JPH03219496A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置

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JPH03219496A
JPH03219496A JP2013614A JP1361490A JPH03219496A JP H03219496 A JPH03219496 A JP H03219496A JP 2013614 A JP2013614 A JP 2013614A JP 1361490 A JP1361490 A JP 1361490A JP H03219496 A JPH03219496 A JP H03219496A
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JP
Japan
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voltage
gate electrode
region
memory cell
insulating film
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JP2013614A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Kume
久米 均
Koichi Seki
浩一 関
Takeshi Wada
武史 和田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Priority to US08/456,797 priority patent/US5781476A/en
Priority to US08/470,212 priority patent/US5991200A/en
Priority to US08/720,007 priority patent/US5949715A/en
Priority to US08/720,060 priority patent/US6016273A/en
Priority to US09/098,747 priority patent/US5959894A/en
Priority to US09/342,225 priority patent/US6181600B1/en
Priority to US09/393,301 priority patent/US6157576A/en
Priority to US09/425,041 priority patent/US6259629B1/en
Priority to US09/829,053 priority patent/US6438036B2/en
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野】 本発明は電気的書替機能を備えた不揮発性半導体記憶装
置に係り、特に消去動作の単一電源(例えば5v単一の
電源)化と信頼性向上を可能にする消去技術に関する。
【従来の技術】
不揮発性半導体記憶装置としては、紫外線により情報の
消去が可能なEPROM (旦rasable and
Programmable Read Only Me
mory)、電気的に消去が可能なEEPROM (旦
1ectrically旦rasableand Pr
ogrammable Read Only Memo
ry)が従来からプログラムやデータ格納用として用い
られてきた。 上記のEPROMはメモリセル面積が小さく、大容量化
に適しているが、紫外線照射で消去するため窓付きパッ
ケージを必要とすること、プログラマによって書込みを
行なうため、書込み時にシステムから取り外す必要があ
ることなどの問題がある。 一方、EEPROMはシステム内で電気的に書替が可能
であるが、メモリセル面積がEPROMの1.5〜2倍
程度と大きいため、大容量化には適していない。 そこで最近では両者の中間的な記憶装置として、電気的
−括消去型(フラッシュ)EEPROMと呼ばれるもの
が開発されている。このフラッシュEEPROMは、チ
ップ−括または成る−纏まりのメモリセルを一括して電
気的に消去する機能を持つ不揮発性半導体記憶装置であ
り、メモリセル面積はEPROM程度の値を実現できる
。 上記のフラッシュE E P ROMとしては、例えば
特開昭62−276878号において開示されている記
憶装置が代表的なものである。 以下、この記憶装置のメモリセルをFAST(Floa
ting Gate Asymmetric 5our
ce and DrainTunnel 0xide)
型と呼ぶことにする。 FAST型メモツメモリセルPROMのFAMO8型と
同様の浮遊ゲート型電界効果トランジスタ構造を有して
おり、1素子で1ビツト(1セル)を構成できるため高
集積性に優れている。 書込みはFAMO8と同様にドレイン接合近傍で発生さ
せたホットエレクトロンを浮遊ゲート電極に注入するこ
とによって行なう。書込みによってメモリセルの制御ゲ
ート電極から見たしきい値電圧は高くなる。 一方、消去は制御ゲート電極を接地し、ソースに正の高
電圧を印加することにより、浮遊ゲート電極とソースの
間に高電界を発生させ、薄いゲート酸化膜を通したトン
ネル現象を利用して浮遊ゲート電極に蓄積された電子を
ソースに引き抜くことによって行なう。消去によって制
御ゲート電極から見たしきい値電圧は低くなる。この時
、メモリセルが選択トランジスタを持たないため、しき
い値電圧が負になること(過消去状態)は致命的な不良
となる。 また、読出しはドレインに1V程度の低電圧を印加し、
制御グー1〜電極には5V程度の電圧を印7− 加し、この時にながれるチャネル電流の大小が情報の“
0”と111”とに対応することを利用して行なう。ド
レイン電圧を低電圧にするのは、寄生的な弱い書込み動
作を防止するためである。 上記のFAST型メモツメモリセル書込みをドレイン側
、消去をソース側で行うため、接合プロファイルは各々
の動作に適するように個別に最適化するのが望ましい。 上記従来技術では、ソース、ドレイン非対称構造となっ
ており、トレイン接合では書込み効率を高めるための電
界集中型プロファイルを用い、ソース接合では高電圧が
印加可能な電界緩和型プロファイルを採用している。 なお、トンネルで浮遊ゲート電極から電子を弓き抜いて
消去を行なうメモリセルでは、消去電圧を印加する領域
(ここではソース領域)と浮遊ゲト電極間の静電容量結
合を如何に小さく抑えるかが、セルの微細化と消去動作
の低電圧化を両立させる上で重要なポイントとなる。F
AST型メモツメモリセル量結合を決める浮遊ゲート電
