JPH0319102Y2 - - Google Patents
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- JPH0319102Y2 JPH0319102Y2 JP1983060449U JP6044983U JPH0319102Y2 JP H0319102 Y2 JPH0319102 Y2 JP H0319102Y2 JP 1983060449 U JP1983060449 U JP 1983060449U JP 6044983 U JP6044983 U JP 6044983U JP H0319102 Y2 JPH0319102 Y2 JP H0319102Y2
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- case
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- 229920000298 Cellophane Polymers 0.000 description 1
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B19/00—Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
- G11B19/02—Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
- G11B19/04—Arrangements for preventing, inhibiting, or warning against double recording on the same blank or against other recording or reproducing malfunctions
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B23/00—Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
- G11B23/02—Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
- G11B23/03—Containers for flat record carriers
- G11B23/033—Containers for flat record carriers for flexible discs
- G11B23/0332—Containers for flat record carriers for flexible discs for single discs, e.g. envelopes
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B23/00—Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
- G11B23/30—Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture with provision for auxiliary signals
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は磁気デイスクカートリツジ、特に詳し
くは小径かつ極薄に形成された円盤状の磁気デイ
スクが高速回転されて録画再生に供せられる磁気
デイスクカートリツジに関するものである。
くは小径かつ極薄に形成された円盤状の磁気デイ
スクが高速回転されて録画再生に供せられる磁気
デイスクカートリツジに関するものである。
従来より、フレキシブルポリエステルシート等
からなる円盤状のベースの両面に磁性体層が形成
され、高速回転されながら磁気ヘツドにより該磁
性体層に磁気記録がなされるフロツピーデイスク
が提供され、その取扱いの容易性、低コストとい
つた利点からコンピユータ用の記録媒体として広
く用いられている。
からなる円盤状のベースの両面に磁性体層が形成
され、高速回転されながら磁気ヘツドにより該磁
性体層に磁気記録がなされるフロツピーデイスク
が提供され、その取扱いの容易性、低コストとい
つた利点からコンピユータ用の記録媒体として広
く用いられている。
一方、このようなフロツピーデイスクの利点、
および記録媒体が再使用できるという、銀塩フイ
ルムにはない磁気記録特有の長所を活用し、該フ
ロツピーデイスクをさらに小型化したものを画像
の記録媒体として使用するスチルカメラが提案さ
れている。このスチルカメラに使用される磁気デ
イスクは、小径でかつ極薄の磁気記録媒体の中心
部にハブが固定されてなるものであり、中央部に
上記ハブを露出させるハブ孔を有するとともに磁
気デイスクの一部を露出させるヘツド挿入用開口
を前後面に有する小型、ハード化されたケース内
に回転可能に収容されて、磁気デイスクカートリ
ツジ(以下単に「カートリツジ」と称する)とし
て使用されるようになつている。
