JPH032271B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH032271B2
JPH032271B2 JP58034727A JP3472783A JPH032271B2 JP H032271 B2 JPH032271 B2 JP H032271B2 JP 58034727 A JP58034727 A JP 58034727A JP 3472783 A JP3472783 A JP 3472783A JP H032271 B2 JPH032271 B2 JP H032271B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
tag
code pattern
tag circuit
interrogation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP58034727A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58162881A (ja
Inventor
Eru Baretsuto Junya Reimondo
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sensormatic Electronics Corp
Original Assignee
Sensormatic Electronics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sensormatic Electronics Corp filed Critical Sensormatic Electronics Corp
Publication of JPS58162881A publication Critical patent/JPS58162881A/ja
Publication of JPH032271B2 publication Critical patent/JPH032271B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K7/00Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns
    • G06K7/10Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation
    • G06K7/10009Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation sensing by radiation using wavelengths larger than 0.1 mm, e.g. radio-waves or microwaves
    • G06K7/10019Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation sensing by radiation using wavelengths larger than 0.1 mm, e.g. radio-waves or microwaves resolving collision on the communication channels between simultaneously or concurrently interrogated record carriers.
    • G06K7/10029Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation sensing by radiation using wavelengths larger than 0.1 mm, e.g. radio-waves or microwaves resolving collision on the communication channels between simultaneously or concurrently interrogated record carriers. the collision being resolved in the time domain, e.g. using binary tree search or RFID responses allocated to a random time slot
    • G06K7/10059Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation sensing by radiation using wavelengths larger than 0.1 mm, e.g. radio-waves or microwaves resolving collision on the communication channels between simultaneously or concurrently interrogated record carriers. the collision being resolved in the time domain, e.g. using binary tree search or RFID responses allocated to a random time slot transponder driven
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K17/00Methods or arrangements for effecting co-operative working between equipments covered by two or more of main groups G06K1/00 - G06K15/00, e.g. automatic card files incorporating conveying and reading operations
    • G06K17/0022Methods or arrangements for effecting co-operative working between equipments covered by two or more of main groups G06K1/00 - G06K15/00, e.g. automatic card files incorporating conveying and reading operations arrangements or provisious for transferring data to distant stations, e.g. from a sensing device
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K7/00Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns
    • G06K7/0008General problems related to the reading of electronic memory record carriers, independent of its reading method, e.g. power transfer
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07CTIME OR ATTENDANCE REGISTERS; REGISTERING OR INDICATING THE WORKING OF MACHINES; GENERATING RANDOM NUMBERS; VOTING OR LOTTERY APPARATUS; ARRANGEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS FOR CHECKING NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • G07C9/00Individual registration on entry or exit
    • G07C9/20Individual registration on entry or exit involving the use of a pass
    • G07C9/28Individual registration on entry or exit involving the use of a pass the pass enabling tracking or indicating presence

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明は、通信方式に関し、特に監視局範囲に
入る1個または複数個の独立タグ回路群を検出識
別する方式に関すると共に、これに用いられるタ
グ回路に関する。 生物又は無生物に関わりなく特定物体の行き来
及び居所を追跡できる通信方式の用途は数多くあ
る。これまで固定設備を通る割合に知られた道を
走行する車を追跡する方式が開発されている。例
えば米国特許第3859624号には、応答タグを取付
けた車が質問装置に接近する際に電力を受信する
応答タグを用いる質問応答(1R)装置が記載さ
れている。誘導結合で電力を受信し、特定の応答
タグに特有な独自の符号化情報フイールドを発生
する様に応答タグに命令する。質問装置は符号化
情報フイールドを受信してタグを表わす情報信号
に変換する。タグが自勢している場合質問装置は
AC電力フイールドを発生せず、タグと質問装置
との間の誘導結合は符号化情報フイールドに限定
される。上記発明の開示によると、応答タグは、
自勢又は質問局から送られてくる電力を受けると
連続作動する。この方式はデジタル技術を利用し
ており、32ビツトから成る応答メツセージ形式を
採つている。32ビツトのうち、最初の7ビツトは
同期化パターンを表わし、次にパリテイビツト及
び6けたの識別番号を形成する2進化10進形式の
6組の4ビツトがくる。応答タグは最も本質的な
ものに保持され、質問装置だけがタグからの受信
信号の妥当性を検査する手段を備えている。 応答タグはまた当局側の職員を識別すると共
に、制御領域からの出入りを監視する資格審査方
式の一部として用いられて来た。上記を目的とす
る方式は、米国エネルギー省(テネシー州37830、
ホクリツジ私書箱62)発行の、サーロー、ダブリ
ユ、エイチ、カフイー(ThurlowW.H.Coffey)、
デビツト、イー、バーンズ(David.E.Barnes)
共著の「プルトニウム保護方式の自勢型資格審査
方式(The Selp.Energiged Credential Syptem
for the Plutonium Protection System)」(書類
番号:SAND78−2156、1978年12月印刷)と称
するプロジエクトレポートに記載されている。こ
の方式では、入口ループが110キロヘルツの連続
トーンを送り、資格審査方式が55キロヘルツトー
ンのバースト型識別コードを送る。55キルヘルツ
トーンバーストは増幅され、デコーダで2進形に
変換され、一定の様式及びパリテイ条件が満たさ
れているか否かを調べるために検査される。2進
コードの妥当性が確認されると、オペレーション
センタに伝送することができる。特定のコード形
式は、4つの16進数字を1組としてこれを2対に
分け、各対に夫々3個の同期化ビツト及び1個の
パリテイビツトを加えて、全体で24ビツト長さの
コードワードになる様にしている。各16進数字対
の最初の数字は夫々1及び0として定められてい
るため、最初の16進数字は常に8以上であり、一
方3番目の16進数字は7を越えることはない。こ
の様な符号化形式及び妥当性検査方法を採つてい
るため、確実に利用できるコード数は65,536個
の可能コードのうちの16,192個に限られてしま
う。 上記の方式は何れも、1個以上の応答タグが質
問点を同時に通過するのを処理することができな
い。タグが一列縦隊で制御点を通過するのが当然
又は予測されている場合はこの様な限界を黙認で
きるが、キヤリヤの通常の移動を妨げるものがあ
る場合はこれを最少限にとどめた監視機能が望ま
れる場合が多い。例えば病院では医師、看護婦そ
の他の職員の居所を常時知ることができれば所望
の個人との連絡を容易にする点で非常に有益であ
る。また職員の居所がわかつていると何時誰がど
の患者の看護にあたつていたか又は手術室もしく
は薬局に居たかを把握して記録に残すことができ
る。その用途は広く思い付くもの全てがその対象
となる。 しかし居所の記録及び重要な管理目的にこの種
の方式を使用する場合は仮に1個以上のタグが同
時に監視局範囲に入つても、監視局を通過するこ
れらのタグを確実に検出できることが肝要であ
る。本発明はこの種の方式を提供するものであ
り、また以上の説明から判る様に、本発明実施例
の方式は複数個の入口を通る65,536個のタグを
監視するものであり、何れかの入口を同時に通過
する6個までのタグを確実に処理することができ
る。 発明の概要 本発明の第1様相によると、監視局に入る1個
以上の複数個の独立タグ回路を検出すると共に、
同時に監視範囲に入る1個以上のタグ回路を識別
する通信方式が提供されている。この方式は監視
局に配置されて該局の識別コードである第1コー
ドパターンを有する質問信号を送出する手段、監
視範囲に入つて質問信号を受信する手段と、質問
信号に応答すると共に第1コードパターンと異な
りかつタグ回路の識別コードである所定の第2コ
ードパターンを有する一連の応答信号を送出する
手段及び少くとも擬似ランダム要領で連続する応
答信号を変える手段で構成される手段とを備える
タグ回路、及び監視局に配置されて、監視範囲に
入る信号を受信検査して、これらがタブの識別コ
ードである所定のコードパターンを有しているか
否かを決定し、所定のコードパターンが存在する
場合に限り、受信信号を処理装置に渡す手段から
成つている。 本発明の第2様相によると、監視局範囲に入る
と同時に範囲内に存在する他のタグ回路とは別に
監視局と連絡してこれに識別信号を送るタグ回路
が提供されている。このタグ回路は監視局の監視
範囲に入ると該局から第1コードパターンを有す
る質問信号を受信する手段、及び質問信号に応答
すると共に、タグ回路の識別コードである第1コ
ードパターンと異なる所定の第2コードパターン
を有する一連の応答信号を発する手段と、少くと
も擬似ランダム要領で連続する応答信号の間隔を
変える手段とで構成される手段から成つている。 次に添付図面を参照して、本発明の好適実施例
の詳細を説明する。図中、同一符号は同一又は類
似部品を指す。 実施例の説明 第1図は廊下12に向つて開く戸口11を有す
る室10の見取図である。但しこれは例示を目的
とする任意例である。この場合室10を病院の手
術室と仮定し、同時誰が室に入つたか又は室から
出たかを連続的に記録する必要があると仮定して
おく。本図は2名の医師13と14とがほとんど
同時に室10に入ろうとしている状態を示してい
るが、一方が室から出ていく間に他方が室に入ろ
うとして反対方向から戸口11に近づくこともあ
り得る。入口装置15は戸口11に隣接配置され
ている。以下に詳細を説明する様に、入口装置1
5は戸口11と関連する磁気ループ(図示せず)
に接続されている。医師13と14とは戸口の磁
