JPH031920B2 - - Google Patents

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JPH031920B2
JPH031920B2 JP56106903A JP10690381A JPH031920B2 JP H031920 B2 JPH031920 B2 JP H031920B2 JP 56106903 A JP56106903 A JP 56106903A JP 10690381 A JP10690381 A JP 10690381A JP H031920 B2 JPH031920 B2 JP H031920B2
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JP
Japan
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current
current value
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JP56106903A
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JPS589597A (ja
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Fujio Moriguchi
Tomio Murayama
Takashi Oomori
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
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Priority to US06/396,547 priority patent/US4463301A/en
Publication of JPS589597A publication Critical patent/JPS589597A/ja
Publication of JPH031920B2 publication Critical patent/JPH031920B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P8/00Arrangements for controlling dynamo-electric motors rotating step by step
    • H02P8/12Control or stabilisation of current
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P8/00Arrangements for controlling dynamo-electric motors rotating step by step
    • H02P8/22Control of step size; Intermediate stepping, e.g. microstepping

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Control Of Stepping Motors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はフアクシミリ、プリンタ等の記録装置
においてロール状の記録紙をステツプ状に搬送さ
せるのに適したステツプモータの駆動回路に関す
る。
例えば供給ロールから繰り出される記録紙を用
いて画像の記録を行うフアクシミリでは、記録紙
を副走査方向にステツプ状に移動させるための搬
送機構にステツプモータを用いている。
第1図はこの種の搬送機構に従来用いられたス
テツプモータ駆動回路を示したものである。図示
しないステータ(固定子)の極歯に巻かれた4相
のコイル11〜14の一端はそれぞれ接地されて
おり、他端はそれぞれのコイルについて励磁電流
のオン・オフ制御を行う対応するスイツチング用
のトランジスタ15〜18のエミツタに接続され
ている。このうち第1および第2のトランジスタ
15,16のコレクタは抵抗19を介して電源ラ
