JP3906429B2 - 同期モータの駆動装置 - Google Patents

同期モータの駆動装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3906429B2
JP3906429B2 JP08171299A JP8171299A JP3906429B2 JP 3906429 B2 JP3906429 B2 JP 3906429B2 JP 08171299 A JP08171299 A JP 08171299A JP 8171299 A JP8171299 A JP 8171299A JP 3906429 B2 JP3906429 B2 JP 3906429B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phase
synchronous motor
excitation current
magnetic pole
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP08171299A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000278989A (ja
Inventor
辰哉 上松
紀元 蓑島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyota Industries Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Industries Corp filed Critical Toyota Industries Corp
Priority to JP08171299A priority Critical patent/JP3906429B2/ja
Priority to US09/533,755 priority patent/US6433503B1/en
Priority to DE10014626A priority patent/DE10014626A1/de
Publication of JP2000278989A publication Critical patent/JP2000278989A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3906429B2 publication Critical patent/JP3906429B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K29/00Motors or generators having non-mechanical commutating devices, e.g. discharge tubes or semiconductor devices
    • H02K29/06Motors or generators having non-mechanical commutating devices, e.g. discharge tubes or semiconductor devices with position sensing devices
    • H02K29/08Motors or generators having non-mechanical commutating devices, e.g. discharge tubes or semiconductor devices with position sensing devices using magnetic effect devices, e.g. Hall-plates, magneto-resistors
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P6/00Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
    • H02P6/14Electronic commutators
    • H02P6/15Controlling commutation time
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P6/00Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
    • H02P6/30Arrangements for controlling the direction of rotation

