JPH03211774A - 半導体不揮発性メモリの製造方法 - Google Patents

半導体不揮発性メモリの製造方法

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JPH03211774A
JPH03211774A JP2005783A JP578390A JPH03211774A JP H03211774 A JPH03211774 A JP H03211774A JP 2005783 A JP2005783 A JP 2005783A JP 578390 A JP578390 A JP 578390A JP H03211774 A JPH03211774 A JP H03211774A
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JP
Japan
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film
insulating film
substrate
forming
floating gate
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Application number
JP2005783A
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English (en)
Inventor
Masanori Noda
昌敬 野田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH03211774A publication Critical patent/JPH03211774A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B69/00Erasable-and-programmable ROM [EPROM] devices not provided for in groups H10B41/00 - H10B63/00, e.g. ultraviolet erasable-and-programmable ROM [UVEPROM] devices

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、フローティングゲート上にカップリング絶縁
膜を介してコントロールゲートが積層された構造のメモ
リトランジスタを有する半導体不揮発性メモリの製造方
法に関する。
〔発明の概要〕
本発明は、フローティングゲート上にカップリング絶縁
膜を介してコントロールゲートが積層された構造のメモ
リトランジスタを有し、フローティングゲートとコント
ロールゲートとがメモリトランジスタのチャネル長方向
に自己整合的に形成された半導体不揮発性メモリの製造
方法において、半導体基板上にゲート絶縁膜を介してフ
ローティングゲート形成用の第1の導体膜を形成した後
、この第1の導体膜上にカップリング絶縁膜を介してコ
ントロールゲート形成用の第2の導体膜を形成する工程
と、第2の導体膜上に所定形状のマスク層を形成した後
、このマスク層を用いて第2の導体膜、カップリング絶
縁膜及び第1の導体膜を順次エツチングすることにより
コントロールゲート及びフローティングゲートを形成す
る工程と、半導体基板上に不純物を含有する絶縁膜を形
成する工程と、熱処理を行うことにより絶縁膜中の不純
物を半導体基板中に選択的に拡散させる工程とを具備す
ることによって、半導体不揮発性メモリをダブルセルフ
ァライン方式で製造する場合の製造歩留まりを向上させ
ることができるようにしたものである。
また、第1の導体膜を熱窒化することによりカップリン
グ絶縁膜を形成するようにすることによって、大きなカ
ップリング容量を得ることができ、しかも耐圧が高くM
質も良好なカップリング絶縁膜を形成することができる
〔従来の技術〕
従来、この種の半導体不揮発性メモリとして、E P 
ROM (Erasable and Program
mable ReadOnly Memory)が知ら
れている。近年、このEFROMの高集積化及び書き込
み特性の向上を図るため、その製造方法としては、コン
トロールゲートとフローティングゲートとをメモリトラ
ンジスタのチャネル長方向に自己整合的に形成すること
ができるダブルセルファライン(Double 5el
f Align)方式と呼ばれる方法が一般的に用いら
れている。
