JPH03205683A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JPH03205683A
JPH03205683A JP2280676A JP28067690A JPH03205683A JP H03205683 A JPH03205683 A JP H03205683A JP 2280676 A JP2280676 A JP 2280676A JP 28067690 A JP28067690 A JP 28067690A JP H03205683 A JPH03205683 A JP H03205683A
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circuit
potential
power supply
supply potential
oscillation
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Akira Ibaraki
茨木 明
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Matsushita Electronics Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、電源電位または接地電位を超える電位を発生
する回路を有する半導体集積回路装置に関する。
(従来の技術) 一般に半導体集積回路装置においては、電源電位を超え
る高電圧を発生する回路や、接地電位を超える低電圧を
発生する回路を組み込むことが多い。例えば、半導体メ
モリ回路においては、メモリ回路へのデータの書き込み
電位として、電源電位より高い電位を与える必要がある
。一方、ラッチアップと呼ばれる異常現象の防止や、浮
遊接合容量を低減するために、半導体集積回路中に基板
電位発生回路を組み込み、この基板電位発生回路から発
生される接地電位より低い電圧を半導体基板に供給する
ことが多い。
第13図は従来の電源電圧以上の高電圧を発生する半導
体集積回路装置のメモリ回路の例を示している。第13
図において、21は発振回路、22はチャージポンプ回
路、23はメモリセルである。第14図は第13図のノ
ードA−Eの電圧波形を示すタイミングチャートである
次に、第13図および第14図に従ってその動作を説明
する。入力端子Aには、一般にRASあるいはチップイ
ネーブル信号と呼ばれるクロック信号が供給される。入
力端子八の電位がハイレベルになると、インバータ11
+1  1−によってMOSトランジスタQ W l 
l Q I lがオンし、インバータIIIによってM
OSトランジスタQ t tがオフする。その結果、出
力端子Bは、MOSトランジスタQ 1 1およびダイ
オードd IIの順方向電位を無視すると、出力端子B
の電位は、電源電位V0。よりMOSトランジスタQ 
s +のしきい値電圧(以下、■,。1という)だけ低
い電圧V0。−VT Q +となる。この電位VCo−
VTQ,が、MOSトランジスタQ j 4とキャパシ
タC33で構成されるメモリセル23に供給される。こ
の時仮にビットライン(BL)の電位が電源電圧■。。
であると、キャパシタ0.3に安定にデータを書き込む
ことができない。そこで発振回路21およびチャージポ
ンプ回路22によって、出力端子Bの電位を電源電位v
cc以上の高電位に昇圧する。
すなわち、入力端子Aの電位がハイレベルになり、それ
によってMOSトランジスタQ.がオンすると、インバ
ータlem〜12.およびMOShランジスタQ.から
なる発振回路が発振動作を開始し、出力ノードCに、電
源電位■。。と接地電位O■の間で変化する発振出力が
得られる。チャージポンプ回路22のノードDの電位は
、発振回路21の停止時には電源電位V。。である。但
し、ダイオードd llの順方向電圧は無視する。この
状態で発振回路21が発振動作を開始し、最初の発振周
期で電源電位■。。がキャパシタC I +を介してノ
ードDに印加されると、ノードDの電位は理想的には電
源電位v0。の2倍、すなわち2V,cまで昇圧される
この電位2V,。は、ダイオードd,.を介してノード
Eに伝えられるため、ノードEの電位も2Vc0となる
。その結果、出力端子Bの電位も、理想的には2V0。
−■,。,まで昇圧される。以下、発振回路2lの発振
周期毎に同様の動作が繰り返され、出力端子Bの電位が
電源電位V0。より高い電位に昇圧されていく。実際に
は、半導体集積回路内の様々なリーク電流のため、昇圧
後の電圧はある一定値で飽和し、最終的に出力端子Bの
電位は第14図のBに示すように、電源電位vccより
高い電位に保たれる。このようにして昇圧された電位を
、メモリセル23のMOSトランジスタQ l 4のゲ
ート電極に印加することにより、キャパシタC..に対
して安定にデータを書き込むことが可能となる。
第15図は従来の接地電位より低い基板電圧を発生する
半導体集積回路装置の例を示すものである。
