JPH03170521A - 電気積層板用エポキシ樹脂組成物 - Google Patents

電気積層板用エポキシ樹脂組成物

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JPH03170521A
JPH03170521A JP19623990A JP19623990A JPH03170521A JP H03170521 A JPH03170521 A JP H03170521A JP 19623990 A JP19623990 A JP 19623990A JP 19623990 A JP19623990 A JP 19623990A JP H03170521 A JPH03170521 A JP H03170521A
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epoxy resin
bisphenol
epoxy
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JP19623990A
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Kazuo Maeda
和男 前田
Takao Fukuzawa
福沢 孝雄
Takamasa Watanabe
渡辺 孝雅
Masayuki Ota
雅之 太田
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Yuka Shell Epoxy KK
Original Assignee
Yuka Shell Epoxy KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 {a)  発明の目的 (産業上の利用分野) 本発明は、エポキシ樹脂m威物、特にガラスクロスなど
への含漫性が良好であり、かつ耐熱性、耐藁一ズリング
性、ドリル加工性及び金属との密着性に優れた硬化物を
与えることができ、したがってプリント配線板用等、特
に多層プリント配線板用の銅張エポキシ樹脂積層板等の
製造に有利に使用されるエポキシ樹脂組成物に関する.
(従来の技術) 近年、電子機器の小型化に伴ない、プリント配線板の高
密度化が進んでいる。そのために、その基材の耐熱性、
耐ミーズリング性などの向上が望まれている。
エポキシ樹脂硬化物の耐熱性向上のために、使用するエ
ポキシ樹脂にフェノールノボランク型エポキシ樹脂、ク
レゾールノボランク型エポキシ樹脂、パラアミノフェノ
ールのトリグリシジルエーテル化物などの多官能エポキ
シ樹脂を添加することが行なわれるが、これらの多官能
エポキシ樹脂を添加しても硬化物の耐熱性はなお充分と
いえない。
また、フェノールノボラフク型エポキシ樹脂又はタレゾ
ールノボランク型エポキシ樹脂を、ビスフェノールA型
エポキシ樹脂などと反応させることで耐熱性向上をはか
る場合もあるが、かかる耐熱性エポキシ樹脂を用いて得
られる積層板を煮沸処理後に半田槽で処理すると、積層
板に“ふくれ”“はがれ”くーズリング“クレージング
などと呼ばれる現象を発生することが多いし、また固く
てもろくなるために、ドリル加工性が悪くなったりする
. (発明が解決しようとする問題点) 本発明は、プリント配線基板等に使用される銅張エポキ
シ樹脂積層板などの製造に適するガラスクロスなどへの
含漫性が良好で、かつ耐熱性、耐ミーズリング性、ドリ
ル加工性に優れ、かつ銅箔等との密着性にも優れた硬化
物を与えることのできるエポキシ樹脂組威物を提供しよ
うとするものである. (b)  発明の構戒 (問題点を解決するための手段) 本発明者等は、前記の問題点を解決するために種々研究
を重ねた結果、特定のエポキシ樹脂を用いたエポキシ樹
脂組成物によってその目的を達戒することができたので
