JPH03140360A - 繊維補強されたポリフェニレンエーテル成形材料およびその製造方法 - Google Patents

繊維補強されたポリフェニレンエーテル成形材料およびその製造方法

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JPH03140360A
JPH03140360A JP2279471A JP27947190A JPH03140360A JP H03140360 A JPH03140360 A JP H03140360A JP 2279471 A JP2279471 A JP 2279471A JP 27947190 A JP27947190 A JP 27947190A JP H03140360 A JPH03140360 A JP H03140360A
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polyphenylene ether
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Thomas Grosse-Puppendahl
トマース・グロッセ―プーペンダール
Christian Baron
クリステイアン・バロン
Friedrich-Georg Schmidt
フリードリッヒ・ゲオルク・シユミツト
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Huels AG
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 1産業上の利用分野1 本発明は、ポリフェニレンエーテル樹脂を基礎とする優
れた機械的性質を有する繊維補強された成形材料並びに
その成形材料を製造する方法に関する。
1従来の技術l ポリフェニレンエーテル(PPE)□ポリフェニレンオ
キサイドとも称する□は高い熱形状安定性並びに良好な
機械的および電気的性質を持つポリマーである。このも
のは一般にポリスチレン樹脂(例えばドイツ特許第2,
119,301号明細書および同第2.21I、005
号明細書参照)および/またはポリオクテニレン(ドイ
ツ特許出願公開第3,442,273号明細書および同
第3.518277号明細書)とのブレンドとして用い
られる。
無機系−または有機系材料より成る補強繊維を混入する
ことによって、PPE含有成形材料の剛性を向上させる
沢山の試みがされて来た。
例えば、ドイツ特許出願公開第2,364,901号明
細書からはPPE 、ポリスチレン樹脂およびガラス繊
維より成るポリマー混合物が公知である。
この場合、そこで用いられるガラス繊維は3.1〜25
.41!lIl、好ましくは6.35 mm以下の長さ
を有している。ヨーロッパ特許出願公開第0.243゜
991号明細書並びに相応する米国特許第4.749゜
737号明細書では、コンパウンドにおける繊維−マト
リックス−接合を改善する為に未仕上げ処理の短い繊維
を5i−H−結合を有するシロキサン類と混合し、次い
でPPHおよびポリスチレン樹脂と一緒に溶融している
PPE−含有成形材料において用いる為に、ガラス繊維
をビニルシラン類またはT−グリシドキシプロピル−ト
リメトキシシラン類にて処理することによる繊維表面の
特別な変性が、ドイツ特許出願公開第2.132,59
5号明細書、時開(JP)昭48−97,954号公報
、同昭49−10.826号公報および開開60−88
,072号公報に開示されている。
ドイツ特許出願公開第2.719,305号明細書には
、逆の方法、即ち、混合する前に行うシリル化によって
PPEの末端基を変性することが提案されているが、こ
れは改善された繊維−マトリックス−結合を達成する為
の煩雑で且つ加工費用の掛かる方法である。
様々に用いられる、補強繊維の表面変性は、アミノアル
キルシラン類、例えばγ−アミノプロピルトリエトキシ
シランで処理することによって得られる。この様に仕上
げ処理したガラス繊維はPPEを含む沢山のコンパウン
ドに加工され、その際に繊維とマトリックスとを結合す
る為に、熱可製性マトリックスの組成物の追加的変性が
必ず必要とされる。例えば時開(JP)昭62−15,
247号公報には、例えば無水マレイン酸で変性したポ
リプロピレンを添加することが、時開(JP)昭60−
46.951号公報には、エチレン−無水マレイン酸−
コポリマーを添加することがそして時開(JP)昭60
−44,535号公報、ドイツ特許出願公開第3.24
6.433号明細書および時開(JP)昭57−168
,938号公報にはスチレン−無水マレイン酸−コポリ
マーを添加することが開示されている。しかしながらこ
れらのポリマー添加物は、成形材料の熱形状安定性を低