第16図は第15図のノードx,y,zの電圧波形を示
すタイミングチャートである。
次に、第15図および第16図に従ってその動作を説明
する。ループ状に接続されたインバータj3〜J ss
は自励の発振回路を構成しており、ノードXには第16
図に示すように電源電位V0。と接地電位Ovの間で変
化する発振出力が得られる。キャパシタC.1,ダイオ
ードD tit Dmsはチャージポンプ回路を構成し
ている。今、仮に、ノードYの電位が○Vであったとす
る。ノードXの電位がt源電位■。。になると、キャパ
シタC a l Iを介してノードYの電位も電源電位
V0。になろうとするが、ダイオードD.が導通ずるた
め、ノードYの電位はOvのままである。但し、ダイオ
ードD3.の順方向電位は無視する。このときノードZ
、すなわち半導体基板電位もOvである。次にノードX
の電位が電源電位■。。から接地電位oVに変化すると
、ダイオードD l lが導通し、ノードZの電位を下
げる。その結果、ノードYの電位はーV。。
付近まで低下する。このとき、ダイオードD3,は非導
通であるため、ノードYの電位は−Vo0に保たれてい
る。このため、ダイオードD 1 +を介してノードZ
の電位がOvからほぼ−V0。付近まで降圧される。そ
の後、ノードZの電位は、抵抗γ.に流れるリーク電流
によって、−V0。付近から次第にOVに向って上昇す
るが、その過程で再びノードXの電位がOvに低下する
ため、前述と同様の動作によってノードZの電位も再び
−V0。付近まで引き下げられる。このような動作を繰
り返すことによって、ノードZの電位は接地電位のOv
よりも低い平均電位■6に維持される。この電位■.を
半導体基板に基板電圧として印加することにより、ラッ
チアップの防止や、接合容量の低減による高速化を図る
ことが可能となる。
このように、従来の半導体集積回路装置においては、電
源電位あるいは接地電位を超える電位を発生させ、それ
らの電位を半導体集積回路所定のノードに印加すること
によって動作の安定化や高速化を図っている。
(発明が解決しようとする課題) ところで、半導体集積回路装置の電源電位は、標準の電
源電位(たとえば5V)±10%程度の範囲内に設定さ
れるが、その他に最大定格電圧(たとえば7V)が定め
られており、最大定格電圧内の電源電位が供給されたと
きの動作を保証するのが通例である。具体的には、半導
体集積回路装置の試験時に最大定格電圧に近い電源電圧
を供給したり、半導体集積回路装置を特殊な用途に用い
たときに、最大定格電圧に近い電源電圧を供給すること
がある。更には、何らかの異常動作によって最大定格電
圧に近い電源電圧が半導体集積回路装置に供給されるこ
ともある。
第13図、第15図に示す従来の半導体集積回路装置に
おいて、標準の電源電位(たとえば5V)を超える最大
定格電圧(たとえば7V)に近い電源電位が供給される
と、半導体集積回路装置の信頼性が低下するという問題
がある。
たとえば、第13図において、標準の電源電位(5v)
が供給されている場合は、前述の動作によって出力端子
Bの電位が7V程度まで昇圧されているが、最大定格電
圧(7■)に近い過度の電源電圧が供給されると、同様
の動作によって出力端子Bの電位がIOV近くまで昇圧
されることがある。
このような高電圧がMOSトランジスタQ t aのゲ
ート電極に印加されると、PN接合に強電界が加わり、
動作の安定性が損われる。またゲート酸化膜に強電界が
加わることによってゲート酸化膜が破壊されることもあ
り得る。
また、第15図においても同様の問題が発生する。
その理由は次の通りである。第15図のインバータj 
II〜j,.からなる発振回路の発振出力のパルス幅は
、各インバータJ3,〜J aaにおける遅延時間の総
和によって決まる。各インバータj 11〜j1。
の遅延時間は、電源電位の大きさに依存し、電源電位が
高くなるほどスイッチング速度が上がり、遅延時間が短
くなる。すなわち、発振出力のパルス幅が狭くなり、発
振周波数が高くなる。それに応じて第15図のノードZ
の電位(すなわち基板電位)が低くなる。言いかえれば
、最大定格電圧に近い過度の電源電位が供給されると、
第15図の基板電圧発生回路から半導体基板に印加され
る電圧が一層低くなる。このようにして半導体基板に過
度の低電圧が印加されると、半導体集積回路装置内のM
OSデバイスのPN接合やゲート酸化膜に強電界が加わ
り、ゲート酸化膜破壊等の問題をひき起こす。
本発明はこのような従来の問題を解決する半導体集積回
路装置を提供するものである。
本発明の第1の目的は、電源電位を超える高電圧を発生
する回路を内蔵する半導体集積回路装置において、標準
の電源電位を超える過大な電源電位が外部から供給され
たときに、高電圧を自動的に制御することにある。
本発明の第2の目的は、接地電位を超える低電圧を発生
し、この低電圧を基板電圧として半導体基板に印加する
回路を内蔵する半導体集積回路装置において、標準の電
源電位を超える過大な電源電位が外部から供給されたと