気ループと磁気結合して入口装置15と相互作用
する小型の識別タグを付けている。入口装置15
と関連入口ループとを監視局と考えることができ
る。 本発明は入口装置と識別タグとを確実に通信す
る方式に関するものであるが、入口装置が集めた
情報を利用する下流装置を含むものではないの
で、余計な複雑さをさけるため、最も簡単な場合
を想定して例示してある。識別タグは入口装置1
5の範囲に入る場合は常に戸口を通過すると思わ
れるので、探知される人物の位置をある時点で知
つていれば、特定の識別タグが室に持ち込まれた
(廊下にあつたことが予めわかつている場合)又
は室から持ち出された(室にあつたことがわかつ
ている場合)ことを示す明確な信号を得ることが
できる。 本方式の基本的構成部品を第2図に示す。 入口装置15は、タグの所持者と同一符号で示
す複数個の識別タグと通信する質問送受信装置を
含んでいる。入口装置15によつて導出された情
報は出力線16を通つて情報利用局にリレーされ
る。これは図示されていないが、中央処理装置へ
のインターフエイス装置又は中央処理装置そのも
のと考えて良い。 入口装置15は、関連する受信部がタグ応答信
号を聞き取る沈黙期間に離間した周期的な質問信
号を発生する送信部(第3図にブロツク線図を、
また第6図に詳細図を示す)を有している。受信
部のブロツク線図を第4図に、また詳細図を第1
0A図及び第10B図に示す。第2図に示す各識
別タグは、第5図にブロツク線図、また第8A,
8B,9A、及び9B図に詳細図を示す回路を有
している。 第3図に示す様に、入口装置の送信部は、2相
マーク変調器即ちマンチエスタ変調器19のゲー
ト18を通つて、低域フイルタ・パワーアンプ2
0に送られるキヤリヤ信号を、例えば25.6キルヘ
ルツの周波数で発生する水晶制御クロツク17を有
している。フイルタ・アンプ20から出される出
力は、スイツチ21の通電即ち閉路時に、該スイ
ツチを通つて入口ループ22に送られる。該ルー
プについては、例えば第1図に示す戸口11の枠
の周りに巻付けて、戸口11の周辺に磁界を形成
するエネルギを放射し、ループ22が形成する磁
界に入る識別タグの受信コイルと相互作用する様
に配置することができる。 またクロツク17が発するクロツク信号出力
は、デイバイダ・2相発生器23にも送られ、32
で割られると共に分相されて、2つのパルス列を
形成する。発生器23から出される出力信号を実
際の分周信号を単に移相したものと見なすのは、
余りに短絡的すぎる。第6図に示す詳細な回路図
から判る様に、25.6キルヘルツのクロツク出力を
2進カウントで二分し、スケールダウンすること
により25.6キルヘルツ信号の2つの全サイクルに
等しいパルス幅、即ち78.125マイクロ秒のパルス
幅を有するパルスを形成する。これらのパルスは
800ppsのパルス繰返数で繰返し、位相1出力パ
ルスから0.625ミリ秒遅れて位相2出力パルスが
発生する。任意に位相1とした2相発生器23か
ら出される信号出力は、タイマ24及び変調器1
9のゲート25に送られ、一方位相2出力はタイ
マ24からも出力の供給を受ける識別コード発生
器26に送られる。コード発生器26は発生器2
3から送られる信号で刻時されると共に、タイマ
出力で順序付けされ、出力線27を通つてゲート
25に送られてこれを制御する信号を発生する。
ゲート25の出力は、切換デイバイダ28に送ら
れる。デイバイダ28はタイマ24から出力線2
9を通つて送られて来る信号で作動し、ゲート2
5から送られる信号を二分してゲート18に送
る。ゲート18と25及びデイバイダ28は集合
的に2相マーク変調器を構成し、クロツク17か
らフイルタ・アンプ20にパルス変調されたキヤ
リヤ信号を送る。これと同時にタイマ24から出
される動作信号は、出力線29を通つてスイツチ
21に印加され、これをオンにして変調信号を入
口ループに送る。 送信部が質問信号を送出する間は、時分割共用
される入口ループ22と受信部との接続を切つて
おくことが望ましいがこれはタイマ出力線29か
らインバータ30を介してスイツチ31に信号を
送りこれをオフにすることによつて達成される。
図示の様にスイツチ31への入力は入口ループ2
2との接合点32から得られ、第4図に示す受信
プリアンプAGC・フイルタ回路81に送られる。 入口装置の受信部を説明する前に、送信部の詳
細及びタグ回路の構成と作動を説明しておく。識
別タグと入口装置との通信は25.6キルヘルツの周
波数で質問応答形式で行われる。第3図に関する
上記の様に、情報は自己刻時2相マーク変調器に
よつて25.6キルヘルツのキヤリヤ周波数に変調さ
れる。質問情報は、メツセージ長さを6ビツトと
する毎秒800ビツトの速度で発生する。最初の3
ビツトは110の固定パターンをフオローし、残り
の3ビツトを用いてタグに施設の識別子を与える
訳であるが、これらの3ビツトは8つの異なるコ
ードパターンを形成する。2相マーク形式を用い
ると、第7図に示す様な質問パターンになる。以
下に説明する様に、質問シーケンスは7.5ミリ秒
続く。識別タグは入口装置範囲内に入ると、入口
装置から質問シーケンスに含まれている情報を受
信する。タグ回路は、応答すべきと思われる以前
にプログラム編成された周波数とビツト速度の適
切性、110のプリアングルシーケンス及び3ビツ
ト施設識別子をチエツクする。応答情報は28ビツ
トのメツセージ長さで、毎秒1600ビツト速度で、
識別タグから入口装置に戻る。28ビツトのうちで
最初の4ビツトは1110の固定パターンをフオロー
し、次の16ビツトはタグの識別にあたり、次の6
ビツトは誤り検査コードを含み、また最後の2ビ
ツトは当座の予備として00を含んでいる。入口装
置は識別タグから送られて来る情報を受信し、周
波数とビツト速度の適切性、及び1110のプリアン
ブルシーケンスを検査してから、識別子、誤り検
査コード及び次の00パターンを予備的に受入れ
る。 タグ応答形式を第7図の1行目に示す。この形
式は、2.5ミリ秒間にプリアンブルを伝送し、次
の10ミリ秒間にタグ識別コードを伝送し、その後
1.25ミリ秒の休止を入れてから5ミリ秒で誤り訂
正コードを伝送することを意味している。これら
の時間に0.625ミリ秒の予備伝送形式休止を入れ
ると、全タイムスロツト期間は19.375ミリ秒にな
る。またタグ伝送全サイクルには32のタイムスロ
ツトがあるため、全部で620ミリ秒となり、これ
に11.5625ミリ秒の事後遅延時間と0.9375ミリ秒
の応答休止を加えると、全サイクルは632.5ミリ
秒になる。 第6図に示す様に水晶制御クロツク17は、端
子33でパルス出力を形成する従来型の水晶制御
発振器で構成されている。端子の出力信号は、結
線34を介してNORゲート18の第1入力端に
直送されると共に、2相発生装置23のDフリツプ
フロツプ35のクロツク端子に送られる。フリツ
プフロツプ35は図示の様に接続されているた
め、クロツク17から送られる信号を二分し、そ
の出力端Qから出される出力信号を2進カウンタ
36のクロツク入力端に送る。カウンタ36の出
力端Q0乃至Q3は、図示の様にNORゲート37及
び38の入力端に接続されている。NORゲート
37の出力端はリード線39を介してゲート25
の第1入力端に接続されている。リード線40
は、ゲート37の出力線をタイマ24の2進カウ
ンタ41のクロツク入力端に接続している。カウ
ンタ41の出力端Q0乃至Q2は、夫々8チヤネル
データセレクタ42の入力端A,B及びCに接続
されている。データセレクタの入力端Xは、施設
のプリアンブル及び識別コードの形成に用いられ
る。第6図に示す様に、入力端X1及びX2は高値
即ち論理1状態を示す電圧源に接続されている。
また入力端X3は、論理0状態を示す電圧源に接
続されており、一方入力端X4,X5及びX6は、入
口装置の識別コードを第7図に示す8つのパター
ンの1つに予備選定できる様にするセレクタスイ
ツチ43,44及び45に接続されている。図示
の様にスイツチ43,44及び45が開くと、こ
れらが接続されている各端子が論理0レベルに等
価接続されることは理解されよう。データセレク
タの特定入力端を論理1レベルに接続したい場合
は、当該スイツチを閉じてこれを正の電圧源に接
続する。端子X0及びX7は、ある種の妨害に対す
る防御措置として、コードパターンの前後に保護
間隔又はスペースを入れるためのものである。図
中これらの端子は、低圧即ち論理レベルに接続
されている。 データセレクタ42はさらに禁止入力端を備え
ている。NANDゲート47の出力端はリード線
46を介して該入力端に接続されており、一方入
力端は相互接続されて、NORゲート38の出力
端に接続されている。NANDゲート47はNOR
ゲート38の出力を反転して、2相発生器23の
位相2から出力パルスを導出する短期間を除いて
データセレクタ42の作動を禁止する。この場合
データセレクタの出力端2は、カウンタ41から
その入力端A,B及びCに印加される2進信号で
決定される何れかの入力端に接続され、これらの
2進信号は結線27を介してゲート25の第2入
力端に印加される。 NORゲート25の出力は、切換デイバイダ2
8を構成するD型フリツプフロツプのクロツク入
力端に送られる。D型フリツプフロツプ28の出
力端は、その入力端DとNORゲート18の入
力端とに接続されている。またD型フリツプフロ
ツプ28のリセツト端子はタイマ24のNORゲ
ート48から導出される出力線29に接続されて
いる。NORゲート48は、相互接続されて、多
入力ORゲート49の出力端に接続された入力端
を有するインバータの役目をする。NORゲート
49の6個の入力端は夫々7段リプルカウンタ5
0の出力端Q1乃至Q6に接続されている。該カウ
ンタのリセツト端子は接地され、一方クロツク入
力端はリード線51及び52を介してカウンタ4
1の出力端Q2に接続されている。カウンタ41
の出力端Q2はそのクロツク端子で2相発生器2
3の出力線39から8個の入力パルスを受信する
度に状態を変更するので、リプルカウンタ50に
印加される信号は、ゲート37から送られて来る
信号を8で割つたものになる。 NORゲート49には、カウンタ41の3個の
出力端に接続された3個の入力端を有するNOR
ゲート53の出力端からさらにもう一つの入力が
印加される。カウンタ41の該3出力端は夫々イ
ンバータ54,55及び56を介してNORゲー
ト57の3個の入力端に接続されており、NOR
ゲート57の出力端はNORゲート49のさらに
別の入力端に接続されている。 第6図の種々の論理部品に付した4桁数字は
CMOSの型番号であり、これによつて当該の部
品を完全に識別できる様にしている。第6図に関
して説明した入口送信部の作動については当業者
であれば理解し得るものと思われる。切換デイバ
イダ28の作動はそのリセツト端子がリード線2
9を介して印加される論理を有する限り禁止さ
れる。これは、NORゲート49の何れかの入力
端が論理信号を有する限り何時でも起こる。回
路を分析すると、256キロヘルツクロツク信号で
作動する時に、6ビツトコードの送信ウインドウ
が7.5ミリ秒続き、一方無音期間が632.5ミリ秒続
くことが判かる。無音期間中に第3図に示すスイ
ツチ31はインバータ30を介して印加された信
号でオンになり、第4図に示す受信回路を作動さ
せる。識別タグが一定の入口装置の範囲に入るか
否かに関わらず、入口装置は質問信号を周期的に
送り続けてから応答を聴取し、聴取期間中に得ら
れる応答の妥当性を検査して記録する。仮に応答
が得られなくても作動し続ける。 本発明方式と共に使用される識別タグは入口ル
ープに接続する独自のアンテナループを有する小
型の電池作動式ソリツドステート回路装置であ
る。第5図は、識別タグに内蔵された回路のブロ
ツク線図である。該回路はキヤリヤ包絡線検波器
62に出力を送るプリアンプ・フイルタ回路61
に接続されて受信する端子を有する送受信タグル
ープ60を有している。キヤリヤ包絡線検波器の
出力は低域フイルタ63を通つて遷移検波器64
に送られる。遷移検波器64から出される検波出
力はパス65を介してクロツク・データセパレー
タ66に送られ、セパレータの出力は質問シーケ
ンス認識回路67に送られる。回路67の出力は
接合点68に送られ、そこからリード線69を通
つてゲート70の入力端に印加されると共に、リ
ード線71を通つてセパレータ66に戻される。
接合点68はさらに、インバータ73を介して回
路62,63,64及び66の各入力端にリード
線72で接続されると共に、リード線74を介し
てフレームカウンタ75及びタイマ76の入力端
にも接続されている。 25.6キロヘルツの周波数を有する水晶制御クロ
ツク77の出力端はリード線78を介してゲート
70に接続され、リード線79及び80に切換ク
ロツク信号を送る。リード線79上の切換クロツ
ク信号は、質問シーケンス認識回路67及びキヤ
リヤ包絡線検波器62に送られる。リード線80
上のクロツク信号は回路62,63及び64に送
られる。またクロツク77は、リード線78を介
してタイマ76、クロツク・データセパレータ6
6、マンチエスタ変調器83および2相発生器8
4に直接出力している。該発生器は、クロツク7
7から送られる信号を16で割る。フレームカウン
タ75は、リード線85を介してクロツク・デー
タセパレータ66に接続された出力端と、リード
線86を介してゲート87の入力端に接続された
出力端とを有している。タイマ76はリード線8
8及び88Aを介してゲート87に第2入力を導
出し、ゲート87の出力は、擬似ランダム2進シ
ーケンス応答カウンタ89の入力端に送られる。
応答カウンタ89は、リード線90を介してタイ
マ76から及びリード線91を介してマンチエス
タ変調器83からも入力を受信する。応答カウン
タ89の出力は、マンチエスタ変調器83及びタ
イマ76の入力端への接合点92に送られる。タ
イマ76は、リード線93を介してフレームカウ
ンタ75に、及びリード線94を介してハミング
発生器95に出力を送る。ハミング発生器95は
リード線96を介して発生器84の出力端φ1か
ら追加入力を受ける。タイマ6から出力端97を
通じ、識別シーケンス発生器98を介してハミン
グ発生器95に至る別の回路が出来る。シーケン
ス発生器98の出力端は、リード線99を介して
シーケンス制御回路100の第1入力端に接続さ
れている。回路100は、リード線101を介し
てハミング発生器95から第2入力を受けると共
に、リード線102を介してタイマ76から第3
入力を受ける。 第5図に示す様に、2相発生器84の出力端
φ1はリード線103を介してマンチエスタ変調
器83に接続され、一方出力端φ2は、リード線
104を介して変調器83の入力端に接続されて
いる。変調器83には、リード線105を介して
シーケンス制御回路100から別の入力が送ら
れ、またその出力はリード線106を介してパワ
ーアンプ駆動器107に送られる。駆動器107
の出力端は、タグループ66の両端に接続されて
いる。 上記の通り第5図を参照して識別タグ回路部品
の概略を説明したが、次に第8A,8B,9A及
び9B図を参照して第5図の回路が内蔵する機能
素子の実現例の詳細を説明する。先ず第8A図及
び第8B図に示す水晶制御クロツク77は、出力
線78からクロツク出力を送る従来形式のもので
ある。タグループ60(第5図参照)の受信信号
はプリアンプ・フイルタ回路61からリード線1
10を通つて、キヤリヤ包絡線検波器62のD型
フリツプフロツプ111と112のセツト入力端
