JPH058854A - トランスフアーロボツト - Google Patents

トランスフアーロボツト

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JPH058854A
JPH058854A JP19486891A JP19486891A JPH058854A JP H058854 A JPH058854 A JP H058854A JP 19486891 A JP19486891 A JP 19486891A JP 19486891 A JP19486891 A JP 19486891A JP H058854 A JPH058854 A JP H058854A
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JP
Japan
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horizontal
fixed
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wheel
power transmission
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JP19486891A
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JPH0796408B2 (ja
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Masazumi Fukushima
正純 福島
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Murata Machinery Ltd
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Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 走行台車に載置されて荷降ろしステーション
まで搬送されて来た被搬送物を走行台車から持ち上げて
荷降ろし位置に降ろすと同時に、荷降ろし位置における
被搬送物の向きを変更する。 【構成】 水平旋回アーム23が図1において180度
反時計方向に水平揺動することによって、走行台車2に
載っていた搬送トレー5が駆動コンベア37側に移動さ
せられ、駆動コンベア37に乗っていた搬送トレー5が
走行台車2側に移動させられる。それと同時に、動力伝
達機構31の作用によって、走行台車2に載っていた搬
送トレー5が270度時計方向に回転させられ、他方、
駆動コンベア37に乗っていた搬送トレー5が90度時
計方向に回転させられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はトランスファーロボッ
トに関する。
【0002】
【発明の目的】この発明は、例えば走行台車に載置され
て荷降ろしステーションまで搬送されて来た被搬送物を
走行台車から持ち上げて荷降ろし位置に降ろすと同時
に、荷降ろし位置における被搬送物の向きを変更するこ
とが出来るトランスファーロボットを提供することを目
的とするものである。
【0003】
【前記目的を達成するための手段】この発明は前記目的
を達成するために以下の如き手段を採用した。この発明
は、回転しないようにして昇降自在となされた昇降体
と、この昇降体に軸心を上下方向に向けるようにして回
転自在に設けられた中心軸と、この中心軸に長さ方向の
中央で取り付けられた水平旋回アームと、この水平旋回
アームの両端各々に軸心を上下方向に向けるようにして
回転自在に設けられた回転軸と、これら回転軸に取り付
けられた物品保持具と、前記昇降体と各回転軸とに関与
させられた、水平旋回アームの旋回に連動して物品保持
具を所定旋回角だけ連動回転させる動力伝達機構とを有
しており、前記各動力伝達機構が、昇降体に嵌め止めら
れた、中心軸と同心の固定ホイールと、回転軸に嵌め止
められた回転ホイールと、これら固定ホイールと回転ホ
イールとに掛け渡されたエンドレス帯とを有しているも
のである。
【0004】
【発明の作用】この発明は以下の如き作用をなすもので
ある。水平旋回アームが水平旋回するのに連動して、動
力伝達機構の作用によって物品保持具が所定旋回角だけ
連動回転させられる。
【0005】
【実施例】以下にこの発明を図面に示す実施例に基づい
て説明する。なお、この明細書において、前とは図1右
側を、後とは同図左側をいい、左とは図1上側を、右と
は同図下側をいう。
【0006】ガイドレール1が長手方向を前後方向に向
けるようにして設けられ、このガイドレール1に沿って
走行台車2がリニアーモーター(図示略)等の走行駆動
装置によって走行自在となされている。前記走行台車2
の荷台3には搬送トレー5がが載置されるようになされ
ている。
【0007】前記搬送トレー5は、断面形状倒コ字状の
本体6と、この本体6の立上り壁の上端に外方に向かっ
て張り出し状に設けられた一対の張り出し片7と、前記
本体6の底部に設けられた2つの荷載置台8とを有して
いる。前記荷載置台8には、多数の半導体ウエハが収納
されたキャリア10が載置されている。
【0008】ガイドレール1の所定位置に荷降ろしステ
ーション12が設けられ、この荷降ろしステーション1
2に中空状の固定台13が設けられ、この固定台13に
軸心を上下方向に向けた固定ガイド筒14が設けられ、
この固定ガイド筒14に昇降体16がボールスプライン
機構を介して回転しないようにして昇降自在に設けられ
ている。この昇降体16の下部には軸心を上下方向に向
けたボールナット17が設けられ、このボールナット1
7には、正逆回転自在なモーター19によって回転させ
られるボールねじ18がねじ嵌められ、このボールねじ
18は固定台13に上下方向には動かないようにして回
転自在に設けられている。このような構成によって、ボ
ールねじ18を回転させることによって昇降体16を昇
降させることが出来る。
【0009】前記昇降体16の上端に、正逆回転自在な
モーター21によって回転させられる中心軸22が回転
自在に嵌められ、この中心軸22に水平旋回アーム23
が、その長さの中間において、取り付けられている。こ
のような構成によって、水平旋回アーム23は、昇降体
16の昇降によって昇降すると共に、中心軸22の回転
によって水平旋回(なお、ここで水平旋回とは水平揺動
をも含むものである。)、具体的には180度の往復揺
動をするようになされている。前記水平旋回アーム23
の両端に回転軸25が軸心を上下方向に向けるようにし