きに、基板電圧を自動的に制御し、半導体基板に極端な
低電圧が印加されるのを防止することにある。
本発明の第3の目的は、電源電位を超える高電圧あるい
は接地電位を超える低電圧を発生する回路を内蔵する半
導体集積回路装置において、標準の電源電位を超える過
大な電源電位が外部から供給されたときに、上記高電圧
および低電圧の絶対値を小さくすることにある。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記目的を達成するため、半導体集積回路装置
は、電源電位と接地電位の間の電圧範囲を超える高電圧
あるいは低電圧を発生する回路と、外部から供給される
電源電位が高くなったときに複数の内部信号間相互の遷
移タイミングの時間差が小さくなるような複数の内部記
号を発生する回路を備え、上記複数の内部信号を用いて
上記高電圧あるいは低電圧の絶対値を小さくするように
構成したものである。
(作 用) したがって、このようにすることにより、標準の電源電
位を超える最大定格電位に近い過大な電源電位が外部か
ら供給されたとき、自動的に高電圧あるいは低電圧の絶
対値を小さくすることができる。その結果、PN接合に
強電界が加わることによる動作不良や、ゲート酸化膜の
破壊等を確実に防止し、半導体集積回路装置に信頼性を
高めることができる。
(実施例) 第1図は本発明の第1の実施例における半導体集積回路
装置の回路を示すものであって、半導体メモリ回路にお
いて、電源電位以上の電位を発生する高電圧発生回路を
示している。第2図は第1図の各ノードの波形を示すタ
イミングチャードである。第1図において、lは発振回
路であってインバータi.〜i.とMOSトランジスタ
Q., Q.からなる。2はチャージポンプ回路であっ
てダイオードd3〜d.と容量C,で構成される。3は
ラッチ回路であってNORゲートR,, R,と容量C
1で構成される。4はメモリセルで容量C.とM○Sト
ランジスタQ4で構成される。
次に、第1図および第2図に従ってその動作を説明する
第1図において、入力端子Aより後段の回路は、第13
図に示した従来の高電圧発生回路と実値的に等価な回路
である。入力端子φ1には、RASあるいはチップイネ
ーブル信号と呼ばれるクロック信号が供給される。入力
端子φ,の電位がハイレベル(すなわち電源電位V0。
)になると、一定時間だけ遅れてインバータ1,の出力
信号φ,がローレベル(O V)に変化する。更にイン
バータi,,  i,によって一定時間(第2図1,)
遅れ、信号φ.がローレベルに変化する。信号φ1とφ
.はNANDゲートA1に供給される。NANDゲート
A1の出力はインバータ1、4によって反転され、ラッ
チ回路3の一方の入力端子にセット信号φ4として供給
される。このセット信号φ.は、第2図に示すようにt
3のパルス幅をもっている。ラッチ回路3の一方の入力
端子に十分なパルス幅t3をもつセット信号φ4が供給
されると、ラッチ回路3がセットされ、NORゲートR
.の出力信号φ.がローレベル、NORゲーhR,の出
力信号φ,がハイレベルに変化する。NORゲートR1
の出力信号、すなわち、ラッチ回路3の出力信号φ,が
ハイレベルになると発振回路1のMOSトランジスタQ
.がオンし、スタンバイ状態となる。
一方、インバータl.の出力信号は、更にインバータ1
,〜11,で遅延され、第2図に示すタイミングでロー
レベルからハイレベル(v0。)に変化し、この信号が
入力端子Aに供給される。
入力端子Aの電位がローレベルからハイレベルに変化す
ると、第13図に示した従来の高電圧発生回路と同様に
、インバータ1,i.によってMOSトランジスタQ.
,Q.がオン、インバータi!によってMOSトランジ
スタQ.がオフし、出力端子Bの電位はV0。−VT,
,となる。一方、MOSトランジスタQ1がオンするこ
とによって(前述の通りMOShランジスタQ.はラッ
チ回路3の出力信号φ,によって既にオンしている)、
インバータ14〜11MOShランジスタQ.. Q.
からなる発振回路1が発振動作を開始し、ノードCには
第2図に示すような発振出力が現われる。
キャパシタC1、ダイオードd,,d,がらなるチャー
ジポンプ回路2のノードDは、従来例と同様に、ノード
Cに現われる発振出力によってポンプアップされ、ノー
ドEの電位を電源電位v0。より高い電位に昇圧する。
その結果、出力端子Bの電位が上昇し、メモリセル4へ
のデータ書き込み動作の安定化を図ることができる。
以上が、入力端子φ1の電位がローレベルからハイレベ
ルに変化したときの動作である。
次に、入力端子φ1の電位がハイレベルからローレベル
に変化したときの動作を説明する。入力端子φ1の電位
がハイレベルからローレベルに変化すると、一定時間遅
れてインバータi,の出力信号φヨがローレベルからハ
イレベルに変化する。
一方、入力端子Aの電位は、入力端子φ.の電位がハイ
レベルからローレベルに変化した後、インバータiヤ〜
111の遅延時間だけ,遅れてハイレベルからローレベ
