JPH0319798B2 - - Google Patents
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- JPH0319798B2 JPH0319798B2 JP62036392A JP3639287A JPH0319798B2 JP H0319798 B2 JPH0319798 B2 JP H0319798B2 JP 62036392 A JP62036392 A JP 62036392A JP 3639287 A JP3639287 A JP 3639287A JP H0319798 B2 JPH0319798 B2 JP H0319798B2
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- JP
- Japan
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- fastener
- sewing
- flap
- sewn
- outer material
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- 238000009958 sewing Methods 0.000 claims description 54
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 16
- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims description 12
- 239000000463 material Substances 0.000 description 27
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D05—SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
- D05B—SEWING
- D05B3/00—Sewing apparatus or machines with mechanism for lateral movement of the needle or the work or both for making ornamental pattern seams, for sewing buttonholes, for reinforcing openings, or for fastening articles, e.g. buttons, by sewing
- D05B3/12—Sewing apparatus or machines with mechanism for lateral movement of the needle or the work or both for making ornamental pattern seams, for sewing buttonholes, for reinforcing openings, or for fastening articles, e.g. buttons, by sewing for fastening articles by sewing
- D05B3/18—Sewing apparatus or machines with mechanism for lateral movement of the needle or the work or both for making ornamental pattern seams, for sewing buttonholes, for reinforcing openings, or for fastening articles, e.g. buttons, by sewing for fastening articles by sewing hooks or eyelets
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A41—WEARING APPAREL
- A41H—APPLIANCES OR METHODS FOR MAKING CLOTHES, e.g. FOR DRESS-MAKING OR FOR TAILORING, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- A41H37/00—Machines, appliances or methods for setting fastener-elements on garments
