JPH03181098A - フリップフロップ回路 - Google Patents

フリップフロップ回路

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JPH03181098A
JPH03181098A JP1319533A JP31953389A JPH03181098A JP H03181098 A JPH03181098 A JP H03181098A JP 1319533 A JP1319533 A JP 1319533A JP 31953389 A JP31953389 A JP 31953389A JP H03181098 A JPH03181098 A JP H03181098A
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JP
Japan
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circuit
flip
clock signal
latch circuit
flop
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JP1319533A
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English (en)
Inventor
Hideshi Maeno
秀史 前野
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、半導体集積回路装置を構威し、そのテスト
用にも用いられるフリップフロップ回路に関する。
〔従来の技術〕
第14図は従来のフリップフロップ回路の結線図を示し
、同図において、1aはノ\イ・イネーブル型のラッチ
回路、1bはロー・イネーブル型のラッチ回路、Dはデ
ータ入力端子、CKはクロック信号であり、CMO3回
路で構成したノ\イ・イネーブル型及びロー・イネーブ
ル型のラッチ回路の結線図は、それぞれ第15図及び第
16図に示すようになり、第15図及び第16図におい
て、2a、2b、2cはインバータ回路、3、a、3b
3cはNチャネルMOSトランジスタ、4a、4b、4
cはPチャネルMOSトランジスタである。
つぎに、第15図のハイ・イネーブル型のう・ソチ回路
1aの動作について説明する。
いま、イネーブル端子ENを71イレベル(以下Hとい
う)に設定すると、インバータ2aの出力はローレベル
(以下りという)になり、その結果、トランジスタ3b
、4bはオン状態になり、トランジスタ3a、4aはオ
フ状態になり、データ入力端子りに与えられたデータは
トランジスタ3b。
4bを通過し、インバータ2bで反転された後、インバ
ータ2cで再び反転されて正常値に戻り、出力端子Qに
出力される。
以下の説明では、この状態を通過状態と称する。
つぎに、イネーブル端子ENをLに設定すると、インバ
ータ2aの出力はHになり、その結果、トランジスタ3
a、4aはオン状態になり、トランジスタ3b、4bは
オフ状態になる。
ところで、イネーブル端子ENがHからLに変化した瞬
間には、インバータ2cは通過状態の時のデータを出力
しているので、このデータがトランジスタ3a、4aを
介してインバータ2bに人力される。
その後、イネーブル端子ENがLの間は、インバータ2
b、2c及びトランジスタ3a、4aによるループ回路
が構成され、データは保持され続ける。
以下の説明ではこの状態を保持状態と称する。
一方、第16図のロー・イネーブル型のラッチ回路1b
は、イネーブル端子ENの論理が異なる点を除いて第1
5図のラッチ回路1aと同様の動作を行い、イネーブル
端子ENがLの時は通過状態、Hの時は保持状態になる
つぎに、第14図のフリップフロップ回路の動作につい
て第17図に示すタイミングチャートを用いて説明する
クロック信号CKがHの時、前述したように、ラッチ回
路1aは通過状態であり、ラッチ回路1bは保持状態で
あるため、クロック信号CKがHからLに変化すると、
ラッチ回路1aが保持状態になり、データ入力端子りに
与えられていたデータd1がラッチ回路1aに保持され
、保持された後はデータ入力端子りのデータが変化して
もラッチ回路1aの出力Qlが変化することはない。
そして、クロック信号CKがLに反転すると、ラッチ回
路1bは通過状態になるので、ラッチ回路1aの保持し
ているデータd1がラッチ回路1bを通過してフリップ
フロップの出力端子Qに伝わり、その後、クロック信号
CKがHに変化すると、ラッチ回路1bが保持状態にな
るため、データd1が出力端子Qから出力され続ける。
この時、クロック信号CKのHにより、ラッチ回路1a
