JPH03125466A - リードフレーム用溝成形加工法 - Google Patents

リードフレーム用溝成形加工法

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JPH03125466A
JPH03125466A JP26373789A JP26373789A JPH03125466A JP H03125466 A JPH03125466 A JP H03125466A JP 26373789 A JP26373789 A JP 26373789A JP 26373789 A JP26373789 A JP 26373789A JP H03125466 A JPH03125466 A JP H03125466A
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JP26373789A
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Kenichi Fujiwara
健一 藤原
Shigeru Yumino
弓野 茂
Kosuke Sato
紘介 佐藤
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Hitachi Cable Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、リードフレーム用溝成形加工法に関し、さら
に詳しくは、封止樹脂とリードフレームとの結合力が高
い樹脂封止型半導体装置を形成するのに好適な、二段溝
な有するリードフレームの溝成形加工法に関する。
〈従来の技術〉 半導体装置は、リードフレームへの半導体チップの搭載
、ボンディング、樹脂封止、個々の半導体装置への切断
分割の工程によって製造されるが、製造された半導体装
置における封止樹脂とリードフレームとの結合力は、半
導体装置の品質に大きな影響を与える因子のひとつであ
る。
そこで、従来より、封止樹脂とリードフレームとの結合
力を高めるために、半導体チップ搭載部等に溝または突
起を形成したリートフレームやその製造方法が提案され
ている。
例をあげると、第3図に示すように、半導体チップ搭載
部1に案内溝5を形成したもの(特開昭63−2399
67号)、第4図に示すように、半導体チップ搭載部1
に、その縦断面形状が第5図に示すような7字型の溝6
を形成したもの、また、第4図において、溝6を複数と
し、溝6の縦断面形状は、例えば第6図に示す形状とし
たもの(実開昭61−85159号)、あるいは、第4
図において、溝6を2個とし、溝6の縦断面形状は、第
7図に示すように、第一の溝6aは、第二の溝6b影形
成に生じた変形を有し、第二の溝6bは7字型としたも
の(特開昭60−161647号)、さらには、第4図
において、構6を複数とし、溝6の縦断面形状は、第8
図に示すように鋭角的に傾斜する平行四辺形とするか、
その縦断面形状が第9図に示すように鋭角的に傾斜する
平行四辺形である複数の突起7を溝6のかわりに設けた
もの(特開昭63−64351号)等がある。
〈発明が解決しようとする課題〉 前記の如く、従来より、封止樹脂とリードフレームとの
結合力を高めるために、半導体チップ搭載部等に溝また
は突起を形成したリードフレームやその製造方法が提案
されている。
これらのうち、特開昭63−239967号や特開昭6
CI−161647号に開示されたリードフレームは、
封止樹脂との結合力は高いが、溝の加工が困難であるた
めに、品質に安定性がない。 特に、特開昭60−16
1617号に開示されたり一トフレームては、第二の溝
6bを形成するに際し、プレス加工用金型での工具の位
置合わせが非常にむずかしく、かつ、第一の溝68の変
形状態は、第二の溝6bの位置と工具の摩耗等の影響を
受は易いのて、品質のばらつきが非常に大きい。
また、V字形の溝を有するリードフレームや、実開昭6
1−85159号に開示されたリードフレームでは、溝
の加工は容易であるが、封止樹脂との結合力は未だ不充
分であり、従って、半導体装置の耐湿性、封止樹脂の耐
剥離性に問題がある。
さらに、特開昭63−64351号に開示されたリード
フレームも、第8図に示された例では、複数の溝6をリ
ードフレームの軸線に対して同一方向に傾斜させて形成