- A41H37/06—Setting slide or glide fastener elements
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、フアスナー上面をフラツプで覆わ
れたフアスナー縫着方法に関するものである。
れたフアスナー縫着方法に関するものである。
[従来の技術]
主として、スカートやズボン等に取り付けられ
たフアスナーは、その上面を被縫着生地の一端に
形成したフラツプにて覆うようになつている。
たフアスナーは、その上面を被縫着生地の一端に
形成したフラツプにて覆うようになつている。
このようなフラツプ付き被縫着生地へのフアス
ナーの縫着は、従来、第5図および第6図に示す
手順にて行なつていた。
ナーの縫着は、従来、第5図および第6図に示す
手順にて行なつていた。
すなわち、第5図A,Bに示すように、フアス
ナーFはスライダーFSと2本のフアスナーテー
プFT1,FT2を有し、その基端を連結端部FT12
としている。フアスナーテープFT1にはフラツプ
WfをフアスナーF上面に配置するように表地W1
(フラツプ付被縫着生地)に重合し、フアスナー
テープFT2には表地W2を重合する。
ナーFはスライダーFSと2本のフアスナーテー
プFT1,FT2を有し、その基端を連結端部FT12
としている。フアスナーテープFT1にはフラツプ
WfをフアスナーF上面に配置するように表地W1
(フラツプ付被縫着生地)に重合し、フアスナー
テープFT2には表地W2を重合する。
次に、第6図に示すように両ワーク(フアスナ
ーFおよび表地W)をミシンテーブルMt上に載
置し、ミシンMを駆動させてフアスナーFの一方
のテープ部FT1と表地W1のフラツプ部Wfとを直
線的に縫着してゆく(第6図B参照)。そして、
テープ部FT1とFT2の連結端部FT12まで縫着し
た後は、一旦、ミシンMを停止させ、針Nを下降
させた状態で、表地WおよびフアスナーFを第6
図Cの矢符aに示す方向に90度回転させて、再度
ミシンMを駆動させ、連結端部FT12とフラツプ
Wfのフアスナー縫着端部Wfaを横方向に縫いミ
シンMを停止させる。ここで、針Nを下降させた
状態でフアスナーFおよび表地Wを第6図Dの矢
符bに示す方向に90度回転させる。そして、フラ
ツプ部Wfをめくり、表地W1のフラツプ部Wfの
下面に位置しているテープ部FT2と表地W2との
重合部分を露出させ、直線的に縫着してゆき(第
6図E参照)、表地W2の先端部に達した時点でミ
シンMを停止させ、糸切りを行なつて、縫着を完
了する(第6図F参照)。
ーFおよび表地W)をミシンテーブルMt上に載
置し、ミシンMを駆動させてフアスナーFの一方
のテープ部FT1と表地W1のフラツプ部Wfとを直
線的に縫着してゆく(第6図B参照)。そして、
テープ部FT1とFT2の連結端部FT12まで縫着し
た後は、一旦、ミシンMを停止させ、針Nを下降
させた状態で、表地WおよびフアスナーFを第6
図Cの矢符aに示す方向に90度回転させて、再度
ミシンMを駆動させ、連結端部FT12とフラツプ
Wfのフアスナー縫着端部Wfaを横方向に縫いミ
シンMを停止させる。ここで、針Nを下降させた
状態でフアスナーFおよび表地Wを第6図Dの矢
符bに示す方向に90度回転させる。そして、フラ
ツプ部Wfをめくり、表地W1のフラツプ部Wfの
下面に位置しているテープ部FT2と表地W2との
重合部分を露出させ、直線的に縫着してゆき(第
6図E参照)、表地W2の先端部に達した時点でミ
シンMを停止させ、糸切りを行なつて、縫着を完
了する(第6図F参照)。
上記のように、作業者は表地Wおよびフアスナ
ーFを縫目形成パターンの折曲部において、表地
WおよびフアスナーFを回転させ、常に一定の方
向に表地WおよびフアスナーFを送り出して縫製
を行なつていた。このため、形成されたコ字状の
縫製パターンのうち、フラツプ部Wfとテープ部
FT1との縫目形成部(縦縫着部S1、横縫着部S2よ
り成る)と、表地W2とテープ部FT2との縫目形
成部(縦縫着部S3)のいずれも、その縫い目がパ
ーフエクトステツチとなつていた。
ーFを縫目形成パターンの折曲部において、表地
WおよびフアスナーFを回転させ、常に一定の方
向に表地WおよびフアスナーFを送り出して縫製
を行なつていた。このため、形成されたコ字状の
