JP3906429B2 - 同期モータの駆動装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、回転子の位置を検出する位置検出手段の出力信号に基づいて各相巻線への励磁電流の供給タイミングを制御する同期モータの駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の同期モータの駆動装置が適用されたスイッチト・リラクタンスモータ(以下、「SRモータ」という)を図5に示す。図5に示すSRモータは3相SRモータであり、固定子(ステータ)と回転子(ロータ)とを有している。固定子は、機械角で60度(電気角で120度)の間隔で設けられた6個の磁極歯51〜56を有する固定子鉄心と、各磁極歯51〜56に巻回された巻線により構成されている。なお、対向配置された2個の磁極歯に巻回されている2つの巻線が直列に接続されて、各相の巻線、例えばU相巻線、V相巻線、W相巻線が形成されている。回転子は、回転軸と、回転軸に取り付けられた回転子鉄心57と、回転軸の外周に周方向に設けられた磁極(例えば、永久磁石)58とにより構成されている。図5では、8個の磁極が45度の間隔で設けられている。また、回転子の位置を検出する位置検出手段、例えば磁極58の磁界を検出するホール素子により構成されているU相〜W相のホールIC63u〜63wが、それぞれU相の磁極歯51、V相の磁極歯56、W相の磁極歯52の中心位置に配設されている。
駆動装置(図示していない)は、各相のホールIC63u〜63wの出力信号に基づいてU相巻線〜W相巻線への励磁電流の供給タイミングを制御することによって、回転子を正転あるいは逆転させる。
【0003】
従来の同期モータの駆動装置による各相巻線への励磁電流の供給タイミングを図6に示す。
各相巻線のインダクタンスは、回転子の回転位置に応じて図に示すように変化する。また、各相のホールIC63u〜63wの出力信号波形は、回転子の回転位置に応じて図に示すような波形となる。同期モータは、回転子の回転に伴って相巻線のインダクタンスが増加する時に相巻線に励磁電流を供給すると、回転子を回転方向に回転させるトルク(正トルク)が発生する。一方、回転子の回転に伴って固定子巻線のインダクタンスが減少する時に固定子巻線に励磁電流を供給すると、回転子を回転方向と反対方向に回転させるトルク(負トルク)が発生する。
そこで、駆動装置は、正転駆動時には、各相のホールIC63u〜63wの出力信号に基づいて、正転論理により、各相巻線への励磁電流の供給タイミングを制御する。この場合、例えばU相巻線、V相巻線、W相巻線の順に励磁電流が供給される。すなわち、U相巻線については、同じ相であるU相のホールIC63uの出力信号の立ち下がり時点で励磁電流の供給を開始し、次の励磁相であるV相のホールIC63vの出力信号の立ち下がり時点で停止する。同様に、V相、W相の相巻線については、それぞれ同じ相であるV相、W相のホールIC63v、63wの出力信号の立ち下がり時点で励磁電流の供給を開始し、次の励磁相であるW相、U相のホールIC63w、63uの出力信号の立ち下がり時点で励磁電流の供給を停止する。なお、正転駆動時の電気角は、U相の磁極歯の中心位置を0度とし、U相の磁極歯の中心位置から回転子が正転方向へ回転した時の方向で示している。
また、駆動装置は、逆転駆動時には、各相のホールIC63u〜63wの出力信号に基づいて、逆転論理により各相巻線への励磁電流の供給タイミングを制御する。この場合、例えばU相巻線、W相巻線、V相巻線の順に励磁電流が供給される。すなわち、U相巻線については、同じ相であるU相のホールIC63uの出力信号の立ち上がり時点で励磁電流の供給を開始し、次の励磁相であるW相のホールIC63wの出力信号の立ち上がり時点で励磁電流の供給を停止する。同様に、W相、V相の相巻線については、それぞれ同じ相であるW相、V相のホールIC63w、63vの出力信号の立ち上がり時点で励磁電流の供給を開始し、次の励磁相であるV相、U相のホールIC63v、63uの出力信号の立ち上がり時点で励磁電流の供給を停止する。なお、逆転駆動時の電気角は、U相の磁極歯の中心位置を0度とし、U相の磁極歯の中心位置から回転子が逆転方向へ回転した時の方向で示している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このようなSRモータにおいては、各相巻線への励磁電流の供給開始タイミング(通電開始タイミング)を図6に示す開始タイミングより進める(進み位相制御)ことによりモータ効率を向上させることができる。