ルに変化する、信号φ3と入力端子Aの電位は、NAN
DゲートA3の2つの入力端子にそれぞれ供給される。
NANDゲートA,の出力はインバータi11によって
反転され、ラッチ回路3のもう一方の入力端子にリセッ
ト信号φ.とじて供給される。このリセット信号φ.は
、第2図に示すようにt4のパルス幅をもっている。
第2図から明らかなように、リセット信号φ.のパルス
幅t4は、セット信号φ.のパルス幅t3より広くなる
ように設定されている。ラッチ回路3に十分なパルス幅
t.をもつリセット信号φ.が供給されると、NORゲ
ートR1の出力信号φ8がハイレベルに、NORゲート
R3の出力信号φ,がローレベルに変化する。すなわち
、信号φ1がローレベルからハイレベルに変化した後、
t.だけ遅れてラッチ回路3の出力信号φ,がハイレベ
ルからローレベルに変化する。その結果、MOSトラン
ジスタQ.がオフし、発振回路1が停止する。
次に、第1図の光電圧発生回路において、標準の電源電
位を超える過大な電源電位が供給された場合の動作を説
明する。前述のとおり、半導体集積回路装置に標準の電
源電位を超える電源電位が供給されると、ゲート酸化膜
破壊等を引き起こす危険性があるが、第1図の高電圧発
生回路によれば、そのような高電圧を効果的に抑制する
ことができる。その動作を第1図,第3図,第4図によ
って説明する。第3図は最大定格電圧に近い過大な電源
電圧が供給されたときの第1図の各ノードの電圧を示す
タイミングチャートであり、第4図は第1図に示したイ
ンバータの動作を説明するための回路図である。
まず、第4図に従ってインバータの動作を説明する。周
知のようにインバータは、Pチャネル型MOSトランジ
スタQ,とNチャネル型MOSトランジスタQ.とを、
電源電位V0。と接地電位(O V)の間に接続するこ
とによって構成される。
より具体的には、各インバータの出力端子と接地間には
所定の容量値をもつ負荷容量CRが接続されている。こ
こで、仮に入力端子φ,の電位がハイレベルからローレ
ベルに変化すると、Pチャネル型MOSトランジスタQ
rがオン、Nチャネル型MOSトランジスタQNがオフ
し、電源電位v0。からPチャネル型MOSトランジス
タQrおよび負荷容量C1を介して接地電位に電流が流
れる。その結果、インバータ1,の出力端子の電位がロ
ーレベルからハイレベルへ変化する。後段のインバータ
i,,i,等についても同様である。
今、第1図の高電圧発生回路に最大定格電圧に近い過大
な電源電圧が供給されると、その電源電位が第4図の各
インバータi,〜i,の電源端子に供給される。負荷容
量CRの値はほぼ一定であるから、各インバータi,〜
1.の電源端子に通常の電源電位V。0が供給されてい
るときより、電源電位V。。より更に高い電位が供給さ
れたときの方が、Pチャネル型トランジスタQ,を流れ
る電流が大きくなる。その結果、インバータi,のスイ
ッチング動作が速くなり、インバータi,による遅延時
間が短くなる。後段のインバータ1.〜i.についても
同様である。
すなわち、第1図において、電源電位が標準の電流電位
VCCを超えた高電位になると、入力端子φ1の電位が
ローレベルからハイレベルへ変化した後、信号φ,およ
びφ.がハイレベルからローレベルに変化するまでの時
間が短くなる。(第3図におけるt1′が、第2図にお
けるt1より短くなる。)その結果、ラッチ回路3のセ
ット信号φ4のパルス幅(第3図のt.′)も、第2図
におけるパルス幅t3に比べて短くなる。セット信号φ
.のパルス幅t.′が短くなると、ラッチ回路3のNO
Rゲ−トR,の出力信号φ,が、第4図に破線で示すよ
うにローレベルからハイレベルに変化する以前に、NO
RゲートR1の出力信号φ.の電位が第3図に実線で示
すようにハイレベルとなる。このためラッチ回路3の出
力信号φ7は第3図に実線で示すようにローレベルのま
まとなる。その結果、MOSトランジスタQ.がオフし
、発振回路1の動作が停止する。このため、出力端子B
の電位は、第3図に実線で示すように、電源電位V0。
よりもMOSトランジスタQ1のしきい値電圧V7g,
だけ低い電位( V C。一”TQ.)に保たれる。
このようにして、第1図の実施例によれば、標準の電源
電位を超える過大な電源電位が供給されたときは、ラッ
チ回路3の出力信号φ,を利用し?発振回路lの動作を
停止させることにより、出力端子Bの電位が極端に高く
なることを制御することができる。その結果、MOSト
ランジスタQ4のゲート酸化膜等に強電界がかかるのを
抑制し、ゲート酸化膜の破壊等を確実に防止することが
できる。
なお、入力端子φ8の電位がハイレベルからローレベル
に変化した場合にも、インバータi,〜11■の遅延時
間が短いため、第3図のt1およびt4′は第2図のt
.およびt4に比べて短くなる。
しかし、第2図で説明したように、もともとラッチ回路
3のリセット信号φ6のパルス幅t4は、セット信号φ
4のパルス幅t,より長く設定されている。このため、
第3図のリセット信号φ.のバルス幅t.′は、第2図
