JP3761952B2 - 印刷装置および印刷制御方法 - Google Patents

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  • Record Information Processing For Printing (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は印刷装置および印刷制御方法に関し、特に装置の所定部分の自動電源制御を行なう印刷装置および印刷制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ワードプロセッサやコンピュータシステムなどの出力装置として、種々の記録方式によって構成されたプリンタが用いられている。
【0003】
従来の印刷装置においては、自動的な電源制御の機構がなく、使用する度に使用者がプリンタの電源を投入し、その後、接続されているホスト装置よりデータを送出することにより記録紙上にデータを印刷している。また、プリンタの電源の制御については、電源オンの操作により装置の主電源が全て供給され、使用者が電源をOFFしなければ、電源は供給され続けるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来のプリンタでは、電源のオンオフの操作をいちいち手動で電源スイッチを操作して行なわなければならず面倒であった。
【0005】
本発明の課題は、従来技術の欠点を除去し、使用者に意識させることなく省電力化を実現し、効率よく電源を供給することにより使用者にとって面倒な作業である電源のオン/オフ作業を排除し、操作性の向上を計るとともに、複数の自動電源オン判定機能を具え、システムに応じたより確実な電源のオン/オフの自動化を計ることにより、より信頼性の高い電源制御を行なえるようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、本発明によれば、ストローブ信号に同期したデータを入力するセントロニクスインタフェースを介してホスト装置と通信可能な印刷装置および該印刷装置における印刷制御方法において、ストローブ信号がアクティブになってから所定時間以内におけるストローブ信号のアクティブを、連続して複数回検知する検知手段または検知過程と、前記検知手段または検知過程によりストローブ信号がアクティブになってから前記所定時間以内におけるストローブ信号の前記アクティブを連続して複数回検知した場合に、装置本体の所定部分への電源の投入を行わせる電源制御手段または電源制御過程とを有する構成を採用した。
あるいは、ホスト装置から印刷データを受信し、受信した印刷データにしたがって所定の記録方式で印刷を行なう印刷装置および該印刷装置における印刷制御方法において、前記ホスト装置から印刷データとともに所定の指令を受信することにより、装置本体の所定部分の電源の投入を制御する自動電源制御手段または自動電源制御過程と、前記電源の投入に応じて初期化動作を行わせる初期化制御手段または初期化制御過程と、前記所定の指令とともに受信した印刷データを揮発性の記憶手段に保管する保管手段または保管過程と、前記保管手段または保管過程において保管された前記印刷データを前記初期化制御手段または初期化制御過程による初期化動作に伴い消去することなく、前記初期化動作の後、前記保管した前記印刷データに基づく記録媒体への記録を行う記録過程を有する構成を採用した。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して本発明の実施の形態を説明する。
【0008】
<第1の実施形態>
本実施形態では、ホストから所定のフォーマットの信号、ないしデータを受信することにより、装置の所定部分の電源のONないしOFFを行なう。たとえば、入出力インターフェースがセントロニクス仕様である場合、所定パターンでStrobe信号やINIT信号を送信したり、データ線を介して所定のコマンドシーケンスを送信することにより装置の所定部分の電源のONないしOFFを行なう。
【0009】
図1は本発明を採用したプリンタの構成を示している。図においてCPU101はROM102、RAM103、入出力インターフェース104などとともに本発明の印刷制御方法を実現するものであり、プリンタ装置の印刷データの生成、コマンドの解析、操作パネル112等からの入力による各種設定を行なうための演算装置である。
【0010】
ROM102には、CPU101の実行するプリンタの制御ソフトが格納される。RAM103は印刷データを生成する為のワークバッファとしての機能と、各種設定情報を一時的に保管し必要によって印刷データの加工に利用される。また、RAM103はホストから入力されたデータ及び、コマンドを一時的に格納するバッファとしても用いられる。
【0011】
入出力インターフェース104は、コンピュータ、ワードプロセッサなどの不図示のホストと接続され、データ及び、コマンド入力するためのものである。電気的な仕様としてはセントロニクス準拠の回路から構成され、Busy信号、Strobe信号によるハンドシェイク通信を行なうセントロニクス準拠のプロトコルが用いられる。
【0012】
EEPROM105はプリンタの設定状態を保管しておくための不揮発メモリで、フォントの種類、印刷用紙の種別、その他の情報が格納され、電源が遮断されてもEEPROM105の記憶内容は消去されることなく保持される。
【0013】
装置の記録方式は任意のもので良いが、本実施形態のプリンタは主走査方向に印刷ヘッドを搭載したキャリッジユニットを走査させて記録を行なうものとする。すなわち、本実施形態のプリンタにおいては主走査方向に印刷ヘッドを搭載したキャリッジユニットを走査させ、一回、または複数回の主走査後、紙を送り、更に印刷を継続することにより、用紙一枚の印刷が完成される。モータコントローラ106はこの主走査方向の移動を行なうキャリッジモータコントローラと紙の前進、後退を行なうラインフィードモータコントローラ2つの制御を行なう。
【0014】
印刷ヘッドの方式も任意で良いが、本実施形態では、インクジェット方式にて印刷を行なうものとする。印刷ヘッドコントローラ107は印刷ヘッドに印刷するデータを転送する機能と、印刷ヘッドからインクを吐出する制御を行なう機能を有する。CG(キャラクタジェネレータ)ROM108は日本語および各国の文字を、印刷データとして展開可能なイメージデータとして格納するものである。プリンタの仕様によって、CGROM108に格納されるフォントの種類や数は異なるが、本実施形態においては少なくとも1フォントを内蔵しているものとする。
【0015】
電源コントローラ109はCPU101からの制御により2つの電源ライン110、111のON/OFFを制御する。電源ライン110は、図示のように制御系への給電を行なう比較的低圧(たとえば5V程度)の電源ラインである。また、電源ライン111はモータ、記録ヘッドなどの駆動系と、図示の各コントローラなど、比較的高圧(たとえば12V程度)で消費電力の大きい部材への給電を行なうためのものである。
【0016】
操作パネル112は、LCDなどの表示装置、スイッチ、操作キーなどから構成され、ユーザインターフェースのために用いられる。
【0017】
以下、図2〜図4を参照して本実施形態の自動電源ON、つまり電源スイッチを介さない電源ONの制御を説明する。
【0018】
図4は入出力インターフェース104の各信号線を詳細に示している。この中でデータの受信に必要な信号線として、ホストから供給されるStrobe信号がある。この信号はBusy信号と呼応してセントロニクス仕様のハンドシェイク制御に使用される。
【0019】
すなわち、Strobe信号は信号線Data0〜Data7上に印刷データが揃ったタイミングでホスト装置によりアクティブ(”Low”)にセットされる。また、Strobe信号に同期して、印刷データの受信側であるプリンタ(本装置)はBusy信号をアクティブ(”High”)にセットする。
【0020】
プリンタは受信が完了し更にデータ受信が可能な場合は、Busy信号を非アクティブ(”Low”)にセットし、次の受信に備える機能を持っている。INIT信号はプリンタをリセットするために用いられる。
【0021】
セントロニクスインターフェースの信号としては、他にAck信号(正常にデータ受信できた場合プリンタがアクティブにする)、PE(紙切れの際プリンタがアクティブにする)などがあるが、本実施形態に関連しない信号についてはここでは詳細に説明しない。
【0022】
本実施形態では、上記のインターフェース信号を利用してプリンタの電源を自動制御する。インターフェース信号は入出力インターフェース104を介して受信され、CPU101により解釈され、後述の制御は受信したインターフェース信号の状態に基づきCPU101により行なわれる。
【0023】
以下に、図2のStrobe信号を用いた制御例と、図3のINIT信号を用いた制御例を説明する。
