JPH03148257A - 光重合開始剤として有用な新規スルホニウム塩 - Google Patents

光重合開始剤として有用な新規スルホニウム塩

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JPH03148257A
JPH03148257A JP2175441A JP17544190A JPH03148257A JP H03148257 A JPH03148257 A JP H03148257A JP 2175441 A JP2175441 A JP 2175441A JP 17544190 A JP17544190 A JP 17544190A JP H03148257 A JPH03148257 A JP H03148257A
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alkyl
sulfonium
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same
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JP2175441A
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Reinhold Schwalm
ラインホルト、シュヴァルム
Andreas Boettcher
アンドレアス、ベッチャー
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BASF SE
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/004Photosensitive materials
    • G03F7/027Non-macromolecular photopolymerisable compounds having carbon-to-carbon double bonds, e.g. ethylenic compounds
    • G03F7/028Non-macromolecular photopolymerisable compounds having carbon-to-carbon double bonds, e.g. ethylenic compounds with photosensitivity-increasing substances, e.g. photoinitiators
    • G03F7/029Inorganic compounds; Onium compounds; Organic compounds having hetero atoms other than oxygen, nitrogen or sulfur
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C381/00Compounds containing carbon and sulfur and having functional groups not covered by groups C07C301/00 - C07C337/00
    • C07C381/12Sulfonium compounds

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明はスルホニウム基のほかにさらに特定の官能性基
を有する新規のスルホニウム塩、ならびにこのスルホニ
ウム塩を含有する感放射線性合物に関するものである。
このスルホニウム塩は光重合開始陽イオン重合のための
光重合開始剤として、またレリーフ画像もしくはレリー
フパターンの作製のために適する。
(従来技術) 一般的にスルホニウム塩は各種文献からつとに公知であ
る。例えばH,M、ピットの米国特許2807648号
(1957年)及びW、バーン、R,ストロ−の同28
33827号(1958年)各明細害、J、Org、C
hem、33.2B71 (1968)におけるG、 
H,ウィーガンド及びW、 E、マツキーウェンの胸積
を参照され度い。
光重合開始剤としては、クリヴエーロにより開発された
陽イオン重合用の錯、非求核性、対イオンを有するスル
ホニウム塩がもっばら挙げられる(例えば米国特許40
58400号及び4058401号参照)。陽イオン重
合の場合のオニウム塩の使用については、Advanc
es in Polym、Sci、 82.1−48(
1984)におけるクリヴエーロの胸積、「陽イオン重
合、ヨードニウム及びスルホニウム塩光重合開始剤」に
おいて概説されている。
フォトレジスト材料におけるオニウム塩の使用について
は、例えば1983年ニューヨーク、スケネクタディの
ジェネラル、エレクトリック社社報Corporate
 Re5earch and 6evelopment
におけるクリヴエーロの胸積「オニウム塩の使用による
光学的画像形成の可能性」ならびにOrg、Ctgs、
及びApp、Polym、Sci、Proc、48.6
0 (1983年)におけるイト−及びウィルソンの胸
積、ならびに米国特許4.491.628号明細書に記
載されている。
従来の諸文献に記載されいるスルホニウム塩は、極めて
効果的な重合開始剤もしくは有効な酸供与体ではあるが
、これら各スルホニウム塩はいずれも、放射線作用下に
分解され、その化合物の溶解挙動を劇的に変える配下安
定基を持っていない。
また西独特許出願公開3721704号公報には、膜形 で表わされR11R2及びR3が互いに同じでも異なっ
てもよく、それぞれ場合によりヘテロ原子を持っていて
もよい脂肪族もしくは芳香族の基を意味し、或はR1か
らR3のうちの2個が結合して環を形成するがN R’
からR3の少なくとも1個は酸により分解可能の基を含
有し、R′からR3のうちの1個が場合により酸により
分解可能の基を介して結合され得る1個或は複数個のさ
らに他のスルホニウム塩の基を有することができ、Xe
が非求核性対イオンを意味するスルホニウム塩が記載さ
れている。
ここでは酸により分解され得る好ましい基として、te
rt−ブトキシカルボニル及びトリアルキルシリル基が
挙げられている。
フェノールのための保巡基としてのエーテル及びアセタ
ール/ケタールは、つとに公知である( 1980年、
ニューヨークのジB−ン、ウィリーアンド、サンズ社刊
、 Th、 W、グリーン編「プロテクティブ、グルー
プス、イン、オーガニック、シンセシス」第4章「プロ
テクシ鱈ン、オブ、フェノールス、アンド、カテコール
スJ 参照)。
以上の公知技術にかんがみて、本発明の目的は、光重合
開始剤として適当であり、電磁波の広いスペクトル範囲
において高い感光性を示し、露光により溶解性挙動が劇
的に変化せしめられる、フェノール用保護基を有する、
スルホニウム塩を提供することである。
(発明の要約) しかるに上記の目的は、以下の一膜形 %式%(1) で表わされ、式中AOが非求核性対イオンを、Xが1.
