JPH03131544A - 光ファイバ用ガラス母材の加熱炉および製法 - Google Patents

光ファイバ用ガラス母材の加熱炉および製法

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JPH03131544A
JPH03131544A JP2133863A JP13386390A JPH03131544A JP H03131544 A JPH03131544 A JP H03131544A JP 2133863 A JP2133863 A JP 2133863A JP 13386390 A JP13386390 A JP 13386390A JP H03131544 A JPH03131544 A JP H03131544A
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glass
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core tube
optical fiber
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Shinji Ishikawa
真二 石川
Hiroshi Yokota
弘 横田
Hiroo Kanamori
弘雄 金森
Yuichi Oga
裕一 大賀
Ichiro Tsuchiya
一郎 土屋
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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    • Y10S65/90Drying, dehydration, minimizing oh groups

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、光ファイバ用母材の加熱炉および製法に関し
、更に詳しくは、石英系ガラス微粒子体から成る多孔質
ガラス母材を加熱し、透明化する為の加熱炉および方法
に関する。
本発明の加熱炉は、ガラス母材に対する不純物元素の混
入を防止することができ、かつ耐久性の殴れたものであ
る。
〈従来の技術〉 光ファイバ用母材を大量生産する一般的な方法として、
V A D (Vapor Phase 人xialD
eposition)法が知られている。VAD法は、
回転する出発部材、例えばガラス板あるいはガラス棒の
上に、酸水素炎中で生成したガラス微粒子を堆積させて
円柱状の多孔質母材(スート母材)をつくり、この多孔
質母材を焼結して透明な光ファイバ用ガラス母材を製造
する方法である。
VAD法において多孔質母材を焼結し、透明ガラスにす
るには、母材を、不活性気体(例えばヘリウムまたはア
ルゴンガス)雰囲気中で1600℃以上に加熱する必要
がある。
母材の焼結に用いる加熱炉としては、通常カーボン発熱
体を有する加熱炉が用いられている。かかる加熱炉を用
いた焼結に際して特に留意しなければならない点は、銅
や鉄などの遷移元素の混入並びに水分の混入の防止であ
る。遷移元素がガラス母材にI PPb以上混入すると
、得られる光ファイバの損失波長特性が全波長にわたり
著しく損われる。また、水分が母材に0.lppm以上
混入すると、得られる光ファイバの長波長域における特
性が損われる。
そこで、通常、透明化前にまたは同時に多孔質母材を脱
水することが行なわれる。脱水処理として、多孔質母材
を塩素系ガス、フッ素系ガスを添加した不活性ガス雰囲
気中で高温加熱する方法が知られている。フッ素系ガス
を使用する場合は、多孔質母材の脱水を行うのみならず
、同時にガラス母材にフッ素を添加する効果をも有して
いる。多孔質母材中にフッ素を添加すると、光ファイバ
には必須である屈折率分布の調整ができろという利点が
ある。尚、この点に関しては特公昭55−15682号
公報および特開昭55−67533号公報に説明されて
いるが、これらについては後述する。
上記フッ素系ガスを用いた処理は、通常透明化と同時に
または前工程として加熱炉内で行われろ。加熱炉には、
母材の加熱処理中に発生する水分や酸素によりカーボン
発熱体が消耗するのを防ぐため、カーボン発熱体と焼結
雰囲気とを隔離する炉芯管が設置されている。炉芯管と
して、従来アルミナ製のものが使用されていた(例文ば
、特公昭57−40096号公報および米国特許第4.
338.111号参照)。
しかし、アルミナ製の炉芯管を用いると、アルミナの中
に含まれるアルカリ成分が高温で加熱雰囲気に飛散し、
これが多孔質母材表面に付着し、クリストバライト層を
形成するという問題があった。
そこで、炉芯管として石英ガラス製のものが実用化さt
lている。石英ガラス製炉芯管の使用は、アルミナ管の
使用ミニ比し、下記の利へを有する。
■ 桧城的加工梼度が良(、このため雰囲気の気密性が
保をこれ、スート母材の脱水が有効に行なわれろ。
■ 鉄やアルカリ等の不純物が殆んど含まれておらず、
アルミナ管に比し高純度てあ/S。
■ こねを用t1で得られたガラス母材は、アルカリに
より表面失透を起こさない。
■ 熱的な破損(ゲーマルンヲ・ツクによろ破壊)がな
い。
■ フッ素系ガスを用いた場合に、AIF等の不純物ガ
スの発生がない。但し、SiF4ガスの発生はあるが、
ガラス母材への不純物としての悪影響は及ぼさない。
尚、石英ガラス製炉芯管を利用した方法については、特
公昭58−58299号公報、同58−42136号公
報および特開昭6086049号公報に詳細に示されて
いる。
しかし、石英ガラスに銅や鉄が含有されていると、脱水
処理雰囲気中の塩素系ガスと銅または鉄とが下記式に示
す様に、容易に化学反応して揮散性の塩化物を生成し、
多孔質母材に侵入して、最終的に得られる光ファイバの
損失特性を著しく損なうという新たな問題も生じている
Cl CuO−一−ム→  CuCl Cl Fe0  −m−」し→  FeC1 また、高温下において、銅は容易に石英ガラス中に拡散
する性質があるため、加熱炉本体や発熱体から揮散する
銅が炉芯管を透過し、ガラス母材中に混入するという問
題もある。
更に、フッ素系ガスは高温で分解もしくは反応し、Fガ
スやHFガスを生成する。これらのガスは、下記式に示
すように石英ガラスと反応してS i F、ガスを生成
し、この反応により石英ガラスがエツチングされる。
SiO+2F  −= SiF +0 3iO+4HF  −4SiF4+2H20このため石
英ガラス内部に存在していた銅や鉄が石英ガラスの表面
に現われ、多孔質母材へ侵入する原因となる。また、エ
ツチングにより石英ガラス製炉芯管にピンホールが生じ
、外気の混入や雰囲気ガスの炉外への漏出の原因ともな
り、製造工程上悪影響を招く結果になる。
加えて、石英ガラス管には高熱で変形し易いという重大
な問題点が存在する。ちなみに、温度1300℃程度で
も長時間保持すると、粘性流動により変形が起きてしま
う。また、1150℃以上で長時間使用すると失透を起
こし、−度炉の温度を下げると、ガラス層と失透層の間
に熱膨張係数差に由来するヒズミが生じ、破壊されてし
