JPH03162303A - 受け具切換え装置付き吊下げ搬送設備 - Google Patents

受け具切換え装置付き吊下げ搬送設備

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JPH03162303A
JPH03162303A JP1299956A JP29995689A JPH03162303A JP H03162303 A JPH03162303 A JP H03162303A JP 1299956 A JP1299956 A JP 1299956A JP 29995689 A JP29995689 A JP 29995689A JP H03162303 A JPH03162303 A JP H03162303A
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JP1299956A
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Masakatsu Ohama
大浜 正勝
Kunihiko Onodera
尾野寺 邦彦
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Honda Motor Co Ltd
Daifuku Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
Daifuku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、たとえば自動車製作工場において自動車の搬
送を行うのに採用される吊下げ搬送装置および受け具切
換え装置付き吊下げ搬送設備に関するものである. 従来の技術 従来、この種の搬送設備としては、たとえば特公昭61
−60003号公報に開示された楕遺が提供されている
.この従来形式は、吊下げ搬送具における左右一対の下
部フレームそれぞれに、前部支持具と後部支持具とを設
けている.前部支持具は、前後軸心の周りでの揺動によ
り作用姿勢と非作用姿勢とに切換自在な前部第1支持具
と、左右軸心のノご1つでの揺動により作用姿勢と非作
用姿勢とに切換自在な前部第2支持具とを有し、両支持
具を背反切換駆動機梢により背反的に切換るようにして
いる.また後部支持具は、前後軸心の周りでの揺動によ
り、後部第1支持具と後部第2支持具とを背反的に水平
状(支持位置)とし、かつス1・ツパーを作用させてい
る.この従来形式によると、移動経路の途中箇所に設置
した背反切換駆動機構を作動させることで、前部第1支
持具と後部第1支持具を作用姿勢とした第1物品の支持
形態と、前部第2支持具と後部第2支持具とを作用姿勢
とした第2物品の支持形態とに切換え得る.発明が解決
しようとする課題 上記の従来形式によると、後部支持具の一方への支持姿
勢は傾斜したストッパーにより維持するのであり、した
がって移動中の揺動などでストッパーが外れる恐れがあ
り、その結果、後部支持具が他方支持姿勢へ切換る(揺
動)ことによって物品の脱落を招く.また後部支持具の
一方への支持姿勢は、ウヱイト片などによりストッパー
を自動的に揺動させて切換えるのであり、その際に支軸
部の回動が塗料などによって円滑に行われなかったとき
、充分でかつ確実な切換りが行われないことになる. 本発明の第1の目的とするところは、後部受け具の切換
り姿勢を強固に維持し得る吊下げ搬送装置を提供する点
にあり、さらに第2の目的とするところは、受け具の切
換えを常に確実に行える受け具切換え装置付き吊下げ搬
送設備を提供する点にある. 課題を解決するための手段 上記第1の目的を達成するために本第1発明における吊
下げ搬送装置は、ハンガ装置に、被搬送物を下方から支
持自在な前部受け具と後部受け具とを設け、前部受け具
は′a数種の被搬送物を支持自在に形成し、後部受け具
は、変位した複数箇所を受け部とした受け材を、支持部
材に対して昇降自在に有し、この受け材を下降付勢する
邦性体を設けるとともに、上昇により縦軸心の周りで回
動自在に構成している. さらに上記第2の目的を達成するために本第2発明にお
ける受け具切換え装置付き吊下げ搬送設備は、吊下げ搬
送装置のハンガ装置に、被搬送物を下方から支持自在な
複数の受け具を設け、前記受け具のうち少なくとも後部