第7図はこのダブルセルファライン方式で製造された従
来のEFROMの平面図を示し、第8図は第7図の■−
■線に沿っての断面図である。第7図及び第8図を参照
してダブルセルファライン方式によるEFROMの製造
方法の概略を説明すると次の通りである。すなわち、第
7図及び第8図に示すように、まずp型シリコン(Si
)基板101の表面にフィールド酸化膜102を選択的
に形成して素子間分離を行った後、このフィールド酸化
膜102で囲まれた活性領域の表面にゲート絶縁膜10
3を形成する。次に、−層目の多結晶Si膜(図示せず
)を全面に形成し、この多結晶Si膜に例えばリン(P
)のような不純物をドープして低抵抗化した後、この多
結晶St腹膜上カップリング絶縁膜(図示せず)を形成
する。次に、このカップリング絶縁膜上に後述のフロー
ティングゲートFG′のチャネル幅W方向の幅に等しい
幅のレジストパターン104をリソグラフィーにより形
成する。次に、このレジストパターン104をマスクと
してカップリング絶縁膜及び−層目の多結晶Si膜を順
次エツチングする。次に、二層目の多結晶Si膜を全面
に形成し、この多結晶Si膜に例えばPのような不純物
をドープして低抵抗化した後、この多結晶Si膜上に後
述のコントロールゲー)CG’の形状に対応した形状の
レジストパターン(図示せず)をリソグラフィーにより
形成する。
次に、このレジストパターンをマスクとして例えば反応
性イオンエツチング(RIE)法によりこの二層目の多
結晶Si膜、カップリング絶縁膜及び−層目の多結晶S
i膜を基板表面と垂直方向に順次エツチングする。これ
によって、二層目の多結晶5iW1.から成るコントロ
ールゲートCG′と一層目の多結晶Si膜から成るフロ
ーティングゲートFG’とがチャネル長し方向に自己整
合的に形成される。
次に、レジストパターンを除去した後、コントロールゲ
ー)CG”の上面及び側面並びにフローティングゲート
FG”の側面にSiO□膜のような絶縁膜(図示せず)
を形成する。次に、これらのコントロールゲートCG′
及びフローティングゲートFG′をマスクとしてp型S
i基板101中に例えばヒ素(As)のようなn型不純
物を高濃度にイオン注入する。これによって、例えばn
4型のソ−ス領域105及びドレイン領域106がこれ
らのコントロールゲートCG”及びフローティングゲー
)FC’に対して自己整合的に形成される。
ここで、ソース領域105はソース線を兼用している。
C′はビット線(図示せず)をドレイン領域106にコ
ンタクトさせるためのコンタクトホールを示す。
ところで、良好な書き込み特性を得るためには、上述の
コントロールゲートcc’及びフローティングゲー)F
G′間のカップリング絶縁膜は、大きなカップリング容
量を得ることができ、しかも耐圧が高いことが望ましい
。ここで、大きなカップリング容量を得るためには、膜
厚が小さくかつ誘電率が大きな材料から成るカップリン
グ絶縁膜を用いるのがよい。このような理由により、例
えば設計ルールが〜2μm以下のEPROMにおいては
、カップリング絶縁膜としていわゆる0NO(Oxid
e−Nitride−Oxide)膜が用いられている
なお、特開昭60−145666号公報には、コントロ
ールゲート及びフローティングゲート間のカップリング
絶縁膜を酸化シリコン膜と窒化シリコン膜との二層構造
としたEPROMが開示されている。
〔発明が解決しようとする課題] 上述の従来のダブルセルファライン方式によるEFRO
Mの製造方法においては、第7図に示すレジストパター
ン104をマスクとして一層目の多結晶Si膜をエツチ
ングすることによりこの一層目の多結晶Si膜のチャネ
ル幅W方向の幅をフローティングゲー)FC’と同一幅
にあらかじめ規定しておくことはすでに述べた通りであ
るが、この−層目の多結晶Si膜がエツチング除去され
た部分には薄いゲート絶縁膜103が露出する。この露
出したゲート絶縁膜103は、−層目の多結晶Si膜上
に形成されたカップリング絶縁膜のエツチング時に同時
にエツチング除去されるため、この部分にP型Si基板
101が露出し、次に行われる一層目の多結晶Si膜の
エツチング時にこの部分のP型Si基板101がエツチ
ングされてしまう(第7図において、このp型Si基板
101がエツチングされた領域に斜線を施す)。この結
果、第8図に示すように、p型Si基板101の表面に
段差が形成される。このため、EPROMの高集積化に
伴いソース領域105及びドレイン領域106の接合深
さが小さくなると、ソース線を兼用するソース領域10