および記録媒体が再使用できるという、銀塩フイ
ルムにはない磁気記録特有の長所を活用し、該フ
ロツピーデイスクをさらに小型化したものを画像
の記録媒体として使用するスチルカメラが提案さ
れている。このスチルカメラに使用される磁気デ
イスクは、小径でかつ極薄の磁気記録媒体の中心
部にハブが固定されてなるものであり、中央部に
上記ハブを露出させるハブ孔を有するとともに磁
気デイスクの一部を露出させるヘツド挿入用開口
を前後面に有する小型、ハード化されたケース内
に回転可能に収容されて、磁気デイスクカートリ
ツジ(以下単に「カートリツジ」と称する)とし
て使用されるようになつている。
この種の磁気記録媒体にあつては、記録再生装
置の誤操作によつて記録内容が簡単に消去されて
しまうので、誤消去防止手段を設けることが望ま
れる。従来からこの誤消去防止手段として一般的
に用いられているものとして、ケースと一体的に
形成され誤消去防止希望時に折り取られるラグが
挙られるが、この誤消去防止ラグは一度折り取ら
れてしまうと、再度記録をしたい場合には例えば
セロハンテープでラグ孔を閉じる等の面倒な操作
が必要となる。誤消去防止の処置を施した後も簡
単に記録可能とする誤消去防止手段としては、ケ
ースに挿入、除去されるプラグが知られている
が、スチルカメラに使用されるようなカートリツ
ジは、一般の35mmカメラと同程度の大きさに形成
されるカメラ本体に装着するため極めて小型かつ
薄いものに形成されるので、この種のプラグを採
用すると、プラグ挿入、除去のために小型で特殊
なピンが必要になる等、カートリツジは非常に使
いづらいものとなる。
置の誤操作によつて記録内容が簡単に消去されて
しまうので、誤消去防止手段を設けることが望ま
れる。従来からこの誤消去防止手段として一般的
に用いられているものとして、ケースと一体的に
形成され誤消去防止希望時に折り取られるラグが
挙られるが、この誤消去防止ラグは一度折り取ら
れてしまうと、再度記録をしたい場合には例えば
セロハンテープでラグ孔を閉じる等の面倒な操作
が必要となる。誤消去防止の処置を施した後も簡
単に記録可能とする誤消去防止手段としては、ケ
ースに挿入、除去されるプラグが知られている
が、スチルカメラに使用されるようなカートリツ
ジは、一般の35mmカメラと同程度の大きさに形成
されるカメラ本体に装着するため極めて小型かつ
薄いものに形成されるので、この種のプラグを採
用すると、プラグ挿入、除去のために小型で特殊
なピンが必要になる等、カートリツジは非常に使
いづらいものとなる。
更に別の手段としては、第1図に示すようにケ
ース1内にスライド弁2を摺動可能に支持し、こ
のスライド弁2が特定の摺動位置に位置したとき
に該スライド弁が被覆する検出孔(図示せず)を
ケース1の一部に設け、前記スライド弁2の弁体
の一側面に一体的にロツクアーム2aを形成し弁
体と略平行に弾性的に変形するようにし、このロ
ツクアーム2aの一端に突起2bを形成しこの突
起2bを受承する2個の凹部1a,1bをケース
1と一体的に形成して、前記スライド弁2が前記
検出孔を被覆する位置と被覆しない位置との2つ
の摺動位置において前記突起2bが前記2個の凹
部1a,1bの何れか一方に受承されて停止させ
る係合手段が提案されているが、この手段による
と前記弾性体の突起2bが引かれて凹部1a又は
1bから離脱する場合は円滑に動作するが、逆に
突起2bを前記凹部1bから前記凹部1aに向け
て押し出すとき、前記凹部1bと前記突起2bと
の当接面において、前記アーム部2aが前記スラ
イド弁2に向けて円滑に弾性変形することを妨げ
る方向の分力が生じ、その結果、前記アーム部2
aを変形あるいは折損させて、前記スライド弁2
全体が円滑に作動しないという欠点があつた。
ース1内にスライド弁2を摺動可能に支持し、こ
のスライド弁2が特定の摺動位置に位置したとき
に該スライド弁が被覆する検出孔(図示せず)を
ケース1の一部に設け、前記スライド弁2の弁体
の一側面に一体的にロツクアーム2aを形成し弁
体と略平行に弾性的に変形するようにし、このロ
ツクアーム2aの一端に突起2bを形成しこの突
起2bを受承する2個の凹部1a,1bをケース
1と一体的に形成して、前記スライド弁2が前記
検出孔を被覆する位置と被覆しない位置との2つ
の摺動位置において前記突起2bが前記2個の凹
部1a,1bの何れか一方に受承されて停止させ
る係合手段が提案されているが、この手段による
と前記弾性体の突起2bが引かれて凹部1a又は
1bから離脱する場合は円滑に動作するが、逆に
突起2bを前記凹部1bから前記凹部1aに向け
て押し出すとき、前記凹部1bと前記突起2bと
の当接面において、前記アーム部2aが前記スラ
イド弁2に向けて円滑に弾性変形することを妨げ
る方向の分力が生じ、その結果、前記アーム部2
aを変形あるいは折損させて、前記スライド弁2
全体が円滑に作動しないという欠点があつた。
本考案は上記のような事情に鑑みてなされたも
のであり、極めて小型、薄型に形成されうる前述
のようなカートリツジにおいて、使い勝手が良
く、しかも簡単に記録可能状態に復帰されうる誤
消去防止手段を備えたカートリツジを提供するこ