受け具は、変位した二箇所を受け部とした受け材を縦軸
心の周りで回動自在に有し、前記吊下げ搬送装置の搬送
経路の外ブ丁に、前記受け材の旋回装置を設け、この旋
回′A置は、VI−降体と、この昇降体に縦方向の旋回
軸心の周りに回動自在に取付けられ、回動により遊端が
搬送経路に対して出退する旋回アームと、この旋回アー
ムの遊端に回動自在に取付けられ、かつそれぞれ回動装
置に連動した縦方向の二重軸と、この二ffL1llI
における両軸にそれぞれ取付けた操作レバーとからなり
、両操作レバーに、前記受け材の側面に当接自在な係止
部材を設けている,作用 上記した本第1発明の構成によると、後部受け具を、複
数の受け部のうち一つの受け部が作用位置となるように
受け材を縦軸心の周りで回動させることで、複数種の被
搬送物の支持に兼用される前部受け具とによるt!鋤に
よって、複数種の被搬送物のうち、目的とずる被搬送物
の支持を行える.その際に受け材は、弾性体によって下
降付勢されて支持部材に圧接されることから、この支持
部材との間に摩m梢遣や嵌合楕造を設けることによって
、受け材と支持部材との相対位置は維持され、振動など
で曲姿勢に切換ることはない.そして西姿勢への切換え
は、ハンガ装置を所定箇所に停止させたのち、弾性体に
抗して受け材を上昇させ、そして受け材を縦軸心の周り
で回動させることで行える. また本第2発明の構成によると、ハンガ装置を所定箇所
に停止させたのち、昇降体が上昇位置にある状態で旋回
アームを旋回軸心の周りで回動させて、搬送経路に対し
て退出位置にあった遊端開を突入させ、その係止部材を
受け材の上方に位置させる.次いで昇降体を下降させ、
係止部材を受け材の測方に位置させる.そして回動装置
の一方を作動させ、二重軸のうち一方の軸を回動させる
ことで、この軸と一体の操作レバーが回動し、これによ
り一方の係止部材が受け材の一方の側面に当接して押し
(引き)力を与えることになり、以って受け材が縦軸心
の周りで回動される.この回動により一方の受け部を作
用位置にし得る.なお他方の回動装置を作動させること
で、他方の軸や係止部材を介して受け材を逆方11’J
に回動させ、他方の受け部を作用位置にし得る. 実施例 以下に本発明の一実施例を図面に基づいて説明する. 第8図、第9図において吊下げ搬送装置1は、ライン全
長に亘って配設されたトロリ案内用レール2と、その上
方に架設された駆動装置用レール3と、前記トロリ案内
用レール2に支持案内されるトロリ装置4と、このトロ
リ装置4lTIIに取付けたハンガ装置5と、前記駆動
装置用レール3に案内されるトロリ駆動装置{チェンコ
ンベヤなど}6などにより構成している.前記トロリ装
置4は、フロントトロリ7と、前後一対のフリートロリ
8,9と、リャトロリ10と、前後で対向するトロリ間
を連結する連結杆11. 12ならびに前後方向杆13
とからなる.前記フロントトロリ7は、前記駆動装置6
からの伝動突起14に対して係脱自在な受動突起15を
昇降自在に有する.前記ハンガ装置5は前後方向杆13
に対して、水平維持機構16を介して取付けてあり、姿
勢規制用のカムローラ17を有する.前記前後方向杆1
3側には、その前部一開に被クランプ部18を設けてい
る.前記水平維持機梢16の枠体19は、その後部中央
から立設したブラケット20を横ピン21により前後方
向杆13に連結することで、その前部側が上下揺動自在
となる.その際に下降限はストッパ(図示せず)などに
より規制され、また前部から立設したブラケット22に
前記カムローラ17が取付けられる.前記ハンガ装置5
は、水平維持機構16の枠体19に対して、その両開に
前後方向ピン23を介して上下揺動自在に取付けた左右
一対のブラゲット24と、前後で対向するブラケット2
4の道端に取付けた前後方向の上位アーム25と、これ
ら上位アーム25の前端から垂設した縦アーム26と、
これら纒アーム26の下端から後方に連設した下位アー
ム27と、これら下位アーム27の前f&端部に取付け
られ、かつ車の車体を下方から支持自在な前部受け具2
8ならびに後部受け具29と、前記上位アーム25から
開外方に連設したハンガ開閉操作用の操作具30とから
構成される. 前記前部受け具28は異なる二種の車体56A,56B
(被搬送物の一例)の支持を兼用するものであって、下
