JP2000067578A - 基板バイアス電圧発生回路 - Google Patents

基板バイアス電圧発生回路

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JP2000067578A
JP2000067578A JP11173369A JP17336999A JP2000067578A JP 2000067578 A JP2000067578 A JP 2000067578A JP 11173369 A JP11173369 A JP 11173369A JP 17336999 A JP17336999 A JP 17336999A JP 2000067578 A JP2000067578 A JP 2000067578A
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voltage level
circuit
generating
substrate bias
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JP11173369A
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Kun Ryu
柳勲
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    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M3/00Conversion of dc power input into dc power output
    • H02M3/02Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac
    • H02M3/04Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters
    • H02M3/06Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using resistors or capacitors, e.g. potential divider
    • H02M3/07Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using resistors or capacitors, e.g. potential divider using capacitors charged and discharged alternately by semiconductor devices with control electrode, e.g. charge pumps
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高いポンピング効率を有する半導体装置の基板
バイアス電圧発生回路を提供する。 【解決手段】半導体基板上に形成された半導体装置で使
用するための基板バイアス電圧を発生する回路であっ
て、半導体基板に連結された出力ノードVBBと、電源
電圧レベルVCCより高い電圧レベルVPPの期間を含
む少なくとも1つの矩形波信号を発生する回路120
と、出力ノードVBBに連結され、矩形歯信号によって
出力ノードVBBに電荷をポンピングする電荷ポンプ回
路140とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置に関す
るものであり、より詳しくは半導体メモリ装置の基板バ
イアス電圧発生回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術分野】半導体メモリ装置のうち、ダイナミ
ックランダムアクセスメモリ(dynamic ran
dom access memory:DRAM)が形
成される半導体チップ(semiconductor
chip)には、負の電圧を発生する基板バイアス電圧
(バックバイアス(back−bias)或いは逆バイ
アス(reverse−bias)ともいう)発生回路
(substrate bias voltage g
enerating circuit)が備えられる。
【0003】DRAMが形成される基板に負の電圧が印
加されるとき、得られる幾つの利点は、次の通りであ
