JP2558165Y2 - キャップ - Google Patents
キャップInfo
- Publication number
- JP2558165Y2 JP2558165Y2 JP1841692U JP1841692U JP2558165Y2 JP 2558165 Y2 JP2558165 Y2 JP 2558165Y2 JP 1841692 U JP1841692 U JP 1841692U JP 1841692 U JP1841692 U JP 1841692U JP 2558165 Y2 JP2558165 Y2 JP 2558165Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- cap
- neck
- outer periphery
- screwed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案はキャップに関する。
【０００２】
【考案が解決しようとする課題】従来、容器体に装着す
るキャップとして、周壁内周面に施した螺条を容器体口
頚部外周に設けた螺条と螺合して装着する様構成したも
の、或いは周壁内周下部に、係合突起を突設して容器体
口頚部外周に突設した係止突起に乗り越え嵌合させて装
着する様構成したもの等が使用されている。
るキャップとして、周壁内周面に施した螺条を容器体口
頚部外周に設けた螺条と螺合して装着する様構成したも
の、或いは周壁内周下部に、係合突起を突設して容器体
口頚部外周に突設した係止突起に乗り越え嵌合させて装
着する様構成したもの等が使用されている。
【０００３】しかしながら、前者は口頚部に確りとした
密な装着が可能である反面、着脱の際にキャップを何回
も回動させなければならず、取り扱い上の面倒がある。
密な装着が可能である反面、着脱の際にキャップを何回
も回動させなければならず、取り扱い上の面倒がある。
【０００４】一方後者は、着脱の際にはキャップを押し
下げ或いは引き上げるだけで行えるため、取り扱い上の
面倒は少ないが、反面密なる嵌合性を欠如する欠点があ
る。
下げ或いは引き上げるだけで行えるため、取り扱い上の
面倒は少ないが、反面密なる嵌合性を欠如する欠点があ
る。
【０００５】本考案は、上記した従来技術の欠点を解消
した優れたキャップを提案するものである。
した優れたキャップを提案するものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本考案キャップは上記課
題を解決するため、頂壁５裏面中央より短筒６を垂設す
るとともに、該筒６外側に間隔をもって長筒７を垂設し
てなるキャップ本体２と、上記短筒６に所定幅の上下動
が可能に係合筒部10を嵌合させるとともに、該筒部10下
端に容器体口頚部11上端開口を閉塞可能な頂板部12を横
設させ、且つ、該頂板部12下面周縁より内面が容器体口
頚部11外周に螺合可能な円弧板状の係止板13を周方向複
数垂設してなる螺着体３とからなり、上記各係止板13の
下端を外方へ広げた状態で形成するとともに、螺着体３
最上昇位置において、各係止板13が垂直に弾性変形して
その下端外周を上記長筒７内周下端に上下動可能且つ回
動不能に嵌合する如く構成した。
題を解決するため、頂壁５裏面中央より短筒６を垂設す
るとともに、該筒６外側に間隔をもって長筒７を垂設し
てなるキャップ本体２と、上記短筒６に所定幅の上下動
が可能に係合筒部10を嵌合させるとともに、該筒部10下
端に容器体口頚部11上端開口を閉塞可能な頂板部12を横
設させ、且つ、該頂板部12下面周縁より内面が容器体口
頚部11外周に螺合可能な円弧板状の係止板13を周方向複
数垂設してなる螺着体３とからなり、上記各係止板13の
下端を外方へ広げた状態で形成するとともに、螺着体３
最上昇位置において、各係止板13が垂直に弾性変形して
その下端外周を上記長筒７内周下端に上下動可能且つ回
動不能に嵌合する如く構成した。
【０００７】
【作用】装着したキャップ１を取り外す場合は、図１の
状態からキャップ本体２を引き上げると、螺着体３はそ
の内面を容器体口頚部11外周に螺合させているため、そ
のままの状態を維持しキャップ本体２のみが上方へ移動
する。キャップ本体２が上方へ移動すると、各係止板13
下端外周と長筒７下端内周との嵌合が外れるため各係止
板13はその下端を外方へ広げる如く弾性変形状態を解除
するため、容器体口頚部11との螺合状態が解除されキャ
ップ11をそのまま上方へ引き上げることが出来、容器体
から取り外すことが出来る。