位アーム27の前端から連設したブラケット31と、こ
のブラケット31に継手ピン32を介して取付けたフラ
ンジ33と、このフランジ33の上部にベースプレート
34を介して取付けた前部受け材35とからなる.前記
後部受け具29は第3図、第4図に示すように、下位ア
ーム27の後端に継手ピン36を介して固定され、かつ
内方へ突出するフランジ(支持部材の一例)37を有し
、このフランジ37上に縦軸心38の周りで回動自在な
ベースプレート39を有する.すなわちフランジ37に
は筒軸受40が上下方向に貫装され、そしてベースプレ
ート39から垂設した縦軸41に筒状の摺動体42を外
嵌し固定するとともに、この摺動体42を前記筒軸受4
0に内嵌し、以って筒軸受40に対して縦軸41を、縦
軸心38の周りで回勤自在に、かつ縦軸心38の方向に
昇降(摺動)自在としている.前記縦軸41に下方から
外嵌したカラー43と、縦軸41の下端に取付けたホル
ダ44との間に、前記ベースプレート39を下降付勢す
る弾性体の一例である圧縮ばね45が介在される.そし
て圧縮ばね45の弾性力により縦軸41を介してベース
プレート39を下降させ、このベースプレート39の下
面に取付けた摩擦部材46をフランジ37の上面に圧接
させて、ベースプレート39の縦軸心38の周りでの回
動を阻止しており、また圧縮ばね45に抗してベースプ
レート39を上昇させ、摩擦部材46を離間させること
で、縦軸心38の周りでの回勤を可能としている.前記
ベースプレート39上には平面視L状の後部受け材47
がボルトを介して固定され、この受け材47の長尺ll
NL:7)端部上面に一方受け部48Aを形成するとと
もに、短尺四の端部上面にブロック部49を介して曲方
受け部48Bを形戊しており、さらに一方受け部48A
に近い開面を一方当接而47Aに形成ずるとともに他方
受け部48Bとは反対■の開面を他方当接面47Bに形
成している.これにより後部受け材47はベースプレー
ト39と一体に縦軸心38の周りで回動自在となる.そ
の際にフランジ3711!Iに縦軸心38を中心とした
円弧状の長孔50を90度に亘って形戒するとともに、
この長孔50に嵌入したビン51をベースプレート39
から垂設することで、前記後部受け材47は、一方受け
部48Aを内IIIとした位置と他方受け部48Bを内
側とした位置との間で回動自在となる.第1図〜第7図
に示すように、前記吊下げ搬送装置1の搬送経路55の
適所は切換えステーション58となり、この切換えステ
ーション58にはベース枠59を共通として、前記縦軸
41に下方から対向する昇降装置60と、前記後部受け
材47に側方から対向する旋回装置70と、前記縦アー
ム26に側方から対向するロック装置100とが、それ
ぞれ左右一対に設けられる. 前記昇降装置60は、ベース枠59に一体化した支持枠
61と、この支持枠61にロツドと筒体とからなるガイ
ド体62を介して昇降自在に設けた可動(ホ)63と、
この可動体63と支持枠61との間に設けた昇降用のシ
リンダ装置64と、前記可動体63に挿通した昇降口ッ
ド65と、この昇降口ツド65の上端に取付けられ、か
つ縦軸41に下方から対向自在な押上げ部材66と、こ
の押上げ部材66を上昇付勢する圧縮ばね67と、昇降
口ツド65の上昇限を規制するストヅパビン68とから
構成される. 前記旋回装置70は、ベース枠59に一体化した支持枠
71を有し、この支持枠71に複数本のガイドロッド7
2を立設している.これらガイドロッド72に筒体73
を介して案内される昇降体74を設け、この昇降休74
と支持枠71との間に昇降用のシリンダ装置75が設け
られる.前記昇降体74の上面から支軸76が立設され
、この支軸76に外嵌する筒部材77を旋回アーム78
の基端に取付けている.この旋回アーム78の中間部下
面に、前記昇降体74の上面上で転勤自在なローラ79
が取付けられ、そして旋回アーム78との昇降体74と
の間に旋回用のシリンダ装置80が設けられる.したが
ってシリンダ装280を伸縮させることで、旋回アーム
78は縦方向の旋回輔心81の周りで往復旋回自在とな
り、その遊端が搬送経路55に対して出退自在となる.
そして旋回アーム78の開面を受け止める退入限規制ス
トッパ82と突出II11規制ストッパ83とが昇降体
74上に振り分けて配設され、これらストッパ82. 
