JPH03121878A - プリンタシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明はプリンタシステムに関し、その診断技術に係わ
る。

（従来の技術） プリンタ機構部とコントローラとからなるプリンタシス
テムの診断には、ホストシステムにおける診断プログラ
ムの実行によるオンライン診断と、プリンタ本体のみに
よるオフライン診断とがある。

つまり、第２図に示すように、まず前者の場合にはプリ
ンタコントローラ３にホストシステム４を接続する。こ
の状態でホストシステム４が診断プログラムを実行する
ことによりプリンタコントローラ３をアクセスし、その
実行結果を表示又は自系のプリンタに出力する。あるい
は、ホストシステム４が専用の診断コマンドをコントロ
ーラ３に送信し、コントローラ３にそのコマンドを実行
させ、その結果をホストシステム４か受信し、同様に表
示またはプリントアウトするものである。

また、上記後者のオフライン診断の場合には、プリンタ
機構部２をプリンタコントローラ３並びにホストシステ
ム４から切離して、プリンタ機構部２単独で自己診断す
るものである。

このように診断を行うことで、プリンタの信頼性を確保
する。

しかしながら、ホストシステムによる診断法では、シス
テムリソース等の問題や性能インパクト等で診断するこ
とが困難な場合があった。つまり、ホストシステムがプ
リンタ診断を行うことを前提に組まれていない場合が多
く、このようなシステムに診断機能を付加するとなると
、メモリの割付は等でその性能に影響が出る。そこで診
断の際には、ホストシステムを診断専用システムにして
診断を実行させる方法を取ることになっていたが、その
ために汎用のホストシステムをダウンさせなければなら
なかった。

また、プリンタ機構部単独による方法の場合、コントロ
ーラの機能に基づくプリンタ動作かできず、極簡単なパ
ターンでの印刷しか行うことかできないために、情報不
十分で検査ができず、結局は診断システムをホスト側に
繋がなければならない。

（発明が解決しようとする課題） このように従来のプリンタシステムにあっては、その診
断が容易ではなかった。

本発明は、上記従来技術の有する問題点に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、自己診断が可能な
プリンタシステムを提供することにある。

〔発明の構成〕

（課題を解決するための手段） 本発明のプリンタシステムは、プリンタ機構か、診断指
令発生手段を含む操作手段と、この操作手段からの信号
を判別し、その信号が診断指令であるとき割込み信号を
発生する手段とを有し、コントローラが、診断プログラ
ムを記憶する記憶手段と、割込み信号に応答してノーマ
ルモードから診断モードに切替え、上記診断プログラム
に従って、現在の実行情報、履歴情報の出力制御、及び
内部診断を実行し、その診断結果を上記プリンタ機構に
出力する制御手段とを備えているものである。

（作　用） 本発明によれば、コントローラにノーマルモトと診断モ
ードとを設け、割込みによってコントローラの制御を診
断モードとし、このコンｉ・ロラによって、現在の実行
情報、履歴情報の出力制御、及び内部診断を実行し、そ
の診断結果を上記プリンタ機構に出力するようにし、シ
ステムのコントローラを診断用システムとして用いるこ
とができる。

よって、ホストコンピュータを必要とすること無く充分
な診断を行うことができ、プリンタシステムの診断の゛
ためにホストコンピュータをダウンさせたり、その性能
にインパクトを与えたりすることがなく、シかも、ノー
マルモードでのトラブル発生時においてこの機能を用い
ることにより、トラブル解析に必要なデータを入手する
ことができる。

（実施例） 以下に本発明の実施例について図面を参照しつつ説明す
る。

第１図は本発明の一実施例に係るプリンタシステムのブ
ロック図である。

この図において、Ｃはプリンタコントローラ、Ｐはプリ
ンタである。

プリンタコントローラＣは、メインプロセッサ（ＭＰ）
１０と制御プログラムメモリ（ＭＭ）２０とホストイン
ターフェース（ＨＩＮＦ）３０と文字パターン発生部（
ＣＧ）４０とデータバッファ（ＢＵＦ）５０と制御信号
インターフェース（ＰＩＮＦ）６０とを備えている。

メインプロセッサ１０はコントローラＣ全体の制御を行
うもので、ノーマルモードと診断モードとの二つの制御
モードを持ち、割込みによってノーマルモードから診断
モードへそのモードを切替える。制御プログラムメモリ
２０はそのための制御プログラムを格納しているもので
、ここでは、ノーマルモードプログラム、診断プログラ
ムや、各種パラメータ等を記憶している。