は通過状態になっており、ラッチ回路1aの出力Q1は
人力D1のデータに応じて変化するが、フリップフロッ
プ回路の出力Qが変化することがない。
以上に説明したように、第14図のフリップフロップ回
路はクロック信号CKの立下りエツジでデータ入力端子
りのデータを取込み、取込まれたデータは一定の遅延時
間後に出力端子Qから出力されることになり、このよう
なフリップフロップ回路は、一般にネガティブ・エツジ
・トリガ型プリップフロップと呼ばれる。
また、第18図は従来のフリップフロップ回路の他の一
例のブロック図を示し、この回路は第14図のネガティ
ブ・エツジ・トリが型の構成と比べて、ハイ・イネーブ
ル型のラッチ回路1aとロー・イネーブル型のラッチ回
路1bの接続が入れ替っている点が相違する。
従って、第18図のフリップフロップ回路の動作は第1
9図のタイミングチャートに示すようになり、第14図
の場合に比べ、クロック信号CKの論理が反転している
点が異なるため、クロック信号cKのHへの文上りエツ
ジでデータ入力端子りのデータを取込み、取込まれたデ
ータは一定の遅延時間後に出力端子Qから出力されるこ
とになり、このようなフリップフロップ回路は一般にポ
ジティブ・エツジ・トリガ型フリップフロップと呼ばれ
る。
ところで、第14図や第18図に示すフリップフロップ
回路に対し、第20図や第21図に示すように、データ
入力端子りにセレクタ回路5を付加することによって、
スキャンテスト用フリップフロップ回路を構成すること
が行われている。ここで、モード制御信号MDによりセ
レクタ回路5の入力がデータ入力端子りとシリアル入力
端子Siに切り換わる。
そして、第20図、第21図に示すスキャンテスト用フ
リップフロップ回路が複数個直列に接続されてスキャン
バスを構威し、第22図はこのようなスキャンパスを備
えた半導体集積回路装置のブロック結線図であり、同図
中、6はスキャンテスト用フリップフロップ回路、7は
その他の論理回路、SPはスキャンバスである。
つぎに、第22図に示す装置の動作について第20図、
第21図の回路を参照しながら説明する。
いま、モード制御信号MDをセレクタ回路5の人力がシ
リアル入力端子Sl側になるように設定すると、スキャ
ンテスト用フリップフロップ回路はシリアルシフトレジ
スタを構成し、これをシフトモードと呼ぶ。
一方、モード制御信号MDをセレクタ回路5の人力がデ
ータ入力端子り側になるように設定すると、スキャンテ
スト用フリップフロップ回路は論理回路7と接続されて
半導体集積回路装置の所望の動作を実現するための通常
のフリップフロップ回路として動作し、これを通常動作
モードと呼ぶ。
そして、この種の半導体集積回路装置のテストは以下の
ようにして行われる。
まず、シフトモードにおいて、クロック信号CKを与え
ながらテストデータをスキャンバスSPのシリアル入力
端子Slから順次シフトインし、各スキャンバス用フリ
ップフロップ回路6にテストデータの設定を終了すると
、通常動作モードに切替える。
一方、テストデータは各スキャンテスト用フリップフロ
ップ回路6の出力から論理回路7に与えられているため
、このテストデータに対する論理回路7の動作結果が各
スキャンテスト用フリップフロップ回路のデータ入力端
子りに伝わっており、この状態においてクロック信号C
Kを与えると、論理回路7の動作結果が各スキャンテス
ト用フリップフロップ回路6に取込まれる。
その後、再びシフトモードに設定して各スキャンテスト
用フリップフロップ回路6に取込まれた動作結果をスキ
ャンバスSPのシリアル出力端子SOから読出し、外部
のテスト判定装置により正常か異常かの判定を行う。
なお、通常のテストでは、テストデータを様々に変化さ
せて、上記の判定を複数回繰り返す。
このように、スキャンパスSPを備えた半導体集積回路
装置は、各スキャンテスト用フリップフロップ回路6に
任意のテストデータを直接設定することができるので、
スキャンパスを備えない半導体集積回路装置に比べて極
めて容易にテストを行うことができる。
しかし、この種のフリップフロップ回路6を使用したス
キャンバスSPは、クロック信号CKのクロックスキュ
ー(タイミングのずれ)によってシフト動作の際に誤動
作が発生するおそれがあり、このことを第23図、第2
4図及び第25図を用いて説明する。
ここで、第23図は第22図のi番目とi+1番目のス
キャンテスト用フリップフロップ回路6の接続関係を示
した結線図であり、第24図及び第25図はそのタイミ
ングチャートである。
いま、クロック信号CK(i)とクロック信号CK (
i+1)の間にクロックスキューがない理想的な場合は
、第24図に示すように、正常なシフト動作が行われる