する点に困難さがあり、一方、第9図に示された例では
、突起を溶接またはろう付けしなければならないのて生
産効率が低く、かつ、いずれの場合も品質に安定性がな
い。
このように、従来においてなされた封止樹脂とリードフ
レームとの結合力を高めるための提案は、未だ欠点を有
するものである。
本発明は、上記の事実に鑑みてなされたものであり、充
分な耐湿性を有する半導体装置を形成するのに好適であ
り、封止樹脂の耐剥離性に優れた、換言すると、封止樹
脂との結合力の高いリードフレームを製造するための簡
易な構成彫加工法の提供を目的とする。
く課題を解決するための手段〉 本発明は、リードフレームの半導体チップ搭載部に溝を
成形加工する方法であって、その縦断面図形状が方形、
U字形またはV字形となるように第一の溝加工を行なっ
た後に、第一の溝加工によって形成された溝に重畳させ
て、その縦断面形状が方形またはU字形となるように第
の溝加工を行なうことを特徴とするリードフレーム用溝
成形加工法を提供するものである。
以下に、本発明の詳細な説明する。
本発明は、リードフレームの半導体チップ搭載部に溝を
成形加工する方法であって、二工程からなる。
本発明の第一の工程は、その縦断面形状が方形、U字形
またはV字形となるように、第一の溝加工を行なう工程
である。
また、本発明の第二の工程は、第一の溝加工によって形
成された溝に重畳させて、その縦断面形状が方形または
U字形となるように第二の溝加工を行なう工程である。
第一の工程は、その側面形状が方形、U字形またはV字
形の工具を用い、プレス加工、成形加工、ハンマー加工
等の方法で第一段目の溝を形成するのが好ましい。
第二の工程は、第一の工程で形成された第一段目の溝に
重畳させて第二段目の溝を形成する工程であるが、第二
の工程に相当する好適例を具体的に述べると、 ■その側面形状が方形またはU字形の工具であって、そ
の工具の底面の大きさが第一の工程で形成された第一段
目の溝の開口部の大きさよりも大きい工具を用い、第一
段目の溝と同一位置に第二段目の溝を加工する工程、 ■その側面形状が方形またはU字形の工具であって、そ
の工具の底面の大きさが任意である工具を用い、第一段
目の溝と一部が同一位置となる位置に第二段目の溝を加
工する工程、■その側面形状がV字形の工具であって、
その先端部が第一段目の溝の底部に到達しない大きさ、
形状の工具を用い、第一段目の溝と同一位置に第二段目
の溝を加工する工程、および、■その側面形状がV字形
の工具であって、その大きさが任意である工具を用い、
第一段目の溝と一部が同一位置となる位置に第二段目の
溝を加工する工程等かある。 なお、上記■、■では、
V字形の工具を用いているが、形成される第二段目の溝
の縦断面形状は方形である。 また、加工とは、第一の
工程と同じく、プレス加工、成形加工、ハンマー加工等
をいう。
上記第一の工程および第二の工程において、溝の縦断面
形状のうちの方形とは、台形、正方形、長方形、平行四
辺形等のいわゆる四辺形をいい、台形の場合、上底と下
底の長さは、いずれが大であフてもよい。
また、第一段目の溝の形状と第二段目の溝の形状との組
合せは限定されず、同形であっても異形であってもよい
溝の形成される位置は、リードフレームの半導体チップ
搭載部であればどこでもよいが、第4図に示すように、
半導体チップ搭載部1の半導体チップが搭載される部位
8の四周部が特に好ましい。
本発明のリードフレーム用溝成形加工法は、上記の通り
であるが、図面に基づいて、さらに具体的に説明する。
第1図は、リードフレームの半導体チップ搭載部1の溝
形成部分の部分の縦断面図を、溝の成形加工工程に添っ
て順次示したものである。
第1図(a)に示すように、第一の工程として、その側
面形状が台形の工具3を用いて半導体チップ搭載部1を
プレス加工すると、第1図(b)に示すように、縦断面
形状が台形の第段目の溝2か形成される。
次に、第二の工程として、第1図(C)に示すように、
その底辺の大きさyが第一段目の溝2の開口部の大きさ
Xよりも大きく、その側面形状が長方形の工具3を用い
、第一段目の溝2と同一位置をプレス加工すると、第1
図(d)に示すように、第一段目の溝2の上部が変形し
、その上に縦断面形状が長方形の第二段目の溝4が形成
される。 あるいは、第1図(e)に示すように、その
底面の大きさyが第一段目の溝2の開口部の大きさXよ
