JPH03130109A - コンクリート型枠用内張り材とコンクリート型枠およびコンクリートの打設方法 - Google Patents

コンクリート型枠用内張り材とコンクリート型枠およびコンクリートの打設方法

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JPH03130109A
JPH03130109A JP11603490A JP11603490A JPH03130109A JP H03130109 A JPH03130109 A JP H03130109A JP 11603490 A JP11603490 A JP 11603490A JP 11603490 A JP11603490 A JP 11603490A JP H03130109 A JPH03130109 A JP H03130109A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、アバタ個数の少ない肌のきれいなコンクリー
トを提供するコンクリート型枠用内張り材ならびにコン
クリートの打設工事の際に発生する気泡や余剰水の排出
特性に優れたコンクリート型枠ならびにコンクリートの
打設方法に関する。
〔従来の技術〕
従来、コンクリート打設工事に使用されている型枠は、
鉄板や木材などからなるものなどが多く使用されている
さらに、またかかる型枠に対し、通常の織物やまたは不
織布などのシート状物に樹脂を含浸して平滑性をもたせ
たシートなどからなる内張り材を特に添着して使用する
技術も知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、鉄板や木材のみからなる従来の型枠では、コン
クリート打設の際、打設したコンクリートと接する面は
、不透水性、不通気性であるため、コンクリート表面に
は気泡痕や余剰水痘によるピンホールやアバタが多く発
生し、外観のみならず、コンクリートの強度低下を惹起
する欠点を有していた。
また、かかる従来型枠の問題点を解決せんとするために
、上述のように通常の織物や不織布を装着したものは、
かかる織物の目合や不織布層内部にセメント粒子が浸透
して充填され易いために目詰まりするのが早く、さらに
コンクリート面からの剥離もしにくいという欠点を有し
ており、ピンホールやアバタ欠点や強度低下欠点などを
解決するまでには至らなかった。
本発明は、特定構造の積層シートが内張り材として気泡
や余剰水を耐久的に排出する機能を発揮することを究明
したものであり、かつ、かかる内張り材を型枠内に装着
して用いることによって、打設コンクリート表層部に存
在する気泡や余剰水を型枠外に容易に排出せしめ得るこ
とを見出して完成されたものである。
すなわち、本発明の目的は、打設コンクリートの表面に
堪る気泡や余剰水を目詰りすることなく排出(脱気、排
水)する機能を有する内張り材を提供せんとするもので
あり、また、ピンホールやアバタのない外観の美麗な、
強度的低下のない耐久性に優れたコンクリートを実現す
るコンクリート型枠を提供せんとするものであり、さら
に、コンクリート表層部の硬化速度が早く、型枠の取外
し時間も従来より早いという生産性に優れたコンクリー
トの打設方法を提供せんとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、上記課題を解決するために、次の構成を有す
るものである。
すなわち、本発明のコンクリート型枠用内張り材は、目
合が50〜200μである高密度織物からなるフィルタ
ー層と、見掛繊維密度が0.1〜0.5g/cm3であ
る不織布からなる通水層とからなる、透水係数がI X
 10−4an/秒以上で1×1O−2CII+/秒未
満である透水性積層シートで構成されてなることを特徴
とするものである。
また、本発明のコンクリート型枠は、目合が50〜20
0μである高密度織物からなるフィルター層と、見掛繊
維密度が0.1〜0.5g/cm3である不織布からな
る通水層とからなる、透水係数が1×IO−4cm/秒
以上でI X 10−2cm/秒未満である透水性積層
シートで構成された内張り材が前記通水層側をコンクリ
ート型枠側として該型枠の側壁部材の壁面に装着されて
なることを特徴とするものであり、さらに、また、コン
クリート型枠の内張り材が、該コンクリート型枠を構成
する側壁部材の内側から外側表面の一部まで余剰に被覆
して、かつ該内張り材を構成する一部部材たる不織布層
が気泡および余剰水の排出通路を形成してなることを特
徴とするものである。
また、本発明のコンクリートの打設方法は、コンクリー
ト型枠の側壁側に、目合が50〜200μである高密度
織物からなるフィルター層と、見掛繊維密度が0.1〜