下させるかまたはPPE−マトリックスと部分的にしか
相容しないがまたは大抵の場合に相容せず、それ故に成
形材料の機械的性質を悪化させるという欠点を有してい
る。
[発明が解決しようとする課題1 本発明の課題は、上記の欠点を回避しながら繊維とマト
リックスとの間の改善された接着を示すPPEを基礎と
する繊維補強された成形材料を提供することにある。
[課題を解決する手段l この課題は、以下の成分 ■、30〜1001(1部のポリフェニレンエーテル、
0〜70重量部のスチレンポリマー、0〜10重量部の
ポリオクテニレン並びに0.1〜2.5重量部のα、β
−不飽和カルポン酸誘導体またはその前駆体より成る混
合’!!/J97〜50重量%(IとIIとの合計を基
準とする)、 II、α、β−不飽和カルボン酸誘導体と化学的に結合
反応をし得る官能基を表面に持つ炭素および/またはガ
ラス繊維3〜50重量2並びに場合によっては III、染料、顔料、可塑剤、防炎性添加物、加工助剤
および/または他の通例の添加物から製造される繊維補
強された成形材料によって解決される。
本発明の成形材料は、熱可塑的加工にとって通例の方法
、例えば射出成形またはプレス成形によって成形体に加
工される。
ポリフェニレンエーテルとしては先ず、2,6−シメチ
ルフエノールをベースとするポリエーテルが適する。こ
の場合、ある単位のエーテル酸素は隣接する単位のベン
ゼン環に結合している。
原則として、アルキル基に好ましくは最高6個の炭素原
子を持つがα位に第三炭素原子を有していない他の。、
0゛−ジアルキルフェノール類も適している。更に、オ
ルト−位にだけ第三アルキル基、特に第三ブチル基によ
って置換されているフェノール類も適している。上述の
モノマーのフェノール類の全ては3−位において、場合
によっては5−位においてもメチル基で置換されていて
もよい。勿論、ここに挙げたモノマーのフェノール類の
混合物も使用することができる。
ポリフェニレンエーテルは例えば錯塩形成剤、例えば臭
化銅およびモルホリンの存在下にフェノール類から製造
できる(ドイツ特許出願公開第3,224.692号明
細書および同第3.224.691号明細書参照)。ク
ロロホルム溶液として25°CでDIN 53,728
に従って測定される粘度数Jは、35〜80cm+’/
g(fi度5g/ l )の範囲内にある。45〜70
 cta3/gの粘度数Jを有する2、6−シメチルフ
エノールのポリマー、即ちポリ=(2,6−シメチルー
1゜4−フェニレンエーテル)が特に有利である。
ポリフェニレンエーテルは粉末または顆粒として一般に
用いられる。
ポリオクテニレンは、シクロオクテンの開環−あるいは
環増加反応によって製造される(例えばA、Draex
Jer 、 ”Kautschuk + Gumrai
、 Kunststoffe 1981、第185〜1
90頁参照)。色々な割合のシス−およびトランス−二
重結合並びに色々なJ−値および相応する色々な分子量
を有するポリオクテニレンが、文献から公知の方法によ
って得られる。トルエンに溶解した0、 17濃度溶液
で測定される50〜350 cm37g 、殊に80〜
160 c1/gの粘度数を持つポリオクテニレンが特
に有利である。その二重結合の55〜95X、殊に75
〜85χはトランス状態で存在する。
ポリフェニレンエーテルとポリオクテニレンとの混合物
を製造する為の色々な方法がある。
一つの方法は、両方のポリマーを適当な溶剤に溶解しそ
してこの混合物を、溶剤を留去するかまたは非溶媒で沈
澱させて分離するものである。
別の方法は両方のポリマーを溶融状態で一緒にするもの
である。更に詳細はドイツ特許出願公開第3,518,
277号明細書に記載されている。特に有利な実施形態
においては成形材料は1〜10重量%のポリオクテニレ
ンを含有している。
α、β−不飽和カルボン酸誘導体とは、例えば−形式(
1)および(II) 1?’−CO−CR”=CI?’−CO−R’    
  (1)R’−CO−CRj、CR3□      
 (II)[式中、R1およびR4は水酸基、炭素原子
数12までのアリールオキシ−および/またはアルコキ
シ基または一緒に成って一〇−または−NR’−であり
、 R2およびR3は水素原子、炭素原子数12までのアル
キル−またはシクロアルキル基、残基c。
R1で置換されたアルキル基、アリール基、塩素原子ま
たは一緒に成って炭素原子数12までのアルキレン基で
あり、但し、R5は水素原子、それぞれ炭素原子数12
までのアルキル−、アルアルキル−またはアリール基で
ある。1で表される化合物である。
例としてはマレイン酸、フマル酸、イタコン酸、アコニ
ツト酸、テトラヒドロフタル酸、メチルマレイン酸、無
水マレイン酸、N−フェニルマレインイミド、フマル酸
ジエチルエステルおよびブチルアクリレートが挙げられ