縫製パターンのうち、フラツプ部Wfとテープ部
FT1との縫目形成部(縦縫着部S1、横縫着部S2よ
り成る)と、表地W2とテープ部FT2との縫目形
成部(縦縫着部S3)のいずれも、その縫い目がパ
ーフエクトステツチとなつていた。
このパーフエクトステツチとは、第7図のSP
に示すように、各縫い目の終端および始端が一直
線上を揃つた、言わば通常の縫い目であり、ワー
クを正方向(この場合、前方向および横方向)へ
送り出した場合に形成される。
に示すように、各縫い目の終端および始端が一直
線上を揃つた、言わば通常の縫い目であり、ワー
クを正方向(この場合、前方向および横方向)へ
送り出した場合に形成される。
しかしながら、上述のフアスナー縫着方法にあ
つては、ワークの送り作業に加えて、回転作業を
行なわなければならず、しかも、停止時に針が上
昇していた場合には、フアスナーFおよび表地W
のワーク回転時における位置ずれを防止するため
にミシン針を下降させる等の操作も必要となり、
極めて作業能率が悪く、生産性が低かつた。
つては、ワークの送り作業に加えて、回転作業を
行なわなければならず、しかも、停止時に針が上
昇していた場合には、フアスナーFおよび表地W
のワーク回転時における位置ずれを防止するため
にミシン針を下降させる等の操作も必要となり、
極めて作業能率が悪く、生産性が低かつた。
このために、従来はワーク回転をすることな
く、ワークを一方向に固定してX−Y方向に移動
するのみで前記コ字状の縫製パターンを形成する
自動縫製機が開発されている。
く、ワークを一方向に固定してX−Y方向に移動
するのみで前記コ字状の縫製パターンを形成する
自動縫製機が開発されている。
この方法によれば回転工程が除かれるため、自
動縫製機への適応も容易で、本質的に生産効率の
向上が期待できる。
動縫製機への適応も容易で、本質的に生産効率の
向上が期待できる。
この場合、二本の平行なテープ部はその縫い方
向が反対になり、一方を正送りで縫着すれば、他
方は逆送りに縫着されるものである。
向が反対になり、一方を正送りで縫着すれば、他
方は逆送りに縫着されるものである。
[発明が解決しようとする問題点]
しかしながら、逆送りを含む上記縫着方法にあ
つては次のような問題が生じる。
つては次のような問題が生じる。
すなわち、表地WおよびフアスナーFを逆方向
送りとした場合には、第7図のShに示すように
各縫目の終端と始端とがずれ、ミ字状となるいわ
ゆるヒツチステツチが形成される。
送りとした場合には、第7図のShに示すように
各縫目の終端と始端とがずれ、ミ字状となるいわ
ゆるヒツチステツチが形成される。
このようなヒツチステツチShが外側に表われ
ると、たとえ少範囲であつても、美観要素が重視
される縫製品では、その商品価値が著しく損われ
てしまうという不都合があつた。
ると、たとえ少範囲であつても、美観要素が重視
される縫製品では、その商品価値が著しく損われ
てしまうという不都合があつた。
また、フラツプを上方に覆うフアスナー縫着で
は、フラツプをもつ表地W1に形成する縫目は製
品仕上り時に表に現わるが、フラツプのない表地
W2に形成する縫目は製品仕上り時にフラツプに
隠れて表に現われることがない。
は、フラツプをもつ表地W1に形成する縫目は製
品仕上り時に表に現わるが、フラツプのない表地
W2に形成する縫目は製品仕上り時にフラツプに
隠れて表に現われることがない。
この発明は前記問題点に着目して成されたもの
で、被縫着生地およびフアスナーを回転させなく
とも外観を損なわずに縫着することができ、既存
の自動縫製機の適用を可能とするフアスナー縫着
方法の提供を目的とする。
で、被縫着生地およびフアスナーを回転させなく
とも外観を損なわずに縫着することができ、既存
の自動縫製機の適用を可能とするフアスナー縫着
方法の提供を目的とする。
[問題点を解決するための手段]
この発明は、2本のフアスナーテープからなる
フアスナーのうち、フラツプを形成した被縫着生
地に縫着するフアスナーテープと、2本のフアス
ナーテープの連結端部とをパーフエクトステツチ
により縫着し、フラツプの下に隠れる被縫着生地
に縫着するフアスナーテープをヒツチステツチに
より縫着することを特徴とするフアスナー縫着方
法である。
フアスナーのうち、フラツプを形成した被縫着生
地に縫着するフアスナーテープと、2本のフアス
ナーテープの連結端部とをパーフエクトステツチ
により縫着し、フラツプの下に隠れる被縫着生地
に縫着するフアスナーテープをヒツチステツチに