状態からキャップ本体２を引き上げると、螺着体３はそ
の内面を容器体口頚部11外周に螺合させているため、そ
のままの状態を維持しキャップ本体２のみが上方へ移動
する。キャップ本体２が上方へ移動すると、各係止板13
下端外周と長筒７下端内周との嵌合が外れるため各係止
板13はその下端を外方へ広げる如く弾性変形状態を解除
するため、容器体口頚部11との螺合状態が解除されキャ
ップ11をそのまま上方へ引き上げることが出来、容器体
から取り外すことが出来る。
【０００８】又、キャップ１を装着させる場合は、螺着
体３をキャップ本体２の長筒７内に押し込んで各係止板
13を垂直弾性変形状態とした後、通常のネジキャップの
如く密に螺着させることが可能となる。
体３をキャップ本体２の長筒７内に押し込んで各係止板
13を垂直弾性変形状態とした後、通常のネジキャップの
如く密に螺着させることが可能となる。
【０００９】或いは、口頚部11上方から押し込んで、長
筒７内に各係止板13を挿入させつつ各係止板13の螺条片
15を口頚部11の螺条14に嵌合させ、次いで若干キャップ
本体２を回動させることにより密に螺着させることも出
来る。
筒７内に各係止板13を挿入させつつ各係止板13の螺条片
15を口頚部11の螺条14に嵌合させ、次いで若干キャップ
本体２を回動させることにより密に螺着させることも出
来る。
【００１０】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面を参照して説明
する。
する。
【００１１】図１〜図４は本考案の一実施例を示し、図
中１はキャップを示す。該キャップ１は、キャップ本体
２と、螺着体３とから構成している。
中１はキャップを示す。該キャップ１は、キャップ本体
２と、螺着体３とから構成している。
【００１２】上記キャップ本体２は、下端面開口の円筒
状周壁４上端縁より頂壁５を延設しており、頂壁５裏面
中央部に下端面開口の円筒形をなす短筒６を、又、該短
筒６外側に所定間隔をあけて下端面開口の円筒形をなす
長筒７を同心円状に各々垂設させている。又、短筒６外
周下端には突条８を周設し、長筒７の内周面には上下に
走る多数の縦溝９を所定間隔をもって周設させている。
状周壁４上端縁より頂壁５を延設しており、頂壁５裏面
中央部に下端面開口の円筒形をなす短筒６を、又、該短
筒６外側に所定間隔をあけて下端面開口の円筒形をなす
長筒７を同心円状に各々垂設させている。又、短筒６外
周下端には突条８を周設し、長筒７の内周面には上下に
走る多数の縦溝９を所定間隔をもって周設させている。
【００１３】螺着体３は、キャップ本体２の上記短筒６
より若干長尺で、上端面を開口した円筒形の係合筒部10
下端縁より容器体口頚部11上端開口を閉塞可能な大きさ
を有する円板状頂板部12を横設し、又、該頂板部12下面
周縁の前後左右より容器体口頚部11外周に螺合させるた
めの円弧板状の係止板13を垂設して構成している。上記
各係止板13は、図２に示す如く、下端を外方へ広げた状
態で形成され、垂直状態で容器体口頚部11外周の螺条14
と螺合する螺条片15を内面に各々刻設させている。更
に、各係止板13の下端縁は傾斜部13a を介して外方へ若
干拡径させた拡径部13b を形成し、係止板13の垂直弾性
変形状態でその外周面がキャップ本体２の長筒７内周面
と略同径となる如く構成し、この拡径部13b 外面には図
４に示す如きキャップ本体２の上記縦溝９とスライド可
能に係合する突起16を所定間隔をもって突設させてい
る。又、螺着体３は、全体の上下方向の長さを上記長筒
７の長さと略同じに形成している。
より若干長尺で、上端面を開口した円筒形の係合筒部10
下端縁より容器体口頚部11上端開口を閉塞可能な大きさ
を有する円板状頂板部12を横設し、又、該頂板部12下面
周縁の前後左右より容器体口頚部11外周に螺合させるた
めの円弧板状の係止板13を垂設して構成している。上記
各係止板13は、図２に示す如く、下端を外方へ広げた状
態で形成され、垂直状態で容器体口頚部11外周の螺条14
と螺合する螺条片15を内面に各々刻設させている。更
に、各係止板13の下端縁は傾斜部13a を介して外方へ若
干拡径させた拡径部13b を形成し、係止板13の垂直弾性
変形状態でその外周面がキャップ本体２の長筒７内周面
と略同径となる如く構成し、この拡径部13b 外面には図
４に示す如きキャップ本体２の上記縦溝９とスライド可
能に係合する突起16を所定間隔をもって突設させてい
る。又、螺着体３は、全体の上下方向の長さを上記長筒
７の長さと略同じに形成している。
