JPH0323165B2 - - Google Patents

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JPH0323165B2
JPH0323165B2 JP8014289A JP8014289A JPH0323165B2 JP H0323165 B2 JPH0323165 B2 JP H0323165B2 JP 8014289 A JP8014289 A JP 8014289A JP 8014289 A JP8014289 A JP 8014289A JP H0323165 B2 JPH0323165 B2 JP H0323165B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rice
circuit
rice cooking
cooking
temperature
Prior art date
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Expired
Application number
JP8014289A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01280421A (ja
Inventor
Hiroshi Kuwamoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Denki Co Ltd
Original Assignee
Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Denki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tottori Sanyo Electric Co Ltd, Sanyo Denki Co Ltd filed Critical Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP8014289A priority Critical patent/JPH01280421A/ja
Publication of JPH01280421A publication Critical patent/JPH01280421A/ja
Publication of JPH0323165B2 publication Critical patent/JPH0323165B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は保温式炊飯器に関し、特に炊飯中或い
は保温中に停電があつて、その後再通電されたと
き、炊飯、保温の選択をして元の動作に復帰する
保温式炊飯器に関するものである。
(ロ) 従来の技術 調理器等では予め設定した温度以下では第1の
加熱手段により加熱し、設定した温度以上では第
2の加熱手段で加熱し、停電復帰時は温度によつ
て第1、第2の加熱手段の選択をするものが特開
昭49−135099号に示されている。
炊飯中或いは保温中に停電や本体の持ち運びで
電源プラグを抜いたりして電源供給を一時停止
し、その後再度復帰したときに、従来は、鍋の温
度を検出したり、或いは温度勾配の正負を検出し
て炊飯中であつたか保温中であつたかを判別して
いた。しかしながら、鍋の温度による判別は、第
2図で明らかなようにH点とL点の同一温度が2
ケ所あるため、復帰後の温度検出では停電前に炊
飯中であつたか、保温中であつたか判別できなか
つた。また温度勾配の正負等を検出するものにあ
つては、炊飯量或いは停電の発生時期によつて勾
配にバラツキが生じやすく正確な判定ができな
い。さらに温度勾配を検出するためには所定の時
間間隔を必要とするので、復帰後直ちに判別でき
ないという問題があつた。
(ハ) 発明が解決しようとする課題 本発明は、停電復帰後、停電前の状態を正確に
かつ素速く判別して元の炊飯動作或いは保温動作
を継続して行なうことができるとともに、構造の
簡素化及び省スペース化も実現できる電子式炊飯
器を提供するものである。
(ニ) 課題を解決するための手段 本発明は、炊飯回路と、保温回路と、温度検出
回路と、炊飯中と保温中とで異なる信号を記憶す
るともに停電時にその信号を維持する記憶手段
と、炊飯開始操作によつて前記炊飯回路を形成す
るとともに炊飯中は前記記憶手段に第1の信号を
記憶させ、前記温度検出回路にて炊飯完了温度が
検出されるとその後保温回路を形成するとともに
保温中は前記記憶手段に第2の信号を記憶させる
制御手段と、前記記憶手段に記憶している第1の
信号と第2の信号を判別する判定手段とを備え、
前記制御手段は停電復帰時前記判定手段の出力に
よつて前記炊飯回路と保温回路を選択して形成す