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
  • Brushless Motors (AREA)
  • Control Of Electric Motors In General (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、回転子の位置を検出する位置検出手段の出力信号に基づいて各相巻線への励磁電流の供給タイミングを制御する同期モータの駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の同期モータの駆動装置が適用されたスイッチト・リラクタンスモータ(以下、「SRモータ」という)を図5に示す。図5に示すSRモータは3相SRモータであり、固定子(ステータ)と回転子(ロータ)とを有している。固定子は、機械角で60度(電気角で120度)の間隔で設けられた6個の磁極歯51〜56を有する固定子鉄心と、各磁極歯51〜56に巻回された巻線により構成されている。なお、対向配置された2個の磁極歯に巻回されている2つの巻線が直列に接続されて、各相の巻線、例えばU相巻線、V相巻線、W相巻線が形成されている。回転子は、回転軸と、回転軸に取り付けられた回転子鉄心57と、回転軸の外周に周方向に設けられた磁極(例えば、永久磁石)58とにより構成されている。図5では、8個の磁極が45度の間隔で設けられている。また、回転子の位置を検出する位置検出手段、例えば磁極58の磁界を検出するホール素子により構成されているU相〜W相のホールIC63u〜63wが、それぞれU相の磁極歯51、V相の磁極歯56、W相の磁極歯52の中心位置に配設されている。
駆動装置(図示していない)は、各相のホールIC63u〜63wの出力信号に基づいてU相巻線〜W相巻線への励磁電流の供給タイミングを制御することによって、回転子を正転あるいは逆転させる。
【0003】
従来の同期モータの駆動装置による各相巻線への励磁電流の供給タイミングを図6に示す。
各相巻線のインダクタンスは、回転子の回転位置に応じて図に示すように変化する。また、各相のホールIC63u〜63wの出力信号波形は、回転子の回転位置に応じて図に示すような波形となる。同期モータは、回転子の回転に伴って相巻線のインダクタンスが増加する時に相巻線に励磁電流を供給すると、回転子を回転方向に回転させるトルク(正トルク)が発生する。一方、回転子の回転に伴って固定子巻線のインダクタンスが減少する時に固定子巻線に励磁電流を供給すると、回転子を回転方向と反対方向に回転させるトルク(負トルク)が発生する。
そこで、駆動装置は、正転駆動時には、各相のホールIC63u〜63wの出力信号に基づいて、正転論理により、各相巻線への励磁電流の供給タイミングを制御する。この場合、例えばU相巻線、V相巻線、W相巻線の順に励磁電流が供給される。すなわち、U相巻線については、同じ相であるU相のホールIC63uの出力信号の立ち下がり時点で励磁電流の供給を開始し、次の励磁相であるV相のホールIC63vの出力信号の立ち下がり時点で停止する。同様に、V相、W相の相巻線については、それぞれ同じ相であるV相、W相のホールIC63v、63wの出力信号の立ち下がり時点で励磁電流の供給を開始し、次の励磁相であるW相、U相のホールIC63w、63uの出力信号の立ち下がり時点で励磁電流の供給を停止する。なお、正転駆動時の電気角は、U相の磁極歯の中心位置を0度とし、U相の磁極歯の中心位置から回転子が正転方向へ回転した時の方向で示している。
また、駆動装置は、逆転駆動時には、各相のホールIC63u〜63wの出力信号に基づいて、逆転論理により各相巻線への励磁電流の供給タイミングを制御する。この場合、例えばU相巻線、W相巻線、V相巻線の順に励磁電流が供給される。すなわち、U相巻線については、同じ相であるU相のホールIC63uの出力信号の立ち上がり時点で励磁電流の供給を開始し、次の励磁相であるW相のホールIC63wの出力信号の立ち上がり時点で励磁電流の供給を停止する。同様に、W相、V相の相巻線については、それぞれ同じ相であるW相、V相のホールIC63w、63vの出力信号の立ち上がり時点で励磁電流の供給を開始し、次の励磁相であるV相、U相のホールIC63v、63uの出力信号の立ち上がり時点で励磁電流の供給を停止する。なお、逆転駆動時の電気角は、U相の磁極歯の中心位置を0度とし、U相の磁極歯の中心位置から回転子が逆転方向へ回転した時の方向で示している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このようなSRモータにおいては、各相巻線への励磁電流の供給開始タイミング(通電開始タイミング)を図6に示す開始タイミングより進める(進み位相制御)ことによりモータ効率を向上させることができる。
この各相巻線への通電開始タイミングを進ませる進み位相制御を、ホールIC等の位置検出手段の配設位置を調整することによって達成することが考えられる。しかしながら、この場合には、正転方向及び逆転方向でモータ特性が変わるため、正転方向及び逆転方向の両方向にそれぞれホールICを配設しなければならない。また、ホールIC等の位置検出手段は、分解能が低いため、所定の進み位相角の位置に正確に配設するのが困難である。また、モータの回転速度に応じて進み位相角を調整することができない。
本出願人は、種々検討した結果、3相同期モータでは、位置検出手段を一方の回転方向に対して電気角で30度進ませた位置に配設すれば、同じ位置検出手段の出力信号に基づいて、正転駆動時及び逆転駆動時に各相巻線への励磁電流の供給タイミングを電気角で30度進ませることができることを見出した。また、モータ効率が最大となる通電開始タイミングはほぼ30度以内であり、これは遅延回路等を用いることによって可能であることを見出した。
そこで、本発明は、同じ位置検出手段の出力信号に基づいて正転駆動時及び逆転駆動時に進み位相制御を行うことができる同期モータの駆動装置を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するための本発明の第1発明は、請求項1に記載されたとおりの同期モータの駆動装置である。
請求項1に記載の同期モータの駆動装置を用いれば、複数の位置検出手段の出力信号に基づいて正転駆動時及び逆転駆動時に進み位相制御を行うことができる。
また、本発明の第2発明は、請求項2に記載されたとおりの同期モータの駆動装置である。
請求項2に記載の同期モータの駆動装置を用いれば、進み位相角を、例えば同期モータの回転速度に応じた最適な進み位相角に容易に調整することができる。
さらに、本発明の第3発明は、請求項3に記載されたとおりの同期モータの駆動装置である。
請求項3に記載の同期モータの駆動装置を用いれば、スイッチト・リラクタンスモータについて複数の位置検出手段の出力信号に基づいて正転駆動時及び逆転駆動時に進み位相制御を行うことができる。
そして、本発明の第4発明は、請求項4に記載されたとおりの同期モータの駆動装置である。
請求項4に記載の同期モータの駆動装置を用いれば、速度検出信号に応じて位置検出手段の出力信号を遅延させるので、モータ効率が最大となる進み位相角で進み位相制御を行うことができる。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。
図1は、本発明の同期モータの駆動装置の一実施の形態が適用されるSRモータを示す図である。図1に示すSRモータは、6−4極3相SRモータであり、固定子(ステータ)と回転子(ロータ)とを有している。固定子は、機械角で60度(電気角で120度)の間隔で設けられた6個の磁極歯1〜6を有する固定子鉄心と、各磁極歯1〜6に巻回された巻線により構成されている。対向配置された2個の磁極歯に巻回されている2つの巻線が直列に接続されて、各相の巻線、例えばU相巻線、V相巻線、W相巻線が形成されている。回転子は、回転軸と、回転軸に取り付けられた回転子鉄心7と、回転軸の外周に周方向に設けられた磁極(例えば、永久磁石)8とにより構成されている。図1では、8個の磁極が45度の間隔で設けられている。また、回転子の位置を検出する位置検出手段、例えば磁極8の磁界を検出するホール素子により構成されているホールICが配設されている。本実施の形態では、U相のホールIC23u、V相のホールIC23v、W相のホールIC23wが、それぞれU相の磁極歯1、V相の磁極歯6、W相の磁極歯2の中心位置から一方の回転方向、本実施の形態では逆転方向(図1では反時計方向)に電気角で30度(機械角で7.5度)の位置に配設されている。
