JPH03183392A - ブラシレスモータの駆動装置 - Google Patents

ブラシレスモータの駆動装置

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JPH03183392A
JPH03183392A JP1319718A JP31971889A JPH03183392A JP H03183392 A JPH03183392 A JP H03183392A JP 1319718 A JP1319718 A JP 1319718A JP 31971889 A JP31971889 A JP 31971889A JP H03183392 A JPH03183392 A JP H03183392A
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motor
torque
motor drive
excitation
drive device
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JP1319718A
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Noriaki Itou
伊東 典晃
Soichi Hiramatsu
壮一 平松
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Canon Inc
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P8/00Arrangements for controlling dynamo-electric motors of the kind having motors rotating step by step
    • H02P8/32Reducing overshoot or oscillation, e.g. damping
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P8/00Arrangements for controlling dynamo-electric motors of the kind having motors rotating step by step
    • H02P8/12Control or stabilisation of current

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、OA機器などの駆動源として使用されるステ
ッピングモータ等のブラシレスモータの駆動装置に関す
る。
(従来の技術) ブラシレスモータは、一般に、永久iff石のロータと
磁界を発生させる複数の励磁コイルを備え、所定のタイ
ミングでコイル励磁電流を切換えて発生磁界を変化させ
ることにより、ロータに回転力を発生させるように構成
されている。
第11図は、従来のブラシレスモータの駆動装置の構成
を示すブロック図である。
第11図は、ブラシレスモータ1を駆動する駆動装置を
示し、該モータ1がプリンタ等で記録ヘッドを搭載して
移動するキャリツジ2の駆動源である場合を例示してい
る。
キャリッジ2の駆動源としては、通常、ステッピングモ
ータ等のブラシレスモーフが使用される第11図におい
て、ブラシレスモーフの駆動装置は、モータlの回転量
を検出するエンコーダ4該エンコーダ4からの信号13
を処理してモータ1のコイル励磁切換え信号16を出力
する電流切換え回路8、モータ駆動回路10、モータl
の起動停止および速度を制御する制御口l(MPU)7
、該制御@Ftl!t1からの速度制御信号14に基づ
いてPWM (パルス幅制御)信号17を出力するPW
M信号発生器9などによって構成されているなお、第1
1図中、5はモータlの起動停止および速度を制御する
制御装置部分を、11および12はそれぞれ前記制御装
置5内のROMおよびRAMを示す。
第13図は本発明を通用するのに好適なブラシレスモー
フの一種であるステッピングモータを示し、(A)は一