極とソースの重なり領域をソースの拡散によって自己整
合的に形成することにより、その値を低減している。 また重なり部分を持つの従来技術以外のチップ−括消去
型メモリとしては、次のようなものがある。 まず、V,N,Kynettらは、IEEE主催1主催
1午89 (IEEE Int.Solid−State Cir
cuits Conference。 Digest of Technical Paper
s,  p.140−141、Feb.、1989)に
おいて重なり部分を持つFAST型と同様の原理のメモ
リセルを用いたチップ−括消去型のIMbフラッシュE
EFROMを開示している。メモリセル面積は15.2
μm2(設計ルール1.0μm)、書込み及び消去の動
作電圧は12Vであり、微細セルでの低電圧動作が実現
されている。しかし、この装置においては、書替にはV
cc(5V)とVPP(12V)の2電源を外部に必要
とする。これは後述するように、書替動作時の消費電流
が大きく、オンチップの昇圧電源を利用できないためで
ある。 また、S.D’Arrigoらは、IEEE主催1主催
1午89 (IEEE Int、 5olid−5tate C1
rcuits Conference、DigeSt 
 of  Technical Papers、  p
、132−133、Feb、、1989)において、同
じくチップ−括消去型の256kbitフラッシュEE
PROMを開示している。この装置では、いわゆるFL
OTOX型のメモリセルを用いて、オンチップ昇圧電源
による5V単一電源動作を実現している。すなわち、■
消去に加えて書込みにも電子のトンネル現象を利用して
いること、および■上記トンネルで用いるゲート酸化膜
が薄い領域をドレイン高濃度拡散層上に限定しているこ
とにより、書替動作の消費電流低減を可能にしている。 このメモリのもう一つの特徴は、消去動作で制御グー1
〜電極に負電圧を印加していることである。これにより
、ドレイン拡散層に印加する電圧を5v程度に低減し、
接合耐圧に対する余裕を高めている。しかし、この装置
においては、トンネル領域が自己整合化されておらず、
また、パスゲーh (pass gate)と呼ばれる
選択トランジスタがセル内に含まれていることから、セ
ルの微細性と低電圧動作の面ではFAST型に劣る。
【発明が解決しようとする課題】
上記のようにFAST型メモツメモリセルの利点を有す
る有望な素子であるが、以下に述べるの三つの問題点が
ある。 第1の問題点は、消去動作を行なう際、ソースから半導
体基板に寄生的なリーク電流が流れることである。これ
は、ゲート酸化膜が浮遊ゲート電極全面にわたって薄膜
化されていることに起因した、FAST型メモツメモリ
セルのリーク電流である。すなりち、消去動作に必要な
高電界(10MV/cm程度)をゲート酸化膜に印加す
ると、その下のソース領域表面ではバンド間トンネルに
よる電子、正孔対が発生する。この正孔が基板側に流れ
出すのを防止することができないため、大きなリーク電
流が流れる。なお、前記のFLOToX型メモリセ少メ
モリセル度拡散層端部でゲート酸化膜が厚膜化されてい
るため、正孔は基板側へ流出せず、リーク電流は生じな
い。 上記のごときリーク電流の存在はチップ−括消11− 12− 広動作の消費電流を増加させるため、チップ外から供給
される読出し動作用のVcc電源(通常5v電源)以外
に消去動作用の外部電源が必要どなる。 第2の問題点は、書替を繰り返すとプログラムデイスタ
ーブに対する耐性が著しく劣化し、アレイ動作の信頼性
確保が困難になることである。プログラムデイスターブ
とは、メモリセルの制御ゲート電極にのみ書込み高電圧
が印加されるワード線半選択状態でしきい値電圧が変化
する現象である。 G、VermaらはIEEE主催1主催1隼88E 1
988 Int. Re1iability Phys
ics symposium。 Pp.15B−1.66、)において重なり部分を持つ
のプログラムデイスターブ耐性の劣化現象について報告
している。それによれば、プログラムデイスターブ耐性
の劣化は、消去動作によってゲート酸化膜中に正の捕獲
電荷が形成され、これがプログラムデイスターブの原因
となる電子のトンネル注入を加速することによって引き
起こされる。正の捕獲電荷形成は、消去動作時にバンド
間トンネルで発生した正孔がソース、基板間の高電界か
らエネルギーを得てホットホールとなり、極めて僅かず
つではあるがゲート酸化膜中に注入、捕獲されることに
起因すると考えられている。 上記プログラムデイスターブ耐性の劣化現象は、メモリ
アレイをワード線と直交する方向のいくつかのブロック
に分割し、そのブロックごとに書替動作を行なう場合に
一層厳しい制約となる。ブロック分割を考えない場合は
、メモリセルがプログラムデイスターブにさらされる時
間は同一ワード線上のほかのメモリセルに1回ずつ書込
みを行ftう総和の時間でよい。これに対し重なり部分
を持つブロック分割を考えると、あるブロックに書込み
を行なった後、他のブロックの書替を繰り返す場合には
、はぼ書替回数倍だけこの時間が長くなる。 最後に第3の問題点は、消去動作をビット線単位で行な
うことが原理的に不可能なことである。 FAST型メモツメモリセルッチMO8を持たない1素
子型メモリセルであるため、消去の高電圧をソース線に
印加すると、このソース線に接続されたメモリセルは全
て同時に消去されてしまう。 ソース線をデコードしても、ソース線単位でのブロック
消去が可能になるに過ぎない。 本発明は上記のごとき従来技術の問題点を解決するため
になされたものであり、 本発明の第1の目的は重なり部分を持つFAST型メモ
ツメモリセルた不揮発性半導体記憶装置であって、消去
動作に専用の外部電源を必要としない、すなわち、通常
は読出し書込み動作に用いられるVcc単一電源(例え
ば5v電源)で消去動作も行なうことの出来る不揮発性
半導体記憶装置を提供することにある。 本発明の第2の目的は重なり部分を持つFAST型メモ
ツメモリセルた不揮発性半導体記憶装置であって、プロ
グラムデイスターブに影響されにくく、しかもブロック
単位での電気的消去を実現するのが容易な不揮発性半導
体記憶装置を提供することにある。 本発明の第3の目的は重なり部分を持つFAST型メモ
ツメモリセルた不揮発性半導体記憶装置であって、消去
動作をビット単位で行なうことが可能な不揮発性半導体
記憶装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明においては、特許請
求の範囲に記載するように構成している。 すなわち、前記第1の目的を達成するためには、FAS
T型メモツメモリセルた不揮発性半導体記憶装置で一括
消去動作を行なう際、各メモリセルのソース領域(ある
