JPH01321285A - エレベータガイドレールの据付精度測定装置 - Google Patents
エレベータガイドレールの据付精度測定装置Info
- Publication number
- JPH01321285A JPH01321285A JP15427888A JP15427888A JPH01321285A JP H01321285 A JPH01321285 A JP H01321285A JP 15427888 A JP15427888 A JP 15427888A JP 15427888 A JP15427888 A JP 15427888A JP H01321285 A JPH01321285 A JP H01321285A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide rail
- installation accuracy
- car
- bracket
- elevator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000009434 installation Methods 0.000 title claims abstract description 75
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 27
- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims description 13
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 abstract description 6
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 41
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 11
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 5
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 3
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66B—ELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
- B66B19/00—Mining-hoist operation
- B66B19/002—Mining-hoist operation installing or exchanging guide rails
Landscapes
- Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
この発明は、エレベータのガイドレールの据付精度を自
動的に測定するエレベータガイドレールの据付精度測定
装置の改良に関するものである。
動的に測定するエレベータガイドレールの据付精度測定
装置の改良に関するものである。
従来、エレベータのガイドレールの据付精度を自動的に
測定するエレベータガイドレール据付精度測定装置とし
ては、例えば、第６図〜第８図に示す如き構成のものが
提案されている。第６図は従来のエレベータガイドレー
ル据付精度測定装置をエレベータに実装した時のエレベ
ータ昇降路の要部説明図で、第７図は従来のエレベータ
ガイドレール据付精度測定装置の配線図で、第８図は従
来のエレベータガイドレール据付精度測定装置の回路図
である。 図において、ｌａ、ｌｂは、エレベータのガイドレール
で、昇降路の側壁に固定されている。２は巻上機（図示
せず）から吊り下げられた主ロープで、その一端ばかご
枠３に固定されていて、二のかご枠３内にかご４が組立
られている。そして、かご枠３には、ガイドレールｌａ
、ｌｂと摺接するようにガイドシュー５ａ、５ｂ、５ｃ
、５ｄが設けられている、また、かご枠３の上部には、
１対の取付金具６゜７が着脱自在に取り付けられていて
、この取付金具６には、ガイドレール１ａとかご４との
変位寸法を検−出してガイドレール変位信号Ｖ、を出力
するガイドレール変位検出器８ａと、昇降路の頂部（図
示せず）からその底部まで垂下させた基準部材となる金
属テープ９とかご４との間隔の変位距離を検出してかご
変位距離信号Ｖｃを出力するかご変位検出器ＩＯとが取
り付けられている。また、取付金具７には、ガイドレー
ル１ｂとかご４との変位寸法を検出してガイドレール変
位信号Ｖｂを出力するガイドレール変位検出器８ｂが取
り付けられている。 ガイドレール変位検出器８ａと、ガイドレール変位検出
器８ｂと、かご変位検出器１０より出力されたそれぞれ
の検出信号ｖａ ＋ ｖｂ ＋ ｖｃは、演算器１
１に入力されて、ガイドレールｌａ、ｌｂの据付精度を
演算している。そして、その演算結果は、例えばペン形