まうという欠点を有していた。
ところで、光ファイバ用ガラス母材はコア部とクラッド
部とからなっており、コア部は中心部にあって、光を伝
送し易(するためにクラッド部より屈折率を高くしであ
る。例えば、第1図[、)および(blにそれぞれ示さ
れた屈折率差(Δn)を有するシングルモードファイバ
およびマルチモードファイバの構造で(よ、A部はコア
部、B部はクラッド部に相当する。
クラッドとコアとの間で屈折率差を形成するには、コア
の屈折率を上げるか、クラッドの屈折率を下げろか、あ
るいは両者を組み合わせればよい。
なお、本明細書において「屈折率差」は、あるガラスの
屈折率と純シリカの屈折率との差である。
コア部の屈折率を上げるには、通常屈折率上昇用ドーパ
ントとしてGem2. Al!203. TiO2など
を石英ガラスの合成時に添加して、Ge。
AI、Tiなどの原子をガラスに添加する。しかし、上
記のような酸化物を添加すると、次のような欠点が生じ
る。
ドーパント添加量に比例してドーパントに由来する光散
乱(レイリー散乱)も増加し、光伝送上好ましくない。
またドーパントを多量に添加すると、ガラス母材中に気
泡や結晶相が生じる。例丸ば、GeO2を用いろ場合に
は、GeOガスに起因する気泡が生じ易<、Ag。
を用いろ場合にはAl2O3結晶のクラスターが発生し
易い。このような気泡や結晶相は、得られる光ファイバ
の光伝送特性にとって、また強度にとって好ましくない
それ故、コア部のガラス組成は、純石英ガラスとするか
、できる限りドーパント量を少なくした石英系ガラスと
することが好ましいことが理解できよう。
コア部にドーパントを添加することに伴う上記の種々の
問題を克肥し、かつコア部とクラッド部との間に屈折率
差を形成する方法の1つとして、屈折率を下げろ作用を
有するフッ素をクラッド部の石英ガラスに添加した光フ
ァイバ用ガラス母材が提案されている。
フッ素をドーパントとして用いることの利点の一つとし
ては、クラッド部の屈折率を純石英の屈折率より低くで
きるので、純石英もしくは少量のドーパントを添加した
石英系ガラスからコア部を形成できる点が挙げられる。
第2図は、クラッド部にフッ素を添加した石英系ガラス
ファイバの構造を示すものである。
このような構造とすると、光の通る部分であるコアでの
ドーパントに由来ずろ光の散乱(レイリー散乱)は小さ
くなり、光伝送路として好ましい結果が得られろ。
またフッ素は、GeO3などのドーパントに比べ資源的
に豊富で、かつ原料の精製が容易である点でも経済的に
有利である。加えて、フッ素系ガスは屈折率調整のため
のドーパントとしてのみならず、スート母材中に含まれ
る水分を除去する脱水剤として優れている点もその特徴
の一つである。
石英ガラス中にフッ素を添加(ドープ)する方法として
は、すでにいくつかの方法が提案されている。
まず、特公昭55−15682号公報には、ガラスを気
相合成する工程において、フッ素系ガスを供給してガラ
ス中にフッ素を添加する方法が記載されている。この方
法によれば、確かにガラス中にフッ素が添加されるもの
の、ガラスの堆積効率およびフッ素の添加効率(ドーピ
ング収率)が共に低いという欠点がある。
その理由は、酸水素炎を用いる火炎加水分解法では、火
炎中に存在する水分とフッ素系ガス、たとえばSF6が
、反応式(1)。
SF +3HO−→SO+6HF     (11に従
って反応して、フッ化水素(HF)ガスを生じろためと
考えられる。生成したHFガスは安定である為、高温下
では水分のある限り、殆んどのフッ素系ガスはHFガス
に変換されてしまい、わずかに残されたフッ素系ガスの
みがドーパントとして利用できるにすぎない。
更に、HFは、ガラス、特に石英を侵食する作用があり
、火炎中に生成したガラス微粒子と容易に下記反応式(
2)および(3)に従って反応し、生成ガラス微粒子が
消耗されてスートの堆積効率が低下する: S i O2[s)+2 HF[g) →S i OF
2(g)+H20(g)    [2]S i 02(
sl+ 4 HF(g)→ S i F4(g)+ 2
 H2O(g)    (3)[式中、(s)は固体を
、(g)は気体を示す。]従って、フッ素系ガスの添加
量を増やすとスートの堆積速度はかえって低下してしま
うことになる。
次に、特開昭55−67533号公報には、火炎加水分
解法でガラス微粒子を合成し、堆積させてスート母材を
作製し、得られたスート母材をフッ素ガスを含む雰囲気
で熱処理することによりフッ素をスート中にドープし、
これによりフッ素が添加されたガラス母材を得る方法が
示されている。
しかし、この方法もいくつかの不都合な問題を有してい
る。該公開公報に記載の方法の一つの態様では、スート
母材をフッ素系ガスを含む雰囲気で1000℃以下の温
度で処理しているが、フッ素添加の速度が遅く、さらに
時として、得られたファイバー中にCuやFeが存在す
ることがあった。CuやFeは伝送損失増加の原因とな
る吸収損失を起こすことが知られている。
更に、スート母材を、1400℃以上の温度でフッ素系
ガスを含むガス雰囲気中で処理することも記載されてい
るが、得られたガラス母材の表面ばエツチングされ、雰
囲気を保つための炉芯管、たとえば石英製炉芯管もエツ
チングで著しく損陽されろ場合があった。
このようなエツチングは、炉芯管中の不純物がスート母
材中へ混入するのを促進する一因ともなっていたと考え
られる。
さらに、上記方法で得られる光ファイバでは、水酸基に
よる吸収損失が経時変化し、温度が高くなるとこの吸収
損失増大が著しくなる、という問題点も有している。
上記問題点を解決する為、特開昭60−239337号
公報には、フッ素系ガスとしてS i F4を用いろ方
法が開示されている。
S i F4は、スート母材および石英ガラス製炉芯管
をエツチングしない唯一のフッ素系ガニであり、石英ガ
ラス製炉芯管のエツチングによる破損を発生させない。
しかしながら、かかる石英ガラス製炉芯管は、上述のよ
うな欠点に加え、次のような欠点も有している。すなわ
ち、アルカリ、銅などの不純物を透過する、わずかな水
分でも存在すると、水分がS i F4と反応してHF
を生成し、これが石英ガラス製炉芯管をエッチングする
ので、炉芯管材料内に存在する不純物がスート母材を汚
染する可能性がある。不純物の透過は、炉全体を高純度
の材料で内装することで防止できるものの、炉の製作費
が高くなり、経済的でない。炉芯管のエツチングについ
ては、スート母材や炉内に水分がない様に充分乾燥させ
た後、S i F、を炉内に送り込む必要があり、気密
な設備や慎重な操作を要する。
ところで、フッ素系ガスや塩素系ガスと反応し難い材料
としてはカーボンが考えられる。
カーボンは、石英と反応し易いガスであるSF、、 C
2F、、 CF4などとも反応しない。もちろんS i
 F4とも反応しない。
事実、特公昭56−28852号公報に於て、原体的な
実施例は開示していないものの、カーボン炉芯管がCF
、、SiF、ガスなどのフッ素系ガス雰囲気で使用でき
ることを示している。
しかしながら、カーボンには次のような欠点がある: (1)  カーボンは徹細な気孔を持っているため、気
体を容易に透過する。ちなみに、カーボンについての窒
素の透過率は、石英ガラスに比べて106倍も大きい。
(2)  カーボンは酸化され易<、400℃以上で酸
素と容易に反応してCO2またはCOガスとなってしま
う。
上記のように、カーボンはガス透過性の極めて大きな素
材のため、壁を通してガスの出入りがあり、外気の水分
が壁を通して侵入する。その為、得られろガラス母材は
、多くの水分、すなわち水酸基を含む。またC14.S
iF。
などのガスが逆に壁を通して炉外へ放出され、作業環境
を悪くする恐れがある。また、系外からの不純物(たと
えば、Cu、Feなと)の侵入の恐れもある。カーボン
の厚みを厚くすることで、これら欠点はかなり改善され
るものの、完全とは言いがたい。
以上のように、従来法によるクラッド部の石英ガラスへ
のフッ素添加には、種々の困難な問題があった。
本発明は、このような現状に鑑み、光フアイバ用母材の
脱水、透明化、フッ素添加処理に使用されろ従来の炉芯
管の問題点を解決すると共に、更に炉芯管への大気の混
入を防止した長寿命の光ファイバ用母材の加熱炉及びそ
の製造方法を提供することを目的とするものである。
〈発明の構成〉 本発明者らは、上記問題点を解決すべく鋭意研究の結果
、炉芯管の内外壁を高純度炭化ケイ素層とした炉芯管を
使用すれば高温下で、フッ素系ガス、塩素系ガスなどの
腐食性ガスを用いても炉芯管の劣化はないことを見い出
した。これは、内壁が高純度炭化ケイ素で被覆されてい
るから、フッ素系ガス、塩素系ガスとの反応が起きない
ためであり、また、炉一体、ヒーターに含まれる不純物
は外層で遮断可能であるためでもある。そのため、従来
の炉芯管に比べ、寿命が著しく長くなることが見い出さ
れた。
すなわち、本発明の要旨は、石英系ガラス微粒子体から
成る光ファイバ用多孔質ガラス母材を、加熱処理するこ
とにより透明化して光ファイバ用ガラス母材とする加熱
炉であって、発熱体および発熱体の内側に配置されて加
熱雰囲気と発熱体とを隔離する炉芯管を有して成り、炉
芯管の少なくとも内層が高純度炭化ケイ素から形成され
ていることを更に有する光ファイバ用母材の加熱炉に存
する。
従って、本発明の態様の炉芯管の例として、高純度炭化
ケイ素から形成した内層を有する炉芯管、あるいは高純
度炭化ケイ素から形成した内層および外層を有する炉芯
管を挙げろことができる。
本発明の加熱炉に使用する高純度炭化ケイ素としては純
度が99.999%以上であり、特に鉄含有景が数pp
m以下、銅含有量が1 ppI11以下のものが好まし
く用いられろ。
本発明のm熱炉では、炉芯管基材に高純度炭化ケイ素の
層を形成する。高純度炭化ケイ素層を形成する方法とし
ては、気相反応による膜形成方法(CVD法)、例えば
プラズマCVDコート、化学的なCVDコートなどの方
法が、高純度かっ縁密な膜を形成できるので好ましい。
形成する高純度炭化ケイ素層の厚さは、炉芯管の使用温
度、炉芯管内の雰囲気に応じて適当に選択できるが、−
船釣には少なくとも1μm1好ましくは少なくとも5μ
m1より好ましくは少なくとも25μm1例えば50μ
mである。
炉芯管の基材に使用する材料としては、カーボン、アル
ミナ、SiC焼結体などを挙げろことができるが、好ま
しくはカーボン、特に高純度カーボンが好ましい。
炉芯管の基材として高純度カーボンを使用する場合、カ
ーボンの純度は一般に全灰分が50ppm息下、好まし
くは20ppm以下である。
例えば全灰分が1000 ppmであるカーボンは、鉄
または銅などの不純物の面から、本発明の炉芯管には使
えない。全灰分が20 ppm以下のカーボンに含まれ
る不純物およびその量は、例えば次表の通りである。
第1表 本発明の炉芯管を用いた場合に、フッ素添加の為に使用
されるフッ素系ガスとしては、ケイ素フッ化物(たとえ
ばS i F、、 SF6など)炭素フッ化物(たとえ
ばCF、、 02F6. C3F、。
CCj2F2)などが好ましく、就中、S i F4が
特に好ましい。酸素を含むフッ素化合物は好ましくない
ここで、本発明の基礎となった実験および概念について
説明する。言うまでもないが、息下に述べる概念;よ、
本発明に有効な実験による知見を得て、初めて説明でき
たものであって、予め容易に類推できるものではなかっ
た。
耐熱性の検討 実験1: 内(l 100 ml′I+、長さ300mm、厚さ2
 mmの石英ガラス製炉芯管を窒素雰囲気下、1500
℃で加熱し、1昼夜この温度に保持したところ、炉芯管
は引伸び、長さ400 mmになってしまった。
この石英管を室温まで降温したところ、5IO2ガラス
のクリストバライト化による破壊が確認された。
実験2: 内径100mm、長さ300mm、J!iEさ5 mm
のカーボン管を窒素雰囲気下、1700℃で加熱し、1
昼夜この温度に保持したが、カーボン管の変形は起きな
かった。
また、カーボン管を室温まで降温しても熱破壊は起きな
かった。
実験3: 実験2と同一形状の純度99.99%の炭化ケイ素管を
実験2と同様の条件下で加熱したところ、炭化ケイ素管
の変形は起きなかった。
また、炭化ケイ素管を室温まで降温しても熱破壊は起き
なかった。
耐酸化性の検討 実験4: 外側表面にCVD法による高純度炭化ケイ素層(純度1
00%、厚さ100μm)を形成したカーボン板を、窒
素80%および酸素20%の雰囲気下、1500℃で3
時間加熱したが、表面の酸化は起きなかった。
実験5: カーボン板に炭化ケイ素層を形成しない以外は実験4と
同様にして処理したところ、カ−ボン板の重量減および
酸化によるCOの発生が著しかった。
耐蝕性の検討 実験6: 炉内を5iF410%を含むヘリウム雰囲気とし、CV
D法で厚さ40 pmに高純度炭化ケイ素層(純度10
0%)を表面に形成したカーボン板を1400℃で10
時間加熱処理したが、炭化ケイ素層に腐食は認められな
かった。
以上の実験1〜6から、次のことが明らかになっtこ。
i)炭化ケイ素およびカーボンは、石英ガラスに比べて
極めて高温に耐え得る。
11)  カーボンは02存在下で酸化されるが、高純
度炭化ケイ素によりカーボンを被覆した場合、カーボン
は勿論のこと、炭化ケイ素も酸化されない。
ii)高純度炭化ケイ素はS i F4ガスに対して1
400℃耐蝕性を有する。
この実験に基づき、炉芯管の中で多孔質母材を高温で加
熱処理する際に用いる炉芯管としては、少なくとも内層
として高純度炭化ケイ素層を有する耐熱炉芯管、例えば
内層として高純度炭化ケイ素を有するカーボン基材炉芯
管を用いることが適しており、特に、フッ素系ガスを使
用する場合にはそうであることが判った。
本発明において、石英系ガラス微粒子体から成る多孔質
ガラス母材(以下、「スート母材」とも言う。)には、
典型的には次のような構造のスート母材が包含されろ。
1、 母材全体がガラス微粒子体からなるスート母材ま
たは中空のスート母材。前者の場合、スート母材を透明
化した後、中心部に孔をあけ、そこへコアとなるガラス
微粒子を挿入し、最終的にガラス母材を製造する。
2、 ガラスコアの周囲にガラス微粒子体を堆積させた
スート母材。
3 ガラスコアの周囲に予めクラッドの一部となるガラ
ス層を形成した上にガラス微粒子体を堆積させたスート