とを目的とするものである。
のであり、極めて小型、薄型に形成されうる前述
のようなカートリツジにおいて、使い勝手が良
く、しかも簡単に記録可能状態に復帰されうる誤
消去防止手段を備えたカートリツジを提供するこ
とを目的とするものである。
本考案の磁気デイスクカートリツジは、磁気デ
イスクを収容するケース内に、誤消去防止用のス
ライド弁を前記磁気デイスクの厚さ方向と直角な
方向に摺動可能に支持し、前記スライド弁が特定
摺動位置に位置したとき、該スライド弁が被覆す
る検出孔とを前記ケースの一部に設けるととも
に、該スライド弁の一側面に一体的に形成され弁
体と平行方向に弾性を有するロツクアームと、そ
の両端に形成された一対の突起と、ケースと一体
的に形成され前記一対の突起の何れか一方を受承
する一対の凹部とからなり、前記スライド弁が前
記検出孔を被覆する位置と被覆しない位置との2
つの摺動位置において、それぞれ前記一対の突起
の何れか一方が前記一対の凹部の何れか一方に受
承されて停止させる係合手段を設けたことを特徴
とするものである。
イスクを収容するケース内に、誤消去防止用のス
ライド弁を前記磁気デイスクの厚さ方向と直角な
方向に摺動可能に支持し、前記スライド弁が特定
摺動位置に位置したとき、該スライド弁が被覆す
る検出孔とを前記ケースの一部に設けるととも
に、該スライド弁の一側面に一体的に形成され弁
体と平行方向に弾性を有するロツクアームと、そ
の両端に形成された一対の突起と、ケースと一体
的に形成され前記一対の突起の何れか一方を受承
する一対の凹部とからなり、前記スライド弁が前
記検出孔を被覆する位置と被覆しない位置との2
つの摺動位置において、それぞれ前記一対の突起
の何れか一方が前記一対の凹部の何れか一方に受
承されて停止させる係合手段を設けたことを特徴
とするものである。
上記スライド弁を例えばこのスライド弁の一面
を露出する窓から摺動操作すると、該スライド弁
がケースの検出孔を被覆する状態と、被覆しない
状態の2つの状態が得られる。この2つの状態は
記録再生装置に従来から用いられている機械的あ
るいは光学的な検出結果に基づいて記録再生装置
を記録、消去可能あるいは記録、消去不可能な状
態に設定すればよい。
を露出する窓から摺動操作すると、該スライド弁
がケースの検出孔を被覆する状態と、被覆しない
状態の2つの状態が得られる。この2つの状態は
記録再生装置に従来から用いられている機械的あ
るいは光学的な検出結果に基づいて記録再生装置
を記録、消去可能あるいは記録、消去不可能な状
態に設定すればよい。
以下、図面を参照して本考案の実施例について
説明する。
説明する。
第2図は本考案の1実施例によるカートリツジ
を示すものである。この第1図に示されるように
カートリツジは、円盤状の薄いフレキシブルな磁
気記録媒体3とこの磁気記録媒体3の中心部に固
定されたハブ4とからなる磁気デイスク5、およ
びこの磁気デイスク5を回転可能に収容する薄い
直方体状のケース6からなる。磁気記録媒体3は
非常に薄いベース、例えば厚さ50μ以下のポリエ
ステルシート等の表面に磁性体が塗布、蒸着、ス
パツタリング等によつて層成されてなるものであ
る。またケース6の前後面(図中上下面)には、
磁気デイスク5の磁気記録媒体3の一部を露出さ
せ、シヤツター7によつて開閉されるヘツド挿入
用開口8が設けられている(図には一方のシヤツ
ター7、ヘツド挿入用開口8のみを示す)。シヤ
ツター7は例えばケース6内に配された付勢手段
によつて付勢されて上記ヘツド挿入用開口8を閉
じ、カートリツジが前記スチルカメラ等の記録再
生装置に装着されたとき該記録再生装置の当接部
に当接して移動される連結部材に引かれてヘツド
挿入用開口8を開く。ヘツド挿入用開口8が開か
れれば、記録再生装置の磁気ヘツドが該開口8を
通過して磁気記録媒体3に接触可能となり、ハブ
4に係合する記録再生装置の回転軸によつて高速
回転される該磁気デイスク5に上記磁気ヘツドに
よつて記録がなされ、あるいは該磁気デイスク5
から再生がなされうる。
を示すものである。この第1図に示されるように
カートリツジは、円盤状の薄いフレキシブルな磁
気記録媒体3とこの磁気記録媒体3の中心部に固
定されたハブ4とからなる磁気デイスク5、およ
びこの磁気デイスク5を回転可能に収容する薄い
直方体状のケース6からなる。磁気記録媒体3は
非常に薄いベース、例えば厚さ50μ以下のポリエ
ステルシート等の表面に磁性体が塗布、蒸着、ス
パツタリング等によつて層成されてなるものであ
る。またケース6の前後面(図中上下面)には、
磁気デイスク5の磁気記録媒体3の一部を露出さ
せ、シヤツター7によつて開閉されるヘツド挿入
用開口8が設けられている(図には一方のシヤツ
ター7、ヘツド挿入用開口8のみを示す)。シヤ
ツター7は例えばケース6内に配された付勢手段
によつて付勢されて上記ヘツド挿入用開口8を閉
じ、カートリツジが前記スチルカメラ等の記録再
生装置に装着されたとき該記録再生装置の当接部
に当接して移動される連結部材に引かれてヘツド
挿入用開口8を開く。ヘツド挿入用開口8が開か
れれば、記録再生装置の磁気ヘツドが該開口8を