のオシロ、データロガ−等の記録装置１２で記録してい
る。 さらに、エレベータガイドレール据付精度測定装置の詳
細な説明を第７図〜第８図を参照して説明する。演算器
１１には、測定開始時点において、ガイドレール変位検
出器８ａとガイドレール変位検出器８ｂとかご変位検出
器ｌＯより出力されたそれぞれの出力信号ｖａ ｒ
ｖｂ 、ｖｃを零調整する零調整用可変抵抗１３．１４
を有している。また、１５．１６は演算増幅器で、１７
〜２６は抵抗器であり、演算増幅器１５と抵抗器１７〜
２１によって、ガイドレール変位検出器８ａより出力さ
れたガイドレール変位信号ｖ１と、かご変位検出器１０
より出力されたかご変位距離信号ｖｃと、零調整用可変
抵抗１３で発生した調整電圧Ｖ６ｍを演算増幅器１５に
入力して、ガイドレールｌａの据付精度ｖＬを演算して
いる。また、演算増幅器１６と抵抗器２２〜２６によっ
て、ガイドレール変位検出器８ｂより出力されたガイド
レール変位信号Ｖ、と、かご変位検出器１０より出力さ
れたかご変位距離信号Ｖ、と、零調整用可変抵抗１４で
発生した調整電圧ｖ０ゎを演算増幅器１６に入力して、
ガイドレール１ｂの据付精度ｖＲを演算している。 これらの据付精度ｖＬと据付精度ｖ、が記録装置１２に
入力されてそれぞれの据付精度を記録している。 一方、エレベータのガイドレールの据付精度をエレベー
タガイドレール据付精度測定装置で検出して、ガイドレ
ールの据付状態が悪いと判断してその部分を修正をする
場合は、ガイドレールを固定している２、５ｍ〜４ｍ間
隔で設けられているレールブラケットの位置で修正をお
こなっている。そのために、エレベータガイドレールの
据付精度測定装置から出力され、記録装置によって排出
される帯状の記録紙上を基に修正をおこなうレールブラ
ケットの位置を捜して、修正をおこなっている。
測定するエレベータガイドレール据付精度測定装置とし
ては、例えば、第６図〜第８図に示す如き構成のものが
提案されている。第６図は従来のエレベータガイドレー
ル据付精度測定装置をエレベータに実装した時のエレベ
ータ昇降路の要部説明図で、第７図は従来のエレベータ
ガイドレール据付精度測定装置の配線図で、第８図は従
来のエレベータガイドレール据付精度測定装置の回路図
である。 図において、ｌａ、ｌｂは、エレベータのガイドレール
で、昇降路の側壁に固定されている。２は巻上機（図示
せず）から吊り下げられた主ロープで、その一端ばかご
枠３に固定されていて、二のかご枠３内にかご４が組立
られている。そして、かご枠３には、ガイドレールｌａ
、ｌｂと摺接するようにガイドシュー５ａ、５ｂ、５ｃ
、５ｄが設けられている、また、かご枠３の上部には、
１対の取付金具６゜７が着脱自在に取り付けられていて
、この取付金具６には、ガイドレール１ａとかご４との
変位寸法を検−出してガイドレール変位信号Ｖ、を出力
するガイドレール変位検出器８ａと、昇降路の頂部（図
示せず）からその底部まで垂下させた基準部材となる金
属テープ９とかご４との間隔の変位距離を検出してかご
変位距離信号Ｖｃを出力するかご変位検出器ＩＯとが取
り付けられている。また、取付金具７には、ガイドレー
ル１ｂとかご４との変位寸法を検出してガイドレール変
位信号Ｖｂを出力するガイドレール変位検出器８ｂが取
り付けられている。 ガイドレール変位検出器８ａと、ガイドレール変位検出
器８ｂと、かご変位検出器１０より出力されたそれぞれ
の検出信号ｖａ ＋ ｖｂ ＋ ｖｃは、演算器１
１に入力されて、ガイドレールｌａ、ｌｂの据付精度を
演算している。そして、その演算結果は、例えばペン形
のオシロ、データロガ−等の記録装置１２で記録してい
る。 さらに、エレベータガイドレール据付精度測定装置の詳
細な説明を第７図〜第８図を参照して説明する。演算器
１１には、測定開始時点において、ガイドレール変位検
出器８ａとガイドレール変位検出器８ｂとかご変位検出
器ｌＯより出力されたそれぞれの出力信号ｖａ ｒ
ｖｂ 、ｖｃを零調整する零調整用可変抵抗１３．１４
を有している。また、１５．１６は演算増幅器で、１７
〜２６は抵抗器であり、演算増幅器１５と抵抗器１７〜
２１によって、ガイドレール変位検出器８ａより出力さ
れたガイドレール変位信号ｖ１と、かご変位検出器１０
より出力されたかご変位距離信号ｖｃと、零調整用可変
抵抗１３で発生した調整電圧Ｖ６ｍを演算増幅器１５に
入力して、ガイドレールｌａの据付精度ｖＬを演算して
いる。また、演算増幅器１６と抵抗器２２〜２６によっ
て、ガイドレール変位検出器８ｂより出力されたガイド
レール変位信号Ｖ、と、かご変位検出器１０より出力さ
れたかご変位距離信号Ｖ、と、零調整用可変抵抗１４で
発生した調整電圧ｖ０ゎを演算増幅器１６に入力して、
ガイドレール１ｂの据付精度ｖＲを演算している。 これらの据付精度ｖＬと据付精度ｖ、が記録装置１２に
入力されてそれぞれの据付精度を記録している。 一方、エレベータのガイドレールの据付精度をエレベー
タガイドレール据付精度測定装置で検出して、ガイドレ