【００１４】そして、係止筒部10を上記短筒６外周に上
下動可能に嵌合させて螺着体３をキャップ本体２に装着
させており、その最上昇位置において、各係止板13下端
の拡径部13b 外面が長筒７内面と当接して垂直弾性変形
状態となる如く構成しており、この際、各突起16が縦溝
９と嵌合して相互の回動が不能となる如く構成してい
る。又、上記係合筒部10上端外周には突条17を周設して
係合筒部10の短筒６からの抜け出しを防止させている。
下動可能に嵌合させて螺着体３をキャップ本体２に装着
させており、その最上昇位置において、各係止板13下端
の拡径部13b 外面が長筒７内面と当接して垂直弾性変形
状態となる如く構成しており、この際、各突起16が縦溝
９と嵌合して相互の回動が不能となる如く構成してい
る。又、上記係合筒部10上端外周には突条17を周設して
係合筒部10の短筒６からの抜け出しを防止させている。
【００１５】尚、上記各部材は全て合成樹脂にて形成す
る。
る。
【００１６】
【考案の効果】以上説明した如く、本考案キャップは、
既述構成としたことにより、装着に際しては、通常のネ
ジキャップの如く回動螺合させて密に装着が可能であ
り、一方、取り外す際は上方に引き上げるだけで容易に
外れ、その取扱いが極めて便利である。
既述構成としたことにより、装着に際しては、通常のネ
ジキャップの如く回動螺合させて密に装着が可能であ
り、一方、取り外す際は上方に引き上げるだけで容易に
外れ、その取扱いが極めて便利である。
【図１】本考案キャップの一実施例を示す要部切欠き要
部正面図である。
部正面図である。
【図２】同実施例のキャップ本体引き上げ状態を示す要
部切欠き要部正面図である。
部切欠き要部正面図である。
【図３】同実施例の横断面図である。
【図４】同実施例の係止板の部分を示す要部斜視図であ
る。
る。
２ キャップ本体 ３ 螺着体 ６ 短筒 ７ 長筒 10 係合筒部 11 容器体口頚部 12 頂板部 13 係止板
Claims (1)
- 【請求項１】頂壁５裏面中央より短筒６を垂設するとと
もに、該筒６外側に間隔をもって長筒７を垂設してなる
キャップ本体２と、上記短筒６に所定幅の上下動が可能
に係合筒部10を嵌合させるとともに、該筒部10下端に容
器体口頚部11上端開口を閉塞可能な頂板部12を横設さ
せ、且つ、該頂板部12下面周縁より内面が容器体口頚部
11外周に螺合可能な円弧板状の係止板13を周方向複数垂
設してなる螺着体３とからなり、上記各係止板13の下端
を外方へ広げた状態で形成するとともに、螺着体３最上
昇位置において、各係止板13が垂直に弾性変形してその
下端外周を上記長筒７内周下端に上下動可能且つ回動不
能に嵌合する如く構成してなることを特徴とするキャッ
プ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1841692U JP2558165Y2 (ja) | 1992-02-26 | 1992-02-26 | キャップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1841692U JP2558165Y2 (ja) | 1992-02-26 | 1992-02-26 | キャップ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0571149U JPH0571149U (ja) | 1993-09-24 |
| JP2558165Y2 true JP2558165Y2 (ja) | 1997-12-17 |
Family
ID=11971059
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1841692U Expired - Fee Related JP2558165Y2 (ja) | 1992-02-26 | 1992-02-26 | キャップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2558165Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-02-26 JP JP1841692U patent/JP2558165Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0571149U (ja) | 1993-09-24 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |