JPS62223252A - ポリフエニレンエ−テル樹脂組成物 - Google Patents

ポリフエニレンエ−テル樹脂組成物

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JPS62223252A
JPS62223252A JP61066529A JP6652986A JPS62223252A JP S62223252 A JPS62223252 A JP S62223252A JP 61066529 A JP61066529 A JP 61066529A JP 6652986 A JP6652986 A JP 6652986A JP S62223252 A JPS62223252 A JP S62223252A
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ether resin
graft
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笹木 勲
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は耐衝撃性、耐熱性、機械的強度、成形性及び流
動性等に優れるポリフェニレンエーテル樹脂組成物、さ
らに詳しくはポリフェニレンエーテル樹脂、ポリスチレ
ン樹脂及び特定のポリオルガノシロキサン系グラフト共
重合体から構成されるポリフェニレンエーテル樹脂組成
物に関するものである。
〔従来の技術] ポリフェニレンエーテル樹脂は耐熱性、剛性等に優れる
ためエンジニアリングプラスチックとしての用途が拡大
しているが、耐衝撃性に若干劣ることからその用途が制
限されている。
ポリフェニレンエーテル樹脂の耐衝撃性分改善する方法
として、ポリブタジェン系ニジストマーを配合する方法
が特公昭47−32731号公報、特開昭46−254
5号公報等に開示されている。しかしながら、かかる方
法による場合はポリブタジェン系エラストマー中に不飽
和結合が残存するため熱的に不安定であり、実用的に有
用な熱安定性に優れるものが得られない。
又、ポリフェニレンエーテル樹脂にエチレン−プロピレ
ン共重合体のようなポリオレフィンを配合することによ
りポリフェニレンエーテル樹脂の成形加工性、耐衝゛撃
性を向上させる方法が米国特許第3361851号明細
書、特公昭42−7069号公報等に開示されている。
しかしながら、かかる方法による場合にはポリオレフィ
ンの配合量を10重量係以上とすると、ポリフェニレン
エーテル樹脂とポリオレフィンとの相溶性が悪いため成
形品とした場合層状剥離を生ずるようになシ表面外観が
悪く、シかも耐衝撃性の向上程度もそれ程顕著ではない
さらに、上記ポリオレフィンを配合する方法の改良法と
して、スチレン系単量体をポリオレフィンにグラフト重
合させたポリオレフィン系グラフト共重合体をポリフェ
ニレンエーテル樹脂に配合することによってポリフェニ
レンエーテル樹脂の剛性、機械的強度を維持しつつ成形
加工性を改良したポリフェニレンエーテル樹脂組成物が
特開昭49−75663号公報に開示されている。しか
しながら、かかる方法による場合では充分な耐衝撃性の
改良がなされていない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明者らはポリフェニレンエーテル樹脂本来の優れた
耐熱性、機械的強度をそのまま保持し、かつ耐衝撃性を
改善する方法について鋭意検討した結果、ポリオルガノ
シロキサンゴムにビニル系単量体を高効率でグラフト重
合させたポリオルガノシロキサン系グラフト共重合体を
ポリフェニレンエーテル樹脂とポリスチレン樹脂と組合
せて配合することKよシ、これら各樹脂間の相溶性が良
好で、成形品とした場合に層状剥離が生ずることがなく
、シかも耐衝撃性を著しく改善でき、かつ耐熱性及び機
械的強度、成形性ならびに流動性も優れた樹脂組成物と
