JP3068485B2 - キーボードログ情報出力装置 - Google Patents

キーボードログ情報出力装置

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JP3068485B2
JP3068485B2 JP9044045A JP4404597A JP3068485B2 JP 3068485 B2 JP3068485 B2 JP 3068485B2 JP 9044045 A JP9044045 A JP 9044045A JP 4404597 A JP4404597 A JP 4404597A JP 3068485 B2 JP3068485 B2 JP 3068485B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はキーボードログ情報
出力装置に関し、特にキーボードに入力されたコマンド
ログ情報を生成し出力するキーボードログ情報出力装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のキーボードは、入力操作
の履歴を残すことにより、障害診断の際の時間および労
力を削減するために用いられている。たとえば、特開昭
57−006942号公報によれば、キーボードの特殊
なキーを押下すると情報処理装置上で動作するOSの状
態に合わせた形式のキーデータに変換してログ情報が出
力される。
【0003】図8は上記の従来例を示すブロック図であ
る。同図において、オペーレータがコンソール処理部5
2のキーボード52cからコマンドを入力すると、コン
ソール制御部52aが入力されたコマンドを表示部52
bに表示すると共に、この電子計算機のOS51に、入
力されたコマンドを送出する。オペレータがキーボード
52c中のファンクションキーを押下するとコマンド生
成部53中のキーレジスタ55に押下されたキーの番号
が入る。
【0004】このキーレジスタ55にキー番号が入る
と、モード読み取り部54がOS51中の各種ステータ
ス語からOSの実行中のモードをモードセレクタ54a
に読み込む。キーレジスタ55とモードレジスタ54a
の値はコマンド判別部56中のアドレスレジスタにて連
結され、この連結された値は各コマンドの登録されてい
るコマンド記憶部57中のアドレスを形成する。
【0005】次にコマンド読み出し部58はコマンド判
別部56のアドレスレジスタで指定されたコマンド記憶
部57中のコマンドを読み出し、コンソール制御部52
aにキーボード52cから打ち込まれたと同一形式にし
て送出する。そしてコンソール制御部52aはこのコマ
ンドを表示部52bに表示すると共にOS51に送出す
る。
【0006】また、実開平2−123622号公報によ
れば、キーまたはコマンドの履歴を取り、編集および選
択実行可能な機能を付加することにより、障害診断の際
の時間および労力を削減する。すなわち、キーボードよ
り入力したコマンドやデータの履歴が格納される履歴バ
ッファと表示装置の1画面分のデータが格納される編集
バッファとを備えたコマンド履歴制御装置を有してい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記したような従来の
キーボードにおいて、第1の問題点は、キーボードから
出力するキーデータ列を記憶またはキーボードから出力
されたキーデータ列を編集することにより、障害診断時
の時間と労力を減らすことが考慮されているが、情報処
理装置とキーボードとの間で障害が発生すると対応でき
ない。その理由は、キーボードに対する入力の履歴を取
る手段が無いためである。すなわち、コマンド自身が化
けて別のコマンドとなっている可能性もあるので、キー
ボードに対するコマンドの履歴はキーボードで取らない
と意味がない。
【0008】第2の問題点は、情報処理装置上で動作す
るソフトウェアからキーボードに入力したコマンドが正
しく受信されたか否か不明である。このために、誤った
コマンドがキーボードに入力されても、それが偶然有効
なコマンドであった場合には、キーボードはソフトウェ
アが入力したコマンドとは別の動作/レスポンスを出力
してしまう。この場合には、ソフトウェアはキーボード
に期待した動作やレスポンスを待ち続けることになり、
処理が停止してしまうことがある。すなわち、キーボー
ドから出力される履歴を取っても、障害の解析には大部
分の場合には役にたたない。その理由は、キーボードか
らのコマンドに対するレスポンスデータがACK/NA
Cのみであるためである。
【0009】第3の問題点は、キーボードを制御するソ
フトウェアおよび情報処理装置の開発,または保守にお
いて、キーボードに履歴を取る機能が無い場合には、通
常、ロジックアナライザ等の測定機器を情報処理装置が
キーボードを制御する信号線に接続をして、キーボード
に対するコマンドが正常に送られているか波形を観測す
る。しかし、コマンドが正常に送られていても、キーボ
ードは正常に受信していない場合がある。このため、コ
マンドが正常に受信されているのか,誤ったコマンドと
して受信されているのかソフトウェアやロジックアナラ
イザ等からはわからないので、何故、キーボードが意図
した動作やレスポンスデータを出力しないのか原因が不
明の場合がある。その理由は、情報処理装置からキーボ
ードに入力したコマンド体系が少数のバイト数から構成
され、コマンド等が正常に受信できたかチェックする手
段がパリティチェックなどの簡単な手段のみであるため
である。
【0010】本発明の目的は、キーボードが受信したコ
マンドをロギングし、必要に応じてログ情報を出力する
ことにより、情報処理装置上のソフトウェアがキーボー
ドに入力したコマンドと受信したコマンドが同じか否か
確認するキーボードログ情報出力装置を提供することに
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のキーボードログ
情報出力装置は、キーボードに入力したコマンドのログ
情報を作成し出力するキーボードログ情報出力装置にお
いて、入力したコマンドをログ情報として蓄えあらかじ