通過して磁気記録媒体3に接触可能となり、ハブ
4に係合する記録再生装置の回転軸によつて高速
回転される該磁気デイスク5に上記磁気ヘツドに
よつて記録がなされ、あるいは該磁気デイスク5
から再生がなされうる。
円盤状の磁気デイスク5は、直方体状のケース
6内に収容されているため、該ケース6の隅部に
は多少の空いた空間が形成されている。この隅部
の空間の1つに、本考案の特徴部分であるスライ
ド弁9が前記磁気デイスク5と略平行な向きに摺
動可能に支持されている。前記ケース6の該スラ
イド弁9を支持する1隅6aの前面には、スライ
ド弁9の一面をその摺動範囲内において露出させ
る窓部6bが形成されている。
6内に収容されているため、該ケース6の隅部に
は多少の空いた空間が形成されている。この隅部
の空間の1つに、本考案の特徴部分であるスライ
ド弁9が前記磁気デイスク5と略平行な向きに摺
動可能に支持されている。前記ケース6の該スラ
イド弁9を支持する1隅6aの前面には、スライ
ド弁9の一面をその摺動範囲内において露出させ
る窓部6bが形成されている。
第3図は上記スライド弁9近辺の、カートリツ
ジ内部構造を示すものである。このスライド弁9
は例えば弾性に富むプラスチツク等から形成さ
れ、第3図に示すように該スライド弁9の一側に
支持部10を介してロツクアーム11が一体に形
成され、このロツクアーム11の両端には外側に
向つて凸になつた一対の突起11a,11bが設
けられている。
ジ内部構造を示すものである。このスライド弁9
は例えば弾性に富むプラスチツク等から形成さ
れ、第3図に示すように該スライド弁9の一側に
支持部10を介してロツクアーム11が一体に形
成され、このロツクアーム11の両端には外側に
向つて凸になつた一対の突起11a,11bが設
けられている。
またこのスライド弁9を支持するケース6に
は、互いに該スライド弁9の摺動方向に離れ、
各々前記一対の突起11a,11bの何れか一方
のみを受承する第1、第2の凹部6c,6dが形
成されている。さらに前記ケース6の後面には、
該スライド弁9の一方の摺動端において被覆され
るように検出孔6eが設けられている。
は、互いに該スライド弁9の摺動方向に離れ、
各々前記一対の突起11a,11bの何れか一方
のみを受承する第1、第2の凹部6c,6dが形
成されている。さらに前記ケース6の後面には、
該スライド弁9の一方の摺動端において被覆され
るように検出孔6eが設けられている。
第3図に示すようにスライド弁9の突起11a
が第1凹部6cに受承されているとき、ケース6
の窓部6bと検出孔6eはスライド弁9に被覆さ
れることなく連通する状態となる。次にこの状態
から窓部6bから露出しているスライド弁9の上
面に例えば指先を掛け、矢印Aが示している方向
に該スライド弁9を摺動させると、ロツクアーム
11の一端に形成されている突起11aの部分は
弾力的にスライド弁9の方向に撓み、突起11a
が第1凹部6cから外れる。そしてそのまゝスラ
イド弁9を矢印A方向に摺動させると、突起11
bは弾力的に第2凹部6dに係合、受承されて、
該スライド弁9はその位置で停止状態を維持でき
るようになる。このように突起11a,11b…
…向上する。」を「11a,11bは各々受承さ
れている前記第1凹部6c,第2凹部6dから、
前記ロツクアーム11の支持部10の方向に向け
て常に引き出されるため、前記ロツクアーム11
の円滑な弾性変形を妨げるような分力が、前記各
突起11a,11bと凹部6c,6dとの当接面
で発生することを防止でき、その結果、前記ロツ
クアーム11に無理な力が加わることなくその作
動の信頼性が著しく向上する。
が第1凹部6cに受承されているとき、ケース6
の窓部6bと検出孔6eはスライド弁9に被覆さ
れることなく連通する状態となる。次にこの状態
から窓部6bから露出しているスライド弁9の上
面に例えば指先を掛け、矢印Aが示している方向
に該スライド弁9を摺動させると、ロツクアーム
11の一端に形成されている突起11aの部分は
弾力的にスライド弁9の方向に撓み、突起11a
が第1凹部6cから外れる。そしてそのまゝスラ
イド弁9を矢印A方向に摺動させると、突起11
bは弾力的に第2凹部6dに係合、受承されて、
該スライド弁9はその位置で停止状態を維持でき
るようになる。このように突起11a,11b…
…向上する。」を「11a,11bは各々受承さ
れている前記第1凹部6c,第2凹部6dから、
前記ロツクアーム11の支持部10の方向に向け
て常に引き出されるため、前記ロツクアーム11
の円滑な弾性変形を妨げるような分力が、前記各
突起11a,11bと凹部6c,6dとの当接面
で発生することを防止でき、その結果、前記ロツ
クアーム11に無理な力が加わることなくその作
動の信頼性が著しく向上する。
上記のようにスライド弁9が停止すると、この
スライド弁9の一部によつてケース6の窓部6b
と検出孔6eは閉じられる。次にスライド弁9を
矢印Bの方向、すなわち上述とは反対の方向に摺
動させれば、前記第3図に示す状態が得られる。
スライド弁9の一部によつてケース6の窓部6b
と検出孔6eは閉じられる。次にスライド弁9を