2或は3を、Rがアルキル、シクロアルキル、アリール
、置換アリール或はXが1である場合に環員としてSO
を有する二価の環式基を、R′がアリレンもしくは置換
アリレンを、R#が1 C−R2 3 をそれぞれ意味し、R’s R2及びR′l′は互いに
同じでも異なってもよく、それぞれlから18個の炭素
原子を有するアルキル基或はハロゲンモノ置換もしくは
多置換アルキルを意味するが、R’からR3の少なくと
も1個はα−炭素に水素原子を有するものとし、或はR
1及びR2は互いに同じても異なってもよく、それぞれ
水素或はアルキルを、R3はフェニルもしくは置換フェ
ニルを意味し、或は91及びR2は互いに同じでも異な
ってもよく、それぞれ水素或はアルキルを、R3はアル
ケニルもしくはシクロアルケニルを意味し、或はR1は
水素を、R”及びR3はことに5員もしくは6員のエチ
レン系不飽和環を形成し、R’及びR2は互いに同じて
も異なってもよく、それぞれ水素、アルキル、シクロア
ルキル或はアリールを、R3はアルコキシを意味するか
、或はR3はR2と共に一〇−(CHa)t (nは3
から6の数値)を介して閉環し、或は91は水素或はア
ルキルを、R2及びR3は互いに同じても異なってもよ
く、それぞれアルコキシ、アリールオキシ或は置換アリ
ールオキシを意味することを特徴とするスルホニル塩に
より達成され得ることが本発明者らにより見出された。
このような本発明による新規スルホニウム塩のうち、こ
とに−膜形(I)のR#がtert−アルキル基、ベン
ジル基、アリル基、ケタール基、アセタール基或はオル
トエステル基を意味するものが特に好ましい。
本発明のさらに他の対象は、この新規スルホニウム塩を
含有する感放射線性混合物である。さらに光重合開始剤
として上記スルホニウム塩を使用する光重合開始陽イオ
ン重合方法ならびに光重合開始剤及び溶解禁止剤として
上記スルホニウム塩を使用するレリーフパターンもしく
はレリーフ画像の作製方法も本発明の対象である。
(発明の構成) 一般式(I) で表わされる本発明による新規スルホニウム塩において
、 AOは前述したように非求核性対イオン、好ましくは非
求核性金属ハロゲン化物錯体、例えばa F aeAs
Fae1SbFae及ヒ/ 或1tPFaOナラヒ、:
 ) ’J 77L/オルメタンスルホナートを、 Xは1.2或は3の数値を、 Rは例えば炭素原子1から6個、ことに1から4個のア
ルキル、例えばメチル、エチル、ブチル、炭素原子5か
ら7個のシクロアルキル、例えばシクロヘキシル、アリ
ール、例えばフェニル、ナフチル、置換アリール、例え
ばt−ブチル−フェニル或はXが1である場合環員とし
て炉を有する二価の環式基、例えばテトラヒドロチオフ
ェニル環を、 RIは1.4−フェニレンのようなアリーレン、2−メ
トキシ−1,4−7エニレンのような置換アリーレンを
それぞれ意味する。
さらにR#は 1 ベーR2 3 を表わし、R’、R2及びRoは互いに同じでも異なっ
てもよく、それぞれ1から18個、ことに1から′6個
の炭素原子を有するアルキル、例えばトリフルオル“メ
チルのようなハロゲンモノ置換もしくは多置換アルキル
を意味するが、R’からR3の少なくとも1個はα−炭
素において1個の水素原子を有するものとし、或はR1
及びR2は互いに同じでも異なってもよく、それぞれ水
素或は1から6個の炭素原子を有するアルキルを R3
はフェニルもしくは置換フェニルを意味し、或はR′及
びR2は互いに同じでも異なってもよく、それぞれ水素
或は1から6個の炭素原子を有するアルキルを R3は
3から6個の炭素原子を有するアルケニル、例えばアリ
ル、メタアリル或はシクロヘキセニルのようなシクロア
ルケニルを意味し、或はR′は水素を意味し、R”及び
R3は結合してことに5員或は6員のエチレン系不飽和
環を形成し、或はR’及びR2は互いに同じでも異なっ
てもよく、それぞれ水素、lから6個の炭素原子を有す
るアルキル、シクロヘキシルのようなシクロアルキル、
フェニル、ナフチルのようなアリールを R3は例えば
1から6個の炭素原子を有するアルコキシを意味し、或
はR3はR2と一〇(CH2)fi(nは3から6、好
ましくは4の数値)を介して環を形成し、或はR1は水
素、lから6個の炭素原子を有するアルキルを、R2及
びR3は互いに同じでも異なってもよく、それぞれ1か