部破断斜視図であり、(B)は縦断面図である。
第13図において、ブラシレスモーフ1は、A相2およ
びB相3の2つの励磁相を有しており、ロータ軸43、
該ロータ軸に固定されたロータ44、該ロータ44の外
周に設けられた永久磁石のマグネットロータ42、人相
のコイル45A、A相のステータ46A、B相のコイル
45B、B相のステータ46Bで構成されている。
また、前記ロータ軸43の下端に取付けられたスリ・ン
トディスク47と、該スリ・ンl−ディスク47を跨い
でモータケース側に固定されたフォトインクラブタ48
とで構成されたロークリエンコーダ49が設けられてい
る。
このロークリエンコーダ49は、第11図中のエンコー
ダ4を構成するものであり、ロータ回転に応してスリッ
ト検出信号(回転量信号)を出力する。
ここで、所定のタイミングで前記コイル45A45Bの
励磁電流を切換えて発生磁界を変化させると、永久磁石
42を横切る磁束が変化し、ロータ44が回転駆動され
る。
したがって、電流切換え回IB8でエンコーダ4のパル
ス信号(スリット検出信号)13をカウントし、所定数
のパルスごとに所定のコイル45A145Bを励磁する
ことにより、モータの回転を持続させることができる。
一方、制御回路7は、ブラシレスモーフ1をOA機器等
に搭載して動力源とする場合、起動および停止の他、回
転速度の制御を行なう。
回転速度の制御は、例えば、エンコーダ4からのスリッ
ト信号の信号間隔からモータlの速度を換算し、基準と
なる速度との誤差に基づいて、速度制御用PWM信号の
デユーティ(モータ駆動回路をオンする時間の割合)を
変えることによって行なう。
例えば、モータの回転速度が指示速度より速い場合は、
PWM信号のデユーティを短くし、モータの励磁電流の
量を低下させて回転速度を下げる。
逆に、モータ速度が遅い場合は、PWM信号のデユーテ
ィを長くしてモータの回転速度を上げる。
〔発明が解決しようとする技術的課題〕しかし、上記従
来のブラシレスモーフの駆動速度では、モータの回転お
よび回転速度を制御することはできるが、ブラシレスモ
ーフ自身に起因するトルクリフプルを即える制御ができ
ないという技術的課題があった。
前記トルクリップルとは、ブラシレスモーフが発生する
トルクの脈動のことであり、OA機器などの騒音や振動
の原因となるものである。
ここで、第13図に示すモータを用いて、トルクリップ
ルの発生について説明する。
前述のように、ブランレスモーフは、コイルの励磁で発
生する磁界とロータに着磁されている磁極との相互作用
によって回転する。
したがって、第13図に示すようなブランレスモーフに
おいては、コイル磁界により磁化されるステータ46A
、46Bの極歯と、該極歯と同し数の磁極を有するロー
タマグネット42との相互作用によって、回転力(トル
ク)が発生する。
通常のプランレスモーフは、複数のコイルを有する多層
構造になっているので、複数の励磁相の重なり合いで回
転している。
第12図は、第13図のブラシレスモータの回転力を示
すグラフである。
例えば、第13図のごとく2つの励磁相を有するブラシ
レスモータの磁極の相互作用による回転力は、第12図
の(A)の励磁トルクのグラフに示すように、山が重な
り合うような形をしている。
これは、2つのコイル45A、45Bを交互に切換えな
がら回転力を発生させているからである。
しかしながら、ブラシレスモータは、上記励磁トルクの
他に、第12図の(B)に示すようなデイテントトルク
と呼ばれるトルクの脈動を持っている。
このデイテントトルクは、モータをオープン(無励磁の
状態)にしてロータの軸43で回転させた時に生しる負
荷の変動であり、ロータ磁極とステータ極歯との相互作
用によって生じるものである。
なお、前述のコイル45A、45Bを励磁して発生させ
た磁界の相互作用は吸引と反発であるが、前記デイテン
トトルクの方は吸引力のみである。
したがって、ブラシレスモータの発生トルクの脈動は、
第12図の(A)および(B)に示すような2つの相互
作用を加算したもの(重なり)であり、第12図の(C
)に示すように歪みを持った形となる。
同時に、モータの回転速度も、微視的に見ると、この歪
