JP3796640B2 - ソーラーパネルを備えた建造物構築ユニット - Google Patents

ソーラーパネルを備えた建造物構築ユニット Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、軽量気泡コンクリートパネル又は中空押出成形パネル等とC型鋼にて形成した方形枠状の支持フレームとを結合一体化した壁面構築ユニットの外面に、予めソーラーパネルを固定してなる建造物構築ユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近時、エネルギー節約の観点から、ビルの外壁や屋上にソーラーパネルを設けるケースが多くなってきている。ソーラーパネルは、通常、幅802mm、長さ1200mm、厚さ46mmのパネル状物であり、その重量が12.5kgもあり、これを建造物の壁面に設置固定するに当っては、現在のところ現場施工に頼っているのが現状である。
【0003】
前記現場施工におけるソーラーパネルの設置固定手段は、図9及び図10に示すように、縦桟状の取付下地材20の外面にリップ溝形鋼(以下「C形鋼」という)21をソーラーパネル4の幅寸法よりやや広い823mm間隔にて上下に所要数平行に固定し、上下のC形鋼21、21間を跨ぐようにしてソーラーパネル4を配置して、最下部のソーラーパネル4の下端と最上部のソーラーパネル4の上端を、横断面鉤形の押え金具22を用いて、固定ボルト23と張出翼24を有する固定ナット25によりC形鋼21の上面に圧接固定すると共に、隣接する上下の両ソーラーパネル4、4間には横断面逆凹状の中間押さえ26を用いて前記と同じ固定ボルト23と張出翼24を有する固定ナット25によりC形鋼21の上面に圧接固定している。
【0004】
ソーラーパネル4は、図10に示すように、フロントカバー27の下面に多数のソーラーセル28を配置した状態の方形状のパネル主体29の外周部をアルミニューム製のパネル枠30にて囲われており、このパネル枠30の外周上部には樋31が形成されていて、この樋31に前記鉤形の押え金具22や逆凹状の中間押え26の先端部を嵌め込み、固定ナット25の張出翼24をC形鋼21の内部に納めた状態で固定ボルト23を締め込むことによりソーラーパネル4の外周部をC形鋼21の上面に圧接固定している。
【0005】
本発明者は、軽量気泡コンクリートパネル又は中空押出成形パネル等を方形枠状の支持フレームと結合一体化した壁面構築ユニットを開発(特開平7−166626号公報参照)し、各種建造物に対して広く使用しているが、この壁面構築ユニットに予めソーラーパネルを結合一体化したユニットは本発明者の知るかぎり存在していない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前記現場施工によるソーラーパネル4の壁面への設置は、ソーラーパネル自体が破損しやすく、また、表面に傷がつきやすいものであることからその取り扱いに最大の注意をはらう必要があり、さらに、固定ボルト23と張出翼24を有する固定ナット25により押え金具22や中間押え26にてソーラーパネル4の外周部を固定する作業は大変面倒なものである。
【0007】
一方、前記方形枠状の支持フレームと結合一体化した壁面構築ユニットにより形成した壁面の外表面にソーラーパネル4を固定することは、壁面構築ユニットの最外面が軽量気泡コンクリートパネルや中空押出成形パネルであるためネジ孔が設けられず不可能である。
【0008】
本発明は、かかる問題点の解決を課題とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、本発明者が開発した前記公報に記載されている壁面構築ユニットの構成に改良を加えると共に該壁面構築ユニットの外表面にソーラーパネル4を予め工場にて一体的に固定しておくことにより、壁面の構築とソーラーパネルの設置を同時に行えるようにしたものである。