ールの据付状態が悪いと判断してその部分を修正をする
場合は、ガイドレールを固定している２、５ｍ〜４ｍ間
隔で設けられているレールブラケットの位置で修正をお
こなっている。そのために、エレベータガイドレールの
据付精度測定装置から出力され、記録装置によって排出
される帯状の記録紙上を基に修正をおこなうレールブラ
ケットの位置を捜して、修正をおこなっている。
従来のエレベータガイドレールの据付精度測定装置は以
上のように構成されているので、ガイドレールの据付精
度を演算して、その演算結果を、記録装置によって一定
の速度で排出される帯状の記録紙上に記録して、ガイド
レールの据付状態及びその良否の判定のみをおこなって
いるので、ガイドレールの据付状態が悪く修正をする場
合の修正をおこなうし゛−ルブラケットの位置の情報が
なく、修正すべき場所のレールブラケットの位置を捜す
必要があるという欠点があった。そのために、測定開始
点から所定距離毎に据付精度データを収集するか、ある
いは、所定距離毎に距離目盛を記録装置によって排出さ
れた帯状の記録紙に書き加えていたが、何れも、レール
ブラケットと位置が記載された図面と対応させてのレー
ルブラケットの位置を見つけなくてはならないという課
題があった。 また、ガイドレールの据付状態が仮に悪くても、エレベ
ータの全体の乗り心地は、あまり悪化しなので、修正ば
かご振動の大きな箇所のみの修正でよく、かご振動と、
エレベータガイドレールの据付精度と、レールブラケッ
トの位置の相互関係をもって測定しない現状では、無用
な修正作業になる場合が発生するという課題もあった。 この発明−は、このような課題を解消するためになされ
たもので、かご振動と、エレベータガイドレールの据付
精度と、レールブラケットの位置の相互関係をもってエ
レベータガイドレールの据付精度を測定することが可能
なエレベータガイドレールの据付精度測定装置を得るこ
とを目的とする。
上のように構成されているので、ガイドレールの据付精
度を演算して、その演算結果を、記録装置によって一定
の速度で排出される帯状の記録紙上に記録して、ガイド
レールの据付状態及びその良否の判定のみをおこなって
いるので、ガイドレールの据付状態が悪く修正をする場
合の修正をおこなうし゛−ルブラケットの位置の情報が
なく、修正すべき場所のレールブラケットの位置を捜す
必要があるという欠点があった。そのために、測定開始
点から所定距離毎に据付精度データを収集するか、ある
いは、所定距離毎に距離目盛を記録装置によって排出さ
れた帯状の記録紙に書き加えていたが、何れも、レール
ブラケットと位置が記載された図面と対応させてのレー
ルブラケットの位置を見つけなくてはならないという課
題があった。 また、ガイドレールの据付状態が仮に悪くても、エレベ
ータの全体の乗り心地は、あまり悪化しなので、修正ば
かご振動の大きな箇所のみの修正でよく、かご振動と、
エレベータガイドレールの据付精度と、レールブラケッ
トの位置の相互関係をもって測定しない現状では、無用
な修正作業になる場合が発生するという課題もあった。 この発明−は、このような課題を解消するためになされ
たもので、かご振動と、エレベータガイドレールの据付
精度と、レールブラケットの位置の相互関係をもってエ
レベータガイドレールの据付精度を測定することが可能
なエレベータガイドレールの据付精度測定装置を得るこ
とを目的とする。
この発明に係るエレベータガイドレールの据付精度測定
装置は、エレベータガイドレールを取り付けているレー
ルブラケットの位置を検出するレールブラケット位置検
出装置と、かごの走行時の振動を検出するかご振動検出
装置とを備え、エレベータガイドレールの据付精度測定
装置より検出されたガイドレールの据付精度情報とブラ
ケット位置情報とかご振動情報とを同時に記録するよう
にしたものである。
装置は、エレベータガイドレールを取り付けているレー
ルブラケットの位置を検出するレールブラケット位置検
出装置と、かごの走行時の振動を検出するかご振動検出
装置とを備え、エレベータガイドレールの据付精度測定
装置より検出されたガイドレールの据付精度情報とブラ
ケット位置情報とかご振動情報とを同時に記録するよう
にしたものである。
この発明においては、レールブラケット位置検出装置に
よって、エレベータガイドレールを取り付けるレールブ
ラケットの位置を検出したブラケット位置検出信号と、
かご振動検出装置によって、かごの走行時の振動を検出
したかご振動信号とが、エレベータガイドレールの据付
精度測定装置より検出されたガイドレールの据付精度と
同時に記録され、修正すべきレールブラケットの位置を
簡単に検出出来るデータが得られる。
よって、エレベータガイドレールを取り付けるレールブ
ラケットの位置を検出したブラケット位置検出信号と、
かご振動検出装置によって、かごの走行時の振動を検出
したかご振動信号とが、エレベータガイドレールの据付
精度測定装置より検出されたガイドレールの据付精度と
同時に記録され、修正すべきレールブラケットの位置を