のt4に比べると短くなるが、ラッチ回路3をリセット
するには十分なパルス幅をもっている。したがってリセ
ット信号φ,のパルス(第3図のt4′)によってラッ
チ回路3がリセットされ、ラッチ回路3の出力信号φ,
がローレベルに変化する。
このようにラッチ回路3のリセット信号φ,のパルス幅
(第2図のt4,第3図のt4′)をセット信号φ4の
パルス幅(第2図のtut第3図のt,′)より長く設
定することは、第1図の高電圧発生回路を安定に動作さ
せるためにきわめて有効な手段である。
すなわち、入力信号φ,がローレベルからハイレベルに
変化し、再びローレベルに復帰するまでの間に電源電位
が最大定格電圧に近い値に変化すると、リセット信号φ
.のパルス幅(第2図の1,)が第3図のt4′のよう
に小さくなる。このため、もし標準の電源電位供給時リ
セット信号φ。のパルス幅(第2図の1,)が小さいと
、過度の電源電位供給時のパルス幅(第3図のt4′)
が極端に小さくなり、ラッチ回路3をリセットすること
ができなくなる場合がある。ラッチ回路3をリセットす
ることができない(すなわち出力信号φ,がハイレベル
のままである)と、次のサイクルまで発振回路1が動作
し続け、出力端子Bの電位が極端に高くなってしまう。
第1図〜第3図に示す実施例においては、このような問
題を解決するために、リセット信号φ.のパルス幅t4
, t,’を、セット信号φ.のバルス幅tut  t
,’より大きく設定し、仮に電源電位が高くなっても、
入力端子φ1の電位がハイレベルからローレベルに変化
した時点で必ずリセットがかかるようにされている。
第5図は本発明の第2の実施例における半導体集積回路
装置を示す回路図である。第5図は接地電位以下の低電
圧を発生する基板電圧発生回路を示している。第6図は
第5図の各ノードの電圧波形を示すタイミングチャート
である。第7図は第5図におけるエンハンスメント型M
OSキャパシタの構造を模式的に示す断面図である。
以下、第5図〜第7図にしたがってその動作を説明する
第5図において、ループ状に接続されたインバータj1
〜J.は自励の発振回路を構成している。
各インバータj1〜j4の出力端子にはエンハンスメン
ト型MOSキャパシタCα〜Cδの一端Fが接続されて
いる。一方、入力端子φ7には、第1図のラッチ回路3
の出力信号φ,が供給される。
信号φ,はインバータj.で反転された後、エンハンス
メント型MOSキャパシタCα〜Cδの他端Gに供給さ
れる。
エンハンスメント型MOSキャパシタCα〜Cδは第7
図に示すように構成されている。第7図において、N型
の半導体基板5の表面領域にはP型の不純物拡散領域6
が形成されており、そのPN接合によってMOSキャパ
シタが構成される。
不純物拡散領域6に隣接する半導体基板5の表面にはゲ
ート酸化膜7およびゲート電極8が形成されている。M
OSキャパシタの一方の端子Fは不純物拡散領域6に接
続され、もう一方の端子Gはゲート電極8に接続されて
いる。
ここで、端子Gが接地電位(OV)であるときには、ゲ
ート酸化膜7の直下の領域9と不純物拡散領域6とが電
気的に導通しない。このためキャパシタとして動作しな
い。一方、端子Gに電源電位(VC。)が印加されると
、ゲート酸化膜7の直下の領域9と不純物拡散領域6が
電気的に導通する。
その結果、端子F,G間に所定の容量が形成される。端
子Gに標準の電源電位(■。。)以上の高電位が印加さ
れると、それに応じて容量値も大きくなる。
第5図の実施例は、このようなエンハンスメント型MO
SキャパシタCα〜Cδを利用することにより、電源電
圧に応じて発振周波数を変化させ、それによって過度の
低電圧が発生するのを制御するものである。
すなわち、低い電源電位で動作しているときには、第1
図に示すラッチ回路3の出力信号φ,がハイレベルであ
る。このためエンハンスメント型MOSキャパシタCα
〜Cδの端子Gにはローレベル(O V)の電位が加え
られる。したがってMOSキャパシタCα〜Cδは、キ
ャパシタとして機能しない。その結果、ノードXには、
第6図の左半分に示すようにインバータJ1〜j.の遅
延時間の合計値で決まるパルス幅の発振出力が得られる
。この発振出力によって、キャパシタC +I +、ダ
イオードD,, D,からなるチャージポンプがボンプ
アップされ、第15図に示した従来例と同様に、ノード
Zには接地電位より低い平均電圧■えが得られる。この
平均電圧VAは基板電圧として半導体基板に印加される
一方、電源電位を超える過大な高電圧が供給されたとき
は、第3図で説明したように、ラッチ回路3の出力信号
φ,はローレベルのままとなる。
このため第5図のMOSキャパシタCα〜Cδの一端G
にはハイレベルの電位が印加される。すると、第7図に
示したゲート酸化膜7の直下の領域9と不純物拡散領域
6とが電気的に導通し(いわゆるデプレツション化され
)、所定の大きさの容量値をもつようになる。MOSキ
ャパシタCα〜Cδが容量値をもつと、発振回路を構成
する各インバータj1〜j.の遅延時間が長くなる。そ