に印加される。図示の様のリード線79及び80
上の切換クロツク信号は、夫々フリツプフロツプ
112及び111のクロツク入力端に送られる。
また入力線79は、他のD型フリツプフロツプ1
13のクロツク入力端に接続されているが、入力
線80は別のD型フリツプフロツプ114のクロ
ツク入力端に接続されている。フリツプフロツプ
111,112,113及び114のリセツト端
子は全て、リード線72Aを介して質問シーケン
ス認識回路67のインバータ73の出力端に接続
されている。フリツプフロツプ111及び112
の入力端Dは論理電圧レベルに接続されている
が、フリツプフロツプ111の出力端Qはフリツ
プフロツプ113の入力端Dに接続され、フリツ
プフロツプ112の出力端Qはフリツプフロツプ
114の入力端Dに接続されている。フリツプフ
ロツプ113及び114の出力端Qは、NAND
ゲート115の入力端に接続され、該ゲートの出
力はキヤリヤ包絡線検波器62の出力端になつて
いる。 低域フイルタ62の出力端になつている。 低域フイルタ63は、4175型4連式Dフリツプ
フロツプ116及び4個のNANDゲート117,
118,119,120で構成されており、これ
らの素子は図示の様に相互接続されている。4連
式フリツプフロツプ116のフリツプフロツプ構
成素子のクロツク入力端は全て切換クロツク線8
0に接続されており、一方リセツト端子はインバ
ータ121の出力端に接続されている。またイン
バータ121の入力端は、リード線72Aを介し
てインバータ73の出力端に接続されている。
NANDゲート119の出力は低域フイルタ63
の出力として、遷移検波器64のD型フリツプフ
ロツプ122の入力端Dと、排他的ORゲート1
23の第1入力端に送られる。フリツプフロツプ
122のクロツク入力端は切換クロツク線80
に、一方出力端Qはゲート123の第2入力端に
接続されている。ゲート123の出力は遷移検波
器の出力として、リード線65を通つてクロツ
ク・データセパレータ66内のNANDゲート1
24の第1入力端に送られる。 NANDゲート124の第2入力は、質問シー
ケンス認識回路67の出力端から線71Aを通つ
て送られて来る。クロツク・データセパレータ6
6は、NORゲート125、D型フリツプフロツ
プ126,127,128と129、4017型10進
カウンタ130、NORゲート131,132,
133,134,135,136と137、OR
ゲート138と139、及びインバータ140と
141で構成されている。これらの種々の部品は
従来の記号法により図示の様に相互接続されてい
る。 クロツク・データセパレータ66は、質問シー
ケンス認識回路67に通じる一連の出力線14
2,143,144,145及び146を有して
いる。リード線142はカウンタ130の出力端
Q5とD型フリツプフロツプ147の出力端Dと
の間に接続されると共に、NANDゲート148
の第1入力端に接続されている。リード線143
は、クロツク・データセパレータ66のフリツプ
フロツプ128の出力端Qと2進カウンタ149
のクロツク入力端との間に接続されている。リー
ド線144は、NORゲート131の出力端と
NORゲート150の第1入力端との間に接続さ
れている。NORゲート150の第2入力は、ゲ
ート136の出力端に接続されたリード線145
を通つて送られて来る。リード線146は、ゲー
ト137の出力端と、図示の様にNORゲート1
52に交差接続されたNORゲート151の入力
端との間に接続されている。インバータ153
は、ゲート150の出力端とゲート152の第1
入力端とを相互接続している。カウンタ149の
出力端は、図示の様にNANDゲート154の両
入力端及び4051型アナログマルチプレクサ・デマ
ルチプレクサ155の入力端A.B.Cに接続されて
いる。マルチプレクサ155は8チヤネル型装置
であり、その出力端X0乃至X5は、組端子157
又は158の相当する端子と選択的に相互接続す
る夫々のストラツプ端子156に接続されてい
る。図示の様に装置155の出力端X0及びX1に
接続されているストラツプ端子156は組端子1
58側の端子に接続されているが、出力端X2は
組端子157側の端子に接続されている。これら
は入口装置の識別シーケンスの一部として使用さ
れるプリアンブル110を先決する固定接続であ
る。出力端X3,X4及びX5に接続された残りのス
トラツプ端子は、識別タグを用いる特定施設用の
識別コードに応じて、組端子157又は158の
何れかに接続されることが理解されよう。装置1
55の端子X6は、論理電位に接続されており、
入口装置が発する6ビツトの質問信号を認識して
からNORゲート159の第1入力端に阻止信号
を印加する。図示の様にゲート159の出力端
は、クロツク・データセパレータ66のリセツト
部の一部を構成するORゲート138の一入力端
に接続されている。第8A図及び第8B図を参照
して説明した回路の作動については、第9A図及
び第9B図の詳細を説明するまで保留しておく。 第9A図及び第9B図に示す様に16進2相発生
器84は一対のNORゲート161及び162に
接続された出力端を有する2進カウンタ160で
構成されている。ゲート161の出力は位相1と
なり、ゲート162の出力は位相2となる。図示
の様に出力端φ1(位相1)は、リード線96によ
つてハミング発生器95の4174型6連式Dフリツ
プフロツプ163の夫々のフリツプフロツプ構成
素子のクロツク端子に接続されている。フリツプ
フロツプ163のリセツト端子は全て、タイマ7
6の4017型10進カウンタ・デイバイダ165の出
力端Q1からリード線94Bを介して入力を受信
するインバータ164の出力端に接続されてい
る。ハミング発生器95はさらに排他的ORゲー
ト166,167,168,169と170及び
ANDゲート171を有しており、これらは図示
の様に接続されている。排他的ORゲート170
の制御入力は、識別シーケンス発生器98の出力
端の接合点99から送られ、一方ANDゲート1
71の制御入力はリード線94A及び94Cを介
して10進カウンタ・デイバイダ165の出力端
Q2から送られて来る。 識別シーケンス発生器98は、4051型8チヤネ
ルアナログマルチプレクサ・デマルチプレクサ1
72及び173で構成されている。ストラツプ又
はジヤンパを接続できる一組の端子対174の各
対の一側端子は、素子172又は173の夫々の
出力端X0乃至X7に接続されており、一方他側端
子は、接合されて論理電圧レベルに接続されて
いる。任意の端子対174が開路すると論理
態となり、一方端子対をストラツプで橋絡すると
論理状態となる。識別シーケンス発生器98の
素子172及び173の制御入力はタイマ76か
ら得られる。即ちタイマ76は、4516型2進可逆
カウンタ175を備えており、該カカンタの出力
端Q0乃至Q3は、ケーブル線97を介してアナロ
グマルチプレクサ172及び173のA,B,C
及び禁止端子に接続(但し、マルチプレクサ17
2の禁止端子への接続はインバータ176を介し
て行われる)されている。周知の通り、4つの2
進ビツトは16の異なる状態を表わす容量を有して
おり、インバータ176は2進カウンタ175か
ら最初の8カウントが送られて来る間にマルチプ
レクサ172に周期動作を与え、一方マルチプレ
クサ173は接続の8カウントで周期動作する。
マルチプレクサ172と173とは集合的に16個
の異なるビツト値を順次に選択して識別コードを
構成する。 識別シーケンス発生器98のマルチプレクサ1
72及び173の出力端Xは、相互接続されて接
合点99に接続されると共に、抵抗器177及び
リード線94Dを介してリード線94Aと94C
との接合点に接続されている。 タイマ76の10進カウンタ165の出力端Q0
乃至Q3は、一連のORゲート178,179及び
180を介して2進可逆カウンタ175の入力端
P0乃至P3に接続されている。カウンタ175の
キヤリーイン端子と可逆端子とは論理電圧レベ
ルに接続されている。このためカウンタ175は
ダウンカウンタとして作動する。カウンタ175
のプリセツト可能(PE)端子は、D型フリツプ
フロツプ181の出力端に接続されており、一
方その出力端Qはカウンタ165のクロツク端子
及びNANDゲート182の一入力端に接続され
ている。ゲート182への第2入力はORゲート
184の出力端に接続されたリード線183から
導出される。またリード線183は、フリツプフ
ロツプ181の入力端D及びNORゲート185
の第1入力端にも接続されている。 ゲート184の第1入力端は、カウンタ175
のキヤリーアウト即ち出力端に接続されてお
り、一方第2入力端はNANDゲート186の出
力端に接続されている。またカウンタ175のク
ロツク端子は、ゲート186の出力端にも接続さ
れている。ゲート186には、リード線103と
NANDゲート187の出力端とから入力され、
またゲート187にはリード線74とカウンタ1
65の出力端Q4とから入力される。リード線7
4は、フレームカウンタ回路75の4024型7段リ
プルカウンタ188のリセツト端子にも接続され
ており、カウンタ188のクロツク端子はカウン
タ165の出力端Q4に接続されている。 フレームカウンタ75のリプルカウンタ188
の出力端Q1及びQ6は、インバータ190を通し
て出力線85に接続されている出力端を有する
NANDゲート189の2つの入力端に接続され
ている。ゲート189の第3入力は、タイマ76
のカウンタ165の出力端Q1から得られる。カ
ウンタ188の出力端Q6は、リード線86を介
してゲート87のインバータ191にも接続され
ている。インバータ191の出力端は、カウンタ
165の出力端Q3に接続されたリード線88A
から第2入力を受けるANDゲート192の第1
入力端に接続されている。カウンタ165の出力
端Q3は、リード線88Bを介してマンチエスタ
変調器83のD型フリツプフロツプ193のセツ
ト入力端にも接続されている。タイマ76を構成
する残りの素子としては、D型フリツプフロツプ
194、NDNDゲート195及びANDゲート1
96があり、これらは全て図示の様に接続されて
いる。 マンチエスタ変調器83はインバータ197、
NANDゲート198と199、NORゲート20
0と201、及びインバータ202を有してお
り、これらは全て図示の様に相互接続されてい
る。 擬似ランダム2進シーケンス応答カウンタ89
は、マンチエスタ変調器83の出力端から到来す
るリード線91に接続されたクロツク入力端とD
型フリツプフロツプ204,205及び206の
クロツク入力端に接続された出力端Q5とを有す
る4024型7段リプルカウンタ203を備えてい
る。フリツプフロツプ204,205及び206
の出力端Qは、夫々NORゲート207の入力端
に接続されており、また該ゲートの出力端はフリ
ツプフロツプの各セツト端子に接続されて、フリ
ツプフロツプが2進数0に等しいリセツト状態に
同時にならない様にしている。またフリツプフロ
ツプ204及び206の出力端Qは、フリツプフ
ロツプ204の入力端Dに接続された出力端を有
する排他的ORゲート208の各入力端に接続さ
れている。この様にフリツプフロツプ204,2
05及び206は擬似ランダム2進シーケンスカ
ウンタ内で相互接続されている。図示の特定実施
例ではカウント7,6,5,2,4,1,3の順
序で計数し、次にカウント7に戻つてこの順序を
無限に繰返していく。応答カウンタは、フリツプ
フロツプ204,205及び206の出力端Qに
夫々接続されたポリセツト端子P0,P1及びP2を
有する4516型2進可逆カウンタ209を備えてい
る。カウンタ209のカヤリーアウト()端
子は、接合点92に接続されており、そこからゲ
ート201及び185に接続されている。またカ
ウンタ209はタイマ76のフリツプフロツプ1
94の出力端から到来するリード線90に接続
されたプリセツト可能(PE)端子を有しており、
またそのクロツク端子はゲート192の出力端に
接続されており、一方プリセツト端子P3は論理
0電位値に接続されている。 シーケンス制御回路100は、NANDゲート
210,211,212と213及びNORゲー
ト214で構成されており、これらは全て図示の
様に接続されている。 第3図及び第6図を参照して説明した様に、入
口装置は6ビツトデジタル識別コードパターンを
有する質問信号を周期的に発する。識別タグが入
口装置の範囲に入ると、そのタグループはプリア
ンプ・フイルタ61に送られる信号をピツクアツ
プする。該信号はそこから、パルス列情報を論理
レベル出力に変換して、タグの内部クロツク速度
の2分の1より早い速度で発生する信号遷移を排
除するキヤリヤ包絡線検波器に進む。キヤリヤ包
絡線検波器62は、質問シーケンスのトーンバー
スト変調包絡線のレプリカを出力する。この変調
包絡線はさらに、4クロツク周期以下に離間され
た遷移信号の伝搬を阻止する低域フイルタ63内
で処理される。低域フイルタの出力は変調包絡線
のレベルが変わる度にパルスを発生する遷移検波
器64で処理される。遷移検波器64の出力は、
クロツク・データセパレータ66のゲート124
に入る。該セパレータは、変調包絡線から発生す
るパルスを3方向のうちの1方向に伝搬できる様
に制御されたタイミングを有する状態カウンタで
ある。最大タイミング公差を越える期間後最初に
受信される信号は、妥当なメツセージ状態をセツ
トする新メツセージの最初のパルスと見なされ
る。事の推移を把握するには該パルスの受信直前
の回路状態を考える必要がある。即ちフリツプフ
ロツプ129がリセツト状態にあり、その出力
であると、カウンタ149はリセツトされて
その出力Qは全て論理0となるため、接合点68
は論理1となり、このためゲート70は駆動され
てフレームカウンタ75がリセツトされると共
に、ゲート124、キヤリヤ包絡線検波器62、
低域フイルタ63及び遷移検波器64が駆動され
る。フリツプフロツプ129の出力Dは論理
ありまた遷移検波器64の出力は論理であるた
め、ゲート124の出力は論理1となり、一方ゲ
ート125の出力は論理0となる。フリツプフロ
ツプ128はセツトされて出力Qが0となり、カ
ウンタ130はカウント“9”にあつて出力Q9
となるため、インバータ141はゲート13
1に作動可能論理を印加する。 低域フイルタ63の論理レベルが到来するパル
スの印加によつて最初に変化する際に、遷移検波
器64は論理を出力する。このためゲート12
4の出力はとなり、フリツプフロツプ129は
ゲート131を介してセツトされ、一方カウンタ
130はゲート125を介してリセツトされる。
ゲート125の出力パルスは高レベルに向うクロ
ツクパルスに応答してに戻ると、フリツプフロ
ツプ128を刻時して出力Qがになり出力が
1になるリセツト状態にする。 カウンタ130はリセツトされると、水晶クロ
ツク周波数を因数4で割るフリツプフロツプ12
6及び127を介して受信される内部クロツクパ
ルスを即座に計数し始める。データクロツク遷移
に対して予測されるタイミング公差内で遷移検波
器64が送出する後続の遷移パルスは、ゲート1
36を介してクロツク・データセパレータ66か
ら導出される。一方データ1遷移の予測タイミン
グ公差範囲で受信される遷移パルスはゲート13
7を介してデータパルスとして回路から導出さ
れ、さらに予測公差外で受信される遷移パルス
は、回路をリセツトして新メツセージを作成する
様に導出される。この様なパルス発生がカウンタ
130の動作と一致してその端子Q1,Q2,Q5又