5が第8図に示すように段差部で断線してしまい、ある
いは断線には至らない場合でもソース線の抵抗が上昇し
て書き込み特性などの劣化を生じ、これがEFROMを
ダブルセルファライン方式で製造する場合の製造歩留ま
りを低下させる一つの要因であった。
一方、上述のようにカップリング絶縁膜としてONO膜
を用いる場合、その窒化膜、すなわちSi:+Na膜は
低圧CVD (LPCVD)法などにより例えば62’
0℃程度の低温で形成されていたことから、その膜質は
悪く、またフローティングゲートとの界面のトラップ密
度も高かった。このため、設計ルールを〜2μmよりも
さらに小さくする場合には、従来のONO膜では十分な
特性を有するカップリング絶縁膜を得ることは困難であ
った。
従って本発明の目的は、半導体不揮発性メモリをダブル
セルファライン方式で製造する場合の製造歩留まりを向
上させることができる半導体不揮発性メモリの製造方法
を提供することにある。
本発明の他の目的は、大きなカップリング容量を得るこ
とができ、しかも耐圧が高く膜質も良好なカップリング
絶縁膜を形成することができる半導体不揮発性メモリの
製造方法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、フローティング
ゲート(FC)上にカップリング絶縁膜(4)を介して
コントロールゲート(CG)が積層された構造のメモリ
トランジスタを有し、フローティングゲート(FG)と
コントロールゲート(CG)とがメモリトランジスタの
チャネル長方向に自己整合的に形成された半導体不揮発
性メモリの製造方法において、半導体基板(1)上にゲ
ート絶縁膜(3)を介してフローティングゲート(FC
)形成用の第1の導体膜(11)を形成した後、この第
1の導体膜(11)上にカップリング絶縁膜(4)を介
してコントロールゲート(CG)形成用の第2の導体膜
(12)を形成する工程と、第2の導体膜(12)上に
所定形状のマスク層(13)を形成した後、このマスク
層(13)を用いて第2の導体膜(12Lカップリング
絶縁WIJ、(4)及び第1の導体膜(11)を順次エ
ツチングすることによりコントロールゲート(CC)及
びフローティングゲー) (FC)を形成する工程と、
半導体基板(1)上に不純物を含有する絶縁膜(8)を
形成する工程と、熱処理を行うことにより絶縁膜(8)
中の不純物を半導体基板(1)中に選択的に拡散させる
工程とを具備する。
ここで、不純物を含有する絶縁膜(8)としては、例え
ばリンシリケートガラス(PSG)膜やヒ素シリケート
ガラス膜(AsSG)膜などを用いることができる。な
お、不純物を含有する絶縁膜(8)を形成した後にこの
絶縁膜(8)を基板表面と垂直方向にエツチングし、そ
の後に熱処理を行うことにより絶縁膜(8)中の不純物
を半導体基板(1)中に選択的に拡散させるようにして
もよい。
フローティングゲ−1−(FG)形成用の第1の導体膜
(11)としては、例えばPのような不純物がドープさ
れた多結晶Si膜を用いることができる。また、コント
ロールゲー) (CG)形成用の第2の導体膜(12)
としては、例えばPのような不純物がドープされた多結
晶Si膜や、この多結晶S+膜上に高融点金属シリサイ
ド膜を重ねたポリサイド膜などを用いることができる。
フローティングゲート(FC)及びコントロールゲート
(CG)間のカップリング絶縁膜(4)は、好適には第
1の導体膜(11)を熱窒化することにより形成される
〔作用〕
ダブルセルファライン方式でコントロールゲート(CG
)及びフローティングゲート(FG)を形成する場合、
メモリトランジスタのチャネル幅方向の幅があらかじめ
フローティングゲート(FG)と同一幅に規定された第
1の導体膜(11)をエツチングした時にこの第1の導
体膜(11)で覆われていない部分の半導体基板(1)
がエツチングされてこの部分の半導体基板(1)の表面
に段差が形成される。従って、ソース領域(6)及びド
レイン領域(7)の接合深さが小さい場合には、このま
まではソース線の断線、あるいは抵抗の上昇が生じる。
しかし、本発明の半導体不揮発性メモリの製造方法にお
いては、半導体基板(1)上に不純物を含有する絶縁膜
(8)を形成した後、熱処理を行うことによりこの絶縁
膜(8)中の不純物を半導体基板(1)中に選択的に拡
散させるようにしているので、この絶縁膜(8)が直接
接する上述の段差部の部分の半導体基板(1)中に不純
物を選択的に拡散させることができる。
このため、この段差部で断線し、あるいは抵抗が上昇し