いはドレイン領域)に印加する電圧を上記不揮発性半導
体記憶装置のVcc電源(チップ外から供給され、通常
は読出し動作に用いられる電源、以下同じ)から供給す
るとともに、各メモリセルの制御ゲート電極に上記Vc
c電源とは逆極性の消去電圧を印加し、かつ、その消去
電圧を上記不揮発性半導体記憶装置内の電圧変換口M(
昇圧口l1F)から供給するように構成している。 なお重なり部分を持つの逆極性の消去電圧の値は、メモ
リセルの構造定数および特性によって定まる値であるが
、例えばVcc〜2Vcc程度の値である。 −15= 16− 次に、前記第2の目的は重なり部分を持つ第1の目的を
達成する手段を用いると共に、同じワード線に接続され
たメモリセルは同一ブロックに属するようにワード線方
向にブロック分割を行なうことによって実現される。 次に、前記第3の目的は重なり部分を持つ第1の目的を
達成する手段において消去電圧を印加するソース線(あ
るいはデータ線)とワード線をデコードし、選択された
一対のソース線(あるいはデータ線)とワード線の交点
にあるメモリセルでのみ消去動作が行なわれるようにす
ることによって実現される。 次に重なり部分を持つのごとき本発明を実現する手段に
対応したメモリアレイ動作の代表的な例の回路図及び各
部の動作電圧を第1図(a)〜(Q)に示す。 この例では、メモリアレイM−ARRAYは、3行3列
に配置されたFAST型メモツメモリセルャネル)Ml
〜M9からなり、ワード線W1〜W3、データ線D1〜
D3、共通ソース線CSを介して動作を行なう。 まず、第1図(a)は、メモリアレイM−ARRAY全
体を−纏まりとして一括で消去動作を行なう場合を示す
。 この場合には、全てのワード線W1〜W3に負の消去電
圧−7vを印加するとともに、共通ソース線CSに正の
消去電圧+5vを印加する。共通ソース線C8の+5■
は装置外部のVcc電源から、ワード線の一7vは装置
内部の電圧変換回路から供給する。この時、基板及びデ
ータ線は接地電位とする。なお、書込み、読出し動作は
従来の2電源方式のチップ−括消去型フラッシュEEP
ROMと同様、データ線とワード線をデコードし、交点
のメモリセルを選択して行なう。 次に、第1図(b)は、図中に破線で囲んだように同じ
ワード線に接続されたメモリセル群MB1、MB2、M
B3をそれぞれ−纏まりのメモリブロックとして取り扱
い、消去動作を行なう場合を示す。すなわち、同一ワー
ド線に接続されたメモリセル群を選択的に消去するもの
である。 この場合には、負の消去電圧−7vを印加するワード線
をデコードすることにより、消去を行なうメモリブロッ
クを選択する。他は第1図(a)の場合と同様である。 次に、第1図(Q)は、メモリアレイM−ARRAYの
中の任意の1ビツトを選択して消去動作を行なう場合を
示す。 この場合には、負の消去電圧−7vを印加するワード線
をデコードすると共に、正の消去電圧5Vはデータ線か
ら印加し、かつこれをデコードすることにより、選択さ
れたワード線とデータ線の交点にあるメモリセルで選択
的に消去が行なわれる。この時、基板及び共通ソース線
は接地電位とする。 なお、書込みは共通ソース線及び選択ワード線に書込み
電圧を印加すると共に、選択データ線を接地することに
よって行なう。交点にあるメモリセルでソース領域側か
らホットエレクトロン注入が起こり、書込み動作が実現
される。この時、非選択データ線は1本ごとに分離して
開放状態とし、非選択ワード線は接地電位とする。また
、読出し動作は従来の2電源方式のチップ−括消去型フ
ラッシュEEFROMと同様に、データ線とワード線を
デコードし、交点のメモリセルを選択して行なう。 〔作 用〕 上述した手段によれば、以下の作用により所期の目的が
実現される。 まず、各メモリセルのソース領域あるいはドレイン領域
にVcc電源を印加し、制御ゲート電極にVcc電源と
は逆極性の消去電圧を印加するように構成し、かつ上記
の消去電圧を記憶装置内に設けた電圧変換回路から供給
するように構成したものにおける作用は次の通りである
。 すなわち、FAST型メモ型上モリセルた不揮発性半導
体記憶装置で一括消去動作を行なう際、大きなリーク電
流(例えばIMbitで数10mA)が流れるソース領
域はVcc電源で直接駆動する。この時、消去速度の低
下を防ぐには制御ゲート電極にVcc電源とは逆極性の
消去電圧を印加する必要があるが、同電極には消去に直
接寄与する19− 20− 微小なトンネル電流(例えばIMbで10μ八程度)し
か流れないので重なり部分を持つ不揮発性半導体記憶装
置内に設けた電圧変換回路(昇圧回路)で駆動すること
ができる。このようにして、消去速度を犠牲にすること
なく、Vcc単一電源によるチップ−括消去動作を実現
することが可能となる。 次に重なり部分を持つの構成に加えて、同じワード線に
接続されたメモリセルは同一ブロックに属するようにワ
ード線方向にブロック分割を行うように構成したものに
おける作用は次の通りである。 すなわち、本発明においては、メモリセルのソース領域
に印加する消去電圧を従来のVPP電圧(例えば12V
程度)からvcc電圧(例えば5v程度)まで低減して
いるので、第2図に示すように、バンド間1〜ンネルで
発生した正孔がソースと基板間の電界でホントホールと
なってゲート酸化膜中に注入、捕獲される現象を著しく
抑制することができる。また、同一ワード線に接続され
たメモリセルは必ずまとめて書き替えられるため、個々
のセルが経験するプログラムデイスターブ時間は同一ワ
ード線上の他のメモリセルの書込みを行なうのに必要な
時間の和を考えればよく、書替回数に依存してデイスタ
ーブ時間が増加する現象は回避される。このようにして
、プログラムデイスターブ耐性に優れ、しかもブロック
単位での電気的消去が可能な不揮発性半導体記憶装置が
実現される。 次に、消去電圧を印加するソース線(あるいはデータ線
)とワード線をデコードし、選択された一対のソース線
(あるいはデータ線)とワード線の交点にあるメモリセ
ルのみで消去動作を行うように構成したものにおいては
、互いに異なる極性の消去電圧が印加されるソース線(
あるいはブタ線)とワード線をそれぞれデコードするこ
とにより、交点にあるメモリセルで選択的に消去動作を
行なうことができる。この時、消去を支配する電子のト
ンネル現象が酸化膜の電界強度に強く依存するため、デ
ータ線、ワード線のいずれか一方のみが選択される半選
択メモリセルでは実質的に消去が起こらないようにする
ことが出来る。
【実施例】
実施例1 本発明の第1の実施例を第3図〜第12図を用いて説明
する。 第3図は本実施例による不揮発性半導体記憶装置の内部
ブロック図、第4図は本実施例で用いるFAST型メモ