る。
【0004】1)金属−酸化物−半導体電界効果トラン
ジスター(Metal−Oxide−Semicond
uctor Field Effect Transi
stor;以後、MOSトランジスターと称する)のボ
ディ効果(body effect)に起因するスレシ
ョルド電圧(threshold voltage)の
変化が最小化される。
【0005】2)パンチスルー電圧(punch−th
rough voltage)が高くなる。
【0006】3)接合キャパシタンス(juntion
capacitance)が減少して動作速度が向上
される。
【0007】4)サブスレショルド電流(sub−th
reshold current)が減少する。
【0008】5)TTL(transistor−tr
ansistor logic)レベルの入力電圧がア
ンダシュート(undershoot)するときに発生
する順方向バイアスが抑制されてアンダシュートのため
半導体チップの損傷が防止される。
【0009】6)DRAMのメモリセルに対するダイナ
ミックリフレッシュ(dynamic refres
h)特性が強化される。
【0010】結果的に、一定な負の電圧で半導体基板を
バイアスする基板バイアス電圧発生回路が半導体チップ
に提供されることによってDRAMの性能が全般的に向
上することは、当業者にとって自明である。
【0011】図1は、従来技術による基板バイアス電圧
発生回路の構成を示すブロック図である。図1を参照す
ると、基板バイアス電圧発生回路1は、発進器(osc
illator)10、クロック信号発生器(cloc
k signal generator)12、電荷ポ
ンプ回路(charge pump circuit)
14、及び検出器(detector)16を含む。
【0012】半導体基板(不図示)に連結された検出器
16からの出力信号ENが発振器10に印加されると
き、発振器10は、所定の周波数を有する発進信号OS
Cを発生する。クロック信号発生器12は、発振器10
から発生された交流信号、即ち発進信号OSCから得ら
れる矩形波信号(rectangular signa
l)、即ちクロック信号を電荷ポンプ回路14に供給す
る。電荷ポンプ回路14は、クロック信号に応じて半導
体基板(不図示)に連結された端子VBBに電荷をポン
ピングする。その結果、基板バイアス電圧VBBは負の
電圧レベル(negative voltage le
vel)になる。
【0013】図2は、図1に示された従来の電荷ポンプ
回路の詳細回路図である。図2に示された電荷ポンプ回
路14は、“CHARGE PUMP CIRCUIT
FOR A SUBSTRATE VOLTAGE
GENERATOR OFA SEMICONDUCT
OR MEMORY DEVICE”という名称で、米
国特許第5、343、088号に掲載されている。図2
の電荷ポンプ回路14に対する動作説明は、米国特許第
5、343、088号に詳細に掲載されているため、そ
の詳細な説明は省略する。図2に示された電荷ポンプ回
路14では、米国特許第5、343、088号に掲載さ
れたように、クロック信号の1サイクルの間に電荷ポン
プ動作を2回行うことによって高い電荷ポンピング効率
を得ることができる。
【0014】米国特許第5、343、088号に掲載さ
れたように、クロック信号CLK1及びCLK2、又は
CLK3及びCLK4が高レベル(例えば、電源電圧V
CC)から低レベル(例えば、接地電圧VSS)に遷移
されるとき、ノードA及びB、又はD及びFの電圧レベ
ルは、−VCCになって、ノードAにゲートが連結され
たPMOSトランジスター42、又はノードFにゲート
が連結されたPMOSトランジスター46がタン−オン
される。その結果、端子VBBの電圧は、(−VCC+
|Vtp|)(Vtpは、PMOSトランジスターのス
レショルド電圧である)まで低くなる。ここで、クロッ
ク信号CLK1及びCLK2は、同一の位相を有する
が、相異なるパルス幅を有する。また、クロック信号C
LK3及びCLK4は同一の位相を有するが、相異なる
パルス幅を有する。そして、クロック信号CLK1及び
CLK2の位相は、クロック信号CLK3及びCLK4
と相補的である。これらの信号の波形は、図3に図示さ
れている。
【0015】MOSトランジスターのスレショルド電圧
がデバイスを形成する物質に大きく左右されるため、ス