0.5g/co!である不織布からなる通水層とからな
る、少なくとも透水性積層シートで構成された内張り材
の該通水層側を前記側壁側として介在させた状態でコン
クリートを打設することを特徴とするものである。
〔作用〕
本発明は、コンクリート打設に際して、型枠内に特定な
内張り材を装着することによって、コンクリート表層部
に発生する気泡や余剰水を、該内張り材を通して容易に
排出させるものであって、もってピンホールやアバタの
ない美麗なコンクリートを繰返し生産せしめ得たもので
ある。
かかるコンクリート型枠用内張り材としては、砕石粒子
、砂粒子やセメント粒子などの充填材により目詰りを起
こすようなものでは本発明の目的を達成することができ
ない。
かかる目詰りを阻止するために、本発明の内張り材は、
50〜200μ、好ましくは80〜150μの回合を有
する高密度織物をフィルター層として使用するものであ
る。
ここで回合とは、織物の織目で形成される空隙の大きさ
のことであって、この大きさは、該空隙の周囲の全長を
測定して、その1/2の長さで表わされる値を、n=2
0個の平均値として表わされたものである。
上述の回合が、50μ未満では織密度が高すぎて通水性
に劣り、ピンホールやアバタ欠点を十分に解決すること
ができず、また回合が200μを越えては織密度が低す
ぎて砂粒子やセメント粒子の流出を防止しにくくなる。
本発明で使用される高密度織物は、合成繊維で構成され
たものであればよいが、好ましくは疎水性の繊維素材か
ら構成される。すなわち、かかる疎水性の繊維は、脱気
性、排水性を向上させ、さらに該内張り材のコンクリー
トからの剥離性を向上させる作用を有するので、本発明
の内張り材には好適である。
かかる疎水性の繊維素材としては、たとえばポリエチレ
ンやポリプロピレンなどからなるポリオレフィン系繊維
、ポリアクリロニトリル系繊維ならびにポリエチレンテ
レフタレートやポリテトラメチレンテレフタレートなど
からなるポリエステル系繊維などの各種の合成繊維を使
用することができるが、疎水性の素材であれば別にこれ
らに限定されるものではない。これらの合成繊維は好ま
しくはフィラメント糸使いのものがフィルター機能に優
れていてよい。
本発明で使用する上述高密度織物の織組織としては、た
とえば平織組織、朱子織組織、綾織組織のものなどを使
用することができるが、中でも平織組織のものがフィル
ター機能の上から好ましい。
かかる高密度織物は、細い繊維、糸条で構成されたもの
がフィルター性能がよく、好ましくは単糸繊度が0.1
〜5d、さらに好ましくは0. 5〜3dの単繊維を用
い、総繊度が好ましくは20〜200D、さらに好まし
くは50〜100Dの範囲の糸条で構成されたものを用
いるのがよい。
次に、本発明の内張り材は、上述のフィルター層に加え
て通水層を有するが、この通水層は、見掛繊維密度0.
 1〜0.5g/a+!の範囲にある不織布で構成され
ている。見掛繊維密度が上述の範囲から外れると通水性
が劣る傾向を示す。
この不織布は、上述のフィルター層と同じく疎水性の繊
維で構成するのが通水性(脱気性を含む)の点から好ま
しい。
さらに、かかる不織布を構成する繊維としては、好まし
くは単糸繊度5〜20d、さらに好ましくは5〜15d
の範囲のものが、上述の見掛繊維密度を容易に形成でき
る上に、さらに通水性能に優れた不織布を提供すること
ができるので好ましい。
かかる不織布を構成する繊維は、ステープルでもフィラ
メントでもよいが、好ましくはフィラメントが通水性に
優れていてよい。
この通水層を、構成繊維が実質的に一方向(特に型枠の
上下方向)に配向された不織布で構成すると、さらに通
水性が改善され、該通水層の排水機能を向上させること
ができる。
本発明の内張り材は、かかるフィルター層と通水層とを
有する積層構造体シートよりなるものであるが、かかる
フィルター層を構成する高密度織物と通水層を構成する
不織布とを積層する手段としては、特に限定されず、た
とえば、縫製による結合方法でも接着剤による接合方法
などでもよく、本発明者らの知見によれば、接着剤によ
る部分接着が簡便でよい。かかる部分接着の中でも点接
着が脱気や余剰水の排出性の上から好ましい。
かかる点接着としては、好ましくは10メツシュ以上、
さらに好ましくは20〜100メツシユの範囲の間隔を
有するものが通水性や透水性にすぐれていてよい。かか
るメツシュを有する点接着を達成するには、グラビアコ
ーティング法またはドツトローリング法によって容易に
施すことができる。
かかる点接着に用いる接着剤樹脂としては、ウレタン系
樹脂、ポリエステル系樹脂、アクリル系樹脂、エポキシ
系樹脂ならびにゴム系接着剤など種々のものを適宜使用
することができるが、いずれにしても、耐水性のよいも
