JPH03176689A - 植字の製造方法 - Google Patents
植字の製造方法Info
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- JPH03176689A JPH03176689A JP31594089A JP31594089A JPH03176689A JP H03176689 A JPH03176689 A JP H03176689A JP 31594089 A JP31594089 A JP 31594089A JP 31594089 A JP31594089 A JP 31594089A JP H03176689 A JPH03176689 A JP H03176689A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、時計用表示板に使用する植字の製造方法に関
するものである。
するものである。
従来の植字の製造方法としてコイニング法がある。この
方法は、第6図に示す様に、裏面に足2をコイニングに
より形成した板材をプレスにより所定の外形形状に抜き
落した後、表面をダイヤのチップが付いたダイヤモンド
バイトによりカットを行ない、鏡面に仕上げた植字1を
完成させる。
方法は、第6図に示す様に、裏面に足2をコイニングに
より形成した板材をプレスにより所定の外形形状に抜き
落した後、表面をダイヤのチップが付いたダイヤモンド
バイトによりカットを行ない、鏡面に仕上げた植字1を
完成させる。
その後、穴明は加工を行なった表示板の穴に前記植字1
の足2をカシメ、接着等の方法で固定させていた。
の足2をカシメ、接着等の方法で固定させていた。
また他の植字の製造方法として電鋳法がある。
この方法は、金属基板表面にフォトレジストにより植字
パターンを形成後、Ni電鋳等により厚みが約20μm
前後植字を形成させる。その後、完成した植字を金属基
板より外し、植字の下面に接着剤を塗布後、表示板に固
定させていた。
パターンを形成後、Ni電鋳等により厚みが約20μm
前後植字を形成させる。その後、完成した植字を金属基
板より外し、植字の下面に接着剤を塗布後、表示板に固
定させていた。
しかしながら、このコイニング法においては、表示板に
固定するための足をコイニングで形成させるため、帯材
を接続焼鈍炉で焼鈍しなければならず、作業性が悪い上
に、高価な設備が必要であった。また、外形形状に抜き
落した植字を円板に1つ1つ接着剤により固定させ、そ
の後円板を切削加工機にセットし、ダイヤモンドバイト
により植字の表面を所定の形状にカントするため、極め
て生産性が悪かった。その上、足の太さより細い植字の
製作ができず、デザインでの制約もあった。
固定するための足をコイニングで形成させるため、帯材
を接続焼鈍炉で焼鈍しなければならず、作業性が悪い上
に、高価な設備が必要であった。また、外形形状に抜き
落した植字を円板に1つ1つ接着剤により固定させ、そ
の後円板を切削加工機にセットし、ダイヤモンドバイト
により植字の表面を所定の形状にカントするため、極め
て生産性が悪かった。その上、足の太さより細い植字の
製作ができず、デザインでの制約もあった。
また、電鋳法においては、フォトレジストノ厚さに限度
があるため、電鋳した植字の厚さにも限度があり、立体
感のある植字を得ることができなかった。更に、植字表
面の形状もフラクトで立体感に欠けていた。その上、電
鋳時間がかかり生産性が非常に悪かった。
があるため、電鋳した植字の厚さにも限度があり、立体
感のある植字を得ることができなかった。更に、植字表
面の形状もフラクトで立体感に欠けていた。その上、電
鋳時間がかかり生産性が非常に悪かった。
本発明の目的は、上記の問題点を解決し、生産性が良く
、立体感が有り、デザイン的に優れた植字の製造方法を
提供するものである。
、立体感が有り、デザイン的に優れた植字の製造方法を
提供するものである。
本発明の構成は、剥離可能な粘着面を添えたベースフィ
ルムに表面が鏡面又は凹凸模様が形成された銅合金の板
材を貼り、該板材の裏面にフォトレジストにより植字パ
ターンを形成後、ケミカルエツチングにより植字の形状
出しをし、更に、該植字の裏面に接着剤を塗布した後、
表示板の所定位置に接着固定すると共に、前記ベースフ
ィルムを剥離したものである。
ルムに表面が鏡面又は凹凸模様が形成された銅合金の板
材を貼り、該板材の裏面にフォトレジストにより植字パ
ターンを形成後、ケミカルエツチングにより植字の形状
出しをし、更に、該植字の裏面に接着剤を塗布した後、
表示板の所定位置に接着固定すると共に、前記ベースフ
ィルムを剥離したものである。
また植字の凹凸模様の凹部に樹脂を充填し、更に前記凹
凸模様柄を研磨加工又は切削加工してもよい。
凸模様柄を研磨加工又は切削加工してもよい。
以下本発明の実施例を図佃に基づいて詳述する。
第1図から第4図は植字の製造工程を示す要部断百図で
ある。
ある。
銅合金である黄銅の板材110表面をダイヤのチップが
付いたダイヤモンド工具で切削加工を行い鏡面仕上げに
する。この鏡面仕上げをした而に仕上げメツキ処理を施