レショルド電圧の絶対値大幅に減少させることができな
いことは、当業者には自明である。半導体メモリ装置の
集積度向上に伴って半導体メモリ装置の動作電圧は、徐
々に低くなる傾向にある。しかし、動作電圧が低くなっ
ても、半導体メモリ装置の動作特性は、動作電圧が低く
なる以前の動作特性がそのまま維持されなければならな
い。
【0016】ところが、前述のように、ポンピング動作
が行われた後の端子VBBの電圧は、(−VCC+|V
tp|)以下まで低くなるわけではない。例えば、電源
電圧VCCが5Vであり、PMOSトランジスターのス
レショルド電圧が1Vであるとき、端子VBBは、−4
Vに維持される。VCC=2Vであるときは、端子VB
Bは、−1Vに維持される。即ち、従来の基板バイアス
電圧発生回路1のポンピング効率は、PMOSトランジ
スター42/46のスレショルド電圧に相当する分だけ
低下するという問題がある。低い電源電圧下で、動作す
るDRAM或いは他の種類のメモリ装置において、その
ようなポンピング効率の低下に関する問題は、さらに深
刻になることは自明である。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、高いポンピング効率を有する半導体装置の基板バイ
アス電圧発生回路を提供することである。
【0018】
【課題を解決するための手段】 上述のような目的を達
成するための本発明の1特徴によると、半導体基板上に
素子が形成されてなる半導体装置で使用するための基板
バイアス電圧を発生する回路において、半導体基板に連
結された出力ノードと、電源電圧レベルより高い電圧レ
ベルの期間を含む少なくとも1つの矩形波信号を発生す
る信号発生手段と、出力ノードに連結され、矩形波信号
を利用して出力ノードに電荷をポンピングする電荷ポン
プ回路とを含む。これにより、電荷ポンプ回路のポンプ
効率は、電源電圧レベルが低くなっても改善される。
【0019】この発明の望ましい実施形態において、信
号発生手段は、外部から印加される発振信号に応じて、
電源電圧レベルの矩形波信号を発生する四角波信号発生
器と、矩形波信号の電圧レベルを電源電圧レベルより高
い電圧レベルに変換するレベル変換器とを含む。
【0020】本発明の他の特徴によると、半導体基板上
に素子が形成されてなる半導体メモリ装置で使用するた
めの基板バイアス電圧を発生する回路において、半導体
基板に連結された出力ノードと、外部から印加される発
振信号に応じて、電源電圧レベルの期間を含む少なくと
も1つの矩形波信号を発生する信号発生手段と、矩形波
信号の電圧レベルを電源電圧レベルより高い電圧レベル
に変換する変換手段と、出力ノードに連結されたトラン
ジスターを通して出力ノードからの電荷が供給される端
子を有し、高い電圧レベルの矩形波信号に応じて該トラ
ンジスタを駆動して、該端子から出力ノードに電荷をポ
ンピングする電荷ポンプ回路とを備える。
【0021】この発明の望ましい実施形態において、変
換手段は、レベルシフタ回路を含む。
【0022】この発明の望ましい実施形態において、ト
ランジスターは、PMOSトランジスターを含む。
【0023】この発明の望ましい実施形態において、変
換手段は、電源電圧を使用して内部的に高い電圧を発生
する手段とを含む。
【0024】本発明の更に他の特徴によると、半導体基
板上に素子が形成されてなる半導体装置で使用するため
の基板バイアス電圧を発生する回路において、基板バイ
アス電圧を出力する出力ノードと、外部から印加される
発振信号に応じて、各々が電源電圧レベルを有する第1
乃至第4クロック信号を発生するクロック発生回路と、
出力ノードに連結されたトランジスターを通して出力ノ
ードからの電荷が供給される端子を有し、第1乃至第4
クロック信号に応じて該トランジスタを介して該端子か
ら出力ノードに電荷をポンピングする電荷ポンプ回路と
を備え、クロック発生回路は、少なくとも2つの電圧レ
ベル変換器を含み、各電圧レベル変換器は、第1及び第
4クロック信号のうち該当するクロック信号の電圧レベ
ルを電源電圧よりさらに高い電圧レベルに変換する。
【0025】この発明の望ましい実施形態において、第
1及び第2クロック信号は、同一の位相を有する反面、
相異なるパルス幅を有し、第3及び第4クロック信号
は、同一の位相を有する反面、相異なるパルス幅を有
し、第1及び第2クロック信号の位相は、第3及び第4
クロック信号に相補的なことを特徴とする。
