JPH0319619B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0319619B2 JPH0319619B2 JP56178844A JP17884481A JPH0319619B2 JP H0319619 B2 JPH0319619 B2 JP H0319619B2 JP 56178844 A JP56178844 A JP 56178844A JP 17884481 A JP17884481 A JP 17884481A JP H0319619 B2 JPH0319619 B2 JP H0319619B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- substrate
- present
- rotation
- cans
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000001704 evaporation Methods 0.000 claims description 14
- 230000008020 evaporation Effects 0.000 claims description 13
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 13
- 230000005291 magnetic effect Effects 0.000 claims description 11
- 229920000642 polymer Polymers 0.000 claims description 6
- 230000005415 magnetization Effects 0.000 claims description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 3
- 230000008021 deposition Effects 0.000 claims 1
- 239000000463 material Substances 0.000 claims 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 claims 1
- 239000010408 film Substances 0.000 description 23
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 8
- 238000007740 vapor deposition Methods 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000005294 ferromagnetic effect Effects 0.000 description 4
- 238000004544 sputter deposition Methods 0.000 description 4
- 238000007733 ion plating Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 2
- 238000010894 electron beam technology Methods 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 238000007738 vacuum evaporation Methods 0.000 description 2
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910020630 Co Ni Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910000684 Cobalt-chrome Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910002440 Co–Ni Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000004952 Polyamide Substances 0.000 description 1
- 239000004642 Polyimide Substances 0.000 description 1
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010952 cobalt-chrome Substances 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 229910000889 permalloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 229920002647 polyamide Polymers 0.000 description 1
- -1 polyethylene terephthalate Polymers 0.000 description 1
- 229920000139 polyethylene terephthalate Polymers 0.000 description 1