矢印Bの方向、すなわち上述とは反対の方向に摺
動させれば、前記第3図に示す状態が得られる。
以上説明したように、窓部6bから露出してい
る矢印A,Bの指示に従つてスライド弁9を摺動
させると、ケース6の窓部6bと検出孔6eが閉
じられている状態と、これら窓部6bと検出孔6
eが連通して開いた状態との2つの状態が任意に
設定される。こゝで、このスライド弁9は薄いな
がらも、前記ケース6隅部の空間を有効に利用し
て十分大型に形成できるので、その摺動操作は容
易に行われうるものとなる。
る矢印A,Bの指示に従つてスライド弁9を摺動
させると、ケース6の窓部6bと検出孔6eが閉
じられている状態と、これら窓部6bと検出孔6
eが連通して開いた状態との2つの状態が任意に
設定される。こゝで、このスライド弁9は薄いな
がらも、前記ケース6隅部の空間を有効に利用し
て十分大型に形成できるので、その摺動操作は容
易に行われうるものとなる。
そこで記録再生装置に、窓部6b、検出孔6e
が開いているときは、これら窓部6b、検出孔6
eの一方からケース6内方に十分進入し、窓部6
b、検出孔6eがスライド弁9によつて閉じられ
ているときは該スライド弁9に当接して進入を妨
げられる検出ロツドを設ければ、窓部6b、検出
孔6eの上記2つの状態が検出される。したがつ
て例えば窓部6b、検出孔6eが開かれていると
きを誤消去防止状態と定義し、この状態を検出ロ
ツドが検出したならば記録再生装置を機械的ある
いは電気的に、記録、消去不可能状態に設定すれ
ば、カートリツジに記録されている記録内容が誤
まつて消去されることを防止できる。
が開いているときは、これら窓部6b、検出孔6
eの一方からケース6内方に十分進入し、窓部6
b、検出孔6eがスライド弁9によつて閉じられ
ているときは該スライド弁9に当接して進入を妨
げられる検出ロツドを設ければ、窓部6b、検出
孔6eの上記2つの状態が検出される。したがつ
て例えば窓部6b、検出孔6eが開かれていると
きを誤消去防止状態と定義し、この状態を検出ロ
ツドが検出したならば記録再生装置を機械的ある
いは電気的に、記録、消去不可能状態に設定すれ
ば、カートリツジに記録されている記録内容が誤
まつて消去されることを防止できる。
なお上記のような検出ロツドによる誤消去防止
状態の検出は、従来から広く行われているもので
ある。またこれも従来より知られているものであ
るが、記録再生装置に、上記窓部6b、検出孔6
eを通過する光を発する発光器と、この光を受け
る受光器との組合せによつて該窓部6b、検出孔
6eの開閉を検出する光学的な検出装置を設けて
もよい。この種の光学的検出装置に適用可能とす
るためには、上記実施例のように窓部6b、検出
孔6eを必ず双方に設ける必要があるが、前述の
ような機械的検出装置のみに適用させる場合には
検出孔6eだけ設けてもよい。しかし上記実施例
のように形成することは、カートリツジの適用範
囲を拡張し、また機械的検出装置をより簡単なも
のとする上でより好ましい。
状態の検出は、従来から広く行われているもので
ある。またこれも従来より知られているものであ
るが、記録再生装置に、上記窓部6b、検出孔6
eを通過する光を発する発光器と、この光を受け
る受光器との組合せによつて該窓部6b、検出孔
6eの開閉を検出する光学的な検出装置を設けて
もよい。この種の光学的検出装置に適用可能とす
るためには、上記実施例のように窓部6b、検出
孔6eを必ず双方に設ける必要があるが、前述の
ような機械的検出装置のみに適用させる場合には
検出孔6eだけ設けてもよい。しかし上記実施例
のように形成することは、カートリツジの適用範
囲を拡張し、また機械的検出装置をより簡単なも
のとする上でより好ましい。
以上詳細に説明した通り本考案の磁気デイスク
カートリツジは、小型、薄型に形成されても、誤
消去防止状態が操作性良く設定され、また誤消去
防止状態の解除も簡単に行えるので、使い勝手が
よく実用的なものとなる。
カートリツジは、小型、薄型に形成されても、誤
消去防止状態が操作性良く設定され、また誤消去
防止状態の解除も簡単に行えるので、使い勝手が
よく実用的なものとなる。
第1図は従来の磁気デイスクカートリツジの内
部構造を示す部分断面斜視図、第2図は本考案の
1実施例を示す斜視図、第3図は上記実施例の内
部構造を示す部分断面斜視図である。 5……磁気デイスク、6……ケース、6b……
窓部、6c,6d……凹部、6e……検出孔、9
……スライド弁、11……ロツクアーム、11
a,11b……突起。
部構造を示す部分断面斜視図、第2図は本考案の
1実施例を示す斜視図、第3図は上記実施例の内
部構造を示す部分断面斜視図である。 5……磁気デイスク、6……ケース、6b……
窓部、6c,6d……凹部、6e……検出孔、9
……スライド弁、11……ロツクアーム、11
a,11b……突起。
Claims (1)
- 円盤状の磁気デイスクを回転可能にケース内に
収容してなる磁気デイスクカートリツジにおい
て、前記ケース内に誤消去防止用のスライド弁を
前記磁気デイスクの厚さと直角な方向に摺動可能
に支持し、ケースの一部に前記スライド弁が特定