りも大きく、その側面形状が台形の工具3を用い、第一
段目の溝2と同一位置をプレス加工すると、第1図(f
)に示すように、第一段目の溝2の上部が変形し、その
上に縦断面形状が台形の第二段目の溝4が形成される。
また、第2図も、リードフレームの半導体チップ搭載部
1の溝形成部分の縦断面図を、溝の成形加工工程に添っ
て順次示したものである。
第2図(a)に示すように、第一の工程として、その側
面形状が長方形の工具3を用いて半導体チップ搭載部1
をプレス加工すると、第2図(b)に示すように、縦断
面形状が長方形の第−段目の溝2が形成される。
次に、第二の工程として、第2図(c)に示すように、
その底面の大きさが任意で、その側面形状が台形の工具
3を用い、第一段目の溝2と同一位置を含む近傍の位置
をプレス加工すると、第2図(d)に示すように、第一
段目の溝2の一方の上部が変形し、その上部近傍に縦断
面形状が台形の第二段目の溝4が形成される。 このよ
うに、本発明法により、例えは第1図(d)、第1図(
f)および第2図(d)にポされる形状を有する二段溝
が形成される。
〈実施例〉 以下に、実施例により、本発明を具体的に説明する。
(実施例) 台形および長方形の工具を用い、第1図(d)に示す形
状の二段溝を、第4図に示すように、半導体チップ搭載
部1の半導体チップが搭載される部位8の四周部に有す
る銅製リードフレームAを製造した。
また、■字形の工具を用い、第5図に示す形状の溝をリ
ードフレームAと同位置に有する銅製リードフレームB
を製造した。
これらのリードフレームを用い、公知の方法で半導体装
置を製造し、それらについて、リードフレームと封止樹
脂との接合面の隙間(口あき)の有無を調へるために、
プレッシャークツカー試験を実施した。
結果は第1表に示した。
(不良品発生率) 1 〈発明の効果〉 本発明により、充分な耐湿性を有する半導体装置を形成
するのに好適であり、封止樹脂の耐剥離性に優れたリー
ドフレームを製造するための簡易な溝成形加工法が提供
される。
本発明法は、二工程からなるが、第一工程の工具と第二
工程の工具との間の微妙な位置合せが不要であるので、
本発明法の前段階として行なう工具の組立てが容易とな
る。
また、溝の成形加工に際し、用いる工具の破損や摩耗の
影響を受けにくいので、形成される溝の形状が安定して
おり、よって安定した品質の製品が供給される。
更に、本発明法で得られるリードフレームは、溝が2段
に構成されているので、該リードフレームを用いて半導
体装置を作ると、封止樹脂がアンカー(錨)効果によっ
て強く結合し、よって半導体装置の信頼性が向上する。
 2
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のリードフレーム用溝成形加工法を説
明するための断面図である。 第2図は、本発明のリードフレーム用溝成形加工法を説
明するための断面図である。 第3図は、リードフレームを示す平面模式図である。 第4図は、リードフレームを示す平面模式図である。 第5図、第6図、第7図および第8図は、リードフレー
ムに形成された溝を示す断面模式第9図は、リードフレ
ームに形成された突起を示す断面模式図である。 符号の説明 1・・・半導体チップ搭載部、 2・・・第一段目の溝、 3・・・工具、 4・・・第二段目の溝、 5・・・案内溝、 6・・・溝、 6a・・・第一の溝、 6b・・・第二の溝、 7・・・突起、 8・・・半導体チップが搭載される部位FIG、4 1 FIG、2

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)リードフレームの半導体チップ搭載部に溝を成形
    加工する方法であって、その縦断面図形状が方形、U字
    形またはV字形となるように第一の溝加工を行なった後
    に、第一の溝加工によって形成された溝に重畳させて、
    その縦断面形状が方形またはU字形となるように第二の
    溝加工を行なうことを特徴とするリードフレーム用溝成
    形加工法。
JP1263737A 1989-10-09 1989-10-09 リードフレーム用溝成形加工法 Expired - Lifetime JPH0793399B2 (ja)

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