イン21に接続されており、第3および第4のト
ランジスタ17,18のコレクタも同様の抵抗2
2を介して同一の電源ライン21に接続されてい
る。第1〜第4のトランジスタ15〜18のベー
スには図示しない制御装置から制御信号が入力さ
れ、それらのオン・オフ制御が行われるようにな
つている。
このステツプモータ駆動回路の第1〜第4のト
ランジスタ15〜18を順に択一的に導通させる
と、4相の励磁相コイル11〜14が順に励磁
し、これに応じて図示しないロータが励磁相の推
移方向に次々と安定位置を求めて回転動作を行
う。この回路では電気的時定数を減少させるため
に抵抗19,22を使用しているので、入力信号
に対する応答が速やかで、回転速度の制御が比較
的容易であり、かつフイードバツクを必要としな
い開ループ制御を行うことができるという長所を
有している。ところがこの反面、この回路によれ
ば単ステツプごとにオーバーシユートが発生し、
記録装置の搬送系に振動が発生する。搬送系に振
動が発生すると、記録紙が所定の位置に移動して
も振動がある程度減衰するまで満足な記録を行う
ことができない。従つて良好な記録を行うために
記録紙の静止時間を各副走査点において十分確保
しようとすると、高速記録を行うことができない
という問題があつた。またオーバーシユートによ
るステツプモータの振動が減衰しないうちに、高
速記録のために次のステツプ動作に移行させる
と、振動が重畳しステツプミスを生じさせる場合
があるという問題もあつた。
このような問題を解決し、ロール状の記録紙の
搬送系においてできるだけ短い移動時間で記録紙
を移動させ、かつステツプ応答の振動を軽減させ
て、記録のために比較的長い静止時間を得るため
の提案がなされている。
第2図はこの提案を図示したものである。この
提案では、2個の正相クロツク(同図a)の間に
逆相クロツク(同図b)を発生させ、励磁状態を
推移させる際にその推移方向と逆方向への励磁ス
テツプを混在させている。これにより同図cに示
すようにステツプ応答の振動が軽減される。しか
しながらこの提案によればロータの回転方向とは
逆の方向に回転ベクトルを発生させるため、ロー
タ自体の回転トルクを十分に利用することができ
ないという欠点がある。
本発明は上記した事情に鑑みてなされたもの
で、ロール状の記録紙をステツプ状に搬送させる
際にモータの発生するトルクを有効に活用し、か
つステツプ応答の振動を抑制することのできるス
テツプモータ駆動回路を提供することを目的とす
る。
本発明では()ステツプモータの各相の励磁
電流を、特定の比をもつ第1の電流値または小な
る第2の電流値、または零のいずれかに設定する
電流値設定手段と、()この電流値設定手段に
より設定された前記第1の電流値でA相のみを励
磁する第1の励磁状態、第1の電流値でA相を励
磁し第2の電流値でB相を励磁する第2の励磁状
態、両相を共に第1の電流値で励磁する第3の励
磁状態、第2の電流値でA相を励磁し第1の電流
値でB相を励磁する第4の励磁状態の4状態で構
成される第1のサイクルと、この第1のサイクル
の各励磁状態におけるA相とB相を入れ換えた4
つの励磁状態で構成される第2のサイクルを交互
に繰り返すための指示を、前記複数のドライバに
それぞれ与える励磁状態指示手段と、()この
励磁状態指示手段により指示される前記各励磁状
態の遷移の間隔を一定でない値に設定する励磁間
隔設定手段とをステツプモータ駆動回路に具備さ
せる。そして、バイポーラ駆動によつてモータの
トルクの増加を図ると共に、それぞれ4つの励磁
状態からなる第1および第2のサイクルを交互に
繰り返すことにより、各相の励磁平均電流を台形
に近似させ、しかも各励磁状態の時間間隔を一定
でなく設定することによつてステツプ状の駆動を
可能にし、前記した目的を達成する。
以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
第3図はA、B2相を有する2相モータについ
てのステツプモータ駆動回路を示したものであ
る。この回路において、図示しないステータの極
歯に巻回されたA相励磁コイル31Aと4つのス
イツチング用のトランジスタ32A〜35Aは第
1のバイポーラ励磁基本回路30Aを構成してい