ラメモリセル4ビツ8 図は上記平面図のA−A’断面図(2ビット分)、第6
図は同じ( B−B’断面図(2ビット分)、第7図は
消去電圧印加回路EDの回路構成図、第8図は消去動作
で制御ゲートに負の電圧を印加する負電圧印加回路NE
Gの回路構成図、第9図は本実施例におけるプログラム
デイスターブ耐性向上の効果を示す特性図、第10図は
もう一つの負電圧印加回路XDCRNの回路構成図、第
11図は上記XDCRNにより印加された負電圧をリセ
ットするワード線すセット回路構成図、第12図は上記
XDCRNを実現するための多重ウェル構造の断面図で
ある。 本実施例の回路素子は、特に制限されないが公知のCM
O8 (相補型MO8)集積回路の製造技術により、1
個の単結晶シリコンのような半導体基板上において形成
される。また、特に制限されないが、集積回路は単結晶
P型シリコンからなる半導体基板上に形成される。 nチャネルMO8FETは重なり部分を持つのごとき半
導体基板表面に形成されたソース領域、ドレイン領域及
び上記ソース領域とドレイン領域と、上記ソース上に薄
いゲート絶縁膜を介して形成されたポリシリコンのよう
なゲート電極から構成される。 また、PチャネルMO8FETは重なり部分を持つ半導
体基板表面に形成されたn型ウェル領域に形成される。 これによって、半導体基板はその上に形成された複数の
nチャネルMO8F.ETの共通の基板ゲートを構成し
、回路の接地電位が供給される。 また、pチャネルMO8FETの共通の基板ゲート、す
なわちn型ウェル領域は電源電圧Vccに接続される。 なお、集積回路は単結晶n型シリコンからなる半導体基
板上に形成してもよいゎこの場合,nチー23− ャネルMO8FETはP型ウェル領域に形成される。 本実施例のメモリセルは、特に制限されないがp型半導
体基板上に形成される。第4図はその4ビット分の平面
構造、第5図はA−A’部の断面構造、第6図はB−B
’部の断面構造を示す。 第4図〜第6図において、21はP型半導体基板、22
はp型半導体基板の主面側に形成された薄いゲート酸化
膜(トンネル酸化膜)、23は浮遊ゲート電極、24は
第1の層間酸化膜、25は制御ゲート電極、26はn十
型半導体領域(ドレイン領域)、27はp十型半導体領
域(ドレインシールド層)、28はn十型半導体領域(
ソース領域の一部)、29はn型半導体領域(ソース領
域の一部)、3oは第2の層間酸化膜、31はコンタク
トホール、32はアルミニウムのデータ線、33はLO
CO8法による素子分離用のフィールド酸化膜、34は
p十型半導体領域からなる寄生チャネル防止用のチャネ
ルストッパ、35はLOCO8法による素子分離領域と
活性領域の境界線24ー である。 上記のゲート酸化膜22は、半導体基板11の表面を熱
酸化することによって形成された酸化シリコン膜からな
り、その膜厚は10nm程度である。 また、第1の層間酸化膜24は、多結晶シリコン膜から
なる浮遊ゲート電極23の表面を熱酸化することによっ
て形成された酸化シリコン膜からなり、その膜厚は20
nm程度である。 また、制御ゲート電極25は、浮遊ゲート電極23と同
様多結晶シリコン膜からなり、第1の層間酸化膜の表面
に被着されて、浮遊ゲート電極23の電位を静電容量結
合によって制御する働きをする。この制御ゲート電極2
5および浮遊ゲート電極23のチャネル方向の端部は一
回のパターンニング工程で同時に加工されており、その
グー1〜長は0.7μmである。また、制御ゲート電極
25はワード線WLと一体になっており、素子分離領域
33上に延在している。 また、n十型半導体領域26から構成される装レイン領
域は、コンタクトホール31を介してアルミニウムから
なるデータ線32に接続されている。このn十型半導体
領域26の接合深さは、コンタクトホール31の直下部
分を除いて0.1μm程度であり、コンタクトホール3
1の下の接合深さは、そのほかの部分より深く、0.2
μm程度である。 また重なり部分を持つのドレイン領域を取り囲むように
、P十型半導体領域(ドレインシールド領域)27が形
成されており、熱平衡状態でのしきい値電圧設定、書込
み動作でのチャネルホットエレクトロン注入効率向上、
及び消去動作時のパンチスルー防止を実現している。こ
のp十型半導体領域27の不純物濃度は、n十型半導体
領域26との接合面において5 X 1017/ c 
m3程度であり、その深さは半導体基板21の表面から
0.25μm程度である。 また、ソース領域は砒素(As)を不純物とするn中型
半導体領域28と燐(P)を不純物とするn型半導体領
域29からなり、ワード線WLが延在している方向に延
在して後述するソース線SLを構成している。このn中
型半導体領域28の接合深さはO−,2μm程度である
。またn型半導体領域29は、n+型半導体領域28と
p型半導体基板21との間に介在するように形成されて
おり、その緩傾斜プロファイルによってソースと半導体
基板間の接合耐圧を高める働きをしている。このn型半
導体領域29の不純物濃度は、n中型半導体領域28と
の界面においてI X 10”/ c m”程度、その
接合深さは0.35μm程度であり、この時の接合耐圧
は15Vを超える。 また、第2の層間酸化膜3oは、燐珪酸ガラス(PSG
)膜からなり、p型半導体基板21の主面上を覆ってい
る。 また、ドレイン領域上の第2の層間酸化膜30およびゲ
ート酸化膜12を部分的に除去して、コンタクトホール
31が形成されている。 なお、第5図および第6図では省略しているが、アルミ
ニウムのデータ線32上には、CVD法によって形成し
たPSG膜およびその上の窒化シリ27 28− コン膜からなる保護膜が設けられている。 次に、第3図を用いて重なり部分を持つFAST型メモ
リセルをマトリックス状にI8置したメモリアレイと周
辺回路からなる本実施例の不揮発性半導体記憶装置の内
部ブロックとその動作を説明する。 メモリアレイM’−ARRAYは、代表として例示的に
4行4列に配置されたFAST型メモリセルからなり、
メモリセルM1〜M16とワード線W1〜W4及びデー
タ線D1〜D4とによって構成されている。この実施例
では全体とじて一つのメモリブロックを構成している。 上記のメモリアレイにおいて、同じ行に配置されたメモ
リセルの制御ゲー1−はそれぞれ対応するワード線に接
続され、同じ列に配置されたメモリセルのドレインはそ
れぞれ対応するデータ線に接続されている。またメモリ
セルのソースは一括して共通のソース線C8に結合され
ている。 なお、特に制限されないが、8ビツトあるいは16ビツ
ト単位で書込み・読出しを行なうため、上記メモリアレ
イは合計で8組あるいは16組設けられるように構成さ
れる。 上記のメモリアレイを構成する各データ線D1〜D4は