- 239000005020 polyethylene terephthalate Substances 0.000 description 1
- 229920001721 polyimide Polymers 0.000 description 1
- 239000010409 thin film Substances 0.000 description 1
- 238000001771 vacuum deposition Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/84—Processes or apparatus specially adapted for manufacturing record carriers
- G11B5/85—Coating a support with a magnetic layer by vapour deposition
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23C—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
- C23C14/00—Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material
- C23C14/02—Pretreatment of the material to be coated
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)
- Thin Magnetic Films (AREA)
Description
本発明は、強磁性層に垂直方向に磁化容易軸を
有する、いわゆる垂直記録用の磁気記録媒体の製
造方法に関し、真空蒸着又はイオンプレーテイン
グ法により、C軸配向性の優れた垂直磁化膜を高
速で得る方法の提供を目指すものである。 近年磁気記録の高密度化の進歩は著しく、高分
子成形物上に、Co−Ni系の強磁性層を形成した
面内に異方性を有する金属薄膜形の磁気記録媒体
は、一部蒸着テープとして実用段階に入つてい
る。 一方Co−Cr系に代表される、面に垂直方向に
異方性を有する金属薄膜形の磁気記録媒体は、さ
らに高密度化に対応できる可能性があるとし各方
面で研究されており、実用化の鍵をにぎる課題の
ひとつに、媒体の製造技術の確立があげられる。 現在、工業規模で、垂直記録用の媒体を得るこ
とのできる可能性を有する技術には、スパツタリ
ング法、イオンプレーテイング法、電界蒸着法、
真空蒸着法がある。 ここで膜の形成速度について相互比較を行う
と、真空蒸着、電界蒸着、イオンプレーテイング
がスパツタリングに比べて圧倒的に優勢である
が、特性面、特にC軸配向性の面ではスパツタリ
ング法により得られる膜が一歩リードしている。 本発明は、かかる点に鑑み、高速で且つC軸配
向性の優れた膜を得るためになされたもので、以
下に図面を用いその実施例を説明する。 実施例 1 第1図は本発明の実施例1において用いた蒸着
装置の要部を示す図である。以降の説明でことわ
らない限り、蒸着は、イオンプレーテイング、電
界蒸着を含むものとする。 第1図は回転キヤンが2ケの場合を示している
が、2ケ以上であれば本発明は達成されることは
後述する。 図に示すように、ポリエチレンテレフタレー
ト、ポリアミド、ポリイミド等の高分子成形物基
板1は送り出し軸5より、第1の回転キヤン3に
沿つて移動し、ローラ7を介し、第2回転キヤン
4を経て、捲き取り軸6にて捲き取られる。 回転キヤン3,4は等速か、キヤン4がキヤン
3に対して増速状態で回転するよう制御されるの
が普通である。 蒸発源2は、電子ビーム加熱を用いるのが好ま
しいいが、単一蒸発源であるか、CoとCrの二元
とするかは、本発明と本質的にかかわるものでは
なく、いずれにより実施することもできる。 蒸発源は簡略化して模式的に示したが、蒸発面
の横断面の中心(図でと示してある。)と、第
1、第2回転キヤンの回転軸の中心P1,P2とを
結んだ1,2に沿つた蒸気流とそれに近い蒸
気流のみで成膜されるように、しやへい板8,9
及び10,11により、それぞれスリツトS1,S2
を構成する。 ここで重要なのは、スリツトS1で最初に成膜す
ることである。即ち、矢印A方向に基板を移動さ
せながらスリツトS1での成膜速度をスリツトS2で
の成膜速度より小さく選んで成膜することであ
る。 蒸発源からの距離、蒸気分布の指向性とからス
リツトS1とS2での成膜速度の差は任意に選べる。 本発明の効果を顕著たらしめるには、おおむね
スリツトS1とS2での成膜速度比を1/5〜1/
100の範囲に選べるよう、装置を構成するのがよ
い。この範囲はキヤンの温度によつても異なる
し、成膜速度の絶対値の大小によつても異なる
が、一応の目安とすべき値といえる。 回転キヤン3,4の直径をそれぞれ30cmとし、
回転キヤンの中心と蒸発源との距離1,2を
それぞれ35cm、45cmとし、角度P2OP1を50゜とし、
高分子成形物基板の幅を15cm、スリツトS1で制限
される入射角を第3図に定義するψin、ψoutをそ
れぞれパラメータとし、次の表に示すような結果