る。同様にB相励磁コイル31Bと4つのスイツ
チング用のトランジスタ32B〜35Bは第2の
バイポーラ励磁基本回路30Bを構成している。
このうち第1のバイポーラ励磁基本回路30Aの
励磁コイル31Aにエミツタを接続した第1およ
び第3のトランジスタ32A,34Aのコレクタ
は、励磁電流供給用のモータ電源端子41に接続
されている。また励磁コイル31Aにコレクタを
接続した第2および第4のトランジスタ33A,
35Aのエミツタは第1の電流検出抵抗42Aを
介して接地されると共に、第1の検出電圧分圧切
換回路43Aの入力端子に接続されている。ま
た第1および第2のトランジスタ32A,33A
のベースは、A相ドライバ回路44Aの対応する
出力端子、に、更に第3および第4のトラン
ジスタ34A,35Aのベースは、相ドライバ
回路45Aの対応する出力端子,に接続され
ている。A相ドライバ回路44Aは励磁コイル3
1Aに図で矢印46A方向に励磁電流を流す回路
であり、その入力端子は制御用のロジツク信号
を出力するメモリ47の第1の出力端子と接続
されている。また相ドライバ回路45Aは励磁
コイル31Aに図で矢印48A方向に励磁電流を
流す回路であり、その入力端子はメモリ47の
第2の出力端子と接続されている。更に第1の
検出電圧分圧切換回路43Aの他の入力端子
は、メモリ47の第5の出力端子と接続されて
おり、この出力端子からロジツク信号が入力する
と、出力端子から第1のコンパレータ49Aに
分圧電圧が印加されるようになつている。第1の
コンパレータ49Aの信号入力端子には、基準電
圧入力端子51と、交流分遮断用のコンデンサ5
2を介した矩形波発生回路53とが接続されてお
り、出力端子からは比較出力がA相および相ド
ライバ回路44A,45Aのそれぞれの入力端子
に供給されるようになつている。
第2のバイポーラ励磁基本回路30Bの周辺回
路も第1のバイポーラ励磁基本回路30Aのそれ
と全く同一の構成であり、これらの回路は添字A
の代りに添字Bを用いて表わしている。ただしB
相ドライバ回路44Bの入力端子、相ドライ
バ回路45Bの入力端子、および第2の検出電
圧分圧切換回路43Bの入力端子は、それぞれ
メモリ47の対応する出力端子、、に接続
されている。メモリ47はクロツク入力端子54
からクロツク信号の供給を受けるカウンタ55に
よつて番地を指定され、それぞれの出力端子〜
から所定のロジツク信号を出力するようになつ
ている。
さてこのステツプモータ駆動回路のクロツク入
力端子54には、図示しないROM(リードオン
メモリ)から読み出されたクロツク信号61が供
給される。クロツク信号61は第4図aに示すよ
うに、5msecを1周期とし、第1のパルスP1
ら第2のパルスP2までの発生間隔および第3の
パルスP3から第4のパルスP4までの発生間隔が
それぞれ1msec、第2のパルスP2から第3のパ
ルスP3までの発生間隔が0.5msec、第4のパルス
P4から次の第1のパルスP1までの発生間隔が2.5
msecに設定されたパルス群から成つている。カ
ウンタ55は16進カウンタであり、クロツク信号
61が供給されると、第1のパルスP1から順に
メモリ47の1番地から16番地までをサイクリツ
クにアクセスする。
第5図はメモリ47の各番地と出力端子〜
に現われるロジツク信号との関係を示したもので
ある。今、ステツプモータ駆動回路に電源が投入
され、メモリ47の0番地がアクセスされたとす
る。この状態ではメモリ47の第1、第4および
第5の出力端子、、から信号“1”が出力
され、他の端子、、から信号“0”が出力
されている。このとき信号“1”の供給を受ける
A相ドライバ回路44Aおよび相ドライバ回路
45Bが動作状態になつており、第1のバイポー
ラ励磁基本回路30A内の第1および第2のトラ
ンジスタ32A,33Aおよび第2のバイポーラ
励磁基本回路30B内の第3および第4のトラン
ジスタ34B,35Bが導通状態にされている。
この状態ではモータ電源端子41からA相励磁コ
イル31Aに対して矢印46A方向の励磁電流が
流れ、B相励磁コイル31Bに対しては矢印48
Bの励磁電流が流れる。
励磁電流が流れると、第1の電流検出抵抗42