すなわち、クロック信号CK (i)のHへの立上りエ
ツジで、i番目のフリップフロップ回路6はi−1番目
のフリップフロップ回路6が出力していたデータd1を
取込み、一定の遅延時間後に次段のL+1番目のフリッ
プフロップ回路6に出力する。
一方、i+1番目のフリップフロップ回路6も同様にし
て、クロック信号CK (i+1)Hへの立上りエツジ
で、i番目のフリップフロップが出力していたデータd
Oを取込み、一定の遅延時間後に次段のフリップフロッ
プ回路6に出力する。
以上のように、前段のフリップフロップ回路の出力はク
ロック信号CKの立上りよりも一定時間遅れて変化する
ため、クロック信号CK (i)とクロック信号CK 
(i+1)の間にスキューがない場合には、正常なシフ
ト動作を行うことができる。
これに対し、クロック信号CK(i)とクロック信号C
K (i+1)の間にクロックスキューがある場合、例
えば第25図のようにi番目のフリップフロップ回路6
の出力Q (i)が変化した時より後に1+1番1]の
フリップフロップ四路6へのクロック信号CK (i+
1)が立上るような場合は、1番1」のフリップフロッ
プ回路6とi+]番IJのフリップフロップ回路6の保
持するデータが同じになり、正常なシフト動作を行うこ
とができず、スキャンバスSPを用いたテストが不可能
になる。
〔発明が解決しようとする課題〕
一般の半導体集積回路装置では、クロック信号源からの
配線の長さの差による遅延差や、各フリップフロップ四
路を構成するトランジスタ素子の特性バラツキによりク
ロック信号のスキューが発生するので、このスキューを
なくすことは現丈的には不可能であり、前述したように
、従来のスキャンテスト用フリップフロップ回路6から
なるスキャンバスSPでは、クロック信号のスキューに
より正常なシフト動作を行うことができず、スキャンバ
スSPを備えた半導体集積回路装置であっても、信頼性
の高いテストを行うことができないという問題点があっ
た。
この発明は、上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、半導体集積回路装置のスキャンバスを構成
した場合に、クロック信号に多少のスキューがあっても
正常なシフト動作を行えるスキャンテスト用フリップフ
ロップ回路を提供できるようにすることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕 この発明に係るフリップフロップ回路は、第1のラッチ
回路と、データ入力端子が前記第1のラッチ回路の出力
端子に接続された第2のラッチ回路と、出力端子が前記
第2のラッチ回路のイネーブル端子に接続され2個の入
力端子に第1及び第2のクロック信号が入力される制御
ゲートとを備え、前記第1のラッチ回路のイネーブル端
子に前記第1のクロック信号を反転して又は非反転のま
ま人力するようにしたことを特徴としている。
〔作用〕
この発明においては、第1.第2のクロック信号により
両ラッチ回路を制御するため、両ラッチ回路を同時に保
持状態に設定することが可能になり、半導体集積回路装
置のスキャンバスを構成した場合に、両クロック信号に
多少のスキューがあっても、前段のフリップフロップ回
路と同じブタを保持することがなく、正常なシフト動作
が行われる。
〔実施例〕
第1図はこの発明のフリップフロップ回路の一実施例が
結線図である。
第1図において、第14図と相違するのは、クロック信
号CK(以下これを第1のクロック信号CKという)及
び第2のクロック信号SCKを、2人力のナントゲート
8に人力し、インバータ9を介して第1のラッチ回路1
aのイネーブル端子ENに第1のクロック信号CKを人
力し、ナントゲート8の出力を第2のラッチ回路1bの
イネーブル端子ENに人力するようにしたことであり、
第2のクロック信号SCKがHのときには、ナントゲー
ト8は第1のクロック信号CKに対してインバータとし
て機能するため、前述したポジティブ・エツジ・型トリ
ガフリップフロップ回路として動作する。
そして、このようなフリップフロップ回路に対し、第2
図に示すように、従来と同様にデータ入力端子りにセレ
クタ回路5が付加されてスキャンテスト用フリップフロ
ップ回路10が構成され、さらにこのスキャンテスト用
フリップフロップ回路10が複数個直列に接続されてス
キャンバスが構成され、第3図はこのようなスキャンバ
スSPを備えた半導体集積回路装置のブロック結線図で
ある。
ただし、第3図において、7は第22図と同様のその他
の論理回路である。
また、第4図は第3図におけるi番目とi+1番目のス
キャンテスト用フリッププロップ回路10の接続関係を
示した結線図であり、第5図及び第6図は第4図の回路