を得た。なお第3図において、2は蒸発源、22
はしやへい板、23は基板である。またSはスリ
ツト、Aは基板の移動方向を示す。
有する、いわゆる垂直記録用の磁気記録媒体の製
造方法に関し、真空蒸着又はイオンプレーテイン
グ法により、C軸配向性の優れた垂直磁化膜を高
速で得る方法の提供を目指すものである。 近年磁気記録の高密度化の進歩は著しく、高分
子成形物上に、Co−Ni系の強磁性層を形成した
面内に異方性を有する金属薄膜形の磁気記録媒体
は、一部蒸着テープとして実用段階に入つてい
る。 一方Co−Cr系に代表される、面に垂直方向に
異方性を有する金属薄膜形の磁気記録媒体は、さ
らに高密度化に対応できる可能性があるとし各方
面で研究されており、実用化の鍵をにぎる課題の
ひとつに、媒体の製造技術の確立があげられる。 現在、工業規模で、垂直記録用の媒体を得るこ
とのできる可能性を有する技術には、スパツタリ
ング法、イオンプレーテイング法、電界蒸着法、
真空蒸着法がある。 ここで膜の形成速度について相互比較を行う
と、真空蒸着、電界蒸着、イオンプレーテイング
がスパツタリングに比べて圧倒的に優勢である
が、特性面、特にC軸配向性の面ではスパツタリ
ング法により得られる膜が一歩リードしている。 本発明は、かかる点に鑑み、高速で且つC軸配
向性の優れた膜を得るためになされたもので、以
下に図面を用いその実施例を説明する。 実施例 1 第1図は本発明の実施例1において用いた蒸着
装置の要部を示す図である。以降の説明でことわ
らない限り、蒸着は、イオンプレーテイング、電
界蒸着を含むものとする。 第1図は回転キヤンが2ケの場合を示している
が、2ケ以上であれば本発明は達成されることは
後述する。 図に示すように、ポリエチレンテレフタレー
ト、ポリアミド、ポリイミド等の高分子成形物基
板1は送り出し軸5より、第1の回転キヤン3に
沿つて移動し、ローラ7を介し、第2回転キヤン
4を経て、捲き取り軸6にて捲き取られる。 回転キヤン3,4は等速か、キヤン4がキヤン
3に対して増速状態で回転するよう制御されるの
が普通である。 蒸発源2は、電子ビーム加熱を用いるのが好ま
しいいが、単一蒸発源であるか、CoとCrの二元
とするかは、本発明と本質的にかかわるものでは
なく、いずれにより実施することもできる。 蒸発源は簡略化して模式的に示したが、蒸発面
の横断面の中心(図でと示してある。)と、第
1、第2回転キヤンの回転軸の中心P1,P2とを
結んだ1,2に沿つた蒸気流とそれに近い蒸
気流のみで成膜されるように、しやへい板8,9
及び10,11により、それぞれスリツトS1,S2
を構成する。 ここで重要なのは、スリツトS1で最初に成膜す
ることである。即ち、矢印A方向に基板を移動さ
せながらスリツトS1での成膜速度をスリツトS2で
の成膜速度より小さく選んで成膜することであ
る。 蒸発源からの距離、蒸気分布の指向性とからス
リツトS1とS2での成膜速度の差は任意に選べる。 本発明の効果を顕著たらしめるには、おおむね
スリツトS1とS2での成膜速度比を1/5〜1/
100の範囲に選べるよう、装置を構成するのがよ
い。この範囲はキヤンの温度によつても異なる
し、成膜速度の絶対値の大小によつても異なる
が、一応の目安とすべき値といえる。 回転キヤン3,4の直径をそれぞれ30cmとし、
回転キヤンの中心と蒸発源との距離1,2を
それぞれ35cm、45cmとし、角度P2OP1を50゜とし、
高分子成形物基板の幅を15cm、スリツトS1で制限
される入射角を第3図に定義するψin、ψoutをそ
れぞれパラメータとし、次の表に示すような結果
を得た。なお第3図において、2は蒸発源、22
はしやへい板、23は基板である。またSはスリ
ツト、Aは基板の移動方向を示す。
【表】
この表に示した従来例との比較より明らかなよ
うに、同一膜厚を得るに必要な基板の移動速度は
10倍に高められることがわかる。 同一速度で成膜すれば、性能の良い、即ちC軸
配向性の良い垂直磁化膜が得られるし、その傾向
は、倍速しても保持される。 なお前記表におけるΔθ50は、C軸配向性の良
否を示すもので、(002)面に関するロツキングカ
ーブの半値幅であり、10゜以下ならCo−Cr蒸着膜
は垂直磁化膜になることを示している。 従来法として真空蒸着法を取りあげているが、
これと同等の垂直磁化膜を得るスパツタリング条
件で公表されたもののうちで最も高速の場合であ
つても、基板の移動速度は1m/min以下であり、
本発明の生産性改善効果は極めて大きい。 前記表に、キヤン温度条件も示したが、本発明
においても、初期成長時の温度が高い方がややC
軸配向性に優位であることがいえるが、膜形成速
度の関係ほどに顕著ではない。 しかし、第1キヤンの温度設定により、本発明
をさらに効果あるものとすることができることは
明らかで、基板の受ける熱劣化を考慮して、高い
方に条件設定するのが好ましい。 次に本発明をさらに発展させた実施例として、
4ケの回転キヤンを用いた場合について説明す
る。 実施例 2 第2図は1ケの蒸発源12に対して、4ケの回
転キヤン13〜16を配設した場合を示す。 この場合、回転キヤンのそれぞれの回転軸の中
心P3,P4,P5,P6は、蒸発面の中心Oから等距
離としたが、これにこだわらないのは勿論であ
る。しやへい板19には3,4,5,6