し得ることを見い出し本発明に到達した。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、ポリフェニレンエーテルw 脂(A)、ポリ
スチレン樹脂ω)及びトルエン溶媒下で測定した膨潤度
が5〜15であり、かつグラフト交叉剤を含有するポリ
オルガノシロキサンゴムに1種又は2種以上のビニル系
単量体をグラフト重合させたポリオルガノシロキサン系
グラフト共重合体(C)から構成されるポリフェニレン
エーテル樹脂組成物である。
本発明において用いられるポリフェニレンエーテル樹脂
(A)とは下記一般式で表わされる単独重合体又は共重
合体である。
(式中Q、l−Q 4は水素、炭化水素基からなる群か
らそれぞれ独立に選択され、mば30以上の数を示す。
) かかるポリフェニレンエーテル樹脂の具体例としてはポ
リ(2,6−シメチルー1.4−)ユニしン)エーテル
、ポリ(2,6−ジエチル−1し4−フ二二レン)エー
テル、ポI)(2,6−ジプロピル−1,4−フエニレ
ン)エーテル、ポリ(2−メチル−6−ニジルー1.4
−)ユニしン)エーテル、ポリ(2−メチル−6−ブロ
ビルー1.4−フェニレン)エーテル、ポリ(2−エチ
ル−6−ブロビルー1.4−)ユニしン)エーテル、(
2,6−シメチルー1.4−フェニン/)ニーテルト(
2,46−ドリメチルー1.4−)ユニしン)エーテル
の共重合体、(2,6−ジニチルー1.4−フェニレン
)ニーテルト(2,3,6−jlJメチル−1,4−7
二二レン)エーテルノ共重合体、(λ6−シメチルー1
.4−)ユニレン)エーテルと(2,3,6−)ジエチ
ルユニ、4−フ二二レン)エーテルの共重合体等が挙げ
られる。特にポリ(2,6−シメチルー1.4−フェニ
レン)エーテル、及び(2,6−シメチルー1.4−)
ユニレン)エーテルと(2,3,6−)ジメチルユニ、
4−フ二二レン)エーテルの共重合体が好ましく、さら
に好ましくけポリ(2,6−シメチルー1.4−)ユニ
レン)エーテルである。これらポリフェニレンエーテル
樹脂はあらゆる配合比率の下でポリスチレン樹脂と相溶
化する。本発明において用いられるポリフェニレンエー
テル樹脂の重合度は特に制限されるものではないが、2
5℃クロロホルム溶媒下での還元粘度が(L5〜CL7
dt/lのものが好ましく用いられる。Q、 3 dt
/2未満の還元粘度のものでは熱安定性が悪くなる傾向
であり、又α7dt/yを超える還元粘度のものでは成
形性が損なわれる傾向となる。これらのポリフェニレン
エーテル樹脂は単独で又は2種以上混合して用いられる
又、本発明において用いられるポリスチレン樹脂色)と
は下記一般式で表わされる芳香族ビニル系単量体単位が
50重重量板上から構成される単独重合体又は他の共重
合可能なビニル系単量体との共重合体である。
(式中Yけ水素原子又は炭素原子数1〜4のアルキル基
、2はハロゲン原子又は炭素原子数1〜4のアルキル基
、tは0又は1〜3の数を示す。) かかるポリスチレン樹脂の具体例としてはポリスチレン
、ポリクロルスチレン、ポリα−メチルスチレン、スチ
レンーアクリロニ)+jル共を合体、スチレン−メチル
メタクリレート共重合体、スチレン−無水マレイン酸共
重合体、スチレン−マレイミド共重合体、スチレン−N
−7ユニルマレイミド共重合体、スチレン−アクリロニ
トリル−α−メチルスチレン三元共重合体等が挙げられ
る。ポリスチレンが特に好ましいものである。
さらに、本発明において用いられるポリオルガノシロキ
サン系グラフト共重合体(0)とはトルエン溶媒下で測
定した膨潤度が5〜15であり、かつグラフト交叉剤が
共重合されたポリオルガノシロキサンゴムに1g又は2
種以上のビニル系単量体をグラフト重合させたものであ
る。このポリオルガノシロキサン系グラフト共重合体中
のポリオルガノシロキサンゴムの含有!#は5〜90重
量係の範囲であるものが好ましい。ここにポリオルガノ