【0024】
図1において、電源OFF時(不図示の主電源スイッチにより操作される)は、CPU101により電源コントローラ109を制御し、電源ライン111をOFFし、このラインを介した電源を供給しないようにしている。ただし、この状態においても電源ライン110はONであり、下記の制御が行なえるようになっている。
【0025】
図2の例では、所定回数(この場合3回)のStrobe信号の受信を確認した場合、電源ライン111をONとする(ただし、確実を期すため、Strobe信号だけではなくINIT信号の非能動状態を同時に確認している)。つまり、この場合ホストから所定回数(この場合3回)のStrobe信号を送信することによりプリンタの電源をONとすることができる。
【0026】
図2は、インターフェース信号の監視サイクル1回分の制御を示しており、同図において、電源ライン111がOFFの状態で、まず符号201のようにホストからのStrobe信号がアクティブ(”Low”)になるのを監視する。
【0027】
ホストからのStrobe信号がアクティブ(”Low”)になると、区間202においてINIT信号チェックを行なう。すなわち、区間202においては10msの間、INIT信号が”High”であることを確認する。INIT信号は”Low”アクティブであり、図2ではINIT信号の”High”状態が継続していることが電源ONの検出条件とされる。
【0028】
もし、符号202の区間でINIT信号が一度でも”Low”である状態を検出すると、Strobe信号201のアクティブ(”Low”)になるのを監視するループヘ戻る。つまり、図2の監視サイクルの最初に戻る。
【0029】
区間202においてINIT信号のチェックが完了した場合、次のホストからのStrobe信号203がアクティブ(”Low”)になるのを監視する。
【0030】
このとき、Strobe信号201がアクティブ(”Low”)になってからの時間を計測し、一定時間(本実施形態では3秒間)経過してもホストからのStrobe信号203がアクティブ(”Low”)にならない場合、ホストからのStrobe信号201がアクティブ(”Low”)になるのを待つループに戻る(図2の監視サイクルの最初に戻る)。
【0031】
ホストからのStrobe信号203がアクティブ(”Low”)になると、前記同様に区間204において10msの間INIT信号が”High”であることを確認する。この場合も、INIT信号が一度でも”Low”である状態を検出すると、Strobe信号がアクティブ(”Low”)になるのを監視するループヘ戻る(図2の監視サイクルの最初に戻る)。
【0032】
区間204のチェックが完了すると、Strobe信号205がアクティブ(”Low”)になるのを監視する。Strobe信号204とStrobe信号205のインターバルも最大3秒とし、これ以上の間Strobe信号205のアクティブ(”Low”)が得られない場合、Strobe信号201がアクティブ(”Low”)を待つループに戻る(図2の監視サイクルの最初に戻る)。
【0033】
そして、Strobe信号205のアクティブ(”Low”)を検出すると区間202、204と同様に区間206においてINIT信号のチェックを行ない、同様にINIT信号が一度でも”Low”である状態を検出すると、ホストからのStrobe信号201がアクティブ(”Low”)になるのを監視するループヘ戻る(図2の監視サイクルの最初に戻る)。
【0034】
Strobe信号205のチェックが完了すると、すなわち、所定回数(この場合3回)のStrobe信号の受信が確認されると、図1のCPU101は電源コントローラ109を制御し、電源ライン111をONにする。すなわち、主電源がON(プリンタ全体の電源がON)にされる。
【0035】
そして、公知のプリンタにおいて、主電源のONに引き続き行なわれるのと同様に、プリンタの各種初期化動作を行なう。この初期化動作を行なう場合、受信したデータは消去せず、RAM103内の受信バッファ内に保管される。初期化動作後印刷されるデータは受信バッファ内に絡納されているデータである。この動作により受信したデータを欠落せずに印刷することが可能となる。
【0036】
次に図3を用いてINIT信号を用いた電源ONの制御につき説明する。
【0037】
本実施形態のプリンタにおいて、電源OFF時(不図示の主電源スイッチにより操作される)は、CPU101により電源コントローラ109を制御し、電源ライン111をOFFし、このラインを介した電源を供給しないようにしている。ただしこの場合も電源ライン110はONであり、下記の制御が行なえるようになっている。