アドレスデーコーダYDCRを介して共通データ線CD
に接続される。共通データ線CDには、外部入力端チエ
/○から入力される書込み信号を受ける書込み用データ
入力回路DIRの出力端子が、書込み時にオンとなるM
O8FETQ5を介して接続される。 さらに、この共通データ線CDにはセンスアンプSAが
接続される。センスアンプS、Aの出力端子はデータ出
力バッファDOEを介してI10端子に接続される。 なお、他のメモリアレイに対しても、同様にアドレスデ
コーダ、共通データ線、センスアンプ及びデータ入出力
回路が設けられ、I10端子に接続される。 また重なり部分を持つメモリアレイを構成する各ワード
線W1〜W4は、読出し及び書込み動作でワード線を選
択するアドレスデコーダXDCRにトランジスタQ1〜
Q4を介して接続されるとともに、消去時に負の電圧を
印加する負電圧印加回路NECに接続されている。 トランジスタQ1〜Q4はデプレッション型のpMO8
FETであり、消去時にワード線にかかる負の電圧がア
ドレスデコーダ回路に印加されるのを防ぐ役割をしてい
る。同時に読出し及び書込み動作時には、これらのトラ
ンジスタでの電圧降下、速度低下を防ぐためデプレッシ
ョン型としている。 また、共通ソース線C8は消去電圧印加回路EDに接続
されている。この消去電圧印加回路EDは、消去時に正
の電圧(ここでは外部電源電圧であるVcc)を印加す
る一方、読出し及び書込み動作時には共通ソース線C8
を回路の接地電位O■に接続する。 まず、読出し動作ではアドレスデコーダ回路XDCR,
YDCRが活性化され、1つのワード線、1つのデータ
線が選択される。アドレスデコーダ回路XDCR,YD
CRにはその動作電圧として低電圧VCCが供給される
。メモリセルは予め書き込まれたデータに従ってワード
線の選択レベルに対して高いしきい値か、低いしきい値
を持つものである。各アドレスデコーダXDCR,YD
CRによって選択されたメモリセルのしきい値が高い場
合、ワード線が選択レベルにされているにもかかわらず
メモリセルはオフ状態にとどまる。一方、選択されたメ
モリセルのしきい値が低い場合は、ワード線選択レベル
によってメモリセルはオン状態になる。メモリセルのし
きい値に対応して共通データ線に流れる電流の有無は、
スイッチMO8FETQ6を介して接続されたセンスア
ンプSAで検出、増幅され、読出しモードで活性化され
るデータ出力バッファDOBを通して外部端子■10か
ら出力される。 次に、書込み動作では、読出しと同様にアドレスデコー
ダ回路XDCR,YDCRが活性化され、1つのワード
線、1つのデータ線が選択される。 アドレスデコーダ回路XDCR,YDCRには、その動
作電圧として高電圧VPPが供給され、データ入力回路
DIBには低電圧VCCがそれぞれ供給1− 32− される。このときMO8FETQ6はオフとされ、デー
タ出力バッファDOB、センスアンプSAは非活性化さ
れる。また、選択されたワード線はその電圧が上記高電
圧VPPになる。同じく選択されたデータ線はMO8F
ETQ5、DIBを介して上記低電圧VCCに接続され
る。これにより、その交点にあるメモリセルでは浮遊ゲ
ートにホットエレクトロンが注入され、書込みが行なわ
れる。書き込まれた状態のメモリセルはその浮遊ゲート
に電子が蓄核され、制御ゲートから見たしきい値電圧が
高くなる。本実施例の記憶装置では、メモリセルのゲー
ト長が0.7μmに微細化されていることと、第5図に
示したP生型半導体領域(ドレインシールド領域)27
導入の効果によってホットエレクI・ロン注入効率が高
いため、データ線駆動用電圧として上記低電圧Vcc電
圧を用いることができる。上記Vcc電圧を記憶装置外
部のVcc電源から供給するとともに、流れる電流が小
さいワード線のVPP電圧に関しては装置内部の昇圧回
路を用いて上記Vcc電圧から発生させることにより、
Vcc単一電源による書込み動作が可能となっている。 上記の読出し及び書込動作を正常に行なうためには、メ
モリセルがデプレッション状態であってはいけない。デ
プレッション状態のセルがあるとそこで意図しないリー
ク電流が流れてしまうため、所望のメモリセルを選択す
ることができなくなる。 このことは、後述する消去動作において制御性が重要な
ことを意味している。 次に、本実施例の特徴である消去動作について説明する
。 本実施例における消去動作は、メモリセルの制御ゲート
に負の電圧、ソースに正の電圧(ここでは外部電源電圧
であるVcc)を印加して、この正負電圧の電位差によ
って浮遊ゲートに保持されている電子をファウラー・ノ
ルドハイム・トンネル放出によってソース領域へ引き抜
く方式で行なわれる。消去電圧印加回路ED、負電圧印
加回路NEGにはその動作電圧として電源電圧Vccが
供給される。 消去電圧印加回路EDは、第7図に示すごとく消去パル
スEPを入力とするインバータ回路であり、共通ソース
線O8には上記の電源電圧Vccが印加される。 また、ワード線W1〜W4には負電圧印加回路NEGか
ら負の消去電圧が印加される。 また、第8図は負電圧印加回路NEGの回路構成を示し
ている。この回路は、いわゆるチャージポンプ回路であ
る。 第8図において、消去信号■がロウレベルにされると遅
延回路D3で決められた時間経過後、信号EPDLYが
ロウレベルにされ、デコーダ切り離し信号SETがハイ
レベルとなる。これにより、アドレスデコーダ回路XD
CRはワード線から電気的に切り離される。次に、発振
器08C2が発振を開始し、相補的パルス信号PUIと
PU2が発生し、これを利用してチャージポンプの原理
によって負電圧Vppnを発生する。これをさらにPU
Iを用いて同じくチャージポンプに従ってワード線W1
〜W4に印加する。消去信号EPがハイレベルにされる
とパルス信号PUIとPU2は停止するが、信号EPD
LYがハイレベルとなるまでの期間は負電圧リセット信
号PR8TとER8Tが負電位の節点をOvないし正の
電圧とし、消去を停止する。 消去動作時にワード線に流れる電流は小さいため、上述
のように装置内部の負電圧印加回路NEGによって消去
に必要な負電圧を外部の電源電圧Vccから発生させ、
これをワード線に供給することができる。一方、多量の
リーク電流が流れる共通ソース線O8に印加する低電圧
Vccには外部から与えられる電源電圧Vccを用いる
。こうすることにより、メモリアレイ全体をまとめて消
去する電気的−括消去動作を、Vcc単一電源で行なう
ことができる。 なお、消去動作時のデータ線D1〜D4は、アドレスデ
コーダYDCRで接地電位Ovに落としてもよいし、あ
るいは開放状態にしてもよい。これは、制御ゲートに大
きな負電圧を印加して消去を行なう本発明の消去方式で