シロキサンゴムはオルガノシロキサンとグラフト交叉剤
及び架橋剤の3成分から構成されるものである。
ポリオルガノシロキサンゴムを構成するオルガノシロキ
サンとしては、例えばヘキサメチルトリシクロシロキサ
ン、オクタメチルテトラシクロシロキサン、テカメチル
ペンタシクロシロキサン、ドデカメチルへキサシクロシ
ロキサン、トリメチルトリフェニルトリシクロシロキサ
ン、テトラメチルテトラフェニルテトラシクロシロキサ
ン、オクタフェニルテトラシクロシロキサン等が挙げら
れ、これらは単独で又は2種以上混合して用いられる。
これらの使用量はポリオルガノシロキサンゴム中50重
i%以上、好ましくは70重景係以上である。
グラフト交叉剤としては、一般式 %式%() (各式中R1はメチル基、エチル基、プロピル基又はフ
ェニル基 H2は水素原子又はメチル基、nは0.1又
は2、pは1〜乙の数を示す。) で表わされるオルガノシロキサン化合物等が用いられる
。一般式(りの(メタ)アクリロキシシロキサンはグラ
フト効率が高い為有効なグラフト鎖を形成することが可
能であシ耐衝撃性発現の点で有利である。なお一般式(
I)の内メタクリロキシシロキサンが特に好ましいもの
である。
グラフト交叉剤の使用量は、ポリオルガノシロキサンゴ
ム中cL1〜20重景%、好ましくはα1〜10重量係
である。
さらに架橋剤としては、3官能性又は4官能性のシロキ
サン系架橋剤、例えばトリメトキシメチルシラン、トリ
エトキシフェニルシラン、メチルオルソシリケート、メ
チルオルソシリケート、ブチルオルソシリケート等が用
いられる。
架橋剤の使用量はポリオルガノシロキサンゴム中02〜
30重景係であり、その使用量はポリオルガノシロキサ
ンゴムの膨潤度(ポリオルガノシロキサンゴムをトルエ
ン溶媒下で25℃で飽和したとき、ポリオルガノシロキ
サンゴムが吸収しているトルエンの重量割合)が5〜1
5の範囲になるように調整されるべきである。膨潤度が
3未満では架橋剤量が多くなり過ぎてゴム弾性が得られ
なくなる。また膨潤度が15を超えると、グラフト共重
合体中でゴム形態を保持できなくなり耐衝撃性を付与で
きず、ポリフェニレンエーテル樹脂に配合してもただ単
にポリオルガノシロキサンオイルを添加するのと同等の
効果しか得られない。
なお膨潤度の測定は次のようにして行う。すなわち、重
合して得たポリオルガノシロキサンゴムラテックスを約
5〜5倍量のイソプロピルアルコール中に攪拌しながら
添加し、エマルジョンを破壊し凝固することによりシロ
キサンポリマーを得る。得たポリマーを水洗した後、8
0℃で10時間減圧乾燥する。乾燥後、約12のポリマ
ーを精秤し、約30tのトルエン中に浸漬し、25℃で
100時間放置し膨潤させる。
次いで残余のトルエンをデカンテーションにより分離除
去し、精秤した後、80℃で16時間減圧乾燥し、吸収
されたトルエンを蒸発除去し、再び精秤する。膨潤度は
次式により算出される。
このポリオルガノシロキサンゴムの重合は、米国特許第
2891920号明細書、同第3294725号明細書
等に記載されている方法、すなわちオルガノシロキサン
とグラフト交叉剤及び架橋剤の混合溶液を、アルキルベ
ンゼンスルホン酸、アルキルスルホン酸等の乳化剤の存
在下で水と剪断混合する方法によシ製造することが好ま
しい。アルキルベンゼンスルホン酸はオルガノシロキサ
ンの乳化剤として作用すると同時に重合開始剤ともなる
ので好適である。こノ際、アルキルベンゼンスルホン酸
金Fl[、フルキルスルホン酸金属塩等を併用するとグ
ラフト重合を行う際にポリマーを安定に維持するのに効
果があるので好ましい。
このポリオルガノシロキサンゴムにグラフト重合させる
ビニル系単量体としては、スチレン、α−メチルスチレ
ン、メチルメタクリレート、2−エチルへキシルメタク
リレート、メチルアクリレート、エチルアクリレート、
ブチルアクリレート、アクリロニトリル、メタクリレー
トリル等の芳香族アルケニル化合物、メタクリル酸エス