ある。
すなわち、本発明のエポキシ樹脂組成物は、エポキシ樹
脂、硬化剤、硬化促進剤及び溶剤を含有してなるエポキ
シ樹脂組成物において、該エポキシ樹脂が下記のエポキ
シ樹脂aを主戒分とするエポキシ樹脂である. エポキシ樹脂a: ビスフェノールA型エポキシ樹脂(1)と、ビスフェノ
ールAとホルムアルデヒドの重縮合物のグリシジルエー
テル化物で軟化点が75℃以下のもの(II)と、テト
ラブロムビスフェノールA(III)とを塩基性触媒下
で反応させて得られるエポキシ樹脂組成物であって、該
グリシジルエーテル化物の軟化点が75℃以下のもの(
II)の割合が全体に対して30〜1重量%の範囲にあ
るもの。
本発明におけるエポキシ樹脂aの製造用のビスフェノー
ルA型エポキシ樹脂(1)は、ビスフェノールA化合物
骨格を有する二官能エポキシ樹脂であり、この種の二官
能エポキシ樹脂は既に広く知られており、かつ種々の商
品名のものとしても市販されているのでその詳しい説明
を省略する.また、本発明におけるエポキシ樹脂aの製
造に用いられるビスフェノールAとホルムアルデヒドの
重縮合物のグリシジルエーテル化物(II)は、ビスフ
ェノールAとホルムアルデヒドとの反応で得られる重縮
合物をベースに、これに公知の方法によりエピクロルヒ
ドリンを用いグリシジルエーテル化して得られる軟化点
が75℃以下のエポキシ樹脂である. 本発明におけるエポキシ樹脂aは、前記した三つの成分
(I)〜(III)を反応させて得られる樹脂であって
、かつ該樹脂中の戒分(If)の含有率が1〜30重量
%であるエポキシ樹脂である。戒分(II)の含有率が
1重量%未満になると、エポキシ樹脂組成物の硬化物の
ガラス転移温度を高める効果が悪くなるし、また30重
量%を超えると、そのエポキシ樹脂製造反応中に高分子
反応が起り、実用性のあるエポキシ樹脂が得られない。
また、戒分(II)の軟化点は75℃以下、好ましくは
75〜30”の範囲である.その軟化点が30℃より低
くなると、ビスフェノールAとホルムアルデヒドの重縮
を物の量が少なく、硬化物の耐熱性が充分でない。また
、その軟化点が75℃より高くなると、高分子物が多く
なり、戒分(I)〜(III)を反応させる場合に高分
子化反応が起り易くなり、ガラスクロスへの含漫性が悪
くなる。
本発明のエポキシ樹脂組成物は、以上詳述した戒分(1
)〜(Ill)の三者を反応させて得られた特定のエポ
キシ樹脂aを主戒分として用いた点に特徴がある。
従来、エポキシ樹脂硬化物の耐熱性向上のために、使用
するエポキシ樹脂に、上記戒分(IF)のビスフェノー
ルAとホルムアルデヒドの重縮合物のグリシジルエーテ
ル化物、フェノールノボラック型エポキシ樹脂、タレゾ
ールノボラック型エポキシ樹脂、又はパラア旦ノフェノ
ールのトリグリシジルエーテル化物などの多官能エポキ
シ樹脂を添加することが行なわれていたが、これらの多
官能エポキシ樹脂を添加しても硬化物の耐熱性はなお充
分といえなかった. また、従来、フェノールノボランク型エポキシ樹脂、又
はクレゾールノボラフク型エポキシ樹脂を、上記戒分(
II)としてのビスフェノールAとホルムアルデヒドと
の重縮合物のグリシジルエーテル化物の代わりに反応さ
せることで、耐熱性向上をはかる場合もあるが、かかる
方法で得られた耐熱性エポキシ樹脂を用いて得られる積
層板を煮沸処理後に半田槽で処理すると、積層板に“ふ
くれ”はがれ”ごーズリング″ “クレージングなどと
呼ばれる現象を発生することが多く、また固くてもろく
なるために、ドリル加工性が悪いという欠点があった(
比較例1〜3参照)。
これに対し、本発明のエポキシ樹脂組成物は、そのエポ
キシ樹脂として上記した特定のエポキシ樹脂aを主戒分
として用いることによって、ガラスクロスなどへの含漫
性が良好で、耐熱性、耐貴−ズリング性、ドリル加工性
に優れ、しかも銅箔等の金属などとの接着性に優れた硬