は、消去が進行して35 36− もメモリセルのソースからドレインに流れる寄生的なチ
ャネル電流を考慮する必要がないためである。また、制
御ゲートを接地した従来の消去方式で問題となるチャネ
ル電流起因の寄生効果については、特願昭62−141
486号において開示されている。 次に、第9図は、プログラムデイスターブ寿命が書替サ
イクルによって低下する状況を、従来技術と本実施例と
で比較した特性図である。 ソースに高電圧VPPを印加して消去を行なう従来技術
では、10”回書替後のプログラムデイスターブ寿命は
書替前の初期特性に比べて3〜4桁も低下している。こ
れに対して、ソース電圧をVccまで下げて消去するこ
とが出来る本実施例では寿命低下は手術程度であり、書
替の影響をほぼ問題のないレベルまで抑制することが出
来ることがわかる。 なお、プログラムデイスターブ寿命はワード線半選択状
態におかれたメモリセルのしきい値電圧が0.IV上昇
するまでの時間で定義している。 次に重なり部分を持つの実施例では、行デコーダ回路X
DCRと負電圧印加回路NEGとを別々の回路で構成し
ているが、本発明はこれに限定されるものではない。例
えば、第10図に示すように一つの回路XDCRNを用
いて構成してもよい。この回路は行デコーダ回路XDC
Rのように行アドレスバツフア回路とワード線の間に設
けられる。この場合、消去時には最終段インバータ回路
INVIとその前段のインバータ回路INV2のn型M
O8FETのソースを負電圧電源V ppnに接続する
。 また、読出し、書込み時には接地電位Vssとする。 ただし、消去終了時のりセットは先の場合と同様にする
必要がある。このためのリセット回路を第11図に示す
。なお重なり部分を持つ回路XDCRNは行デコーダ回
路と一体になっており、行アドレスバツフア回路のao
、ao、al、a1出力をうけて任意のワード線−本に
選択的に消去電圧が印加される。この結果、消去動作は
それぞれのワード線に接続されたメモリセル群をメモリ
ブロックとして、ワード線単位で行われる。 ここで、FAST型メモ型上モリセルp型基板上に形成
され、基板電位は接地電位とする。したがって上記回路
XDCRNを実現するためには、第12図に示すように
最終段インバータ回路IN■1とその前段のインバータ
回路INV2のn型MO8FETをn型ウェル内に設け
られたp型つェル内に形成し、このP型ウェルを負電圧
電源V ppnに接続すれば良い。もちろん、n型基板
を用いる場合には通常の回路と同様にp型ウェルを形成
し、このp型ウェルを負電圧電源Vppnに接続すれば
良い。ここで、101はp型半導体基板、3、02はn
型ウェル領域、103は上記n型ウェル領域102内に
設けられ、p型半導体基板1゜1とは分離されたp型ウ
ェル領域、104はp型半導体基板101を接地電位V
ssに接続するためのp小型半導体領域、105はn型
ウェル領域102を接地電位Vssに接続するためのn
串型半導体領域、106はp型ウェル領域103を消去
動作時には負電圧電源V ppnに接続し、書込み読出
し動作時には接地電位Vssに接続するためのp+型半
導体領域、107.108はp型ウェル領域103内に
形成されたMos+−ランジスタのソース、ドレイン領
域を構成するn÷型半導体領域、109は同MOSトラ
ンジスタのゲート酸化膜、110は同MOSトランジス
タのゲート電極である。 実施例2 本発明の第2の実施例を第13図を用いて説明する。 第13図は本実施例の不揮発性半導体記憶装置で用いる
FAST型メモラメモリセル2ビツト図(前記第4図の
A−A’部)であり、実施例1の第5図に相当するもの
である。 ここで用いられているメモリセルは、ソース領域に燐(
P)を不純物とするII型半導体領域29が無いことを
除けば、実施例1の第5図のメモリセルと全く同じ構造
である。上記n型半導体領域を省いたことにより、ソー
ス領域と浮遊ゲート間の静電容景が消去動作時でおよそ
6o%に低減され、消去の更なる低電圧化あるいは高速
化が実現され=39− 40− る。一方、ソース・基板間の接合耐圧は12V程度まで
低下するが、ソースに印加する電圧をVccに下げて消
去ができる本発明では何ら問題にならない。 以上述べたメモリセルのソース構造の違いを除けば、本
実施例の記憶装置は実施例1と同じであり、同様に動作
する。 実施例3 本発明の第3の実施例を第14図〜第16図を用いて説
明する。 第14図は本実施例による不揮発性半導体記憶装置の内
部ブロック図であり、実施例1の第3図に相当するもの
である。ここで、メモリセルとしては実施例1あるいは
実施例2と同じFAST型メモ型上モリセルている。 本実施例による不揮発性半導体記憶装置の動作は実施例
1あるいは実施例2と本質的に同じであるが、消去動作
がメモリアレイM−ARRAYをワード線方向に分割し
たメモリブロックを単位として行なわれる点が異なる。 ここでは、メモリアレイはワード線W1、W2に接続さ
れたメモリセル群M1〜M8からなるメモリブロックM
BIと、ワード線W3、W4に接続されたメモリセル群
M9〜M16からなるメモリブロックMB2との2つの
ブロックに分割されている。 第15図は負電圧印加回路NEGの回路構成を示してい
る。実施例1の第8図とはメモリブロックを選択するた
めのデコード機能が内蔵されている点が異なる。すなわ
ち、第15図の負電圧印加回路NEGでは、消去動作を
行なうメモリブロックに対応したワード線だけに負電圧
V ppnが印加され、非選択ワード線には接地電圧O
vが印加される。 上記メモリブロックを選択するのに、本実施例では第1
6図に示すようにアドレスバッファ回路ADBの行選択
用外部入力の一つであるA1を用いている。さらに、ア
ドレスバッファ回路ADBのうちAO入力部および行デ
コーダXDCRは消去電圧印加時にもメモリブロックの
選択が行なえるようになっている。すなわち、aO1a
O共にロウレベルとなり、A1アドレス入力によって決
まる2本のワード線出力WIIとWI2、あるいはWI
3とWI4がハイレベルとなる。このW11〜WI4は
負電圧印加回路NEGに供給される。 しかし、トランジスタQ1〜Q4の働きにより、消去時
にはデコーダ回路の出力はワード線W1〜W4には印加
されない。 なお、非選択メモリブロック内のメモリセルは、共通ソ
ース線を介してソース領域にのみ正の電圧(ここでは外
部電源電圧であるVcc)が印加される消去半選択状態
となるが、これにともなうデイスターブ現象は、選択ワ
ード線に印加する負電圧V ppnとゲート/層間酸化
膜厚の適切な設定によって回避することが出来る。 実施例4 本発明の第四の実施例を第17図〜第19図を用いて説
明する。 第17図は本実施例による不揮発性半導体記憶装置の内