Aおよび第2の電流検出抵抗42Bの両端にはそ
れぞれ電流値に比例した電圧VA,VBが発生する。
これらの電圧VA,VBは、対応する第1または第
2の検出電圧分圧切換回路43A,43Bに印加
される。検出電圧分圧切換回路43A,43Bは
それらの入力端子に信号“0”が供給されたと
き、電圧VAまたはVBをそのまま対応するコンパ
レータ49Aまたは49Bに出力し、それらの入
力端子に信号“1”が供給されたとき、電圧
VAまたはVBを2/5倍した電圧値を対応するコンパ
レータ49Aまたは49Bに出力する。メモリ4
7の0番地がアクセスされた状態では、第1の検
出電圧分圧切換回路43Aの入力端子に対して
のみ信号“1”が供給されているので、第1のコ
ンパレータ49Aには電圧2/5VAが、また第2の
コンパレータ49Bには電圧VBがそれぞれ印加
されることとなる。
ところでコンパレータ49A,49Bはそれぞ
れの検出電圧分圧切換回路43A,43Bから入
力された電圧と、矩形波が重畳した基準電圧とを
比較し、後者の電圧が前者のそれより大きいかま
たは等しいとき、対応するドライバ回路44A,
44B,45A,45Bへの制御信号62Aまた
は62Bを出力し、これ以外のときは出力を行わ
ない。各ドライバ回路44A,44B,45A,
45Bは、メモリ47から信号“1”が供給さ
れ、かつ対応するコンパレータ49Aまたは49
Bから制御信号62Aまたは62Bが供給された
ときのみ、動作状態になるようになつている。従
つて第6図に示すように、コンパレータによつて
比較される基準電圧をVRとすると、0番地につ
いてのロジツク信号が出力された時点から検出電
圧分圧切換回路43A,43Bの出力端子から
出力される電圧V0は急速に立ち上がり、定常状
態での電圧降下Eにまで上昇しようとするが、基
準電圧VRと等しくなつた時点以後は矩形波の立
ち上がりおよび立ち下がりによつてオン・オフ制
御され、定電流制御を受けることとなる。この場
合、各検出電圧分圧切換回路43A,43Bの入
力端子に加わる基準電圧が異なるので、各電流
検出抵抗42A,42Bの両端に現われる電圧
VA,VBの時間的推移は第7図に示すようなもの
となる。このとき実施例の回路では平衡状態にお
いてA相励磁コイル31Aに約1Aの励磁電流が
流れ、B相励磁コイル31Bに約0.4Aの励磁電
流が流れる。
第8図はロータのステツプ動作の状態を示した
ものである。以上説明したようにメモリ47の0
番地がアクセスされた状態では、A相励磁コイル
31Aの方がB相励磁コイル31Bよりも2.5倍
の励磁電流が流れ、、A相で発生する励磁エネル
ギはB相で発生するそれよりも大きくなる。従つ
て第8図aで斜線で示すようにこの状態では、ロ
ータの極歯71がA相の励磁コイル31Aを巻回
したステータの極歯72AとB相の励磁コイル3
1Bを巻回したステータの極歯72B1との間の、
励磁エネルギの比に応じた角度だけ前者に近い位
置に静止するようになる。この位置が最初の変化
平衡点となる。
ステツプモータ駆動回路に電源が投入されて所
定の時間が経過し、カウンタ55にクロツク信号
61として第1のパルスP1が供給されると、メモ
リ47は0番地に代つて1番地がアクセスされる
こととなる。この状態では、第5図に示すように
A相ドライバ回路44Aが第1の電流検出抵抗4
2Aの分圧された電圧2/5VAに基づいて動作し、
B相ドライバ回路44Bは非動作状態に置かれ
る。このときA相励磁コイル31Aに約1Aの励
磁電流が流れ、A相のみの1相励磁状態となる。
この状態では、ロータはA相のステータの極歯7
2Aとロータの極歯71が対面する位置に、吸引
されてステツプする(第8図b)。
メモリ47の1番地がアクセスされて1msec
が経過すると、クロツク信号61として第2のパ
ルスP2がカウンタ55に供給され、メモリ47
は2番地がアクセスされる。この状態では、A、
B両相のドライバ回路44A,44Bおよび第1
の検出電圧分圧切換回路43Aが動作する。この
ときA相ではA相励磁コイル31Aを約1Aの励
磁電流が前と同一方向(矢印46A方向)に流
れ、B相ではB相励磁コイル31Bを初期状態
(0番地の状態)で流れていた励磁電流と反対方
向(矢印48B方向)に約0.4Aの電流が流れる。