【0038】
図3のINIT信号による自動電源ONの方法では、INIT信号300がアクティブ(”Low”)になった後、非アクティブ(”High”)に戻ることが検出条件とされる(ただし、確実を期すため、INIT信号だけではなくStrobe信号の非能動状態を同時に確認している)。
【0039】
図3は、インターフェース信号の監視サイクル1回分の制御を示しており、同図において、電源ライン111がOFFの状態で、まずINIT信号のアクティブ(”Low”)を検出すると、INIT信号301の”Low”とStrobe信号302の”High”を同時に一定時間(本実施形態においては1ms)監視する(Strobe信号は”Low”アクティブであり、図3ではStrobe信号の”High”状態が継続していることが電源ONの検出条件とされる)。
【0040】
この間にどちらかの信号が一度でも符号301のINIT信号の”Low”と符号302のStrobe信号の”High”以外の状態になった場合は、処理を中止し、次のINIT信号300の”Low”を監視する(図3の監視サイクルの最初に戻る)。
【0041】
INIT信号301、Strobe信号302のチェックが完了すると、次に10msの間隔をあけて、INIT信号303の”Low”と、Strobe信号304の”High”を同時に一定時間(本実施形態においては1ms)監視する。
【0042】
この場合も符号301、302の場合と同様に、どちらかの信号が一度でも他の状態、つまり、INIT信号303が”Low”、Strobe信号304が”High”以外の状態になった場合は処理を中止し、次のサイクルのINIT信号300の”Low”から再度監視する制御を行なう(図3の監視サイクルの最初に戻る)。
【0043】
INIT信号303、Strobe信号304のチェックが完了すると、さらに10msの間隔をあけてINIT信号303、Strobe信号304と同じチェック作業を繰り返す(305、306)。
【0044】
この場合も、信号が一度でもINIT信号が”Low”、Strobe信号が”High”以外の状態になった場合は処理を中止し、次のサイクルのINIT信号の検出から再度同じ処理を行なう。すなわち、図3の符号300のINIT信号の”Low”の検出から処理を繰り返す(図3の監視サイクルの最初に戻る)。
【0045】
上記のチェックを3回以上行なった(つまりINIT信号の”Low”状態が確認された)後は、同様にStrobe信号”High”のチェックは継続して行なうが、INIT信号が変化しても監視サイクルの最初に戻らず、今度はINIT信号の”High”状態を確認する。
【0046】
すなわち、符号307のINIT信号の”High”、符号308のStrobe信号”High”の状態を監視する処理に移り、この間にINIT、Strobeのどちらかの信号が一度でも他の状態、すなわち、INIT信号307が”High”、Strobe信号308が”High”以外になった場合は処理を中止し、INIT信号300の”Low”の検出から処理を再度行なう(図3の監視サイクルの最初に戻る)。
【0047】
INIT信号307の”High”、Strobe信号308の”High”のチェックが完了すると10msの間隔をあけて同様なチェックを同様に3回行なう。
【0048】
この間に、どちらかの信号が一度でも他の状態、すなわち、INIT信号が”High”、Strobe信号308が”High”以外になった場合は、処理を中止し、INIT信号300の”Low”の検出から処理を再度行なう(図3の監視サイクルの最初に戻る)。
【0049】
この3回のチェックが完了すると、CPU101の指令により電源コントローラ109により電源ライン111をONにする。
【0050】
これによりプリンタ全体に電源が供給され、初期化動作を行なう。INIT信号による自動電源ONの場合は、Strobeの場合と異なり、INIT信号の意味(プリンタ全体をリセット)に従い、初期化動作時に入力(受信)データバッファは全てクリアする。
【0051】
上述のようにして、ホストからStrobe信号を所定回数送信するパターンにより、あるいはINIT信号を送信することにより、プリンタの電源を自動的にONすることができる。
【0052】