部ブロック図であり、実施例1の第3図、実施例3の第
14図に相当するものである。第18図は負電圧印加回
路NEGの回路構成図であり、実施例1の第8図、実施
例3の第15図に相当するものである。第19図は本実
施例の不揮発性半導体記憶装置で用いるFAST型メモ
リセル2ビット分の断面図(第4図のA−A’部)であ
り、実施例1の第5図、実施例2の第13図に相当する
ものである。 本実施例は、実施例1〜実施例3と本質的な動作上の差
はないが、電気的消去を行う際、Vcc電圧がソース線
ではなくデータ線に印加されると共に、このデータ線及
び負の消去電圧を印加するワード線がそれぞれデコード
される点が異なる。これにより、一対の選択データ線と
選択ワード線の交点にあるメモリセル1ビツトが選択的
に消去される。以下、実施例1〜実施例3との違いのみ
を述べる。 第17図に示すように、本実施例では消去時に消去信号
EPがハイレベルにされると、MOSトランジスタQ7
がオン状態となり、このQ7を介して正の電圧(ここで
は外部電源電圧であるVcc)3− 一44= がハ′Jπj′−”−夕線CDに印加される。この時、
MOS +−ランジスタQ51は書込み信号wrがハイ
レベルにあるため、オフ状態となる。また、MOSトラ
ンジスタQ52も同様にオフとなり、共通ソス線C8は
開放状態となる。消去動作は制御ゲートの負電圧とドレ
インの上記正電圧との電位差で行なわれ、浮遊ゲートの
電子はソースではなくドレイン領域に引き抜かれる。上
記正電圧を印加するデータ線は列アドレスデコーダYD
CRによって選択される。一方、第18図に示すように
、負電圧印加回@NEGは行選択用外部人力AO5A1
から形成された信号WII〜WI4を用いて任意のワー
ド線を選択するデコード機能を内蔵している。こうして
、一対のデータ線とワード線が選択され、その交点にあ
るメモリセルが選択的に消去される。 ホットエレクトロン注入を用いた書込み動作は反対にソ
ース領域側から行なわれる。第17図に示すように、書
込み時には書込み信号wrがロウレベルとなるため、外
部入力信号工10に応じてMOSトランジスタQ51、
Q52がオン、オフされる。外部入力信号I10がロウ
レベル(II OI+状態)の時、MO8+−ランジス
タQ51、Q52は共にオン状態となり、共通ソース線
C8は書込み■cc電圧に接続され、共通データ線CD
は接地電位Vssに接続される。この時、列アドレスデ
コーダYDCRによって選択データ線は共通データ線C
D(接地電位)に接続され、一方、非選択データ線は開
放状態にされる。また、ワード線に関しては、行アドレ
スデコーダXDCRによって選択ワード線にはVPP電
圧が印加され、一方、非選択ワード線は接地電位に保た
れる。こうして、選択データ線と選択ワード線の交点に
あるメモリセルでホットエレン1〜ロン書込みが行われ
る。 なお、本実施例ではスイッチMOSトランジスタQ51
、Q52の両方のゲートに外部入力信号I10とwrの
NOR出力が入っているが、いずれか一方は単にwrの
反転信号が入力される構成でも良い。 次に、第19図は、本実施例で用いているFAST型ツ
メモリセル2ピツ1〜 図において、51はp型半導体基板、52はp型半導体
基板の主面側に形成された薄いゲート酸化膜(+ーンネ
ル徴化膜)、53は浮遊ゲート電極、54は第一の層間
酸化膜、55は制御ゲート電極、56はn中型半導体領
域(ドレイン領域の一部)、57はn型半導体領域(ド
レイン領域の一部)、58はn中型半導体領域(ソース
領域)、59はp十型半導体領域(ソースシール1〜N
)、60は第2の層間酸化膜、61はコンタク1〜ホー
ル、62はアルミニウムのデータ線である。 この実施例では、書込みをソース側、消去をドレイン側
から行なうため、ソース接合がn+ / p +の電界
集中型、ドレインがn +/ n / pの電界緩和型
になっている点が前記実施例1〜実施例3の場合と異な
る点である。 [発明の効果1 本発明によれば、Vcc単一電源による電気的消去が可
能であり、かつ書替信頼性と集積度に優れた不揮発性半
導体記憶装置を実現することが出来る、という優れた効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の詳細な説明するための回路図および動
作電圧を示す図、第2図は本発明と従来例とにおけるエ
ネルギーバンドを示す図、第3図は実施例1の不揮発性
半導体記憶装置の内部ブロック図、第4図は実施例1で
用いているFAST型メモ型上モリセル4ピツ1平面図
、第5図は上記平面図A−A’断面図(2ビット分)、
第6図は同じ<B−B’断面図(2ビット分)、第7図
は実施例1の消去電圧印加回路FDの回路構成図、第8
図は消去動作で制御ゲートに負の電圧を印加する実施例
1の負電圧印加回路NECの回路構成図、第9図は実施
例1におけるプログラムデイスターブ耐性向上の効果を
示す特性図、第1Q図はもう一つの負電圧印加回路XD
CRNの回路構成図、第11図は上記XDCRNによっ
て印加された負電圧をリセッ1−するワード線リセット
回路構成図、第12図は上記XDCRNを実現するため
の多重ウェル構造の断面図、第13図は実施例247− 48− で用いているFAST型メモツメモリセル2ピツ1断面
図(第4図のA−A’部)、第14図は実施例3の不揮
発性半導体記憶装置の内部ブロック図、第15図は実施
例3の負電圧印加回路NEGの回路構成図、第16図は
実施例3のアドレスバッファ回路ADBの回路構成図、
第17図は実施例4の不揮発性半導体記憶装置の内部ブ
ロック図、第18図は実施例4の負電圧印加回路NEG
の回路構成図、第19図は実施例4で用いているFAS
T型メモリセル2ビット分の断面図(第4図のA−A’
部)である。 〈符号の説明〉 XDCR・・・行アドレスデコーダ YDCR ・列アドレスデコーダ M1〜M16・・・メモリセル M−ARRAY・・メモリアレイ MBI〜MB2・・メモリブロック W1〜W4・・・ワード線 D1〜D4・・・データ線 CS・・・共通ソース線 CD・・・共通データ線 ED・・消去電圧印加回路 NEG・・・負電圧印加回路 SA・・センスアンプ DOB・・データ出力バッファ DIB・データ人カバソファ Ilo・・・外部入出力端子 ADB・・・アドレスバッファ 21・・・p型半導体基板 22・・・ゲート酸化膜 23・・浮遊ゲート電極 24・・・第一の層間酸化膜 25・・・制御ゲート電極 2G・・n中型半導体領域(ドレイン領域)27・p十
型半導体領域(ドレインシールド層)28・・・n中型
半導体領域(ソース領域の一部)29・・n型半導体領
域(ソース領域の一部)30・・第二の層間酸化膜 31・・・コンタクl−ホール 32・・アルミニウムのデータ線 33・・・LOCO8法による素子分離用のフィールド