このときロータはその極歯71がA相のステータ
72Aを矢印73方向に通過してA相に所定の角
度だけ近い位置にまでステツプする(第8図c)。
メモリの2番地がアクセスされて0.5msecが経
過すると、クロツク信号61としての第3のパル
スP3がカウンタ55に供給され、3番地がアク
セスされる。この状態ではA、B両相の励磁コイ
ル31A,31Bに共に約1Aの励磁電流が流れ
る。このときA相およびB相の発生する励磁エネ
ルギは等しくなり、ロータの極歯71はA、B両
相のステータの極歯72A,72B2から等しい
力で吸引され、ちようどこれらの中間に位置する
ようにロータはステツプする(第8図d)。
メモリ47の3番地がアクセスされて1msec
経過後に、クロツク信号61として第4のパルス
P4が発生し、4番地がアクセスされると、A相
励磁コイル31Aに流れる電流はB相励磁コイル
31Bに流れる電流の2/5倍になり、B相の励磁
エネルギがA相のそ胃れに勝ることになる。ロー
タはこの結果B相ステータの極歯方向(矢印に7
3方向)によ強く吸引されてステツプし、A相お
よびB相ステータの極歯72A,72B2の間の
所定の角度だけ後者に近い位置にロータの極歯7
1がくるようにして静止する(第8図e)。
以下同様の動作により、A相励磁コイル31A、
B相励磁コイル31Bにそれぞれに流れる励磁電
流、およびこれらの和は、第10図に示すような
値となる。この図で、各メモリ番地は第5図の各
メモリ番地に対応している。
第4図a〜b、これらの電流値の変化の様子を
図示したものである。この図でc、およびdはそ
れぞれA相、B相励磁コイルを流れる電流値を、
bはこれらの合計値を示す。ただし、これらの値
はあくまで理論値であり、実際に各相の励磁コイ
ルを流れる電流波形は鈍ることから、傾斜部がほ
ぼ直線の理想的な台形となる。そして両相の電流
値は、その和が階段状(同図b)に変化するよう
に、所定の位相差をもつて推移することとなる。
このステツプモータ駆動回路により駆動される
ステツプモータを用いた搬送機構では、記録紙の
静止時間の設定をクロツク信号61における第4
のパルスP4が発生してから第1のパルスP1が発
生するまでの時間間隔によつて行なつている。こ
の実施例ではこの時間間隔を第4図aに示すよう
に2.5msecに設定している。第9図は上記搬送機
構におけるロール状の記録紙の搬送状態を示した
ものである。各相の励磁コイルに対してステツプ
モータ駆動回路から位相のずれた台形波が供給さ
れる結果、記録紙はその移動時間T〓において振
動を発生することなく移動することが十分な静止
時間T〓を得ることができる。これは次のような
理由による。すなわち、仮に各相の励磁間隔を時
間的に等間隔に設定すると、台形の傾斜部分で電
流の増加に波状の起伏が生じてしまい、ステツプ
応答の振動を軽減させることができない。そこで
本発明では各励磁間隔を一定でない時間間隔に設
定することにより、ステツプモータの各相の励磁
平均電流の波形が理想的な台形、すなわち傾斜部
分が直線となる台形に近似させることが可能とな
つている。本実施例では、各サイクルを構成する
各時間間隔を実験による結果からそれぞれ1、
0.5、1、2.5〔ms〕としたが、これらの値に限
定されるものではない。すなわち、これらの値は
ステツプモータの構成要素および所望のステツプ
応答特性に合わせて適宜変えることができる。
以上説明したように本発明によれば、各相の励
磁間隔を一定でない時間間隔とし、それぞれ4つ
の励磁状態からなる2つのサイクルを繰り返すこ
とで各相のコイルに流れる実際の電流波形を台形
に近似させるので、振動の少ないステツプ応答を
実現することができるという効果がある。また、
ダブル1−2相励磁のシーケンスでステツプモー
タを制御するので回路構成が比較的簡単で経済的
なシステムを構成することができるという効果も
ある。なお、本実施例ではコンパレータに加える
基準電圧に矩形波を重畳させたが、三角波その他
の規則的に変動する波形を重畳させてもよいこと
はもちろんである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のステツプモータ駆動回路の要部
