JPH03237120A - 積層板用樹脂組成物 - Google Patents

積層板用樹脂組成物

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JPH03237120A
JPH03237120A JP3434990A JP3434990A JPH03237120A JP H03237120 A JPH03237120 A JP H03237120A JP 3434990 A JP3434990 A JP 3434990A JP 3434990 A JP3434990 A JP 3434990A JP H03237120 A JPH03237120 A JP H03237120A
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bisphenol
epoxy resin
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JP3434990A
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Takashi Takahama
高浜 隆
Hiroyuki Nakajima
博行 中島
Seiji Oka
誠次 岡
Mitsuhiro Nonogaki
光裕 野々垣
Takumi Kikuchi
巧 菊池
Toshio Isooka
利雄 磯岡
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は積層板用樹脂組成物に関するものであり、さ
らに詳しくは、高い耐熱性を有し、耐湿性1機械特性に
も優れた積層板用樹脂組成物に関するものである。
〔従来の技術〕
積層板、中でも銅張積層板に対する需要の伸びは大きく
、基材と熱硬化性樹脂を組み合わせることにより9種々
の目的にかなった銅張積層板が得られている。カラーテ
レビ、オーディオ機器など民生用電子機器の分野では紙
基材フェノール樹脂鋼張積層板が主体に、又、コンピュ
ータ、制御器。
計測器など産業用電子機器の分野ではガラス基材エポキ
シ樹脂鋼張積層板が主体に使用されている。
しかし、高密度配線化、多層化が進展するに伴い、従来
のガラス基材エポキシ樹脂鋼張積層板では1寸法安定性
、耐熱性などの点で要求仕様を満足できない状況となり
、耐熱性の優れた鋼張積層板の開発が要望されていた。
耐熱性の優れた銅張積層板としては1例えば特公昭6G
−26423号公報に示されているように。
ポリイミド樹脂(例えば、ポリアミノビスマレイミド樹
脂)とガラス基材から威るものが知られてかり、ガラス
転移温度が高く、加熱時の寸法安定性に優れるなどの特
徴を有している。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、上記ポリイミド樹脂は、吸湿性が高く。
湿熱時の寸法安定性に問題があること、プリプレグ製造
時の溶剤として沸点の高い極性溶媒を用いることから積
層成形時に溶剤が残存しゃすく2品質にバラツキを生ず
るなどの欠点を有し、これらの解決が課題とされていた
この発明はかかるI%lliを解決するためになされた
ものであり、従来と同程度に耐熱性に優れるとともに、
靭性、可とう性、耐湿性および機械特性にも優れた積層
板用樹脂組成物を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明の積層板用樹脂組成物は 一般式 2の整数)で表わされるブロム化ビスフェノールA>よ
びビスフェノールA又はブロム化ビスフェノールAとホ
ルムアルデヒドとの重縮合物をグリシジル化した分子量
1.000〜&000の多官能エポキシ樹脂(α1)に
対し。
(式中、pは0以上の整数、Xは臭素又はH2bは1か
ら4の整数)で表わされるビスフェノールA型エポキシ
樹脂(a2)を重量比で010:1〜30ニア0に配合
したエポキシ樹脂組成物(α)に(式中、m/nは1〜
1a又はn=o、aは1〜しれ5 (式中、dば1〜4の幣数)で表わされるブロム化ビス
フェノールA(β)を上記エポキシ樹脂組成物(α)の
エポキシ基末端1当量に対し、上記プロふ化ビスフェノ
ールA(β)の水酸基が0.05〜IIL5当量となる
割合で配合した組成物をエポキシ基と水酸基の反応率が
、80s以上になるまで反応させて得られる多官能エポ
キシ樹脂(A)と、ビスフェノールAとホルムアルデヒ