簡単に検出出来るデータが得られる。
以下、この発明の一実施例を第１図〜第５図について説
明する。 第１図はこの発明の一実施例によるエレベータガイドレ
ールの据付精度測定装置をエレベータに実装した時のエ
レベータ昇降路の要部説明図で、第２図はこの一実施例
によるエレベータガイドレールの据付精度測定装置の回
路図で、第３図はこの一実施例のエレベータガイドレー
ル据付精度測定装置の配線図で、第４図は第１図中Ｉ−
Ｔ線の断面図で、第５図は第１図中■−■線の断面図で
ある。図において、従来例の第６図乃至第８図に示す同
一または相当部分は同一符号をもって示すものとする。 図において、ｌａ、ｌｂは、エレベータのガイドシュー
ルで、エレベータが設置されている昇降路の側壁に固定
されている。２は巻上機（図示せず）から吊り下げられ
た主ロープで、その一端ばかご枠３に固定されていて、
このかご枠３内にかご４が組立られている。そして、か
ご枠３には、ガイドレール１ａ、ｌｂと摺接するように
ガイドシュー５ａ、５ｂ。 ５ｃ、５ｄが設けられている。また、かご枠３の上部に
は、着脱自在に取り付けられた１対の取付金具６．７が
設けられていて、この取付金具６には、ガイドレールｌ
ａとかご４との変位寸法を検出してガイドレール変位信
号ｖ１を出力するガイドレール変位検出器８ａと、昇降
路の頂部（図示せず）からその底部まで垂下させた基準
部材となる金属テープ９とかご４との間隔の変位距離を
検出してかご変位距離信号Ｖ、を出力するかご変位検出
器１０とが取り付けられている（第４図参照）。 また、取付金具７には、ガイドレールｌｂとかご４との
変位寸法を検出してガイドレール変位信号ｖｂを出力す
るガイドレール変位検出器８ｂと、レールブラケット位
置検出装置であって、ガイドレール１ｂを固定するレー
ルブラケット２７ｂに貼り着けたブラケット検出反射板
２８を検出してブラケット位置検出信号Ｖ、を出力する
ガイトレールブラケント検出光電スイッチ２９とが取り
付けられている。 （第５図参照）。２７ａはガイドレール１ａを固定する
レールブラケットであり、このレールブラケット２７ａ
には反射板２８は取りつけられていない。 上記ガイドレールブラケット検出光電スイッチ２９より
出力されたブラケット位置検出信号ｖ４は、記録装置１
２に入力されて、レールブラケット２７ｂの位置を記録
している。 ３０はかご振動検出装置である加速度計で、かご４に取
り付けられ、かご４の加速度を検出して加速度信号Ｖ、
を出力している。この加速度計３０より出力された加速
度信号も、記録装置１２に入力されて、かご４の振動を
記録している。 そして、エレベータガイドレールの据付精度測定は、前
述した従来例と同様に、ガイドレール変位検出器８ａと
、ガイドレール変位検出器８ｂと、がご変位検出器１０
より出力されたそれぞれの検出信号ｖａ ｒ ｖｂ
ｒ Ｖｃを、演算器１１に入力して、この演算器１１
−によってガイドレールｌａ、ｌｂのｍ付精度ｖＬと据
付精度ｖ、を演算して、その演算結果を、記録装置１２
で記録している。 以上のように構成されたこの発明の一実施例のエレベー
タガイドレールの据付精度測定装置の動作説明を行う。 まず、昇降路（図示せず）の上部より、金属テープ９を
垂下させる。そして、かご枠３の所定の位置に、ガイド
レール変位検出器８ａと、かご変位検出器１０と、ガイ
ドレール変位検出器８ｂと、ガイドレールブラケット検
出光電スイッチ２９と、加速度計３０とを取り付ける。 そして、第３図に示したように配線をする。 そして、かご４をエレベータ運転装置（図示せず）によ
って測定開始点まで移動させ、その位置でガイドレール
ｌａ、ｌｂの据付精度ｖＬと据付精度Ｖえの演算結果が
零になるように、零調整用可変抵抗１３．１４を調整す
る。 この状態で、記録装置１２を動作させて、エレベータを
通常運転してかご４を移動させる。 その結果、記録装置１２には、従来通りガイドレールｌ
ａ、ｌｂの据付精度ｖＬと据付精度ｖＲが記録される。 また、記録装置１２には、この据付精度ｖＬ、ｖＲと同
時に、ガイドレールブラケット検出光電スイッチ２９よ
り出力されたブラケット位置検出信号■。 と、加速度計３０より出力された加速度信号も同時に同
期しながら記録される。 即ち、第３図中に図示した記録装置１２の記録結果の如
くに、ガイドレールｌａ、ｌｂの据付精度ｖＬ、ｖ、に
、ブラケット位置が示され、さらに、かご４の振動状態
をも示すデータが記録される。 この記録装置工２で示されたデータにより一目瞭然に、
かご４の振動が大きく、かつ、ガイドレールの据付精度
が悪いブラケット位置を容易に判明でき、速やかに、ガ
イドレールの据付状態の修正を実施できる。 また、かご４の振動を正確に測定するために、かご４の
走行速度を速くした時、走行に伴う風の影響で、金属テ
ープ９が振れて据付精度が測定不能になる場合は、据付
精度を測定する時には、かご４を低速で運転して、次に
高速走行にてかご４の振動を測定して、ブラケット位置
情報で両者のデータを合わせれば、高速運転時のガイド