テル、アクリル酸エステル等の各種のビニル系単量体が
挙げられ、これらは単独で又は2種以上組合せて用いら
れる。これらビニル系単量体の内スチレンが特に好まし
い。
上記ビニル系単量体とポリオルガノシロキサンゴムとの
割合は、ポリオルガノシロキサン系グラフト共重合体の
重量に基づきポリオルガノシロキサンゴム5〜90重量
%、ビニル系単量体95〜10重量係である。ポリオル
ガノシロキサンゴムが5重量%未満では本発明の樹脂組
成物の耐衝撃性改良の効果が充分でなく、又、90重i
%を超えるとグラフトの効果が発揮できなくなるので好
ましくない。
かかるポリオルガノシロキサン系グラフト共重合体は、
通常の乳化重合法によって製造することができる。す々
わち、ポリオルガノシロキサンゴムラテックスをアルカ
リによシ中和した後、上記ビニル系単量体分ラジカル重
合技術によって一段あるいは多段で重合することによシ
得ることができる。
このようにして得られたポリオルガノシロキサン系グラ
フト共重合体ラテックスは塩化カルシウム又は硫酸マグ
ネシウム等の金属塩を溶解した熱水中に該ラテックを投
入し、塩析、凝固することによシポリオルガノシロキサ
ン系グラフト共重合体を分離、回収することができる。
しかる後乾燥して得たポリオルガノシロキサン系グラフ
ト共重合体は、グラフト重合時に派生したグラフト重合
用ビニル系単量体のフリーの重合体とポリオルガノシロ
キサンゴムに結合したグラフトポリマーとの混合物であ
る。このポリオルガノシロキサンゴムへのグラフトポリ
マーの結合割合、すなわちグラフト率はポリフェニレン
エーテル樹脂の耐衝撃性能を発現するのに重要な因子と
なる。すなわち、グラフト鎖によりポリフェニレンエー
テル樹脂及びポリスチレン樹脂トポリオルガノシロキサ
ンゴムとの親和が計れるのである。従ってグラシト率は
10%以上、好ましくは30%以上であることがよい。
又、グラフト重合に用いるビニル系単量体は上述の如き
各種ビニル系単量体を単独で又は2m以上組合せて用い
ることができるがスチレンを用いるのが好ましい。
一方、グラフト重合時にポリオルガノシロキサンゴムに
結合していないフリーの重合体が一部生成することはや
むを得ないことがあるが、この生成量はできるだけ少な
い方が成形性、流動性の点で好ましい。すなわち、グラ
フト重合時に使用するビニル系単量体の内グラフト結合
に関与する割合、いわゆるグラフト効率はポリオルガノ
シロキサンゴム中に共重合されているグラフト交叉剤の
種類によって大きく変化するため、上述の如く一般式(
I)で表わされる(メタ)アクリロシロキサン、好まし
くはメタクリロキシシロキサンをグラフト交叉剤として
用いる場合がグラフト効率が最も高く成形性、流動性が
向上する。
本発明の樹脂組成物において成分(4)、(B)及び(
C)は広い範囲の割合で組合わせることができる。
なお本発明の樹脂組成物は、全樹脂組成物の重量を基に
して、ポリフェニレンエーテル樹脂(4)が20〜80
重量%、ポリスチレン樹脂(B)が20〜75重1%及
びポリオルガノシロキサン系グラフト共重合体(0)が
1〜40重景係から構成されるものが好ましい。
成分(A)が20重i1未満では耐熱性の付与が不充分
でない傾向であり、又、80重i%を超える場合には流
動特性が悪くなる傾向となり成形性が低下する傾向とな
る。又、成分(B)が20重重量幅満では成形性と耐熱
性とのバランスをとることが困難となる傾向となり、又
、75重i%を超える場合には耐衝撃と耐熱性とのノ(
ランスをとることが困難となる傾向となる。さらに、成
分(0)が1重量幅未満では耐衝撃性能改善効果が充分
でない傾向となり、又、40重!i憾を超えるとポリオ
ルガノシロキサンゴムの含量が高くなり機械的強度が低
下する傾向となシ使用に耐えにくく々る。
本発明の樹脂組成物は、耐熱性、耐衝撃性、特に低温下
での耐衝撃性に優れておシ、シかも流動性にも優れ、又
