JP2001136100A - 情報通信処理方式 - Google Patents

情報通信処理方式

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JP2001136100A
JP2001136100A JP31342299A JP31342299A JP2001136100A JP 2001136100 A JP2001136100 A JP 2001136100A JP 31342299 A JP31342299 A JP 31342299A JP 31342299 A JP31342299 A JP 31342299A JP 2001136100 A JP2001136100 A JP 2001136100A
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slave station
slave
station
signal
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Mitsunori Oya
光功 大屋
Shinichi Tokumitsu
伸一 徳光
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electronics Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • G06K7/0008General problems related to the reading of electronic memory record carriers, independent of its reading method, e.g. power transfer

Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信エリアに存在する複数の子局からの応答
信号に衝突を抑制し、要求信号の再送による総処理時間
の短縮化を図る。 【解決手段】 親局401と、親局401と非接触で情報通信
を行う複数の子局402とから構成される情報通信処理方
式であって、子局402が、親局401が複数の子局に対して
送信した信号に対して応答する応答信号を送信する際
に、子局402に備えられたデータ送信検出部415により、
他の子局が応答信号を送信したことを検知した場合に、
子局が応答信号の送信をとりやめることにより、複数の
子局の応答信号の衝突を抑制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は親局(リーダライ
タ)と子局(非接触タグ)間の情報通信処理方式に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、テレホンカードや乗車券のみなら
ず、FAや物流等においても非接触で親局との情報のや
りとりが行われてきている。
【0003】非接触の情報通信では、通信エリアに存在
する複数枚の乗車券等の子局と同時に通信できるという
利点をもつことから、今後も幅広い分野で利用されるこ
とが考えられる。
【0004】ここで、親局と複数の子局との電磁誘導方
式等を利用した情報通信において、親局の要求信号に対
して、複数の子局が応答信号を送信する際に、複数の子
局が同一タイミング送信したために、親局が子局からの
信号を得ることができないといった衝突が発生する。
【0005】そこでこの衝突を防止する方法として、子
局が応答信号を送信する際の送信時間を一定間隔に分割
(タイムスロット)し、各子局がその複数のタイムスロ
ットの中からランダムに1つの期間を選択して応答信号
を送信することにより、複数の子局から送信される応答
信号をタイムスロットごとにばらつかせ、衝突を回避さ
せるという通信方式がある。
【0006】以下、従来の情報通信処理方式について図
7を用いて説明する。
【0007】図7は、親局701と複数の子局、ここでは
子局A702、子局B703、子局C704、子局D705の4枚の
子局との情報通信処理を示したものである。
【0008】親局701から送信された要求信号706を受信
した各子局は、子局内でランダムに決定されたタイムス
ロットで応答信号を送信し、ここでは子局A702はタイ
ムスロット1で応答信号A707を送信し、子局B703、子
局C704、子局D705はタイムスロット2で応答信号B70
8、C709、D710を送信する。このとき親局701は、衝突
が発生しなかった応答信号A707を受信できるが、衝突
が発生した応答信号B708、C709、D710はすべて受信
できない。このため、親局701は応答信号を受信できな
かった子局B703、子局C704、子局D705のすべてに対
して要求信号711を再送する必要がある。
【0009】2度目の要求信号711を受信した各子局
は、再度ランダムに決定されたタイムスロットで応答信
号を送信するが、一度応答信号を受信できた子局A702
に対しては2度目の要求信号711に対する応答信号を返
送させないように、2度目に送信する要求信号711に子
局A702が応答しないような情報を付加することによ
り、子局A702は応答信号を再送せず、応答信号を送信