みと同様な速度変動を繰り返している。
この回転速度変動は、その周波数が通常のモータの使用
回転速度では高過ぎるので、制御回路による制御だけで
は無くすことができない。
本発明は、上記従来の技術的RBに鑑みてなされたもの
であり、複数のコイルの励磁トルクを制御してトルクリ
ップルを抑えることにより、簡単な構成で、振動および
騒音の少ない高性能なブラシレスモータを提供すること
を目的とする。
〔課題解決のための手段〕
本発明は、複数の励磁コイルを有するブラシレスモータ
の駆動装置において、各励磁コイルの励磁トルクをそれ
ぞれ個別に制御する制御手段を設ける構成とすることに
より、複数のコイルの励磁トルクを制御してトルクリッ
プルを抑えることにより、簡単な構成で、振動および騒
音の少ない高性能なブラシレスモータを提供するもので
ある。
請求項2の発明は、上記構成に加えて、前記制御手段を
、各励磁コイルへ流れる電流を制御するように個々の励
磁コイルごとに設けられた、複数のPWM信号発生器で
構成することにより、デユーティ制御によって上記目的
を達成し得るブラシレスモータの駆動装置を提供するも
のである。
請求項3の発明は、上記構成に加えて、個々のPWM信
号発生器へ異なったPWM指示信号を出力できる制御回
路を設けることにより、上記目的を達成し得るブラシレ
スモータの駆動装置fc提供するものである。
請求項4の発明は、上記構成に加えて、各jilJ磁コ
イ磁心イルする複数のモータ駆動回路のそれぞれの出力
端子に、直列に抵抗が接続されている構成により、抵抗
値の大きさを設定する簡単な手法で、上記目的を達成し
得るブラシレスモータの駆動装置を提供するものである
請求項5の発明は、上記構成に加えて、前記複数のモー
タ駆動回路が、それぞれ異なったモータ駆動電圧を出力
する構成により、複数のコイルの励磁トルクを制御して
トルクリップルを抑えることにより、簡単な構成で、振
動および騒音の少ない高性能なブラシレスモータを提供
するものである。
(実施例〕 以下、第1図〜第10図を参照して本発明を具体的に説
明する。
また、第1図〜第10図においても、本発明を実施する
モータの具体的構造例として、第13図のブラシレスモ
ータを引用する。
第1図は、本発明によるブラシレスモータの駆動装置の
第1実施例の構成を示すブロック図である。
第1図は、○Ajij、a6の駆動源としてのブラシレ
スモータIを駆動する場合の実施例を示し、該ブラシレ
スモータエはA相およびB相の2つの励磁相2.3を備
えている。
第1図において、ブラシレスモーフ1回転i1+!第1
3図中のロータリエンコーダ49と同様のエンコーダ4
によって検出され、該エンコーダ4力らのパルスL、−
M、 (検出信号)13は制御回路7および電流切換え
回路8へ入力される。
本実施例(第1実施例)においては、モータ駆動回路お
よびPWM(パルス幅制御)信号発生器は、モータlの
複数(図示の例では2個)の励磁:l:Iイル45A、
45Bに対応して、複数個づつ、すなわち、2個のモー
タ駆動回路10A、IOBおよび2個のPWM信号発生
器9A、98で構成されている。
前記電流切換え回路8からは、各モータ駆動回路10A
、IOBに対して、個別に切換え信号16A、16Bが
出力される。
また、前記制御回路7からは、各PWM信号発生器9A
、9Bに対して、個別に、PWM指示信号14A、14
Bが出力され、各PWM信号発生器9A、9Bからは、
各モータ駆動回路10A、10Bに対して、個別4:P
WM信号17A、17Bが出力される。
なお、前記制御回路7から前記電流切換え回路8に対し
ては、モータlの起動、停止、回転等の制御信号15が
出力されている。
前記各モータ駆動回路!OA、IOBからは、対応する
励磁相A、Bに対して、所定のタイくングで所定量の駆
動電流18A、18Bが供給される。
なお、第1図中、5は本発明によって構成されるブラシ
レスモータの駆動装置を、11および12はそれぞれ前
記制御回路7に併設されたROMおよびRAMを示す。
また、第1図中のブラシレスモータ1は、前述の第13
図のブラシレスモータと実質上回し構造を有している。
