JPH0321574Y2 - - Google Patents

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JPH0321574Y2
JPH0321574Y2 JP1985028872U JP2887285U JPH0321574Y2 JP H0321574 Y2 JPH0321574 Y2 JP H0321574Y2 JP 1985028872 U JP1985028872 U JP 1985028872U JP 2887285 U JP2887285 U JP 2887285U JP H0321574 Y2 JPH0321574 Y2 JP H0321574Y2
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top horizontal
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は透明パネルを展装して日光が室内へ
照射し得るようにしたサンルーム用天井に関する
ものであり、各種建物の廊下や出入口通路部、温
室等の天井に利用される。
(従来の技術) 従来の代表的なサンルーム用天井は、第4図に
示すように、平行配置した2本の横基枠1,1間
に複数のアーチ枠2,2……が定間隔で上方凸状
に架設され、各アーチ枠2の頂部間に頂部横枠3
が結合され、この頂部横枠3を挟んでその両側
に、ガラスや透明性合成樹脂等からなる透明パネ
ル4が横基枠1とアーチ枠2とに亘つて展装され
ると共に、両側の透明パネル4,4の各上端縁が
頂部横枠3と両側透明パネル4,4の対向間隙を
通して設けた押え枠8とによつて支持されてなる
ものである。しかしてこのサンルーム用天井にお
ける各アーチ枠2の頂部と頂部横枠3との連結
は、例えば第5図で示すように角筒状の頂部横枠
3内の端部にコ字状連結金具5を配し、その基板
部5aをボルト・ナツト6aにてアーチ枠2の側
壁部2aに固着すると共に、該連結金具5の両側
板部5b,5bを頂部横枠3の両側壁部3a,3
aにボルト・ナツト6bを介して固着することに
よりなされている。また各透明パネル4の上端縁
は、頂部横枠3の上壁部3bとこれに取付ねじ7
にて固着される押え枠8の水平張出片8aとの間
で、ライナー9とコーキング10とを介して周縁
部で挟持固定されている。尚、アーチ枠2側にお
いても上記同様に透明パネル4の側縁が挟持固定
されている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしなら、このようなサンルーム用天井にお
いては、日光照射によりサンルーム内が暖めら
れ、温度上昇によりサンルーム内の空気が膨脹す
るため、内外の気圧差によつてサンルーム天井全
体が浮き上がるような力を受ける結果、強度的に
弱い透明パネル4部分が第5図示一点鎖線の如く
破損することがあつた。
この考案は、上述したようにルーム内外の気圧
差によつて透明パネル部分が破損し易いというサ
ンルーム用天井特有の問題点を解決することを目
的としている。
(問題点を解決するための手段) この考案は、上記目的において膨脹したサンル
ーム内の空気を外部に逃がして内外の気圧差を解
消することにより、透明パネルの破損防止を図る
ようにしたものである。
すなわち、この考案は、頂部横枠を挟んでその
両側に透明パネルが横基枠とアーチ枠とに亘つて
展装されると共に、両側の透明パネルの各上端縁
が頂部横枠と両側透明パネルの対向間隙を通して
設けた押え枠とで支持されてなるサンルーム用天
井において、頂部横枠の底壁部に室内に直接臨む
透孔を設け、且つ該頂部横枠の上壁部及び押え枠
にそれぞれ透孔を設け、これらの透孔により室内
外に亘り相互に連通する空気導通路を形成し、該
空気導通路の室外側透孔の上方を覆う雨除け庇を
押え枠の上部に設けたことを特徴とするものであ
る。
(実施例) 以下、この考案を図示実施例に基づいて説明す
る。
第1図〜第3図において、11は建造物の基台
に適宜手段で取付けられる横基枠、12は平行配
置した横基枠11,11間に定間隔で架設された
上方凸状のアーチ枠、13は隣接するアーチ枠1
2,12の頂部間に両端が連結された頂部横枠、
14はこれら横基枠11とアーチ枠12と頂部横
枠13とで囲まれる各面に展装されたポリカーボ
ネート系透明樹脂等からなる透明パネルである。
頂部横枠13は、アルミニウムまたはその合金
の押出型材からなる略角筒状で、両側外面下部に
排水溝15が形成され、上壁部13a上に平行2
条の立ち上げ片13c,13cが突設され、更に
底壁部13dの内面側にビスホール13e,13
eが設けてある。この頂部横枠13の内側各端部
にはコ字状連結金具16が配されており、頂部横
枠13とほぼ同様の断面形状を有するアルミニウ
ムまたはその押出型材からなるアーチ枠12の両
側壁部12a,12aに、連結金具16の基板部
16aを通して取付けボルト17aを挿通してナ
ツト17bを螺着する一方、頂部横枠13の両側
部3b,13bと連結金具16の両側板部16
b,16bを通して取付けボルト18aを挿通し
て袋ナツト18bを螺着することにより、各アー
チ枠12と頂部横枠13とが連結されている。
また頂部横枠13上には、アルミニウムまたは
その合金の押出型材からなり頂部横枠13とほぼ
同じ長さの下部押え枠19が、その下面側に設け
た平行2条の垂下片19a,19aを頂部横枠1
3の立ち上げ片13c,13c間に嵌合した状態
で載置されている。そしてこの下部押え枠19上
には、両側に立ち上げ片20a,20aを有する
と共にその各外側に排水溝20bを備えた上部押
え枠20が重合されており、この上部押え枠20
および下部押え枠19はこれら両者を上方から貫
通して頂部横枠13の上壁部13aに螺着した取
付ねじ21を介して頂部横枠13に固着されてい
る。更に上部押え枠20上には傘形枠22が両側
の雨除け庇部22a,22aの下面に垂設した係
合片22b,22bを上部押え枠20の立ち上げ
片20a,20aの内側に係嵌することにより、
固定されている。尚、上部押え枠20および傘形
枠22は共に、アルミニウムまたはその合金の押
出型材からなり、サンルーム全長にわたる長さを
有している。
透明パネル14は、その周縁において下部押え
枠19の水平張出片19bと頂部横枠13の上壁
部13aとの間でライナー23とコーキング24