の結果、ノードXに現われる発振出力のパルス幅が第6
図の右半分に示すように大きくなり、発振周波数が低下
する。発振周波数が低下すると、チャージポンプによる
電圧の引下げ能力が低下し、ノードZの電位は、前の平
均電圧VAより高い平均電圧VBとなる。この平均電圧
v8が基板電圧として半導体基板に印加される。
このように、第5図の実施例によれば、標準の電源電位
を超える過大な高電圧が供給されたときに、基板電位が
過度に低くなるのを自動的に抑制することができる。し
たがって、半導体基板に極端な低電圧が加わることによ
る酸化膜破壊等を確実に防止することができる。
なお、エンハンスメント型MOSキャパシタは、ゲート
電極8に加わる電位の大きさに応じて容量値が変化する
。このため、供給される電源電位が高くなればなるほど
容量値が大きくなり、それに応じて発振周波数が低下し
基板電圧も接地電位(O V)に近くなる。したがって
、第5図の実施例によれば、供給される電源電位の大き
さに応じて、常に最適の基板電圧を自動的に発生させる
ことができる。
第8図は本発明の第3の実施例における半導体集積回路
接地を示すものであり、電源電位(vcJを超える高電
圧を発生する回路を示している。第8図の実施例と第1
図の実施例とは、発振回路1の構成が異なっている。第
8図においては、発振回路1を構成する各インバータ1
4〜i.の出力端子にそれぞれエンハンスメント型MO
SキャパシタCα,Cβ,Cγの一端が接続され、ラッ
チ回路3の出力信号φ,がインバータIIBを介して各
MOSキャパシタCα,Cβ,Cγの他端に印加される
このように構成すれば、最大定格電圧に近い過大な電源
電位が供給されたとき、ラッチ回路3の出力信号φ,が
ローレベルになるため、エンハンスメント型MOSキャ
パシタCα,Cβ,Cγの容量値が大きくなる。その結
果、発振回路1の発振周波数が低くなり、出力端子Bの
電位が極端に高くなるのを抑制することができる。
第9図は本発明の第4の実施例における半導体集積回路
装置を示すものであり、電源電位(■。C)を超える高
電圧を発生する回路を示している。第9図の実施例と第
1図の実施例とは、入力信号の加え方が異なっている。
第9図においては、インバータi,〜l.がループ状に
接続され、自励の発振回路を構成しいる。そして入力端
子AにRASあるいはチップイネーブル信号と呼ばれる
クロック信号が直接供給される。
このようにすれば、電源電位が高くなったとき、インバ
ータi,〜1.3のスイッチング速度が高くなり(遅延
時間が短くなり)、発振周波数が高くなる。このため内
部信号φ.,φ.,φ3,φ.の時間差が小さくなり、
ラッチ回路3の出力信号φ,がローレベルのままとなる
。その結果、発振回路1が停止し、電源電位が過度に高
くなるのを抑制することができる。
第10図は本発明の第5の実施例における半導体集積回
路装置を示すものであり、第8図の実施例と第9図の実
施例を組合せたものである。このようにしても本発明の
目的が達せられることは云うまでもない。
第11図は本発明の第6の実施例における半導体集積回
路装置を示すものであり、接地電位より低い基板電圧を
発生する回路を示している。第12図は第11図の各ノ
ードにおける電圧波形を示すタイミングチャートである
第11図の実施例においては、インバータJ1〜jIで
構成される発振回路の一部にMOSトランジスタQ.を
接続し、そのゲート電極に第1図に示したラッチ回路3
の出力信号φ,を加えるようにしたものである。
第11図において、電源電位が低いときは、出力信号φ
ヤがハイレベルであり、MOSトランジスタQ.がオン
であるから、発振回路が動作し、ノードZには第12図
の左半分に示すような平均電圧vAが現われる。
一方、電源電位が高くなると、出力信号φ,がローレベ
ルのままとなる。このため、MOSトランジスタQ.が
オフとなり、発振回路が停止する。
その結果、ノードZ電位は接地電位(OV)となり、半
導体基板に極端な低電圧が加わるのを防止することがで
きる。
なお、以上の実施例ではメモリ回路を例にとったが、本
発明がメモリ回路以外の半導体集積回路装置にも応用で
きることはいうまでもない。
(発明の効果) 本発明は上記実施例から明らかなように、半導体集積回
路装置は、電源電位と接地電位の間の電圧範囲を超える
高電圧あるいは低電圧を発生する回路と、外部から供給
される電源電位が高くなったときに複数の内部信号間相
互の遷移タイミングの時間差が小さくなるような複数の
内部信号を発生する回路を備え、上記複数の内部信号を
用いて上記高電圧あるいは低電圧の絶対値を小さくする
ように構成しているので、標準の電源電位を超える最大
定格電位に近い過大な電源電位が外部から供給されたと
き、自動的に高電圧あるいは低電圧の絶対値を小さくす
ることができる。その結果、PN接合に強電界が加わる
ことによる動作不良やゲート酸化膜の破壊等を確実に防
止し、半導体集積回路装置の信頼性を高めることができ