る。ここではフマル酸および無水マレイン酸を用いるの
が特に有利である。勿論、これらの混合物も用いること
ができる。
溶融混合物の条件のもとで公知の反応、例えば脱離反応
または逆行ディールス・アルダ−反応によってα、β−
不飽和カルボン酸誘導体に転化するか\る誘導体の前駆
体も適している。
勿論、追加的に、例えばグラフト反応下に交互共重合す
ることによってα、β−不飽和カルボン酸誘導体の組入
れを促進させる別の化合物も一緒に用いることができる
。この場合には、先ず、中でも無水マレイン酸とこの種
の反応をするビニル芳香族化合物、例えばスチレンが適
している。ドイツ特許出願公開第3.831 、348
号明細書には、この種のグラフト共重合体の製法が開示
されている。
ポリフェニレンエーテルの製造または後処理の際に場合
によっては添加されるスチレンポリマーは、用いるポリ
フェニレンエーテルと殊に相容性があるそうである。そ
の分子it MWは1゜500〜2,000.000 
、殊に70,000〜1,000,000の範囲内であ
る。
特に有利なスチレンポリマーはポリスチレン、耐衝撃変
性ポリスチレン並びにスチレン−ブタジェン−コポリマ
ーである。勿論、これらのポリマーの混合物も用いるこ
とができる。
スチレン−ブタジェン−コポリマーはランダムであり、
泥状(verschm i er t)または塊状であ
り得る。合成を向上させる為には、A−B−Aタイプの
ブロックコポリマーを用いるのが特に有利である。ポリ
スチレン−ブロックAは4 、000〜150.000
の平均分子量を有しそして一緒にするとブロックコポリ
マーの33重量%までである。
水素化または部分的に水素化されていてもよいポリブタ
ジェン−ブロックBは20,000〜480,000の
平均分子量九を有している。
本発明の成形材料中に含まれる補強用繊維はその表面に
好ましくは遊離のアミノ−、エポキシ−またはイソシア
ネート基を有している。アミノ基は例えばコポリアミド
、低分子量アミン化合物または特に、ガラス繊維を用い
る場合には、T−アミノプロピル−トリエトキシシラン
で仕上げ処理することによってもたらされる。
エポキシ基は未架橋のエポキシ樹脂または、ガラス繊維
の場合には、T−グリシドキシプロビル−トリメトキシ
シランで含浸処理するこトニよって、イソシアネート基
は未架橋の好ましくは低分子量のポリウレタン樹脂の溶
液で仕上げ処理することによってもたらされる。成分■
は成分l−1i、基準として最高30重量2用いるのが
特に有利である。
各成分の混合は、同時にまたは相前後して行うことがで
きる。一般に、補強されていない成形材料を最初に顆粒
としてまたは溶融物とじて製造しそしてこの中に官能化
した繊維を良好な混練能力の装置で混入する。この場合
、例えば−本一または二本スクリュー式ニーダまたはコ
ーニーダーを用いることができる。混合温度は一般に2
50〜350 ’C1殊に260〜310°Cであり、
滞留時間は一般に1〜10分、殊に3〜5分である。
本発明の成形材料は、通例の射出成形法によって、相応
する慣用の熱可塑1性成形材料と同し条件のもとで加工
できる。従って大きな成形体も簡単に製造できる。
本発明の成形材料からは、良好な繊維〜マトリックスー
接合が決定的に重要とされる特別に負荷の掛かる(不定
におよび/または継続的に負荷の掛かる)成形材料が製
造される。か\る成形材料は例えば機械−および装置構
造部材(例えば歯車またはポンプ部材)に、スポーツ用
品の分野で、自動車工業または電気工業において用いら
れる。
[実施例1 此1u鉗J 2.6−シメチルフエノールを酸化結合反応させ、反応
を中止しそして次いでドイツ特許出願公開第3,313
.864号明細書および同第3,323,777号明細
書に従って反応抽出し、溶剤を続いて留去しそして溶融
物を脱気押出機によって押出成形することによって得ら
れる、68 cm’/gのJ−値を有するポリフェニレ
ンエーテル100重量部を、2重量部のジフェニルクレ
シルホスファート(DISFLAMOLL @ DPK
、バイエル)および1重量部(7) IRGANOX@
1010並びに15.6重量部の、Nl2−基を持つ炭
素繊維(GRAFrL@ XAS/PA 6 、Cou
rtaulds Advanced Material
s)   これらはPPE−溶融物に混入する−と一緒
に二軸式ニーダ中で280°Cで溶融する。生成物を押
出す前に脱気領域において揮発性成分を除く。生成物を
顆粒化し、乾燥しそして射出成形して試験体を得る。
この試験体に付いて測定した性質を第1表に掲載する。
走査電子(REM)−顕微鏡写真にて、繊維とマトリッ
クスとの間に接合がないことが明瞭に判る(第1図)。
実11Lヒづ− 比較例へに記載された実験を繰り返すが、ppE、ジフ