を示す回路図、第2図はステツプ応答の振動を軽
減させるために先に提案されたステツプモータの
駆動原理を示す説明図、第3図〜第9図は本発明
の一実施例を説明するためのもので、このうち第
3図はステツプモータ駆動回路の回路図、第4図
はクロツク信号、各励磁コイルに流れる励磁電
流、および両励磁コイルに流れる励磁電流の和を
示すタイミング図、第5図はメモリの番地と各出
力端子に現われるロジツク信号の関係を示す関係
図、第6図は検出電圧分圧切換回路の出力端子に
現われる電圧の時間的変化を示す波形図、第7図
はメモリの0番地がアクセスされた場合における
各電流検出抵抗の両端に現われる電圧VA,VB
変化を示す波形図、第8図はロータのステツプ動
作を説明するための説明図、第9図はこのステツ
プモータ駆動回路を用いた搬送機構による記録紙
の搬送特性を示す特性図、第10図は各励磁コイ
ルに流れる励磁電流値、および両励磁コイルに流
れる励磁電流値の和の変化を示す変化図である。 31A……A相励磁コイル、31B……B相励
磁コイル、44A……A相ドライバ回路、44B
……B相ドライバ回路、45A……相ドライバ
回路、45B……相ドライバ回路、43A……
第1の検出電圧分圧切換回路、43B……第2の
検出電圧分圧切換回路、49A……第1のコンパ
レータ、49B……第2のコンパレータ、47…
…メモリ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 A相励磁コイルおよびB相励磁コイルと、 A相励磁コイルに所定方向の電流を流すA相用
    第1のスイツチング手段と、 A相励磁コイルにこの所定方向とは逆方向の電
    流を流すA相用第2のスイツチング手段と、 B相励磁コイルに所定方向の電流を流すB相用
    第1のスイツチング手段と、 B相励磁コイルにこの所定方向とは逆方向の電
    流を流すB相用第2のスイツチング手段と、 A相用第1のスイツチング手段に励磁電流を流
    すA相用第1のドライバと、 A相用第1のドライバが励磁電流を出力してい
    ない状態でA相用第2のスイツチング手段に励磁
    電流を流すA相用第2のドライバと、 B相用第1のスイツチング手段に励磁電流を流
    すB相用第1のドライバと、 B相用第1のドライバが励磁電流を出力してい
    ない状態でB相用第2のスイツチング手段に励磁
    電流を流すB相用第2のドライバと、 これら各ドライバの出力する励磁電流を、特定
    の比をもつ大なる第1の電流値または小なる第2
    の電流値、または零のいずれかに設定する電流値
    設定手段と、 この電流値設定手段により設定された前記第1
    の電流値でA相のみを励磁する第1の励磁状態、
    第1の電流値でA相を励磁し第2の電流値でB相
    を励磁する第2の励磁状態、両相を共に第1の電
    流値で励磁する第3の励磁状態、第2の電流値で
    A相を励磁し第1の電流値でB相を励磁する第4
    の励磁状態の4状態で構成される第1のサイクル
    と、この第1のサイクルの各励磁状態におけるA
    相とB相を入れ換えた4つの励磁状態で構成され
    る第2のサイクルを交互に繰り返すための指示
    を、前記複数のドライバにそれぞれ与える励磁状
    態指示手段と、 この励磁状態指示手段により指示される前記各
    励磁状態の遷移の時間間隔を一定でない値に設定
    する励磁間隔設定手段 とを具備することを特徴とするステツプモータ駆
    動回路。
JP56106903A 1981-07-10 1981-07-10 ステツプモ−タ駆動回路 Granted JPS589597A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56106903A JPS589597A (ja) 1981-07-10 1981-07-10 ステツプモ−タ駆動回路
US06/396,547 US4463301A (en) 1981-07-10 1982-07-09 Step motor driving circuit

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