レールの据付精度を測定でき、修正すべきブラケットの
位置を容易に判明できる。
明する。 第１図はこの発明の一実施例によるエレベータガイドレ
ールの据付精度測定装置をエレベータに実装した時のエ
レベータ昇降路の要部説明図で、第２図はこの一実施例
によるエレベータガイドレールの据付精度測定装置の回
路図で、第３図はこの一実施例のエレベータガイドレー
ル据付精度測定装置の配線図で、第４図は第１図中Ｉ−
Ｔ線の断面図で、第５図は第１図中■−■線の断面図で
ある。図において、従来例の第６図乃至第８図に示す同
一または相当部分は同一符号をもって示すものとする。 図において、ｌａ、ｌｂは、エレベータのガイドシュー
ルで、エレベータが設置されている昇降路の側壁に固定
されている。２は巻上機（図示せず）から吊り下げられ
た主ロープで、その一端ばかご枠３に固定されていて、
このかご枠３内にかご４が組立られている。そして、か
ご枠３には、ガイドレール１ａ、ｌｂと摺接するように
ガイドシュー５ａ、５ｂ。 ５ｃ、５ｄが設けられている。また、かご枠３の上部に
は、着脱自在に取り付けられた１対の取付金具６．７が
設けられていて、この取付金具６には、ガイドレールｌ
ａとかご４との変位寸法を検出してガイドレール変位信
号ｖ１を出力するガイドレール変位検出器８ａと、昇降
路の頂部（図示せず）からその底部まで垂下させた基準
部材となる金属テープ９とかご４との間隔の変位距離を
検出してかご変位距離信号Ｖ、を出力するかご変位検出
器１０とが取り付けられている（第４図参照）。 また、取付金具７には、ガイドレールｌｂとかご４との
変位寸法を検出してガイドレール変位信号ｖｂを出力す
るガイドレール変位検出器８ｂと、レールブラケット位
置検出装置であって、ガイドレール１ｂを固定するレー
ルブラケット２７ｂに貼り着けたブラケット検出反射板
２８を検出してブラケット位置検出信号Ｖ、を出力する
ガイトレールブラケント検出光電スイッチ２９とが取り
付けられている。 （第５図参照）。２７ａはガイドレール１ａを固定する
レールブラケットであり、このレールブラケット２７ａ
には反射板２８は取りつけられていない。 上記ガイドレールブラケット検出光電スイッチ２９より
出力されたブラケット位置検出信号ｖ４は、記録装置１
２に入力されて、レールブラケット２７ｂの位置を記録
している。 ３０はかご振動検出装置である加速度計で、かご４に取
り付けられ、かご４の加速度を検出して加速度信号Ｖ、
を出力している。この加速度計３０より出力された加速
度信号も、記録装置１２に入力されて、かご４の振動を
記録している。 そして、エレベータガイドレールの据付精度測定は、前
述した従来例と同様に、ガイドレール変位検出器８ａと
、ガイドレール変位検出器８ｂと、がご変位検出器１０
より出力されたそれぞれの検出信号ｖａ ｒ ｖｂ
ｒ Ｖｃを、演算器１１に入力して、この演算器１１
−によってガイドレールｌａ、ｌｂのｍ付精度ｖＬと据
付精度ｖ、を演算して、その演算結果を、記録装置１２
で記録している。 以上のように構成されたこの発明の一実施例のエレベー
タガイドレールの据付精度測定装置の動作説明を行う。 まず、昇降路（図示せず）の上部より、金属テープ９を
垂下させる。そして、かご枠３の所定の位置に、ガイド
レール変位検出器８ａと、かご変位検出器１０と、ガイ
ドレール変位検出器８ｂと、ガイドレールブラケット検
出光電スイッチ２９と、加速度計３０とを取り付ける。 そして、第３図に示したように配線をする。 そして、かご４をエレベータ運転装置（図示せず）によ
って測定開始点まで移動させ、その位置でガイドレール
ｌａ、ｌｂの据付精度ｖＬと据付精度Ｖえの演算結果が
零になるように、零調整用可変抵抗１３．１４を調整す
る。 この状態で、記録装置１２を動作させて、エレベータを
通常運転してかご４を移動させる。 その結果、記録装置１２には、従来通りガイドレールｌ
ａ、ｌｂの据付精度ｖＬと据付精度ｖＲが記録される。 また、記録装置１２には、この据付精度ｖＬ、ｖＲと同
時に、ガイドレールブラケット検出光電スイッチ２９よ
り出力されたブラケット位置検出信号■。 と、加速度計３０より出力された加速度信号も同時に同
期しながら記録される。 即ち、第３図中に図示した記録装置１２の記録結果の如
くに、ガイドレールｌａ、ｌｂの据付精度ｖＬ、ｖ、に
、ブラケット位置が示され、さらに、かご４の振動状態
をも示すデータが記録される。 この記録装置工２で示されたデータにより一目瞭然に、
かご４の振動が大きく、かつ、ガイドレールの据付精度
が悪いブラケット位置を容易に判明でき、速やかに、ガ
イドレールの据付状態の修正を実施できる。 また、かご４の振動を正確に測定するために、かご４の
走行速度を速くした時、走行に伴う風の影響で、金属テ
ープ９が振れて据付精度が測定不能になる場合は、据付
精度を測定する時には、かご４を低速で運転して、次に
高速走行にてかご４の振動を測定して、ブラケット位置
情報で両者のデータを合わせれば、高速運転時のガイド