83は、ションクアブソーバや較街ゴムなどから梢戒さ
れる.前記旋回アーム78の遊端には、上下軸心85の
周りに回動自在な二重軸86が取付けられる.ずなわち
二重1lIl86は、相対回転自在に押通したロッド状
の内軸86Aと筒状の外軸86Bとからなり、旋回アー
ム78の道端に取付けた上下方向の筒袖受87に外軸8
6Bを介して挿通ずることで、内軸86Aと外軸86B
とは上下軸心85の周りで各別に回動自在となる.両軸
86A,86Bにそれぞれ連動した一対の回動装置88
A, 88Bは、両軸86A,86Bの上端に固定した
レバー89A,89Bと、これらレバー89A.89B
のi1!7Nにピストンロッドが連結するシリンダ装置
90A,9.OBと、これらシリンダ装置90A、90
Bの本体が回動自在に連結するブラケット91A,91
Bと、このブラケット91A,91Bを二重軸86に対
して接近離間方向に案内するガイド体92A,92Bと
、これらガイド体92A,92Bを二重軸86に接近ず
べく移動付勢ずる圧縮ばね93A.93Bと、接近限を
規制するストッパ94A,94Bとから構成される.両
軸86A, 86Bの下端には操作レバー95A,95
Bが横方向に連設され、これら操作レバ−95A, 9
5r3の遊端からは前記後部受け材47のn!1面に当
接自在な係止部材96A,96Bがローラ状で垂設され
ている.ここで一方の係止部材96Aは前記後部受け材
47における一方当接面47Aに当接自在であり、また
他方の係止部材96Bは他方当接面47Bに当接自在と
なる.前記旋回アーム78の中間部からはブラケット9
7が垂設され、このブラケット97の下端に取付けた押
えゴム98を前記後部受け具29のフランジ37の上面
に当接させることで、切換え作用時における旋回アーム
78の下降限が規制される. 前記ロック装置100は、たとえば縦アーム26の中間
部を前後方向から挾持するクランプ形式からなる. 以下に上記実施例の作用を説明する. ハンガ装置5によって車体56Aまたは56Bを支持し
てなるトロリ装置4は、第8図に示すように伝動突起1
4に受動突起15が係合することにより、吊下げ搬送装
置1において搬送される.そして搬送経路55中の所定
の箇所において、移載装置(図示せず〉の作動とハンガ
装置5の開動とによって、車体56A, 56Bが卸さ
れる.また、卸し箇所よりも下流において、上述とは逆
作動によってハンガ装置5に新たな車体56A,56B
が積み込まれる.たとえば第2図〜第4図の実線は一方
受け部48Aを作用位置としており、したがって一対の
前部受け材35と一対の一方受け部48Aとによって一
方種の車体56Aを支持し搬送し得る.この搬送時にお
いて後部受け具29では、圧綿ばね45の弾性力により
縦軸41が下降し、摩擦部材46を7ランジ37の上面
に圧接させていることから、ベースプレート39はフラ
ンジ37ff!lに強く固定された状態にあり、したが
ってトロリ装1F4の走行時などの振動によって後部受
け材47が縦軸心38の周りで回動ずることはない.な
お摩擦部材46は上下方向の嵌合!R造と代え得る. このように一方受け部48Aを使用している搬送形態か
ら、車種の変更により他方受け部48Bを使川する搬送
形態に変更するとき、前述した卸し箇所と積み込み箇所
との間において、空のハンガ装置5を旋回装置70など
に対向して停止させる.このとき昇降装置60では、第
3図実線で示すようにシリンダ装!64の収縮によって
持上げ部材66は下降限にあり、搬送経路55に対して
下方へ退大している.また旋回装置70では、シリンダ
装置75の伸展によって昇降体74は上昇限にあり、そ
してシリンダ装置80の収縮によって旋回アーム78は
退入限ストッパ82に当接するまで旋回され、第2図な
らびに第6図の仮想線に示すように全てが搬送経路55
に対して側外方へ退入している.したがってハンガ装置
5の移入、ならびに通常作業時の通過は何ら干渉される
ことなく行われる. 前述したようにハンガ装置5を停止させたのち、まずロ
ック装置100を縦アーム26に作用させ、ハンガ装置
5を昇降装置60や旋回装置70に正しく対向させると
ともにロックする.次いでシリンダ装置80を伸展させ
、第1図、第2図、第6図の実線で示すように、旋回ア
ーム78を旋回軸心81の周りで回動させて搬送経路5
5に振り出し状に突出させる.このときの振り出しはロ
ーラ79を介しての支持案内により円滑に行われ、また
開面視C字形のハンガ装置5に対して後方から前方へと
振り出されることから、このハンガ装置5に衝突するこ
となく行われる.振り出しは突出限ストッパ83に当接
するまで行われ、これにより後部受け材47に二重ll
I186などが上方から対向する.このとき縦軸心38
と上下軸心85とが合致またはほぼ合致状となる.また
回動装置88A,88Bにおいては両シリンダ装置90
A,90Bは収縮して非作用の状態にある.すなわち一