【0007】
図1に示した3相SRモータに適用される本発明の同期モータの駆動装置の一実施の形態のブロック図を図2に示す。
図2において、10は処理装置(CPU)である。減算回路11は、速度指令信号Nsと速度信号Nrとの偏差信号を比例回路12及び積分回路13に出力する。加算回路14は、比例回路12及び積分回路13から出力される信号を加算し、制限回路15に出力する。PWM(パルス幅変調)回路16は、制限回路15から出力される制御信号Isに応じたPWM信号をFET等により構成されている駆動回路21に出力する。
ホールIC等の位置検出手段23は、3相SRモータ22の回転子の回転位置を検出して位置検出信号を出力する。遅延回路17は、位置検出手段23から出力される位置検出信号を設定時間だけ遅延させて駆動回路21及び周期測定回路18に出力する。周期測定回路18は、遅延回路18から出力される位置検出信号の周期Tmを測定する。そして、速度検出回路19は、位置検出信号の周期Tmに基づいて回転速度を演算し、速度検出信号Nrを出力する(例えば、Nr=1/Tm)。
駆動回路21は、遅延回路17で遅延された位置検出信号に基づいて3相SRモータ22の各相巻線への励磁電流の供給タイミングを制御し、PWM回路16から出力されるPWM信号に基づいて各相巻線に供給する励磁電流のデューティ比を制御する。
本実施の形態では、処理装置10、駆動回路21及び位置検出手段23が本発明の同期モータの駆動装置に対応し、駆動回路21が本発明の駆動手段に対応する。
【0008】
次に、位置検出信号に基づいて各相巻線への励磁電流の供給タイミングを制御する方法を図3を用いて説明する。
各相巻線のインダクタンスは、回転子の回転位置に応じて図に示すように変化する。また、U相、V相、W相のホールIC23u〜23wの出力信号波形は、回転子の回転位置に応じて図に示すような波形となる。ここで、各相のホールIC23u〜23wは、各相の磁極歯の中心位置から逆転方向に電気角で30度の位置に配設されている。このため、各相のホールIC23u〜23wの出力信号波形は、図6に示した、磁極歯の中心位置に配設した場合の出力信号波形に対して逆転方向に電気角で30度だけ位相が進んだ波形となる。
【0009】
まず、遅延回路17の遅延時間が「0」に設定されている場合について説明する。
駆動回路21は、正転駆動時には、各相のホールIC23u〜23wの出力信号に基づいて、正転論理により、各相巻線への励磁電流の供給タイミングを制御する。この場合、例えばU相巻線、V相巻線、W相巻線の順に励磁電流が供給される。すなわち、U相巻線については、同じ相であるU相のホールIC23uの出力信号の立ち下がり時点で励磁電流の供給を開始し、次の励磁相であるV相のホールIC23vの出力信号の立ち下がり時点で停止する。同様に、V相、W相の相巻線については、それぞれ同じ相であるV相、W相のホールIC23v、23wの出力信号の立ち下がり時点で励磁電流の供給を開始し、次の励磁相であるW相、U相のホールIC63w、63uの出力信号の立ち下がり時点で励磁電流の供給を停止する。この場合、上記したように、各相のホールIC23u〜23wは、各相の磁極歯の中心位置から逆転方向に電気角で30度の位置に配設されているため、進み角30度の進み位相制御をすることができる。なお、正転駆動時の電気角は、U相の磁極歯の中心位置を0度とし、U相の磁極歯の中心位置から回転子が正転方向(図1では時計方向)へ回転した時の方向で示している。
また、駆動回路21は、逆転駆動時には、各相のホールIC23u〜23wの出力信号に基づいて、逆転論理により、各相巻線への励磁電流の供給タイミングを制御する。この場合、例えばU相巻線、W相巻線、V相巻線の順に励磁電流が供給される。すなわち、U相巻線については、次の励磁相であるW相のホールIC23wの出力信号の立ち下がり時点で励磁電流の供給を開始し、前の励磁相であるV相のホールIC23vの出力信号の立ち下がり時点で励磁電流の供給を停止する。同様に、W相、V相の相巻線については、それぞれ次の励磁相であるV相、U相のホールIC23v、23uの出力信号の立ち下がり時点で励磁電流の供給を開始し、前の励磁相であるU相、W相のホールIC23u、23wの出力信号の立ち下がり時点で励磁電流の供給を停止する。従って、各相のホールIC23u〜23wが各相の磁極歯の中心位置から逆転方向に電気角で30度の位置に配設された構成において、正転時とは異なる逆転論理、すなわち各相巻線への励磁電流の供給開始・停止を制御するためのホールIC23u〜23wからの信号の組合わせを異ならせることにより、逆転時においてもホールICを増やすことなく進み角30度の進み位相制御をすることができる。なお、逆転駆動時の電気角は、U相の磁極歯の中心位置を0度とし、U相の磁極歯の中心位置から回転子が逆転方向(図1では反時計方向)へ回転した時の方向で示している。
【0010】
ここで、SRモータ等の同期モータでは、各相巻線への励磁電流の供給開始タイミング(通電開始タイミング)を進める(進み位相制御)ことによりモータ効率を向上させることができる。モータ効率が最大となる通電開始タイミングは、図4に示すように、モータの回転速度に応じて変化する。
そこで、処理装置10は、モータの回転速度、例えば速度検出回路19から出力される速度検出信号Nrに応じて遅延回路17の遅延時間を変化させ、位置検出手段23から出力される位置検出信号を遅延時間だけ遅らせる。駆動回路21は、遅延回路17から出力される位置検出信号に基づいて、前記した正転論理あるいは逆転論理により各相巻線への励磁電流供給タイミングを決定する。このため、各相巻線への励磁電流供給開始タイミング、したがって励磁電流供給タイミングが正転時及び逆転時に、モータ効率が最大となる進み位相角で進み位相制御を行うことができる。
【0011】
以上の実施の形態では、遅延回路17を設けたが、進み位相角を30度に固定する場合には、遅延回路17は不要である。
また、処理回路10を速度指令信号と速度検出信号との偏差に応じて励磁電流を制御するように構成したが、処理回路は一定の励磁電流を供給する等種々の構成が可能である。
また、6−4極3相SRモータに適用した場合について説明したが、本発明の同期モータの駆動装置は、6−8極、12−8極、18−12極等種々の極数の3相SRモータに適用可能である。
また、SRモータに適用した場合について説明したが、本発明の同期モータの駆動装置は、SRモータ以外の、ブラシレス同期モータ等の種々の同期モータに適用可能である。
【0012】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載の同期モータの駆動装置を用いれば、複数の位置検出手段の出力信号に基づいて正転駆動時及び逆転駆動時に進み位相制御を行うことができる。
また、請求項2に記載の同期モータの駆動装置を用いれば、進み位相角を任意の進み位相角に容易に調整することができる。
さらに、請求項3に記載の同期モータの駆動装置を用いれば、スイッチト・リラクタンスモータについて複数の位置検出手段の出力信号に基づいて正転駆動時及び逆転駆動時に進み位相制御を行うことができる。
そして、請求項4に記載の同期モータの駆動装置を用いれば、速度検出信号に応じて位置検出手段の出力信号を遅延させるので、モータ効率が最大となる進み位相角で進み位相制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の同期モータの駆動装置の一実施の形態が適用される3相SRモータを示す図である。
【図2】本発明の同期モータの駆動装置の一実施の形態を示すブロック図である。
【図3】本発明の同期モータの駆動装置の一実施の形態による各相巻線への励磁電流供給タイミングを示す図である。
【図4】モータ回転速度と最大モータ効率が得られる進み位相角との関係を示す図である。
【図5】従来の同期モータの駆動装置を適用した3相SRモータを示す図である。
【図6】従来の同期モータの駆動装置による各相巻線への励磁電流供給タイミングを示す図である。
【符号の説明】
10 処理回路
17 遅延回路
21 駆動回路
22 3相SRモータ
23 位置検出手段