レールの据付精度を測定でき、修正すべきブラケットの
位置を容易に判明できる。
以上のようにこの発明によれば、エレベータのガイドレ
ールの据付精度を測定するエレベータガイドレールの据
付精度測定装置において、エレベータガイドレールを取
り付けるレールブラケットの位置を検出するレールブラ
ケット位置検出装置と、エレベータのかごの走行時の振
動を検出するかご振動検出装置とを備え、エレベータガ
イドレールの据付精度測定装置より検出されたガイドレ
ールの据付精度と、ブラケット位置と、かご振動とを同
時に記録するように構成したので、かご振動と、エレベ
ータガイドレールの据付精度と、レールブラケットの位
置の相互関係をもってエレベータガイドレールの据付精
度を測定することが可能となる優れた効果がある。 また、修正すべきレールブラケットの位置を簡単にデー
タを見るだけで容易に判明できるので、速やかに、ガイ
ドレールの据付状態の修正を実施できるという優れた効
果もある。
ールの据付精度を測定するエレベータガイドレールの据
付精度測定装置において、エレベータガイドレールを取
り付けるレールブラケットの位置を検出するレールブラ
ケット位置検出装置と、エレベータのかごの走行時の振
動を検出するかご振動検出装置とを備え、エレベータガ
イドレールの据付精度測定装置より検出されたガイドレ
ールの据付精度と、ブラケット位置と、かご振動とを同
時に記録するように構成したので、かご振動と、エレベ
ータガイドレールの据付精度と、レールブラケットの位
置の相互関係をもってエレベータガイドレールの据付精
度を測定することが可能となる優れた効果がある。 また、修正すべきレールブラケットの位置を簡単にデー
タを見るだけで容易に判明できるので、速やかに、ガイ
ドレールの据付状態の修正を実施できるという優れた効
果もある。
第１図はこの発明の一実施例によるエレベータガイドレ
ールの据付精度測定装置をエレベータに実装した時のエ
レベータ昇降路の要部説明図、第２図は同じく一実施例
によるエレベータガイドレールの据付精度測定装置の回
路図、第３図は同じ（一実施例のエレベータガイドレー
ル据付精度測定装置の配線図、第４図は第１図中１−１
線に沿った断面図、第５図は第１図中■−■線に沿った
断面図、第６図は従来のエレベータガイドレール据付精
度測定装置をエレベータに実装した時のエレベータ昇降
路の要部説明図、第７図は従来のエレベータガイドレー
ル据付精度測定装置の配線図、第８図は従来のエレベー
タガイドレール据付精度測定装置の回路図である。 図において、ｌａ、ｌｂはガイドレール、２は主ロープ
、３はかご枠、４はかご、５ａ、５ｂ、５ｃ。 ５ｄはガイドレ−ル ｂはガイドレール変位検出器、９は金属テープ、１０は
かご変位検出器、１１は演算器、１２は記録装置、１５
．１６は演算増幅器、１７〜２６は抵抗器、２７ａ、２
７ｂはレールブラケット、２８はブラケット検出反射板
、２９はガイドレールブラケット検出光電スイッチ、３
０は加速度計である。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。
ールの据付精度測定装置をエレベータに実装した時のエ
レベータ昇降路の要部説明図、第２図は同じく一実施例
によるエレベータガイドレールの据付精度測定装置の回
路図、第３図は同じ（一実施例のエレベータガイドレー
ル据付精度測定装置の配線図、第４図は第１図中１−１
線に沿った断面図、第５図は第１図中■−■線に沿った
断面図、第６図は従来のエレベータガイドレール据付精
度測定装置をエレベータに実装した時のエレベータ昇降
路の要部説明図、第７図は従来のエレベータガイドレー
ル据付精度測定装置の配線図、第８図は従来のエレベー
タガイドレール据付精度測定装置の回路図である。 図において、ｌａ、ｌｂはガイドレール、２は主ロープ
、３はかご枠、４はかご、５ａ、５ｂ、５ｃ。 ５ｄはガイドレ−ル ｂはガイドレール変位検出器、９は金属テープ、１０は
かご変位検出器、１１は演算器、１２は記録装置、１５
．１６は演算増幅器、１７〜２６は抵抗器、２７ａ、２
７ｂはレールブラケット、２８はブラケット検出反射板
、２９はガイドレールブラケット検出光電スイッチ、３
０は加速度計である。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。
Claims (1)
- エレベータのガイドレールの据付精度を自動測定するエ
レベータガイドレールの据付精度測定装置において、前
記エレベータガイドレールを取り付けるレールブラケッ
トの位置を検出してブラケット位置検出信号を出力する
レールブラケット位置検出装置と、前記エレベータのか
ごの走行時の振動を検出してかご振動信号を出力するか
ご振動検出装置とを備え、前記エレベータガイドレール
の据付精度測定装置より検出されたガイドレールの据付
精度信号と前記レールブラケット位置検出装置より出力
されたブラケット位置検出信号と前記かご振動検出装置
より出力されたかご振動信号とを同時に記録することを