、上記成分(A)と成分(B)の配合比率を変えること
により耐熱性のレベルを超耐熱性樹脂から通常の耐熱性
樹脂の水準まで自由に設計できる。さらに成分(0)の
配合比率を変えることにより耐衝撃性も自由に設計する
ことができる。
本発明の樹脂組成物を調製する方法としては成分(A)
、(B)及び(C)をパンバリミキサー、ロールミル、
二軸押出機等の公知の装置を用い機械的に混合しペレッ
ト状に賦形すればよい。
さらに本発明の樹脂組成物には必要に応じて安定剤、可
塑剤、滑剤、難燃剤、顔料、充填剤等を配合し得る。具
体的にはトリフェニルホスファイト等の安定剤:ポリエ
チレンワックス、ポリプロピレンワックス等の滑剤ニト
リフェニルホスフェート、トリクレジルホスフェート等
のホスフェート系稚燃剤、デカブロモピフェニル、デカ
ブロモビフェニルエーテル等の臭素系難燃剤:酸化チタ
ン、硫化亜鉛、酸化亜鉛等の顔料;ガラス繊維、アスベ
スト、ウオラストナイト、マイカ、タルク等の充填剤等
が挙げられる。
〔実施例〕
以下実施例により本発明を具体的に説明する。
なお各実施列、比較例での諸物性の測定法は下記の方法
による。
曲げ強度: AEITM D 790  の方法による。
アイゾツト衝撃強度: ASTM D 256  の方法による。
(V4′ノツチ付) ピッカート軟化温度: 工So R306の方法による。
メルトインデックス: ASTM D 123’、の方法に準拠した方法による
(skgの荷重下275℃での測定値)参考例1 ポリオルガノシロキサン系グラフト共重合体S−1の製
造: エチルオルソシリケート6重量部、γ−メタクリロキシ
プロピルジメトキシメチルシラン2重量部及びオクタメ
チルテトラシクロシロキサン92重量部を混合し、混合
シロキサ7100重量部を得た。ドデシルベンゼンスル
ホン酸ノー!及びドデシルベンゼンスルホン酸をそれぞ
れ1重量部を溶解した蒸留水300重址部に上記混合シ
ロキサン100重量部を加え、ホモミキサーにて100
00 rpmで予備攪拌した後、ホモジナイザーによF
) 300 k197cm”の圧力で2回通すことによ
り乳化、分散させ、オルガノシロキサンラテックスを得
九。この混合液を、コンデンサー及び撹拌翼を備えたセ
パラブルフラスコに移し、攪拌混合しながら80℃で5
時間加熱した後10℃で20時間冷却した。次いで水酸
化ナトリウム水溶液でこのラテックスのpHを&9に中
和し、重合を完結した。得られたポリオルガノシロキサ
ンゴムの重合率は9(L8%、膨潤度は&8であり、ポ
リオルガノシロキサンゴムの粒子径は114μmであっ
た。
得られたポリオルガノシロキサンゴムラテックス264
重量部を攪拌器を備えたセパラブルフラスコに入れ、窒
素置換をしてから80℃に昇温し、その後スチレン40
重量部及びターシャリ−ブチルパーオキサイドIIL1
6重量部の混合溶液分仕込み30分間攪拌した。さらに
ロンガリット12重量部、硫酸第1鉄10004重量部
、エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム塩0.0008
重量部及び蒸留水5重量部の混合溶液を仕込みラジカル
重合を開始せしめ6時間反応温度を維持した後冷却し重
合を終了した。グラフト重合時のスチレンの重合率は9
2僑であり、又得られたグラフト共重合体のグラフト率
は52%、グラフト効率は78%であった。得られたラ
テックスを、塩化カルシウム1.5重量係濃度の熱水4
56重量部中に滴下することにより重合体を凝固、分離
し、洗浄した後75℃で10時間乾燥して水分を除去し
、グラフト共重合体の乾粉B−1を得た。
参考例2 ポリオルガノシロキサン系グラフト重合体日−2〜B−
4の製造: 参考例1のポリオルガノシロキサンゴムの重合において
グラフト交叉剤としてγ−メタクリロキシプロピルジメ
トキシメチルシランの代りにγ−メルカプトプロピルジ
メトキシメチルシラン2重量部、テトラメチルテトラビ