より縫着することを特徴とするフアスナー縫着方
法である。
[作用]
この発明に係るフアスナー縫着方法にあつて
は、フラツプにて覆われる部分の縫着、すなわち
前記他方のフアスナーテープと被縫着生地との縫
着をヒツチステツチにて行なうようにしたため、
製品としての商品価値が損われることを防止でき
るようになつた。
は、フラツプにて覆われる部分の縫着、すなわち
前記他方のフアスナーテープと被縫着生地との縫
着をヒツチステツチにて行なうようにしたため、
製品としての商品価値が損われることを防止でき
るようになつた。
[発明の実施例]
以下、この発明の一実施例を第1図ないし第4
図に基づき説明する。
図に基づき説明する。
まず、第1図および第3図に基づきこの実施例
に適用する自動縫製機を説明する。
に適用する自動縫製機を説明する。
図において、1はミシン本体、2はミシン本体
1に設けた針棒で、これに針Nが固着されてい
る。3は枠上の送り台で、X−Y駆動装置4によ
り針板5上をX方向およびY方向に平行移動する
ようになつている。6はA方向へ水平移動可能な
セツト台、7は開閉自在の2枚の枠体7a,7b
より成る生地セツト用カセツトで、セツト台6上
をA方向へスライドさせることにより着脱し得る
ようになつている。
1に設けた針棒で、これに針Nが固着されてい
る。3は枠上の送り台で、X−Y駆動装置4によ
り針板5上をX方向およびY方向に平行移動する
ようになつている。6はA方向へ水平移動可能な
セツト台、7は開閉自在の2枚の枠体7a,7b
より成る生地セツト用カセツトで、セツト台6上
をA方向へスライドさせることにより着脱し得る
ようになつている。
また、第2図は前記X−Y駆動装置の駆動を制
御する制御系回路の構成を示すブロツク図であ
る。図において、8はCPU、9は動作制御プロ
グラム等を格納して成るROM、10は第3図に
示す入力装置11からの入力データを記憶する
RAM、12aは前記X−Y駆動装置4に内蔵さ
れるXモータ、12bは同じくX−Y駆動装置4
に内蔵されるYモータ、13はミシン本体1に内
蔵されるメインモータで、両モータ12a,12
bはCPU8によりその駆動を制御される。
御する制御系回路の構成を示すブロツク図であ
る。図において、8はCPU、9は動作制御プロ
グラム等を格納して成るROM、10は第3図に
示す入力装置11からの入力データを記憶する
RAM、12aは前記X−Y駆動装置4に内蔵さ
れるXモータ、12bは同じくX−Y駆動装置4
に内蔵されるYモータ、13はミシン本体1に内
蔵されるメインモータで、両モータ12a,12
bはCPU8によりその駆動を制御される。
次に、第4図に基づき上記自動縫製機を用いて
行なわれるフアスナーの縫着手順を説明する。
行なわれるフアスナーの縫着手順を説明する。
まず、作業者はセツト台6上のカセツト7にフ
アスナーFおよび表地Wを前述と同様、第5図b
に示す状態に重ね合わせ、その後、枠体7aを閉
じて両ワークW,Fを挟持する。そして、作業台
6をA方向へ移動させ、針板5の延長上に位置さ
せる(第1図中、一点鎖線にて示す)。この後、
カセツト7をセツト台6からスライドさせて送り
台3上へ位置させ、図外の押え機構により固定す
る。これにより、両ワークW,Fは送り台3上に
固定される。
アスナーFおよび表地Wを前述と同様、第5図b
に示す状態に重ね合わせ、その後、枠体7aを閉
じて両ワークW,Fを挟持する。そして、作業台
6をA方向へ移動させ、針板5の延長上に位置さ
せる(第1図中、一点鎖線にて示す)。この後、
カセツト7をセツト台6からスライドさせて送り
台3上へ位置させ、図外の押え機構により固定す
る。これにより、両ワークW,Fは送り台3上に
固定される。
次いで、作業者は、入力装置11の縫製パター
ン選択スイツチ111によつて、4種類(No.1〜
No.4)の縫製パターンの中からフアスナーテープ
FT1,FT2のいずれか一方にフラツプ部wfが縫着
されているかに対応して、このフラツプ部Wfに
パーフエクトステツチが形成されるように縫製パ
ターンを選択し、さらにそのパターンの大きさ、
すなわち縦方向の長さおよび横方向の長さをテン
キー112等によつて設定すると共に、縫い目の
長さをスイツチ113により選択する。
ン選択スイツチ111によつて、4種類(No.1〜
No.4)の縫製パターンの中からフアスナーテープ
FT1,FT2のいずれか一方にフラツプ部wfが縫着
されているかに対応して、このフラツプ部Wfに