する子局が減るために、衝突する確率は低減される。
【0010】しかしながら、応答信号B712と応答信号
D714が未だ衝突する場合があるため、応答信号が衝突
した子局B703、子局D705それぞれに対して再度要求信
号を送信する必要がある。
【0011】このように、親局が複数回、要求信号を再
送することにより、子局が応答タイミング変更すること
により衝突した子局からの応答信号を得ることができる
ことから、再送回数を増やすという手法により子局から
の応答信号を受信することが可能となる。
【0012】その他、衝突を減らすための手法として、
子局の数に対応できる程度までタイムスロット数を増や
すことにより、子局から送信される応答信号の衝突する
確率を低減させることができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、タイム
スロットを使用しても複数の子局が同一のタイムスロッ
トに応答信号を送信する場合が発生する。とりわけこの
状況は子局の数が増えるにつれて顕著に現れる。
【0014】しかし、電磁誘導方式等を使用した親局と
子局間の非接触での通信は、移動している時間内に同時
通信を行うといった特徴を利用するが、タイムスロット
数を増やしたり、再送回数を増やしたりすると、処理時
間が増加し、子局が通信可能エリアに存在する間に処理
を終了させることができず、高速での通信処理を行うこ
とができないといった問題が生じる。
【0015】本発明は、上記問題点を解決するものであ
り、親局と複数の子局との間の通信において、親局の要
求信号に対する複数の子局からの応答信号が衝突を防止
し、効率良く親局がすべての子局からの応答信号を獲得
することのできる情報通信処理方式を提供することを目
的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1記載の情報通信処理方式は、親局
と、この親局と非接触で情報通信を行う複数の子局とか
ら構成される情報通信処理方式であって、子局が、前記
親局が前記複数の子局に対して送信した信号に対して応
答する応答信号を送信する際に、前記子局に備えられた
データ送信検出部により、他の子局が応答信号を送信し
たことを検知した場合に、前記子局が応答信号の送信を
とりやめることを特徴とするものである。この構成によ
り、複数の子局が同時に応答信号を送信しても、衝突が
発生することがなく、親局が単一の子局の応答信号を獲
得することができる。
【0017】また、本発明の請求項2記載の情報通信処
理方式は、親局と、この親局と非接触で情報通信を行う
複数の子局とから構成される情報通信処理方式であっ
て、前記子局が応答信号を送信する時間を所定の分割数
にて分割されたタイムスロットの中でさらに送信する時
間を分割したタイムディレイにおいて応答信号を送信す
ることを特徴とするものである。この構成により、複数
の子局が応答信号を送信しても、単一の子局のみが応答
信号を送信することができ、親局からの応答信号の要求
信号の再送数を減らすことができ、総処理時間の短縮を
図ることができる。
【0018】また、本発明の請求項3記載の情報通信処
理方式は、請求項2記載の情報通信処理方式において、
2以上の前記子局の応答送信時間が前記タイムスロット
で同一となった場合に、前記タイムディレイの中で最初
に応答信号を送信した子局のみ応答信号を送信し、他の
子局は前記タイムスロットにおいては応答信号を送信す
ることをとりやめることを特徴とするものである。
【0019】また、本発明の請求項4記載の情報通信処
理方式は、請求項3記載の情報通信処理方式において、
前記他の子局が、前記タイムディレイの中で前記子局が
応答信号を送信したことをデータ送信検出部にて検知す
ることにより、応答信号を送信することをとりやめるこ
とを特徴とするものである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。
【0021】図1は、親局101と複数の子局、ここでは
子局A102、子局B103、子局C104、子局D105の4枚の
子局との通信シーケンスを示したものである。
【0022】親局101からの要求信号106を受信した子局
は、各子局で決定したタイムスロットで応答信号を送信
する。ここでは子局A102はタイムスロット1で応答信
号A107を送信し、子局B103、子局C104、子局D105は
タイムスロット2で応答信号B108、C109、D110を送
信する。
【0023】タイムスロット1では、4枚の子局の内、
子局A102の応答信号A107の1枚しか応答信号が返送さ
れていないため、親局101での受信が可能である。
【0024】子局B103、子局C104、子局D105からの
応答信号B108、C109、D110についての応答信号の通
信シーケンスについて、図2を用いて説明する。
【0025】4枚の子局はそれぞれ、タイムスロット番
号の生成過程においてタイムスロット番号2を生成し、
またタイムディレイ番号の生成過程において子局B203
はタイムディレイ番号2、子局C204はタイムディレイ
番号4、子局D205はタイムディレイ番号3を生成す
る。
【0026】タイムディレイ番号とは、子局が応答信号