以下、第1図のブラシレスモータ】の動作について説明
する。
まず、モータ1の回転駆動は、電流切換え回路8とモー
タ駆動回路10A、IOBによって1テなわれる。
次に、モータIの回転速度は、制御回路7およびPWM
信号発生器9A、9Bにより、モータ駆動回路10A、
IOBを介して、制御される。
第2図は、第1図のブラシレスモータlのトルクリンプ
ルの補償を示すグラフであり、(A)はコイルを励(5
′iすることによって生じる励磁トルクを、(B)はモ
ータ固有のデイテントトルクを、(C)は(A)と(B
)を合わせて得られるモータの発生トルクを、それぞれ
示す。
発生トルクの歪みは、第2図からも分るように、周期の
ズした励磁I・ルクとデイテントトルクの重なり合いが
原因となって発生している。
したがって、励磁トルクの波形(A)を適切に操作すれ
ば、デイテントトルクと重合わせた時の発生トルクのリ
ップルを小さくすることができる。
本実施例(第1実施例)は、制御回路7によって制御さ
れる速度調整用のPWM信号17A、17Bを操作する
ことによって、モータ1がトルクリップルの少ない発生
トルクを出力するように構成される。
すなわち、前述したように、コイル45A、45Bに流
れる電流は、PWM信号17A、1.7Bのデユーティ
によって操作することができ、モータlの発生トルクは
、コイル45A、45Bにiれる電流に比例して増減す
る。
したがって、各PWM信号17A、17Bのデユーティ
を変化させることにより、モータ1の発生トルクを調整
することができる。
例えば、第13図に示した2相のブラシレスモータlで
は、コイル45A%45Bに流れる電流が、それぞれの
PWM信号発生器9A、9Bによって制御されることに
なる。
ところで、制御回路7は、ROMIIの中に格納すれて
いる速度指示テーブルに基づいてモータ1の速度を制御
するように、PWM指示信号14A、1.4 Bを出力
する。
すなわち、前記PWM指示信号14A、14Bは、それ
ぞれ個別に、前記ROM内の速度指示テーブルを所望の
内容に設定することにより、自由に制御することができ
る。
そこで、制御回路7が、PWM信号発生器9Aに対して
は所定の速度制御を行なうPWM指示信号+4Aを出力
するが、PWM信号発生器9Bに対しては一定値を差し
引いたPWM指示信号14Bを出力するように設定する
と、その場合の励磁l・ルクの波形は第2図の(A)の
ようになる。
一方、前記デイテントトルクは、モータlに固有のもの
で変化せず第2図の(B)のような波形を示すので、(
A)の励磁トルクと該デイテントトルクとを合成したモ
ータ1の発生トルクは第2図の(C)のようになり、第
13図の(C)に示すような従来の発生トルクに比べ、
トルクリップルの小さい出力トルクを得ることができる
ここで、PWM指示信号14Bの設定について説明する
モータのデイテントトルクは、モータ組立て特の誤差な
どにより、発生するものであるから、そのモータに固有
の値を示し、変化しないものである。
したがって、予めデイテントI・ルクの周期を測定し、
デイテントトルクが正となり、発生トルクを大きくする
方のコイルをB相とし、該デイテントトルクと略同程度
のトルクを発生させる分だけ前記B相の励磁電流を少な
くすることにより、発生トルク(出力トルク)のトルク
リップルを小さく抑えることができる。
第3図は、制御回路7の速度制御ルーチンの中で、この
トルクリンプル抑制を行なう動作のフ【コーチヤードで
ある。
すなわち、デイテントトルクの大きさのトルクを発生さ
せる電流値に相当するPWM信弓を予めROMII内に
書き込んでおけば、第3図に示す動作で前述のトルクリ
ップルの制御を行なうことができる。
第3図において、速度制御ルーチンに入ると、まず、ス
テップS1でモータlの回転速度を検知し、ステップS
2において、検知回転速度に基づいて、速度制御のため
のPWM値を計算し、ステップS3でPWM指示信号1
4AをA相に出力す一方、B相のPWM指示信号14B
については、ステップS4で予め設定したテーブルに基
づいて指定値だけ減算し、ステップS5において、減算
して求めたPWM指示信号14BをB相に出力する。