【0010】
すなわち、本発明の第1は、C型鋼にて形成した方形枠状の支持フレーム1の外面に該支持フレーム1と同じ大きさの方形状の断熱パネル2を設けると共に該断熱パネル2の外面外周部に溝型鋼による中間支持枠3を方形枠状に設け、該中間支持枠3の外面に取付金物5によりソーラーパネル4の外周部を固定すると共に前記支持フレーム1に固定金具7を設けたことを特徴とするソーラーパネルを備えた建造物構築ユニットである。
【0011】
本発明の第2は、C型鋼にて形成した大きな方形枠状の支持フレーム1aの内部に複数の補強桟1bによりソーラーパネル4とほぼ同じ大きさの方形枠を複数形成し、該支持フレーム1aの外面に方形状の断熱パネル2を介して該断熱パネル外面の前記支持フレーム1a及び補強桟1bと対応する位置に溝型鋼による中間支持枠3を設け、該中間支持枠3の外面に取付金物5により複数のソーラーパネル4の外周部を固定すると共に前記支持フレーム1aに固定金具7を設けたことを特徴とするソーラーパネルを備えた建造物構築ユニットである。
【0012】
本発明の第3は、C型鋼にて形成した方形枠状の支持フレーム1の外面に取付金物5によりソーラーパネル4の外周部を固定すると共に該支持フレーム1の内面に支持フレーム1と同じ大きさの方形状の断熱パネル2を設け、前記支持フレーム1にボルト孔7aを有する固定金具7を支持フレーム1の内面と面一に設けると共に前記断熱パネル2の前記ボルト孔7aと対応する位置に貫通孔2bを設けたことを特徴とするソーラーパネルを備えた建造物構築ユニットである。
【0013】
本発明の第4は、C型鋼にて形成した大きな方形枠状の支持フレーム1aの内部に複数の補強桟1bによりソーラーパネル4とほぼ同じ大きさの方形枠を複数形成し、該支持フレーム1aと補強桟1bの外面に取付金物5により複数のソーラーパネル4の外周部を固定すると共に該支持フレーム1aの内面に方形状の断熱パネル2を設け、前記支持フレーム1aにボルト孔7aを有する固定金具7を該支持フレーム1aの内面と面一に設けると共に前記断熱パネル2の前記ボルト孔7aと対応する位置に貫通孔2bを設けたことを特徴とするソーラーパネルを備えた建造物構築ユニットである。
【0014】
本発明の第5は、前記第1又は第3の発明において、中間支持枠3の外面が、垂直な取付下地材15への支持フレーム1の取付状態において、上向きの傾斜状に形成されているソーラーパネルを備えた建造物構築ユニットである。
【0015】
【発明の実施の形態】
実施の形態1:
以下、本発明に係るソーラーパネルを一体的に備えた建造物構築ユニット(以下「建造物構築ユニット」という)の実施の形態を図に基づき説明する。
【0016】
図1は、本発明における建造物構築ユニットの断面図であり、この建造物構築ユニットは、1枚のソーラーパネル4の寸法よりやや大きなC型鋼(リップ溝形鋼)にて形成された方形枠状の支持フレーム1の外面に、該支持フレーム1と同じ大きさの断熱パネル2(軽量気泡コンクリート製)を設けると共に該断熱パネル2の外面外周部に、側面に複数の通気孔3aを備えた溝型鋼による中間支持枠3を該溝型鋼の開口部を外方に向けて方形枠状に設け、これら支持フレーム1、断熱パネル2及び中間支持枠3をねじ釘3bにより固定一体化し、該中間支持枠3の外面にソーラーパネル4(太陽電池モジュール:商品名・形名:NT51EM6・シャープ株式会社製)を配置して該ソーラーパネル4の外周部を取付金物5により締め付け固定したものであり、支持フレーム1の内周部四隅にL型鋼によるボルト孔7aを有する固定金具7を該支持フレーム1の内面と面一に設けたものである。
【0017】
なお、断熱パネル2の外面には中間支持枠3を設ける前に防水塗装2aが施されている。
【0018】
ソーラーパネル4を中間支持枠3の外面に固定する手段は、図1に示すように、中間支持枠3の外面でソーラーパネル4の外側にボルト締めにて固定した横断面溝型の長尺状のガイド金物5aと、該ガイド金物5aの上面にソーラーパネル外周上部の樋49の上面に張り出させてビス止めにて固定し得る横断面逆L型の長尺状の押え金物5bからなる取付金物5によっているが、この手段に限定されるものではない。