Claims (4)

  1. 固定子鉄心の各磁極歯に各相巻線が巻回された固定子と、各磁極歯に対向する磁石が設けられた回転子とを有する同期モータの駆動装置であって、回転子の位置を検出する複数の位置検出手段と、位置検出手段の出力信号に基づいて各相巻線への励磁電流の供給タイミングを制御する駆動手段とを備え、複数の位置検出手段は、それぞれの位置検出手段から出力される位置検出信号に対応して励磁される固定子鉄心の各磁極歯の中心位置から一方の回転方向に電気角で30度進ませた位置に配設し、駆動手段は、正転駆動時には各位置検出手段の出力信号の組み合わせに基づ第1の論理により各相巻線への励磁電流の供給タイミングを制御し、逆転駆動時には第1の論理とは異なる各位置検出手段の出力信号の組み合わせに基づ第2の論理により各相巻線への励磁電流の供給タイミングを制御する同期モータの駆動装置。
  2. 請求項1に記載の同期モータの駆動装置であって、駆動手段は、各位置検出手段の出力信号を遅延させることによって進み位相角を調整する同期モータの駆動装置。
  3. 請求項1または2に記載の同期モータの駆動装置であって、前記同期モータがスイッチト・リラクタンスモータであることを特徴とする同期モータの駆動装置。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の同期モータの駆動装置であって、モータの回転速度を検出して速度検出信号を出力する速度検出回路と、前記速度検出回路から出力される速度検出信号に応じて位置検出手段の出力信号を遅延させる遅延回路とを備え、前記駆動手段は遅延回路から出力される位置検出信号に基づいて各相巻線への励磁電流の供給タイミングを制御する同期モータの駆動装置。
JP08171299A 1999-03-25 1999-03-25 同期モータの駆動装置 Expired - Fee Related JP3906429B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08171299A JP3906429B2 (ja) 1999-03-25 1999-03-25 同期モータの駆動装置
US09/533,755 US6433503B1 (en) 1999-03-25 2000-03-23 Synchronous motors and control circuits therefor
DE10014626A DE10014626A1 (de) 1999-03-25 2000-03-24 Synchronmotoren und Steuerungsschaltungen dafür