はQ6に出力が印加されると、ゲート135及び
138を介してフリツプフロツプ129にリセツ
トパルスが印加される。しかしパルスがカウント
“9”以上のカウント数と一致する場合はフリツ
プフロツプ129の入力端Dに論理が印加され
ているため、カウンタ130の端子Q9が論理1
になり、フリツプフロツプ129を刻時してリセ
ツト状態にする。何れの場合にせよゲート135
及び138を介してリセツト信号がフリツプフロ
ツプ129に印加されても、カウンタ130はカ
ウント9まで計数し続け、ゲート131に作動可
能信号を印加することにより、次に到来する遷移
パルスを受信して、フリツプフロツプ129のセ
ツトに備える。これと同様にフリツプフロツプ1
28はゲート139を介してセツトされるため、
ゲート125を作動させてカウンタ130にリセ
ツト信号を送り出せる様にする。カウンタ130
の出力端Q9はそのクロツク作動可能()端子
にフイードバツク接続されているため、カウンタ
130がリセツト信号を受信するまで論理にあ
つてカウンタがそれ以上計数できない様にする。 クロツク・データセパレータ66から送出され
る分離されたデータ信号及びクロツク信号は、質
問シーケンス認識回路67で、上記の様に接点1
56,157及び158をストラツプ接続するこ
とによつて得られるプリセツトコードパターンと
比較される。到来する信号はこのプリセツトパタ
ーンとビツト毎に比較される。カウンタ149は
ビツト毎に歩進してセレクタ155を順序付け
る。受信シーケンスがプリセツトシーケンスと相
違すると、マルチプレクサ155の出力端Xから
ゲート159及び138を介してリセツト信号が
印加され、フリツプフロツプ129及びカウンタ
149をリセツトする。こうして初期起動状態に
戻つて上記の手順で次の受信信号に応答する。 110プリアンブル及びプリセツトパターンの最
後の3ビツトを構成する妥当な6ビツト信号を受
信すると、カウンタ149は、カウント“6”に
到達し、接合点68に論理を印加することによ
り数種の機能を達成できる様にする。論理はカ
ウンタ149のクロツク作動可能入力端にフイー
ドバツクされてカウンタの計数機能を禁止し、ま
たゲート124を非作動状態にすると共に、信号
がキヤリヤ包絡線検波器62、低域フイルタ63
及び遷移検波器64を通過できない様にする。即
ちこの信号は接合点68にあつて、受信モードの
動作終了と送信モードの開始とを前ぶれする。 第9A図及び第9B図に示す様に、導線74を
通る論理0信号は、フレームカウンタ75のカウ
ンタ188からリセツト入力を除去することによ
り、カウンタ188が起動できる様にする。また
ゲート187はゲート186に作動可能信号を印
加することにより、ダウンカウンタとして作動す
る様に接続されたカウンタ175のクロツク端子
に、結線103を通つて2相発生器84から供給
されるクロツク信号を印加できる様にする。タグ
回路の受信部が受信モードにある間は、カウンタ
165が端子Q4に論理出力を印加した状態に
なることは明白である。受信モードが働いている
間は導線74に論理1が存在するので、ゲート1
87は論理を出力してゲート186をオフにす
ることによりダウンカウンタ175にクロツクパ
ルスが伝わらない様にする。導線74に論理
出現すると、この状態が逆転する。 ダウンカウンタ175がカウントゼロに達する
と、そのキヤリーアウト()出力端から論理
0信号を出力して、ゲート184が論理を出力
できる様にする。このためフリツプフロツプ18
1はリセツトされて出力Qが論理1に等しくな
り、カウンタ175のプリセツト作動可能端子が
働いて、カウンタ165からその入力端P0乃至
P3に印加される次の数字を読取れる様にする。
この様にカウンタ175がゼロ以外のある数値に
セツトされると、その端子からの論理を出
力する。このためゲート184の出力は論理
戻る。リード線78に次の正クロツクパルスが伝
わると、フリツプフロツプ181は復元され、そ
の出力Qはに、また出力はになる。出力端
Qに現われる論理はカウンタ165を刻時して
次のカウントに送る。カウンタ165の出力Q0
が高い時カウンタ175が3カウント間セツトさ
れ、出力Q2が高い時7カウント間セツトされ、
出力Q3が高い時1カウント間セツトされ、また
Q4が高い時、ゼロカウント間セツトされる様に、
カウンタ165からカウンタ175の各プリセツ
ト入力端に信号が印加される。 タイマは最初の0.625ミリ秒だけ遅延して送信
を行わない様に作動する。カウンタ165の出力
Q0が高値になる次のタイマ間隔は2.5ミリ秒であ
るがこれはプリアンブルパターン1110を送信する
ことができる4ビツトの長さに相当する。また次
のタイマ間隔で16ビツトの送信時間に相当する10
ミリ秒が得られる。カウンタ175はこの10ミリ
秒間に順序付けされて識別シーケンス発生器98
内にプログラム編成された16個の異なるビツトを
選択する。これらのビツトはシーケンス発生器9
8からゲート170及び171を通つてハミング
発生器95に送出されると共にリード線99A及
びゲート210と213を通つてマンチエスタ変
調器83に送出される。 タイマが与える次の5ミリ秒間にデータはハミ
ング発生器95からゲート211及び213を通
つて変調器83の制御ゲート198にシフトアウ
トされる。 タイマ76の全状態で構成される全応答は夫々
フレームと呼ばれており、プロセス内のフレーム
の数はフレームカウンタ75に蓄積される。全部
で32個のフレームを蓄積することができ、33番目
のフレームの間にパルスが発生してタグを送信モ
ードから受信モードに戻す。 マンチエスタ変調器は各フレーム間に変調され
るが、キヤリヤが擬似ランダム2進シーケンス応
答カウンタ89からリード線92を通つて送られ
る出力信号によつてゲートされているため、各フ
レーム間に変調キヤリヤ出力を発生することはな
い。カウンタ209で構成される応答カウンタ部
は、32番目のフレーム後を除いてタイマ76の各
サイクルの間に漸減するダウンカウンタであり、
キヤリヤはダウンカウンタ209がゼロ状態にあ
る間だけマンチエスタ変調器の出力端に渡され
る。マンチエスタ変調器83は、リード線106
に出力信号を送ると同時に、応答カウンタ89の
リプルカウンタ203にクロツク信号を戻す。カ
ウンタ203は、フリツプフロツプ204,20
5及び206で構成される擬似2進シーケンス回
路を順序付けする信号を発する前に変調器83の
出力端から受信した信号を因数64で割る。応答カ
ウンタはフレーム終了時にゼロ状態になり、擬似
ランダム2進シーケンス発生器を構成するフリツ
プフロツプ204,205及び206から発生さ
れる乱数で再ロードされる。 第5図には示されていないが、タグ回路の受信
モード中にパワーアンプ駆動器107が、タグル
ープ60をロードダウンしない様に高インピーダ
ンスを有することは理解されよう。 第10A図及び第10B図は、入口装置15の
受信部の詳細図である。入口受信部の回路段の構
成及び作動は、特に第8A図を参照して説明した
タグ回路段と同一であるため、第10A図にはそ
のブロツク線図のみを示しておく。その他の類似
点もいくつかあるので同様の構成及び機能を有す
る部品については第8A図の符号に「−1」を付
けてある。例えば第10A図のキヤリヤ包絡線検
波器62−1は第8A図の検波器62と同一であ
る。従つてスイツチ31をオンにした受信モード
中に入口受信部が信号を受信すると、キヤリヤ包
絡線検波器62−1、低域フイルタ63−1及び
遷移検波器64−1はこれらの入力信号を検査し
て遷移パルスに変える。検波器64−1から出さ
れる出力は、導線65−1を通つてゲート124
−1の第1入力端に印加される。ゲート124−
1の第2入力端はインバータ300の出力端に接
続されており、インバータ300の入力端は接合
点301に接続されている。これらの接続の詳細
を以下に示す。 第10B図の入口受信部は、第8B図のクロツ
ク・データセパレータ66とほぼ同一のクロツ
ク・データセパレータ302を有している。主な
相違点は、10進カウンタ・デイバイダ130−1
のクロツク入力を供給する回路部品にある。即ち
第10B図に示す様に、10進装置130−1のク
ロツク入力端はD型フリツプフロツプ303の出
力端Dに接続されており、また該フリツプフロツ
プの端子Dととは相互接続されて分周器を構成
している。フリツプフロツプ303のクロツク入
力端には第10A図に示すインバータ305の出
力端に接続されたリード線304からクロ
ツク信号が供給される。また該インバータの入力
端は水晶制御クロツク77−1のクロツク出力線
78−1に接続されている。従つて、第8B図に
示す回路の10進カウンタ・デイバイダ130に供
給されるクロツク周波数は四分されるが、第10
B図に示す回路のこれに匹敵するクロツク周波数
は二分されるだけである。識別タブ送信部のボー
速度は入口送信部の2倍であることからしてその
理由は自明である。入口送信部のボー速度が低い
のは、第6図に示す該送信部のクロツク17と2
進カウンタ36との間に追加のフリツプフロツプ
35が配設されているからである。 入口受信部のクロツク・データセパレータ30
2とタグ受信部のセパレータとの他の相違点は、
前者のゲート138−1の一入力端をフレームカ
ウンタの出力端に接続する代りにリード線306
を介して処理装置(P.U.)307の出力端に接
続している点にある。またリード線306は抵抗
器308を介して論理電位レベルに接続されて
いる。従つて処理装置307から論理が出力さ
れない場合は、リード線306は論理値とな
り、処理装置が論理電圧レベルを出力すると、
これは論理値に変わる。その他の点については
クロツク・データセパレータ302の構成及び機
能はクロツク・データセパレータ66と同一であ
る。 セパレータ302は適切なクロツク及びデータ
パルスを受信すると、これらを識別シーケンス認
識回路309に渡す。回路309は第8B図に示
す質問シーケンス認識回路67と同様の多くの構
成部品を有しているため、これらが同一のもので
ある限りは、同一符号に「−1」を付けてある。
識別シーケンス認識回路309が推定識別タグか
ら到来する信号を検査できる様にするため、可能
タグから受信される最初の4ビツト即ちプリアン
ブルをビツト単位で比較する回路が設けられてい
る。これは4017型10進カウンタ・デイバイダ31
0と4016型4連アナログスイツチとを組合せ前者
の出力端Q0乃至Q3を後者の4区分311,31
2,313及び314の制御入力端に接続するこ
とによつて得られる。スイツチ部311,312
及び313のIN端子は相互接続されてゲート1
52−1の出力端に接続されており、一方スイツ
チ部314の入力端はゲート151−1の出力端
に接続されている。スイツチ部311乃至314
の出力端は全て相互接続され、抵抗器315を介
して論理電位レベルに接続されている。抵抗器
315とスイツチ出力端との間の接合点はゲート
159−1の第1入力端に接続されている。カウ
ンタ310のリセツト端子は、クロツク・データ
セパレータ302のフリツプフロツプ129−1
の出力端に接続されている。カウンタ310の
クロツク作動可能()端子は、その出力端Q4
及び24ビツトシフトレジスタ318のインバータ
317に接続された出力端316に接続されてい
る。レジスタ318は図示の様に縦列接続された
3個の4015型双対4ビツト静止シフトレジスタで
構成されている。第14ビツトレジスタ319のデ
ータ入力端即ちDは、リード線320を介して識
別シーケンス認識回路309のゲート152−1
の出力端に接続されている。レジスタ318を構
成するシフトレジスタ部のクロツク入力端は全て
相互接続されて、クロツク・データセパレータ3
02のフリツプフロツプ128−1の出力端Qに
接続されたリード線143−1に接続され、リセ
ツト端子は相互接続されてインバータ317の出
力端に接続されており、また出力端Qは、情報を
並列転送する様に、ケーブル線321を介して処
理装置307に接続されている。処理装置には、
先にレジスタ318にシフトインされた符号化メ
ツセージを受信して後続の処理を行う適宜のバツ
フア及びレジスタが周知要領で設けられている。 入力メツセージをビツト単位で計時するため、
2個の4022型8進カウンタ・デイバイダ回路32
3及び324で構成される24ビツトカウンタ32
2が設けられている。カウンタ323のキヤリー
アウト端子は、カウンタ324のクロツク端子に
接続されているため、カウンタ323は各8進パ
ルスをカウンタ324に送る。またカウンタ32
4の出力端Q3は接合点301に接続されている。
カウンタ323と324とはこの要領で24個の入
力パルスに対して1個の出力パルスを発生する。
カウンタ323と324とのリセツト端子はイン
バータ317の出力端に接続されているため、24
ビツトカウンタ322は24ビツトシフトレジスタ
318と同時にリセツトされる。カウンタ323
と324とのクロツク作動可能端子は、図示の様
に論理0電位レベルに続されているため、これら
のカウンタのリセツト端子にリセツト信号が印加
されない場合は作動可能状態に保持されて計数す
ることができる。 24ビツトカウンタ322から信号出力を印加さ
れる接合点301は、処理装置307の入力端及
び接合点301に接続された上記の部品に接続さ
れており、これらは全て第10B図に明示されて
いる。 入口装置の受信部の作動を具像化する便宜上、
第10A図及び第10B図と同一符号を付した第
4図のブロツク線図を参照されたい。入口装置受
信部は以下の様に作動する。即ち識別シーケンス
認識回路309は最初の4個の妥当な受信パルス
をビツト単位で比較して、これらが方式の一部を
構成する識別タグの固定識別コードを構成する
1110パターンに従つているか否かを調べる。入力
信号がこの特定要件を満たしていると、カウンタ
310はカウント“4”に到達し、その出力Q4
が論理となる。該出力端はその入力端CEにフ
イードバツク接続されているため、カウンタ31
0の計数作用を禁止する。出力Q4は、さらにイ
ンバータ317を介して、シフトレジスタ318
のレジスタ部及びカウンタ322のカウンタ部か
らリセツト信号を除去する役目もする。このため
追加の妥当な24ビツトを受信すると、これらは順
次にシフトレジスタ318にシフトされると共
に、24ビツトカウンタ322に送られて計数され
る。カウンタ322は24ビツトを受信して論理
を出力し、処理装置に信号を送つて、レジスタ3
18から信号を転送するケーブル線321から信
号を受信できる様にする。 これと同時に接合点301の信号は、ゲート1
24−1と70−1、リセツトキヤリヤ包絡線検
波器62−1、低域フイルタ63−1及び遷移検
波器64−1をブロツクする。さらにシフトレジ
スタ318から処理装置307への全メツセージ
の転送を妨害する信号受信は、処理装置307が
ケーブル線321を介してメツセージを受信し終
えるまでブロツクされる。この機能を完了する
と、処理装置307は論理1出力をリード線30
6に送り、ゲート138−1を介してフリツプフ
ロツプ129−1にリセツト信号を印加する。リ
セツト信号はカウンタをリセツトしてその出力
Q4を論理に戻すことにより、シフトレジスタ
318及びカウンタ322をリセツトする。この
ため接合点301の信号は論理0レベルに戻り、
第10A図及び第10B図に示す入口受信部の部
品を受信モードに復元する。さらにタイマ24が
設定した受信モード期間中に識別タグから連続メ