化物を与えることができるようになったのである。
その理由は、この戒分(II)としてのビスフェノール
Aとホルムアルデヒドの重縮合物のグリシジルエーテル
化物が、ビスフェノールA型エポキシ樹脂の骨格に類似
する分子骨格を持つ化合物であるので、樹脂の相溶性が
良くなり、架橋密度を高めることができ、硬化反応も均
一に行なわれるためと考えられる。
本発明のエポキシ樹脂組成物においては、その特定のエ
ポキシ樹脂aが使用されるが、このエポキシ樹脂aはこ
れを単独でエポキシ樹脂として使用してもよいし、これ
に1分子中に2個以上のエポキシ基を有する他のエポキ
シ樹脂を併用することも可能である。その併用できる他
のエポキシ樹脂としては、たとえばビスフェノールA型
エポキシ樹脂、フェノールノポランク茎エポキシ樹脂、
タレゾールノボラック型エポキシ樹脂などのグリシジル
エーテル型エポキシ樹脂、グリシジルエステル型エポキ
シ樹脂、グリシジルアミン型エポキシ樹脂、線状脂肪族
エポキシ樹脂、脂環式エポキシ樹脂、複素環式エポキシ
樹脂、ハロゲン化エポキシ樹脂などの種々の多官能エポ
キシ樹脂があげられる。これらの他のエポキシ樹脂の併
用量は、エポキシ樹脂の全量、すなわちエポキシ樹脂a
及び併用する他のエポキシ樹脂の合計量100重量部に
対して50重量部以下にすべきである。その併用する他
のエポキシ樹脂量が多くなりすぎると、硬化物の架橋密
度が低下し、耐熱性が悪くなる。
本発明のエポキシ樹脂組威物には、硬化剤が配合される
が、その硬化剤としては、たとえば芳香族ポリアミン、
ジシアンジアミド、酸無水物、各種のフェノール型ノボ
ラック樹脂などがあげられる. 本発明のエポキシ樹脂Mi戒物における硬化促進剤とし
ては種々のものが使用できる.たとえばベンジルジメチ
ルアミン、各種のイミダゾール系化合物などのア旦ン類
、トリフエニルホスフィンなどの三級ホスフィン類等が
あげられる。
本発明のエポキシ樹脂&[l底物における溶剤としては
、種々のものが使用できる。たとえば、アセトン、メチ
ルエチルケトン、トルエン、キシレン、メチルイソブチ
ルケトン、酢酸エチル、エチレングリコールモノメチル
エーテル、N.N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジ
メチルアセトアミド、メタノール、エタノールなどがあ
げられ、これらの溶剤は適宜に2種又はそれ以上の混合
溶剤として使用することも可能である。
本発明のエポキシ樹脂組成物には、さらに必要に応じて
種々の他の添加剤、たとえば難燃剤や充填剤等を適宜に
配合することができる。
本発明のエポキシ樹脂組成物を用いて、たとえば銅張エ
ポキシ樹脂積層板を製造するには、常法にしたがって行
なうことができる.たとえば、ガラスクロス等にこのエ
ポキシ樹脂組成物を含浸・塗布してから加熱乾燥して溶
剤を除去してプリプレグとし、このブリプレグの1枚若
しくは複数枚重ねたものの片面若しくは両面に銅箔を重
ね、次いで常法にしたがって加熱加圧して積層成形する
.(実施例等) 以下に、実施例及び比較例をあげてさらに詳述するが、
本発明はこれらの実施例によって限定されるものではな
い。実施例及び比較例に記載の「部」及び「%」は、そ
れぞれ「重量部」及び「重量%」を意味する。
実施例1 ビスフェノールAとホルムアルデヒドとの重縮合物のグ
リシジルエーテル化物(油化シェルエポキシ株式会社商
品名 エビコー}157370、エポキシ当ii208
、軟化点70℃)15部と、ビスフェノールA型エポキ
シ樹脂(油化シェルエポキシ株式会社商品名 エピコー
ト828、エポキシ当量187)51部と、テトラブロ
モビスフェノールA34部とを、触媒(ジメチルイミダ
ゾール)0.03部の存在下で反応させてエポキシ当量
460のエポキシ樹脂を得た。このエポキシ樹脂を「エ
ポキシ樹脂aI」という。