ニルシクロシロキサン2重量部及びγ−メタクリロキシ
プロピルトリメトキシシラン2重量部をそれぞれ用いる
以外は参考列1と同様の方法でポリオルガノシロキサン
ゴムの重合及びグラフト重合を行い、グラフト共重合体
の乾粉S−2〜B−4をそれぞれ得た。ポリオルガノシ
ロキサンゴムの重合及びグラフト重合の諸物性を第1表
に示す。
参考例3 ポリオルガノシロキサン系グラフト共重合体S−5〜B
−8の製造: 参考例1のポリオルガノシロキサンゴムの重合において
グラフト交叉剤として使用するγ−メタクリロキシグロ
ビルジメトキシメチルシランの使用量を2重量部に固定
し、架橋剤として使用するエチルオルソシリケートの使
用量を第2表に示すように種々変更し、エチルオルソシ
リケートとオクタメチルテトラシクロシロキサンの和が
98重量部となるようにそれぞれ調整して使用する以外
は参考例1と同様の方法でポリオルガノシロキサンゴム
の重合及びグラフト重合を行い、グラフト共重合体の乾
粉S−S〜S−8をそれぞれ得た。ポリオルガノシロキ
サンゴムの重合及びグラフト重合の緒特性を第2表に示
す。
実施例1〜6、比較列1〜3 参考例1〜5で得たポリオルガノシロキサン系グラフト
共重合体43−1〜日−8をそれぞれa3重!に%、ク
ロロホルム中25Cで測定した還元粘度(7sp/Q 
)が(L 59 dt/yのポリ(2゜6−ジlチル−
1,4−〕二ユニン)エーテル44重i%及び荷重5ゆ
で200℃でのメルトインデックスが30f/10分の
ポリスチレン47、7重ISとなる割合でそれぞれ配合
し8f’1類の配合物を調製した(実施例1〜6、比較
例1〜2)。さらに上記ポリ(λ6−シメチルー1.4
−)ユニレン)エーテル48重量係及び上記ポリスチレ
ン52重3%となる割合で配合した配合物を調製した(
比較例3)。
これら9種類の各配合物を二軸押出機(ウニルナ−ファ
ウドラー社g、zsx−so型)にそれぞれ供給しシリ
ンダ一温度280℃で溶融混練しそれぞれペレット状に
賦型した。得られたそれぞれのペレットを乾燥後′射出
成形機(名機裏作所製、5J−35型)に供給しシリン
ダ一温度280℃、金型温度60℃で射出成形し各種試
験片を得た。これらの各試験片及びペレットを用い各種
物性を評価した結果を第3表に示す。
実施例1と比較例3の比較から、実施列1の組成物が耐
@撃性能ならびに流動性が顕著に改善されたことがわか
る。
又、実施例1,2.5及び4の比較から、使用シたポリ
オルガノシロキサン系グラフト共重合体のポリオルガノ
シロキサンゴムの重合時にグラフト交叉剤としてr−メ
タクリロキシプロピルジメトキシメチルシラン及びγ−
メタクリロキシプロピルトリメトキシシランをそれぞれ
用いた実施例1及び4の組成物はグラフト交叉剤として
γ−メルカプトプロピルジメトキシメチルシラン及びテ
トラメチルテトラビニルシクロシロキサンをそれぞれ用
いた実施14J 2及び3の組成物に対してアイゾツト
衝撃強度及びメルトインデックス値のいずれも優れてい
ることがわかる。これけr−メタクリロキシプロピルジ
メトキシメチルシラン及びr−メタクリロキシプロピル
トリメトキシシランをグラフト交叉剤とした場合にグラ
フト効率が高いため、得られるポリオルガノシロキサン
系グラフト共重合体をポリフェニレンエーテル樹脂及び
ポリスチレン樹脂と組合わせて配合しても樹脂組成物の
流動性を阻害することなく耐衝撃性能の向上に寄与する
ためである。
さらに実施例5及び6と比較例1及び2の比較よりポリ
オルガノシロキサンゴムのMHl[が本発明で規定する
範囲内のものである場合には有効な耐衝撃性能改善効果
を示すことがわかる。
実施例7〜14、比較例4〜7 参考例1で得たポリオルガノシロキサン系グラフト共重
合休日−1、前記実施例で用いたポリ(2,6−シメチ
ルー1.4− フェニレン)エーテル及び前記実施例で
用いたポリスチレンを第4表に示す配合割合でそれぞれ
配合し3成分からなる各種配合物を調製した(実施例7