以上により、本発明によるブラシレスモーフの駆動装置
、すなわち、複数の励磁コイル2.3を有するブラシレ
スモーフlの駆動装置において、各励磁コイル2.3の
励磁トルクをそれぞれ個別に制御する制御手段を備えた
駆動装置が提供される。
上記実施例では、前記制御手段は、各励磁コイル2.3
へ流れる電流を制御するため、個々の励磁コイル2.3
ごとに設けられた複数のPWM信号発生器9A、9Bで
構成されている。
また、個々のPWM信号発生器9A、9Bへは、制御回
路7から、それぞれ異なったPWM指示信号14A、1
4Bが出力されるように構成されている。
ところで、以上の実施例では、デイテントj・ルクの周
期を予め測定しておき、励磁トルクを小さくする相を選
んだが、本発明を実施する他の方法(第2実施例)とし
ては、制御手段によってトルクリップルの補正を行なう
前の速度変動を測定しておき、速度が速くなる方の相を
B相とし、そのPWM指示信号14Bを小さく設定する
という方法がある。
この第2実施例の場合は、予めモータ1個ごとにデイテ
ントトルク周期を測定する手間が省けるという効果があ
る。
ただし、電源オン時にモータを定速に制御し、速度変動
を検出するというイニシアル処理が必要になる。
第4図は、電源オン時き上記イニシアル処理のフローチ
ャートである。
第4図において、電源オンの後、ステップSlでモータ
lをスタートさせ、ステップS2で3亥モータの定速制
御を行ない、ステップS3で速度変動を測定する。
この速度変動の測定に基づいき、ステップS4↓こおい
て、速度が速くなる方の相をB相、すなわち、トルクリ
ンプルを補正する相に決定する。
次いで、ステップS5でモータを停止させる。
こうして、8相を決定した後、第2図で説明したトルク
リップルの補正動作を実行する。
第2実施例は、以上述べた点で前述の第1実施例と相違
しており、その他の部分は全て第1図〜第3図で説明し
た第1実施例の場合と同し構成を有している。
以上説明した各実施例によれば、?1fiのコイル2.
3の励(5i トルクを個別に制御してトルクリップル
を抑えるので、簡単な構成の駆動装置によってモータ1
の振動および騒音を効果的に低減でき、高性能のモータ
を実現させることができる。
第5図は、本発明によるブラシレスモータの駆動装置の
第3実施例の構成を示すブロック図であり、第6図は、
第5図の駆動装置のモーフ駆動回路図である。
本実施例においては、モータlの励磁トルクの補正はモ
ータ駆動回路10A、IOB中に設けた抵抗]、 OO
によって行なうように構成されている。
PWM信号17による速度制御は、定電圧駆動と同等で
あることから、モータコイル2.3に抵抗を直列に挿入
した場合に電流値が減少し励磁トルクが減少することを
利用して行なうことができる。
本実施例は、この原理を応用したものである。
したがって、第1実施例で説明したように予め補正する
相が分かっている場合は、第5図に示すように、予めB
相(補正用)にモータlのデイテントトルクを補正する
効果があるだけの抵抗100(第6図)を挿入しておく
ことにより、前述の各実施例の場合と同様にトルクリッ
プルの抑制制御を行なうことができる。
挿入する前記抵抗値100は、B相3のフィル抵抗の数
分の一程度のものでよい。
本実施例は、以上の点で第1図〜第4図の実施例と相違
しており、その他の部分は実質上同しように構成されて
おり、それぞれ対応する部分を同一符号で表示し、それ
らの詳細説明は省略する。
したがって、本実施例によっても、前述の場合と同様、
複数のコイル2.3の励磁トルクを個別に制御してトル
クリップルを抑える構成が得られ、簡単な構成の駆動装
置によってモータ1の振動および騒音を効果的に低減で
き、高性能のモータを実現させることができる。
第7図は本発明によるブラシレスモータの駆動装置の第
4実施例の構成を示すブロック図であり、第8図は第7
図の駆動装置のモータ駆動回路10A、IOBの回路図
である。
前述の第3実施例において、補正用をB相に固定せず、
第4図のフローチャー1・にしたがって補正化を決める
場合は、第7図の駆動装置と第8図のモータ駆動回路1