す。(図示せず)次に、この鏡面仕上げした面に剥離可
能な粘着面12aを有スルヘースフィルム12を貼る。
付いたダイヤモンド工具で切削加工を行い鏡面仕上げに
する。この鏡面仕上げをした而に仕上げメツキ処理を施
す。(図示せず)次に、この鏡面仕上げした面に剥離可
能な粘着面12aを有スルヘースフィルム12を貼る。
このベースフィルム12は樹脂製で約80μmから10
0μmの厚みが有り、片面に粘着剤が塗布されている。
0μmの厚みが有り、片面に粘着剤が塗布されている。
(第1図)
次に、板材11の裏面にフォトレジスト16を塗布し乾
燥後、前記フォトレジスト13面に植字パターンのマス
クを合わせ、露光、現像、水洗、乾燥を行ない、レジス
トパターン16aを形成する。次に、フォトレジスト1
6面方向より板材11にエツチング液を吹き付け、植字
14の形状出しを行なう。このエツチングは、ケミカル
エツチングで、塩化第2鉄等を使用する。エツチング液
に塩化第2鉄を使用する場合、40Beの塩化第2鉄溶
液に塩酸を少量加え、約40℃に加温して使用すると、
エツチング液度も比較的はやくサイドエツチングも少な
く、外形形状のきれいな植字14が得られる。(第2図
) 次に、表面に仕上げメツキ処理を施し植字14の側面に
仕上げメツキを形成させる。(図示せず)その後、溶剤
によりフォトレジスト16を剥離し、植字14の裏面に
接着剤15を印刷、塗装、筆塗り等の方法により形成さ
せる。(第3図)次に、表面に仕上げメツキ、塗装、印
刷(図示せず)、裏面に足溶接が施された表示板16の
所定の位置に植字14を接着固定する。その後、粘着剤
のf・Jいたベースフィルム12を植字14より剥がし
、表示板16が完成する。(第4図) 尚、上記実施例において、仕上げメツキを植字が完成す
る迄の間で2度行なったが、途中工程で仕上げメツキを
行なわず、表示板に接着固定した後仕上げメツキを行な
っても良い。
燥後、前記フォトレジスト13面に植字パターンのマス
クを合わせ、露光、現像、水洗、乾燥を行ない、レジス
トパターン16aを形成する。次に、フォトレジスト1
6面方向より板材11にエツチング液を吹き付け、植字
14の形状出しを行なう。このエツチングは、ケミカル
エツチングで、塩化第2鉄等を使用する。エツチング液
に塩化第2鉄を使用する場合、40Beの塩化第2鉄溶
液に塩酸を少量加え、約40℃に加温して使用すると、
エツチング液度も比較的はやくサイドエツチングも少な
く、外形形状のきれいな植字14が得られる。(第2図
) 次に、表面に仕上げメツキ処理を施し植字14の側面に
仕上げメツキを形成させる。(図示せず)その後、溶剤
によりフォトレジスト16を剥離し、植字14の裏面に
接着剤15を印刷、塗装、筆塗り等の方法により形成さ
せる。(第3図)次に、表面に仕上げメツキ、塗装、印
刷(図示せず)、裏面に足溶接が施された表示板16の
所定の位置に植字14を接着固定する。その後、粘着剤
のf・Jいたベースフィルム12を植字14より剥がし
、表示板16が完成する。(第4図) 尚、上記実施例において、仕上げメツキを植字が完成す
る迄の間で2度行なったが、途中工程で仕上げメツキを
行なわず、表示板に接着固定した後仕上げメツキを行な
っても良い。
第5図は他の実施例で、植字が接着固定されている表示
板の要部断面図である。
板の要部断面図である。
銅の板材の表面に型打ち、ロールエンボス、エツチング
等の方法で凹凸模様21を形成させる。
等の方法で凹凸模様21を形成させる。
次に、第1実施例と同様に凹凸模様21が形成された面
にベースフィルムを貼り、その後、フォトエツチングに
より植字22の形状出しを行なうと共に、植字22の裏
面に接着剤23を形成させる。
にベースフィルムを貼り、その後、フォトエツチングに
より植字22の形状出しを行なうと共に、植字22の裏
面に接着剤23を形成させる。
次に、仕上げメツキ、印刷等の仕上げ処理(図示せず)
を施した表示板・24の所定の位置に植字22を接着固
定する。次に、粘着剤の付いたベースフィルムを植字2
2より剥がした後、植字22の凹凸模様21の凹部に樹
脂25を充填し、乾燥硬化させる。次に、植字220表
面を研磨加工又は切削加工を行なった後、仕上げメツキ
(図示せず)を施し、表示板24が完成する。
を施した表示板・24の所定の位置に植字22を接着固
定する。次に、粘着剤の付いたベースフィルムを植字2
2より剥がした後、植字22の凹凸模様21の凹部に樹
脂25を充填し、乾燥硬化させる。次に、植字220表
面を研磨加工又は切削加工を行なった後、仕上げメツキ
(図示せず)を施し、表示板24が完成する。
尚、上記性の実施例において、植字を表示板に接着固定
した後、樹脂の充填、研磨加工又は切削加工及び仕上げ
メツキを行にったが、板材の時に樹脂の充填、研磨加工
又は切削加工及び仕上げメツキを行なうか、又は、フォ
トエツチングで植字の形状出しを行なった後、樹脂の充
填、研磨加工又は切削加工及び仕上げ加工を行なっても
良いことは言うまでもない。
した後、樹脂の充填、研磨加工又は切削加工及び仕上げ
メツキを行にったが、板材の時に樹脂の充填、研磨加工