がシフト動作を行う時のタイミングチャートであり、第
5図はクロック信号のクロックスキューがない場合を、
第6図はクロックスキューがある場合を示している。
ただし、第5図及び第6図は第2図に示すスキャンテス
ト用フリップフロップ回路10に対するシフトモード時
、すなわちセレクタ回路5の入力がシリアル入力端子S
l側に設定された状態のタイミングチャートである。
第2図、第4図、第5図を参照して、クロックスキュー
がない場合、第2のクロック信号SCKがLの状態では
、フリップフロップ回路10の出力側のラッチ回路1b
は第1のクロック信号CKの状態にかかわらず保持状態
であり、出力Q2は変化しない。
従って、この状態で第1のクロック信号CKとしてネガ
ティブクロックを与えると、1番「Iのフリップフロッ
プ回路10の入力端のラッチ回路1aは第1のクロック
信号CK (i)の立上りエツジで人力データを取込む
が、このとき出力側のラッチ回路1bは保持状態である
ため、その出力Q2(i)は変化しない。
つぎに、第1のクロック信号CK (i)がHに戻った
状態で第2のクロック信号SCK (i)としてポジテ
ィブクロックを与えると、ラッチ回路1aからラッチ回
路1bにデータが転送され、このときにはじめて出力Q
2 (i)は変化し、これを次のi+1番目のフリップ
フロップ回路10のシリアル入力端子5l(i+1)か
ら見れば、第1のクロック信号CK (i+1)の立上
りのエツジでデータを取込むタイミングでは人力データ
が変化することはないので、安定したデータの取込みが
行え、このように、第1のクロック信号CKと第2のク
ロック信号SCKの2相のクロックを使用することによ
り、安定したシフト動作が行える。
つぎに、第6図はクロックスキューがある場合のタイミ
ングチャートであり、クロックスキューがあっても2相
のクロックでシフトするために、従来のように1番目と
i+1番目のフリップフロップ回路10が同じデータを
保持することがなく、クロックスキューがない場合と同
様に安定なシフト動作ができる。
従って、2相のクロックによってデータ取込みのタイミ
ングと出力データの変化のタイミングを別個に設定でき
るので、両クロック信号を十分に余裕のあるタイミング
で動作させる車により、多少のクロックスキューがあっ
ても確実にシフト動作を行うことができ、第3図に示す
半導体集積回路装置において、信頼性の高いテストを行
うことが可能となる。
また、他の実施例として、第7図に示すように、第1図
のラッチ回路1a、lbを入れ換え、ラッチ回路1bを
入力側、ラッチ回路1aを出力側に配し、ナントゲート
8に代えてノアゲート11を設け、ネガティブ・エツジ
・トリガ型フリップフロップ回路を構成してもよく、第
8図に示すように、データ入力端子りにセレクタ回路5
を付加してスキャンテスト用フリップフロップ回路12
を形威し、これを複数個直列に接続してスキャンパスを
構成してもよい。
さらに、他の、実施例として、第9図に示すように、第
1図におけるハイ・イネーブル型のラッチ回路1aに代
えてロー・イネーブル型のラッチ回路1bを設け、イン
バータ9を不要にしてもよく、或いは第10図に示すよ
うに、第7図におけるロー・イネーブル型のラッチ回路
1bに代えてハイ・イネーブル型のラッチ回路1aを設
け、インバータ9を不要にしてもよい。
また、第11図は異なる他の実施例の結線図であり、同
図に示すように、第1図のラッチ回路1aに代えて2人
力ラッチ回路13を設けたものであり、この2人力ラッ
チ回路13をCMO8回路で構成した場合、第12図に
示すようになり、同図において、14a、14b、14
c、14dはインバータ、15a、15b、15c、1
5dはNチャネルMOS)ランジスタ、16a、16b
16c、16dはPチャネルMOSトランジスタである
そして、イネーブル端子ENAとイネーブル端子ENB
が両方ともLの場合は、インバータ14aとインバータ
14dの出力はHになり、トランジスタ15b、15c
、16b、16cはオフ状態になり、トランジスタ15
 a +  15 b 、15 c 。
15dはオン状態になり、オン状態のトランジス夕とイ
ンバータ14b、14cによるループ回路が構成され、
2入力ラッチ回路13は保持状態になる。
つぎに、一方のイネーブル端子ENAをHに設定すると
、それに対応するデータ入力端子部分のトランジスタ1
5b、16bがオン状態になり、逆に他方のイネーブル
端子ENBをHに設定すると、それに対応するデータ入
力端子DB部分のトランジスタ15c、16cがオン状
態になり、トランジスタ15b、16bのオンによりこ
れらと共にループ回路を構成しているトランジスタ15
a、16aのペアがオフ状態になり、又トランジスタ1