るという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例における半導体集積回路
装置の回路図、第2図は電源電圧が低いときの第1図の
各ノードの電圧波形を示すタイミングチャート、第3図
は電源電圧が高いときの第1図の各ノードの電圧波形を
示すタイミングチャート、第4図はインバータの動作を
説明するための回路図、第5図は本発明の第2の実施例
における半導体集積回路装置の回路図、第6図は第5図
の各ノードの電圧波形を示すタイミングチャート、第7
図はエンハンスメント型MOSキャパシタの構造を示す
断面図、第8図は本発明の第3の実施例における半導体
集積回路装置の回路図、第9図は本発明の第4の実施例
における半導体集積回路装置の回路図、第10図は本発
明の第5の実施例における半導体集積回路装置の回路図
、第11図は本発明の第6の実施例における半導体集積
回路装置の回路図、第12図は第11図の各ノードの電
圧波形を示すタイミングチャート、第13図は従来の半
導体集積回路装置の回路図、第14図は第13図の各ノ
ードの電圧波形を示すタイミングチャート、第15図は
従来の半導体集積回路装置の回路図、第16図?第15
図の各ノードの電圧波形を示すタイミングチャートであ
る。 1,21・・・発振回路、 2,22・・・チャージポ
ンプ回路、  3・・・ラッチ回路、  4,23・・
・メモリセル、  5・・・半導体基板、6・・・不純
物拡散領域、 7・・・ゲート酸化膜、 8・・・ゲー
ト電極、 9・・・ゲート酸化膜直下の領域、  i,
〜1111  111〜1111  Jl〜J*tjt
+〜J *i”’インバータ、 Q,〜Q#lQII〜
Q 1 4・・・MOSトランジスタ、 QP・・・P
チャネル型MOSトランジスタ、 Q1・・Nチャネル
型MOSトランジスタ、  d,〜dstD++Dt+
d*+〜d * * + D m + t D * *
・・ダイオード、C II  CMI  C@9  c
,,, CJMmV  C■,0.1・・・容量、 C
α,Cl9,Cγ,Cδ・・・エンハンスメントMOS
容量、 A1,A1・・NANDゲート、  R,,R
,・・・NORゲート。 第 2 図 綺■ 第 3 図 ?時閉 第 4 図 ら,↓8,t9−・−イン八′一タ Qp・−・ P九ネb型 MOS トランジスタON・
・− N知′34む型MOS}−ランジスタ第 7 図 F G ザ Y 2 Va:− Vの− 第 12 図 第 13 図 021〜Q24゜゛ MOS}クゾジスタ621〜12
s ...インハ一タ d2+ 〜d23 ・・ダイオード C21,C22... t?童 A ・・・人》嬌} 日  ・・・ 頷p炙1+2r 第 14 図 第 15 図 jz+  〜jzs ・・・インノマータC021・・
・番量 D21,D22・・・ グイオート゛ r2+・・・Jへ机 第 16 図 Vcc 一 Y Vcc 一 2

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電源電位と接地電位の間の電圧範囲を超える電圧
    を発生する第1の回路手段と、 外部から供給される電源電位と接地電位の差が大きくな
    るにつれて、複数の内部信号間相互の遷移タイミングの
    時間差が小さくなるような複数の内部信号を発生する内
    部信号発生手段と、 前記複数の内部信号を用いて前記第1の回路手段が発生
    する電圧の絶対値を小さくする第2の回路手段、 とを備えた半導体集積回路装置。
  2. (2)第1の回路手段が、 接地電位、または接地電位と電源電位の間の接地電位に
    近い第1の電位と、電源電位、または接地電位と電源電
    位の間の電源電位に近い第2の電位の2つの電位状態を
    発生する第1の手段と、前記第1の手段が前記第2の電
    位を発生する状態において電源電位を超える電位を発生
    する第2の手段、 とで構成されていることを特徴とする請求項(1)記載
    の半導体集積回路装置。
  3. (3)第1の回路手段は、発振回路と前記発振回路で駆
    動されるチャージポンプ回路とで構成され、第2の回路
    手段は、前記発振回路を停止させる手段または前記発振
    回路の発振周波数を低下させる手段のうちいずれか一方
    の手段であることを特徴とする請求項(1)記載の半導
    体集積回路装置。
  4. (4)内部信号発生手段を、縦続接続された複数のイン
    バータで構成し、初段のインバータの入力端子に供給さ
    れるクロック信号と、2段目以降のインバータの出力信
    号を内部信号として用いることを特徴とする請求項(1
    )記載の半導体集積回路装置。
  5. (5)内部信号発生手段を、ループ状に接続された複数
    のインバータで構成し、前記複数のインバータの出力信
    号を内部信号として用いることを特徴とする請求項(1
    )記載の半導体集積回路装置。
  6. (6)第2の手段は、発振回路と前記発振回路で駆動さ