ていたソース領域(6)は、絶縁膜(8)からの不純物
の拡散によりこの段差部の上下間で接続され、あるいは
この段差部での抵抗の上昇がなくなる。これによって、
ソース領域(6)及びドレイン領域(7)の接合深さが
小さい場合においてもソース線の断線や抵抗の上昇を防
止することができ、従って半導体不揮発性メモリをダブ
ルセルファライン方式で製造する場合の製造歩留まりを
向上させることができる。
また、第1の導体膜(11)を熱窒化することによりカ
ップリング絶縁膜(4)を形成する場合、ごの熱窒化に
より形成される窒化膜(17)の誘電率は大きく、また
膜厚も小さくすることができる。しかも、この窒化膜(
17)の耐圧は高く、膜質も良好である。これによって
、大きなカップリング容量を得ることができ、しかも耐
圧が高く膜質も良好なカップリング絶縁膜(4)を形成
することができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明
する。以下の実施例は、いずれも本発明をダブルセルフ
ァライン方式によるEFROMの製造に適用した実施例
である。
説明をわかりやすくするため、まずこの実施例によるE
PROMの製造方法により製造されたEPROMの構造
について説明する。
第1図は本発明の一実施例によるEFROMを示す平面
図であり、第2図及び第3図はそれぞれ第1図の■−■
線及び■−■線に沿っての断面図である。
第1図、第2図及び第3図に示すように、この実施例に
よるEPROMにおいては、例えばp型Si基板lの表
面に例えば5in2膜のようなフィールド酸化膜2が選
択的に形成され、これによって素子間分離が行われてい
る。このフィールド酸化膜2で囲まれた活性領域の表面
には、例えばSfO□膜のようなゲート絶縁膜3が形成
されている。FGはフローティングゲートを示す。この
フローティングゲートFGは、例えばPのような不純物
がドープされた一層目の多結晶Si膜から成る。符号4
はカップリング絶縁膜を示す。そして、このカップリン
グ絶縁膜4を介してフローティングゲートFG上にコン
トロールゲートCGが形成されている。このコントロー
ルゲートCGは、メモリトランジスタのチャネル幅W方
向に延在する。このコントロールゲートCGはワード線
でもある。このコントロールゲートCGとフローティン
フケ−)FCとは、メモリトランジスタのチャネル長し
方向に自己整合的に形成されている。このコントロール
ゲートCGは、例えばPのような不純物がドープされた
二層目の多結晶Si膜や、この多結晶Si膜上に例えば
タングステンシリサイド(WSiz )膜のような高融
点金属シリサイド膜を重ねたポリサイド膜により形成す
ることができる。また、コントロールゲートCGの上面
及び側面並びにフローティングゲートFGの側面には、
例えば5iOz膜のような絶縁膜5が形成されている。
一方、p型Si基板1中には、例えばn゛型のソース領
域6及びドレイン領域7がコントロールゲートCG及び
フローティングゲートFCに対して自己整合的に形成さ
れている。そして、これらのコントロールゲートCG、
フローティングゲートFC、ソース領域6及びドレイン
領域7によりメモリトランジスタが形成されている。
符号8は例えばPSG膜やAs5G膜のようなn型不純
物を含有する眉間絶縁膜を示す。なお、第1図において
は、この眉間絶縁膜8の図示は省略されている。また、
符号9はチャネル長し方向に延在するビット線を示す。
このビット線9は、例えばアルミニウム(AI)膜など
から成る。このビット線9は、眉間絶縁膜8及びゲート
絶縁膜3に形成されたコンタクトホールCを通じてドレ
イン領域7にコンタクトしている。
次に、この実施例によるEPROMの製造方法を第1図
、第2図、第3図及び第4図A〜第4図Eを参照しなが
ら説明する。
第1図、第3図及び第41fflAに示すように、まず
p型Si基板1の表面を選択的に熱酸化することにより
フィールド酸化膜2を形成して素子間分離を行った後、
このフィールド酸化膜2で囲まれた活性領域の表面に例
えば熱酸化法によりSiO□膜のようなゲート絶縁膜3
を形成する。次に、CVD法により全面に一層目の多結
晶Si膜を形成し、この多結晶St膜に例えばPのよう
な不純物をドープして低抵抗化した後、この多結晶Si
膜上にカップリング絶縁膜4を形成する。このカップリ
ング絶縁膜4は、例えば−層目の多結晶Si膜を熱酸化
することにより形成されるSiO2膜や、後述のように
この多結晶Si膜を直接熱窒化することにより形成され