酸化膜 33・・・p十型半導体領域(チャネルストッパ)35
・・・LOCO8法による素子分離領域と活性領域の境
界 51・・・P型半導体基板 52・・・ゲート酸化膜 53・・・浮遊ゲート電極 54・・・第一の層間酸化膜 55・・・制御ゲート電極 56・・・n中型半導体領域(ドレイン領域の一部)5
7・・・n型半導体領域(ドレイン領域の一部)58・
・・n中型半導体領域(ソース領域)59・・・p十型
半導体領域(ソースシールド層)60・・・第二の層間
酸化膜 61・・・コンタクトホール 62・・・アルミニウムのデータ線 101・・・P型半導体基板 102・・・n型ウェル領域 103・・・n型ウェル領域102内に設けられたp型
ウェル領域 104・・・P生型半導体領域 105・・・n中型半導体領域 106・・・p十型半導体領域 107.108・・・MOSトランジスタのソースドレ
イン領域を構成するn十型 半導体領域

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、半導体基板表面に設けられた膜厚が実質的に一定の
    ゲート絶縁膜と、上記ゲート絶縁膜上に設けられた浮遊
    ゲート電極と、上記浮遊ゲート電極上に層間絶縁膜を介
    して形成された制御ゲート電極と、半導体基板内に互い
    に分離して設けられ、かつ上記ゲート絶縁膜をはさんで
    上記浮遊ゲート電極と重なり部分を持つソース領域およ
    びドレイン領域と、上記ソース領域とドレイン領域間の
    チャネル領域とを備えたMISFETの1素子をメモリ
    セルとし、該メモリ素子を複数個マトリックス状に配置
    したメモリアレイを備えた不揮発性半導体記憶装置であ
    って、上記浮遊ゲート電極に保持した電荷を外部に取り
    去る電気的消去動作を行なう際に、少なくとも上記消去
    動作の対象となるメモリセルのソース領域あるいはドレ
    イン領域のいずれか一方に該領域を半導体基板に対して
    逆バイアスする極性の第1の電圧を印加する手段と、上
    記メモリセルの制御ゲート電極に上記第1の電圧とは極
    性が異なる第2の電圧を印加する手段と、上記第2の電
    圧を供給する電圧変換回路と、を備えたことを特徴とす
    る不揮発性半導体記憶装置。 2、半導体基板表面に設けられた膜厚が実質的に一定の
    ゲート絶縁膜と、上記ゲート絶縁膜上に設けられた浮遊
    ゲート電極と、上記浮遊ゲート電極上に層間絶縁膜を介
    して形成された制御ゲート電極と、半導体基板内に互い
    に分離して設けられ、かつ上記ゲート絶縁膜をはさんで
    上記浮遊ゲート電極と重なり部分を持つソース領域およ
    びドレイン領域と、上記ソース領域とドレイン領域間の
    チャネル領域とを備えたMISFETの1素子をメモリ
    セルとし、該メモリ素子を複数個マトリックス状に配置
    したメモリアレイを備えた不揮発性半導体記憶装置であ
    って、上記浮遊ゲート電極に保持した電荷を外部に取り
    去る電気的消去動作を行なう際に、少なくとも上記消去
    動作の対象となるメモリセルのソース領域あるいはドレ
    イン領域のいずれか一方に該領域を半導体基板に対して
    逆バイアスする極性の第1の電圧を印加する手段と、上
    記メモリセルの制御ゲート電極に上記第1の電圧とは極
    性が異なる第2の電圧を印加する手段とを備え、上記メ
    モリアレイ内の、制御ゲート電極が電気的に共通に接続
    されたメモリセルは、同時に電気的消去動作を行なうこ
    とを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。 3、上記電気的消去動作を行なう際に、上記メモリアレ
    イを分割し、その個々の分割単位内ではメモリセル群の
    制御ゲート電極を共通化し、それに上記第2の電圧を印
    加する手段を備えたことを特徴とする第2請求項に記載
    の不揮発性半導体記憶装置。 4、半導体基板表面に設けられた膜厚が実質的に一定の
    ゲート絶縁膜と、上記ゲート絶縁膜上に設けられた浮遊
    ゲート電極と、上記浮遊ゲート電極上に層間絶縁膜を介
    して形成された制御ゲート電極と、半導体基板内に互い
    に分離して設けられ、かつ上記ゲート絶縁膜をはさんで
    上記浮遊ゲート電極と重なり部分を持つソース領域およ
    びドレイン領域と、上記ソース領域とドレイン領域間の
    チャネル領域とを備えたMISFETの1素子をメモリ
    セルとし、該メモリ素子を複数個マトリックス状に配置
    したメモリアレイを備えた不揮発性半導体記憶装置であ
    って、上記浮遊ゲート電極に保持した電荷を外部に取り
    去る電気的消去動作を行なう際に、少なくとも上記消去
    動作の対象となるメモリセルのソース領域あるいはドレ
    イン領域のいずれか一方に該領域を半導体基板に対して
    逆バイアスする極性の第1の電圧を印加する手段と、上
    記メモリセルの制御ゲート電極に上記第1の電圧とは極
    性が異なる第2の電圧を印加する手段とを備え、かつ、
    上記メモリアレイの同一列に配置されたメモリセル群の
    ソース領域あるいはドレイン領域のいずれか一方を電気
    的に共通化するデータ線群、および同一行に配置された
    メモリセル群の制御ゲート電極を電気的に共通化するワ
    ード線群の中から、それぞれ少なくとも1本のデータ線
    およびワード線を選択し、それらに上記第1の電圧およ
    び第2の電圧を印加する手段を備えたことを特徴とする
    不揮発性半導体記憶装置。 5、上記第2の電圧を供給する電圧変換回路を備えたこ
    とを特徴とする第2請求項乃至第4請求項のいずれかに
    記載の不揮発性半導体記憶装置。 6、上記ソース領域とドレイン領域のうち、上記第1の
    電圧を印加する領域と半導体基板間の接合耐圧が、他の
    領域と半導体基板間の接合耐圧よりも高いことを特徴と
    する第1請求項乃至第5請求項のいづれかに記載の不揮
    発性半導体記憶装置。 7、上記第1の電圧を印加する領域が1種類の不純物か
    らなる拡散層によって形成されてなることを特徴とする
    第1請求項乃至第5請求項のいずれかに記載の不揮発性
    半導体記憶装置。 8、上記1種類の不純物が砒素であることを特徴とする
    第7請求項に記載の不揮発性半導体記憶装置。
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