【0019】
なお、図中3aは、中間支持枠3の側面に設けた複数の通気孔で、最外面のソーラーパネル4を介して内部に伝わる熱を逃がすためのものである。
【0020】
前記実施の形態において中間支持枠3を溝型鋼により構成しているのは、ソーラーパネル4を配置する際に位置決めガイドとなるガイド金物5aのボルト締めによる固定を容易にするためと、市販品から容易かつ安価に入手できるためであるが、この中間支持枠3の形態についても図示例のものに限定されるものではない。
【0021】
実施の形態2:
図2、図3は、本発明における1つの大きな方形枠状の支持フレームにソーラーパネルを複数枚固定した建造物構築ユニットの一部切欠斜視図とソーラーパネル隣接部の断面図であり、この建造物構築ユニットは、C型鋼にて形成された大きな方形枠状の支持フレーム1aの内部に複数の角パイプによる補強桟1bを縦横に設けてソーラーパネル4とほぼ同じ大きさの方形枠を複数形成し、該支持フレーム1aの外面に方形状の複数の断熱パネル2を介して該断熱パネル外面の前記支持フレーム1a及び補強桟1bと対応する位置に溝型鋼による中間支持枠3を設け、該中間支持枠3の外面に取付金物5により複数のソーラーパネル4(実施の形態1で使用したものと同じソーラーパネルを複数枚使用)の外周部を固定すると共に隣接するソーラーパネル4、4の間隙部にシール9を設け、支持フレーム内周部の四隅とその他適宜な位置にL型鋼によるボルト孔7aを有する固定金具7を該支持フレーム1aの内面と面一に設けたものである。
【0022】
なお、図中1Cは支持フレーム1aの内部に配置された中間桟で、必要により設けられるものである。
【0023】
図2、図3におけるC部は、前記ソーラーパネルを複数枚固定した支持フレーム1a、1a間の隣接部分を示すもので、断熱パネル2、2の間隙部にガスケット8を設けると共に外表面のソーラーパネル4、4の間隙部にもシール9を設けて外部からの雨水が内部に浸入しないように構成されているが、この間隙部におけるシール手段は図示例のものに限定されるものではない。
【0024】
実施の形態3:
図4は、本発明における他の建造物構築ユニットの断面図であり、この建造物構築ユニットは、C型鋼にて形成された1枚のソーラーパネル4よりやや大きな方形枠状の支持フレーム1の外面に、取付金物5によりソーラーパネル4(実施の形態1で使用したものと同じもの)の外周部を固定すると共に該支持フレーム1の内面に、該支持フレーム1と同じ大きさの方形状の断熱パネル2を設け、支持フレーム1の内周部四隅にL型鋼によるボルト孔7aを有する固定金具7を前記支持フレーム1の内面と面一、即ち、断熱パネル2に接して設けると共に断熱パネル2のボルト孔7aと対応する位置に貫通孔2bを設けたものである。
【0025】
なお、この実施の形態においてもC型鋼による支持フレーム1の側面に放熱のための通気孔1dが複数の設けられており、又、断熱パネル2の外面には前記と同様の防水塗装2aが施されたり、防風透湿紙(図示せず)を支持フレーム1との間に介在させてねじ釘3bにて支持フレーム1と断熱パネル2が固定されている。
【0026】
実施の形態4:
図5、図6は、本発明における1つの大きな方形枠状の支持フレームにソーラーパネルを複数枚固定した他の建造物構築ユニットの一部切欠斜視図とソーラーパネル隣接部の断面図であり、この建造物構築ユニットは、C型鋼にて形成された大きな方形枠状の支持フレーム1aの内部に複数の補強桟1bを縦横に設けてソーラーパネル4とほぼ同じ大きさの方形枠を複数形成し、該支持フレーム1a及び補強桟1bの外面に取付金物5により複数のソーラーパネル4(実施の形態1で使用したものと同じソーラーパネルを複数枚使用)の外周部を固定すると共に該支持フレーム1aの内面に方形状の複数の断熱パネル2を設け、支持フレームの内周部の四隅とその他適宜な位置にL型鋼によるボルト孔7aを有する固定金具7を該支持フレーム1aの内面と面一、即ち、断熱パネル2に接してに設けると共に断熱パネル2のボルト孔7aと対応する位置に貫通孔2bを設けたものである。