るSi3N、膜などである。次に、このカップリング絶
縁膜4上に第1図に示すような形状のレジストパターン
10をリソグラフィーにより形成する。次に、このレジ
ストパターン10をマスクとしてこれらのカップリング
絶縁膜4及び−層目の多結晶Si膜を順次エツチングす
ることにより、この多結晶St膜のチャネル幅W方向の
幅をフローティングゲートFGと同一幅にあらかじめ規
定しておく。第4図Aにおいて、符号11はこのエツチ
ングにより所定形状にパターンニングされた一層目の多
結晶St膜を示す。次に、CVD法により全面に二層目
の多結晶Si膜12を形成した後、この多結晶Si膜1
2に例えばPのような不純物をドープして低抵抗化する
。この後、この二層目の多結晶Si膜12上にコントロ
ールゲートCGの形状に対応した形状のレジストパター
ン13をリソグラフィーにより形成する。
次に、このレジストパターン13をマスクとして例えば
RIE法によりこの二層目の多結晶Si膜12、カップ
リング絶縁膜4及び−層目の多結晶Si膜11を基板表
面と垂直方向に順次エツチングする。これによって、第
1図、第3図及び第4図Bに示すように、二層目の多結
晶Si膜から成るコントロールゲートCGと一層目の多
結晶Si膜から成るフローティングゲートFCとがチャ
ネル長し方向に自己整合的に形成される。この場合、−
層目の多結晶Si膜11のエツチング時に、この−層目
の多結晶Si膜11で覆われていない部分のp型Si基
板1がエツチングされてこの部分のp型Si基板1の表
面に段差が形成される。なお、この段差部以外の部分の
p型Si基板1の表面はゲート絶縁膜3により覆われて
いる。
次に、レジストパターン13を除去した後、第3図及び
第4図Cに示すように、例えば熱酸化法によりコントロ
ールゲートCGの上面及び側面並びにフローティングゲ
ートFGの側面に5iO2liのような絶縁膜5を形成
する。この後、これらのコントロールゲートCG及びフ
ローティングゲー)FCをマスクとしてP型Si基板1
中に例えばAsのようなn型不純物を高濃度にイオン注
入することによって、例えばn+型のソース領域6及び
ドレインeM 域7 ヲコントロールゲートCG及びフ
ローティングゲートFCに対して自己整合的に形成する
。ここで、この段階では、第4図Cに示すように、p型
Si基板1の表面に形成された上述の段差部においてソ
ース線を兼用するソース領域7が断線しているとする。
次に、第3図及び第4図りに示すように、例えばCVD
法により全面にn型不純物を含有する眉間絶縁膜8を形
成する。ここで、この眉間絶縁膜8は、上述の段差部の
側面及び底面の部分でだけp型Si基板1と直接接して
いる。
次に、例えば900〜950℃程度の温度で所定時間熱
処理を行うことにより、眉間絶縁膜8が直接接している
上述の段差部の側面及び底面の部分のp型Si基板1中
にこの眉間絶縁膜8中のn型不純物を拡散させる。これ
によって、第4図已に示すように、この段差部の上下の
ソース領域6同士が接続される。
次に、この眉間絶縁膜8及びゲート絶縁膜3の所定部分
をエツチング除去して、第1図及び第2図に示すように
コンタクトホールCを形成する。
次に、例えばスパッタ法などにより全面にアルミニウム
(^1)膜を形成した後、このAt膜をエツチングによ
り所定形状にパターンニングしてビット線9を形成し、
これによって第1図、第2図及び第3図に示すような目
的とするEPROMを完成させる。
以上のように、この実施例によれば、ダブルセルファラ
イン方式でコントロールゲートCG及びフローティング
ゲートFGをチャネル長し方向に自己整合的に形成し、
これらのコントロールゲー)CG及びフローティングゲ
ートFGに対して自己整合的にソース領域6及びドレイ
ン領域7を形成した後、レジストパターン13を除去し
てから全面にn型不純物を含有する眉間絶縁膜8を形成
し、その後に熱処理を行ってこの眉間絶縁膜8中のn型
不純物をこの眉間絶縁膜8が直接接しているp型St基
板1の段差部の側面及び底面の部分に拡散させるように
しているので、この段差部の上下のソース領域6同士は
この眉間絶縁膜8からのn型不純物の拡散により確実に
接続される。このため、ソース領域6及びドレイン領域
7の接合深さが小さい場合においても、ソース線の断線
が生じたり、抵抗の上昇が生じたりするおそれは全(な
くなる。これによって、EPROMをダブルセルファラ
イン方式で製造する場合の製造歩留まりを向上させるこ
とができる。また、この実施例によるEPROMの製造
方法は、リソグラフィー工程の増加もなく、極めて簡単