次いで、このエポキシ樹脂a’  100部、硬化剤と
してジシアンジアミド3部、硬化促進剤として2−エチ
ル−4−メチルイミダゾール0.2部を混合し、これに
メチルエチルケトン/エチレングリコールモノメチルエ
ーテル混合溶剤(混合重量比1/1)を加えて、不揮発
分が55%のワニスを富周製した。
このワニスをガラスクロスに含浸・塗布し、130℃で
5分間乾燥し、エポキシ樹脂組成物含有量が45%のブ
リプレグを得た。このブリプレグを8枚重ね、その両面
に0.35μm厚さの銅箔を重ね、温度170℃、圧力
40kg/CIAで1時間積層戒形して、厚さ1.6f
lの銅張ガラスエポキシ積層板を製造した。この積層板
の特性は表1に示すとおりであった。
実施例2 ビスフェノールAとホルムアルデヒドとの重縮合物のグ
リシジルエーテル化物(エポキシ当量207、軟化点6
0℃)25部、ビスフェノールA型エポキシ樹脂(実施
例lで用いたエビコート82B)41部、及びテトラブ
ロモビスフェノールA34部を、実施例1におけると同
様の方法で反応させ、エポキシ当量471のエポキシ樹
脂を得た。このエポキシ樹脂を「エポキシ樹脂a2」と
いう。
実施例1において用いたエポキシ樹脂a1の代りにエポ
キシ樹脂a2を使用し、そのほかは実施例Iと同様にし
てワニスを調製し、このワニスを用いて実施例1におけ
ると同様にして銅張ガラスエポキシ積層板を製造した。
この積層板の特性は表1に示すとおりであった。
実施例3 ビスフェノールAとホルムアルデヒドとの重縮合物のグ
リシジルエーテル化物(エポキシ当量210,軟化点7
4℃)10部、ビスフェノールA型エポキシ樹脂(実施
例1で用いたエピコート828)56部、及びテトラブ
ロモビスフェノールA34部を用い、実施例1における
と同様にして反応させ、エポキシ当量457のエポキシ
樹脂を製造した。このエポキシ樹脂を「エポキシ樹脂a
3」という。
このエポキシ樹脂a3を用い、そのほかは実施例lと同
様にしてワニスを調製し、このワニスを用いて実施例1
におけると同様にして銅張ガラスエポキシ積層板を製造
した。この積層板の特性は表1に示すとおりであった。
比較例l ビスフェノールAとホルムアルデヒドとの重縮合物のグ
リシジルエーテル化物(実施例1で用いたエビコート1
57S70)15部、ブロム化ビスフェノールA型エポ
キシ樹脂(油化シェルエポキシ株式会社商品名 エピコ
ー}5046、エポキシ当量478)85部、硬化剤と
してジシアンジア旦ド3部、及び硬化促進剤として2−
エチル−4−メチルイごダゾール0. 2部を混合した
。この混合物に実施例1で用いたと同じメチルエチルケ
トン/エチレングリコールモノメチルエーテル混合溶剤
を加え、不揮発分が55%になるようにワニスを調製し
た。
このワニスを用い、そのほかは実施例1における方法に
準じて銅張ガラスエポキシ積層板を製造した.この積層
板の特性は表1に示すとおりであった。
比較例2 オルソクレゾールとホルムアルデヒドとの重縮合物のグ
リシジルエーテル化物(油化シエルエポキシ株式会社商
品名 エビコート180S70、エポキシ当量206)
15部、ビスフェノールA型エポキシ樹脂(実施例1で
用いたエビコート828)51部、及びテトラブロモビ
スフェノールA34部を用い、実施例1におけると同様
にして反応させ、エポキシ当量412のエポキシ樹脂を
製造した.このエポキシ樹脂を「エポキシ樹脂b2」と
いう。
このエポキシ樹脂b2を用い、そのほかは実施例1と同
様にしてワニスを調製し、このワニスを用いて実施例1
におけると同様にして銅張ガラスエポキシ積層板を製造
した。この積層板の特性は表1に示すとおりであった。
比較例3 ビスフェノールAとホルムアルデヒドとの重縮合物のグ
リシジルエーテル化物(エポキシ当量198、軟化点5
0℃)40部、ビスフェノールA型エポキシ樹脂(実施
例1で用いたエピコート82B)26部、及びテトラブ