【0026】この発明の望ましい実施形態において、高
い電圧レベルは、電源電圧レベルとトランジスターのス
レショルド電圧との加算値以上である。
【0027】このような装置によって、電荷ポンプ回路
に提供されるクロック信号の高レベルが電源電圧より高
い電圧レベルで維持される。その結果、トランジスタを
介して半導体基板に連結される端子の電圧が負の電源電
圧まで十分に低くなる。
【0028】
【発明の実施の形態】本発明の望ましい第1実施形態に
よるクロック発生回路及び電荷ポンプ回路の詳細回路図
が図4に示されている。図4に示されたクロック発生回
路120は、例えば、図1に示された基板バイアス発生
回路のクロック発生回路12の代わりに使用され得る。
また、図4に示された電荷ポンプ回路140は、図1及
び図2に示された電荷ポンプ回路と同様の構成を有す
る。図4に示されたクロック発生回路120は、前段、
例えば図1の発進器10から提供される発進信号OSC
に応じて第1乃至第4クロック信号CLK1〜CLK4
を発生する。第1及び第2クロック信号CLK1及びC
LK2は同一の位相を有する反面、相異なるパルス幅を
有する。第3及び第4クロック信号CLK3及びCLK
4は、同一の位相を有する反面、相異なるパルス幅を有
する。そして第1及び第2クロック信号CLK1及びC
LK2の位相は、第3及び第4クロック信号CLK3及
びCLK4と相補的である。これに対する波形が図3に
図示されている。
【0029】再び、図4を参照すると、クロック発生回
路120は、発進信号OSCを受けるための入力端子1
59及び第1乃至第4クロック信号CLK1〜CLK4
を各々出力するための出力端子160a、160b、1
60c及び160dを含む。
【0030】また、クロック発生回路120は、入力端
子159に直列連結された7つのインバータ141〜1
47、インバータ141及び147の出力、インバータ
143及び145の出力を各々入力とする2つの2入力
NORゲート148、149を含む。また、クロック発
生回路120は、インバータ141及び147の出力、
インバータ143及び145の出力を各々入力とする2
つの2入力NANDゲート150、151を含む。
【0031】また、クロック発生回路120は、NOR
ゲート148の出力と出力端子160aとの間に連結さ
れた第1レベル変換器174、NORゲート149の出
力と出力端子160bとの間に直列に連結された3つの
インバータ152〜154、NANDゲート150の出
力と出力端子160cとの間に直列に連結された4つの
インバータ155〜158、及びNANDゲート151
の出力と出力端子160dとの間に連結された第2レベ
ル変換器175を含む。
【0032】第1及び第2レベル変換器174及び17
5は、各々、電源電圧VCCレベルを有するNORゲー
ト148の出力、NANDゲート151の出力を各々入
力して、これを電源電圧VCCより高い電圧Vppレベ
ルに変換して、その変換結果として、電圧Vppレベル
を有する第1、第4クロック信号CLK1、CLK4を
対応する出力端子160a、160dに各々出力する。
第2、第3クロック信号CLK2、CLK3の各電圧レ
ベルは、電源電圧VCCレベルを有する。ここで、電源
電圧VCCより高い電圧Vppは、DRAM内部で使用
される高電圧である。
【0033】第1レベル変換器174は、2つのNMO
Sトランジスター161及び163、2つのPMOSト
ランジスター164及び165及び2つのインバータ1
62及び166で構成されている。即ち、第1レベル変
換器174は、この分野でよく知られたレベルシフタ
(level shifter)で構成されている。イ
ンバータ166は、電源として高電圧Vppが提供され
る。第2レベル変換器174は、第1レベル変換器17
4と同一の構成を有するレベルシフタと、電源として高
電圧Vppが提供されるインバータ173で構成され
る。
【0034】前述されたクロック発生回路120におい
て生成される第1乃至第4クロック信号CLK1〜CL
K4は、電荷ポンプ回路140に供給される。電荷ポン
プ回路140は、クロック信号CLK1〜CLK4に応
じて電荷を半導体基板(不図示)に連結された端子VB
Bにポンピングする。これに対する動作が、以後詳細に
説明される。
【0035】本発明の望ましい第1実施形態に係るクロ
ック発生回路120を含む基板バイアス電圧発生回路で