て、回転自在に設けられ、これら回転軸25の下端に物
品保持具26が取り付けられている。前記物品保持具2
6は、断面倒コ字状の本体27と、本体27の垂下部下
端に設けられた、前記搬送トレー5の張り出し片7を支
承する一対の支承片28とを有している。なお、水平旋
回アーム23が、その長手方向を左右方向に向けた際、
回転軸25の中心がガイドレール1の中心と一致するよ
うになされている。
【0010】前記一方の物品保持具26は動力伝達機構
31によって水平旋回アーム23が図1において180
度反時計方向に回転すると、水平旋回アーム23に対し
て時計方向に270度回転するようになされると共に、
水平旋回アーム23が180度時計方向に回転すると、
水平旋回アーム23に対して反時計方向に270度回転
するようになされ、他方の物品保持具26は動力伝達機
構31によって水平旋回アーム23が図1において18
0度反時計方向に回転すると、水平旋回アーム23に対
して時計方向に90度回転するようになされると共に、
水平旋回アーム23が180度時計方向に回転すると、
水平旋回アーム23に対して反時計方向に90度回転す
るようになされている。
【0011】前記動力伝達機構31は、昇降体16に、
中心軸22と同心となるようにして固定された固定ホイ
ール32と、回転軸25に嵌め止められた回転ホイール
33と、固定ホイール32と回転ホイール33とに平行
に掛け渡されたエンドレス帯34とを有している。そし
て、固定ホイール32の直径と回転ホイール33の直径
との比が以下のごとき関係にある。270度回転する物
品保持具26の方は、固定ホイール32の直径:回転ホ
イール33の直径=3:2 90度回転する物品保持具26の方は、固定ホイール3
2の直径:回転ホイール33の直径=1:2である。
【0012】そして、水平旋回アーム23が左右方向を
向いた初期状態で、270度回転する物品保持具26が
右方に位置すると共に、その支承片28が左右方向に並
び、他方、90度回転する物品保持具26が左方に位置
すると共に、その支承片28が前後方向に並ぶように位
置設定されている。
【0013】荷降ろしステーション12の、ガイドレー
ル1の左方に、荷台37が設けられている。この荷台3
7の荷台面は走行台車2の荷台3の上面とほぼ面一とな
されている。
【0014】
【実施例の作用】次に実施例の作用を説明する。270
度回転する物品保持具26がガイドレール1の上方であ
って、その支承片28が走行台車132上の搬送トレー
5の張り出し片7より下方に位置するような状態で待機
していると、搬送トレー5が載った走行台車2が走行し
て来て、荷降ろしステーション12に停止する。その状
態となると、張り出し片7は支承片28の上方に位置す
る。
【0015】然る後、水平旋回アーム23が上昇するこ
とによって、支承片28が張り出し片7を持ち上げて、
究極的に搬送トレー5を持ち上げる。他方、90度回転
する物品保持具26は、荷台37上の空の搬送トレー5
(この搬送トレー5が空となることは後の説明において
理解出来るものである。)を持ち上げる。その後、水平
旋回アーム23が図1において180度反時計方向に水
平揺動することによって、走行台車2に載っていた搬送
トレー5が荷台37側に移動させられ、空の搬送トレー
5が走行台車2側に移動させられる。
【0016】それと同時に、走行台車2に載っていた搬
送トレー5が270度時計方向に回転させられ、他方、
空の搬送トレー5が90度時計方向に回転させられる。
即ち、走行台車2上において前を向いていた搬送トレー
5の面が荷台37側において右側に向くようになされ、
荷台37側において右側に向いていた搬送トレー5の面
が走行台車2側において前側に向けられる。要するに、
搬送トレー5の向きを、走行台車2上にあるときと、荷
台37側にあるときとにおいて、変更し得るようになさ
れている。
【0017】その後、水平旋回アーム23が下降するこ
とによって、搬送トレー5は走行台車2及び荷台37に
降ろされる。その後、荷台37に載せられた搬送トレー
5のキャリア10のみが公知のロボットハンド等によっ
て搬出され、空となった搬送トレー5は、後続の走行台
車2が荷降ろしステーション12に停止するまで、荷台
37上に待機することになる。他方、その間に走行台車
2が走行を開始して、先の空の搬送トレー5は走行台車
2によって搬送される。
【0018】なお、物品保持具26の支承片28を水平
可動部材として、相互に近接・離隔する挟持ハンド機構
としても良い。
【0019】
【発明の効果】この発明は、前記した如き構成によっ
て、以下の如き効果を奏するものである。水平旋回アー
ムの旋回に連動して物品保持具を所定旋回角だけ連動回
転させる動力伝達機構を有しているので、被搬送物の向
きを、被搬送物を降ろす位置にて簡単に変更することが
出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す一部破砕平面図であ
る。
【図2】図1のII−II線拡大断面図である。
【図3】図1のIII−III線拡大断面図である。
【符号の説明】
16 昇降体 22 中心軸 23 水平旋回アーム 25 回転軸 26 物品保持具 31 動力伝達機構 32 固定ホイール 33 回転ホイール 34 エンドレス帯

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 回転しないようにして昇降自在となされ
    た昇降体と、この昇降体に軸心を上下方向に向けるよう
    にして回転自在に設けられた中心軸と、この中心軸に長
    さ方向の中央で取り付けられた水平旋回アームと、この
    水平旋回アームの両端各々に軸心を上下方向に向けるよ
    うにして回転自在に設けられた回転軸と、これら回転軸
    に取り付けられた物品保持具と、前記昇降体と各回転軸
    とに関与させられた、水平旋回アームの旋回に連動して
    物品保持具を所定旋回角だけ連動回転させる動力伝達機
    構とを有しており、前記各動力伝達機構が、昇降体に嵌
    め止められた、中心軸と同心の固定ホイールと、回転軸
    に嵌め止められた回転ホイールと、これら固定ホイール
    と回転ホイールとに掛け渡されたエンドレス帯とを有し
    ているトランスファーロボット。
JP3194868A 1991-07-09 1991-07-09 トランスファーロボット Expired - Fee Related JPH0796408B2 (ja)

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