母材。
スート母材は、一般に火炎加水分解法で製造されたもの
で、粒径0.1〜0.2μmのガラス微粒子から成る。
以下、添付図面を参照して本発明の特に好ましい態様に
ついて説明する。
第3図は、本発明の第1態様の、光フアイバ用母材の加
熱炉の一例を示す概略断面図である。第3図中、1は多
孔質母材、2は支持棒、3は炉芯管、4は発熱体、5は
炉本体、6は不活性ガス導入口、7は雰囲気ガス(例え
ばSF、ヘリウム等)の導入口である。31はカーボン
炉芯管基材で、32は高純度炭化ケイ素コーティング層
である。図示した態様では、高純度炭化ケイ素層32は
炉芯管3の内層および外層として存在する。
第4図は、本発明の第2態様の、光フアイバ用母材の加
熱炉の一例を示す概略断面図である。この態様では炉芯
管の外壁を介して外部から不純物が浸透するのを防止す
るために、気体透過率の小さい耐熱性材料、例えばセラ
ミックスまたは金属により作られ、中に炉芯管を挿入で
きるようになっている炉芯管内挿部材10に、炉芯管3
が挿入されている加熱炉である。炉芯管3は、少なくと
も内層は高純度炭化ケイ素により形成されている(図示
せず)。
炉芯管内挿部材10に使用するセラミックスまたは金属
としては、窒素透過率が1O−6ct/secのオーダ
ーまたはそれ以下のものが好ましい。セラミックスとし
ては、炭化ケイ素の他、石英ガラス1,1203. B
Nなどを例示できる。
本発明の第3の態様で;よ、炉芯管は、取り外し可能に
接続された上部、中央部および下部から成り、少なくと
も該中央部は高純度カーボンから形成され、該上部およ
び下部は一耐熱耐蝕性材料から形成されている。
この第3の態様の概略断面図を第5図に示す。加熱炉本
体5の内側に、発熱体4が設けられろと共に、炉体中央
に炉芯管3が設けられている。
該炉芯管3は、上部炉体34、中央部炉体35および下
部炉体36から成り、それぞれは適当な手段、例えばネ
ジ止めなどにより取り外し可能に接続されている。炉芯
管の中央部炉体35の少なくとも内層は、高純度炭化ケ
イ素后32により形成される。
炉芯管の上部炉体34および下部炉体36は、中央部炉
体35炉体はど高温とはならないので、中央部炉体35
はど純度を上げる必要はなく、ガス不透過性さえあれば
よい。従って、(第5図に示すように)上部炉体34お
よび下部炉体36炉体の少なくとも内層として高純度炭
化ケイ素層32を形成してもよいが、経済的には通常の
炭化ケイ素、即ち、先に規定した高純度炭化ケイ素はど
の純度を有さないもの、例えば純度99.9%のもので
作るのが好ましい。また、上部34炉体および下部炉体
36は、一般に1000℃以下にしか加熱されないので
、フッ素系ガスによる腐食に弱い石英材を使用して作る
ことも可能である。但し、この場合も鉄および銅、特に
銅に関する不純物濃度には留意を要し、0.lppm以
下であることが望ましい。
中央部の少なくとも内層が高純度炭化ケイ素から作られ
た本発明の炉芯管は、ハロゲン系ガス、例えばS i 
F4. S i2F、、 CF4.02F6と反応しな
いので好適であり、しかも抜群の耐熱性を有している。
第3図、第4図および第5図に示すような加熱炉では、
ガラス体を炉芯管内に出し入れする時に、炉芯管内に大
気(作業室の雰囲気)が混入する。
第6図は、大気の混入量を測定する実験に使用する装置
の概略図であるが、この装置は炉芯管101、パージガ
ス入口102、ガス採取管103、酸素濃度測定装置1
04及びポンプ105を有する。炉芯管101の内径は
150mmであり、ガス採取管の先端は炉芯管の開口部
より1m入った点に固定されている。
結果を第7図のグラフに示す。縦軸(よ炉芯管内の酸素
濃度(%)を示す。このグラフから明らかなように、炉
芯管中に大気が混入しており、パージ窒素ガス流量を増
やしたとしても大気混入を防止することは不可能である
ことがわかる。
このような大気の混入があると、次の様な問題を生じる
。第1に、炉芯管内が大気中のダストにより汚染される
。ダストは、5in2゜Ai+20.、 Na2O,F
e2O3等で構成されており、このうちAl2O3,N
a2Oは母材失透の、Fe2O,は伝送損失増加の原因
となる。
このような、炉芯管内への大気の混入の防止は、本発明
の第4の態様の加熱炉により達成されろ。即ち、本発明
の第4の態様の加熱炉は、発熱体および炉芯管に加え、
多孔質ガラス体を収納し且っ炉芯管に出し入れするため
の前室を有する。
第8図に、前室11を有する第5図と同様の加熱炉を示
す。この加熱炉を使用する場合、処理すべき多孔質ガラ
ス母材1を前室11:こ要れて前室の上蓋を閉じ、間仕
切り16により仕切られた前室11を窒素置換する。次
に、間仕切り16を開き、予め雰囲気ガスにより置換し
ておいた炉芯管3に多孔質ガラス母材を挿入した後に間
仕切りを閉じて加熱処理を実施する。加熱処理が終了す
ると、間仕切りを開いてガラス体を前室11に移動して
間仕切りを閉じ、その後、前室11の上蓋を開いてガラ
ス母材を取り出す。
前室11ば800℃に加熱すること及び10−2トール
に減圧することが可能であることが好ましい。
前室11は、高温に耐えかつ不純物を発生しない材料、
例えば、石英ガラス、SiC。
SiN4.BNからできていることが好ましい。
前室11は、炉芯管と同様の材料からできていてもよく
、または異なった材料からできてもよい。
前室11を減圧状態にするためには、ロータリーポンプ
を使用する。ポンプオイルの逆流を防ぐため、液体窒素
トラップをポンプと前室11の間に使用することもある
。前室11の上部には、磁気シールを使った回転導入機
構が設けられている。
さて、炭化ケイ素は長期間1500℃以上の高温にさら
すと組成の変化が生じる。この変化は、以下の反応式に
より表されろ反応によるものであると考えられる: S i C[s)      S i(f+)+C(s
)[式中、(1?lは液体を示す。] ケイ素は、S i F4等のフッ素系ガスと反応するた
めに炉芯管は僅かながら消耗することになる。消耗する
位置は、図面中のヒーター4によって加熱される部分で
あり、炉芯管3の上部炉体34および下部炉体36につ
いて考えろ必要はない。そのため、上述の本発明の第4
の態様のように炉芯管3を3段構造にすると、消耗した
中央部炉体35のみを交換するだけで十分であり、炉芯
管3の経済性にとって好ましい。
高純度炭化ケイ素は、単独では高純度かつ長尺の管を作
製することが技術的に困難である。そのため、長尺の基
材にCVD法等の手法で高純度炭化ケイ素をコーティン
グしたものが好ましい。この場合の基材としては、先に
説明したようにカーボンが特に好ましく、炭化ケイ素と
の熱膨張率の差が小さいので炭化ケイ素コーティングの
クラックが生じにくいという利点がある。また、カーボ
ンは2000℃以上の高温でハロゲンガスにより高純度
化することが可能であり、炉芯管の純度の点からも望ま
しい。
本発明の別の要旨は、石英系ガラス黴粒子体から成る多
孔質ガラス母材を、少なくとも内層が高純度炭化ケイ素
から形成されている炉芯管を有する加熱炉中、不活性ガ
スとハロゲン化ケイ素との混合ガスを導入した気体雰囲
気中で加熱処理することにより、脱水処理し同時にまた
はその後、多孔質ガラス母材を透明化することを更に有
する光ファイバ用ガラス母材の製造方法に関する。
加熱炉としては先に説明した本発明の各態様の炉芯管を
有する加熱炉を使用できる。
ここで、本発明に係る脱水処理する混合は、ヘリウム(
He)、アルゴン(Ar)、窒素(N2)等の不活性ガ
スに、ハロゲン化ケイ素やハロゲン系ガス等を含有させ
た混合ガスないう。
次に本発明に到った実験例について説明する。
実験7: SiCコーティングを100μm施したカーボン製板を
、1500℃の高温下、脱水・高純度ガスとして不活性
ガス(He)100容景%に対して5iCl、2.5容
景%含有させた雰囲気ガス中で、10時間に亙って加熱
処理した。
この処理後のSiCの重量減少は1%と少なかった。ま
た、処理SiCの比表面積は0.1m”7gであり、S
iCコーティング初期との差は全くみられなかった。
実験8: 脱水・高純度ガスを不活性ガス100容景%に対して5
i(J、3容景%、(J21容量%とした以外は、試験
例7と同様に操作しtコ。
この処理後のSiCの重量減少は1.4%と少なかった
。また、処理SiCの比表面積は0.]5rn″/gで
あり、SiCコーティング初期との差は全くみられなか
った。
実験9: 脱水・高純度ガスを不活性ガス1. OO容量%に対し
てCJ21容景%とした以外は試験例7と同様に操作し
た。
この処理後のSiCの重量減少は71%とSiCが完全
に分解したことを示した。また処理SiCの比表面積は
5oorn’/gであり、30人の大きさの気孔の存在
を確認した。
以上の実験7〜9の実験結果より、次のことが明らかに
なる。
(1)高温下で、SiCはC12と反応するが、5iC
jとはほとんど反応しない。
(2)脱水・高純度ガスのC12にSiCl4を混合さ
せることで、SiCとC12との反応が抑制される。
以上の結果より、C12による3iCの腐食を防止する
ためには、脱水・高純度処理は5iCJ4雰囲気中にず
ろか、或いはC12雰囲気中にSiCl4を混合させる
と良いことが判明された。この事実は以下の平衡式によ
って説明し得る。
SiC+2C12!SiC/4+C・・・(1)上記(
1)の反応がSiCの04!2による腐食反応全増加さ
せればよいこととなる。
(脱水処理工程) 上記結果をふまえて本発明で高純度炭化ケイ素層を有す
るカーボン炉芯管を用いて、脱水処理用ガスとして、不
活性ガスとハロゲン化ケイ素との混合ガスを使用する際
には、この混合ガスの割合は、不活性ガス100容量%
に対してハロゲン化ケイ素が0,3〜10容量%、好ま
しくは2〜5容量%含有するのが好適である。これはハ
ロゲン化ケイ素が0.3容量%以下であると、脱水能力
が十分でなく、また、10容量%を超えるとその添加効
果が薄れてしまうからである。
また脱水処理する混合ガスとして、不活性ガス、ハロゲ
ン化ケイ素及びハロゲン系ガスの混合ガスを利用する際
には、不活性ガス100容量%に対してハロゲン化ケイ
素が0.3〜10容量%、ハロゲン系ガスを0.1〜1
0容量%含有するのが好適である。これはハロゲン系ガ
スを10容量%以上含有させると、SiC膜の劣化が進
むために好ましくなく、また0、1容量%以下であると
添加効果が発現されないからである。
なお、このハロゲン系ガスの添加は脱水能力を更に高め
るために用いるのに好適である。
また、脱水処理を効率的に行うための加熱温度は900
〜1200℃である。これは900℃以下であると脱水
・高純度化処理反応が不十分となるからであり、一方、
1200℃以下では、多孔質ガラス体の収縮が起り、脱
水処理する混合ガスの多孔質ガラス母材内への拡散や、
多孔質ガラス母材内部からの除去すべき不純物の揮散が
抑制されるためである。
ところで脱水処理する混合ガスにハロゲン系ガスを混合
させた場合にSiC膜の劣化を防止する他の手段として
、多孔質ガラス母材を予め石英製炉芯管を有する加熱炉
中で脱水処理したのちに、該多孔質ガラス母材をSiC
コート炉芯管で加熱処理する方法が考えられる。
石英製炉芯管では、CI2等のハロゲン系ガスによって
も腐食されることはないが、前述したように1200℃
以上の高温にすると結晶化により降温できないという問
題が生じるため、これを回避するために石英炉芯管での
脱水処理は、1100℃以下で実施することが望ましい
(フッ素添加工程) 次に高純度炭化ケイ素層を有する炉芯管を用いて脱水処
理した多孔質ガラス母材に、フッ素を添加することにつ
いて説明する。
上記脱水・高純度化処理したSiC膜32を有する炉芯
管3を高温に保ち、炉芯管内をフッ素化合物ガスと不活
性ガスとの混合ガス雰囲気とし、上記処理した多孔質ガ
ラス母材を保持するか或いは通過させその加熱温度を1
400℃以下とすることにより該多孔質ガラス母材にフ
ッ素を添加している。
本発明の方法において用いるフッ素添加用ガス種として
はケイ素フッ化物(例えばSiF、。
Si2F6など)または炭素フッ化物(例えばCF、。
02F6. C3F8など)を使用できるが、中でもS
 i F、が最も適している。S i F4は、炭化ケ
イ素に対して1400℃まで確実に腐食しない。
しかし、スート母材を乾燥せずに、SiF4を用いた場
合、S i F、と母材中のH2O等の反応により、0
゜およびHF等が発生することがある。
HFは、炭化ケイ素を1000℃以上で腐食するため、
HFの発生を避ける必要がある。
そこで、フッ素添加処理に先立ち、母材を乾燥すること
が望ましい。スート母材の乾燥(または脱水)は、スー
ト母材が収縮しない加熱条件下で、塩素系ガス、例えば
ケイ素塩化物および炭素塩化物、特にCCI!4.5i
(J4などの酸素を含まない塩素系ガスを好ましくは1
0モル%以下の割合で含む不活性ガス(たとえば、アル
ゴンまtこはヘリウム)雰囲気下で行えばよい。脱水処
理温度は、通常800℃〜1200℃程度である。CI
は900℃以上でSiCと反応してS i Cl、を生
成するので、使用は出来ない。
勿論、脱水処理をフッ素添加と同時に行うこともできる
が、上記のような理由および脱水効果の点から、フッ素
添加に先立って行うのが好ましい。
SiFによる多孔質ガラス母材へのフッ素添加は、10
00℃またはそれ以上の温度、好:!L<+11100
〜1400℃において効率的に行うことができろ。フッ
素添加は、多孔質ガラス母材の収縮が完了する以前に、
充分実施しなければならない。フッ素が充分に添加され
ない状態で収縮してしまった場合、多孔質ガラス母材全
体にフッ素が添加されず、不均一にフッ素添加が行なわ
れ、フッ素添加量に分布が生じろ。
以下、本発明の方法をより詳細に説明する。
り孔 ガラス母材の作1 火炎加水分解反応によって、石英ガラス微粒子体を生成
させるには、第9図(alに示すように、石英製同心多
重管バーナー41を用し)て、酸素42、水素43と原
料ガスとしてのSiCl,またはSiCl4とドーパン
ト化合物(を二とえば、Ge(J4)との混合ガスを、
不活性ガス(たとえば、アルゴンまたはヘリウム)をキ
ャリヤーガスに用いて導管45を介して酸水素炎の中心
に送り込み、反応させれ(fよし)。
原料ガスがバーナー41の先端から数mm離れた空間で