摺動位置に位置したときに該スライド弁が被覆す
る検出孔を設けるとともに、該スライド弁と一体
的にその一側面に形成され弁体と平行方向に弾性
を有するロツクアームと、その両端に形成された
一対の突起と、ケースと一体的に形成され該突起
を受承する一対の凹部とからなり、前記スライド
弁が前記検出孔を被覆する位置と被覆しない位置
との2つの摺動位置において、それぞれ前記一対
の突起の何れか一方が前記一対の凹部の何れか一
方に受承されて停止させる係合手段を設けたこと
を特徴とする磁気デイスクカートリツジ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1983060449U JPS59168876U (ja) | 1983-04-22 | 1983-04-22 | 磁気デイスクカ−トリツジ |
US06/602,119 US4536812A (en) | 1983-04-22 | 1984-04-19 | Magnetic disk cartridge |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1983060449U JPS59168876U (ja) | 1983-04-22 | 1983-04-22 | 磁気デイスクカ−トリツジ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59168876U JPS59168876U (ja) | 1984-11-12 |
JPH0319102Y2 true JPH0319102Y2 (ja) | 1991-04-23 |
Family
ID=13142590
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1983060449U Granted JPS59168876U (ja) | 1983-04-22 | 1983-04-22 | 磁気デイスクカ−トリツジ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4536812A (ja) |
JP (1) | JPS59168876U (ja) |
Families Citing this family (32)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6047186U (ja) * | 1983-09-09 | 1985-04-03 | ティーディーケイ株式会社 | 磁気テ−プカ−トリツジ |
US4658317A (en) * | 1984-08-07 | 1987-04-14 | Lievsay Jr Claude | Flexible magnetic disk write protect device |
JPS61105983U (ja) * | 1984-12-17 | 1986-07-05 | ||
DE8505795U1 (de) * | 1985-03-01 | 1985-05-15 | Basf Ag, 6700 Ludwigshafen | Aufzeichnungsträger mit Hülle |
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USRE33961E (en) * | 1985-06-11 | 1992-06-16 | Shape Inc. | Write/protect tab assembly for a floppy disc jacket and method for assembling same |
US4618060A (en) * | 1985-11-07 | 1986-10-21 | Tarter Norman D | Floppy disc casing with optional write-protect capability |
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JPS62101185U (ja) * | 1985-12-18 | 1987-06-27 | ||
WO1988000756A1 (en) * | 1986-07-18 | 1988-01-28 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Tape cassette |
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US4945530A (en) * | 1986-11-14 | 1990-07-31 | Opticord, Inc. | Cartridge for optical data discs |
US5184255A (en) * | 1987-01-16 | 1993-02-02 | Shape Inc. | Video tape cassette with a reusable recording enable/disable slide tab |