ツセージを受信する。入口受信部はこの受信モー
ド期間中に1個以上のタグから識別信号を受信す
るが、これらの信号の受信は各タグの擬似ランダ
ム発生器の出力に応じて、ランダムに選択された
異なる期間中に行われるため、信号の大半は干渉
しあわないことが理解されよう。上記の様にタグ
からの各全送信サイクルには、識別信号を送信で
きる32個の可能なタイムスロツトが設けられてい
るが、所定のタグを送信するには、少くとも4個
で一般に8個以下のタイムスロツトで済む。タグ
は全て入口質問信号と同期化されているため、
夫々の送信期間はほぼ同時に始まる。各タグから
少くとも数回の応答がある場合、異なるタイムス
ロツト中に各タグから信号が送信される可能性は
極めて高い、各識別タグが独自の識別信号パター
ンを有していることからして、入口受信部の処理
装置307は各受信信号群を識別し、特定のタグ
と関連付けることができる。処理装置によるその
他の妥当性の検査については所望に応じて達成す
ることができる。 信号をランダムに送信するため、1個以上のタ
グから同時に送信されることがある。使用する信
号には、タグから送られて来るキヤリヤ信号が位
相はずれしていると、入口受信部のキヤリヤ包絡
線検波器、低域フイルタ及び遷移検波器を通らな
いため、通常プリアンブルが完全に抹消されたり
ひずんだりして欠損する性質がある。しかし、複
数個のタグから送られて来るキヤリヤ信号を充分
位相合わせすることにより、遷移検波器ばかりで
なくクロツク・データセパレータを通して識別シ
ーケンス認識回路309に信号を送ることができ
る。各タグから送られるプリアンブルが回路30
9に入りプリアンブル検査に通るとシフトレジス
タ318が作動して送信信号の後続部を受ける様
になる。識別コードはタグによつて違うため、無
効制御をしないとレジスタ318は誤伝識別タグ
を受入れてしまうが、入口受信部の独自の回路部
品でこの様な不詳事を阻止している。 第11図はプリアンブルの位相が合つたタグA
及びBから同時に応答を送信する可能な状態を示
している。識別コード(このうち最初の数ビツト
だけを図示する)は相違していると思われる。2
つのタグから送られる信号を合計すると、ほぼ
(A+B)で示す線の様になる。コードが異なる
領域ではクロツク信号ぎ欠損していることがわか
る。従つて符号400付近で信号が発生すると、
クロツク信号が抹消されているのでカウンタ13
0−1はカウント“9”に達し、その出力Q9が
1となつて回路をリセツトすることにより、別の
妥当なプリアンブルを受信するまで受信できない
様にする。しかし送信間隔はランダムに選択され
ているため各タグからの送信信号は上記要領で受
信される。 要約すると本発明は、特定のデジタルコード形
式を用いて入口装置即ち監視局と識別タグとの間
の通信を成立させようとするものである。変調器
が用いるコード化構成は、マンチエスタとも呼ば
れている2相マークコーデイングとして知られて
いる。この種のコーデイングは、論理がビツト
セルの中間に第2遷移を有するが論理は有さな
いという特徴があり、形式内の2つの異なるコー
ドパターンを合計すると、自蔵のクロツク速度遷
移が少くともある程度抹消するという特徴を有す
る電信方式の一種であり、上記の様にこの特徴を
活かして1つ以上の信号源から同時に受信する信
号を拒絶する訳である。 図には1台の入口装置しか示してないが、病院
等の施設では何百という複数台の入口装置を設
け、これらを1台以上の中央処理装置(CPU)
と相互接続することにより、最終的な記録保持及
び管理機能を達成できることを理解されたい。入
口装置がタグを識別できると同時に、中央処理装
置は入口装置を識別することができる。CPUは
周知の多重送信構成を用いて各入口処理装置から
記憶情報を順次に引き出すことができ、こうして
CPUは各識別タグの所在に関する情報を得てい
る。 入口装置の送信部は、入口装置から発せられた
信号を受信する全ての識別タグを総称的に表わす
プリアンブルから成る質問信号を連続的に発す
る。また入口装置の質問信号には該装置を設置し
た特定の病院その他の施設を表わすコード標識が
含まれており、その病院又は施設に対して符号化
されたタグだけが質問に応答する。 質問範囲に入る全てのタグは、質問信号の妥当
性を検査する。信号は認められると、所定のタグ
に対して全て同一の複数の応答を送信期間中にラ
ンダムに選択して間隔で送信する応答送信の開始
を同期化する役目をする。本実施例では夫々約
19.375ミリ秒継続する32個の送信タイムスロツト
を設けているが、入口装置とタグとの間の通信に
利用できる時間及び使用するビツト速度に応じて
タイムスロツトの数を変えられるのは勿論であ
る。またビツト速度を変えるには水晶時計の周波
数を変えれば良い。このため本方式は“t”時間
継続する“n”個のタイムスロツトを配備できる
ものと考えることができる。 ここに記載したタグ回路は擬似ランダムシーケ
ンス発生器を用いている。真ランダム発生源を利
用することもできるが、その必要はない。しか
し、擬似ランダム発生器から応答カウンタに向う
7桁出力の周波数を変えることは有益であるの
で、タグから送信する1回の全サイクル間に必要
とされる平均応答数に応じて選択すれば良い。 各タグは入口送信部との混線を避けると共に、
タグから信号を受信する入口装置に対する総称的
識別子として作用する様に設計された固定された
4ビツトのプリアンブル1110から成る28ビツトメ
ツセージで応答する。タグは入口受信部を同期化
して、タグ識別コード及びリチヤードハミング
(Richard Hamming)が開発した原理に基づく
誤り検査コードを有する次の24ビツトを受信でき
る様に作用する。 上記の通り監視局と複数個のタグ回路との間の
通信を確立する方式に関し、本発明を説明した
が、その原理を広範に応用できることを理解され
たい。即ち、同一時間内に全てのトランスポンダ
回路に質問したい場合に質問局と複数個のトラン
スポンダ回路との間の同時通信を確立する方式は
これらの原理を基にしている。この場合トランス
ポンダ回路はタグ回路に相当し、また質問局は監
視局に相当する。 また特定実施例に関して本発明を説明したが、
添付の特許請求の範囲で限定する本発明の真意か
ら逸脱することなくその構成及び作動を種々に変
更できることは理解されよう。同じ機能を果たす
多くの等価のソリツドステート素子があり、また
本発明では個別の論理素子を用いたが、周知技法
によつて同一回路部品又は等価素子を集積するこ
とができる。実際現用のマイクロコンピユータチ
ツプは、複数の等価の機能を果たす様にプログラ
ム編成することができ、これらの変形は全て本発
明の範ちゆうに入るものと考えられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を活用する環境の概略図であ
る。第2図は、本発明の実施例の基本素子のブロ
ツク線図である。第3図は、第2図に示す質問送
受信入口装置の質問送信部のブロツク線図であ
る。第4図は、第2図に示す入口装置の質問受信
部のブロツク線図である。第5図は、第2図に示
す方式の識別タグに組込まれる回路のブロツク線
図である。第6図は、第3図に示す素子の概略的
論理図である。第7図は、装置の作動の説明に有
益なタイミング図である。第8A図及び第8B図
は、第5図に示す方式の受信部に示す素子の概略
的論理図であ。第9A図及び第9B図は、第5図
に示す方式の送信部に示す素子の概略的論理図で
ある。第10A図及び第10B図は、第4図に示
す素子の概略的論理図である。及び第11図は2
つのタグからの送信信号の最初の部分、及び入口
受信部に発生する応答信号の概略図である。 主要部分の符号の説明、13,14……識別タ
グ、15……入口装置(質問送受信部)、17…
…水晶制御クロツク、19……2相マーク変調
器、20……低域フイルタ・パワーアンプ、22
……入口ループ、23……2相発生器、24……
タイマ、26……識別コード発生器、60……タ
グループ、61……プリアンプ・フイルタ、6
2,62−1……キヤリヤ包絡線検波器、63,
63−1……低域フイルタ、64,64−1……
遷移検波器、66……クロツク・データセパレー
タ、67……質問シーケンス認識回路、75……
フレームカウンタ、76……タイマ、77,77
−1……水晶制御クロツク、83……マンチエス
タ変調器、84……2相発生器、89……擬似ラ
ンダム2進シーケンス応答カウンタ、95……ハ
ミング発生器、98……識別シーケンス発生器、
100……シーケンス制御回路、107……パワ
ーアンプ駆動器、302……クロツク・データセ
パレータ、307……処理装置、309……識別
シーケンス認識回路、318……24ビツトシフト
レジスタ、322……24ビツトカウンタ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 監視局範囲に入る1個または複数個の個別タ
    グ回路群を検出すると共に、監視範囲に同時に入
    る1個以上のタグ回路を識別する通信方式であつ
    て、 監視局に配設されて監視局の識別コードである
    第1コードパターンを含む質問信号を発する手
    段; 監視局範囲に入ると質問信号を受信する手段
    と、 質問信号に応答すると共に、第1コードパター
    ンと異なりかつタグ回路の識別コードである第2
    コードパターンを含む一連の応答信号を発する手
    段と少くとも擬似ランダム要領で連続する応答信
    号の間隔を変える手段とを備える手段、 とを有するタグ回路; 及び監視局に配設されて監視範囲に入る信号を
    受信して検査することにより、信号がタグの識別
    コードである所定のコードパターンを有している
    か否かを決定し、前記コードパターンを有する場
    合に限り、受信信号を処理装置に送る手段から成
    ることを特徴とするタグ回路用通信方式。 2 特許請求の範囲第1項に記載の方式であつ
    て、前記質問信号発生手段が、信号の発生を停止
    し、その間にタグから複数の応答信号を受信する
    充分な間隔に続いて周期的に質問信号発生サイク
    ルに入れる様にするタイミング素子を備えること
    を特徴とするタグ回路用通信方式。 3 特許請求の範囲第2項に記載の方式であつ
    て、前記タグ回路が応答信号を発生する“t”時
    間継続する“n”個のタイムスロツトを確立する
    手段を含み、1回の全作動サイクルの間に実際に
    発生する応答信号の数は全サイクルの間に確立さ
    れる擬似ランダム間隔の関数であり、また前記質
    問信号発生手段による無信号期間が少くともn×
    tに等しいことを特徴とするタグ回路用通信方
    式。 4 特許請求の範囲第1項に記載の方式であつ
    て、一連の応答信号を発生する前記手段が、キヤ
    リヤ周波数信号源及びキヤリヤ信号を前記応答信
    号連で変調する手段を備え、また連続する応答信
    号の間隔を変える前記手段が変調手段の出力端に
    接続されたクロツク入力端を有する擬似ランダム
    2進シーケンス発生器を備えることを特徴とする
    タグ回路用通信方式。 5 特許請求の範囲第4項に記載の方式であつ
    て、連続する応答信号の間隔を変える前記手段が
    さらに、プリセツト自在の2進ダウンカウンタ、
    ダウンカウンタがカウントゼロに達すると、ダウ
    ンカウンタを擬似ランダム発生器に接続すること
    によつてダウンカウンタを擬似ランダム発生器内
    にその時存在するカウントにプリセツトする手
    段、及び応答信号を発生する“n”個のタイムス
    ロツトの度にダウンカウンタを刻時して、ダウン
    カウンタがカウントゼロに達する各タイムスロツ
    トの間に応答信号を発する手段を備えることを特
    徴とするタグ回路用通信方式。 6 特許請求の範囲第5項に記載の方式であつ
    て、前記タグ回路が夫々“t”時間継続する
    “n”個のタイムスロツトを確立する手段を有し、
    また質問信号発生手段による無信号発生期間が少
    くともn×tに等しいことを特徴とするタグ回路
    用通信方式。 7 特許請求の範囲第2項に記載の方式であつ
    て、質問信号を発生する前記手段が、第1コード
    パターンを形成し、かつ監視局からの信号を総称
    的に示す第1プリアンブルコードパターン及び特
    定の監視局を識別する第1のプリセツト自在のコ
    ードパターンから成るコードパターンを発生する
    様に構成配置された手段を備えることを特徴とす
    るタグ回路用通信方式。 8 特許請求の範囲第7項に記載の方式であつ
    て、応答信号連を発生する前記手段が、タグ回路
    からの信号を総称的に表わすと共に第1プリアン
    ブルコードパターンと異なる第2プリアンブルコ
    ードパターン及び特定のタグ回路を特異的に識別
    する第2のプリセツト自在のコードパターンを含
    む第2コードパターンを発生する様に構成配置さ
    れた手段を備えることを特徴とするタグ回路用通
    信方式。 9 監視局範囲に入る1個または複数個の個別タ
    グ回路群を検出すると共に、監視範囲に同時に入
    る1個以上のタグ回路を識別する通信方式であつ
    て、 監視局に配設された監視局の識別コードである
    第1コードパターンを含む質問信号を発生する手
    段; 監視局範囲に入ると質問信号を受信する手段、 質問信号を検査して第1コードパターンがプリ
    セツト質問コードパターンに相当するか否かを決
    定する手段、 質問信号の検査からパターンが一致することが
    判つた場合に限り質問信号に応答すると共に、第
    1コードパターンと異なりかつその識別コードで
    ある所定の第2コードパターンを含む一連の応答
    信号を発生する手段、及び少くとも擬似ランダム
    要領で連続する応答信号の間隔を変える手段、 から成る手段とを備えるタグ回路; 及び監視局に配設されて、監視範囲に入る信号
    を受信検査して信号がタグの識別コードである所
    定のコードパターンを有するか否かを決定し、前
    記コードパターンが存在する場合に限り受信信号
    を処理装置に送る手段から成ることを特徴とする
    タグ回路用通信方式。 10 監視局範囲に入ると同時に監視範囲に入つ
    た他のタグ回路とは別に監視局と通信して識別信
    号を送るタグ回路であつて、 監視範囲に入ると、監視局から第1コードパタ
    ーンを含む質問信号を受信する手段と 質問信号に応答すると共に、第1コードパター
    ンと異なりかつタグ回路の識別コードである所定
    の第2コードパターンを含む一連の応答信号を発
    生する手段と少くとも擬似ランダム要領で連続す
    る応答信号の間隔を変える手段とを備える手段; から成ることを特徴とするタグ回路。 11 特許請求の範囲第10項に記載の回路であ
    つて、さらに応答信号を発する“t”時間継続す
    る“n”個のタイムスロツトを確立する手段から
    成り、また1回の全作動サイクル中に実際に発せ
    られる応答信号の数が全サイクル中に確立される
    擬似ランダム間隔の関数であることを特徴とする
    タグ回路。 12 特許請求の範囲第10項に記載の回路であ
    つて、前記応答信号連発生手段が、キヤリヤ周波
    数信号源及びキヤリヤ信号を応答信号連で変調す