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08171299A JP3906429B2 (ja) 1999-03-25 1999-03-25 同期モータの駆動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000278989A JP2000278989A (ja) 2000-10-06
JP3906429B2 true JP3906429B2 (ja) 2007-04-18

Family

ID=13754018

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP08171299A Expired - Fee Related JP3906429B2 (ja) 1999-03-25 1999-03-25 同期モータの駆動装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US6433503B1 (ja)
JP (1) JP3906429B2 (ja)
DE (1) DE10014626A1 (ja)

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3930246B2 (ja) * 2000-11-17 2007-06-13 本田技研工業株式会社 ブラシレス多相交流電機およびその通電制御装置
KR100408051B1 (ko) * 2001-01-22 2003-12-01 엘지전자 주식회사 회전 왕복동식 영구자석형 모터
US20030062868A1 (en) * 2001-10-01 2003-04-03 Mir Sayeed A. Switching methodology for ground referenced voltage controlled electric machine
ATE313165T1 (de) * 2002-10-31 2005-12-15 Siemens Vdo Automotive Inc Verfahren und system zur bestimmung für die elektronische kommutierung in bürstenloser gleichstrommachine unabhängig von der positionierung des rotorlagesensors
US6850022B2 (en) * 2003-01-15 2005-02-01 Siemens Vdo Automotive Inc. Method and system for determining electronic commutation in brushless DC machines irrespective of the placement of rotor position sensors
DE10259173A1 (de) * 2002-12-18 2004-07-08 Robert Bosch Gmbh Schaltungsanordnung und Verfahren zum Betreiben eines Elektromotors an einem Gleichspannungsnetz
DE10314696A1 (de) * 2003-03-28 2004-10-21 Robert Bosch Gmbh Einrichtung und Verfahren zur Rotorlageerkennung einer elektrischen Maschine
JP2005261135A (ja) * 2004-03-12 2005-09-22 Seiko Epson Corp モータ及びその駆動制御システム
GB0415166D0 (en) * 2004-07-06 2004-08-11 Switched Reluctance Drives Ltd Rotor position detection in an electrical machine
GB0415163D0 (en) 2004-07-06 2004-08-11 Switched Reluctance Drives Ltd Rotor position detection in an electrical machine
DE102004037584B4 (de) * 2004-08-03 2008-05-08 Bayerische Motoren Werke Ag Verfahren zum Betreiben einer Antriebseinheit
JP4256392B2 (ja) 2006-01-12 2009-04-22 三菱電機株式会社 車両用発電電動機の制御装置
JP2007336611A (ja) * 2006-06-12 2007-12-27 Denso Corp 同期モータの制御装置
US7893638B2 (en) 2006-11-30 2011-02-22 Denso Corporation Apparatus and method for driving rotary machine
JP2010091269A (ja) * 2009-12-24 2010-04-22 Mitsubishi Electric Corp 除湿機
CN101860161A (zh) * 2010-05-28 2010-10-13 中国矿业大学 一种三相6/8结构外转子开关磁阻电机转子位置检测器
TWM458027U (zh) * 2013-03-12 2013-07-21 Zhen-Jie Hong 開關式磁阻馬達之改良構造
FR3044185B1 (fr) * 2015-11-23 2018-11-16 Safran Electrical & Power Procede de commande d'une machine synchrone a aimants permanents, et dispositif correspondant
CN109450134B (zh) * 2018-11-15 2020-12-18 白贺冰 车辆用单相多极电动机
DE102020107466A1 (de) * 2020-03-18 2021-09-23 Festool Gmbh Antriebsmotor für ein Sauggerät oder eine Werkzeugmaschine