である。
次に、本発明の他の実施例について説明する。
この実施例においては、上述の実施例と同様にしてコン
トロールゲートCG及びフローティングゲ−1−FGを
形成し、このコントロールゲートCGの上面及び側面並
びにフローティングゲートFGの側面に絶縁膜5を形成
した後、これらのコントロールゲートCG及びフローテ
ィングゲートFGをマスクとしてp型Si基板1中に例
えばPのようなn型不純物を低濃度にイオン注入する。
これによって、第5図Aに示すように、これらのコント
ロールゲートCG及びフローティングゲートFGに対し
て自己整合的に例えばn−型の半導体領域14.15が
形成される。次に、CVD法によりn型不純物を含有す
る層間絶縁wA8を全面に形成した後、この眉間絶縁膜
8を例えばRIE法により基板表面と垂直方向にエツチ
ングする。これによって、コントロールゲートCG及び
フローティングゲートFGの側面並びにフローティング
ゲ−)FGを形成する際にp型Si基板1の表面に形成
された段差部の側面にだけ眉間絶縁膜8をサイドウオー
ルスペーサ状に残す。
次に、上述の実施例と同様にして例えば900〜950
°C程度の温度で熱処理を行うことにより、サイドウオ
ールスペーサ状に残された眉間絶縁膜8中のn型不純物
をこの層間絶縁膜8が直接接している上述の段差部の側
面及び底面の部分のp型Si基板1中に拡散させる。こ
れによって、この段差部の側面及び底面の部分のp型S
i基板1中に例えばn゛型の半導体領域16が形成され
る。
次に、コントロールゲートCG及びフローティングゲー
トFGの側面にサイドウオールスペーサ状に残された眉
間絶縁膜8をマスクとしてp型Si基板1中に例えばA
sのようなn型不純物を高濃度にイオン注入する。これ
によって、コントロールゲートCG及びフローティング
ゲートFGに対して自己整合的にn゛型のソース領域6
及びドレイン領域7が形成される。ここで、このソース
領域6は、層間絶縁膜8からのn型不純物の拡散により
形成された上述の半導体領域16により上述の段差部の
上下間で接続されている。なお、この半導体領域16は
ソース領域6と一体化して示されている。これらのソー
スelk!R6及びドレイン領域7のうち、コントロー
ルゲートCG及びフローティングゲートFGの側面にサ
イドウオールスペーサ状に残された層間絶縁膜8の下方
の部分には、先に形成されたn−型の半導体領域14.
15から成る低不純物濃度部6a、7aが形成されてい
る。そして、これらのコントロールゲート、フローティ
ングゲートFG、ソース領域6及びドレイン領域により
、L D D (Lightly Doped Dra
in)構造のメモリトランジスタが形成される。
次に、新たに眉間絶縁膜(図示せず)を形成した後、上
述の実施例と同様に工程を進めて、目的とするEFRO
Mを完成させる。
この実施例によれば、メモリトランジスタをLDD構造
とする場合においても、上述の実施例と同様にソース線
の断線、あるいは抵抗の上昇を防止することができ、従
ってEFROMの製造歩留まりを向上させることができ
る。
次に、フローティングゲートFC及びコントロールゲー
)C0間のカップリング絶縁膜4を多結晶Si膜の直接
熱窒化により形成する方法について説明する。
この方法においては、第6図に示すように、CVD法に
より一層目の多結晶Si膜11を全面に形成し、この多
結晶Si膜11に例えばPのような不純物をドープして
低抵抗化した後、この多結晶Si膜11を例えばRT 
N (Rapid Ther+++al Nftrid
atton)法により直接熱窒化してこの多結晶Si膜
12上にカップリング絶縁膜としてのSi、N、膜17
を形成する。この熱窒化は、具体的には、例えばアンモ
ニア(NH3)雰囲気中において例えば1000’−1
150℃程度の温度で例えば数分間行う。なお、この熱
窒化は、N H3以外の雰囲気、例えば窒素(N2)雰
囲気中で行うことも可能である。また、この5isNa
膜17の膜厚は20Å以上に選ばれ、具体的には例えば
120〜150人程度に選ばれる。
このようにしてカップリング絶縁膜としてのS i 3
 N a膜17を形成した後の工程は上述の実施例と同
様である。
以上のようなカップリング絶縁膜の形成方法によれば、
−層目の多結晶Si膜11を直接熱窒化することにより
形成されたSi3N、膜17の誘電率は太き(、また膜
厚も小さくすることができる。
しかも、このSi3N4膜17の耐圧は高く、膜質も良
好である。これによって、大きなカップリング容量を得