をほぼ中心軸としたスリツトS3,S4,S5,S6が設
けられ、垂直に近い蒸気流成分のみで成膜が行え
るようにしてある。 送り出し軸17より高分子成形物基板21は第
1の回転キヤン13に沿つて移動し、ローラ20
を介して、第2の回転キヤン14、第3の回転キ
ヤン15、第4の回転16へと移動し、捲き取り
軸18で捲き取られる。 各回転キヤンの直径は25cmで、3の長さは52
cmとし、スリツトS3,S4,S5,S6での成膜速度
は、S3での成膜速度を小さくすることで、S4,
S5,S6での成膜速度を大きくできる。 S5を真上に持つてきて、∠P6OP5=30゜、∠
P5OP4=30゜、∠P4OP3=30゜としてCo85%Cr15%
を電子ビーム加熱にて蒸発させ、スリツトS3での
ψin=5゜ψout=5゜とし、S4でのψin=ψout10゜、S5
でのψin=ψout=15゜S6でのψin=ψout=17゜を選
び、前記表に示した#1と同様の磁性層0.3μをポ
リエチレンテレフタレート25μ上に形成するの
に、フイルム移動速度は27m/minにすることが
できた。なおキヤン13〜16はそれぞれ90℃、
60℃、60℃、60℃である。 実施例1,2とも回転 ヤン径は同一であつた
が、これが 限定要件ではないのは勿論である。 又、配置の相対関係についても膜の形成速度に
関する以外の限定はない。 又、高分子成形物基板上に直接垂直記録用の磁
性層を配した例を説明したが、面内に異方性を有
するパーマロイ膜などの軟磁性層を配した上に本
発明を適用できることも当然である。 又、垂直方向に異方性を有する、他の強磁性層
についてもCoCrに限定することなく有効である。 以上のように本発明によると高速で垂直異方性
にすぐれる磁性膜を形成することができ、その工
業的価値は大である。
うに、同一膜厚を得るに必要な基板の移動速度は
10倍に高められることがわかる。 同一速度で成膜すれば、性能の良い、即ちC軸
配向性の良い垂直磁化膜が得られるし、その傾向
は、倍速しても保持される。 なお前記表におけるΔθ50は、C軸配向性の良
否を示すもので、(002)面に関するロツキングカ
ーブの半値幅であり、10゜以下ならCo−Cr蒸着膜
は垂直磁化膜になることを示している。 従来法として真空蒸着法を取りあげているが、
これと同等の垂直磁化膜を得るスパツタリング条
件で公表されたもののうちで最も高速の場合であ
つても、基板の移動速度は1m/min以下であり、
本発明の生産性改善効果は極めて大きい。 前記表に、キヤン温度条件も示したが、本発明
においても、初期成長時の温度が高い方がややC
軸配向性に優位であることがいえるが、膜形成速
度の関係ほどに顕著ではない。 しかし、第1キヤンの温度設定により、本発明
をさらに効果あるものとすることができることは
明らかで、基板の受ける熱劣化を考慮して、高い
方に条件設定するのが好ましい。 次に本発明をさらに発展させた実施例として、
4ケの回転キヤンを用いた場合について説明す
る。 実施例 2 第2図は1ケの蒸発源12に対して、4ケの回
転キヤン13〜16を配設した場合を示す。 この場合、回転キヤンのそれぞれの回転軸の中
心P3,P4,P5,P6は、蒸発面の中心Oから等距
離としたが、これにこだわらないのは勿論であ
る。しやへい板19には3,4,5,6
をほぼ中心軸としたスリツトS3,S4,S5,S6が設
けられ、垂直に近い蒸気流成分のみで成膜が行え
るようにしてある。 送り出し軸17より高分子成形物基板21は第
1の回転キヤン13に沿つて移動し、ローラ20
を介して、第2の回転キヤン14、第3の回転キ
ヤン15、第4の回転16へと移動し、捲き取り
軸18で捲き取られる。 各回転キヤンの直径は25cmで、3の長さは52
cmとし、スリツトS3,S4,S5,S6での成膜速度
は、S3での成膜速度を小さくすることで、S4,
S5,S6での成膜速度を大きくできる。 S5を真上に持つてきて、∠P6OP5=30゜、∠
P5OP4=30゜、∠P4OP3=30゜としてCo85%Cr15%
を電子ビーム加熱にて蒸発させ、スリツトS3での
ψin=5゜ψout=5゜とし、S4でのψin=ψout10゜、S5
でのψin=ψout=15゜S6でのψin=ψout=17゜を選
び、前記表に示した#1と同様の磁性層0.3μをポ
リエチレンテレフタレート25μ上に形成するの
に、フイルム移動速度は27m/minにすることが
できた。なおキヤン13〜16はそれぞれ90℃、
60℃、60℃、60℃である。 実施例1,2とも回転 ヤン径は同一であつた
が、これが 限定要件ではないのは勿論である。 又、配置の相対関係についても膜の形成速度に
関する以外の限定はない。 又、高分子成形物基板上に直接垂直記録用の磁
性層を配した例を説明したが、面内に異方性を有
するパーマロイ膜などの軟磁性層を配した上に本
発明を適用できることも当然である。 又、垂直方向に異方性を有する、他の強磁性層
についてもCoCrに限定することなく有効である。 以上のように本発明によると高速で垂直異方性
にすぐれる磁性膜を形成することができ、その工
業的価値は大である。
第1図は本発明の実施例1において用いた蒸着
装置の要部を示す図、第2図は本発明の実施例2
において用いた蒸着装置の要部を示す図、第3図