ェニルクレシルホスファートおよび■RGANOX@1
010より成る混合物ニ0.5〜I、5重量部の無水マ
レイン酸を添加し、次いで炭素繊維をその溶融物に混入
する。こうして製造されたコンパウンドの組成および性
質を第1表に掲載する。実施例2の走査電子顕微鏡写真
は、繊維とマトリックスとの間に優れた接合が存在する
ことを示している(第28および2b図)。
止較貫」 比較例へに記載した実験を繰り返すが、比較例Aで用い
た炭素繊維の替わりにエポキシド樹脂で仕上げ処理した
炭素繊維(TENAX @IITA−6−CN 5Ak
zo(Hnka AG)を用いる (第1表)。
尖施炎」 比較例Bに記載した実験を繰り返すが、実施例1〜3に
記載した通り、追加的にI、5重量部の無水マレイン酸
を添加する(第1表)。
】二り夫 比較例Aの補強された成形材料の走査電子顕微鏡写真(
低温破壊面)。繊維とマトリックスとの間に接合がない
72a(上 ゛よび2b゛(下、第2a図の拡大断面図
) 実施例2の補強された成形材料の走査電子顕微鏡写真(
低温破壊面)。繊維に確り接合したマトリックス残部か
ら繊維とマトリックスとの間の良好な接合を知ることが
できる。
本発明は特許請求の範囲に記載の繊維補強された成形材
料およびその製法に関するものであるが、実施の態様と
して以下を包含する;I)ポリフェニレンエーテルが2
.6−シメチルフエノールである請求項1に記載の成形
材料。
2) 1〜10重量部のポリオクテニレンを含有する請
求項1に記載の成形材料。
ン 、2)α、β−不飽和カルボン酸誘導体が一般式(1)
%式%() (1) ) [式中、R1およびR4は互いに無関係に水酸基、炭素
原子数12までのアリールオキシ−および/またはアル
コキシ基または一緒に成って一〇または−Nl?’−で
あり、 atおよびR3は水素原子、炭素原子数12までのアル
キル−またはシクロアルキル基、残基c。
R1で置換されたアルキル基、アリール基、塩素原子ま
たは一緒に成って炭素原子数12までのアルキレン基で
あり、但し、R5は水素原子、アルキル−、アルアルキ
ル−またはアリール基である。1 で表される化合物である請求項1または上記第1または
2項に記載の成形材料。
4)α、β−不飽和カルボン酸誘導体がフマル酸および
/または無水マレイン酸である上記第3項に記載の成形
材料。
5)ビニル芳香族化合物がスチレンである請求項2に記
載の成形材料。
6)スチレンポリマーが部分的にまたは完全に八−8−
Aタイプのブロック−コポリマーより成り、Aがポリス
チレン−ブロックを意味しそしてBが水素化または非水
素化のポリブタジェン−ブロックである請求項1または
2または上記1〜5項のいずれか1に記載の成形材料。
7)繊維の表面に′tf離のアミノ−、エポキシ−また
はイソシアネート基を持つ請求項1または2または上記
1〜6項のいずれか1に記載の成形材料。
[発明の効果] 本発明によって、成形材料の機械的性質を悪化させるこ
となく繊維とマトリックスとの間の改善された接着を示
す、PPEを基礎とする繊維補強された成形材料が煩雑
でなく且つ費用をあまり掛けずに提供された。
【図面の簡単な説明】
図面は、比較例A(従来技術)と実施例2の繊維補強さ
れた成形材料の内の繊維の走査電位顕微鏡写真である。 第1図が前者であり、第28および2b図が後者である

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)以下の成分 I 、30〜100重量部のポリフェニレンエーテル、
    0〜70重量部のスチレンポリマー、0〜10重量部の
    ポリオクテニレン並びに0.1〜2.5重量部のα,β
    −不飽和カルボン酸誘導体またはその前駆体より成る混
    合物97〜50重量%( I とIIとの合計を基準とする
    )、 II、α,β−不飽和カルボン酸誘導体と化学的に結合反
    応をし得る官能基を表面に持つ炭素−および/またはガ
    ラス繊維3〜50重量%並びに場合によっては III、染料、顔料、可塑剤、防炎性添加物、加工助剤お
    よび/または他の通例の添加物 から製造される繊維補強された成形材料。 2)追加的にビニル芳香族化合物を一緒に用いる請求項
    1に記載の成形材料。 3)請求項1に記載の成形材料を製造するに当たって、
    個々の成分を溶融状態で混合することを特徴とする成形
    材料の製造方法。 4)請求項1に記載の成形材料から製造された成形体。
JP2279471A 1989-10-21 1990-10-19 繊維補強されたポリフェニレンエーテル成形材料およびその製造方法 Pending JPH03140360A (ja)

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