ドとの重縮合物である分子量1.000以上で10.G
oo以下のフェノール樹脂CB)を、上記多官能エポキ
シ樹脂(A)のエポキシ基末端1当量に対し、上記フェ
ノール樹脂(B)の水酸基が0.7〜1.2当量となる
割合で配合し九組成物(1)100重量部に対し、 こ
の組成物(1)に相溶する分子i15.Goo以上で1
00.000以下の直鎖状高分子(厘)を1〜60重量
部配合したものである。
〔作用〕
この発明にかいて、多官能エポキシ樹脂を主体にフェノ
ール樹脂と反応させることにより可とう性と架橋密度を
高め、耐熱性を向上させる一方で。
架橋網目構造中に直鎖状高分子を介在させることにより
、耐熱性を維持しつつ、靭性を与える組成物とした。
〔実施例〕 この発明に係わる多官能エポキシ樹脂(α1)は。
ブロム化ビスフェノールAkよびビスフェノールA又は
ブロム化ビスフェノールAとホルムアルデヒドとの重縮
合物をグリシジル化したものであり。
分子量1.000〜&000である。分子量が1.00
0未満だと最終的な硬化物がもろくなり、筐た分子量が
&000を越えると、硬化反応が十分行なわれず、耐熱
性が低下する。また、製造されたプリプレグに難燃化が
必要とされるために、必須成分であるブロム化ビスフェ
ノールAとビスフェノールAのモル比率を1以上、又分
子量が大きくなり粘度が増大し、混合が困雛となるため
10以下にする必要がある。又、上記ブロム化ビスフェ
ノールAとしては9例えばモノブロム化、ジブロム化。
テトラブロム化ビスフェノールAが用いラレ9例えば以
下実施例で示すように脅威する。
この発明に係わる一般式 (式中、pは0以上の整数、Xは臭素又はHlbは1か
ら4の整数)で表わされるビスフェノールA型エポキシ
樹脂(α2)として2例えば商品名エピコート828.
エピコート1001.  エピコート1004 (共に
油化シェル製)、商品名YD−115゜YD−424(
共に東部化成製)、商品名GY−260(チパガイギー
製)、商品名DR−331(ダウケミカル製)などが用
いられる。
この発明に係わるエポキシ樹脂組成物(α)を得るため
の上記多官能エポキシ樹脂(α1)と ビスフェノール
A型エポキシ樹脂(α2)の配合比rfi、  重量比
で100:O〜30ニア0 であり、この範囲を越工て
ビスフェノールA型エポキシ樹脂(α2)全配合すると
耐熱性が悪くなる。
會た。多官能エポキシ樹脂(A)を得るため上記エポキ
シ樹脂組成物(α)のエポキシ基末端1当量に対し、プ
ロふ化ビスフェノールA(β)の水酸基が0.05〜0
.5当量となる割合で配合させ、エポキシ基と水酸基の
反応率が5oLII以上である必要がある。
反応する当量比が0側5未満であると、 均一な上記多
官能エポキシ樹脂(A)が得られず、また0、5当量を
越えると、未反応の水酸基が残り1反応性が悪くなる。
さらに反応率が80多未満の場合も同様に反応性が悪く
なる。
ここで、多官能エポキシ樹脂(A)を得るための反応は
無触媒又は触媒を用いる。触媒を用いる場合ハ、トリエ
チルアミン、ベンジルジメチルアミンの様なアミン類、
イミダゾール類、トリフェニルホスフィンの様なリン系
類などがあげられるが。
これらに限定されるものではない。
この発明に係わるフェノール樹脂(B)としては。
例えば、商品名KP−7511P(荒用化学工業製)。
商品名YLH−129(油化シェル製)シよび、以下。
実施例に示す発明者により合成されたものを用いる。こ
こで上記フェノール樹脂(B)の分子量は1.000 
S10.Gooであり1.000に満たないと靭性に劣
り、10.000を越えると、粘度が上りすぎ。
積層板用プリプレグ製造時の基材への含浸が不十分とな
る。
この発明に係わる組成物(1)を得るための上記多官能
エポキシ樹脂(A)とフェノール樹脂(B)の配合量は
、上記多官能エポキシ樹脂のエポキシ基末端1当量に対
し、上記フェノール樹脂の水酸基が0.7〜1.2であ
り、0.7当量に満たないと未反応のエポキシ基が残る
ため耐熱性が劣り、1.2当量を越えると9反応に関与
しないフェノール樹脂が残り、耐湿性、耐熱性が悪くな
る。
この発明に係わる@鎖状高分子(1)としては。
ポリパラバン酸、ポリエーテルスルホン、ポリスルホン
、ポリエーテルイミド、ポリフェニレンスルフィド、フ
ェノキシ樹脂さらには、全芳香族ポリエステル等の液晶
ポリマーが好適に用いられる。
分子量は通常s、ooo以上が望!しい。s、oooに