5c、16cのオンにより、これらとノ(にループ回路
を構成しているトランジスタ15d16dのペアがオフ
状態になり、ループ回路が切断され、結果として2入力
ラッチ回路13は通過状態になる。
ところで、イネーブル端子ENAとENBを両方ともH
に設定すると、トランジスタ15b、16b、15c、
16cがオン状態になり、両データ入力端子DA、DB
の間がショート状態になるため、このような設定は禁止
される。
従って、第11図において、イネーブル端子ENBへの
制御信号C8がLのとき、2入力ラッチ回路13はイネ
ーブル端子ENA及びデータ入力端子DAに対して、通
常のラッチ回路として動作し、この状態において、第2
のクロック信号SCKがHになると、第11図の回路は
ポジティブ・エツジ・トリガ型フリップフロップとして
動作する。
一方、第1のクロック信号CKがHのときには、2入力
ラッチ回路13はイネーブル端子ENB及びデータ入力
端子DBに対して、通常のラッチ回路として動作し、こ
のときラッチ回路1bには第2のクロック信号SCKが
2人力のナントゲート8により反転されて、イネーブル
信号として与えられる。
従って、テスト時に制御信号C8と第2のクロック信号
SCKに対して2相のクロックを与えることにより、安
定なシフト動作を行うことができる。
なお、第13図に示すように、第7図のラッチ回路1b
に代えて2入力ラッチ回路17設けてもよく、この場合
、通常動作時にはネガティブ・エツジ・トリガ型のフリ
ップフロップ回路として動作し、テスト時には2相クロ
ツクによる安定したシフト動作が行える。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明のフリップフロップ回路によれ
ば、第1.第2のクロック信号により両ラッチ回路を制
御するため、両ラッチ回路を同時に保持状態に設定する
ことが可能になり、半導体集積回路装置のスキャンバス
を構成した場合に、クロック信号に多少のスキューがあ
っても、正常なシフト動作を行うことができ、半導体集
積回路装置に対し信頼性の高いテストを行うことが可能
になる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のフリップフロップ回路の一実施例の
結線図、第2図は第1図の回路を用いたスキャンテスト
用フリップフロップ回路の結線図、第3図は第2図の回
路を用いたスキャンパスを備えた半導体集積回路装置の
ブロック結線図、第4図は第3図の一部の結線図、第5
図及び第6図はそれぞれ第4図の動作説明用のタイミン
グチャート、第7図は他の実施例の結線図、第8図は第
7図の回路を用いたスキャンテスト用フリップフロップ
回路の結線図、第9図及び第1Ov!Jはそれぞれ他の
実施例の結線図、第11図はさらに他の実施例の結線図
、第12図は第11図の一部の詳細な構成を示す結線図
、第13図は異なる他の実施例の結線図、第14図は従
来のフリップフロップ回路の結線図、第15図及び第1
6図はそれぞれ第14図の両ラッチ回路の詳細な構成を
示す結線図、第17図は第14図の動作説明用のタイミ
ングチャート、第18図は他の従来のフリップフロップ
回路の結線図、第19図は第18図の動作説明用タイミ
ングチャート、第20図及び第21図はそれぞれ第14
図及び第18図の回路を用いたスキャンテスト用フリッ
プフロップ回路の結線図、第22図は第20図又は第2
1図の回路を用いたスキャンバスを備えた半導体集積回
路装置のブロック桔線図、第23図は第22図の一部の
結線図、第24図及び第25図はそれぞれ第23図の動
作説明用のタイミングチャートである。 図において、la、lbはラッチ回路、8はナンドゲ、
9はインバータ、11はノアゲート、13.17は2人
力ラッチ回路、CKは第1のクロック信号、SCKは第
2のクロック信号である。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1のラッチ回路と、データ入力端子が前記第1
    のラッチ回路の出力端子に接続された第2のラッチ回路
    と、出力端子が前記第2のラッチ回路のイネーブル端子
    に接続され2個の入力端子に第1及び第2のクロック信
    号が入力される制御ゲートとを備え、 前記第1のラッチ回路のイネーブル端子に前記第1のク
    ロック信号を反転して又は非反転のまま入力するように
    したことを特徴とするフリップフロップ回路。
JP1319533A 1989-12-08 1989-12-08 フリップフロップ回路 Pending JPH03181098A (ja)

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