〜14)。
又、前記実施例で用いたボIJ (2,6−シメチルー
1.4−フェニレン)エーテル及ヒポリフタジエン含量
が8重1%でゲル含量1五3重骨上である高衝撃性ポリ
スチレンを第4表に示す配合割合でそれぞれ配合し2成
分からなる各種配金物を見裂した(比較f!AJ4〜7
)。
これら12種類の各配合物を前記実施例で用いた二軸押
出機及び射出成形機知より前記実施例と同じ条件でそれ
ぞれペレット化し、各種試験片を得た。これらの各試験
片及びペレットを用い各種物性を評価した結果を第4表
に示す。
第4表の実施例7〜14の結果から明らかなようにグラ
フト共重合休日−1の配合割合が大きくなると耐衝撃性
能が向上することがわかる。
又、ポリ(2,6−シメチルー1.4−)ユニレン)エ
ーテルの配合割合が大きくなるとビカット軟化温度で示
される耐熱性が向上することがわかる。さらにこれらの
物性を耐衝撃性ポリスチレンを配合した系と比較すると
実施例7と比較例5、実施例13と比較例6、及び実施
例14と比較@7との対比からポリオルガノシロキサン
系グラフト共重合体を配合したポリフェニレンエーテル
樹脂組成物の方がほぼ同一のゴム含量において耐衝撃性
能、耐熱性及び流動性の点で共に優れていることがわか
る。
実施例15、比較例8 実施例7及び比較例5で使用したアイゾツト衝撃強度測
定用試験片を用いて一30℃、−60℃での低温アイゾ
ツト衝撃強度を測定した結果を23℃で測定した結果と
併せて第5表に示す。
第5表の結果から明らかなように本発明のポリフェニレ
ンエーテル樹脂組成物が高衝撃性ポリスチレンを配合し
たポリフェニレンエーテル樹脂組成物に比べて低温衝撃
特性の点で優れていることがわかる。
実施例16、比較例9 実施例7及び比較例5で調製した樹脂配合物のそれぞれ
のペレットを用い、メルトインデックサー内に275℃
にて第6表に示す各所定の時間保持させた後のメルトイ
ンデックスを測定し耐熱安定性を評価した。これらの結
果を第6表に示す。
第6表の結果から明らかなように本発明のポリフェニレ
ンエーテル樹脂組成物が高衝撃性ポリスチレンt−配合
L7’l−、l−’リフェニレンエーテル樹脂組成物に
比べて長時間高温度に保持してもメルトインデックスが
殆んど変化なく耐熱性に優れていることがわかる。
実M列17 参考例1で得たポリオルガノシロキサンゴムラテックス
264重量部を攪拌器を備えたセパラブルフラスコに入
れ、窒素置換会してから65℃に昇温し、その後スチレ
ン30重量部、アクリロニトリル10重量部及びターシ
ャリ−ブチルパーオキサイド11108重量部の混合溶
液を仕込み30分間攪拌した。さらにロンガリットα1
重置部、硫酸第1鉄00002重量部、エチレンジアミ
ン四酢酸二ナトリウム塩江0004yiu部及び蒸留水
5重量部の混合溶液を仕込みラジカル重合を開始せしめ
2時間反応温度を維持した後冷却し重合を終了した。グ
ラフト重合時のスチレン−アクリロニトリル混合単量体
の重合率は98憾であり、又得られたグラフト共重合体
のグラフト率は5重7%、グラフト効率は85憾であっ
た。得られたラテックスを、硫酸マグネシウム2重量部
製度の熱水456重量部中に滴下することにより重合体
を凝固、分離し、洗浄した後75℃で10時間乾燥して
水分を除去し、グラフト共重合体の乾粉8−9を得た。
次に上記のグラフト共重合体の乾粉8−9をa3重iI
k%、前記実施例で用いたボIJ (2,6−ジメチル
−1,4−フェニレン)エーテ重量44重景鴫及び前記
実施例で用いたポリスチレンを47、7重i%となるよ
うに配合した配合物を前記実施例で用いた二軸押出機及
び射出成形機により前記実施例と同じ条件でペレット化
し、各種試験片を得た。これらの各試験片及びベレット
を用い各種物性を評価した結果を第7表に示す。
第7表の結果から明らかなようにポリオルガノシロキサ
ン系グラフト共重合体のグラフト樹脂成分がアクリロニ
トリル−スチレン系であっても耐熱性、耐衝撃性及び流