【0027】
なお、図中1Cは支持フレーム1aの内部に配置された中間桟で、必要により設けられるものである。
【0028】
実施の形態5:
図7は、本発明における他の建造物構築ユニットの縦断側面図であり、この建造物構築ユニットは、前記実施の形態1及び2に示した形態における断熱パネル2とソーラーパネル4の間に介在させた中間支持枠3の形態として、中間支持枠3の外面を垂直な取付下地材15への取付状態において、上向きの傾斜状、即ち、図に示す状態において側面視直角三角形状に形成し、傾斜部の外面にソーラーパネル4を固定したものである。
【0029】
実施の形態6:
図8は、本発明における他の建造物構築ユニットの正面図であり、この建造物構築ユニットは、1つの大きな支持フレーム1aの一部に窓枠11を設けると共にこの窓枠11を挟んでその上下の支持フレーム1aの外面に2枚のソーラーパネル4、4(実施の形態1で使用したものと同じもの)を前記要領にて固定し、その上部と左側縁にタイル12を貼ったもので、この形態のものを1つの建造物構築ユニットとして使用するものである。
【0030】
なお、この形態においては、窓枠11を設ける部分には補強桟1bや中間桟1cを配置せず、タイル12は断熱パネル2の外面に貼着される。
【0031】
前記各実施の形態においては、取付下地材15に設けられた固定ベース金具16への支持フレーム1の取付手段として支持フレーム1に設けた固定金具7を用いた例を示したが、支持フレーム1の内面に直接ボルト孔7aを設けてボルト17とナット18により支持フレーム1を取付下地材15に固定することもでき、また、ボルト17とナット18による固定金具7と固定ベース金具16との固定に際し、ナット18を予め固定金具7の前面に溶接しておいてもよい。
【0032】
〔取り付け要領〕
壁面や屋根への取り付けに際しては、取付下地材15として壁面や屋根を鉄骨により形成し、本発明に係る建造物構築ユニットの支持フレーム1、1aに設けられている固定金具7と対応する位置に固定ベース金具16を設けておく。
【0033】
本発明に係る建造物構築ユニットをクレーンにて吊り上げ、位置調整をして固定金具7のボルト孔7aと固定ベース金具16の取付孔とを合わせ、図1、図3又は図4、図6に示すようにボルト17とナット18により建造物構築ユニットを取付下地材15に固定する。
【0034】
複数の隣接する建造物構築ユニット間については、図2、図3のC部に示すように、断熱パネル2、2間にガスケット8を設けると共にソーラーパネル4、4間にもシール9を施して内部への雨水の浸入を防ぐ。
【0035】
前記要領にて複数の建造物構築ユニットを所定の広さにわたって上下左右に固定することにより、多数のソーラーパネル4を張りめぐらした壁面や屋根が完成する。
【0036】
【発明の効果】
本発明においては、ユニットの加工、組み立てが工場の生産ラインにのせて行えるため、多量生産に適合すると共に品質・精度の高い信頼性に優れた建造物構築ユニットが得られる。
【0037】
また、建造物に対するユニットの設置に際しても、クレーンにて吊り上げた状態で作業者は建造物内からボルト締め等の固定作業が行えるため、建造物の外側に工事用の足場を組む必要がなく、従って、近隣や通行者への迷惑も少なくてすむ。
【0038】
また、図7に示す側面視直角三角形状に形成した建造物構築ユニットにおいては、支持フレームの内面を垂直状の壁面に固定した場合、ソーラーパネルの表面が上向きになるため太陽光を受ける際の熱効率が、垂直状に固定したソーラーパネルの場合より向上する。
【0039】