満たないと高分子による可撓性付与の効果が得られず、
100.Gooを越えると粘度が上がりすぎ含浸が不充
分となる。また、配合量は上記組成物(1)に対し1〜
60重量部であり、配合量が1重量部に満たない場合、
可撓性付与の効果が十分ではなく、配合量が60重量部
を越えると、樹脂粘度が上がり過ぎ、積層板用プリプレ
グ製造時の基材への含浸が不十分である。
なか、この発明の実施例の積層板用樹脂組成物が、硬化
反応を促進する目的で芳香族アミン類。
リン系化合物類、イミダゾール類、イミダシリン類を含
有してもよい。その代表的なものは、ベンジルジメチル
アミン、トリフェニルホスフィン。
2−メチルイミダゾール、2−エチル−4−メチルイミ
ダゾール、1−ベンジン−2−メチルイミダゾール 2
−エチル−4−メチルイミダシリン。
2−メチルイミダシリンなどである。又、その添加量は
1組成物(1)100重量部に対して0.01〜0.5
重量部であることが好ましい。住01  に満たないと
1反応速度が遅く、積層板用プリプレグとした場合のレ
ンジの流動性制御が困難となる。又0.5を越えると、
積層用プリプレグとした場合のポットライフが短くなる
このようにして得られた積層板用樹脂組成物は。
通常法に示す溶剤に溶解し所定濃度の樹脂液としてプリ
プレグ製造に適用される。
ここで使用される溶剤としては、エチルアルコール、プ
ロピルアルコール、フチルアルコールなどのアルコール
類、ベンゼン、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水
素類、アセトン、メチルエチルケトン、メチルインブチ
ルケトン、シクロヘキサノンなどのケトン類、エチレン
グリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモ
ノエチルエーテル ジエチレングリコール七ツメチルエ
ーテル、エチレンクリコールモノエチルエーテルアセテ
ートなどエチレングリコール、ジエチレングリコールの
エーテル類およびその酢酸エステルなどの溶剤が好適に
用いられるが、  N、  N−ジメチルホルムアミド
、  N、  N−ジメチルアセトアミドなどのアミド
類、N−メチルピロリドン、ジメチルスルホキシドなど
の極性溶媒も用いることができる。さらにこれらの溶剤
は単独で用いてもよく、1種以上併用してもよい。
又、鋼張積層板は、先に述べたように、上記積層板用樹
脂組成物を所定の基材に塗布、含浸後乾燥し、プリプレ
グを製造し、このプリプレグに鋼箔を重ね合わせ、加熱
、加圧して得られる。
ここで使用できる基材は、ガラス*維が一般的であるが
、他に芳香族ポリアミド繊維を用いることもでき、又マ
ット状のガラス、ポリエステル。
芳香族ポリアミドを用いることもできる。
積層板用樹脂は通常室温で基材に塗布され、80〜20
0℃で1分〜20分乾燥しプリプレグとされる。得られ
たプリプレグは所定枚数重ね合わせ。
鋼箔を少なくとも片面に重ねた状態で1通常80℃〜2
50℃、圧力5〜100kg/dで10〜300分加都
加圧して銅張積層板とする。ここに示した条件は望まし
い値であるが、これに限定されるものではない。
この発明の横腹組成物から得られる積層板は耐熱性、半
田耐熱性、電気特性9機械特性に優れ。
例えば高密度多層用として好適に用いられる。以下、実
施例により、この発明を具体的に説明する。
実施例1 テトラブロムビスフェノールAとビスフェノールAをモ
ル比で2:1の割合で配合し、その中に37優ホルマリ
ン、シュウ酸を入れ加熱反応させり後脱水濃縮し、ブロ
ム化ビスフェノールAノボラック樹脂を得た。これに、
エピクロルヒドリン及びテトラエチルアンモニウムクロ
リドヲ加工。
加熱反応させた後NaOHを加えさらに反応を行ない1
次式に示す分子量2500の多官能エポキシ樹脂(α1
)を得た。
(式中 m/n=2 )   (Is)上式で示される
多官能エポキシ樹脂(α1)100gにビスフェノール
A型エポキシ41を脂10g(商品名エビコー)100
を油化シェル製)とテトラブロムビスフェノールA25
g&よびトリエチルアミンo、otgを配合して、13
0℃で1時間加熱し。
組成物のエポキシ基と水酸基の反応率が85優となる多
官能エポキシ樹脂(A)を得た。
これに、ビスフェノールAノボラックタイプのフェノー
ル樹脂25g(商品名KP−756F、荒J1化学工業
製)を配合した組成物(1)100gに1分子量30.