    る手段を備え、また連続応答信号の間隔を変える
    前記手段が、変調手段の出力端に接続された入力
    端を有する擬似ランダム2進シーケンス発生器を
    備えることを特徴とするタグ回路。 13 特許請求の範囲第12項に記載の回路であ
    つて、連続する応答信号の間隔を変える前記手段
    がさらに、プリセツト自在の2進ダウンカウン
    タ、ダウンカウンタがカウントゼロに達すると、
    ダウンカウンタを擬似ランダム発生器に接続して
    ダウンカウンタを擬似ランダム発生器内にその時
    存在するカウントにプリセツトする手段、及び応
    答信号を発する“n”個のタイムスロツトの度に
    ダウンカウンタを刻時してダウンカウンタがカウ
    ントゼロに達する前記タイムスロツトの度に応答
    信号を発生する手段とを備えることを特徴とする
    タグ回路。 14 特許請求の範囲第13項に記載の回路であ
    つて、前記タグ回路が夫々“t”時間継続する
    “n”個のタイムスロツトを確立する手段を含み、
    また質問信号発生手段による無信号発生期間が少
    くともn+tに等しいことを特徴とするタグ回
    路。 15 特許請求の範囲第10項に記載の回路であ
    つて、前記応答信号連発生手段が、タグ回路から
    送られてくる信号を総称的に表わすプリアンブル
    コードパターン及び特定のタグ回路を特異に識別
    するプリセツト自在のコードパターンを含むコー
    ドパターンを発生する様に構成配置された手段を
    含むことを特徴とするタグ回路。 16 特許請求の範囲第15項に記載の回路であ
    つて、前記応答信号連発生手段がさらに各応答信
    号にプリセツト自在のコードパターンに関係する
    誤り訂正コードパターンを付加する手段を含むこ
    とを特徴とするタグ回路。 17 特許請求の範囲第16項に記載の回路であ
    つて、前記誤り訂正コードパターン付加手段がハ
    ミング発生器であることを特徴とするタグ回路。 18 監視局範囲に入ると、同時に監視範囲に入
    る他のタグ回路とは別に監視局と通信してこれに
    識別信号を送るタグ回路であつて、 監視範囲に入る際に監視局から第1コードパタ
    ーンを含む質問信号を受信する手段; 質問信号を検査して第1コードパターンがプリ
    セツト質問コードパターンに相当するか否かを決
    定する手段; 及び検査によりパターンが一致する場合に限り
    質問信号に応答すると共に、第1コードパターン
    と異なりかつそのタグ回路の識別コードである所
    定の第2コードパターンを含む一連の応答信号を
    発する手段と少くとも擬似ランダム要領で連続す
    る応答信号の間隔を変える手段とを備える手段; から成ることを特徴とするタグ回路。 19 監視局範囲に入る1個または複数個の個別
    タグ回路群を検出すると共に、監視範囲に同時に
    入る1個以上のタグ回路を識別する通信方式であ
    つて、 監視局に配設されて監視局を表わす質問信号を
    発する手段; 監視範囲に入ると質問信号を受信する手段と、 質問信号に応答すると共に、各タグ回路の識別
    コードである所定のコードパターンを含む一連の
    応答信号を発する手段と少くとも擬似ランダム要
    領で連続する応答信号の間隔を変える手段とを有
    する手段、 とを備える複数個のタグ回路; 及び監視局に配設されて監視範囲に入る信号を
    受信すると共に、他のタグ回路からの応答信号と
    同時に一タグ回路から監視局に到達する応答信号
    を何れも拒絶する手段から成ることを特徴とする
    タグ回路用通信方式。 20 特許請求の範囲第19項に記載の方式であ
    つて、監視局にある前記信号受信手段が、受信信
    号に存在するコードパターン遷移の発生を計時す
    る手段、及び前記手段に応答してコードパターン
    遷移が応答信号クロツク速度に相当する所定の計
    時間隔で発生しない場合に信号を拒絶する手段と
    を備えることを特徴とするタグ回路用通信方式。 21 質問局と複数個のトランスポンダ回路との
    間を同時に連絡する通信方式であつて、 質問局に配設された質問信号を送信する手段; 質問信号を受信する手段と、 質問信号に応答すると共に、各トランスポンダ
    回路と関連しかつ2つの異なるコードパターンを
    合計すると自蔵のクロツク速度遷移が少なくとも
    ある程度消滅する電信形式に基づく所定のコード
    パターンを含む一連の応答信号を送信する手段と
    少くとも擬似ランダム要領で各トランスポンダ回
    路から出される連続する応答信号の間隔を変える
    手段とを有する手段、 とを備える複数個のトランスポンダ回路; 及び質問局に配設されて、トランスポンダ回路
    からの送信信号を受信すると共に、他のトランス
    ポンダ回路からの応答信号と同時に一トランスポ
    ンダ回路から質問局に到達する応答信号を何れも
    拒絶する手段から成ることを特徴とする通信方
    式。 22 特許請求の範囲第21項に記載の方式であ
    つて、質問局に配設された前記受信手段が受信信
    号に存在するコードパターン遷移の発生を計時す
    る手段、及び前記手段に応答して自蔵のクロツク
    速度遷移が消滅すると何れの信号も拒絶する手段
    を備えることを特徴とする通信方式。
JP58034727A 1982-03-05 1983-03-04 タグ回路及びそれを用いる通信方式 Granted JPS58162881A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US354156 1982-03-05
US06/354,156 US4471345A (en) 1982-03-05 1982-03-05 Randomized tag to portal communication system

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58162881A JPS58162881A (ja) 1983-09-27
JPH032271B2 true JPH032271B2 (ja) 1991-01-14

Family

ID=23392089

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58034727A Granted JPS58162881A (ja) 1982-03-05 1983-03-04 タグ回路及びそれを用いる通信方式

Country Status (15)

Country Link
US (1) US4471345A (ja)
JP (1) JPS58162881A (ja)
AR (1) AR231364A1 (ja)
BE (1) BE895864A (ja)
BR (1) BR8301091A (ja)
CA (1) CA1211522A (ja)
DE (1) DE3305685C2 (ja)
ES (1) ES8407270A1 (ja)
FR (1) FR2522829B1 (ja)
GB (1) GB2116808B (ja)
IE (1) IE830193L (ja)
IT (2) IT8309358A1 (ja)
MX (1) MX155097A (ja)
NL (1) NL8300643A (ja)
SE (1) SE456278B (ja)

Families Citing this family (165)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4656463A (en) * 1983-04-21 1987-04-07 Intelli-Tech Corporation LIMIS systems, devices and methods
US4559529A (en) * 1983-06-29 1985-12-17 U.S. Currency Protection Corp. Antitheft system with digitally coded signal
US4862160A (en) * 1983-12-29 1989-08-29 Revlon, Inc. Item identification tag for rapid inventory data acquisition system
US4673932A (en) * 1983-12-29 1987-06-16 Revlon, Inc. Rapid inventory data acquistion system
JPS60171475A (ja) * 1984-02-15 1985-09-04 アイデンティフィケ−ション・デバイセス・インコ−ポレ−テッド 識別システム
CA1234892A (en) * 1984-02-16 1988-04-05 Pierre Taillefer Security tag detection system
USRE35364E (en) 1985-10-29 1996-10-29 The Chamberlain Group, Inc. Coding system for multiple transmitters and a single receiver for a garage door opener
GB2164825B (en) * 1984-09-19 1988-05-11 Satellite Video Systems Ltd Coded transponder for indentification system
US4835372A (en) * 1985-07-19 1989-05-30 Clincom Incorporated Patient care system
EP0229631B1 (en) * 1986-01-13 1993-09-08 Abbott Laboratories Electronic data storage and retrieval apparatus and method
GB8604622D0 (en) * 1986-02-25 1986-04-03 Ayton J B Security system
JPH061512B2 (ja) * 1986-03-03 1994-01-05 松下電工株式会社 複数カ−ドの同時識別システム
US4746830A (en) * 1986-03-14 1988-05-24 Holland William R Electronic surveillance and identification
US4818998A (en) * 1986-03-31 1989-04-04 Lo-Jack Corporation Method of and system and apparatus for locating and/or tracking stolen or missing vehicles and the like
US4857716A (en) * 1986-05-12 1989-08-15 Clinicom Incorporated Patient identification and verification system and method
US4850009A (en) * 1986-05-12 1989-07-18 Clinicom Incorporated Portable handheld terminal including optical bar code reader and electromagnetic transceiver means for interactive wireless communication with a base communications station
HUT43774A (en) * 1986-05-15 1987-11-30 Koezponti Banyaszati Fejleszte Method and apparatus for automatic identification living beings and objects
GB2193359B (en) * 1986-07-31 1990-07-11 Multitone Electronics Plc Area communications systems
US4798175A (en) * 1986-10-09 1989-01-17 Alfa-Laval Agri, Inc. Electronic identification system
US4736196A (en) * 1986-11-18 1988-04-05 Cost-Effective Monitoring Systems, Co. Electronic monitoring system
JP2517931B2 (ja) * 1986-11-26 1996-07-24 松下電工株式会社 移動体識別装置におけるデ―タ伝送方法
JPS63189987A (ja) * 1987-02-03 1988-08-05 Toshiba Corp Icカ−ド
US4924210A (en) * 1987-03-17 1990-05-08 Omron Tateisi Electronics Company Method of controlling communication in an ID system
JPS63228852A (ja) * 1987-03-17 1988-09-22 Omron Tateisi Electronics Co Idシステムの通信制御方式
EP0285419B1 (en) * 1987-03-31 1994-08-24 Identec Limited Access control equipment
US4837568A (en) * 1987-07-08 1989-06-06 Snaper Alvin A Remote access personnel identification and tracking system
EP0306598A3 (en) * 1987-09-08 1989-08-23 Clifford Electronics, Inc. Electronically programmable remote control access systems
US5027314A (en) * 1988-03-17 1991-06-25 United Manufacturing Co., Inc. Apparatus and method for position reporting
US4916441A (en) * 1988-09-19 1990-04-10 Clinicom Incorporated Portable handheld terminal
US5684828A (en) * 1988-12-09 1997-11-04 Dallas Semiconductor Corp. Wireless data module with two separate transmitter control outputs
KR920005507B1 (ko) * 1989-05-16 1992-07-06 삼성전자 주식회사 차량 자동추적 시스템의 차량 탑재장치
NL8901659A (nl) * 1989-06-30 1991-01-16 Nedap Nv Multipassysteem.