は、例えば、図2の電荷ポンプ回路14と同様の構成を
有する電荷ポンプ回路140を利用する。
【0036】図4に示された回路構成を有するクロック
発生回路120によれば、まず、第1及び第2クロック
信号CLK1及びCLK2が低レベル(例えば、接地電
圧)から高レベルに遷移し、それから所定時間が経過し
た後に、第3及び第4クロック信号CLK3及びCLK
4が高レベルから低レベルに遷移する。本発明の望まし
い実施形態において、第1及び第4クロック信号の高レ
ベルは、従来技術とは異なり、電源電圧より高い電圧V
ppレベルを有する。
【0037】各クロック信号の遷移に応じて、ノードD
及びEは、対応するポンプキャパシタ34及び35によ
って負の電源電圧(−VCC)レベルになり、ノードF
は、対応するポンプキャパシタ36によって負の高電圧
(−Vpp)レベルになる。その結果、PMOSトラン
ジスター41、43、44、及び46は、ターン−オン
される。以前のクロックサイクルの半周期の間に端子V
BBからノードBに流入した電荷は、PMOSトランジ
スター43を通して接地端子に放電される。
【0038】又、端子VBBからの電荷は、ターン−オ
ンされたPMOSトランジスター41を通してノードA
に伝達されるため、ノードAの電圧は接地電圧VSSレ
ベルより高く維持される。従って、PMOSトランジス
ター42は、ターン−オフされ、ノードBは、端子VB
Bと電気的に絶縁される。端子VBBからの電荷は、P
MOSトランジスター44を通してノードCに伝達され
るため、ノードCの電圧は、接地電圧VSSレベルより
高く維持される。従って、PMOSトランジスター47
は、ターン−オフされ、ノードDは端子VBBと電気的
に絶縁される。順に、PMOSトランジスター48は、
ターン−オフされノードEの電圧は負の電源電圧(−V
CC)レベルより高く維持される。
【0039】この時点から、端子VBBからの電荷がP
MOSトランジスター46を通してノードDに伝達され
る。結果的に、半導体基板(不図示)に連結された端子
VBBは、負の電源電圧(−VCC)レベルになる。即
ち、PMOSトランジスター46のゲートに印加される
電圧(ノードFの電圧)が負の高電圧(−Vpp)であ
るため(このとき、PMOSトランジスター46のスレ
ショルド電圧による影響が現れない)、端子VBBから
PMOSトランジスター46を通してノードDに流入す
る電荷が従来よりも多くなる。その結果、基板バイアス
電圧VBBは、従来の基板バイアス電圧発生回路によっ
て得られるそれよりもさらに低い電圧レベル(即ち、P
MOSトランジスターのスレショルド電圧に相応する電
圧レベル分だけ低い電圧レベル)に維持される。
【0040】その後、第3及び第4クロック信号CLK
3及びCLK4が低レベル(例えば、接地電圧)から高
レベルに遷移し、所定時間が経過した後に、第1及び第
2クロック信号CLK1及びCLK2が高レベルから低
レベルに遷移する。前述のように、各クロック信号の高
レベルは、電源電圧(従来の場合)より高い電圧(Vp
p)レベルを有する。
【0041】このとき、ノードB及びCは、対応するポ
ンプキャパシタ32及び33によって負の電源電圧(−
VCC)になり、ノードAは、対応するポンプキャパシ
タ31によって負の高電圧−VppになってPMOSト
ランジスター42、45、47、そして48はターン−
オンされる。このとき、以前のクロックサイクルの半周
期の間に端子VBBからノードDに流入した電荷は、P
MOSトランジスター47を通して接地端子に放電され
る。
【0042】又、端子VBBからの電荷は、PMOSト
ランジスター45を通してノードFに伝達されるため、
ノードFの電圧は、接地電圧(VSS)レベルより高く
維持される。従って、PMOSトランジスター46は、
ターン−オフされ、Dは端子VBBと電気的に絶縁され
る。端子VBBからの電荷は、PMOSトランジスター
48を通してノードEに伝達されるため、ノードEの電
圧は、接地電圧VSSレベルより高く維持される。従っ
て、PMOSトランジスター44は、ノードCの電圧レ
ベルが負の電源電圧−VCCレベルより高く維持される
ようにターン−オフされる。
【0043】この時点から、端子VBBからの電荷がP
MOSトランジスター42を通してノードBに伝達され
る。結果的に、半導体基板(不図示)に連結された端子
VBBは負の電源電圧(−VCC)レベルになる。即