ら6個の炭素原子を有するアルコキシ、フェノキシのよ
うなアリールオキシ或はアルキルフェノキシのような置
換アリールオキシを意味する。
本発明によるスルホニウム塩におけるフェノール性官能
基のための保護基としては、酸により容易に分解せしめ
られるもの、例えばt−ブチル、t−アミルのようなt
ert−アルキル、アリル、シクロヘキセニル、アルキ
ルシクロへキセニルのようなアリル、ベンジル、α−メ
チルベンジル、α、α−ジメチルベンジル らびにテトラヒドロピラニルのようなアセタールが挙げ
られる。しかしながら、またスルホニウム塩にフェ/−
ル性基を介して結合される一CーOーC化合物、例えば
オルトカルボン酸エステル及びカルボン酸アミドアセタ
ールも使用され得る(ヨーロッパ特許出願公開2257
 1号及び西独特許出願公開2610842号参照)。
さらにエノールエーテル及びN−アシルイミノカルボナ
ート(ヨーロッパ特許出願公開6626号及び6627
号)、ならびにβ−ケトエステル或はβ−ケトアミドの
環式アセタールもしくはケタール(ヨーロッパ特許出願
公開20219B号)も挙げられる。
このような本発明による新規のスルホニウム塩の製造を
以下に詳述する。
フェノールのアルキル化のための以下の3種類の一般的
な反応形態が公知となっている。すなわち、 (a)遊離フェノールとジアゾアルカンとの反応、 (b)塩基の存在下におけるアルキルハロゲン化物とフ
ェノールとの反応及び (C)酸性触媒を使用する、フェノールとオレフィンと
の反応である。
相当するフェノール性スルホニウム塩の反応においては
、ことに対応するフェノール性スルホニウム塩とアルキ
ルハロゲン化物との反応(b)が好ましい。それぞれの
スルホニウム塩製造のためのさらに他の合成法としては
、アルキル−フェニルエーテルとチオニルクロリドの縮
合がある(例えばC.^. 64. 19466(19
66)及びCompt.R197、1425( 193
3) D.  リーベルマンの胸積参照)。
出発材料として使用されるヒドロキシフェニルスルホニ
ウム塩製造法は公知である( J. Polym。
Sci.Chem.Ed.18. 1021(1980
) 、米国特許2833827号( 1958)及び西
独特許出頭公開3721741号参照)。
このようなスルホニウム塩は、ヒドロキシフェニル化合
物と、アリルもしくはベンジルハロゲン化物との反応(
例えばJ. Amer.Chem.Soc.89+ 6
745(1967)、同73.5765 ( 1951
) 、Chem.Ber.88. 91(1955)、
テトラヘドロン、レターズ343(1970)参照)。
塩基の存在下、均一もしくは不均一系触媒(相転移触媒
)反応条件における対応するアリルもしくはベンジルハ
ロゲン化物との反応のための合成処理と同様にして、対
応する官能性化スルホニウム塩とすることにより得られ
る。
アセタール基を含有するスルホニウム塩の合成は、He
lv.Chim.^eta 46.415(1963)
及びSynthesis153頁以降(1974)なら
びに1970年ニューヨークのアカデミツク、プレス社
刊、オーガニック、ケミストリー1−133頁に記載さ
れている方法と同様の方法により行われる。
塩へのオルトカルボン酸エステル基の導入は、例えばト
リエチルアミンのような塩基の存在下、トリエチルアミ
ン、テトラヒドロフラン或はエチルアセタート中におい
て、ヒドロキシフェニルスルホニウム塩をジフェノキシ
クロムエタンと反応させて行われる(例えば米国特許4
101323号明細書16欄、40行以降参照)。
フォトレジスト材料における配下安定性側鎖基を分解さ
せるため光重合開始剤としてスルホニウム塩を使用する
場合、ポリ−(t−ブチル−メタクリラート)及びこれ
に対して20重量%の本発明スルホニウム塩から成るフ
ォトレジスト溶液を珪素ウェハー上に施し、画像形成露
光し、加熱し、現像する。この露光された部分はアルカ
リ性現像剤で完全に洗除されるが、非露光部分は全く洗
除されない。これに対して、従来のトリアリールスルホ
ニウム塩を使用する場合には、薄い残留層が残るか或は
清浄現像をもたらすためにはスルホニウム塩を溶解する
ための溶媒の添加が必要である。
本発明によるスルホニウム塩は、例えばスチレン、アル