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JPH0525110Y2 (ja) * | 1987-06-18 | 1993-06-24 | ||
US4860142A (en) * | 1987-08-20 | 1989-08-22 | Digiesi Anthony L | Computer disk adjustable write protect device |
CA1328015C (en) * | 1988-03-11 | 1994-03-22 | Shuji Haruna | Disk cartridge |
JPH0292887U (ja) * | 1988-12-29 | 1990-07-24 | ||
JP2808659B2 (ja) * | 1989-04-28 | 1998-10-08 | ソニー株式会社 | 記録媒体収納体の誤記録防止機構 |
JPH0621105Y2 (ja) * | 1989-08-10 | 1994-06-01 | 花王株式会社 | 磁気ディスクカートリッジ |
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DE9110112U1 (de) * | 1991-08-16 | 1991-11-14 | BASF Magnetics GmbH, 6800 Mannheim | Kassette mit Aufzeichnungsträger, insbesondere Magnetbandkassette |
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US5803250A (en) * | 1993-11-19 | 1998-09-08 | Mori; Takanori | Case for disk-type recording medium |
US5581540A (en) * | 1995-02-08 | 1996-12-03 | International Business Machines Corporation | Single disk write protection system for multiple-disk cartridge |
US5748419A (en) * | 1995-08-17 | 1998-05-05 | Imation Corp. | Write protect mechanism with spring element for data storage diskette and fabrication method |
JPH10172227A (ja) * | 1996-12-11 | 1998-06-26 | Victor Co Of Japan Ltd | ライトプロテクタ及びディスクカートリッジ |
US6118757A (en) * | 1997-02-26 | 2000-09-12 | Opticord, Inc. | Data information disk cartridge and method of assembly and use |
USD417974S (en) * | 1997-02-28 | 1999-12-28 | Takanori Mori | Bellows disk case |
JPH11185423A (ja) * | 1997-12-24 | 1999-07-09 | Tdk Corp | ディスクカートリッジ |
US6466405B1 (en) | 1999-12-30 | 2002-10-15 | Imation Corp. | Data storage cartridge with read/write selector switch |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5540624Y2 (ja) * | 1975-04-17 | 1980-09-22 | ||
US4320421A (en) * | 1980-05-27 | 1982-03-16 | International Business Machines Corporation | Rotary actuator for file protect function |
JPS606938Y2 (ja) * | 1980-08-14 | 1985-03-07 | ソニー株式会社 | 記録再生用デイスクカセツト |
-
1983
- 1983-04-22 JP JP1983060449U patent/JPS59168876U/ja active Granted
-
1984
- 1984-04-19 US US06/602,119 patent/US4536812A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4536812A (en) | 1985-08-20 |
JPS59168876U (ja) | 1984-11-12 |
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