すなわち、図2の例では、ホストから独立したStrobe信号のシーケンスを明示的に送信することによりプリンタの電源をONにすることができる。また、図2の制御を常時実行することとすれば、ホストからの印刷データ送信にともなうStrobe信号の連続によってプリンタの電源をONにすることができ、この場合にはホスト装置の側で特別な制御を必要としない。
【0053】
<第2の実施形態>
図5、図6に第2の実施形態を示す。第2の実施形態は第1の実施形態と同じ回路構成において、ホストからの設定により自動電源ONの指令のフォーマットを変更可能としたものである。
【0054】
すなわち、図5は図2に対応し、区間508のINIT信号のチェック時間、および区間509のStrobe信号のインターバルと回数をプログラマブルとしたものである。
【0055】
すなわち、図5の符号501は、1回目のStrobe信号のアクティブ(”Low”)状態である。第一の実施形態で説明したように、ここでINIT信号502の”High”を確認する。第一の実施形態では、この時間は10msであったが、本実施形態では区間508のチェック時間はプログラマブルであり、予めホストより設定しておく。
【0056】
当然、区間508のチェック時間の時間設定は、Strobe信号の最大インターバルである設定時間509をはみ出すまで長くすることができないが、区間508のチェック時間の時間設定を適宜設定することにより確実なチェックを行なうことができる。
【0057】
すなわち、区間508のチェック時間は長ければ長い程、信頼性は向上するが次のStrobe信号のアクティブ(”Low”)を検出できない可能性があるため、適正な値を設定しなければならない。
【0058】
Strobeのアクティブ間隔の最大時間設定である設定時間509(先の実施形態では3秒)も同様に本実施形態ではプログラマブルであり、この時間を超えてのStrobe信号のアクティブ状態は再度監視サイクルを図の最初の位置に戻すように作用させる。
【0059】
さらに、本実施形態では、電源ONとするための条件であるStrobe信号のアクティブ回数Nも予めホストより設定することができる。この設定も予めホストから設定されるデータにより設定することができる。
【0060】
区間508、509の時間設定、あるいはStrobe信号の入力回数については、ホストからインターフェース信号のデータ線を用いるなどしてあらかじめ所定のコマンドシーケンスを送信することにより行なうことができる。また、操作パネル112から所定の操作を行なうことにより設定してもよい。
【0061】
図6は図3に対応し、区間613のINIT信号のチェック時間、および区間612のStrobe信号のチェック時間などをプログラマブルとしたものである。
【0062】
図6において、まずINIT信号600のアクティブ(”Low”)が確認されるが、その後Strobe、INITの論理を確認する(601、602)が、ここでのチェック時間612、613をホストからのデータにより設定可能としておく。この時間の設定も、長ければ信頼性は向上するが、反応が悪くなることがあるため、使用している機種及び、使用方法に合わせて設定する必要がある。
【0063】
614は、電源ONの指令と判断するために必要とされるINIT信号のアクティブ(”Low”)の最小時間の設定である。この設定もホストからのデータにて設定可能としておく。この時間の設定は時間を長くすると信頼性は向上するが、短いINIT信号に対しては応答しなくなることがある。設定時間を短くするとノイズ等の影響により誤動作する場合はあるが、反応は向上するという特徴を持っているため、使用している機種、使用方法に合わせて適正な時間を設定する必要がある。
【0064】
615は、電源ONの指令と判断するために必要とされるINIT信号の非アクティブ(”High”)の最小時間の設定である。この設定もホストからのデータにて設定可能である。この時間の設定は時間を長くすると信頼性は向上するが反応が悪くなる場合がある。設定時間を短くするとノイズ等の影響により誤動作する場合はあるが、反応は向上するという特徴を持っているため、使用している機種、使用方法に合わせて適正な時間を設定する必要がある。
【0065】
図6において設定可能な各パラメータも、ホストからインターフェース信号のデータ線を用いるなどしてあらかじめ所定のコマンドシーケンスを送信することにより行なうことができる。また、操作パネル112から所定の操作を行なうことにより設定してもよい。
【0066】
<その他の変形例>
