JPH0319673Y2 - - Google Patents

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JPH0319673Y2
JPH0319673Y2 JP1986158544U JP15854486U JPH0319673Y2 JP H0319673 Y2 JPH0319673 Y2 JP H0319673Y2 JP 1986158544 U JP1986158544 U JP 1986158544U JP 15854486 U JP15854486 U JP 15854486U JP H0319673 Y2 JPH0319673 Y2 JP H0319673Y2
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JP
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cap nut
lid
tube
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lid body
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JP1986158544U
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JPS6362694U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、エバポレータ等の熱交換器の管接
続口用蓋に関する。
従来技術 一般に、熱交換器の管接続口は、ここからほこ
り等が侵入しないようにするために、蓋で塞がれ
ている。
従来の蓋は、例えば実開昭59−101092号公報に
開示されているように、熱交換器の袋ナツト付管
接続口の先端に密接させる蓋本体と、蓋本体の片
面に設けられている袋ナツト嵌入短筒とを備えて
おり、短筒の外周面に袋ナツトにねじ入れられる
雄ねじが形成され、全体が弾性合成樹脂製で形成
されているものが知られている。
考案が解決しようとする問題点 上記蓋では、雄ねじを袋ナツトにねじ込むこと
により、蓋が袋ナツトに取り付けられるものであ
つた。このため、ねじの種類(メートルねじ、ユ
ニフアイねじ等)が異なる袋ナツトには、使用で
きないという問題点がある。
この考案は、袋ナツトのねじの種類に関係なく
使用できる蓋を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 この考案による熱交換器の管接続口用蓋は、熱
交換器の袋ナツト付管接続口の先端に密接させる
蓋本体と、蓋本体の片面に設けられている袋ナツ
ト嵌入短筒とを備えている弾性合成樹脂製蓋にお
いて、短筒の外周面に、袋ナツトのねじ山に食い
込まされる環状突条が設けられ、短筒より内側に
おける蓋本体の片面に、管接続口に差込まれる袋
ナツト固定用突出部が設けられ、袋ナツト頂壁の
管挿通孔の縁部が管外面のつばに係合した状態で
袋ナツトの先端開口縁部が蓋本体の片面に当接さ
せられていることを特徴とするものである。
作 用 この考案による蓋では、短筒の外周面に、袋ナ
ツトのねじ山に食い込まされる環状突条が設けら
れているから、短筒を袋ナツトのねじ孔に押し込
んで、環状突条を袋ナツトのねじ山に食い込ませ
ることによつて、蓋が袋ナツトに取付られる。
さらに、短筒より内側における蓋本体の片面
に、管接続口に差込まれる袋ナツト固定用突出部
が設けられているから、管接続口に袋ナツト固定
用突出部を差し込むことにより、袋ナツトがぐら
つかない。
また、袋ナツト頂壁の管挿通孔の縁部が管外面
のつばに係合した状態で袋ナツトの先端開口縁部
が蓋本体の片面に当接させられているから、袋ナ
ツトの一層のぐらつきが防止される。
実施例 以下、この考案をカークーラー用エバポレータ
の冷媒流入管の接続口用蓋に適用した場合の実施
例について説明する。
一端がエバポレータ本体(図示略)に固定され
た熱媒体流入管1の右端部に、頂壁2に管挿通孔
3を有する管接続用袋ナツト4が嵌め被せられて
いる。流入管1の右端部外面には、袋ナツト4の
頂壁2内面における管挿通孔3縁部に係合しうる
つば5が形成されている。袋ナツト4には、流入
管1の接続口からほこりが侵入するのを防止する
ためのポリプロピレン製蓋6が取り付けられてい
る。蓋6の材料としては、ポリプロピレンの他、
ポリエチレン等の合成樹脂を用いることができ
る。
蓋6は、袋ナツト4のねじ孔7の右向き開口よ
り少し大きな垂直円板状蓋本体8と、蓋本体8左
面周縁よりの位置に左方突出状に形成されかつね
じ孔7に嵌入される水平短筒9と、短筒9の外周
面に形成されかつ袋ナツト4のねじ山10に食い
込まされる1条の環状突条11と、蓋本体8左面
中央部に左方突出状に形成されかつ流入管1の接
続口にほぼぴつたりと差し込まれる袋ナツト固定
用突出部12と、蓋本体8の右面中央部に右方突
出状に形成された把持部13とから構成されてい
る。把持部13は、軸部14と軸部14の端に形
成されたフランジ15とからなる。
袋ナツト4の管挿通孔3縁部がつば5に係合し
た状態で袋ナツト4の先端面は熱媒体流入管1の
先端面と面一であり、両先端面がともに蓋本体8
の左面に当接させられている。
上記蓋6を袋ナツト4へ取付けるには、袋ナツ
ト固定用突出部12の先端が流入管1の接続口に
合うようにして、短筒9を袋ナツト4のねじ孔7
に押し込めばよい。すると、環状突条11がねじ
山11に食い込み、突出部12が流入管1の接続
口に差し込まれ、蓋6が流入管1および袋ナツト
4にしつかり固定される。また、蓋6を袋ナツト
4から取り外すには、把持部13を引張ればよ
い。
上記実施例では、熱媒体流入管の接続口用蓋に
ついて述べたが、この考案は、熱媒体流出管の接
続口用蓋にも適用しうる。
考案の効果 この考案によれば、短筒を袋ナツトのねじ孔に
押し込んで、環状突条を袋ナツトのねじ山に食い
込ませることによつて、蓋が袋ナツトに取付られ
るから、袋ナツトのねじの種類が異なるものにも
使用することができる。
また、管接続口に袋ナツト固定用突出部を差し
込むことにより、袋ナツトがぐらつかないから、
蓋が袋ナツトから不用意に外れることがない。
また、袋ナツトの一層のぐらつきが防止される
から、上記蓋が袋ナツトから不用意に外れること
がないことと相俟つて、蓋が管および袋ナツトに
しつかり固定される。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示し、第1図は蓋が
袋ナツトに取り付けられた状態を示す断面図、第
2図は蓋の正面図、第3図は蓋の背面図である。 2……袋ナツト頂壁、3……管挿通孔、4……
袋ナツト、5……つば、6……蓋、8……蓋本
体、9……短筒、10……ねじ山、11……環状
突条、12……突出部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 熱交換器の袋ナツト付管接続口の先端に密接さ
    せる蓋本体8と、蓋本体8の片面に設けられてい
    る袋ナツト嵌入短筒9とを備えている弾性合成樹
    脂製蓋において、 短筒9の外周面に、袋ナツト4のねじ山10に
    食い込まされる環状突条11が設けられ、短筒9
    より内側における蓋本体8の片面に、管接続口に
    差込まれる袋ナツト固定用突出部12が設けら
    れ、袋ナツト頂壁2の管挿通孔3の縁部が管外面
    のつば5に係合した状態で袋ナツト4の先端開口
    縁部が蓋本体8の片面に当接させられていること
    を特徴とする、熱交換器の管接続口用蓋。
JP1986158544U 1986-10-15 1986-10-15 Expired JPH0319673Y2 (ja)

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JP1986158544U JPH0319673Y2 (ja) 1986-10-15 1986-10-15

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JP1986158544U JPH0319673Y2 (ja) 1986-10-15 1986-10-15

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Publication Number Publication Date
JPS6362694U JPS6362694U (ja) 1988-04-25
JPH0319673Y2 true JPH0319673Y2 (ja) 1991-04-25

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JPS6362694U (ja) 1988-04-25

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