とを介して挟持固定されている。尚、アーチ枠1
3上にも上記下部押え枠19と同様の断面形状を
有するアルミニウムまたはその押出型材からなる
押え枠25が取付ねじ26を介して固着されてお
り、透明パネル14をその周縁において上記同様
に挟持固定している。
そして、頂部横枠13の要所には上壁部13a
と底壁部13dの中央上下対向位置にそれぞれ透
孔27aが穿設され、また下部押え枠19および
上部押え枠20の重合部分の中央位置に透孔27
b,27cが穿設され、更に上部押え枠20の両
側立ち上げ片20a,20aにもそれぞれ透孔2
7dが穿設されており、これらの透孔27a,2
7b,27c,27dによつてサンルーム内部と
外部とを連通する空気導通路27が構成されてい
る。この空気導通路27の室内側透孔、すなわち
頂部横枠13の底壁部13dに設けられた透孔2
7aは室内に直接臨んでおり、また室外側透孔、
すなわち上部押え枠20の旅ち上げ片20a,2
0aに設けられた透孔27d,27dは、その上
方側が傘形枠22の両側の雨除け庇部22a,2
2aにて覆われていることにより、雨滴の入り込
みが防止されている。
尚、上記実施例では頂部横枠13、下部押え枠
19、上部押え枠20及び傘形枠22をそれぞれ
別部材としたが、これらの枠材のうち、下部押え
枠19と上部押え部20とはあらかじめ一体形成
されたものでもよく、更にはこれら上下部押え枠
19,20と傘形枠22とが一体形成されたもの
でもよい。またこれら枠材の形状は種々設計変更
可能である。
(考案の特有の効果) この考案に係るサンルーム用天井は、頂部横枠
の底壁部に室内に直接臨む透孔を設け、且つ該頂
部横枠の上壁部及び押え枠にそれぞれ透孔を設
け、これらの透孔により室内外に亘り相互に連通
する空気導通路を形成しているから、日光の照射
による温度上昇によりサンルーム内の空気が膨脹
しても、この膨脹分の空気は上記空気導通路を通
して外部へ排出されて内外の気圧差が解消され、
これによつて透明パネルの破損が未然に防止され
る。
特に、この空気導通路の導入部たる室内側透孔
は天井中央部の最も高所に横たわる頂部横枠に設
けられた透孔であつてしかも当該頂部横枠の底壁
部に設けられて室内に直接臨む透孔であことか
ら、日光照射によりサンルーム内で温度上昇した
天井付近の空気をストレートにこの室内側透孔に
導入させることができて、迅速且つ効果的な排気
を行わせることができる。
また、この空気導通路は、ダクトその他の特別
な配管設備を必要とするものではなく、サンルー
ムの天井を構成する部材たる頂部横枠及び押え枠
を利用してこれらに透孔を設けただけで形成され
るものであるから、施工が非常に簡単且つ容易で
ある。
更に、空気導通路の室外側透孔の上方が雨除け
庇にて覆われているため、該透孔よりサンルーム
内へ雨水が浸入するおそれがない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るサンルーム用天井の実
施例における外観斜視図、第2図はそのアーチ枠
と頂部横枠との連結部分の縦断正面図、第3図は
第2図の−線の断面矢視図、第4図はサンル
ーム天井の従来例の外観斜視図、第5図はそのア
ーチ枠と頂部横枠との連結部分の縦断正面図であ
る。 11……横基枠、12……アーチ枠、13……
頂部横枠、13a……上壁部、13d……底壁
部、14……透明パネル、19……下部押え枠、
20……上部押え枠、22a……雨除け庇部(雨
除け庇)、27……空気導通路、27a,27b,
27c,27d……透孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 頂部横枠を挟んでその両側に透明パネルが横基
    枠とアーチ枠とに亘つて展装されると共に、両側
    の透明パネルの各上端縁が頂部横枠と両側透明パ
    ネルの対向間隙を通して設けた押え枠とで支持さ
    れてなるサンルーム用天井において、頂部横枠の
    底壁部に室内に直接臨む透孔を設け、且つ該頂部
    横枠の上壁部及び押え枠にそれぞれ透孔を設け、
    これらの透孔により室内外に亘り相互に連通する
    空気導通路を形成し、該空気導通路の室外側透孔
    の上方を覆う雨除け庇を押え枠の上部に設けたこ
    とを特徴とするサンルーム用天井。
JP1985028872U 1985-02-27 1985-02-27 Expired JPH0321574Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985028872U JPH0321574Y2 (ja) 1985-02-27 1985-02-27

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JP1985028872U JPH0321574Y2 (ja) 1985-02-27 1985-02-27

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Publication Number Publication Date
JPS61144163U JPS61144163U (ja) 1986-09-05
JPH0321574Y2 true JPH0321574Y2 (ja) 1991-05-10

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JP1985028872U Expired JPH0321574Y2 (ja) 1985-02-27 1985-02-27

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59152325U (ja) * 1983-03-31 1984-10-12 昭和アルミニウム株式会社 補助組立建物
JPS59152014U (ja) * 1983-03-31 1984-10-12 高橋軽工業株式会社 組立車庫等の楝部構造

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Publication number Publication date
JPS61144163U (ja) 1986-09-05

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