ち、PMOSトランジスター42のゲートに印加される
電圧(ノードAの電圧)が負の高電圧(−Vpp)であ
るため(このとき、PMOSトランジスター42のスレ
ショルド電圧に影響が現れない)、端子VBBからPM
OSトランジスター42を通してノードBに流入される
電荷が従来よりも多くなる。その結果、基板バイアス電
圧VBBは、従来の基板バイアス電圧発生回路によって
得られるそれよりもさらに低い電圧レベル(即ち、PM
OSトランジスター42のスレショルド電圧に相応する
電圧レベル分だけ低い電圧レベル)に維持される。
【0044】例えば、電源電圧VCCが2Vであり、高
電圧Vppが3.2Vであると仮定する。図5は、この
ような仮定の下における本発明の実施形態の効果を示す
図である。なお、従来技術による基板バイアス電圧はV
BB(Prior Art)であり、本実施形態による
基板バイアス電圧はVBB(Present Inve
ntion)である。第1及び第4クロック信号CLK
1及びCLK4の高レベルが電源電圧VCCレベルであ
るときに得られる従来の基板バイアス電圧VBBレベル
は、図5に示されたように、電源電圧VCCより高い電
圧レベルであるとき得られる本実施形態の基板バイアス
電圧VBBより高い。即ち、本発明の実施形態による基
板バイアス電圧発生回路によって得られる基板バイアス
VBBレベルは、ほぼ負の電源電圧(−VCC)と等し
い電圧まで低くなり、電荷ポンプ効率が向上しているこ
とが理解される。
【0045】図6は、本発明の望ましい第2実施形態に
よるクロック発生回路の詳細回路図である。図6におい
て、図4の構成要素と同一機能の構成要素は同一の参照
番号で表記され、それに対する説明は省略される。
【0046】第2実施形態によるクロック発生回路も第
1実施形態と同一の原理を適用して構成される。即ち、
第2実施形態においても、第1及び第4クロック信号C
LK1及びCLK4の高レベルを電源電圧VCCの代わ
りに電源電圧VCCより高い電圧Vppレベルに変換す
る。第2実施形態が第1実施形態と違う点は、第2実施
形態では、クロック発生回路120の内部で高電圧を発
生するための回路として、この分野で一般に使用される
第1及び第2レベル変換器174’及び175’を利用
したポンピング方式(pumping scheme)
が適用されることである。なお、第2実施形態の電荷ポ
ンピング動作が第1実施形態のそれと同一であるため、
図6のクロック発生回路及び電荷ポンプ回路に対する動
作説明は省略する。
【0047】以上のように、クロック発生回路の内部或
いは電荷ポンプ回路の前段に少なくとも1つのレベル変
換器を設け、これにより電荷ポンプ回路を駆動するため
の少なくとも1つのクロック信号を、電源電圧よりも高
いレベルの高電圧レベルとすることが好ましい。これに
より、例えば、電荷ポンプ回路内のPMOSトランジス
ター42及び46のスレショルド電圧を変更することな
く、半導体装置の基板に連結される端子の電圧をほぼ負
の電源電圧レベルまで十分に低くすることができる。
【0048】以上のように、本発明の望ましい実施形態
によれば、電荷ポンプ効率が改善され、例えば、基板バ
イアス電圧を、低い電源電圧(例えば2V)下で要求さ
れる電圧レベルに一定に維持することができる。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、ポンピング効率を高め
ることにより、基板バイアス電圧を低くすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術による基板バイアス電圧発生回路の構
成を示すブロック図である。
【図2】図1に示された電荷ポンプ回路の詳細回路図で
ある。
【図3】図2のクロック信号のタイミングを示す図面で
ある。
【図4】本発明の望ましい第1実施形態による基板バイ
アス電圧発生回路の詳細回路図である。
【図5】本発明の望ましい実施形態の基板バイアス電圧
発生回路による基板バイアス電圧の変化と従来技術によ
る基板バイアス電圧の変化とを比較した図である。
【図6】本発明の望ましい第2実施形態による基板バイ
アス電圧発生回路の詳細回路図である。
【符号の説明】
1 基板バイアス電圧発生回路 10 発振器 12、120 クロック発生回路 14、140 電荷ポンプ回路 16 検出器

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に素子が形成されてなる半