方の操作レバー95Aは最も外方へ揺動され、その係止
部材96Aを一方当接面47Aの外方上方に位置させて
おり、また他方の操作レバー95Bは最も内方へ揺動さ
れ、その係止部材96Bを後部受け材47の内方上方に
位置させている.このような状態で、昇降装置60のシ
リンダ装置64を伸展させる.すると可動体63ととも
に押上げ部材66が上昇し、第3図の仮想線で示すよう
抑上げ部材66が縦軸41の下端に当接し、この縦軸4
1を圧縮ばね45に抗して上昇させる.これによりベー
スプレート39を介して後部受け材47が上昇し、フラ
ンジ37の上面から摩擦部材46を離間させることにな
って、後部受け材47は縦軸心38の周りで回勤し得る
状態になる.次いでシリンダ装置75を収縮させ、昇降
体74とともに旋回アーム78を下降させる.これによ
り二重軸86などを介して両操作レバー95A.95B
が下降され、第3図仮想線ならびに第4図に示すように
、一方の係止部材96Aを一方当接面47Aの側外方に
対向させる.その際に旋回アーム78開の下降量は、フ
ランジ37の上面に押えゴム98が当接することで規制
される.次いで一方の回動装!88Aにおけるシリンダ
装置90Aを伸展させると、レバー89Aならびに内軸
86Aを介して一方の操作レバー95Aが上下軸心85
の周りで回動される.この回動は、たとえば第4図にお
いて反時3!回転方向Aに行われ、したがって仮想線(
イ)で示ずように係止部材96Aが一方当接面47Aに
当接される.引き続いての回動力により後部受け材47
が縦軸心38の周りで回動されることになり、以って仮
想a(口)で示すように最大限まで回動したとき、後部
受け材47は仮想線で示すように一方受け部48Aを非
作用位置にするとともに他方受け部48Bを作用位置と
した状態に切換ることになる.このとき他方の係止部材
96Bは干渉しない位置にあり、そして後部受け材47
の回動によって、この係止部材96Bに他方当接面47
Bが対向される.次いで一方の回動装置88Aは復帰動
、すなわちシリンダ装y!90Aが収縮動され、一方の
係止部材96Aが第4図実線の位置に戻される.その後
、昇降装置60のシリンダ装置64が収縮され、押上げ
部材66の下降にともなって、圧縮ばね45の弾性力で
縦軸41が下降し、0擦部材46をフランジ37の上面
に圧接させることになって後部受け材37の回動が阻止
されることになる.次いで昇降体74などを介して旋回
アーム78を上限まで上昇させ、そして旋回アーム78
を旋回軸心81の周りに前述とは逆方向に回動させるこ
とで、全てを搬送経路55に対して開外方へ退入させ得
、さらにロック装置100を解除することでハンガ装2
5i11Iの移動を行える.これにより一対の前部受け
材35と一対の他方受け部48Bとによって他方種の車
体56Bを支持し搬送し得る.なお他方種の支持形態か
ら一方種の支持形態に移るに際しては、昇降装置60、
旋回装置70、ロック装fi10Qを同様に作動させる
のであり、その際に他方の回動装置88Bが作動される
ことになる.すなわち第4図において、他方の係止部材
96Bが時計回転方向Bに回動して他方当接面47Bに
当接し、仮想線(ハ)→(二)と移動して後部受け材4
7を回動させる. 発明の効果 上記構成の本第1発明によると、後部受け具を、複数の
受け部のうち一つの受け部が作用位置となるように受け
材を縦軸心の周りで回動させることで、複数種の被搬送
物の支持に兼用される前部受け具とによる協働によって
複数種の被搬送物のうち、目的とする被搬送物の支持を
行うことができる.その際に受け材は、弾性体によって
下降付勢されて支持部材に圧接されることから、この支
持部材との間にI!J擦m遣や限合構遺を設けることに
よって、受け材と支持部材との相対位置は強固に維持で
き、振動などで他姿勢に切換ることを防止できる.そし
て曲姿勢への切換えは、ハンガ装置を所定箇所に停止さ
せたのち、弾性体に抗して受け材を上界させ、そして受
け材を縦軸心の周りで回動させることで容易に確実に行
うことができる.また上記栴戒の本第2発明によると、
ハンガ装置を所定箇所に停止させたのち、昇降体が上昇
位置にある状態で旋回アームを旋回軸心の周りで回動さ
せることで、搬送経路に対して退出位置にあった遊端側
を突入させ、その係止部材を受け材の上方に位置させる
ことができる.次いで昇降体を下降させ、係止部材を受
け材の側方に位置させた状態で回動装置の一方を作動さ
せ、二重軸のうち一方の軸を回動させることで、この軸
と一体の操作レバーが回動し、これにより一方の係止部
材が受け材の一方の側面に当接して押し(引き)力を与
えることができ、以って受け材を縦軸心の周りで回動さ
せることができる.この回動により一方の受け部を常に
確実に作用位置にできる.なお他方の回動装置を作動さ
せることで、他方の軸や係止部材を介して受け材を逆方
向に回動でき、他方の受け部を作用位置にできる.