のが好ましい。かかる接着剤に接着性を向上するために
架橋性化合物、たとえば多官能のイソシアネート系化合
物やメラミン系化合物などを混用したり、さらに該接着
剤の保水性を防止するために撥水剤、特に反応型撥水剤
などを使用することができる。
本発明の内張り材は、その断面方向の透水係数が、I 
X 10−4cm/秒以上、I X 10−2cm/秒
未満の範囲にあることが重要である。ここで透水係数と
は、JIS^−1218に準じて測定される値のことで
ある。
本発明において、I X 10−2cm/秒以上の透水
係数を有する内張り材では、余剰水とともにセメント粒
子も透過し、コンクリート表面の強度向上を果たす、こ
とが効果的にできにくくなると共にフィルター層の目詰
まり現象が生じてくる傾向がでてくる。
一方、透水係数が、I X 10−4cm/秒未満の内
張り材では、余剰水の排水がしにくくなり、ピンホール
やアバタを解決しにくくなる。
なお、本発明の内張り材を構成する通水層は、その断面
方向の通気量が10cc/cIIr/秒以上である不織
布が脱気特性に優れていて好ましい。この通気量はJI
S L−1096により測定される値で表わす。
通気量が10cc/ci/秒未満ではアバタが発生し易
くなる傾向がある。
本発明は、上述のような要件を満足することによって、
目詰りなく、脱気ならびに排水を迅速にかつ容易に達成
せしめ得たものである。
次に、本発明のコンクリート型枠の一例を図面により説
明する。
第1図は、本発明のコンクリート型枠用内張り材を装填
したコンクリート型枠の一片の側壁部の断面図である。
第1図の例では、内張り材Iとして、フィルター層2と
通水層3を接着剤(図示せず)で点接着した積層構造体
シートが示されている。この内張り材1を、基盤6の上
に設けられた金属製のコンクリート型枠の側壁部材4の
壁面に接着剤を用いて装着したものである。
内張り材1を型枠に装着する方法としては、該内張り材
1の通水層3側を側壁部材4の壁面に向けて、単に側壁
部材4全体を被覆するように添着して枠体の側壁部材4
の把持部(主として側部、場合により底部)で該内張り
材1の余剰部分8を挟持して把持するか、該内張り材l
を側壁面に鋲で打付けるかボルトナツトで把持するか、
さらには該内張り材1の通水層3を側壁部材4の壁面に
接着剤で貼着して把持するなどの方法を使用することが
できる。
ここで使用する接着剤は、前記の積層構造体シートで用
いたものを使用することができるが、別に粘着型の接着
剤でも、反応型の接着剤でも、さらに耐水性(撥水性)
の接着剤でもさしつかえない。また、この場合の接着の
仕方は、全面接着でも部分接着でもよい。
すなわち、該内張り材1は打設コンクリート5の側圧に
より型枠の側壁面に押付けられるので実用時に容易に脱
落したり、ずり落ちたりすることはない。したがって、
コンクリート充填時に脱落しない程度の接着力があれば
、それ以上に強固に接着しなくてもよく、極端な場合は
、接着しないで単に添着するだけでもよい。
このように、側壁部材4に内張り材1が装着されたコン
クリート型枠は、打設コンクリート5の側圧で、気泡や
余剰水は第1図の如く矢印の方向に、内張り材1のフィ
ルター層2から通水層3へ押し出され、さらに通水層3
を通って排出ロアに向って矢印のように進む。この気泡
や余剰水は、内張り材1の余剰被覆部分8の通水層3に
よって形成された排出ロアから排出される。
すなわち、第1図は、本発明の型枠の好ましい構造例で
あって、該内張り材1を、型枠を構成する側壁部材4の
内側の壁面のみならず外側表面の一部までに至るまで余
剰に被覆せしめて、余剰被覆部分8を設けたことによっ
て、気泡および余剰水の排出通路に利用するとともに排
出ロアにも利用する構造となし得たものである。
本発明のコンクリート型枠は上述の如く側圧による作用
で脱気、排水機構をとるものであるから、内張り材が押
し潰される傾向がある。したがって、好ましくは通水層
3に通水路の通水機能を確保するために支持体または支
柱などの支え機構を設けるのがよい。たとえば、かかる
支え機構を、前述の接着剤や熱可塑性樹脂などで点状に
構成することは、簡便で好ましい。
〔実施例〕
本発明を実施例をあげて、さらに、説明する。
実施例1、比較例1〜2 目合が150μ以下で、透水係数が5X10−4cm/
秒である日付60g/fflの、縦密度11−8本/イ
ンチ、横密度90本/インチの高密度タフタと、見掛繊
維密度0.3g/cn(である日付90g/rrI′の
ポリエステルフィラメントからなるスパンボンド不織布
をウレタン系接着剤で点接着して積層して、内張り材を
得た。
こうして得た内張り材を、JIS^−5201に準じて
、長さ40cm、幅10cm、厚さ10cmのコンクリ
ート曲げ試験用鉄製型枠の側面に貼着した。