    導体装置で使用するための基板バイアス電圧を発生する
    基板バイアス電圧発生回路において、 前記半導体基板に連結された出力ノードと、 電源電圧レベルより高い電圧レベルの期間を含む少なく
    とも1つの矩形波信号を発生する信号発生手段と、 前記出力ノードに連結され、前記矩形波信号を利用して
    前記出力ノードに電荷をポンピングする電荷ポンプ回路
    とを備え、 前記電荷ポンプ回路のポンプ効率は、前記電源電圧レベ
    ルが低くなっても改善されることを特徴とする基板バイ
    アス電圧発生回路。
  2. 【請求項2】 前記信号発生手段は、 外部から印加される発振信号に応じて、前記電源電圧レ
    ベルの矩形波信号を発生する矩形波信号発生器と、 前記矩形波信号の電圧レベルを前記電源電圧レベルより
    高い電圧レベルに変換するレベル変換器と、 を含むことを特徴とする請求項1に記載の基板バイアス
    電圧発生回路。
  3. 【請求項3】 半導体基板上に素子が形成されてなる半
    導体メモリ装置で使用するための基板バイアス電圧を発
    生する基板バイアス電圧発生回路において、 前記半導体基板に連結された出力ノードと、 外部から印加される発振信号に応じて、電源電圧レベル
    の期間を含む少なくとも1つの矩形波信号を発生する信
    号発生手段と、 前記矩形波信号の電圧レベルを前記電源電圧レベルより
    高い電圧レベルに変換する変換手段と、 前記出力ノードに連結されたトランジスターを通して前
    記出力ノードからの電荷が供給される端子を有し、前記
    変換手段によって電圧レベルが高められた矩形波信号に
    応じて前記トランジスタを駆動して、前記端子から前記
    出力ノードに電荷をポンピングする電荷ポンプ回路と、 を備えることを特徴とする基板バイアス電圧発生回路。
  4. 【請求項4】 前記変換手段は、レベルシフタ回路を含
    むことを特徴とする請求項3に記載の基板バイアス発生
    回路。
  5. 【請求項5】 前記トランジスターは、PMOSトラン
    ジスターを含むことを特徴とする請求項3に記載の基板
    バイアス発生回路。
  6. 【請求項6】 前記変換手段は、前記電源電圧を使用し
    て内部的に前記高い電圧レベルの電圧を発生する手段を
    含むことを特徴とする請求項3に記載の基板バイアス電
    圧発生回路。
  7. 【請求項7】 半導体基板上に素子が形成されてなる半
    導体装置で使用するための基板バイアス電圧を発生する
    基板バイアス電圧発生回路において、 前記基板バイアス電圧を出力する出力ノードと、 外部から印加される発振信号に応じて、各々が電源電圧
    レベルの期間を有する第1乃至第4クロック信号を発生
    するクロック発生回路と、 前記出力ノードに連結されたトランジスターを通して前
    記出力ノードからの電荷が供給される端子を有し、前記
    第1乃至第4クロック信号に応じて、前記トランジスタ
    を通して前記端子から前記出力ノードに電荷をポンピン
    グする電荷ポンプ回路とを含み、 前記クロック発生回路は、少なくとも2つの電圧レベル
    変換器を含み、前記各電圧レベル変換器は、前記第1及
    び第4クロック信号のうち該当するクロック信号を電圧
    レベルを前記電源電圧より高い電圧レベルに変換するこ
    とを特徴とする回路。
  8. 【請求項8】 前記第1及び第2クロック信号は、同一
    の位相を有する反面、相異なるパルス幅を有し、前記第
    3及び第4クロック信号は、同一の位相を有する反面、
    相異なるパルス幅を有し、前記第1及び第2クロック信
    号の位相は、前記第3及び第4クロック信号に相補的な
    ことを特徴とする請求項7に記載の回路。
  9. 【請求項9】 前記高い電圧レベルは、前記電源電圧レ
    ベルと前記トランジスターのスレショルド電圧との加算
    値以上であることを特徴とする請求項7に記載の回路。
JP11173369A 1998-06-19 1999-06-18 基板バイアス電圧発生回路 Pending JP2000067578A (ja)

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