キルビニルエーテル、環式エーテル及ヒエポキシドの陽
イオン重合のための光重合開始剤として適する。
本発明スルホニウム塩は、またフォトレジスト材料作製
のための光重合開始剤及び溶解禁止剤として極めて有利
に使用される。この場合のポリマー結合剤としてはフェ
ノール性樹脂、例えばノボラック或はポリ−p−ヒドロ
キシスチレンを使用するのが好ましい。
以下の実施例により本発明をさらに詳細に説明するが、
ここで使用される部及びパーセントは、特に明示されな
い限り重量に関するものである、。
実施例1 トリス−(メチルベンジル−オキシフェニル)−スルホ
ニウムヘキサフルオルアルセナートの製造 5部のトリス−(4−ヒドロキシフェニル)−スルホニ
ウムへキサフルオルアルセナートを、窒素ガス導入下に
、100部の無水テトラヒドロフランに溶解させた。次
いでこれに3.36部のカリウム−t−ブチラードを添
加し、10分間抜撹拌処理した。これに5.55部のα
−メチルベンジルプロミドを滴下し、1夜後撹拌処理し
た。反応溶液を150部の氷水中に投入し、エチルアセ
タートで複数回抽出した。合併エチルアセタート相を分
子篩により乾燥し、溶媒を除去した。再結晶により4.
7部(78%)の純粋な目的生成物を得た。IR及び■
−NMR分光分析により予期の構造を有することが確認
された。
実施例2乃至4 実施例1と同様に、ただしα−メチルーベンジルフルオ
リドの代りに下表のハロゲニドを使用して処理した。
実施例      ハロゲニド      収率   
 分析2    ベンジルプロミド      68%
   IR,NMR3ンクロヘキセニルブロミド  8
2%   IR,NMR4アリルプロミド      
 53%   IR実施例5 トリス−(t−ブチロキシフェニル)−スルホニウムへ
キサフルオルホスファートの製造氷水で冷却される反応
容器中に2モルのチオニルクロリド及び3モルのt−ブ
チル−フェニル−エーテルを装填した。次いでアルミニ
ウムクロリド粉末を、ガス発生が認められなくなるまで
、徐々に添加した。反応沈澱物を1夜静置し、氷水中に
投入した。反応生成物を粘稠油として分離した。この油
状相をジエチルエーテルで洗浄し、未反応出発材料を除
去した。得られた粗生成物をメタノールに溶解させ、理
論量のへキサフルオル燐酸銀のメタノール溶液を添加し
、沈澱塩化銀を濾別し、溶媒を除去した。目的生成物の
全体収率は目%であった。IR及びII−NMR分光分
析の結果は、予期した構造と一致した。
実施例6 実施例5と同様にして、ただしヘキサフルオル燐酸銀の
代りにヘキサフルオル砒酸銀を使用して処理した。生成
物収率は21%であった。
実施例7 トリス−(テトラヒドロピラニル−オキシフェニル)−
スルホニウムへキサフルオルアルセナートとの製造 4部のトリス−(ヒドロキシフェニル)−スルホニウム
クロリド(Compte Rendus 196+ 2
75 (1933)カール及びリーベルマンの方法によ
り製造される)に、25部のジヒドロピラン及び触媒的
量の塩酸を添加し、室温において72時間撹拌した。固
体分を吸引濾別し、多数回水で洗浄し、乾燥した。クロ
マトグラフィー分離により、予期した構造の目的生成物
2.1部が得られた。このテトラヒドロピラニル官能化
スルホそウムクロリドをメタノール/ジメチルホルムア
ミドに溶解させモル等量の砒酸銀のメタノール溶液を滴
下した。沈澱塩化銀を濾別し、溶液を回転エバポレータ
で処理した。スルホニウムへキサフルオルアルセナート
1.8部を得た。
実施例日 トリス−(ジフェノキシメチル−オキシフェニル)−ス
ルホニウムへキサフルオルアルセナートの製造 20部のトリス−(ヒドロキシフェニル)スルホニウム
へキサフルオルアルセナートを100部のテトラヒドロ
フランに溶解させ、これに!2.2部のトリエチルアミ
ンを添加し、 30部のジフェノキンクロルメタン溶液
を徐々に滴下し、室温において24時間撹拌した。次い
で反応混合物を水で洗浄し、溶液を分子篩で乾燥し、次
いで回転エバポレータで処理した。クロマトグラフィー
精製により、予期した構造の目的生成物14.8部を得
た。IR及びNMR分析結果は予期構造と一致した。
実施例9 実施例6で得られたスルホニウム塩1部、分子ff13
1.000g 1モル(光分故法)のポリ−(p−ヒド