 OOOのフェノキシ樹脂(1)15g(商品名pKH
H,ユニオンカーバイト製)および 2−エチル−4−
メチルイミダゾール0.1gを配合し。
エチレングリコールモノメチルエーテル80g1C溶解
させ、59係濃度のこの発明の一実施例の積層板用樹脂
組成物を得た。
これを厚さ0.18 fiのガラス織布に含浸乾燥して
樹脂含有量50重量−のプリプレグを得た。このプリプ
レグを4枚重ねて両面に35μmの鋼箔を介し、プレス
成形を行った。成形条件は、プレス温度180r:、プ
レス圧力40kg/d、  ブL/ス時間90分とした
。鋼張積層板の物理的、電気的性質についての評価結果
を表に示す。
実施例2 テトラブロムビスフェノールAとビスフェノールAをモ
ル比で1:1の割合で配合し、以下実施例1と同様な反
応で次式に示す分子量180Gの多官能エポキシ樹脂(
α1)を得た。
(式中 m/n=1 ) 上式で示される多官能エポキシ樹脂((11)100g
にビスフェノールA型エポキシ樹脂toog(商品名Y
D−115束都化或製)と テトラブロムビスフェノー
ルAaSg>よびトリフェニルホスフィン001gを配
合して、130℃で1時間加熱し。
組成物のエポキシ基と水酸基の反応率が80係となる多
官能エポキシ樹脂(A)を得た。
これに、ビスフェノールAノボラックタイプのフェノー
ル樹脂29g(商品名YLH−129油化シェル製)を
配合した組成物(1)100gに分子量30、0 G 
Oのフェノキシm脂(1)10g、  kよび2−エチ
ル−4−メチルイミダゾール0,1gを配合シ、エチレ
ングリコールモノメチルエーテル80gに溶解させ、5
8嘩濃度のこの発明の他の実施例の積層板用樹脂組成物
を得た。
これを厚さ0. I II fiのガラス織布に含浸乾
燥して樹脂含有量50重量優のプリプレグを得た。
このプリプレグを4枚重ねて両面に35μm の鋼箔を
介し、プレス成形を行った。成形条件は。
プレス温度1110r、  プレス圧力40 kg/d
、プレス時間90分とした。銅張積層板の物理的、電気
的性質についての評価結果を表に示す。
実施例3 テトラブロムビスフェノールAとビスフエノ−ルAをモ
ル比で5=1の割合で配合し、以下、実施例1と同様な
反応で次式に示す分子量3゜000の多官能エポキシ樹
脂(α1)を得た。
(式中 m/n = 5 ) 上式で示される多官能エポキシ樹脂(α1)100gに
ビスフェノールA型エポキシ樹脂250g(商品名DR
−331ダウケミカル製)とジブロムビスフェノールA
33g:Thよびトリフェニルホスフィン0.01gを
配合して、130t:で1時間加熱し1組成物のエポキ
シ基と水酸基の反応率が85俤となる多官能エポキシ樹
脂(A)を得た。
これに、ビスフェノールAノボラックタイプのフェノー
ル樹脂29gを配合し九組成物(1) 100gに、1
0gポリパラバン酸(璽)(商品名XT−4東熱石油)
釦よび、2−エチル−4−メチルイミダゾールo、 1
 g を配合り、エチレングリコールモノメチルエーテ
ル80gに溶解させ、58係濃度のこの発明の他の実施
例の積層板用樹脂組成物を得た。
上記樹脂組成物を厚さ018fiのガラス織布に含浸乾
燥して棚脂含有量50重量多のプリプレグを得た。
このプリプレグを4枚重ねて両面に35μmの鋼箔を介
し、ブレス成形を行った。成形条件は、プレスi度11
1り℃、プレス圧力40 kg/d、  プレス時間9
0分とした。鋼張積層板の物理的、電気的性質について
の評価結果を表に示す。
なか、この実施例3で用いたフェノール樹脂は。
ビスフェノールA1015.3T%ホルムアルデヒド2
2部、シュウ酸1部を、冷却管シよび攪拌装置付フラス
コに入れて、2時間還流して反応させた後、脱水濃縮し
得た。
実施例4 テトラブロムビスフェノールA上37 ’l)ホルマリ
ン、シュウ酸を加熱反応させた後、脱水濃縮し。
ブロム化ビスフェノールAノボラック樹脂を得た。
エポキシ化反応は実施例1と同様な反応で行ない。
次式で示す分子量2.500の多官能エポキシ樹脂(α
1)を得た。
(式中 mば9) 上式で示される多官能エポキシ樹脂(α1)100gに
ビスフェノールA型エポキシ樹脂40g(商品名エピコ
ート828 油化シェル製)と テトラブロムビスフェ
ノールA45g&よびトリフェニルホスフィン0.02
gを配合して、130℃で1時間加熱し9組成物のエポ
キシ基と水酸基の反応率が88係となる多官能エポキシ
樹脂(A)を得た。
これに、ビスフェノールAノボラックタイプのフェノー
ル樹脂15g(商品名KP−(56P、荒j(化学工業
製)を配合した組成物(1)100gに分子量a、oo
Oのポリスルフォン(1)10g、  シよび2−エチ
ル−4−メチルイミダゾール0,1gを配合シ、エチレ
ングリコールモノメチルエーテルTOgN、N−ジメチ
ルホルムアミド10gの混合溶液に溶解させ、58優濃
度のこの発明のさらに他の実施例の積層板用樹脂組成物
を得た。これを厚さQ18Wのガラス織布に含浸乾燥し
て樹脂含有量51優のプリプレグを得た。このプリプレ
グを4枚重ね両面に35μmの鋼箔を介し、 プレス成
形を行なった。
プレス成形条件は実施例2と同様にした。得られた鋼張
積層板の特性評価結果を表に示す。
比較例1 エポキシ樹脂(商品名エピコート50411B−80油
化シェルg)125gにジシアンジアミド2g。
2−エチル−4−メチルイミダゾール0.15g を加
工、エチレングリコールモノメチルエーテル65gに溶
解し、53憾濃度の積層板用樹脂組成物を得た。
これを厚さat8msのガラス織布に含浸乾燥して樹脂
含有量47重量係のプリプレグを得た。
このプリプレグを4枚重ねて両面に35μmの鋼箔を介
し、プレス成形を行った。成形条件は、ブレx湛flI
Toで、プレス圧力40#/cd、プレス時間60分と
した。
得られた銅張積層板の物理的、電気的性質についての評
価結果を表に示す。
比較例2 ポリイミド樹脂(商品名ケルイミド601 日本ポリイ
ミド製)100gをN−メチルピロリドン100gに溶
解し、50重量多濃度の積層板用樹脂組成物を得た。
これを厚さ0.1 amのガラス織布に含浸し150℃
で30分間乾燥し樹脂量45重量惨のプリプレグを得た
。このプリプレグを4枚重ね9両面に35μm+C1鋼
箔を介し、220t’、40kg/d 。
90分間加熱加圧し、銅張積層板を得た。得られたgA
張横積層板評価結果を表に示す。
以上の実施例に示したように、この発明の実施例の積層
板用樹脂組成物は、その硬化物が従来と同程度に耐熱性
に優れるとともに、耐湿性1機械強度、接着性に優れた
積層板用樹脂組成物を与えるものである。
〔発明の効果〕
以上説明したとかり、この発明は一般式(式中、m/n
は1〜10又はn=o、aは1〜2の整数)で表わされ
るブロム化ビスフェノールAおよびビスフェノールAま
たはブロム化ビスフェノールAとホルムアルデヒドとの
重縮合物をグリシジル化した分子11000〜3000
の多官能エポキシ樹脂(α1)に対し 一般式 (式中、pは0以上の整数、Xは臭素又はH2bは1か
ら4の整数)で表わされるビスフェノールA型エポキシ
樹脂(α2)を重量比で100 : O〜30 : 7
0に配合したエポキシ樹脂組成物(α)に放物(α)の
エポキシ基末端1当量に対し、上記ブロム化ビスフェノ
ールA(β)の水酸基2>(0,a s〜0.5当量と
なる割合で配合した組成物をエポキシ基と水酸基の反応
率が80%以上になる筐で反応させて得られる多官能エ
ポキシ樹脂(A)と、ビスフェノールAとホルムアルデ
ヒドとの重縮金物である分子量1. OO0以上で10
.000以下のフェノール樹脂(B)を、上記多官能エ
ポキシ樹脂(A)のエポキシ基末端1当量に対し、上記
フェノール樹脂(B)の水酸基がQ、7〜1.2当量と
なる割合で配合した組成物(I)100重量部に対し、
この組成物(1)に相溶する分子量s、ooo以上で1
00.Goo以下の直鎖状高分子(1)を1〜60重量
部配合したものを用いることによう、その硬化物が従来
と同程度に耐熱性に優れるとともに、可とり性、耐湿性
2機械強度、靭性シよび接着性に優れた積層板組成物を
得ることができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中,m/nは1〜10又はn=0,aは1〜2の整
    数)で表わされるプロム化ビスフエノールAおよびビス
    フエノールA又はプロム化ビスフエノールAとホルムア
    ルデヒドとの重縮合物をグリシジル化した分子量100
    0〜3000の多官能エポキシ樹脂(α_1)に対し, 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中,pは0以上の整数,Xは臭素又はH,bは1か
    ら4の整数)で表わされるビスフエノールA型エポキシ
    樹脂(α_2)を重量比で100:0〜30:70に配
    合したエポキシ樹脂組成物(α)に化学式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中,dは1〜4の整数)で表わされるプロム化ビス
    フエノールA(β)を上記エポキシ樹脂組成物(α)の
    エポキシ基末端1当量に対し,上記プロム化ビスフエノ
    ールA(β)の水酸基が0.05〜0.5当量となる割
    合で配合した組成物をエポキシ基と水酸基の反応率が8
    0%以上になるまで反応させて得られる多官能エポキシ
    樹脂(A)と,ビスフエノールAとホルムアルデヒドと
    の重縮合物である分子量1,000以上で10,000
    以下のフェノール樹脂(B)を,上記多官能エポキシ樹
    脂(A)のエポキシ基末端1当量に対し,上記フェノー
    ル樹脂(B)の水酸基が0.7〜1.2当量となる割合
    で配合した組成物(I)100重量部に対し,この組成
    物(I)に相溶する分子量5,000以上で100,0
    00以下の直鎖状高分子(II)を1〜60重量部配合し
    た積層板用樹脂組成物。
JP3434990A 1990-02-15 1990-02-15 積層板用樹脂組成物 Pending JPH03237120A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH11209456A (ja) * 1998-01-29 1999-08-03 Hitachi Chem Co Ltd 印刷配線板用難燃性エポキシ樹脂組成物及びこれを用いたプリプレグ、金属箔張り積層板

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JPS60260627A (ja) * 1984-06-07 1985-12-23 Hitachi Chem Co Ltd 印刷配線板用プリプレグの製造方法
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