パーフエクトステツチが形成されるように縫製パ
ターンを選択し、さらにそのパターンの大きさ、
すなわち縦方向の長さおよび横方向の長さをテン
キー112等によつて設定すると共に、縫い目の
長さをスイツチ113により選択する。
なお、選択されたパターンや設定された長さ等
はパターン表示器114およびデータ表示器11
5によつて表示される。また、上記のようにして
設定、選択されたデータはRAM10内に格納さ
れる。
はパターン表示器114およびデータ表示器11
5によつて表示される。また、上記のようにして
設定、選択されたデータはRAM10内に格納さ
れる。
ここで、スタートスイツチ116を押すと、
CPU8はROM9内に格納された動作プログラム
に従つて、RAM10内のデータに応じた縫製パ
ターンを実行する。
CPU8はROM9内に格納された動作プログラム
に従つて、RAM10内のデータに応じた縫製パ
ターンを実行する。
すなわち、CPU8は、まずX−Y駆動装置4
のYモータ12bを駆動させ、送り台3をY1方
向(正方向)へ移動させると共に、メインモータ
13を作動させ、針Nによつてフラツプ部Wfと
フアスナーFの一方のテープ部FT1とを縦方向に
縫着してゆく(第4図A参照)。そして、2本の
テープ部FT1,FT2との連結端部FT12まで縫着
すると、CPU1はYモータ12bを停止させ、
X駆動モータ12aを駆動し、送り台3をX2方
向に移動させ、第4図Bに示すように横方向へ予
め設定した長さLだけ縫着する。これにより、フ
ラツプ部Wfの根元部が形成されて第1の工程は
終了し、各モータ12a,12b,13の駆動が
停止する。なお、この第1の工程によつて形成さ
れる縫い目S1,S2は正方向および横方向の送
りによつて形成されるため、パーフエクトステツ
チSPとなる。
のYモータ12bを駆動させ、送り台3をY1方
向(正方向)へ移動させると共に、メインモータ
13を作動させ、針Nによつてフラツプ部Wfと
フアスナーFの一方のテープ部FT1とを縦方向に
縫着してゆく(第4図A参照)。そして、2本の
テープ部FT1,FT2との連結端部FT12まで縫着
すると、CPU1はYモータ12bを停止させ、
X駆動モータ12aを駆動し、送り台3をX2方
向に移動させ、第4図Bに示すように横方向へ予
め設定した長さLだけ縫着する。これにより、フ
ラツプ部Wfの根元部が形成されて第1の工程は
終了し、各モータ12a,12b,13の駆動が
停止する。なお、この第1の工程によつて形成さ
れる縫い目S1,S2は正方向および横方向の送
りによつて形成されるため、パーフエクトステツ
チSPとなる。
第1の工程の終了後は、図外のフラツプめくり
機構あるいは作業者によつてフラツプ部Wfをめ
くり返し、表地W2にテープ部FT2を縫着すべく
再びスタートスイツチ116を押してミシン本体
1およびX−Y駆動装置を駆動させる。この時
CPU8は、前記駆動装置4のYモータ12bを
先の第1の工程と逆方向に回転させて送り台3を
Y2方向(逆方向)に平行移動させる。これによ
り表地W2の中のフラツプ部Wfに覆われていた部
分Waと、フアスナーFの他方のテープ部FT2と
が、前記第1の工程における縫い目終端S2eを
始端として直線的に縫着されてゆく。そして、表
地W2の先端部まで縫着されると、Yモータ12
bおよびメインモータ13の駆動が停止し、縫着
作業の最終工程である第2の工程が終了する。
機構あるいは作業者によつてフラツプ部Wfをめ
くり返し、表地W2にテープ部FT2を縫着すべく
再びスタートスイツチ116を押してミシン本体
1およびX−Y駆動装置を駆動させる。この時
CPU8は、前記駆動装置4のYモータ12bを
先の第1の工程と逆方向に回転させて送り台3を
Y2方向(逆方向)に平行移動させる。これによ
り表地W2の中のフラツプ部Wfに覆われていた部
分Waと、フアスナーFの他方のテープ部FT2と
が、前記第1の工程における縫い目終端S2eを
始端として直線的に縫着されてゆく。そして、表
地W2の先端部まで縫着されると、Yモータ12
bおよびメインモータ13の駆動が停止し、縫着
作業の最終工程である第2の工程が終了する。
この第2の工程における縫い目S3は逆方向の
送りによつて形成されるため、ヒツチステツチ
Shとなる。しかし、このヒツチステツチShが形
成される部分は、フラツプ部Wfに覆われる部分
であり、通常は表から見えない部分であるため、
製品としての商品価値が損なわれることはない。
送りによつて形成されるため、ヒツチステツチ