動性等に優れるポリフェニレンエーテル樹脂組成物が得
られることがわかる。
実施例18〜20 参考例1で得たポリオルガノシロキサン系グラフト共重
合体8−1をa3重量%、前記実施例で用いたポリスチ
レンを47.7重量係及び第8表に示す各種のη、p1
0(クロロホルム中25℃での測定値)を有するボ’J
(2,6−シメチルー1.4−フェニレン)エーテルe
44重量係となるように配合した配合物を前記実施例で
用いた二軸押出機及び射出成形機によシ前記実施例と同
じ条件でペレット化し、各種試験片を得た。これらの各
試験片及びベレットを用い各種物性を評価した結果分用
8表に示す。
第8表の結果から明らかなように各種のη8p/Cを有
するポリ(2,6−シメチルー1.4−7二二レン)エ
ーテルを使用しても本発明の特徴である高い耐衝撃性能
が発現することがわかる。
実施例21〜23 参考例1で得たポリオルガノシロキサン系グラフト共重
合体S−1をa3重量%、クロロホルム中25℃で測定
したり。VCが159 at/ fのポリ(2,6−シ
メチルー1.4−)ユニレン)エーテル44重量係及び
第9表に示す各種スチレン系共重合体を47.7重量係
となるように配合した配合物を前記実施例で用いた二軸
押出機及び射出成形機により前記実施例と同じ条件でペ
レット化し、及び各種試験片を得た。これらの各試験片
及びペレットを用い各種物性を評価した結果を第9表に
示す。
なお第9表中のアクリロニトリル−スチレン共重合体は
アクリロニトリル/°スチレン=30重量%/70重i
%から構成され、DMF中25℃で測定したηsp/c
がα61、メチルメタクリレート−スチレン共重合体は
メチルメタクリレート/スチレン=50重責%750重
1%から構成され、クロロホルム中25℃で測定したη
sp/Cがα54、無水マレイン酸−スチレン共重合体
は無水マレイン酸/スチレン=30重量%/70重量係
から構成され、DMFl中25℃で測定したη8p/c
が0.4のものである。
第9表の結果から明らかなように各種のスチレン系共重
合体を配合した場合も高い耐衝撃性能が発現することが
わかる。
〔発明の効果コ 本発明はポリフェニレンエーテル樹脂、ポリスチレン樹
脂及び本発明で規定する特定のポリオルガノシロキサン
系グラフト共重合体を配合することによシ耐衝撃性、耐
熱性、機械的強度、成形性及び流動性等に優れるポリフ
ェニレンエーテル樹脂組成物とし得たものであり侵れた
効果を奏する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ポリフェニレンエーテル樹脂(A)、ポリスチレン
    樹脂(B)及びトルエン溶媒下で測定した膨潤度が5〜
    15であり、かつグラフト交叉剤が共重合されたポリオ
    ルガノシロキサンゴムに1種又は2種以上のビニル系単
    量体をグラフト重合させたポリオルガノシロキサン系グ
    ラフト共重合体(C)から構成されるポリフェニレンエ
    ーテル樹脂組成物。 2、ポリフェニレンエーテル樹脂(A)が20〜80重
    量%、ポリスチレン樹脂(B)が20〜75重量%及び
    ポリオルガノシロキサン系グラフト共重合体(C)が1
    〜40重量%から構成される特許請求の範囲第1項記載
    のポリフェニレンエーテル樹脂組成物。 3、グラフト交叉剤が一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中R^1はメチル基、エチル基、プロピル基又はフ
    ェニル基、R^2は水素原子又はメチル基、nは0、4
    又は2、pは1〜6の数を示す。) で表わされる(メタ)アクリロキシシロキサンである特
    許請求の範囲第1項又は第2項記載のポリフェニレンエ
    ーテル樹脂組成物。
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