FR2656447B1 (fr) * 1989-12-26 1992-03-27 Omega Electronics Sa Dispositif de chronometrage de mobiles.
US5973613A (en) * 1990-06-15 1999-10-26 Raytheon Company Personal messaging system and method
US5640151A (en) * 1990-06-15 1997-06-17 Texas Instruments Incorporated Communication system for communicating with tags
FR2666187B1 (fr) * 1990-08-24 1994-05-06 Philippe Michel Dispositif pour le dialogue a distance entre une station et un ou plusieurs objets portatifs.
US5191192A (en) * 1990-09-10 1993-03-02 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Non-contact type information card and communication system
WO1992008148A1 (en) * 1990-11-06 1992-05-14 Westinghouse Electric Corporation Dual mode electronic identification system
JP3100716B2 (ja) * 1991-01-04 2000-10-23 シーエスアイアール 識別装置
GB2253291B (en) * 1991-02-26 1994-08-17 Kevin Bell Signalling apparatus
FR2674656B1 (fr) * 1991-03-26 1993-05-28 Bruneau Edward Dispositif d'actionnement autorise des organes de condamnation d'une installation.
FR2677135B1 (fr) * 1991-05-28 1997-09-12 Commissariat Energie Atomique Systeme d'identification automatique d'objets ou d'individus par interrogation a distance
US5321753A (en) * 1991-07-08 1994-06-14 The United States Of America As Represented By The United States Department Of Energy Secure communication of static information by electronic means
US5994770A (en) * 1991-07-09 1999-11-30 Dallas Semiconductor Corporation Portable electronic data carrier
US5266925A (en) * 1991-09-30 1993-11-30 Westinghouse Electric Corp. Electronic identification tag interrogation method
DE4134922C1 (ja) * 1991-10-23 1992-12-03 Anatoli 3013 Barsinghausen De Stobbe
JP2877594B2 (ja) * 1991-11-14 1999-03-31 富士通株式会社 入場者管理システム
GB9202831D0 (en) 1992-02-11 1992-03-25 Shanning Laser Systems Ltd Security tag
JP2747395B2 (ja) * 1992-07-20 1998-05-06 三菱電機株式会社 非接触icカード、非接触icカードリーダライタ及びデータ伝送方法
NZ314270A (en) * 1992-11-18 1998-06-26 British Tech Group Transponder identification system: interrogator transmits inhibiting signal to disable transponders
US5541928A (en) * 1993-11-02 1996-07-30 Nippondenso Co., Ltd. Communication system which establishes communication sessions based on unit ID codes to avoid transmission conflicts
US5539394A (en) * 1994-03-16 1996-07-23 International Business Machines Corporation Time division multiplexed batch mode item identification system
US5848541A (en) * 1994-03-30 1998-12-15 Dallas Semiconductor Corporation Electrical/mechanical access control systems
US5831827A (en) * 1994-04-28 1998-11-03 Dallas Semiconductor Corporation Token shaped module for housing an electronic circuit
US5604343A (en) * 1994-05-24 1997-02-18 Dallas Semiconductor Corporation Secure storage of monetary equivalent data systems and processes
US5679944A (en) * 1994-06-15 1997-10-21 Dallas Semiconductor Corporation Portable electronic module having EPROM memory, systems and processes
JP3201157B2 (ja) * 1994-07-26 2001-08-20 松下電器産業株式会社 Icカード装置
WO1996008813A1 (fr) * 1994-09-12 1996-03-21 Arcadia, Inc. Convertisseur de caracteristiques sonores, dispositif d'association son/marque et leur procede de realisation
WO1996008794A1 (en) * 1994-09-12 1996-03-21 Westinghouse Electric Corporation Security code identification circuit
US6249212B1 (en) * 1994-10-05 2001-06-19 Avid Marketing, Inc. Universal electronic identification tag
US5615130A (en) * 1994-12-14 1997-03-25 Dallas Semiconductor Corp. Systems and methods to gather, store and transfer information from electro/mechanical tools and instruments
WO1996021209A1 (en) * 1994-12-29 1996-07-11 Stephen Dale Smith Identification system
US5708423A (en) * 1995-05-09 1998-01-13 Sensormatic Electronics Corporation Zone-Based asset tracking and control system
US5543780A (en) * 1995-06-16 1996-08-06 Secure Care Products, Inc. Monitoring tag with removal detection
US5661457A (en) * 1995-06-19 1997-08-26 Sensormatic Electronics Corporation Directional antenna configuration for asset tracking system
GB9512953D0 (en) * 1995-06-26 1995-08-30 Medestate Ltd Tag detection system
DE19523654A1 (de) * 1995-06-29 1997-01-02 Sel Alcatel Ag Verfahren, Schaltungsanordnung und Abfragesystem zur fälschungssicheren Geräteidentifikation
DE19528599C2 (de) * 1995-08-03 1999-05-27 Siemens Ag Verfahren zur Zugriffssteuerung von einer Datenstation auf mobile Datenträger
US5625341A (en) * 1995-08-31 1997-04-29 Sensormatic Electronics Corporation Multi-bit EAS marker powered by interrogation signal in the eight MHz band
TW383527B (en) * 1995-11-09 2000-03-01 British Tech Group Enhanced detectionn of multipled data transmissions
FR2741980B1 (fr) * 1995-12-01 1998-01-23 Pierre Raimbault Procede de mise en phase d'etiquettes electroniques station d'interrogation et etiquette electronique pour sa mise en oeuvre
US5940006A (en) * 1995-12-12 1999-08-17 Lucent Technologies Inc. Enhanced uplink modulated backscatter system
US5732401A (en) * 1996-03-29 1998-03-24 Intellitecs International Ltd. Activity based cost tracking systems
US6058374A (en) * 1996-06-20 2000-05-02 Northrop Grumman Corporation Inventorying method and system for monitoring items using tags
US5768140A (en) * 1996-06-21 1998-06-16 Symbol Technologies, Inc. RF-interrogatable processing system
US6128549A (en) * 1996-06-21 2000-10-03 Symbol Technologies, Inc. RF interrogatable processing system
US6362737B1 (en) * 1998-06-02 2002-03-26 Rf Code, Inc. Object Identification system with adaptive transceivers and methods of operation
US6812824B1 (en) 1996-10-17 2004-11-02 Rf Technologies, Inc. Method and apparatus combining a tracking system and a wireless communication system
JP3147306B2 (ja) * 1996-10-17 2001-03-19 ピンポイント コーポレイション 物品追跡システム
DE19646153A1 (de) * 1996-11-08 1998-05-14 Siemens Nixdorf Inf Syst Warenkorbabtaster
GB2319698B (en) 1996-11-21 2001-08-08 Motorola Inc Method for communicating with a plurality of contactless data carriers and contactless data carrier for use therein
US5952922A (en) * 1996-12-31 1999-09-14 Lucent Technologies Inc. In-building modulated backscatter system
US5784686A (en) * 1996-12-31 1998-07-21 Lucent Technologies Inc. IQ combiner technology in modulated backscatter system
US6184841B1 (en) 1996-12-31 2001-02-06 Lucent Technologies Inc. Antenna array in an RFID system
US6456668B1 (en) 1996-12-31 2002-09-24 Lucent Technologies Inc. QPSK modulated backscatter system
US6243012B1 (en) 1996-12-31 2001-06-05 Lucent Technologies Inc. Inexpensive modulated backscatter reflector
US6130623A (en) * 1996-12-31 2000-10-10 Lucent Technologies Inc. Encryption for modulated backscatter systems
US6046683A (en) * 1996-12-31 2000-04-04 Lucent Technologies Inc. Modulated backscatter location system
US6570487B1 (en) 1997-01-24 2003-05-27 Axcess Inc. Distributed tag reader system and method
US6034603A (en) * 1997-01-24 2000-03-07 Axcess, Inc. Radio tag system and method with improved tag interference avoidance
US5914671A (en) * 1997-02-27 1999-06-22 Micron Communications, Inc. System and method for locating individuals and equipment, airline reservation system, communication system
GB2325141A (en) 1997-05-14 1998-11-18 British Tech Group Automatic milking system
WO1998052142A1 (en) 1997-05-14 1998-11-19 Btg International Limited Enhanced identification system
DE19734341A1 (de) 1997-08-08 1999-02-11 Bosch Gmbh Robert Verfahren zum Betrieb einer Fernbedienung und Fernbedienung
US6014029A (en) * 1997-11-12 2000-01-11 Climonics Ltda Sensor for sensing changes in the permittivity of a medium in which it is disposed
US7035818B1 (en) * 1997-11-21 2006-04-25 Symbol Technologies, Inc. System and method for electronic inventory
US7844505B1 (en) 1997-11-21 2010-11-30 Symbol Technologies, Inc. Automated real-time distributed tag reader network
US6002344A (en) * 1997-11-21 1999-12-14 Bandy; William R. System and method for electronic inventory
GB2333623B (en) * 1998-01-24 2000-04-26 Plessey Telecomm Transaction system
GB2335573B (en) 1998-03-18 2000-03-15 Univ Singapore An RF transponder identification system and protocol
FR2776444B1 (fr) * 1998-03-18 2000-05-26 Innovatron Electronique Systeme de communication sans contact au moyen d'un procede a induction entre une borne et des objets portatifs, comprenant des moyens de test fonctionnel de la borne
US6369709B1 (en) 1998-04-10 2002-04-09 3M Innovative Properties Company Terminal for libraries and the like
CN1157878C (zh) * 1998-04-21 2004-07-14 汤姆森多媒体公司 在通信网络中实现同步的方法及其实现装置
DE69803548T2 (de) * 1998-05-15 2002-09-26 Em Microelectronic Marin Sa Elektronisches Identifizierungssystem für mehrere Transponder
WO1999060510A1 (fr) * 1998-05-15 1999-11-25 Em Microelectronic-Marin S.A. Systeme d'identification electronique d'une pluralite de transpondeurs
JP3531477B2 (ja) * 1998-06-05 2004-05-31 株式会社日立製作所 非接触カードの通信方法及び該通信に用いる集積回路
ES2333897T3 (es) 1998-08-14 2010-03-02 3M Innovative Properties Company Metodo para interrogar un envase que lleva una etiqueta de rfid.