ホストインターフェース３０はコントローラＣとホスト
システムとのインターフェースを司るものである。

文字パターン発生部４０はメインプロセッサ〕０からの
コマンドに応答して文字パターン信号を出力する。

データバッファ５０はドツトパターン形式等のプリンタ
Ｐに送信する印字データのインターフェースとなるもの
である。

制御信号インターフェース６０はコントローラＣとプリ
ンタＰとの間の制御信号伝送用インターフェースである
。

プリンタＰはパネルスイッチ８０とプリンタ本体９０と
を備えている。

パネルスイッチ８０は診断要求を出すためのスイッチを
も含んでいる。プリンタ本体９０はプリントアウト機構
の機械的部分やその駆動制御機構の他、パネルスイッチ
８０からの信号の意味を判別し、どのような制御信号を
プリンタコントロラＣに送信するかを判定する判定回路
を含んでいる。上記割込み信号は、この判定回路から発
生されるもので、符号７０で示すものがその信号である
。

以上のように構成されたシステムにおいて、診断を実行
する場合の動作について説明する。

ます、パネルスイッチ８０の該当するスイッチを押して
診断要求を発生させる。

すると、プリンタ本体９０の判定回路がスイッチ８０か
らの信号を診断要求と判定して割込み信号７０を発生す
る。

この割込み信号７０は制御信号インターフェース６０を
通じてメインプロセッサ１０に送られ、このメインプロ
セッサ１０に割込みがかけられる。

割込みがかけられたメインプロセッサ１０は、それまで
のノーマルモードから診断モードへ制御モードを切換え
、メモリ２０の診断プログラムによる制御を行うように
なる。

この診断モードにあっては、実行情報、履歴情報、ハー
ドウェア、プリンタ印字品質等の診断を実行し、その結
果を文字パターン発生部４０により所定の文字を発生さ
せ、バッファ５０を通じてプリンタ本体９０に送り、こ
の本体９０からプリントアウトする。

ここで、実行情報の診断とは、現在の実行状態を診るも
のである。これには、ホストコマンド実行によってどの
ようなステータスになったか、あるいは各種内部的なコ
マンドによりどのようなステータスになったかを診る。

また、各種バッファ（バッファ５０を含めて）にどのよ
うなデータが入っているかを診る。

履歴情報の診断とは、過去に、係わりのあったホストシ
ステム、プリンタＰ１コントローラＣ内においてどの位
のエラーがあったか、ホストシステムからどのようなコ
マンドをどの位受信し、また処理したかを診る。その他
、過去に、どのような割込みがどの程度あったか等を診
るものである。

ハードウェアの診断では、メモリ、バッファ、レジスタ
等のハードウェアが正常に働くか否かを検査する。

そして、プリンタ印字品質の診断とは、コントローラＣ
がノーマルモードでもつその特有の各種テストパターン
をプリンタ本体９０により実際にプリントアウトさせる
ものである。

以上のように本実施例によれば、コントローラＣにノー
マルモードと診断モードとを設け、割込み信号７０によ
ってコントローラＣの制御を診断モードとし、このコン
トローラＣによって、現在の実行情報、履歴情報の出力
制御、及び内部診断を実行し、その診断結果をプリンタ
Ｐにおいて出力するようにしたため、システムのコント
ローラＣを診断用システムとして用いることができるよ
うになっている。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、コントロラにノー
マルモードと診断モードとを設け、割込みによってコン
トローラの制御を診断モードとし、このコントローラに
よって、現在の実行情報、履歴情報の出力制御、及び内
部診断を実行し、その診断結果を上記プリンタ機構に出
力するようにし、システムのコントローラを診断用シス
テムとして用いることができるので、ホストコンピュタ
を必要とすること無く充分な診断を行うことができ、プ
リンタンステムの診断のためにホストコンピュータをダ
ウンさせたり、その性能にインパクトを与えたりするこ
とがなく、しかも、ノーマルモードでのトラブル発生時
においてこの機能を用いることにより、トラブル解析に
必要なデータを入手することができる。

６０・・・制御信号インターフェース、７０・・・割込
み信号、８０・・・パネルスイッチ、９０・・・プリン
タ本体。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 プリンタ機構と該プリンタ機構のプリント動作を制御す
   るコントローラとからなるプリンタシステムにおいて、 前記プリンタ機構が、診断指令発生手段を含む操作手段
   と、前記操作手段からの信号を判別し、該信号が前記診
   断指令であるとき割込み信号を発生する手段とを有し、 前記コントローラが、診断プログラムを記憶する記憶手
   段と、前記割込み信号に応答してノーマルモードから診
   断モードに切替え、前記診断プログラムに従って、現在
   の実行情報、履歴情報の出力制御、及び内部診断を実行
   し、その診断結果を前記プリンタ機構に出力してプリン
   トアウトさせる制御手段とを備えている、 ことを特徴とするプリンタシステム。