ることができ、しかも耐圧が高く膜質も良好なカップリ
ング絶縁膜を形成することができる。
以上、本発明の実施例につき具体的に説明したが、本発
明は、上述の実施例に限定されるものではなく、本発明
の技術的思想に基づ(各種の変形が可能である。
例えば、第6図に示すように熱窒化により一層目の多結
晶Si膜11上にSi、N、膜17を形成した後にこの
Si3N、膜17を熱酸化することによりこの543N
、膜17上に薄いSiO□膜を形成し、これらのSi、
N、膜17及びSiO□膜から成るNO(Nitrid
e−Oxide)膜をカップリング絶縁膜として用いる
ことも可能である。この場合、具体的には、Si、N4
膜17の膜厚は例えば100人程1に選ばれ、このSi
:+N*膜1膜上7上成されるSiO□膜の膜厚は例え
ば20人程度に選ばれる。
〔発明の効果] 以上述べたように、本発明によれば、半導体基板上に形
成された不純物を含有する絶縁膜中の不純物を半導体基
板中に選択的に拡散させるようにしていることから、フ
ローティングゲートを形成するための第1の導体膜のエ
ツチング時にこの第1の導体膜で覆われていない部分の
半導体基板がエツチングされてこの部分に段差が形成さ
れても、不純物を含有する絶縁膜から半導体基板中に拡
散された不純物によりこの段差部でのソース線の断線や
抵抗の上昇を防止することができ、これによって半導体
不揮発性メモリをダブルセルファライン方式で製造する
場合の製造歩留まりを向上させることができる。
また、第1の導体膜を熱窒化することによりカップリン
グ絶縁膜を形成しているので、大へなカップリング容量
を得ることができ、しかも耐圧が高く膜質も良好なカッ
プリング絶縁膜を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例によるEPROMを示す平面
図、第2図は第1図の■−■線に沿っての断面図、第3
図は第1図の■−■線に沿っての断面図、第4図A〜第
4図Eは本発明の一実施例によるEFROMの製造方法
を工程順に説明するための断面図、第5図A〜第5図C
は本発明の他の実施例によるEPROMの製造方法を工
程順に説明するための断面図、第6図はコントロールゲ
ート及びフローティングゲート間のカップリング絶縁膜
の形成方法を説明するための断面図、第7図はダブルセ
ルアライン方式で製造された従来のEFROMを示す平
面図、第8図は第7図の■−■線に沿っての断面図であ
る。 図面における主要な符号の説明 lap型Si基板、 2:フィールド酸化膜、3:ゲー
ト絶縁膜、 4:カップリング絶縁膜、6:ソース領域
、  7:ドレイン領域、  8:層間絶縁膜、 9:
ビット線、  10.13ニレジストパターン、  1
1ニ一層目の多結晶Si膜、12:二層目の多結晶Si
膜、  FG:フローティングゲート、 CG:コント
ロールゲート。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、フローティングゲート上にカップリング絶縁膜を介
    してコントロールゲートが積層された構造のメモリトラ
    ンジスタを有し、上記フローティングゲートと上記コン
    トロールゲートとが上記メモリトランジスタのチャネル
    長方向に自己整合的に形成された半導体不揮発性メモリ
    の製造方法において、 半導体基板上にゲート絶縁膜を介して上記フローティン
    グゲート形成用の第1の導体膜を形成した後、この第1
    の導体膜上に上記カップリング絶縁膜を介して上記コン
    トロールゲート形成用の第2の導体膜を形成する工程と
    、 上記第2の導体膜上に所定形状のマスク層を形成した後
    、このマスク層を用いて上記第2の導体膜、上記カップ
    リング絶縁膜及び上記第1の導体膜を順次エッチングす
    ることにより上記コントロールゲート及び上記フローテ
    ィングゲートを形成する工程と、 上記半導体基板上に不純物を含有する絶縁膜を形成する
    工程と、 熱処理を行うことにより上記絶縁膜中の上記不純物を上
    記半導体基板中に選択的に拡散させる工程とを具備する
    ことを特徴とする半導体不揮発性メモリの製造方法。 2、上記第1の導体膜を熱窒化することにより上記カッ
    プリング絶縁膜を形成するようにしたことを特徴とする
    請求項1記載の半導体不揮発性メモリの製造方法。
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