0A、IOBを用いて発仕トルクのトルクリップルを抑
制制御することができる。
本実施例においては、電源オン時のイニシアル処理(第
4図)のステップS4にて補正用が決定したら、制御回
路7からの切換え信号20によってモータ駆動回i10
A、IOB中のスイッチ31(第8図)を切換えて抵抗
挿入を行なう。
本実施例では、第8図に示すように、A相には抵抗R1
を挿入することができ、B相には抵抗R1を挿入するこ
とができるように構成されている。
本実施例(第4実施例)は、以上の点で第5図および第
6図の第3実施例と相違しており、その他の部分は実質
上同じように構成されており、それぞれ対応する部分を
同一符号で表示し、それらの詳細説明は省略する。
したがって、本実施例によっても、前述の場合と同様、
複数のコイル2.3の励磁トルクを個別に制御してトル
クリップルを抑える構成が得られ、簡単な構成の駆動装
置によってモータiの振動および騒音を効果的に低減で
き、高性能のモータを実現させることができる。
第9図は本発明によるブラシレスモータの駆動装置の第
5実施例のモータ駆動回路IOA、10Bを示す回路図
である。
この第5実施例は、励磁トルク補正相が予め決っている
場合に、モータ1の補正用にかかる電圧にデイテントト
ルクを打ち消すだけの差をつけておくことに特徴がある
本実施例を実施する駆動装置としては、第5図の駆動装
置(第3実施例)と同し構成のものを使用することがで
きる。
本実施例においては、A相およびB相のPWM信弓値が
同しである場合、モータlの各相の駆動電圧の差で励C
1l トルクを補正することにより、発生トルクのトル
クリップルが1用制される。
第9図の例では、励mネIIAには端子21から駆動電
圧■、が印加され、励磁相Bには端子22から駆動電圧
■、が印加されている。
本実施例は、以上の点で第5図および第6図の第3実施
例と相違しており、その他の部分は実質上間しように構
成されている。
したがって、本実施例によっても、前述の場合と同様、
複数のコイル2.3の励磁トルクを個別に制御してトル
クリップルを抑える構成が得られ、簡単な構成の駆動装
置によってモータlの振動および騒音を効果的に低減で
き、高性能のモータを実現させることができる。
第10図は本発明によるブラシレスモーフの駆動装置の
第6実施例の構成を示すブロック図である。
前述の第9図の実施例では、励磁トルク補正相が予め決
っている場合に補正用にかかる電圧に差をつけるように
構成したが、本実施例では、モータ電源オン時のイニシ
アル処理によって補正用を決めるように構成されている
すなわち、第10図に示すように、切換え信す20によ
って、モータ駆動回路10A、IO3中のスイッチを端
子21,22のいずれかに切換えることにより、モータ
1の各励磁相AおよびBにかかる電圧をVlまたはV2
のいずれかに切換えるように構成されている。
なお、この第6実施例を実施する駆動装置としては、第
7図の第4実施例の駆動装置と同しfJt威のものを使
用することができる。
本実施例は、以上の点で第9図の第5実施例と相違して
おり、その他の部分は第9図の実施例の場合はと実質上
間しように横7戊されている。
したがって、本実施例によっても、前述の場合と同様、
複数のコイル2.3の励磁トルクを個別に制御してトル
クリップルを抑える構成が得られ、簡単な構成の駆動装
置によってモータlの振動および騒音を効果的に低減で
き、高性能のモータを実現させることができる。
(発明の効果) 以上の説明から明らかなごとく、請求項1の発明によれ
ば、複数の励磁コイルを有するブラシレスモーフの駆動
装置において、各励磁コイルの励(fi I・ルクをそ
れぞれ個別に制御する制御手段を設ける構成としたので
、複数のコイルの励磁トルクを制御してトルクリップル
を容易に抑えることができ、簡単な構成で、振動および
騒音の少ない高性能なブラシレスモータ実現し得る駆動
装置が提供される。
請求項2の発明によれば、上記構成に加えて、前記制御
手段を、各励磁コイルへ流れる電流を制御するように個
々の励磁コイルごとに設けられた、複数のPWM信号発
生器で構成したので、デユーティ制御によって上記目的