この各相巻線への通電開始タイミングを進ませる進み位相制御を、ホールIC等の位置検出手段の配設位置を調整することによって達成することが考えられる。しかしながら、この場合には、正転方向及び逆転方向でモータ特性が変わるため、正転方向及び逆転方向の両方向にそれぞれホールICを配設しなければならない。また、ホールIC等の位置検出手段は、分解能が低いため、所定の進み位相角の位置に正確に配設するのが困難である。また、モータの回転速度に応じて進み位相角を調整することができない。
本出願人は、種々検討した結果、3相同期モータでは、位置検出手段を一方の回転方向に対して電気角で30度進ませた位置に配設すれば、同じ位置検出手段の出力信号に基づいて、正転駆動時及び逆転駆動時に各相巻線への励磁電流の供給タイミングを電気角で30度進ませることができることを見出した。また、モータ効率が最大となる通電開始タイミングはほぼ30度以内であり、これは遅延回路等を用いることによって可能であることを見出した。
そこで、本発明は、同じ位置検出手段の出力信号に基づいて正転駆動時及び逆転駆動時に進み位相制御を行うことができる同期モータの駆動装置を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するための本発明の第1発明は、請求項1に記載されたとおりの同期モータの駆動装置である。
請求項1に記載の同期モータの駆動装置を用いれば、複数の位置検出手段の出力信号に基づいて正転駆動時及び逆転駆動時に進み位相制御を行うことができる。
また、本発明の第2発明は、請求項2に記載されたとおりの同期モータの駆動装置である。
請求項2に記載の同期モータの駆動装置を用いれば、進み位相角を、例えば同期モータの回転速度に応じた最適な進み位相角に容易に調整することができる。
さらに、本発明の第3発明は、請求項3に記載されたとおりの同期モータの駆動装置である。
請求項3に記載の同期モータの駆動装置を用いれば、スイッチト・リラクタンスモータについて複数の位置検出手段の出力信号に基づいて正転駆動時及び逆転駆動時に進み位相制御を行うことができる。
そして、本発明の第4発明は、請求項4に記載されたとおりの同期モータの駆動装置である。
請求項4に記載の同期モータの駆動装置を用いれば、速度検出信号に応じて位置検出手段の出力信号を遅延させるので、モータ効率が最大となる進み位相角で進み位相制御を行うことができる。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。
図1は、本発明の同期モータの駆動装置の一実施の形態が適用されるSRモータを示す図である。図1に示すSRモータは、6−4極3相SRモータであり、固定子(ステータ)と回転子(ロータ)とを有している。固定子は、機械角で60度(電気角で120度)の間隔で設けられた6個の磁極歯1〜6を有する固定子鉄心と、各磁極歯1〜6に巻回された巻線により構成されている。対向配置された2個の磁極歯に巻回されている2つの巻線が直列に接続されて、各相の巻線、例えばU相巻線、V相巻線、W相巻線が形成されている。回転子は、回転軸と、回転軸に取り付けられた回転子鉄心7と、回転軸の外周に周方向に設けられた磁極(例えば、永久磁石)8とにより構成されている。図1では、8個の磁極が45度の間隔で設けられている。また、回転子の位置を検出する位置検出手段、例えば磁極8の磁界を検出するホール素子により構成されているホールICが配設されている。本実施の形態では、U相のホールIC23u、V相のホールIC23v、W相のホールIC23wが、それぞれU相の磁極歯1、V相の磁極歯6、W相の磁極歯2の中心位置から一方の回転方向、本実施の形態では逆転方向(図1では反時計方向)に電気角で30度(機械角で7.5度)の位置に配設されている。
【0007】
図1に示した3相SRモータに適用される本発明の同期モータの駆動装置の一実施の形態のブロック図を図2に示す。
図2において、10は処理装置(CPU)である。減算回路11は、速度指令信号Nsと速度信号Nrとの偏差信号を比例回路12及び積分回路13に出力する。加算回路14は、比例回路12及び積分回路13から出力される信号を加算し、制限回路15に出力する。PWM(パルス幅変調)回路16は、制限回路15から出力される制御信号Isに応じたPWM信号をFET等により構成されている駆動回路21に出力する。