特徴とするエレベータガイドレールの据付精度測定装置
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15427888A JPH01321285A (ja) | 1988-06-22 | 1988-06-22 | エレベータガイドレールの据付精度測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15427888A JPH01321285A (ja) | 1988-06-22 | 1988-06-22 | エレベータガイドレールの据付精度測定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01321285A true JPH01321285A (ja) | 1989-12-27 |
Family
ID=15580663
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15427888A Pending JPH01321285A (ja) | 1988-06-22 | 1988-06-22 | エレベータガイドレールの据付精度測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01321285A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03232679A (ja) * | 1990-02-06 | 1991-10-16 | Hitachi Elevator Eng & Service Co Ltd | エレベータガイドレールの据付精度測定装置 |
| JPH03238279A (ja) * | 1990-02-14 | 1991-10-24 | Hitachi Elevator Eng & Service Co Ltd | ガイドレールの据付状態修正指示装置 |
| EP0503972A2 (en) * | 1991-03-13 | 1992-09-16 | Otis Elevator Company | Elevator rail profile estimation and elevator control method |
| US5524730A (en) * | 1991-03-13 | 1996-06-11 | Otis Elevator Company | Method and apparatus for storing sensed elevator horizontal displacement and acceleration signals |
| US5544721A (en) * | 1991-03-13 | 1996-08-13 | Otis Elevator Company | Method and apparatus for adjusting an elevator car based on stored horizontal displacement and acceleration information |
| EP0905080A2 (en) * | 1997-09-25 | 1999-03-31 | Otis Elevator Company | Rail survey unit |
| JP7027507B1 (ja) * | 2020-11-10 | 2022-03-01 | 東芝エレベータ株式会社 | レール設置支援装置、レール設置支援方法、レール設置支援システムおよびレール設置支援プログラム |
-
1988
- 1988-06-22 JP JP15427888A patent/JPH01321285A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03232679A (ja) * | 1990-02-06 | 1991-10-16 | Hitachi Elevator Eng & Service Co Ltd | エレベータガイドレールの据付精度測定装置 |
| JPH03238279A (ja) * | 1990-02-14 | 1991-10-24 | Hitachi Elevator Eng & Service Co Ltd | ガイドレールの据付状態修正指示装置 |
| EP0503972A2 (en) * | 1991-03-13 | 1992-09-16 | Otis Elevator Company | Elevator rail profile estimation and elevator control method |
| EP0503972B1 (en) * | 1991-03-13 | 1996-05-29 | Otis Elevator Company | Elevator rail profile estimation and elevator control method |