以上説明したように既存のインターフェース信号を用いて電源をホストから制御することができる。第1、第2実施形態においてはStrobe信号とINIT信号の組み合わせだけのチェックであったが、他の信号を合わせてチェックすることによりさらに信頼性が向上する。
【0067】
また、Strobe信号やINIT信号などセントロニクスインターフェースの独立した信号線を用いるだけでなく、データ線を用いて所定のコマンドシーケンスを送信することにより自動電源ONを行なわせることが考えられる。たとえば、所定のコマンドデータをnバイト連続して送信することにより自動電源ONを行なわせることができるし、「nバイトの連続」よりもさらに複雑なコマンドシーケンスを用いることもできる。
【0068】
もちろん、セントロニクス以外のインターフェース仕様であっても同様の構成が可能であり、その場合には、自動電源ONのために適当なインターフェース信号やコマンドシーケンスを選択できる。
【0069】
また、図5、図6に例示した自動電源制御に関する各種設定パラメータにおいても、設定時間、設定回数等の設定だけでなく、Strobe信号によるチェックとINIT信号によるチェックを独立で設定することも可能であり、使用機種に合わせて設定すると、より高い効果が得られる。
【0070】
また、以上では、電源ONについて説明したが、電源OFFについても、自動制御、つまり電源スイッチを介さない制御が可能である。
【0071】
電源OFFについては、種々の方法が考えられるが、まず、上述の電源ONの場合と同様に、インターフェース信号線を介して所定のシーケンスを送信することが考えられる。電源ONとOFFの双方について自動制御を行なう場合には当然両者を区別できるようなシーケンスを採用する必要がある。
【0072】
また、電源スイッチや、上述の自動電源ON制御による電源ONの後、所定時間が経過したら自動的に電源をOFFとすることも考えられる。また、ホストから所定時間以上、印刷データを受信しなかった場合、自動的に電源をOFFとすることも考えられる。これらの自動的に電源をOFFとするための所定時間は、いずれもホストからの所定のコマンドシーケンスの送信や、操作パネル112からの所定操作により設定できる。
【0073】
あるいは、電源スイッチで電源ONとされた場合は自動的な電源OFF制御を行なわず、上述の自動電源ONによる電源ONが行なわれた場合のみ、上記の各種の自動電源OFFを行なうようにしてもよい。
【0074】
さらに、本発明の自動電源ON/OFF制御を行なうか否かは操作パネル112での所定操作や、ホストからの所定コマンドの送信により制御するようにしておくことができる。
【0075】
以上のように、ホストからの設定により設定された情報に従い、ホストから所定フォーマットの指令を受信し、その指令をチェックすることにより正規信号との判別を行なうことにより自動で電源ON、あるいはOFFの制御が可能となる。これによりユーザーの使用している機種に合わせて自動電源ONのタイミングを設定することが可能になり、未使用時の無駄な電力を削減できるだけでなく、使用する時間のみ電源をONにでき、印刷装置を使い易くすることができる。
【0076】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、ホスト装置から印刷データを受信し、受信した印刷データにしたがって所定の記録方式で印刷を行なうに際してホスト装置から所定の指令を受信することにより、装置の所定部分の電源の投入ないし遮断を制御する自動電源制御を行なう構成を採用しているため、電源のON/OFFの面倒な操作を必要とせず、電源のON/OFFの操作の失敗がなく、操作性に優れまた、未使用時の無駄な電力を削減できるだけでなく、使用する時間電源をONにでき、印刷装置を使い易くすることができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態におけるプリンタの要部を示したブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施形態によるStrobe信号のチェックを示した説明図である。
【図3】本発明の第1の実施形態によるINIT信号のチェックを示した説明図である。
【図4】セントロニクス仕様のインターフェース信号線を示した説明図である。
【図5】本発明の第2の実施形態によるStrobe信号のチェックを示した説明図である。
【図6】本発明の第2の実施形態によるINIT信号のチェックを示した説明図である。
【符号の説明】
101 CPU