ロモビスフェノールA34部を、実施例1におけると同
様の方法で反応させ、エポキシ当量465のエポキシ樹
脂を得た。このエポキシ樹脂を「エポキシ樹脂b3Jと
いう. 実施例lにおいて用いたエポキシ柑脂a1の代りにエポ
キシ樹脂b3を使用し、そのはがば実施例lと同様にし
てワニスを調製し、このワニスを用いて実施例1におけ
ると同様にして銅張ガラスエポキシ積層板を製造した。
この積層板の特性は表1に示すとおりであった. 比較例4 ビスフェノールAとホルムアルデヒドとの重縮合物のグ
リシジノ.レエーテル化物(エポキシ当量213、軟化
点80℃)10部、ビスフェノールA型エポキシ樹脂(
実施例1で用いたエピコート828)56部、及びテト
ラブロモビスフェノールA34部を用い、実施例lにお
けると同様にして反応させたところ、生或物はかなりの
高分子化物であるため、これより調製されるワニスはガ
ラスクロスへの含浸、塗布が困難であった。
比較例5 ビスフェノールA型エポキシ樹脂(実施例lで用いたエ
ピコート828)66部、及びテトラプロモビスフェノ
ールA34部を、実施例lにおけると同様の方法で反応
させ、エポキシ当量440のエポキシ樹脂を得た.この
エポキシ樹脂を「エポキシ樹脂bS」という。
実施例1において用いたエポキシ樹脂a1の代りに、エ
ポキシ樹脂bSを使用し、そのほかは実施例1と同様に
してワニスを調製し、このワニスを用いて実施例1にお
けると同様にして銅張ガラスエポキシ積層板を製造した
.この積層板の特性は表1に示すとおりであった. 比較例6 ビスフェノールAとホ・ルムアルデヒドとの重縮合物の
グリシジルエーテル化物(実施例1で用いたエビコート
157S70)35部、ビスフェノ−ルA型エポキシ樹
脂(実施例1で用いたエビコ−}828)31部、及び
テトラブロモビスフェノールA34部を用い、実施例1
におけると同様にして反応させたところ、生或物はかな
りの高分子化物となり、これより調製されたフェスはガ
ラスクロスへの含浸・塗布が困難であった.以下余白 表1の注: *1・・・油化シェルエポキシ株式会社商品名*2・・
・動的粘弾性で測定 本3・・・120℃、2気圧、4hrのプレソシャー・
クソカー処理後、260℃のハンダ浴に30秒浸漬した
後、板のふくれ、はがれの有無をチェックし、評価した
。その評価結果は下記の略号で示した. ○ 板のふくれ、はがれが全くない △           わずかにある×      
〃      ある *4・・・樹脂スミアーの目視検査 ドリル径 0.4nφ、回転数60.OOOrpm+,
送りl.Qm/win *5・・・ガラスクロスに含浸・塗布時の目視検査実施
例4 ビスフェノールAとホルムアルデヒドとの重縮合物のグ
リシジルエーテル化物(エポキシ当量198、軟化点5
0℃)20部と、ビスフェノールA型エポキシ樹脂(油
化シェルエポキシ株式会社商品名 エビコート828、
エポキシ当量l87)46部と、テトラプロモビスフェ
ノールA34部とを、触媒(ジメチルイくダゾール)0
.03部の存在下で反応させてエポキシ当量451のエ
ポキシ樹脂を得た。このエポキシ樹脂を「エポキシ樹脂
a4 Jという。
次いで、このエポキシ樹脂a’loO部、硬化剤として
ジシアンジアミド3部、硬化促進剤として2−エチル−
4−メチルイミダゾール0.2部を混合し、これにメチ
ルエチルケトン/エチレングリコールモノメチルエーテ
ル混合溶剤(混合重量比l/1)を加えて、不揮発分が
55%のワニスを調製した. このワニスをガラスクロスに含浸・塗布し、130℃で
5分間乾燥し、エポキシ樹脂組成物含有量が45%のブ
リプレグを得た.このプリブレグを8枚重ね、その両面
に0.35μm厚さの銅箔を重ね、温度170℃、圧力
4 0 kg/tfflで1時間積層成形して、厚さ1
. 6 tmの銅張ガラスエポキシ積層板を製造した.
