれ大きくなる場合、測定値4
5について修正を行なわないようになっている。次いで
、測定値46、およびその前後の測定値45.47によ
り形成される第4の三角形でも同様に、内角67.68
が所定のしきい値内にあるかどうかを判定して、測定値
46を修正して修正値46aを得る。同様の手順により
、破線53に含まれる他の測定値47〜52についても
、順次演算処理を行なう。その結果、プリンタ11によ
って修正値43a、46a、47a、48a、49a、
51aと、これらの修正値43aなどや、上述した修正
しない測定値43aなどを順次連結する実線53aを表
示する。同様に、第3図(a)のX軸方向の測定値35
などについても修正値53aなどと、実線33aとを表
示するようになっている。なお、もう1つのガイドレー
ル1bについても同様である。
このように構成した実施例では、ガイドレール1a、1
bの据付精度を測定できるばかりか、各測定点の据付位
置を修正する際、この修正に伴うガイドレール1a、1
bの変形をあらかじめ考慮して各測定点での修正位置を
求めることができる。
〔発明の効果〕
本発明は以上のように構成したので、ガイドレールの据
付精度を測定できるばかりか、各測定点の据付位置を修
正する際、この修正に伴うガイドレールの変形をあらか
じめ考慮して各測定点での修正位置を求めることができ
、したがって、各測定点で据付位置を修正した後に据付
位置の再測定や再修正を要することがな(\作業の迅速
化および据付精度の向上を図ることができるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のガイドレールの据付状態修正作業指示
装置の一実施例を示す斜視図、第2図は第1図に対応す
るブロック図、第3図(a) 、 (b)はそれぞれ第
1図の据付状態修正作業指示装置に備えられるプリンタ
から出力されるX軸方向、Y軸方向の演算結果を示す説
明図である。 1・・・・・・昇降路、la、lb・・・・・・ガイド
レール、2・・・・・・かご、5・・・・・・第1の測
定手段、6・・・・・・ピアノ線(基準線)、7・・・
・・・第2の測定手段、8・・・・・・レール継目検出
器、10・・・・・・演算装置、11・・・・・・プリ
ンタ、15・・・・・・継目部。 (a)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)昇降路内に立設される一対のガイドレールと、こ
    れらのガイドレールに案内され昇降路内を走行可能なか
    ごとを有するエレベータに用いられ、上記かごに備えら
    れたガイドレールの据付状態修正作業指示装置において
    、上記ガイドレールに対する距離を測定する第1の測定
    手段と、上記昇降路内で垂直方向に張設される基準線に
    対する距離を測定する第2の測定手段と、上記ガイドレ
    ールの継目部の位置を検出するレール継目検出器と、こ
    れらの第1の測定手段、第2の測定手段、およびレール
    継目検出器に接続され上記ガイドレール上の各測定点の
    据付位置を演算するとともに、それぞれ隣接する他の測
    定点との相対的位置関係に応じて各測定点の据付位置の
    修正量および修正方向を演算する演算装置とを設けたこ
    とを特徴とするガイドレールの据付状態修正作業指示装
    置。
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