| US5524730A (en) * | 1991-03-13 | 1996-06-11 | Otis Elevator Company | Method and apparatus for storing sensed elevator horizontal displacement and acceleration signals |
| US5544721A (en) * | 1991-03-13 | 1996-08-13 | Otis Elevator Company | Method and apparatus for adjusting an elevator car based on stored horizontal displacement and acceleration information |
| EP0905080A2 (en) * | 1997-09-25 | 1999-03-31 | Otis Elevator Company | Rail survey unit |
| EP0905080A3 (en) * | 1997-09-25 | 2001-05-30 | Otis Elevator Company | Rail survey unit |
| JP7027507B1 (ja) * | 2020-11-10 | 2022-03-01 | 東芝エレベータ株式会社 | レール設置支援装置、レール設置支援方法、レール設置支援システムおよびレール設置支援プログラム |
| EP4008673A3 (en) * | 2020-11-10 | 2022-06-29 | Toshiba Elevator Kabushiki Kaisha | Rail installation assist device, rail installation assist method, rail installation assist system, and computer program product |
| US11649140B2 (en) | 2020-11-10 | 2023-05-16 | Toshiba Elevator Kabushiki Kaisha | Rail installation assist device, rail installation assist method, rail installation assist system, and computer program product |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| DK151621B (da) | Apparat til maaling af boelger paa jernbaneskinner | |
| JPH01321285A (ja) | エレベータガイドレールの据付精度測定装置 | |
| JP3249024B2 (ja) | エレベーターの走行特性検査装置 | |
| KR100237151B1 (ko) | 현수하중 스윙 변위검출기 | |
| JPH03124683A (ja) | ガイドレールの据付精度測定装置 | |
| JPS59124054A (ja) | 磁気テ−プ装置のキヤプスタンモ−タの速度制御方法 | |
| JPH01321283A (ja) | エレベータガイドレールの据付精度測定装置 | |
| JPH037883B2 (ja) | ||
| JP2887851B2 (ja) | エレベータの走行特性検査装置 | |
| JPH0518366Y2 (ja) | ||
| JP2933954B2 (ja) | 移動体速度検出装置 | |
| JPH0428686A (ja) | エレベータガイドレールの据付誤差測定装置 | |
| JPH0611331A (ja) | レ−ル波状摩耗測定装置及びレ−ル波状摩耗測定方法 | |
| JPS6359442B2 (ja) | ||
| KR20180123770A (ko) | 열차 진동 측정 앱을 탑재한 스마트폰 | |
| JP2928064B2 (ja) | 車輪径補正装置及び列車管理装置 | |
| JP2878982B2 (ja) | 方位検出装置 | |
| JPS63277185A (ja) | エレベ−タの制御装置 | |
| JPH11337328A (ja) | 路面測定装置 | |
| JP2523912B2 (ja) | 車載用角速度検出装置 | |
| JPH10239012A (ja) | 輪郭形状測定方法及び輪郭形状測定機 | |
| JPS6225698Y2 (ja) | ||
| KR19990059764A (ko) | 차량 주행 시뮬레이션을 위한 차축 스핀들 변위 산출 방법 | |
| SU823203A1 (ru) | Устройство дл измерени проката колесжЕлЕзНОдОРОжНыХ ТРАНСпОРТНыХ СРЕдСТВ | |
| JPH0438612Y2 (ja) |