Shとなる。しかし、このヒツチステツチShが形
成される部分は、フラツプ部Wfに覆われる部分
であり、通常は表から見えない部分であるため、
製品としての商品価値が損なわれることはない。
上記のように、この実施例では、表地W、フア
スナーFを平行移動させて縫着を行なうようにし
た自動縫製着機を用いて、縫着した場合を示した
が、この発明に係る方法が手作業にも適用し得る
ことは言うまでもなく、また、その場合にも表地
WおよびフアスナーFの回転作業が省略されるた
め、生産性は大幅に向上する。
スナーFを平行移動させて縫着を行なうようにし
た自動縫製着機を用いて、縫着した場合を示した
が、この発明に係る方法が手作業にも適用し得る
ことは言うまでもなく、また、その場合にも表地
WおよびフアスナーFの回転作業が省略されるた
め、生産性は大幅に向上する。
なお、上記実施例では、第1の工程において、
直角に折れ曲る縫製パターンを選択した場合につ
いて述べたが、この発明に係る方法は第3図の入
力装置に示したパターンは勿論、湾曲した形状の
縫製パターンにも適用し得るものである。
直角に折れ曲る縫製パターンを選択した場合につ
いて述べたが、この発明に係る方法は第3図の入
力装置に示したパターンは勿論、湾曲した形状の
縫製パターンにも適用し得るものである。
[発明の効果]
以上説明したとおり、この発明によれば、被縫
着生地およびフアスナーを回転させなくとも、製
品としての商品価値を損なわずに縫着することが
できるため、作業能率が極めて向上すると共に、
既存の自動縫製機の適用が可能となり、生産性が
飛躍的に向上するという効果がある。
着生地およびフアスナーを回転させなくとも、製
品としての商品価値を損なわずに縫着することが
できるため、作業能率が極めて向上すると共に、
既存の自動縫製機の適用が可能となり、生産性が
飛躍的に向上するという効果がある。
第1図はこの発明の一実施例に適用する自動縫
製機を示す斜視図、第2図は第1図に示したもの
の制御系回路の構成を示すブロツク図、第3図は
第2図に示した入力装置の平面図、第4図はこの
発明の一実施例における縫製状態を示す説明平面
図、第5図Aは表地とフアスナーとの重合のさせ
方を示す斜視図、同図Bは表地とフアスナーとの
位置関係を示す側面図、第6図はミシンによる従
来のフアスナー縫着方法を示す説明斜視図、第7
図は送り方向とステツチを説明する図である。 W……被縫着生地(表地)、Wf……フラツプ
部、F……フアスナー、FT1……一方のテープ
部、FT2……他方のテープ部、FT12……2本の
テープ部の連結端部、S1,S2,S3……縫い
目、S2e……縫着終端位置、Wa……フラツプ
部と重合する部分。
製機を示す斜視図、第2図は第1図に示したもの
の制御系回路の構成を示すブロツク図、第3図は
第2図に示した入力装置の平面図、第4図はこの
発明の一実施例における縫製状態を示す説明平面
図、第5図Aは表地とフアスナーとの重合のさせ
方を示す斜視図、同図Bは表地とフアスナーとの
位置関係を示す側面図、第6図はミシンによる従
来のフアスナー縫着方法を示す説明斜視図、第7
図は送り方向とステツチを説明する図である。 W……被縫着生地(表地)、Wf……フラツプ
部、F……フアスナー、FT1……一方のテープ
部、FT2……他方のテープ部、FT12……2本の
テープ部の連結端部、S1,S2,S3……縫い
目、S2e……縫着終端位置、Wa……フラツプ
部と重合する部分。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 二本のフアスナーテープからなるフアスナー
であつて、一方のフアスナーテープと二本のフア
スナーテープの連結端部とをフラツプ付被縫着生
地に縫着し、他方のフアスナーテープを被縫着生
地に縫着して、フアスナー上面をフラツプで覆う
フアスナー縫着方法において、 前記一方のフアスナーテープと二本のフアスナ
ーテープの連結端部とをパーフエクトステツチに
より縫着し、前記他方のフアスナーテープをヒツ
チステツチにより縫着することを特徴とするフア
スナーの縫着方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62036392A JPS63203190A (ja) | 1987-02-19 | 1987-02-19 | フアスナ−の縫着方法 |
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