別に、セメント:砂:砂利の重量比=1 + 2 :3
で配合し、これに水をセメント重量に対して67%(水
セメント比二67%)配合して、スランプ値が5.5c
mであるコンクリートを用意した。
上述のコンクリートを次の型枠に打込んで評価した。
すなわち、上述内張り材を貼着した型枠(実施例1)、
内張り材の無い型枠(比較例1)、ならびに従来内張り
材を貼着した型枠(比較例2)の3種について評価した
なお、比較例2の内張り材は、目合が140μである平
織物のみに樹脂を含浸したもので、透水係数が50 X
 10−4cm/秒の市販品を使用した。
これらの型枠について、アバタ発生量、剥離性、転用回
数(耐目詰まり性)を評価した。
第1表 表中、 転用回数:初回を除いて繰返し使用した回数透水係数:
 1 (= I X 10−’am/秒)JIS A−
1218に準する。
アバタ数:1(=1個/200M) 40X50cm角(2000d中)に おけるアバタの数 第1表から明らかなように、比較例1の型枠は第1回目
の打込みだけでアバタが多発して、平滑できれいな表面
のコンクリートは得られなかった。
これに対して比較例2のものは、比較例1よりは優れて
いるが、転用回数はせいぜい3回までが限度であること
を示した。
これら比較品に比して実施例1の型枠は、3回の繰返し
使用でも極めて優れた平滑面を与え、転用回数7回まで
は十分に使用可能であることを示した。
〔発明の効果〕
本発明は、従来のコンクリートより表面品位の優れたコ
ンクリートを生産性よく提供することができる。
また、本発明によれば、コンクリート表層部に発生する
気泡や余剰水を目詰りすることなく型枠外へ効率よく排
出させることができ、かつ繰返し使用することができる
という利点があるので、上述の如く品質ならびに生産効
率の大幅な向上を達成し得たものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の内張り材を用いたコンクリート型枠
の一片の側壁部分の断面図を示す。 1:内張り材     2:フィルター層3:通水層 
     4:型枠の側壁部材5:打設コンクリート 
6:基盤

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)目合が50〜200μである高密度織物からなる
    フィルター層と、見掛繊維密度が0.1〜0.5g/c
    m^3である不織布からなる通水層とからなる、透水係
    数が1×10^−^4cm/秒以上で1×10^−^2
    cm/秒未満である透水性積層シートで構成されてなる
    ことを特徴とするコンクリート型枠用内張り材。
  2. (2)高密度織物が、単糸繊度0.1〜20d、総繊度
    20〜200Dである糸条で構成されている請求項(1
    )記載のコンクリート型枠用内張り材。
  3. (3)通水層が、10cc/cm^2/秒以上の通気量
    を有する不織布である請求項(1)記載のコンクリート
    型枠用内張り材。
  4. (4)透水性積層シートが、フィルター層と通水層とが
    点接着されて構成されてなる請求項(1)記載のコンク
    リート型枠用内張り材。
  5. (5)点接着が、10メッシュ以上の間隔で施されてい
    る請求項(4)記載のコンクリート型枠用内張り材。
  6. (6)目合が50〜200μである高密度織物からなる
    フィルター層と、見掛繊維密度が0.1〜0.5g/c
    m^3である不織布からなる通水層とからなる、透水係
    数が1×10^−^4cm/秒以上で1×10^−^2
    cm/秒未満である透水性積層シートで構成された内張
    り材が前記通水層側をコンクリート型枠側として該型枠
    の側壁部材の壁面に装着されてなることを特徴とするコ
    ンクリート型枠。
  7. (7)コンクリート型枠の内張り材が、該コンクリート
    型枠を構成する側壁部材の内側から外側表面の一部まで
    余剰に被覆して、かつ該内張り材を構成する一部部材た
    る不織布層が気泡および余剰水の排出通路を形成してな
    ることを特徴とするコンクリート型枠。
  8. (8)コンクリート型枠の側壁側に、目合が50〜20
    0μである高密度織物からなるフィルター層と、見掛繊
    維密度が0.1〜0.5g/cm^3である不織布から
    なる通水層とからなる、少なくとも透水性積層シートで
    構成された内張り材の該通水層側を前記側壁側として介
    在させた状態でコンクリートを打設することを特徴とす
    るコンクリートの打設方法。
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