さらに、工事現場においては、ボルトとナットにより固定金具と固定ベース金具とを締めつけ固定するという単純な作業だけでよいため、熟練作業者を必要としないので経済的である。
【0040】
従って、本発明の産業利用性は非常に大きいと言える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る建造物構築ユニットの横断面図。
【図2】本発明に係る他の形態の建造物構築ユニットの一部切欠斜視図。
【図3】図2のA−A断面図。
【図4】本発明に係る他の形態の建造物構築ユニットの横断面図。
【図5】本発明に係る他の形態の建造物構築ユニットの一部切欠斜視図。
【図6】図5のB−B断面図。
【図7】本発明に係る他の形態の建造物構築ユニットの縦断側面図。
【図8】本発明に係る他の形態の建造物構築ユニットの正面図。
【図9】従来のソーラーパネルの設置固定形態を示す分解斜視図。
【図10】従来のソーラーパネルの設置固定形態を示す横断面図。
【符号の説明】
1 支持フレーム 5b押え金物
2 断熱パネル 7 固定金具
3 中間支持枠 8 ガスケット
3a通気孔 9 シール
3bねじ釘 15 取付下地材
4 ソーラーパネル 16 固定ベース金具
5 取付金物 17 ボルト
5aガイド金物 18 ナット

Claims (7)

  1. C型鋼にて形成した方形枠状の支持フレーム1の外面に該支持フレーム1と同じ大きさの方形状の断熱パネル2を設けると共に該断熱パネル2の外面外周部に溝型鋼による中間支持枠3を方形枠状に設け、該中間支持枠3の外面に取付金物5によりソーラーパネル4の外周部を固定すると共に前記支持フレーム1に固定金具7を設けたことを特徴とするソーラーパネルを備えた建造物構築ユニット。
  2. C型鋼にて形成した大きな方形枠状の支持フレーム1aの内部に複数の補強桟1bによりソーラーパネル4とほぼ同じ大きさの方形枠を複数形成し、該支持フレーム1aの外面に方形状の断熱パネル2を介して該断熱パネル外面の前記支持フレーム1a及び補強桟1bと対応する位置に溝型鋼による中間支持枠3を設け、該中間支持枠3の外面に取付金物5により複数のソーラーパネル4の外周部を固定すると共に前記支持フレーム1aに固定金具7を設けたことを特徴とするソーラーパネルを備えた建造物構築ユニット。
  3. C型鋼にて形成した方形枠状の支持フレーム1の外面に取付金物5によりソーラーパネル4の外周部を固定すると共に該支持フレーム1の内面に支持フレーム1と同じ大きさの方形状の断熱パネル2を設け、前記支持フレーム1にボルト孔7aを有する固定金具7を支持フレーム1の内面と面一に設けると共に前記断熱パネル2の前記ボルト孔7aと対応する位置に貫通孔2bを設けたことを特徴とするソーラーパネルを備えた建造物構築ユニット。
  4. C型鋼にて形成した大きな方形枠状の支持フレーム1aの内部に複数の補強桟1bによりソーラーパネル4とほぼ同じ大きさの方形枠を複数形成し、該支持フレーム1aと補強桟1bの外面に取付金物5により複数のソーラーパネル4の外周部を固定すると共に該支持フレーム1aの内面に方形状の断熱パネル2を設け、前記支持フレーム1aにボルト孔7aを有する固定金具7を該支持フレーム1aの内面と面一に設けると共に前記断熱パネル2の前記ボルト孔7aと対応する位置に貫通孔2bを設けたことを特徴とするソーラーパネルを備えた建造物構築ユニット。
  5. 中間支持枠3の外面が、垂直な取付下地材15への支持フレーム1の取付状態において、上向きの傾斜状に形成されている請求項1又は2記載のソーラーパネルを備えた建造物構築ユニット。
  6. 中間支持枠3が、側面に通気孔3aを備えている請求項1又は2記載のソーラーパネルを備えた建造物構築ユニット。
  7. 支持フレーム1が、側面に通気孔1dを備えている請求項3又は4記載のソーラーパネルを備えた建造物構築ユニット。
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