又は切削加工及び仕上げメツキを行なうか、又は、フォ
トエツチングで植字の形状出しを行なった後、樹脂の充
填、研磨加工又は切削加工及び仕上げ加工を行なっても
良いことは言うまでもない。
以上の説明で明らかなように、本発明によれば、板材の
時に表面の鏡面仕上げ又は凹凸模様付けを行ない、更に
、植字の形状出しをフォトエツチングで行なうと共に、
植字の固定を接着剤で行なうので、植字の足成形が不要
となり生産性が向上された。その上、極細植字の製造も
可能となった6また、電鋳植字に比べ、立体感があり、
デザイン的に優れた植字を提供することができた。
時に表面の鏡面仕上げ又は凹凸模様付けを行ない、更に
、植字の形状出しをフォトエツチングで行なうと共に、
植字の固定を接着剤で行なうので、植字の足成形が不要
となり生産性が向上された。その上、極細植字の製造も
可能となった6また、電鋳植字に比べ、立体感があり、
デザイン的に優れた植字を提供することができた。
第1図から第4図は本発明の実施例で、植字の製造工程
を示す要部断面図、第5図は本発明の他の実施例で、植
字が接着固定されている表示板の要部断面図、第6図は
従来例で、植字の側面図である。 11・・・・・・板材、 12・・・・・・ベースフィルム、 12a・・・・・・粘着面、 16・・・・・・フォトレジスト、 13a・・・・・・レジストパターン、14.22・・
・・・・植字、 15.23・・・・・・接着剤、 16.24・・・・・・表示板、 21・・・・・・凹凸模様、 25・・・・・・樹脂。 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図
を示す要部断面図、第5図は本発明の他の実施例で、植
字が接着固定されている表示板の要部断面図、第6図は
従来例で、植字の側面図である。 11・・・・・・板材、 12・・・・・・ベースフィルム、 12a・・・・・・粘着面、 16・・・・・・フォトレジスト、 13a・・・・・・レジストパターン、14.22・・
・・・・植字、 15.23・・・・・・接着剤、 16.24・・・・・・表示板、 21・・・・・・凹凸模様、 25・・・・・・樹脂。 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図
Claims (2)
- (1)剥離可能な粘着面を添えたベースフィルムに表面
が鏡面又は凹凸模様が形成された銅合金の板材を貼り、
該板材の裏面にフォトレジストにより植字パターンを形
成後、ケミカルエッチングにより植字の形状出しをし、
更に該植字の裏面に接着剤を塗布した後、表示板の所定
位置に接着固定すると共に、前記ベースフィルムを剥離
したことを特徴とする植字の製造方法。 - (2)植字の凹凸模様の凹部に樹脂を充填し、更に前記
凹凸模様面を研磨加工又は切削加工したことを特徴とす
る請求項1記載の植字の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31594089A JPH03176689A (ja) | 1989-12-05 | 1989-12-05 | 植字の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31594089A JPH03176689A (ja) | 1989-12-05 | 1989-12-05 | 植字の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03176689A true JPH03176689A (ja) | 1991-07-31 |
Family
ID=18071433
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31594089A Pending JPH03176689A (ja) | 1989-12-05 | 1989-12-05 | 植字の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03176689A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005274346A (ja) * | 2004-03-24 | 2005-10-06 | Kawaguchiko Seimitsu Co Ltd | 指標及びその製造方法 |
-
1989
- 1989-12-05 JP JP31594089A patent/JPH03176689A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005274346A (ja) * | 2004-03-24 | 2005-10-06 | Kawaguchiko Seimitsu Co Ltd | 指標及びその製造方法 |
JP4700921B2 (ja) * | 2004-03-24 | 2011-06-15 | シチズン時計河口湖株式会社 | 指標の製造方法 |
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