を達成し得るブラシレスモーフの駆動装置が提供される
請求項3の発明によれば、上記構成に加えて、個々のP
WM信号発土器へ異なったPWM指示信号を出力できる
制御回路を設ける構成としたので、ソフトを調整するだ
げで上記目的を達威し得るブラシレスモーフの駆動装置
が提供される。
請求項4の発明によれば、L記横戊に加えて、各励磁コ
イルに対応する複数のモータ駆動回路のそれぞれの出力
端子に、直列に抵抗が接続されている構成としたので、
抵抗値の大きさを設定する簡単な手法で、上記目的を達
成し得るブラシレスモーフの駆動装置が提供される。
請求項5の発明によれば、上記構成に加えて、前記複数
のモータ駆動回路が、それぞれ異なったモータ駆動電圧
を出力する構成としたので、モータ駆動電圧を調整する
方法によって、複数のコイルの励磁トルクを制御してト
ルクリップルを抑えて振動および騒音の少ない高性能な
ブラシレスモータを実現し得る駆動装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるブラシレスモータの駆動装置の第
1実施例の構成を示すブロック図、第2図は第1図の駆
動装置においてモータ出力トルクのリップルを抑制する
状態を示すグラフ、第3図は第1図の駆動装置でトルク
リップルを抑制する9)+作のフローチャート、第4図
は第1図の駆動装置において補正する励磁相を決定する
第2実施例の動作のフローチャー1・、第5図は本発明
によるブラシレスモータの駆動装置の第3実施例のフロ
ーチャート、第6図は第5図中のモータ駆動回路の回路
図、第7図は本発明によるブラシレスモクの第4実施例
のブロック図、第8図は第7図中のモータ駆動回路の回
路図、第9図は本発明によるブラシレスモータの駆動装
置の第5実施例のモータ駆動回路の回路図、第10図は
本発明によるブラシレスモータの駆動装置の第6実施例
のモータ駆動回路の回路図、第11図は従来のブラシレ
スモータの駆動装置の構成を示すブロック図、第12図
は第11図の従来のブラシレスモータにおける発生トル
クのl・ルクリップルを示すグラフ、第13図の(A)
および(B)はブラシレスモータの一種であるステンピ
ングモータの構造を示す一部破断斜視図および模式的縦
断面図である。 以下に、図面中の主要な構成部分を表示する符号を列挙
する。 1−−−−−ブラシレスモータ、2.3励磁相、4速度
検出手段(エンコーダ) 、5−−モータ駆動装置、7
一−−制御回路、8−−−電流切換え回路、9A、9B
−・−PWM信号発生器、IOA、10B−・−モータ
駆動回路、14A、14 B−−−−P WM指示信号
、l 7 A、  17 B−P WM倍信号20−−
−−−−切換え信号、31・−切換えスイッチ、32−
−−一切換えスイッチ、100−−−抵抗、■。 V 、 −−−モータ駆動電圧。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の励磁コイルを有するブラシレスモータの駆
    動装置において、各励磁コイルの励磁トルクをそれぞれ
    個別に制御する制御手段を設けたことを特徴とするブラ
    シレスモータの駆動装置。
  2. (2)前記制御手段は、各励磁コイルへ流れる電流を制
    御するため、個々の励磁コイルごとに設けられた複数の
    PWM信号発生器から成ることを特徴とする請求項1に
    記載のブラシレスモータの駆動装置。
  3. (3)個々のPWM信号発生器へ異なったPWM指示信
    号を出力できる制御回路を有することを特徴とする請求
    項2に記載のブラシレスモータの駆動装置。
  4. (4)各励磁コイルに対応する複数のモータ駆動回路の
    それぞれの出力端子に、直列に抵抗が接続されているこ
    とを特徴とする請求項1に記載のブラシレスモータの駆
    動装置。
  5. (5)前記複数のモータ駆動回路は、それぞれ異なった
    モータ駆動電圧を有することを特徴とする請求項4に記
    載のブラシレスモータの駆動装置。
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