を送信するタイムスロットの中で、さらに応答信号の送
信開始時間を所定の時間ずつ分割し、応答信号の送信を
遅延させた遅延時間に番号を付したものである。
【0027】子局B203は意図するタイムスロット2ま
で応答信号B208を送信するのを待った後、さらにタイ
ムスロット2の開始から所定のタイムディレイ番号2ま
で待ち、その後、応答信号B208を送信する。
【0028】一方、子局C204、子局D205は、タイムス
ロット番号2まで応答信号C209、応答信号D210の送信
を待ち、その後それぞれが所有するタイムディレイ番号
4、タイムディレイ番号3まで応答信号の送信を待つこ
とになる。
【0029】このとき子局C204、子局D205は、タイム
スロット2まで待って、その後の所定のタイムディレイ
番号4、タイムディレイ番号3まで待つことになるが、
子局B203が応答信号B208を先に送信したという通知
を、子局C204、子局D205が検知し、応答信号を送信す
るのを中止する。これによりタイムスロット2では子局
B203のみ応答信号が送信されることから、親局は子局
B203の応答信号を受信することができる。
【0030】タイムディレイ間隔ΔTdは、先に他の子
局が応答信号を送信したことをデータ送信検出部415が
検知できる時間で充分であり、タイムスロット間隔をΔ
Ts、タイムディレイ間隔をΔTd、タイムディレイ数
をNとすると、ΔTs>パケットの送信時間+ΔTd×
Nである。したがって、タイムディレイを用いたときの
処理時間は、タイムスロットを増やすことによる処理時
間より相当短い時間で済み、総処理時間を大幅に減らす
ことができる。
【0031】このように親局101は一回目の要求信号106
で応答信号A107、応答信号B108を受信できることか
ら、二回目の要求信号111は子局C104と子局D105に対
してのみ送信すればよく、子局Cの応答信号C112はタ
イムスロット3で、子局Dの応答信号D113はタイムス
ロット1で送信することにより、親局101は2度の要求
信号により、すべての子局の応答信号を得ることがで
き、従来の方式と比較して要求信号の送信回数を減らす
ことができ、総処理時間の短縮化を図ることができる。
【0032】このような子局A102の一連の動作処理
は、図3に示すフローチャートに示した通りである。
【0033】まず、通信エリア外から通信エリア内に移
った子局は要求信号待ちとなる。親局からはID要求コ
マンドやデータライトコマンドなどの要求信号が送信さ
れ、子局は要求信号を受信したときにその要求信号を解
析する(ステップS1)。
【0034】受信した要求信号がID要求コマンド外で
あった場合には、コマンドに付加されたIDと子局が保
持しているIDが一致しているかを判断する(ステップ
S2)。
【0035】IDが一致していない場合には、受信した
コマンドが他の子局に送信されたものであると判断し、
処理を行わず受信待ちとなる。IDが一致した場合に
は、そのコマンド処理を行う(ステップS3)。これに
より複数の子局が通信エリアに存在する場合において個
別に処理を行うことが可能となる。
【0036】一方、受信した要求信号がID要求コマン
ドであった場合には、タイム番号生成部411を使用して
応答信号を返送するタイムスロット番号を生成する(ス
テップS4)。同時にタイム番号生成部を使用して応答
信号を返送するタイムディレイ番号を生成する(ステッ
プS5)。
【0037】ステップS4にて生成されたタイムスロッ
ト番号により、応答信号を返送するためにそのタイムス
ロット番号となる時間まで応答信号を送信するのを待つ
(ステップS6)。
【0038】応答信号を送信するタイムディレイ時間が
来る前に、他の子局が応答信号を送信したという通知を
検出したときには、子局は応答信号の送信を行わず、要
求信号待ちとなる(ステップS7、ステップS8)。
【0039】応答信号を送信するタイムディレイ番号が
きても他の子局が応答信号を送信したという通知を受け
ないときには、子局は、子局自身のID番号を含めたデ
ータ(応答信号)を親局に送信する(ステップS9)。
【0040】このように、他の子局が応答信号を送信し
たか否かという通知を検出することによって、応答信号
の送信をするか否かを判断することにより、子局の衝突
を抑制することができる。
【0041】次に、子局が応答信号を先に送信したとい
う通知を、他の子局が検知し、その他の子局が応答信号
を送信するのを中止するという手段について以下に説明
する。
【0042】これは、子局にデータ送信検出部を設けた
ことにより達成される。つまり、このデータ送信検出部
は他の子局が応答信号を送信したことによる磁界の変化
をアンテナを通じて検知し、この検知した信号を制御部
へ通知する。制御部は、応答信号の送信時期を決定した
タイムスロットの開始時からタイムディレイの間に、他
の子局が応答信号を送信したという信号を確認すると、
応答信号を送信するのを中止する。
【0043】図4は、本発明の情報通信処理方式のブロ
ック図である。
【0044】親局401と子局402の間の情報の送受信は、
それぞれのアンテナ403、404を用いて電磁誘導方式等に
より行われる。親局401は子局402への要求信号を、メモ