ロキシスチレン)3部及びメチル−プロピレン−グリコ
ール7部からフォトレジスト溶液を調製した。この溶液
を0.2μ畠網目のフィルターで濾過し、約1μ■厚さ
に珪素ウェハー上に成層した。
90℃で1分加熱した後、ウェハー表面に接触載置した
試験マスクを介して248n■波長のエキシマ−レーザ
光により10秒間露光処理した。次いで90℃において
1分間加熱し、pi f3.0のアルカリ性現像液で6
0秒間現像した。レジストの露光部分は完全に洗除され
たが、非露光部分はわずかに3%の洗除に止まった。レ
ジストパターンとして良好な品質を示した。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)以下の一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) で表わされ、式中A^■が非求核性対イオンを、Xが1
    、2或は3を、Rがアルキル、シクロアルキル、アリー
    ル、置換アリール或はXが1である場合に環員としてS
    ^■を有する二価の環式基を、R′がアリレンもしくは
    置換アリレンを、R″が▲数式、化学式、表等がありま
    す▼ をそれぞれ意味し、R^1、R^2及びR^3は互いに
    同じでも異なってもよく、それぞれ1から18個の炭素
    原子を有するアルキル基或はハロゲンモノ置換もしくは
    多置換アルキルを意味するが、R^1からR^3の少な
    くとも1個はα−炭素に水素原子を有するものとし、或
    はR^1及びR^2は互いに同じても異なってもよく、
    それぞれ水素或はアルキルを、R^3はフェニルもしく
    は置換フェニルを意味し、或はR^1及びR^2は互い
    に同じでも異なってもよく、それぞれ水素或はアルキル
    を、R^3はアルケニルもしくはシクロアルケニルを意
    味し、或はR^1は水素を、R^2及びR^3はことに
    5員もしくは6員のエチレン系不飽和環を形成し、R^
    1及びR^2は互いに同じでも異なってもよく、それぞ
    れ水素、アルキル、シクロアルキル或はアリールを、R
    ^3はアルコキシを意味するか、或はR^3はR^2と
    共に−O−(CH_2)_@_n_@(nは3から6の
    数値)を介して閉環し、或はR^1は水素或はアルキル
    を、R^2及びR^3は互いに同じても異なってもよく
    、それぞれアルコキシ、アリールオキシ或は置換アリー
    ルオキシを意味することを特徴とするスルホニル塩。
  2. (2)一般式( I )におけるR″がtert−アルキ
    ル或はベンジルを意味することを特徴とする、請求項(
    1)によるスルホニウム塩。
  3. (3)一般式( I )におけるR″がアリル、ケタール
    或はアセタールを意味することを特徴とする、請求項(
    1)によるスルホニウム塩。
  4. (4)一般式( I )におけるR″がオルトエステルを
    意味することを特徴とする、請求項(1)によるスルホ
    ニウム塩。
  5. (5)上記各請求項のいずれかによるスルホニウム塩を
    含有することを特徴とする感放射線性混合物。
  6. (6)請求項(1)から(4)のいずれかによるスルホ
    ニウム塩を光重合開始剤として使用することを特徴とす
    る、光重合開始陽イオン重合方法。
  7. (7)請求項(1)から(4)のいずれかによるスルホ
    ニウム塩を光重合開始剤及び溶解禁止剤として使用する
    ことを特徴とする、レリーフパターン或はレリーフ画像
    の作製方法。
JP2175441A 1989-07-22 1990-07-04 光重合開始剤として有用な新規スルホニウム塩 Pending JPH03148257A (ja)

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JP (1) JPH03148257A (ja)
DE (2) DE3924299A1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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