この積層板の特性は表2に示すとおりであった。
実施例5 ビスフェノールAとホルムアルデヒドとの重縮合物のグ
リシジルエーテル化物(エポキシ当量194、軟化点4
0℃)25部、ビスフェノールA型エポキシ樹脂(実施
例1で用いたエピコート828)41部、及びテトラブ
ロモビスフェノールA34部を、実施例1におけると同
様の方法で反応させ、エポキシ当量450のエポキシ樹
脂を得た。このエポキシ樹脂を「エポキシ樹脂aS」と
いう。
実施例1において用いたエポキシ樹脂a1の代りにエポ
キシ樹脂aSを使用し、そのほかは実施例1と同様にし
てワニスを調製し、このワニスを用いて実施例1におけ
ると同様にして銅張ガラスエポキシ積層板を製造した。
この積層板の特性は表2に示すとおりであった. 実施例6 ビスフェノールAとホルムアルデヒドとの重縮音物のグ
リシジルエーテル化物(エポキシ当量200,軟化点5
5℃)15部、ビスフェノールA型エポキシ樹脂(実施
例1で用いたエビコート828)51部、及びテトラブ
ロモビスフェノールA34部を用い、実施例1における
と同様にして反応させ、エポキシ当量453のエポキシ
樹脂を製造した。このエポキシ樹脂を「エポキシ樹脂a
6」という。
このエポキシ樹脂a6を用い、そのほかは実施例1と同
様にしてワニスを調製し、このワニスを用いて実施例1
におけると同様にして銅張ガラスエポキシ積層板を製造
した。この積層板の特性は表2に示すとおりであった。
比較例7 ビスフェノールAとホルムアルデヒドとの重縮合物のグ
リシジルエーテル化物(実施例4で用いたグリシジルエ
ーテル化物、軟化点50℃)20部、ブロム化ビスフェ
ノールA型エポキシ樹脂(油化シェルエポキシ株式会社
商品名 エピコート5046、エポキシ当量478)8
0部、硬化剤としてジシアンジアミド3部、及び硬化促
進剤として2−エチル−4−メチルイξダゾール0.2
部を混合した。この混合物に実施例1で用いたと同じメ
チルエチルケトン/エチレングリコールモノメチルエー
テル混合溶剤を加え、不揮発分が55%になるようにフ
ェスを調製した。
このワニスを用い、そのほかは実施例1における方法に
準じて銅張ガラスエポキシ積層板を製造した.この積層
板の特性は表2に示すとおりであった。
比較例8 オルソクレゾールとホルムアルデヒドとの重縮合物のグ
リシジルエーテル化物(油化シエルエポキシ株式会社商
品名 エピコート180S62、エポキシ当量206)
20部、ビスフェノールA型エポキシ樹脂(実施例1で
用いたエピコート828)46部、及びテトラブロモビ
スフェノールA34部を用い、実施例1におけると同様
にして反応させ、エポキシ当量460のエポキシ樹脂を
製造した。このエポキシ樹脂を「エポキシ樹脂b@」と
いう。
このエポキシ樹脂b@を用い、そのほかは実施例1と同
様にしてワニスを調製し、このワニスを用いて実施例1
におけると同様にして銅張ガラスエポキシ積層板を製造
した.この積層板の特性は表2に示すとおりであった。
比較例9 ビスフェノールAとホルムアルデヒドとの重縮合物のグ
リシジルエーテル化物(エポキシ当量203、軟化点6
0℃)40部、ビスフェノールA型エポキシ樹脂(実施
例1で用いたエピコート828)26部、及びテトラブ
ロモビスフェノールA34部を、実施例1におけると同
様の方法で反応させ、エポキシ当量475のエポキシ樹
脂を得た.このエポキシ樹脂を「エポキシ樹脂b”Jと
いう. 実施例1において用いたエポキシ樹脂a′の代りにエポ
キシ樹脂b9を使用し、そのほかは実施例1と同様にし
てワニスを調製し、このワニスを用いて実施例1におけ
ると同様にして銅張ガラスエポキシ積層板を製造した.
この積層板の特性は表2に示すとおりであった. 以下余白 表2の注: (C)発明の効果

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)エポキシ樹脂、硬化剤、硬化促進剤及び溶剤を含
    有してなるエポキシ樹脂組成物において、該エポキシ樹
    脂が下記のエポキシ樹脂aを主成分とするエポキシ樹脂
    であることを特徴とするエポキシ樹脂組成物。 エポキシ樹脂a: ビスフェノールA型エポキシ樹脂( I )と、ビスフェ
    ノールAとホルムアルデヒドの重縮合物のグリシジルエ
    ーテル化物で軟化点が75℃以下のもの(II)と、テト
    ラブロムビスフェノールA(III)とを塩基性触媒下で
    反応させて得られるエポキシ樹脂組成物であって、該グ
    リシジルエーテル化物の軟化点が75℃以下のもの(I
    I)の割合が全体に対して30〜1重量%の範囲にある
    もの。
JP19623990A 1989-08-16 1990-07-26 電気積層板用エポキシ樹脂組成物 Pending JPH03170521A (ja)

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