ホールIC等の位置検出手段23は、3相SRモータ22の回転子の回転位置を検出して位置検出信号を出力する。遅延回路17は、位置検出手段23から出力される位置検出信号を設定時間だけ遅延させて駆動回路21及び周期測定回路18に出力する。周期測定回路18は、遅延回路18から出力される位置検出信号の周期Tmを測定する。そして、速度検出回路19は、位置検出信号の周期Tmに基づいて回転速度を演算し、速度検出信号Nrを出力する(例えば、Nr=1/Tm)。
駆動回路21は、遅延回路17で遅延された位置検出信号に基づいて3相SRモータ22の各相巻線への励磁電流の供給タイミングを制御し、PWM回路16から出力されるPWM信号に基づいて各相巻線に供給する励磁電流のデューティ比を制御する。
本実施の形態では、処理装置10、駆動回路21及び位置検出手段23が本発明の同期モータの駆動装置に対応し、駆動回路21が本発明の駆動手段に対応する。
【0008】
次に、位置検出信号に基づいて各相巻線への励磁電流の供給タイミングを制御する方法を図3を用いて説明する。
各相巻線のインダクタンスは、回転子の回転位置に応じて図に示すように変化する。また、U相、V相、W相のホールIC23u〜23wの出力信号波形は、回転子の回転位置に応じて図に示すような波形となる。ここで、各相のホールIC23u〜23wは、各相の磁極歯の中心位置から逆転方向に電気角で30度の位置に配設されている。このため、各相のホールIC23u〜23wの出力信号波形は、図6に示した、磁極歯の中心位置に配設した場合の出力信号波形に対して逆転方向に電気角で30度だけ位相が進んだ波形となる。
【0009】
まず、遅延回路17の遅延時間が「0」に設定されている場合について説明する。
駆動回路21は、正転駆動時には、各相のホールIC23u〜23wの出力信号に基づいて、正転論理により、各相巻線への励磁電流の供給タイミングを制御する。この場合、例えばU相巻線、V相巻線、W相巻線の順に励磁電流が供給される。すなわち、U相巻線については、同じ相であるU相のホールIC23uの出力信号の立ち下がり時点で励磁電流の供給を開始し、次の励磁相であるV相のホールIC23vの出力信号の立ち下がり時点で停止する。同様に、V相、W相の相巻線については、それぞれ同じ相であるV相、W相のホールIC23v、23wの出力信号の立ち下がり時点で励磁電流の供給を開始し、次の励磁相であるW相、U相のホールIC63w、63uの出力信号の立ち下がり時点で励磁電流の供給を停止する。この場合、上記したように、各相のホールIC23u〜23wは、各相の磁極歯の中心位置から逆転方向に電気角で30度の位置に配設されているため、進み角30度の進み位相制御をすることができる。なお、正転駆動時の電気角は、U相の磁極歯の中心位置を0度とし、U相の磁極歯の中心位置から回転子が正転方向(図1では時計方向)へ回転した時の方向で示している。
また、駆動回路21は、逆転駆動時には、各相のホールIC23u〜23wの出力信号に基づいて、逆転論理により、各相巻線への励磁電流の供給タイミングを制御する。この場合、例えばU相巻線、W相巻線、V相巻線の順に励磁電流が供給される。すなわち、U相巻線については、次の励磁相であるW相のホールIC23wの出力信号の立ち下がり時点で励磁電流の供給を開始し、前の励磁相であるV相のホールIC23vの出力信号の立ち下がり時点で励磁電流の供給を停止する。同様に、W相、V相の相巻線については、それぞれ次の励磁相であるV相、U相のホールIC23v、23uの出力信号の立ち下がり時点で励磁電流の供給を開始し、前の励磁相であるU相、W相のホールIC23u、23wの出力信号の立ち下がり時点で励磁電流の供給を停止する。従って、各相のホールIC23u〜23wが各相の磁極歯の中心位置から逆転方向に電気角で30度の位置に配設された構成において、正転時とは異なる逆転論理、すなわち各相巻線への励磁電流の供給開始・停止を制御するためのホールIC23u〜23wからの信号の組合わせを異ならせることにより、逆転時においてもホールICを増やすことなく進み角30度の進み位相制御をすることができる。なお、逆転駆動時の電気角は、U相の磁極歯の中心位置を0度とし、U相の磁極歯の中心位置から回転子が逆転方向(図1では反時計方向)へ回転した時の方向で示している。
【0010】
ここで、SRモータ等の同期モータでは、各相巻線への励磁電流の供給開始タイミング(通電開始タイミング)を進める(進み位相制御)ことによりモータ効率を向上させることができる。モータ効率が最大となる通電開始タイミングは、図4に示すように、モータの回転速度に応じて変化する。