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3331194A1 (de) 1983-08-30 1985-03-07 Ebm Elektrobau Mulfingen Gmbh & Co, 7119 Mulfingen Kollektorloser gleichstrommotor mit dreistraengiger, ungesehnter statorwicklung
US4763049A (en) 1986-03-17 1988-08-09 Magee Harold H Brushless drive system
JPH05176514A (ja) 1991-12-24 1993-07-13 Matsushita Electric Works Ltd 無刷子電動機
JPH06165464A (ja) 1992-11-27 1994-06-10 Toshiba Corp ブラシレスモータ
JP3327431B2 (ja) * 1994-08-31 2002-09-24 オークマ株式会社 電動機
DE19720309A1 (de) 1997-05-15 1999-09-30 Papst Motoren Gmbh & Co Kg Elektronisch kommutierter Motor
EP0920113B1 (de) * 1997-11-28 2001-02-14 SAIA-Burgess Electronics AG Gleichstrommotor

Also Published As

Publication number Publication date
DE10014626A1 (de) 2000-10-19
JP2000278989A (ja) 2000-10-06
US6433503B1 (en) 2002-08-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3906429B2 (ja) 同期モータの駆動装置
US8471511B2 (en) Brushless motor control device and brushless motor
JP2000125584A5 (ja)
US7030583B2 (en) Method for the commutation of brushless direct current motor
US6469463B2 (en) Brushless motor and driving control device therefor
JP2000201461A (ja) 磁石式ブラシレス電動機
JP3700106B2 (ja) センサレス・スイッチドリラクタンスモータの駆動回路
US10944351B2 (en) Motor drive control device and motor drive control method
US8264178B2 (en) Brushless motor control apparatus, brushless motor and control method of brushless motor
JP2008271698A (ja) モータ駆動装置
JPH10337073A (ja) 3相srモータの起動方法
JP6976203B2 (ja) ブラシレスモータ
US20190296672A1 (en) Field winding type rotating electric machine
JPH08116651A (ja) 可変リラクタンス形モータ及びその制御方法
JP4572026B2 (ja) ブラシレスdcモータの駆動装置および駆動方法
EP3832879B1 (en) Control of a single coil bldc motor
JP4531180B2 (ja) 同期モータおよび同期モータの起動方法
JP3393366B2 (ja) センサレスモータの回転子位置検出装置及びその方法
JP2001186797A (ja) スイッチドリラクタンスモータの駆動回路及び圧縮機
JP4110883B2 (ja) モータ制御装置
JP4147826B2 (ja) ブラシレスモータ駆動制御装置
JP2005312145A (ja) ブラシレスモータの駆動装置
CN111654211B (zh) 无刷直流电机用的驱动装置及电机系统
JP2670022B2 (ja) 無整流子電動機
JP3110843B2 (ja) センサレス多相直流モータの起動方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041014

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061011

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061017

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061124

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061219

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070101

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees