JPH09151236A - エポキシ樹脂組成物及びそれを用いた積層板 - Google Patents
エポキシ樹脂組成物及びそれを用いた積層板Info
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Landscapes
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Abstract
て、高耐熱性と積層板厚さ方向の低線膨張係数とを兼備
しており、多層プリント配線板の寸法安定性を飛躍的に
向上させる。 【解決手段】 ビナフトールのジグリシジルエーテル
を、テトラブロモビスフェノールA型エポキシ樹脂で高
分子量化した、数平均分子量が600〜2000のエポ
キシ樹脂と、硬化剤とを必須成分とする。
Description
の耐熱衝撃信頼性に優れる高多層プリント配線基板を提
供するエポキシ樹脂組成物並びに積層板に関する。
型化、高速化及び大容量化が求められている。LSI等
の電子部品を搭載するプリント板においても信号伝送速
度の高速化が要求されている。このため、プリント配線
板に使用する積層板材料においては高密度実装可能な、
耐熱性、寸法安定性、特に厚さ方向の低線膨張係数が要
求されている。代表的なプリント配線板はエポキシ樹脂
などの熱硬化性樹脂をガラス布に含浸したプリプレグの
積層板から成っており、特に耐熱性に優れるエポキシ樹
脂として、例えば特開平6−184131号公報には、
ビナフトールのジグリシジルエーテルを用いる技術が開
示されている。
−184131号公報に記載されたエポキシ樹脂は、確
かに耐熱性に優れ、得られる積層板の耐ハンダクラック
性等の特性には優れるものの、積層板の厚さ方向の線膨
張係数が大きく、プリント配線板、特に多層プリント配
線板にした場合に、温度サイクルテストなどの信頼性試
験においてスルーホール導通部分にクラックが発生する
など、所謂寸法安定性に劣るという課題を有していた。
に用いた場合に、耐熱性に優れ、かつ、積層板厚さ方向
の線膨張係数が小さく、プリント配線板にした場合の寸
法安定性を飛躍的に改善でき、前記のスルーホール導通
部分におけるクラックを防止できるエポキシ樹脂組成物
並びに積層板を提供することにある。
を解決すべく鋭意検討した結果、分子構造中にビナフチ
ル構造を有しており、かつその数平均分子量が700〜
2000のエポキシ樹脂を用いることにより、優れた耐
熱性を有し、かつ、低膨張係数を達成できる積層板が得
られることを見いだし、本発明を完成させるに至った。
構造を含有するエポキシ樹脂を必須成分とし、かつその
数平均分子量が700〜2000のエポキシ樹脂(A)
と、硬化剤(B)とを必須成分とすることを特徴とする
エポキシ樹脂組成物、及び、該エポキシ樹脂組成物を無
機質基材に含浸してプリプレグとし、次いでこのプリプ
レグの複数枚を積層、加熱加圧して得られることを特徴
とする積層板に関する。
(A)とは、分子構造中にビナフチル構造を有し、か
つ、その数平均分子量が700〜2000のものであ
る。ここでビナフチル構造は、その芳香核にアルキル基
等の置換基を有していてもよく、例えば、以下の構造の
ものが挙げられる。
の数平均分子量は700〜2000の範囲である。即
ち、数平均分子量が700より低い場合は、架橋密度が
高くなりすぎ脆くなる他、線膨張係数が大きくなる為、
寸法安定性が悪くなる。一方、2000より高い場合
は、粘度が高くなり、含浸性を低下させる他、樹脂自体
の耐熱性も悪くなり、耐ハンダクラック性に劣る。ま
た、エポキシ樹脂(A)における数平均分子量は、例え
ば、エポキシ当量から計算する方法によって得られる。
(A)は、例えば、ビナフトール化合物とエピハロヒ
ドリンとを反応させて高分子量化したもの、ビナフト
ール化合物とエピハロヒドリンとの反応させて得られる
エポキシ樹脂を多価フェノール化合物で変性したもの、
及び、エポキシ樹脂をビナフトール化合物で変性した
もの、等が挙げられる。
に制限されないが、例えばのエポキシ樹脂を得る具体
的な方法としては、ビナフトール化合物と水酸基に対し
て当量以下のエピハロヒドリンを用いて反応させて一気
に所定の分子量のエポキシ樹脂を得る方法が挙げられ
る。その際、ビナフトール化合物に加えて、ビスフェノ
ールAやテトラブロモビスフェノールA、或いはそれら
の混合物等の多価フェノールを添加して2成分以上の共
縮エポキシ樹脂としてもよい。
は、まず、ビナフトール化合物と該化合物中の水酸基に
対して過剰当量のエピハロヒドリンを用いて反応させて
得られるビナフトール化合物のジグリシジルエーテルの
含有量が70重量%以上であるベースエポキシ樹脂を
得、次いで、ビスフェノールA或いはテトラブロモビス
フェノールA、或いはそれらの混合物等の多価フェノー
ルで変性する方法が挙げられる。
は、ビスフェノールA型エポキシ樹脂やテトラブロモビ
スフェノールA型エポキシ樹脂、或いはそれらの混合物
等のエポキシ樹脂とビナフトール化合物を反応させる方
法が挙げられる。
ル化合物としては特に限定されるものではないが、耐熱
性並びに寸法安定性の点から1,1’−ビ−2−ナフト
ールが好ましい。また、多価フェノールとしては特に制
限されるものではないが、積層板の難燃性の点からハロ
ゲン原子を含有するものが好ましく、具体的にはテトラ
ブロモビスフェノールAが好ましい。また、テトラブロ
モビスフェノールAは適宜、ビスフェノールA等の多価
フェノールと併用することによりハロゲン含有量を調節
することができる。
おいて使用するエポキシ樹脂も、同様に難燃性の点から
テトラブロモビスフェノールA型エポキシ樹脂が好まし
い。
は、ビナフチル構造の占める割合が10〜70重量%で
あることが好ましい。即ち、10重量%以上の場合は、
低線膨張係数の効果がより顕著なものとなり、一方、7
0重量%以下の場合は、硬化物の強度に優れたものとな
り、ドリル加工性がより改善される。さらには難燃効果
を得るためには、既述の通り、エポキシ樹脂(A)中に
ハロゲン原子を含有することが好ましく、10〜30重
量%の割合でハロゲン原子を含有させることが好まし
い。即ち、10重量%以上の場合、難燃効果が顕著なも
のとなり、一方、30重量%以下の場合は気中耐熱性が
良好なものとなる。ハロゲン原子としては、特に限定さ
れるものではないが、臭素、塩素を挙げることができる
が、難燃効率が高い点から臭素が特に好ましい。
み合わせられ、特に限定されるものではないが、例示す
るならばフェノールノボラック樹脂、クレゾールノボラ
ック樹脂、ビスフェノールAノボラック樹脂、C1〜C1
0のモノ或いはジアルキル置換フェノールノボラック樹
脂、フェノールとC1〜C10のモノ或いはジアルキル置
換フェノール共縮ノボラック樹脂、フェノール類とジシ
クロペンタジエン、リモネン、ピネン等の環状ジエンと
の重付加物、フェノール類とジビニルベンゼンの重付加
物等の多価フェノール化合物や、ジシアンジアミド、芳
香族アミン、脂肪族アミン等ののアミン系硬化剤、酸無
水物、ヒドラジド化合物、ルイス酸錯体等が挙げられ
る。好ましくはジシアンジアミドや多価フェノール化合
物である。またその配合量は、アシル基がエポキシ基に
対して、0.3〜1.2当量になる範囲が好ましい。
来公知の2官能エポキシ樹脂、多官能エポキシ樹脂、他
の熱硬化性樹脂を併用することも可能である。具体的に
は、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、テトラブロモビ
スフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エ
ポキシ樹脂、フェノールノボラック型エポキシ樹脂、ク
レゾールノボラック型エポキシ樹脂、C1〜C10のモノ
或いはジアルキル置換フェノールノボラック型エポキシ
樹脂、フェノールとC1〜C10のモノ或いはジアルキル
置換フェノール共縮ノボラック樹脂型エポキシ樹脂、ナ
フトールノボラック型エポキシ樹脂、ジシクロペンタジ
エン型エポキシ樹脂、シアネート樹脂等である。これら
の中でも特に本発明の効果が顕著なものとなる点からビ
スフェノールA型エポキシ樹脂及びテトラブロモビスフ
ェノールA型エポキシ樹脂が好ましく、特に難燃効果の
点からテトラブロモビスフェノールA型エポキシ樹脂が
好ましい。また、テトラブロモビスフェノールA型エポ
キシ樹脂を用いる場合には、組成物中の全エポキシ樹脂
成分に対して10〜30重量%の割合でハロゲン原子を
含有する用にその使用量を調製することが好ましい。
て用いる際は、硬化促進剤を適宜使用することができ
る。硬化促進剤としては公知慣用のものがいずれも使用
できるが、例えば、第3級アミン類、イミダゾール類、
有機酸金属塩類、アミン錯塩、トリフェニルホスフィン
等のリン系化合物等が挙げられ、これらは単独のみなら
ず2種以上の併用も可能である。
組成物をメチルエチルケトン、エチレングリコール等の
溶剤を用いて均一に溶解させたものを基材に含浸し、加
熱乾燥して得たプリプレグとし、次いで、このプリプレ
グの複数枚を積層、加熱加圧することにより目的とする
積層板が得られる。
されないが、ガラス繊維、ポリエステル繊維、アルミナ
繊維、ポリアミド繊維等の有機、無機繊維からなる織
布、紙、マットあるいはこれらの組み合わせからなる基
材が挙げられる。
が、基材への含浸性の点から不揮発分で35〜65重量
%であることが好ましく、また、基材へ含浸させる際の
組成物の使用量は、プリプレグ中の樹脂量が30〜70
重量%となる割合が好ましい。また、積層するプリプレ
グの枚数は特に制限されず、例えば1〜15枚の範囲が
挙げられる。
を製造した場合、本発明の積層板は、線膨張係数が小さ
い為、寸法安定性に優れたものとなり、更に、多層のプ
リント配線板、具体的には6層以上さらには10層以上
の高多層のプリント配線板としても優れた寸法安定性を
発現する。
れらに限定されるものではない。 合成例1 コンデンサーと攪拌器を設置した2リットルのガラス製
ビーカーに1,1’−ビ−2−ナフトール286gをエ
ピクロルヒドリン925gに溶解し、攪拌しながら次い
で20%NaOH水溶液440gを50℃において3時
間要して滴下した。その後1時間その温度で攪拌を続
け、攪拌を停止し水層を棄却した。次いで過剰のエピク
ロルヒドリンを蒸留回収した後、MIBK600gと水
150gを添加して、無機塩を除去したのち、共沸脱水
工程を経て、その後濾過した。そして濾液を蒸留回収す
ることにより358gのエポキシ当量229g/eqの
エポキシ樹脂を得た。次にこのエポキシ樹脂229gに
テトラブロモビスフェノールA118gを加え、トリフ
ェニルフォスフィン0.18gを添加して、130℃に
おいて3時間反応させて目的のエポキシ樹脂(a)32
2gを得た。このエポキシ樹脂のエポキシ当量は610
gであり、エポキシ当量から計算した数平均分子量は1
220であった。またこのエポキシ樹脂中のビナフチル
構造の占める割合は、48重量%であり、臭素原子含有
量は20重量%であった。
ル286gとエピクロルヒドリン130gとMIBK1
00gを仕込み、溶解したのち、20%NaOH水溶液
420gを50℃で3時間要して攪拌しながら滴下し
た。その後1時間攪拌を続けた後、攪拌を停止して水層
を棄却した。その後脱水工程を経て、濾過した後、MI
BKを蒸留回収することによりエポキシ当量620g/
eqのエポキシ樹脂305gを得た。次いでこのエポキ
シ樹脂100gとエポキシ当量400g/eq、臭素原
子含有量48重量%のテトラブロモビスフェノールA型
エポキシ樹脂71gをブレンドすることによりエポキシ
当量504g/eqの目的のエポキシ樹脂(b)152
gを得た。このエポキシ樹脂のエポキシ当量から計算し
た数平均分子量は1008、ビナフチル構造の占める割
合は42重量%、臭素原子含有量は20重量%であっ
た。
qの液状ビスフェノールA型エポキシ樹脂184gと
1,1’−ビ−2−ナフトール100gを仕込み、トリ
フェニルフォスフィン0.22gを添加し、130℃で
5時間反応させることにより、エポキシ当量949g/
eqの目的のエポキシ樹脂(c)267gを得た。この
エポキシ樹脂のエポキシ当量から計算した数平均分子量
は1898、ビナフチル構造の占める割合は30重量%
であった。
脂(a)〜(c)の数平均分子量、ビナフチル構造含有
量および臭素含有量を以下の表1にまとめて示す。
キシ樹脂と混合した例) 合成例3で得られたエポキシ樹脂(c)の200gとエ
ポキシ当量400g/eqのテトラブロモビスフェノー
ルA型エポキシ樹脂143gをブレンドして全体として
エポキシ当量606g/eqとなるエポキシ樹脂混合物
(d)330gを得た。このエポキシ樹脂混合物のエポ
キシ当量から計算した数平均分子量は1212で、ビナ
フチル構造の占める割合は18重量%、臭素原子含有量
は20重量%であった。
キシ樹脂成分の調製例) 合成例1と同様にして1,1’−ビ−2−ナフトールと
エピクロルヒドリンとを反応させて得られたエポキシ当
量229g/eqのエポキシ樹脂229g(エポキシ当
量から計算した数平均分子量は458)を、エポキシ当
量400g/eqのテトラブロモビスフェノールA型エ
ポキシ樹脂164gとブレンドしてエポキシ当量278
g/eqのエポキシ樹脂混合物(e)387gを得た。
このエポキシ樹脂のエポキシ当量から計算した数平均分
子量は556で、ビナフチル構造の占める割合は35重
量%、臭素原子含有量は20重量%であった。
エポキシ樹脂(b)、エポキシ樹脂混合物(d)、エポ
キシ樹脂(e)、及び、比較に用いる臭素含有量20重
量%の難燃エポキシ樹脂「EPICLON 1120」
(大日本インキ化学工業(株)製)をメチルエチルケトン
で溶解させ、次いで予めメチルセロソルブに溶解させて
おいた硬化剤としてジシアンジアミド或いはBPAノボ
ラック樹脂(軟化点105℃)と硬化促進剤2−エチル
−4−メチルイミダゾール(2E4MZ)を加えて、不
揮発分(NV)が55%なる混合溶液を調製した。この
際の硬化剤の量はエポキシ基に対して0.5当量となる
ような割合にし、また硬化促進剤量はエポキシ樹脂に対
して0.5重量部になる割合にした。
るガラスクロスWE−18K−104−BZ2〔日東紡
(株)製〕に含浸させ、50℃で4分乾燥させて樹脂分
40%のプリプレグを作製した。
その両表面に1.8μm厚の銅箔各1枚を積層し、接触
圧下(1Kg/cm2)で170℃で3分間、次いで4
0Kg/cm2で圧力下で170℃で90分間というプ
レス条件で成形し、厚さ約5mmの銅張積層板を得た。
この積層板の表面銅箔をエッチング除去した後、121
℃で圧力2.0気圧のプレッシャークッカー条件下で2
0時間処理し重量増加率を測定した。また、厚み方向の
線膨張係数をTMA(熱機械分析)で測定し、50℃か
ら120℃の平均値を求めた。また、プリプレグ3枚と
その両面に35μm厚の銅箔各1枚を用いて、175
℃、60分間、50Kg/cm2の 条件で積層成形して
銅張積層板を得て、内層回路加工を施した。この内層回
路3枚を用い、その間にプリプレグ各3枚を配して6層
配線板を作成し、以下の評価基準に従って各種試験を行
なった。
1℃、2.0気圧、飽和水蒸気圧)を20時間行い、重
量増加率を算出した。 (2)線膨張係数:50から120℃までの、平均線膨
張係数。 (3)ドリル加工性:1mmφのドリルで1万個の穴を
あけ、そのうち100個を選び、スミア発生率を求めド
リル加工性とした。 (4)ハンダ耐熱性:260℃のハンダ浴に360秒間
浮かべた後、外観を調べ、ふくれのないものを○、ふく
れのあるものを×とした。プレッシャークッカーテスト
処理条件は、121℃、2.0気圧の飽和水蒸気圧下で
3時間処理した。 (5)外層銅箔引き剥し強さ:外層銅箔の引き剥し強さ
をJIS C 6481に従って測定した。 (6)耐バレルクラック性:ドリル加工した6層配線板
にスルーホールメッキを施した後、スルーホール抵抗を
計測し、初期抵抗値より10%増加していた場合を×、
10%未満の場合を○とした。
に、耐熱性に優れ、かつ、積層板厚さ方向の線膨張係数
が小さく、プリント配線板にした場合の寸法安定性を飛
躍的に改善でき、スルーホール導通部分におけるクラッ
クを防止できるエポキシ樹脂組成物並びに積層板を提供
できる。
Claims (5)
- 【請求項1】 分子構造中にビナフチル構造を有し、か
つ、その数平均分子量が700〜2000のエポキシ樹
脂(A)と、硬化剤(B)とを必須成分とすることを特
徴とするエポキシ樹脂組成物。 - 【請求項2】 エポキシ樹脂(A)中のビナフチル構造
の占める割合が10〜70重量%であることを特徴とす
る請求項1記載のエポキシ樹脂組成物。 - 【請求項3】 エポキシ樹脂(A)が、その全量に対し
て10〜30重量%のハロゲン原子を含有することを特
徴とする請求項1又は2記載のエポキシ樹脂組成物。 - 【請求項4】 エポキシ樹脂(A)が、ビナフトール化
合物とエピハロヒドリンとの反応により得られるエポキ
シ樹脂、ビナフトール化合物とエピハロヒドリンとの反
応により得られるエポキシ樹脂を多価フェノールで変性
したエポキシ樹脂、又は、エポキシ樹脂とビナフトール
化合物との反応により得られるエポキシ樹脂である請求
項1、2又は3記載のエポキシ樹脂組成物。 - 【請求項5】 請求項1〜4の何れか1つに記載された
エポキシ樹脂組成物を基材に含浸してプリプレグとし、
次いでこのプリプレグの複数枚を積層、加熱加圧して得
られることを特徴とする積層板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31237495A JP3735911B2 (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | エポキシ樹脂組成物及びそれを用いた積層板 |
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---|---|---|---|
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Publication Number | Publication Date |
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JPH09151236A true JPH09151236A (ja) | 1997-06-10 |
JP3735911B2 JP3735911B2 (ja) | 2006-01-18 |
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ID=18028490
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JP31237495A Expired - Fee Related JP3735911B2 (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | エポキシ樹脂組成物及びそれを用いた積層板 |
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JP (1) | JP3735911B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014136773A1 (ja) * | 2013-03-06 | 2014-09-12 | Dic株式会社 | エポキシ樹脂組成物、硬化物、放熱材料及び電子部材 |
JP2015007214A (ja) * | 2013-05-27 | 2015-01-15 | Dic株式会社 | 硬化性樹脂組成物、その硬化物および熱伝導性接着剤 |
-
1995
- 1995-11-30 JP JP31237495A patent/JP3735911B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014136773A1 (ja) * | 2013-03-06 | 2014-09-12 | Dic株式会社 | エポキシ樹脂組成物、硬化物、放熱材料及び電子部材 |
JP2015007214A (ja) * | 2013-05-27 | 2015-01-15 | Dic株式会社 | 硬化性樹脂組成物、その硬化物および熱伝導性接着剤 |
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