反応するように、遮蔽用として不活性ガスを入口44か
ら流す。多孔質ガラス母材のロッドを得る場合ζこは、
回転するシードロッド46の先端から軸方向ζこガラス
微粒子を堆積させろ。また、バイブ状多孔質ガラス母材
を得る場合には、第9図(b)(こ示すように、回転す
る石英棒あるいは炭素棒46の外周部にバーナー48を
トラア/<−スさせな力9らガラス微粒子体を積層させ
た後、中心部材46を除去する。なお、46はコア用ガ
ラスロッドでもよく、この場合tよ中心部材を弓1抜く
必要はない。またバーナー48(よ複数本使用してもよ
い。
以上の様にして得られた多孔質ガラス母材は、例えば第
10図(a)〜(clに示すような構造を有している。
Aはコア部、Bはクラッド部に対応する。第10図中、
(atは、G e O2添加ステップインデックス型の
場合、(b)は5i02コア、ステップインデックス型
の場合、[C)は、GeO2添加グレーテッドインデッ
クス型の場合の多孔質ガラス母材の構造を示している。
孔 ガラス母 へのフッ素添加および透明化(焼結) 上記方法で得た多孔質ガラス母材を、tことえば第5図
に示すような炉芯管(上部および下部フランジ並びに円
筒マツフル)内において、ヒータの上部にあたる位置で
待機させ、炉芯管内を5iCI!4ガスを1%〜5%添
加したヘリウム雰囲気とし、ヒータの温度を上昇させ、
1050℃に達した時点より多孔質ガラス母材を2〜1
0mm1分程度の速度で降下させろ。多孔質ガラス母材
全体がヒータを通過した後、多孔質ガラス母材の降下を
停止し、次に5iC4’4ガスの供給を止め、代わりに
S i F。
を含むヘリウム雰囲気とした後、ヒータ温度が1650
℃に達した時点から、今度は多孔質ガラス母材を4胴/
分の速度で上昇させながら、フッ素を添加すると同時に
透明ガラス化する。得られたガラス体の構造は、フッ素
が添加されたことでコアおよびクラッド部の屈折率が低
下して第11図(al〜(e)のようになる。
第11図中、(a)は、Gem2− Sin□−F )
 y、5iO2−Fクラッドステップインデックス型の
場合、[b)は5IO2コア、S i O2−Fクラッ
ドステップインデックス型の場合、(C)は、GeO□
−8iO□−Fコア、S i O2−Fクラッドステッ
プインデックス型の場合のガラス体の構造を示している
次に、実施例を示し、本発明を更に具体的に説明する。
く実 施 例〉 以下、本発明の好適な一実施例を説明する。
友MN工 前述した第3図に示す内層、外層にSiC膜32を有す
る炉芯管3を有する加熱炉を用い、この炉芯管3中に多
孔質ガラス母材1を押入し、炉温1100℃、脱水・高
純度ガスとしてHe51/分、SiCl!300 cc
/分の割合で流し、上記多孔質ガラス母材1を下降速度
5間/分の速度でヒータ部を通過させ脱水を行った。引
き続き、炉温を1650’l::に上げHe 5 j 
/分子で2間/分の速度でヒータ部を通過させ、透明ガ
ラス化を行った。
得られたガラス母材を光ファイバ用ガラス母材に線引き
したところ、光ファイバの残留水分は10ppb以下で
あり、水分が全く無いのが確認された。また、波長損失
を測定した結果、遷移金属(Fe、 Cu、 Cr、 
Ni ) ニ由来する吸収増は全くみられなかった(第
12図■参照)。
上記処理工程を30本の多孔質ガラス母材について行っ
た。
処理後の炉芯管表面の状態を観察したが、高純度炭化ケ
イ素コーティング層の劣化はみられなかった。
比較例1 脱水・高純度ガスとしてHe 517分、Cl2200
ce/分とした以外は実施例1と同様に第3図に示す加
熱炉を用いて操作した。
この処理工程を10本の多孔質ガラス母材について行い
、光ファイバに線引きした。この光ファイバの残留水分
を測定したところ、3木目以降に処理したものは、残留
水分が0.2〜1 ppmと多かった。また、光ファイ
バの波長損失特性を測定したところ、OHの吸収(1,
4μm)のみならず、Cu  に起因する0、85μm
に吸収ピークを持つ損失増が3〜10 dB / km
存在しているのを確認した(第12図■参照)。
また、10本の多孔質ガラス母材を脱水透明ガラス化処
理後の炉芯管及び炉本体内を観察したところ、炉芯管加
熱領域の高純度炭化ケイ素コーティング層32は完全に
変化しており、更に炉本体のヒータ部の電極部分(Cu
製)にはC12による腐食でCu C12の緑色結晶が
付着していた。
実施例2 厚さ50μmの高純度炭化ケイ素層(純度100%)を
CVD法により内層としてコーティングしたカーボン製
炉芯管を発熱体により1400℃に加熱し、管内にSi
Fおよびヘリウムをそれぞれ160mr/分および10
1/分の割合で流し、その中に多孔質ガラス母材を下降
速度3mm/分で挿入した。母材が発熱体部を通過した
後、ガスをヘリウム1ol/分に切り換え、ヒーター温
度1650℃にて15闘/分で発熱体部を通過させた。
得られた母材は石英に比較して、−0,33%屈折率差
を持っていた。この母材を用いて直径125μmの単モ
ードファイバを作製したところ、残留水分は0.02 
、ppmであり、銅、鉄などに起因する伝送損失の増加
は見られなかった。
同じ炉芯管を用いて透明ガラス母材の製造を同様に50
回行った。炭化ケイ素内層コーティングは5μm消耗し
たが、ファイバの伝送損失の増加はみられなかった。
え暫皿l 高純度炭化ケイ素層を有さない以外は実施例1と同じカ
ーボン製炉芯管を使用して、実施例1と同じ条件で母材
を加熱処理したところ、炉体外へのS i F、ガス流
出が著しく、炉芯付近はHFにして1〜5PpII+の
濃度となった。
また、得られた焼結体には水分が1.5ppm存在した
大mユ 石英炉芯管にて1100℃で(J2/He=0.3/1
0の割合で多孔質ガラス母材を高純度処理し、このガラ
ス母材を内層としてCVD法により形成した炭化ケイ素
コーティング(炭化ケイ素の厚さ50μm)を有するカ
ーボン炉芯管に挿入し、5iF100%雰囲気下、13
50℃で熱処理し、次いで、He 100%下、150
0℃で処理して透明ガラス化した。得られた母材は、石
英に比べて−0,68%の比屈折率差を有した。
この母材を用いて直径125μmの純5in2コア型単
一モードファイバを作製したところ、1、55 μmの
波長域での伝送損失は0.236B/kmであった。
X111人 内層として厚さ50μmの炭化ケイ素コーティング(純
度100%)をCVD法により内外面に形成した第8図
の型の加熱炉を使用した。多孔質ガラス体を前室11に
入れ、上蓋を閉じ、前室内をN2ガスで置換した。その
後、間仕切り16を開けて多孔質体を前室11から、炉
芯管3内に移動させ、間仕切り16を閉めた後、実施例
2と同様に加熱下でフッ素添加処理を実施した。
母材を取り出す時は、炉内をN2でガス置換した後、仕
切りを開け、ガラス母材を前室11に移動させた。次に
、仕切りを閉め、その後、上蓋を開けて、ガラス体を取
り出した。
このような手順で1.5ケ月間にわたり、70本の母材
の処理を行った。処理母材を用いて直径125μmの純
S i O2コア型単一モードファイバを作製したとこ
ろ、波長1,55μmにおけろ伝送損失の平均値は0.