る構成としたものである。
(ホ) 作用 本発明は上記の構成であるため、炊飯中或いは
保温中に停電が生じると、記憶手段に停電の間停
電前の状態が維持され、停電復帰時記憶手段の信
号によつて停電前の状態を確実にかつ素早く判別
可能とする。そしてこの判別結果に従つて元の炊
飯回路或いは保温回路を形成する。また、温度検
出回路の出力によつて炊飯完了温度を検出するの
で機械式部分をなくして構造の簡素化及び省スペ
ース化を可能とする。
(ヘ) 実施例 以下、図面により本発明の実施例を説明する
と、1は電源2に直列接続された蓋ヒータ、3は
炊飯ヒータ4と炊飯用トライアツク5を直列接続
した所謂炊飯回路、6は炊飯ヒータ4と保温ヒー
タ7と保温トライアツク8を直列接続した所謂保
温回路である。9は直流電源回路、10は炊飯完
了温度或いは保温温度等を感知するサーミスタ等
の感温素子である。11はこの感温素子10の温
度を検出して後述の制御手段に出力する温度検出
回路である。
12は前記温度検出回路11或いは後述の判定
手段からの入力に応じて前記炊飯用トライアツク
5或いは保温用トライアツク8等を制御する制御
手段としてのマイクロコンピユータである。13
は炊飯中と保温中とを判別する判定手段としての
コンパレータで、側を抵抗R1,R2の中点に接
続し、側を抵抗R3を介してサイリスタ14の
カソードとコンデンサー15との間に接続してい
る。前記コンデンサー15は炊飯中と保温中とで
異なる信号(電位)を記憶する記憶手段としての
充電回路16を形成し、抵抗R4を介してトラン
ジスタQを接続している。前記サイリスタ14の
アノードと炊飯スイツチ17との間には、抵抗
R5、ダイオードD、抵抗R6を接続している。1
8は前記トランジスタQと並列に接続した保温ス
イツチである。
そしてコンデンサ15のB点で電位が抵抗R1
R2で分圧されたA点での電位より高くなつたと
きに、コンパレータ13の出力を炊飯中を示す
「ハイレベル」にせしめ、又B点の電位がA点の
電位より低くなつたときに、コンパレータ13の
出力を保温中を示す「ローレベル」にせしめるよ
うに設定している。マイクロコンピユータ12は
コンパレータ13から出力される「ハイレベル」
の信号を検出して炊飯用トライアツク5をON
し、又「ローレベル」の信号を検出して保温用ト
ライアツク8をONするようにしている。
斯かる構成による動作を説明すると、炊飯スイ
ツチ17をONすることによつて炊飯動作が開始
される。すなわち、サイリスタ14にゲート信号
が入力されてサイリスタ14がONし、直ちにコ
ンデンサー15に充電されたB点での電位がA点
での電位より高くなり。これをコンパレータ13
が検出して、この結果をマイクロコンピユータ1
2に入力せしめ、そしてマイクロコンピユータ1
2の出力にて炊飯用トライアツク5を導通して炊
飯ヒータ4に通電せしめて、炊飯回路3を形成す
る。
炊飯回路3が形成されると、感温素子10が炊
飯完了温度を検出するまでは、被炊飯物を収容す
る鍋の温度変化は第2図のX領域のような曲線形
態をとる。そして炊飯完了温度を感温素子が検出
すると、これを温度検出回路11を通じてマイク
ロコンピユータ12に入力せしめ、炊飯用トライ
アツク5を非導通とするとともに、保温用トライ
アツク8を導通せしめて保温回路6を形成する。
これと同時にマイクロコンピユータ12はトラン
ジスタQをONせしめてコンデンサー15を放電
せしめ、B点の電位をA点の電位よりも低くして
おく。
尚、保温動作中は前記感温素子10の保温最適
温度を検出してマイクロコンピユータ12を通じ
て、前記保温用トライアツク8をON,OFF制御
して行なうものである。そして前記感温素子10
が炊飯完了温度を検出後、鍋の温度変化は第2図
のY領域のような曲線形態をとる。
ここで従来のもので、炊飯中或いは保温中に停
電や本体の持ち運びで電源プラグを抜いたりして
電源供給を一時停止し、再度復帰したときに、第
2図で明らかなようにH点とL点の同一温度点が
2ケ所あるため、復帰後の感温素子10の温度検
出は、停電前に炊飯中であつたか、保温中であつ
たかの判別ができず、例えばH点で停電して、再
復帰のときはL点から動作して炊飯動作を完全に
しなかつたり、或いは保温中のL点で停止したに
もかかわらず、復帰後はH点から動作して炊飯を
2度繰り返していた。
ところが、本発明によると、例えば炊飯中H点
で停電しても、炊飯中であるから記憶手段として
のコンデンサ15が炊飯中を示す高電位を維持
し、停電復帰時B点の電をマイクロコンピユータ
12で検出して炊飯用トライアツク5を導通し確
実に元の炊飯回路3に復帰せしめる。その後は、
前述と同様にして炊飯完了温度となるまで炊飯回
路3による炊飯動作が行なわれ、感温素子10が