    れるチャージポンプ回路で構成され、第2の回路手段は
    、前記発振回路を停止させる手段または前記発振回路の
    発振周波数を低下させる手段のうちいずれか一方の手段
    であることを特徴とする請求項(2)記載の半導体集積
    回路装置。
  7. (7)発振回路の発振周波数を低下させる手段が、ルー
    プ状に接続された複数のインバータの各出力端子にそれ
    ぞれ一端が接続された複徴のエンハンスメント型MOS
    キャパシタと、 前記複数のエンハンスメント型MOSキャパシタの他端
    に制御電圧を印加し、前記複数のエンハンスメント型M
    OSキャパシタの容量値を制御する手段、 とで構成されていることを特徴とする請求項(3)記載
    の半導体集積回路装置。
  8. (8)発振回路の発振周波数を低下させる手段が、ルー
    プ状に接続された複数のインバータの各出力端子にそれ
    ぞれ一端が接続された複数のエンハンスメント型MOS
    キャパシタと、 前記複数のエンハンスメント型MOSキャパシタの他端
    に制御電圧を供給し、前記複数のエンハンスメント型M
    OSキャパシタの容量値を制御する手段、 とで構成されていることを特徴とする請求項(6)記載
    の半導体集積回路装置。
  9. (9)発振回路およびこの発振回路で駆動されるチャー
    ジポンプ回路を含み、電源電位を超える高電圧を発生す
    る高電圧発生手段と、 外部から標準の電源電位を超える過大な電源電位が供給
    されたとき、複数の内部信号間相互の遷移タイミングの
    時間差が小さくなるような複数の内部信号を発生する内
    部信号発生手段と、 外部から前記標準の電源電位が供給されたときには前記
    複数の内部信号によってセットおよびリセットされ、外
    部から前記標準の電源電位を超える過大な電源電位が供
    給されたときには前記複数の内部信号によってはセット
    されずリセットのみされるラッチ回路と、 前記ラッチ回路の出力信号によって前記発振回路を停止
    させるかまたは前記発振回路の発振周波数を低下させる
    かのいずれかを行う手段、 とを備えた半導体集積回路装置。
  10. (10)ラッチ回路のリセット信号のパルス幅を、セッ
    ト信号のパルス幅より大きくしたことを特徴とする請求
    項(9)記載の半導体集積回路装置。
  11. (11)発振回路およびこの発振回路で駆動されるチャ
    ージポンプ回路を含み、接地電位を超える低電位を発生
    する基板電圧発生手段と、 外部から標準の電源電位を超える過大な電源電位が供給
    されたとき、複数の内部信号相互間の遷移タイミングの
    時間差が小さくなるような複数の内部信号を発生する内
    部信号発生手段と、 外部から前記標準の電源電位が供給されたときには前記
    複数の内部信号によってセットおよびリセットされ、外
    部から前記標準の電源電位を超える過大な電源電位が供
    給されたときには前記複数の内部信号によってはセット
    されずリセットのみされるような回路と、 前記ラッチ回路の出力信号によって前記発振回路を停止
    させるかまたは前記発振回路の発振周波数を低下させる
    かのいずれかを行う手段、 とを備えた半導体集積回路装置。
  12. (12)ラッチ回路のリセット信号のパルス幅を、セッ
    ト信号のパルス幅より大きくしたことを特徴とする請求
    項(11)記載の半導体集積回路装置。
  13. (13)発振回路およびこの発振回路で駆動されるチャ
    ージポンプ回路を含み、電源電位を超える高電圧を発生
    する高電圧発生手段と、 発振回路およびこの発振回路で駆動されるチャージポン
    プ回路を含み、接地電位を超える低電圧を発生する基板
    電圧発生手段と、 外部から標準の電源電位を超える過大な電源電位が供給
    されたとき、複数の内部信号間相互の遷移タイミングの
    時間差が小さくなるような複数の内部信号を発生する内
    部信号発生手段と、 外部から前記標準の電源電位が供給されたときには前記
    複数の内部信号によってセットおよびリセットされ、外
    部から前記標準の電源電位を超える過大な電源電位が供
    給されたときには前記複数の内部信号によってはセット
    されずリセットのみされるラッチ回路と、 前記ラッチ回路の出力信号によって前記高電圧発生手段
    および前記基板電圧発生手段の各発振回路を停止させる
    かまたは前記発振回路の発振周波数を低下させるかのい
    ずれかを行う手段、 とを備えた半導体集積回路装置。
  14. (14)ラッチ回路のリセット信号のパルス幅を、セッ
    ト信号のパルス幅より大きくしたことを特徴とする請求
    項(13)記載の半導体集積回路装置。
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