180 dB/kmであった。
比MN3 第3の加熱炉(炭化ケイ素内層厚さ50μm外層の炭化
ケイ素外層厚さ50μm、CVD法により形成、純度1
00%)を用いて、1ケ月間に45本の母材の加熱処理
を行った。
S i F、含有ガス下におけろ加熱処理の温度は13
50℃であった。
処理母材を用いて純5in2コア型単一モードファイバ
を作製したところ、第1〜30木目の母材からの光ファ
イバ用ガラス母材の平均伝送損失値は、波長1.55μ
mにおいて0.183d B / kmであったが、第
31〜45木目の母材からの光ファイバの平均伝送損失
値は0.195 d B/kaと高くなった。
母材中のNa濃度を原子吸光分析にて測定したところ、
lO本口重20 ppb/wt未満であったものが45
本口重、t 150〜200 ppb/ wtになって
いた。これは、大気中のダストの炉内への混入によるも
のと考えらえろ。すなわち、前室11を用いることで、
長期にわたり、安定した損失を維持できろことが示され
た。
実施例5 第3図の加熱炉(炭化ケイ素内層厚さ50μm1外屡の
炭化ケイ素外層厚さ50μm1CVD法により形成、純
度100%)を使用した。発熱体により1050℃に加
熱し、炉芯管内に5iCN4ie300 cc/分、H
e @ 101/分の割合で流し、その中に多孔質母材
を下降速度10關/分で押入した。母材が発熱体部を通
過した後、ガスをSiF、 160 cc/分およびH
e 1017分に切り換え、ヒーター温度を1400℃
にし、3 wtn 7分で母材を移勤させた。その後、
ガスをHe 1017分に切り換え、ヒーター温度17
00℃にて20!lll1l/分で母材を処理し、透明
ガラス化した。
得られた透明化母材は石英に対し−0,32%の比屈折
率差を有していた。
この母材を用いて直径125μmの純5102コア型単
一モードファイバを作製したところ、波長1.55 μ
mにおけろ伝送損失は0.178 dB/kmであった
実JJ辻互 実施例5と同一の装置を用い、コア部にGem210 
wt%を含み、クラッド部はS i 02100%から
成るスートを、実施例5と同様に処理した。
得られたけ材の屈折率分布は、第11図(b)に示すよ
うになり、外径125μmに線引して伝送損失を測定し
たところ、波長1.3μmにて0.34 dB / k
mてあった。
X111ヱ 第4図の加熱炉にて、炉芯管内挿部材として炭化ケイ素
コーティング(厚さ50μm1CVD法により形成、純
度100%)を表面に有するカーボン管を使用した。炉
芯管内挿部材の不純物量は、15 ppm/ wt以下
であった。
S i F4およびHeをそれぞれ160cc/分およ
び101/分で炉芯管内に供給し、また、炉芯管内押部
材と炉芯管との間にN2を201/分で供給した。ヒー
ターを1400℃に加熱し、多孔質母材を3mm1分で
ヒータ一部を通過させ、フッ素添加処理を行った。
次いで、ヒーターを1650℃に加Mし、ガスをHe 
1017分に切り換えた。炉芯管内挿部材と炉芯管との
間に供給するガスは、N2201のままとした。母材を
15胴/分でヒータ一部を通過せしめ、透明ガラス化し
た。
得られた母材を用いて直径125μmの純SiO2コア
型単一モードファイバ用母材を作製したところ、伝送損
失値は、波長1.55μmにおいて0.176〜0.1
81 d B / kmであった。
実施例8 第3図の加熱炉にて高純度炭化ケイ素層(厚さ50μm
、CVD法により形成、純度100%)を有するカーボ
ン基材炉芯管を用いて実施例7と同一の条件下で70本
の母材処理を行った。
得られた母材から直径125μmの純SiO2コア型単
一モードファイバを作製したところ、波長1.55μm
における伝送損失値は0.182〜0.195 d B
 / kmと損失値のバラツキが大きかった。
〈発明の効果〉 本発明は不純物、特に鉄、銅や水分の混入しない光ファ
イバ用母材を、炉芯管の消耗を低減して製造でき、製造
されたガラス母材からは伝送損失の小さな光ファイバを
得ることができる。
炉芯管の少なくとも内層および好ましくは外層を高純度
炭化ケイ素層とすることで、炉芯管を高熱で使用しても
、熱的な消耗も腐食性ガスによる消耗も少なく、耐久性
に優れることから、経済上の面からも有利である。
特に高温にさらされろ炉芯管中央部に内層として高純度
炭化ケイ素層を設けることにより、多孔質母材を不純物
で汚染する虞れがなく、また、フッ素系ガス(CF4.