リ406と制御部405を動作させて作成し、変調部407によ
り変調させ、変調信号としてアンテナ403を通して子局4
02へ送信する。
【0045】通信エリア内にいる子局402は、アンテナ4
04にて変調された要求信号を受信する。受信した要求信
号は復調部408で復調され、制御部409へ送られる。制御
部409に送られた復調信号は、不揮発性メモリ410で情報
の読み書き等の処理が行われ、応答信号を作成する。こ
の応答信号は、制御部を介して変調部413で変調され、
この変調信号を親局401へ送信する。
【0046】子局が応答信号を送信するタイムスロット
番号は、タイム番号生成部411にて制御部409を動作させ
て生成される。子局は、このタイムスロット番号に基づ
いてタイマ412を動作させ、生成されたタイムスロット
まで応答信号を返送するのを待つ。同様に、タイムディ
レイ番号もタイム番号生成部411にて制御部409を動作さ
せて生成され、子局は、そのタイムディレイ番号に基づ
いてタイマ412を動作させ、生成されたタイムディレイ
まで応答信号を送信するのを待つ。その後、タイマ412
より決定したタイムディレイを経過したという通知を受
けた制御部409は、応答信号を変調部413にて変調信号に
変換した後、アンテナ404を通して親局401へ返信する。
【0047】変調された応答信号をアンテナ403にて受
信した親局401は、復調部414にて応答信号を復調し制御
部405にて処理される。
【0048】ここで、子局402が応答信号を送信する際
に、他の子局が応答信号を送信したことにより磁界の変
化が生じた場合、子局402のデータ送信検出部415が、そ
の磁界の変化をアンテナ404を通じて検知し、その検知
した情報を制御部409へ通知する。子局は、制御部409に
て他の子局が応答信号を送出したことを確認すると、応
答信号の送信を中止し、これにより応答信号の衝突を防
止することができる。
【0049】データ送信検出部415が、他の子局が先に
送信した応答信号を検知する方法について図5を用いて
詳細に説明する。
【0050】図5は、親局501と2枚の子局A502、子局
B503が存在している場合の、親局のアンテナ部と子局
のアンテナ部と回路構成の一部を示した無線部の図であ
る。
【0051】子局A502が親局501に送信する応答信号
は、変調された応答信号を送信信号として送信部のトラ
ンジスタ504に入力することにより負荷変動を発生さ
せ、この負荷変動を周囲の磁界変動に変換させて送信さ
れる。子局B503も同様に、変調された応答信号を送信
信号として送信部のトランジスタ505に入力させ、親局5
01に送信される。子局A502が応答信号を送信している
際、子局B503は、子局B503の信号線507にて周囲の磁
界変動による信号変動の発生を検知する。この信号変動
は、入力されるレベル比較器509で、ノイズなどによる
小さな信号変動か他の子局の応答信号の送信による比較
的大きな信号変動ものであるかの判断が行われ、その検
出結果がデータ送信検出信号511として子局B503の制御
部に送られる。ここでは、子局A502が親局501に応答信
号を送信していることから、子局Bの信号変動はレベル
比較器509で他の子局の応答信号の送信による比較的大
きな信号変動であるものとして判断され、その制御部に
送られる検出結果により、子局Bの応答信号の送信を中
止する。
【0052】一方、子局A502が応答信号を送出してい
る際の子局A502の信号線506にも信号変動が発生し、こ
の信号変動がレベル比較器508にて処理され、データ送
信検出信号510として子局A502の制御部に送られるが、
子局A502の制御部は、このときのデータ送信検出信号5
10が子局A502自身によるものであることが、送信デー
タ504を制御部で制御していることから既知となる。
【0053】つまり子局は、他の子局が応答信号を送信
しているときは、信号変動の検知により応答信号の送信
を中止し、自身が送信データを送信送出しているとき
は、信号変動があっても制御部にて自身の送信を認識で
きることから、応答信号を送信するか否かの判断を行う
ことができる。
【0054】次に、子局がタイムスロット番号、タイム
ディレイ番号を生成する方法について図6を用いて説明
する。
【0055】タイムスロット番号、タイムディレイ番号
を生成する方法として、複数の子局が所有するID番号
を利用する方法が用いられる。これは複数の子局が所有
するID番号は子局固有のものであることからランダム
性を利用するには最適である。
【0056】図6は、子局B、子局Cが、それぞれ固有
のID番号T1”00230167”、T7”0023
0168”を所有している場合の、タイムスロット番
号、タイムディレイ番号の生成図である。これらのID
番号をもとにそれぞれの子局は、タイム番号生成処理を
行い、タイムスロット番号、タイムディレイ番号を得
る。
【0057】タイムスロット番号を生成するために、I
D番号の上位部に、子局BではT2”0023”、子局
CではT8”0023”を用いることとし、タイムディ
レイ番号を生成するためにID番号の下位部、子局Bで
はT3”0167”、子局CではT9”0168”を用