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は旋回装置部の
正面図、第2図は同平面図、第3図は後部受け具部の一
部切欠き正面図、第4図は同平面図、第5図は昇降装置
部の一部切欠き側面図、第6図は受け具切換え装置部の
平面図、第7図は同開面図、第8図は吊下げ搬送装置の
側面図、第9図は同一部切欠き背面図である. 1・・・吊下げ搬送装置、4・・・トロリ装置、5・・
・ハンガ装置、6・・・トロリ駆動装置、25・・・上
位アーム、26・・・縦アーム、27・・・下位アーム
、28・・・前部受け具、29・・・後部受け具、35
・・・前部受け材、37・・・フランジ(支持部材)、
38・・・縦軸心、40・・・筒軸受、41・・・縦軸
、45・・・圧縮ばわ(邦性体)、46・・・m擦部材
、47・・・後部受け材、47A・・・一方当接面、4
7B・・・他方当接面、48A・・・一方受け部、48
B・・・他方受け部、55・・・搬送経路、56A, 
56B・・・車体(被搬送!l!J)、58・・・切換
えステーション、60・・・昇降装置、65・・・昇降
口ッド、66・・・押上げ部材、70・・・旋回装置、
74・・・昇降体、78・・・旋回アーム、81・・・
旋回軸心、85・・・上下軸心、86・・・二重軸、8
6A・・・内袖、86B・・・外軸、87・・・筒軸受
、88A, 88B・・・回動装置、90A, 90B
・・・シリンダ装置、95A,95B・・・操作レバー
、96A.96B・・・係止部材、98・・・押えゴム
、100・・・ロック装置.

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ハンガ装置に、被搬送物を下方から支持自在な前部
    受け具と後部受け具とを設け、前部受け具は複数種の被
    搬送物を支持自在に形成し、後部受け具は、変位した複
    数箇所を受け部とした受け材を、支持部材に対して昇降
    自在に有し、この受け材を下降付勢する弾性体を設ける
    とともに、上昇により縦軸心の周りで回動自在に構成し
    たことを特徴とする吊下げ搬送装置。 2、吊下げ搬送装置のハンガ装置に、被搬送物を下方か
    ら支持自在な複数の受け具を設け、前記受け具のうち少
    なくとも後部受け具は、変位した二箇所を受け部とした
    受け材を縦軸心の周りで回動自在に有し、前記吊下げ搬
    送装置の搬送経路の外方に、前記受け材の旋回装置を設
    け、この旋回装置は、昇降体と、この昇降体に縦方向の
    旋回軸心の周りに回動自在に取付けられ、回動により遊
    端が搬送経路に対して出退する旋回アームと、この旋回
    アームの遊端に回動自在に取付けられ、かつそれぞれ回
    動装置に連動した縦方向の二重軸と、この二重軸におけ
    る両軸にそれぞれ取付けた操作レバーとからなり、両操
    作レバーに、前記受け材の側面に当接自在な係止部材を
    設けたことを特徴とする受け具切換え装置付き吊下げ搬
    送設備。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06156662A (ja) * 1992-11-30 1994-06-03 Mitsubishi Motors Corp オーバーヘッドハンガーおよびその自動切換装置

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JPS54136283U (ja) * 1978-03-15 1979-09-21
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JPS62205915A (ja) * 1986-03-05 1987-09-10 Daihatsu Motor Co Ltd 搬送装置

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