Sin;など)と反応することなく、シかも非常な高温
、例えば1800℃以上でも破損する心配がないなど、
耐久性を更に改善できる。
また、ハロゲン化ケイ素ガスを導入すれば、内層の高純
度炭化ケイ素層の膜の劣化が防止され、長期に亙って炉
芯管を安定して使用でき、且つ経済的であるという効果
を奏する。
更に、加熱炉に前室を設けることにより、加熱雰囲気へ
の大気(作業室の雰囲気)の混入がなくなり、炉芯管内
の不純物による汚染がなくなる。そのため、母材の失透
が防げるとともに、透明度が向上する。前室を800℃
に加熱すること及び1O−2)−−ルに減圧することが
可能である場合、多孔質ガラス体に付着している不純物
(金属及び水分など)が前室中で予め取り除くことが可
能である。
【図面の簡単な説明】
第1図(、)および(blは、それぞれシングルモード
ファイバおよびマルチモードファイバの一般的な構造を
示す図、第2図は、クラッド部にフッ素を添加した低分
散型ファイバの構造を示す図、第3図は、本発明の第1
の態様の、光ファイバ用母材の加熱炉の一例を示す概略
断固図、第4図は、本発明の第2の態様の加熱炉の一例
の概略断面図、第5図は、本発明の第3の態様の光ファ
イバ用母材の加熱炉の概略断面図、第6図は、大気の混
入量を測定する実験に使用した装置の概略図、第7図は
、大気の混入量を示すグラフ、第8図は、本発明の第4
の態様の光ファイバ用母材の加熱炉の該略断面図、第9
図(、)および(blは、火炎加水分群法により、スー
ト母材を作製する方法の説明図、第10図(al〜fc
lは、本文中で示したスート母材の構造をそれぞれ示す
図、第11図(al〜(c)は、本文中で示したスート
母材にフッ素添加処理を行って得たガラス母材の構造を
示す図、第12図は、光ファイバの損失特性を示すグラ
フである。 図 面 中、 1は多孔質ガラス母材、 2は支持棒、 3は炉芯管、 4は発熱体、 5は炉本体、 6は不活性ガス導入口、 7は雰囲気ガス導入口、 8は雰囲気ガス出口、 9はポンプ、 10は炉芯管内押部材、 11は前室、 12はヒータ、 13はポンプ、 14は前室ガス出口、 15は前室パージガス入口、 16は間仕切り、 31は炉芯管基材、 32は炭化ケイ素層、 34は炉芯管上部、 35は炉芯管中央部、 36は炉芯管下部、 41は多重管バーナー 46はシードロッド、 48はバーナー 101は炉芯管、 102はパージガス入口、 103はガス採取管、 104は酸素濃度測定装置、 105はポンプである。 特  許  出  願  人 住友電気工業株式会社 代    理    人

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)石英系ガラス微粒子体から成る光ファイバ用多孔質
    ガラス母材を、加熱処理することにより透明化して光フ
    ァイバ用ガラス母材とする加熱炉であって、発熱体およ
    び発熱体の内側に配置されて加熱雰囲気と発熱体とを隔
    離する炉芯管を有しており、炉芯管の内層および外層が
    高純度炭化ケイ素から形成されていることを特徴とする
    光ファイバ用ガラス母材の加熱炉。 2)石英系ガラス微粒子体から成る光ファイバ用多孔質
    ガラス母材を、フッ素化合物を含む気体雰囲気中で加熱
    処理することにより、フッ素添加および透明化して光フ
    ァイバ用ガラス母材とする加熱炉であって、発熱体およ
    び発熱体の内側に配置されて加熱雰囲気と発熱体とを隔
    離する炉芯管を有して成り、炉芯管の内層および外層が
    高純度炭化ケイ素から形成されていることを特徴とする
    光ファイバ用ガラス母材の加熱炉。 3)炉芯管の基材は高純度カーボンから形成され、内層
    および外層が高純度炭化ケイ素から形成されている請求
    項1を2記載の光ファイバ用ガラス母材の加熱炉。 4)高純度カーボンの灰分が50ppm以下である請求
    項3記載の光ファイバ用ガラス母材の加熱炉。 5)高純度炭化ケイ素層は、CVD法またはプラズマC
    VD法により形成されている請求項1〜4のいずれかに
    記載の光ファイバ用ガラス母材の加熱炉。 6)高純度炭化ケイ素層の厚さが少なくとも1μmであ
    る請求項1〜5のいずれかに記載の光ファイバ用ガラス
    母材の加熱炉。 7)炉芯管は、取り外し可能に接続された上部、中央部
    および下部から成り、該中央部の内層および外層は炭化
    ケイ素から形成され、該上部および下部は耐熱耐蝕性材
    料から形成されている請求項1〜6のいずれかに記載の
    光ファイバ用ガラス母材の加熱炉。 8)上部および下部は、内層および外層として炭化ケイ
    素層を有する高純度カーボンである請求項7記載の光フ
    ァイバ用ガラス母材の加熱炉。 9)加熱炉は、多孔質ガラス体を収納し且つ炉芯管に出
    し入れするための前室を更に有する請求項1〜8のいず
    れかに記載の光ファイバ用ガラス母材の加熱炉。 10)前室は、800℃まで加熱でき、また、10^−
    ^2トール以下に減圧できる請求項9記載の光ファイバ
    用ガラス母材の加熱炉。 11)炉芯管は、気体透過率1×10^−^3cm^2
    /sec未満の小さい耐熱性材料から成る内挿部材に挿
    入されている請求項1〜10のいずれかに記載の光ファ
    イバ用ガラス母材の加熱炉。 12)耐熱性材料中の不純物濃度が0.1重量%以下で
    ある請求項11記載の光ファイバ用ガラス母材の加熱炉
    。 13)請求項1〜12のいずれかに記載の光ファイバ用
    ガラス母材の加熱炉中、不活性ガスとハロゲン化ケイ素
    との混合ガスを導入した気体雰囲気中で加熱処理するこ
    とにより、脱水処理し同時にまたはその後、多孔質ガラ
    ス母材を透明化することを含んで成る光ファイバ用ガラ
    ス母材の製造方法。 14)請求項1〜12のいずれかに記載の加熱炉中、フ
    ッ素添加剤としてケイ素フッ化物および炭素フッ化物か
    ら選ばれた少なくとも1種のフッ化物を含む気体雰囲気
    中で加熱処理することにより、ガラス微粒子体から成る
    多孔質ガラス母材にフッ素を添加し、同時にまたはその
    後、多孔質ガラス母材を透明化することを特徴とする光
    ファイバ用ガラス母材の製造方法。 15)請求項1〜12のいずれかに記載の加熱炉中、不
    活性ガスとハロゲン化ケイ素との混合ガスを導入して脱
    水処理した後、フッ素添加剤としてケイ素フッ化物およ
    び炭素フッ化物から選ばれた少なくとも1種のフッ化物
    を含む気体雰囲気中で加熱処理することにより、ガラス
    微粒子体から成る多孔質ガラス母材にフッ素を添加し、
    同時にまたはその後、多孔質ガラス母材を透明化するこ
    とを特徴とする光ファイバ用ガラス母材の製造方法。 16)脱水処理する混合ガスが、He、Ar、N_2か
    ら選ばれた一種以上の不活性ガスと、SiCl_4との
    混合ガスである請求項13又は15記載の光ファイバ用
    ガラス母材の製造方法。 17)フッ素を添加する前に、ガラス微粒子体が実質的
    に収縮しない温度範囲で多孔質ガラス母材を乾燥するこ
    とを含んで成る請求項14、15記載の光ファイバ用ガ
    ラス母材の製造方法。 18)多孔質ガラス母材の乾燥を、塩素系ガスを含んだ
    不活性ガス雰囲気下で行う特許請求の範囲第17項記載
    の光ファイバ用ガラス母材の製造方法。 19)塩素系ガスは、ケイ素塩化物および炭素塩化物か
    ら選択される少なくとも1種の塩素化合物である請求項
    18記載の光ファイバ用ガラス母材の製造方法。
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