いることとし、それぞれタイム番号生成処理T4、T1
0を行う。
【0058】タイム番号生成処理T4、T10において
は、それぞれ同じ処理が行われるため、ID番号の上位
部が同じである場合、ここではT2と、T8が同じであ
るため、生成されるタイムスロット番号は、T5”
2”、T11”2”と同一のものが得られてしまう。し
かしながら、ID番号の下位部は異なることから、生成
されるタイムディレイ番号はそれぞれT6”2”、T1
2”4”のように同一の値が生成される確率が低くな
り、タイムスロット番号とタイムディレイ番号の両方が
一致する確率は極めて低いものとなる。
【0059】このようにして、同一のタイムスロット番
号が生成されても、タイムディレイ番号を異ならせるこ
とができることから、応答信号を送信する際の衝突を抑
制することができる。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は通信エリ
アに存在する複数の子局から効率よく応答信号を受信す
るために、子局に、他の子局が自身より先に応答信号を
送信したことを検知する機能を所持させることによっ
て、同一タイムスロット内でもタイムディレイ時間を異
ならせることができる。この構成により、複数の子局が
存在しても応答信号の送信開始時間が子局ごとで異な
り、タイムスロットの中で一番先に応答信号を送信した
子局以外は送信処理を中止することになり、応答信号の
衝突を抑制することができる。したがって、親局からの
1回の要求信号に対する受信可能な応答信号数が増える
とともに、親局からの要求信号の再送数を削減すること
ができるため、親局と子局との間の通信総処理時間の短
縮化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施の形態である通信シーケンス図
【図2】本発明の1実施の形態である通信シーケンス図
(拡大図)
【図3】本発明の1実施の形態における子局の処理流れ
を示すフローチャート
【図4】本発明の1実施の形態であるブロック図
【図5】本発明の1実施の形態である無線部図
【図6】本発明の1実施の形態におけるタイムスロット
番号、タイムディレイ番号生成図
【図7】従来の1実施例である通信シーケンス図
【符号の説明】
101 親局 102 子局A 103 子局B 104 子局C 105 子局D 106 ID要求信号一回目 107 応答信号A 108 応答信号B 109 応答信号C 110 応答信号D 111 ID要求信号二回目 112 応答信号C 113 応答信号D 202 子局A 203 子局B 204 子局C 205 子局D 206 ID要求信号一回目 207 応答信号A 208 応答信号B 209 応答信号C 210 応答信号D 401 親局 402 子局 403 アンテナ 404 アンテナ 405 制御部 406 メモリ 407 変調部 408 復調部 409 制御部 410 不揮発性メモリ 411 タイム番号生成部 412 タイマ 413 変調部 414 復調部 415 データ送信検出部
フロントページの続き Fターム(参考) 5K012 AB18 AC08 AC10 BA03 BA14 5K027 AA11 CC08 HH26 KK02 5K028 AA11 BB04 CC02 DD01 DD02 MM13 5K067 BB32 CC04 EE02 EE10 EE72 GG01 GG11

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 親局と、この親局と非接触で情報通信を
    行う複数の子局とから構成される情報通信処理方式であ
    って、子局が、前記親局が前記複数の子局に対して送信
    した信号に対して応答する応答信号を送信する際に、前
    記子局に備えられたデータ送信検出部により、他の子局
    が応答信号を送信したことを検知した場合に、前記子局
    が応答信号の送信をとりやめることを特徴とする情報通
    信処理方式。
  2. 【請求項2】 親局と、この親局と非接触で情報通信を
    行う複数の子局とから構成される情報通信処理方式であ
    って、前記子局が応答信号を送信する時間を所定の分割
    数にて分割されたタイムスロットの中でさらに送信する
    時間を分割したタイムディレイにおいて応答信号を送信
    することを特徴とする情報通信処理方式。
  3. 【請求項3】 2以上の前記子局の応答送信時間が前記
    タイムスロットで同一となった場合に、前記タイムディ
    レイの中で最初に応答信号を送信した子局のみ応答信号
    を送信し、他の子局は前記タイムスロットにおいては応
    答信号を送信することをとりやめることを特徴とする請
    求項2記載の情報通信処理方式。
  4. 【請求項4】 前記他の子局が、前記タイムディレイの
    中で前記子局が応答信号を送信したことをデータ送信検
    出部にて検知することにより、応答信号を送信すること
    をとりやめることを特徴とする請求項3記載の情報通信
    処理方式。
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