DE1145189T1 (de) * 1998-08-14 2002-04-18 3M Innovative Properties Co ANWENDUNGEN FüR RF-IDENTIFIZIERUNGSSYSTEME
GB2340692B (en) 1998-08-18 2002-12-11 Identec Ltd Transponder identification system
US6209111B1 (en) 1998-11-09 2001-03-27 Microsoft Corporation Error correction on a mobile device
US6294953B1 (en) 1999-02-26 2001-09-25 Axcess, Inc. High sensitivity demodulator for a radio tag and method
DE19913366C2 (de) * 1999-03-24 2001-11-15 Siemens Ag Vorrichtung zum Überprüfen der Identität eines Senders
US6400272B1 (en) * 1999-04-01 2002-06-04 Presto Technologies, Inc. Wireless transceiver for communicating with tags
EP1192730A4 (en) 1999-05-21 2007-09-05 Ralph J Koerner DETECTION SYSTEM FOR MONITORING THE PRESENCE AND ABSENCE OF ELEMENTS OF A DEFINED SET
US7005985B1 (en) * 1999-07-20 2006-02-28 Axcess, Inc. Radio frequency identification system and method
DE19938998B4 (de) * 1999-08-17 2008-01-17 Infineon Technologies Ag Verfahren zum Betreiben von Chipkarten
US6297734B1 (en) 1999-09-23 2001-10-02 Northrop Grumman Corporation Randomization of transmit time
JP2001088789A (ja) 1999-09-24 2001-04-03 Yamaha Motor Co Ltd 小型推進艇の盗難防止装置
WO2001025571A1 (en) * 1999-10-04 2001-04-12 Siemens Automotive Corporation Sequencing control for vehicle access system
DE19949572B4 (de) * 1999-10-14 2006-02-16 Texas Instruments Deutschland Gmbh Verfahren zum Identifizieren mehrerer Transponder
JP2001136100A (ja) * 1999-11-04 2001-05-18 Matsushita Electronics Industry Corp 情報通信処理方式
US7286158B1 (en) 1999-12-22 2007-10-23 Axcess International Inc. Method and system for providing integrated remote monitoring services
SE518382C2 (sv) * 2000-01-18 2002-10-01 Leif Nyfelt Förfarande vid övervakning av en individs rörelser i byggnader och rum
US6377203B1 (en) 2000-02-01 2002-04-23 3M Innovative Properties Company Collision arbitration method and apparatus for reading multiple radio frequency identification tags
AU2000237263A1 (en) * 2000-03-01 2001-09-12 Axcess Inc. Radio tag system and method with tag interference avoidance
US6369710B1 (en) 2000-03-27 2002-04-09 Lucent Technologies Inc. Wireless security system
US6373389B1 (en) * 2000-04-21 2002-04-16 Usm Systems, Ltd. Event driven information system
US7768546B1 (en) 2000-05-12 2010-08-03 Axcess International, Inc. Integrated security system and method
EP1168229A3 (en) 2000-06-16 2002-10-30 Secure Care Products, Inc. Apparatus and system for identifying infant-mother match
US7253717B2 (en) * 2000-11-29 2007-08-07 Mobile Technics Llc Method and system for communicating with and tracking RFID transponders
US6600418B2 (en) 2000-12-12 2003-07-29 3M Innovative Properties Company Object tracking and management system and method using radio-frequency identification tags
JP2002225799A (ja) 2001-02-05 2002-08-14 Sanshin Ind Co Ltd 水上走行船の盗難防止装置
JP4037269B2 (ja) * 2001-02-12 2008-01-23 シンボル テクノロジーズ インコーポレイテッド 無線周波数識別アーキテクチャ
CA2439002C (en) 2001-03-09 2009-11-24 Radianse, Inc. A system and method for performing object association using a location tracking system
SE523165C2 (sv) * 2001-03-20 2004-03-30 Leif Nyfelt Förfarande vid övervakning av en individs rörelser i och kring byggnader, rum och liknande
US7588185B2 (en) 2001-06-07 2009-09-15 3M Innovative Properties Company RFID data collection and use
US6669089B2 (en) 2001-11-12 2003-12-30 3M Innovative Properties Co Radio frequency identification systems for asset tracking
US6825766B2 (en) 2001-12-21 2004-11-30 Genei Industries, Inc. Industrial data capture system including a choke point portal and tracking software for radio frequency identification of cargo
US7106245B2 (en) * 2002-01-22 2006-09-12 Bae Systems Information And Electronic Systems Integration Inc. Digital RF tag
ATE303635T1 (de) * 2002-02-28 2005-09-15 Siemens Ag Verfahren zur kodierung einer sequenz von datenbits, insbesondere zur übertragung über eine luftschnittstelle
US7443877B2 (en) * 2002-02-28 2008-10-28 Siemens Aktiengesellschaft Method for coding a sequence of data bits, in particular for transmission via an air interface
US7009496B2 (en) * 2002-04-01 2006-03-07 Symbol Technologies, Inc. Method and system for optimizing an interrogation of a tag population
GB0213724D0 (en) * 2002-06-14 2002-07-24 Turner Christopher G G Electronic identification system
US7760835B2 (en) 2002-10-02 2010-07-20 Battelle Memorial Institute Wireless communications devices, methods of processing a wireless communication signal, wireless communication synchronization methods and a radio frequency identification device communication method
JP2006504334A (ja) * 2002-10-25 2006-02-02 シンボル テクノロジーズ, インコーポレイテッド 安全な通信を備えたバイナリツリートランスバーサルの最適化
JP2004206371A (ja) * 2002-12-25 2004-07-22 Renesas Technology Corp 半導体装置
US7167094B2 (en) * 2003-01-31 2007-01-23 Secure Care Products, Inc. Systems and methods for providing secure environments
JP4125160B2 (ja) * 2003-03-06 2008-07-30 キヤノン株式会社 送信装置および受信装置
ATE435467T1 (de) * 2003-12-19 2009-07-15 Nxp Bv Synchronisation während antikollision
US7841120B2 (en) 2004-03-22 2010-11-30 Wilcox Industries Corp. Hand grip apparatus for firearm
US7917088B2 (en) * 2004-04-13 2011-03-29 Impinj, Inc. Adaptable detection threshold for RFID tags and chips
US20060244598A1 (en) * 2005-04-29 2006-11-02 Impinj, Inc. Interference rejection in RFID tags
DE102004041437B3 (de) 2004-08-27 2006-03-09 Atmel Germany Gmbh Verfahren zur Auswahl eines oder mehrerer Transponder
US20060261950A1 (en) * 2005-03-29 2006-11-23 Symbol Technologies, Inc. Smart radio frequency identification (RFID) items
WO2006117722A2 (en) * 2005-04-29 2006-11-09 Nxp B.V. Electronic article surveillance system
US7728713B2 (en) * 2005-05-06 2010-06-01 Intelleflex Corporation Accurate persistent nodes
WO2007133690A2 (en) 2006-05-11 2007-11-22 Axcess International Inc. Radio frequency identification (rfid) tag antenna design
US8427282B2 (en) * 2008-07-15 2013-04-23 Zih Corp. Identification system
US8638194B2 (en) 2008-07-25 2014-01-28 Axcess International, Inc. Multiple radio frequency identification (RFID) tag wireless wide area network (WWAN) protocol
US10476130B2 (en) 2011-12-05 2019-11-12 Adasa Inc. Aerial inventory antenna
US9780435B2 (en) 2011-12-05 2017-10-03 Adasa Inc. Aerial inventory antenna
US10846497B2 (en) 2011-12-05 2020-11-24 Adasa Inc. Holonomic RFID reader
US10050330B2 (en) 2011-12-05 2018-08-14 Adasa Inc. Aerial inventory antenna
US9747480B2 (en) 2011-12-05 2017-08-29 Adasa Inc. RFID and robots for multichannel shopping
US11093722B2 (en) 2011-12-05 2021-08-17 Adasa Inc. Holonomic RFID reader

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA475417A (en) * 1951-07-17 Peter Scott Gerard Apparatus for treating sewage
US3859624A (en) * 1972-09-05 1975-01-07 Thomas A Kriofsky Inductively coupled transmitter-responder arrangement
DE2249670B2 (de) * 1972-10-11 1978-06-15 Licentia Patent-Verwaltungs-Gmbh, 6000 Frankfurt Anordnung zum Vermindern der Wahrscheinlichkeit der eine empfangsseitig auswertbare oder zumindest eine ungestörte Übertragung verhindernden gleichzeitigen Belegung eines Übertragungskanals
DE2351013B2 (de) * 1973-10-11 1977-08-25 Licentia Patent-Verwaltungs-Gmbh, 6000 Frankfurt Nachrichtenuebermittlungssystem
US4015259A (en) * 1975-05-21 1977-03-29 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Army Method and apparatus for interrogating and identifying fixed or moving targets
GB1577920A (en) * 1976-11-01 1980-10-29 Nedap Nv Detection plate for identification systems
DE2844453A1 (de) * 1978-10-12 1980-04-24 Bbc Brown Boveri & Cie Verfahren zum uebertragen von fernwirktelegrammen im gemeinschaftsverkehr
DE2919753A1 (de) * 1979-05-16 1980-11-27 Bbc Brown Boveri & Cie Einrichtung zur automatischen identifizierung von objekten und/oder lebewesen
DE2946942C2 (de) * 1979-11-21 1985-07-18 Brown, Boveri & Cie Ag, 6800 Mannheim Verfahren zum Erkennen einer Vielzahl von Objekten
DE3009179A1 (de) * 1980-03-11 1981-09-24 Brown, Boveri & Cie Ag, 6800 Mannheim Verfahren und vorrichtung zur erzeugung des antwortsignals einer einrichtung zur automatischen indentifizierung von objekten und/oder lebewesen

Also Published As

Publication number Publication date
SE456278B (sv) 1988-09-19
IT8309358A0 (it) 1983-03-04
DE3305685A1 (de) 1983-09-15
NL8300643A (nl) 1983-10-03
ES519769A0 (es) 1984-08-16
SE8301199L (sv) 1983-09-06
US4471345A (en) 1984-09-11
GB2116808A (en) 1983-09-28
GB2116808B (en) 1986-10-22
SE8301199D0 (sv) 1983-03-04
FR2522829A1 (fr) 1983-09-09
GB8305854D0 (en) 1983-04-07
DE3305685C2 (de) 1995-10-19
IE830193L (en) 1983-09-05
IT1198536B (it) 1988-12-21
ES8407270A1 (es) 1984-08-16
MX155097A (es) 1988-01-26
BR8301091A (pt) 1983-11-22
CA1211522A (en) 1986-09-16
BE895864A (fr) 1983-05-30
IT8309358A1 (it) 1984-09-01
FR2522829B1 (fr) 1986-09-05
AR231364A1 (es) 1984-10-31
JPS58162881A (ja) 1983-09-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH032271B2 (ja)
US4004097A (en) Automatic meter reading device
US5097505A (en) Method and apparatus for secure identification and verification
US4225953A (en) Personnel locator
US3735353A (en) Alarm transmission line security system utilizing pseudo random encoding
FR2586873A1 (fr) Pont pour transformateur dans un reseau de communication par signal porteur utilisant un systeme de distribution d'energie electrique.
JPS62271078A (ja) 物体同定システム
WO1994028968A2 (en) Method and apparatus for communicating data between medical devices to improve detectability of errors
JPH0322743B2 (ja)
EP1261952B1 (en) Encoding/decoding system for coherent signal interference reduction
US4486751A (en) Electronic identification system
JPH0983608A (ja) 時刻同期装置
US4055835A (en) Line-seizing apparatus
US3820071A (en) Credit card risk evaluation systems
KR900003543B1 (ko) 신호 전송장치
NL194564C (nl) Intelligente multiprocessorcel voor een netwerk dat voorziet in waarneming, communicaties in twee richtingen en besturing.
US4232292A (en) Data transmitter device
SU1345185A1 (ru) Устройство дл сопр жени микроЭВМ с кассетным магнитофоном
RU10965U1 (ru) Приемопередатчик дуплексной системы связи
SU1442997A1 (ru) Устройство дл сопр жени ЭВМ с абонентом по последовательному каналу св зи
JPH0669988A (ja) アラーム転送方式
JPH0445115Y2 (ja)
SU429444A1 (ru) Автоматический контрольно-пропускнойпункт
SU1501118A1 (ru) Устройство дл передачи и приема сигналов
SU1277405A1 (ru) Способ контрол сети св зи