102 ROM
103 RAM
104 入出力インターフェース
105 EEPROM
106 モータコントローラ
107 印刷ヘッドコントローラ
109 電源コントローラ
110 電源ライン
111 電源ライン
112 操作パネル

Claims (8)

  1. ストローブ信号に同期したデータを入力するセントロニクスインタフェースを介してホスト装置と通信可能な印刷装置において、
    ストローブ信号がアクティブになってから所定時間以内におけるストローブ信号のアクティブを、連続して複数回検知する検知手段と、
    前記検知手段によりストローブ信号がアクティブになってから前記所定時間以内におけるストローブ信号の前記アクティブを連続して複数回検知した場合に、装置本体の所定部分への電源の投入を行わせる電源制御手段とを有することを特徴とする印刷装置。
  2. 前記電源の投入に応じて装置本体における初期化動作を行なわせる初期化制御手段と、
    前記セントロニクスインタフェースを介して受信したデータを保管する揮発性の記憶手段からなる保管手段と、
    前記保管手段に保管されたデータを前記初期化制御手段による初期化動作に伴い消去することなく、前記初期化動作の後、前記保管したデータに基づく記録媒体への記録を行う記録手段を有することを特徴とする請求項に記載の印刷装置。
  3. 前記複数回の回数設定を、前記セントロニクスインタフェースを介して通信可能なホスト装置からの遠隔指示又は操作部を介しての操作に応じて行う設定手段を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の印刷装置。
  4. ホスト装置から印刷データを受信し、受信した印刷データにしたがって所定の記録方式で印刷を行なう印刷装置において、
    前記ホスト装置から印刷データとともに所定の指令を受信することにより、装置本体の所定部分の電源の投入を制御する自動電源制御手段と、
    前記電源の投入に応じて初期化動作を行わせる初期化制御手段と、
    前記所定の指令とともに受信した印刷データを保管する揮発性の記憶手段からなる保管手段と、
    前記保管手段に保管された前記印刷データを前記初期化制御手段による初期化動作に伴い消去することなく、前記初期化動作の後、前記保管した前記印刷データに基づく記録媒体への記録を行う記録手段を有することを特徴とする印刷装置。
  5. 前記自動電源制御手段による装置本体の所定部分の電源の投入を実行させるか否かの設定、あるいは、変更された前記所定の指令のパターンの設定を行う設定手段とを有し、
    前記設定手段への設定の指示は前記ホスト装置から可能であることを特徴とする請求項に記載の印刷装置。
  6. 前記自動電源制御手段は前記所定部分の電源の投入及び遮断を制御可能であり、前記自動電源制御手段による自動的な電源の投入及び遮断の各々を実行するか否かの設定は、前記ホスト装置から設定可能であることを特徴とする請求項又はに記載の印刷装置。
  7. ストローブ信号に同期したデータを入力するセントロニクスインタフェースを介してホスト装置と通信可能な印刷装置における印刷制御方法において、
    ストローブ信号がアクティブになってから所定時間以内におけるストローブ信号のアクティブを、連続して複数回検知する検知過程と、
    前記検知手段によりストローブ信号がアクティブになってから前記所定時間以内におけるストローブ信号の前記アクティブを連続して複数回検知した場合に、装置本体の所定部分への電源の投入を行わせる電源制御過程とを有することを特徴とする印刷制御方法。
  8. ホスト装置から印刷データを受信し、受信した印刷データにしたがって所定の記録方式で印刷を行なう印刷装置における印刷制御方法において、
    前記ホスト装置から印刷データとともに所定の指令を受信することにより、装置本体の所定部分の電源の投入を制御する自動電源制御過程と、
    前記電源の投入に応じて初期化動作を行わせる初期化制御過程と、
    前記所定の指令とともに受信した印刷データを揮発性の記憶手段に保管する保管過程と、
    前記保管過程において保管された前記印刷データを前記初期化制御過程による初期化動作に伴い消去することなく、前記初期化動作の後、前記保管した前記印刷データに基づく記録媒体への記録を行う記録過程を有することを特徴とする印刷制御方法。
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