は蒸気流の入射角を説明するための図である。 1,21,23……基板、2,12……蒸発
源、3,4,13,14,15,16……回転キ
ヤン、8,11,19,22……しやへい板。
装置の要部を示す図、第2図は本発明の実施例2
において用いた蒸着装置の要部を示す図、第3図
は蒸気流の入射角を説明するための図である。 1,21,23……基板、2,12……蒸発
源、3,4,13,14,15,16……回転キ
ヤン、8,11,19,22……しやへい板。
Claims (1)
- 1 蒸着法により、複数個の回転キヤンに沿つて
移動する高分子成形物基板に蒸発源からの蒸気流
の垂直に近い入射角成分を差し向けて蒸着物質を
前記基板上に堆積せしめることにより、前記基板
面に垂直方向に磁化容易軸を有する磁性膜を形成
するとともに、前記磁性膜の形成に際し前記蒸着
物質の初期段階の堆積速度が後の段階のそれより
も小になるようにして前記磁性膜の形成を行うこ
とを特徴とする磁気記録媒体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17884481A JPS5880134A (ja) | 1981-11-06 | 1981-11-06 | 磁気記録媒体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17884481A JPS5880134A (ja) | 1981-11-06 | 1981-11-06 | 磁気記録媒体の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5880134A JPS5880134A (ja) | 1983-05-14 |
JPH0319619B2 true JPH0319619B2 (ja) | 1991-03-15 |
Family
ID=16055652
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17884481A Granted JPS5880134A (ja) | 1981-11-06 | 1981-11-06 | 磁気記録媒体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5880134A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57101663A (en) * | 1980-12-16 | 1982-06-24 | Olympus Optical Co Ltd | Apparatus for forming thin film |
-
1981
- 1981-11-06 JP JP17884481A patent/JPS5880134A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57101663A (en) * | 1980-12-16 | 1982-06-24 | Olympus Optical Co Ltd | Apparatus for forming thin film |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5880134A (ja) | 1983-05-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0319619B2 (ja) | ||
JPH0319618B2 (ja) | ||
JPS6126939A (ja) | 磁気記録媒体の製造方法 | |
JP2546268B2 (ja) | 垂直磁気記録媒体 | |
JPH0581967B2 (ja) | ||
US4526131A (en) | Magnetic recording medium manufacturing apparatus | |
JPS6174143A (ja) | 磁気記録媒体の製造方法 | |
JP2894253B2 (ja) | 高機能性薄膜の製造方法 | |
JPS5814325A (ja) | 磁気記録媒体の製造方法 | |
JP3173541B2 (ja) | 磁気記録媒体の製造装置および製造方法 | |
JP2946748B2 (ja) | 磁気記録媒体の製造方法 | |
JPH0319622B2 (ja) | ||
JPH10105951A (ja) | 磁気記録媒体 | |
JPS58133625A (ja) | 磁気記録媒体 | |
JPH0467433A (ja) | 磁気記録媒体の製造方法 | |
JPS59148126A (ja) | 垂直記録用磁気記録媒体 | |
JPS6174142A (ja) | 磁気記録媒体の製造方法 | |
JPH0612649A (ja) | 磁気記録媒体 | |
JPH01303623A (ja) | 磁気記録媒体 | |
JPH054724B2 (ja) | ||
JPH04132015A (ja) | CoCr垂直磁気記録テープおよびその製造方法 | |
JPS58199440A (ja) | 磁気記録媒体の製造方法 | |
JPS62295219A (ja) | 垂直磁気記録媒体の製造方法 | |
JPH05159267A (ja) | 磁気記録媒体及びその製造方法 | |
JPS6156563B2 (ja) |