炊飯完了温度を検出してこれが温度検出回路11
を通じてマイクロコンピユータ12に入力される
と、炊飯用トライアツク5を非導通とするととも
に保温用トライアツク8を導通せしめる。
又、保温中L点で停電しても、保温中であるか
ら記憶手段としてのコンデンサー15が保温中を
示す低電位を維持し、停電復帰後、B点の低電位
をマイクロコンピユータ12で検出して保温用ト
ライアツク8を導通し、確実に元の保温回路6に
復帰せしめる。
尚、前記保温スイツチ18は、保温中に使用者
が誤操作により炊飯スイツチ17をONして炊飯
動作を再開したとき、保温スイツチ18を強制的
にONして元の保温動作にもどす作用をなすもの
である。
(ト) 発明の効果 本発明は以上の如く構成したものであるから、
通常は温度検出回路によつて正確に炊飯完了温度
を検知した後に保温が行なわれるので常に安定し
た炊き上げを行なうことができる。そして炊飯中
に一時的な停電があつても停電前に炊飯中であつ
たことを記憶しているので鍋の温度検出等によら
ないで停電復帰時確実に炊飯回路が形成され、以
後通常の状態と同様にして炊飯完了温度を検知し
て保温動作に移行し、炊飯が完全に終了していな
いにもかかわらず保温動作中に移行する事態は解
消される。また保温動作中に一時的な停電があつ
ても停電前に保温中であつたことを記憶している
ので、停電復帰時確実に保温回路が形成され、二
度も炊飯動作を繰り返すという事態は解消され
る。
さらに、炊飯完了温度の検出、及び停電前の状
態の記憶等を電子化することができるので、機械
式のものに較べて信頼性、操作制の向上を計るこ
とができるとともに、形状の小型化を可能とす
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す電気回路図、
第2図は同実施例の鍋の温度変化を示す曲線図で
ある。 3……炊飯回路、6……保温回路、11……温
度検出回路、12……マイクロコンピユータ(制
御手段)、13……コンパレータ(判定手段)、1
6……充電回路(記憶手段)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 炊飯回路と、保温回路と、温度検出回路と、
    炊飯中と保温中とで異なる信号を記憶するともに
    停電時にその信号を維持する記憶手段と、炊飯開
    始操作によつて前記炊飯回路を形成するとともに
    炊飯中は前記記憶手段に第1の信号を記憶させ、
    前記温度検出回路にて炊飯完了温度が検出される
    とその後前記保温回路を形成するとともに保温中
    は前記記憶手段に第2の信号を記憶させる制御手
    段と、前記記憶手段に記憶している第1の信号と
    第2の信号を判別する判定手段とを備え、前記制
    御手段は停電復帰時前記判定手段の出力によつて
    前記炊飯回路と保温回路を選択して形成するよう
    にしたことを特徴とする保温式炊飯器。
JP8014289A 1989-03-29 1989-03-29 保温式炊飯器 Granted JPH01280421A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8014289A JPH01280421A (ja) 1989-03-29 1989-03-29 保温式炊飯器

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JP8014289A JPH01280421A (ja) 1989-03-29 1989-03-29 保温式炊飯器

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JP7055980A Division JPS56166816A (en) 1980-05-26 1980-05-26 Warmth keeping type rice cooker

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01280421A JPH01280421A (ja) 1989-11-10
JPH0323165B2 true JPH0323165B2 (ja) 1991-03-28

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ID=13710016

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JP8014289A Granted JPH01280421A (ja) 1989-03-29 1989-03-29 保温式炊飯器

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