そこで、処理装置10は、モータの回転速度、例えば速度検出回路19から出力される速度検出信号Nrに応じて遅延回路17の遅延時間を変化させ、位置検出手段23から出力される位置検出信号を遅延時間だけ遅らせる。駆動回路21は、遅延回路17から出力される位置検出信号に基づいて、前記した正転論理あるいは逆転論理により各相巻線への励磁電流供給タイミングを決定する。このため、各相巻線への励磁電流供給開始タイミング、したがって励磁電流供給タイミングが正転時及び逆転時に、モータ効率が最大となる進み位相角で進み位相制御を行うことができる。
【0011】
以上の実施の形態では、遅延回路17を設けたが、進み位相角を30度に固定する場合には、遅延回路17は不要である。
また、処理回路10を速度指令信号と速度検出信号との偏差に応じて励磁電流を制御するように構成したが、処理回路は一定の励磁電流を供給する等種々の構成が可能である。
また、6−4極3相SRモータに適用した場合について説明したが、本発明の同期モータの駆動装置は、6−8極、12−8極、18−12極等種々の極数の3相SRモータに適用可能である。
また、SRモータに適用した場合について説明したが、本発明の同期モータの駆動装置は、SRモータ以外の、ブラシレス同期モータ等の種々の同期モータに適用可能である。
【0012】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載の同期モータの駆動装置を用いれば、複数の位置検出手段の出力信号に基づいて正転駆動時及び逆転駆動時に進み位相制御を行うことができる。
また、請求項2に記載の同期モータの駆動装置を用いれば、進み位相角を任意の進み位相角に容易に調整することができる。
さらに、請求項3に記載の同期モータの駆動装置を用いれば、スイッチト・リラクタンスモータについて複数の位置検出手段の出力信号に基づいて正転駆動時及び逆転駆動時に進み位相制御を行うことができる。
そして、請求項4に記載の同期モータの駆動装置を用いれば、速度検出信号に応じて位置検出手段の出力信号を遅延させるので、モータ効率が最大となる進み位相角で進み位相制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の同期モータの駆動装置の一実施の形態が適用される3相SRモータを示す図である。
【図2】本発明の同期モータの駆動装置の一実施の形態を示すブロック図である。
【図3】本発明の同期モータの駆動装置の一実施の形態による各相巻線への励磁電流供給タイミングを示す図である。
【図4】モータ回転速度と最大モータ効率が得られる進み位相角との関係を示す図である。
【図5】従来の同期モータの駆動装置を適用した3相SRモータを示す図である。
【図6】従来の同期モータの駆動装置による各相巻線への励磁電流供給タイミングを示す図である。
【符号の説明】
10 処理回路
17 遅延回路
21 駆動回路
22 3相SRモータ
23 位置検出手段
Claims (4)
- 固定子鉄心の各磁極歯に各相巻線が巻回された固定子と、各磁極歯に対向する磁石が設けられた回転子とを有する同期モータの駆動装置であって、回転子の位置を検出する複数の位置検出手段と、位置検出手段の出力信号に基づいて各相巻線への励磁電流の供給タイミングを制御する駆動手段とを備え、複数の位置検出手段は、それぞれの位置検出手段から出力される位置検出信号に対応して励磁される固定子鉄心の各磁極歯の中心位置から一方の回転方向に電気角で30度進ませた位置に配設し、駆動手段は、正転駆動時には各位置検出手段の出力信号の組み合わせに基づく第1の論理により各相巻線への励磁電流の供給タイミングを制御し、逆転駆動時には第1の論理とは異なる各位置検出手段の出力信号の組み合わせに基づく第2の論理により各相巻線への励磁電流の供給タイミングを制御する同期モータの駆動装置。
- 請求項1に記載の同期モータの駆動装置であって、駆動手段は、各位置検出手段の出力信号を遅延させることによって進み位相角を調整する同期モータの駆動装置。
- 請求項1または2に記載の同期モータの駆動装置であって、前記同期モータがスイッチト・リラクタンスモータであることを特徴とする同期モータの駆動装置。
- 請求項1から3のいずれか一項に記載の同期モータの駆動装置であって、モータの回転速度を検出して速度検出信号を出力する速度検出回路と、前記速度検出回路から出力される速度検出信号に応じて位置検出手段の出力信号を遅延させる遅延回路とを備え、前記駆動手段は遅延回路から出力される位置検出信号に基づいて各相巻線への励磁電流の供給タイミングを制御する同期モータの駆動装置。
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