め定められた指示に従って前記ログ情報を出力するキー
ボードを有して構成される。
【0012】また、本発明のキーボードログ情報出力装
置において、前記キーボードは入力されるコマンドを受
け付けるコマンド受信部と、前記コマンドをログ情報と
して蓄え指示にしたがって送出しあるいは消去するコマ
ンドログ部と、前記ログ情報を出力する指示を検出しロ
グ出力制御部に通知するログ出力検出部と、前記ログ出
力検出部からの指示にしたがって前記コマンドログ部か
ら前記ログ情報を受け取りデータ出力部に送出するログ
出力制御部と、入力したコマンドを解釈して実行するコ
マンド処理部と、前記コマンド処理部に指示されてキー
を走査してキーデータを生成し送出するキースキャン部
と、前記ログ出力制御部が送出するログ情報および前記
キースキャン部が送出するキーデータを出力するデータ
出力部とを備えて構成される。
【0013】また、本発明のキーボードログ情報出力装
置において、前記キーボードは入力されるコマンドを受
け付けるコマンド受信部と、前記コマンドをログ情報と
して蓄え指示にしたがって送出しあるいは消去するコマ
ンドログ部と、入力したコマンドを解釈して実行すると
き前記コマンドがログ情報の出力を指示するログ出力コ
マンドの場合には前記コマンドログ部から前記ログ情報
を受け取りデータ出力部に送出するコマンド処理部と、
前記コマンド処理部に指示されてキーを走査してキーデ
ータを生成し送出するキースキャン部と、前記コマンド
処理部が送出するログ情報および前記キースキャン部が
送出するキーデータを出力するデータ出力部とを備えて
構成される。
【0014】さらに、本発明のキーボードログ情報出力
装置において、前記キーボードは信号線を介して情報処
理装置に接続され、コマンドを前記情報処理装置から受
信し、ログ情報およびキーデータを前記情報処理装置に
送信するようにして構成される。
【0015】すなわち、本発明によるキーボードログ情
報出力装置は、情報処理装置よりコマンドが入力される
と、受信したコマンドをログ情報として蓄える手段によ
りコマンドをログ情報として蓄える。受信したコマンド
のログを出力する指示を検出する手段によりログ情報を
情報処理装置に出力する指示を検出すると、ログ情報の
出力を制御する手段により、ログ情報を出力する手段に
対してログ情報出力の指示をする。ログ情報が出力され
ると、ログ情報の出力を制御する手段は、ログ情報をク
リアする手段にログ情報をクリアする指示をする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明について図面を参照
しながら説明する。
【0017】図1は本発明の実施の第一の形態を示すブ
ロック図である。同図において、本発明によるキーボー
ドログ情報出力装置は、入力されるコマンドを受け付け
るコマンド受信部22と、前記コマンドをログ情報とし
て蓄え指示にしたがって送出しあるいは消去するコマン
ドログ部25と、前記ログ情報を出力する指示を検出し
ログ出力制御部に通知するログ出力検出部21と、前記
ログ出力検出部からの指示にしたがって前記コマンドロ
グ部から前記ログ情報を受け取りデータ出力部に送出す
るログ出力制御部24と、入力したコマンドを解釈して
実行するコマンド処理部26と、前記コマンド処理部に
指示されてキーを走査してキーデータを生成し送出する
キースキャン部27と、前記ログ出力制御部が送出する
ログ情報および前記キースキャン部が送出するキーデー
タを出力するデータ出力部23とを備えるキーボード2
0を有している。
【0018】なお、キーボード20は上位の情報処理装
置10との間を、情報処理装置10がキーボード20に
コマンドを通知するRST信号線111およびキーボー
ド20が情報処理装置10にキーデータやレスポンスデ
ータを通知するDATA信号線112によって接続され
ている。
【0019】同図を参照すると、ログ出力検出部21は
ログ出力の指示を検出し、ログ出力制御部24にログ出
力の指示を通知する。また、コマンド受信部22は情報
処理装置10からRST信号線111を通してコマンド
を受信する。
【0020】データ出力部23は、キーボード20から
情報処理装置10に出力するデータをDATA信号線1
12より出力する。また、データの出力が終了した通知
をログ出力制御部24,コマンド処理部26,またはキ
ースキャン部27に出力する。
【0021】ログ出力制御部24はログ出力の指示を受
けるとコマンドログ部25にログ出力の指示を送出し、
コマンドログ部25より入力されたログをデータ出力部
23に送出する。データ出力部23よりデータ出力終了
の通知を受けると、コマンドログ部25にログをクリア
(消去)する指示を送出する。
【0022】コマンドログ部25は、コマンド受信部2
2が受信したコマンドをログとして蓄え、ログ出力制御
部24からの指示により、ログを出力またはクリアす
る。つまり、受信したコマンドをログ情報として蓄え、
指示によりログ情報を出力し、または消去する機能を備
える。
【0023】コマンド処理部26は、コマンドを解釈し
て実行し、さらにデータ出力部23およびキースキャン
部27に対する指示をする。
【0024】キースキャン部27は、キーマトリックス
に従ってキーの状態(キーを押している状態か離してい
る状態か)を調べてキーデータを生成し、データ出力部
23に出力する。
【0025】図2は、キーボード20より情報処理装置
10にキーデータを出力する動作を示す流れ図である。
コマンドを受信し処理する機能を持たないキーボードは
同図のようなフローで動作している。
【0026】まず、キーボード20が動作を開始する
と、キーマトリックスをスキャンしてキーボードのキー
状態をチェックする(ステップ201)。もし、キーが
離された状態からキーを押した状態に状態が変化した場
合(以降キーONと略す。)、もしくは、その反対にキ
ーが押されてた状態からキーを離した状態に状態が変化
した場合(以降キーOFFと略す。)には、キーデータ
出力有りと判断する。もし、変化の無い場合にはキーデ
ータ出力無しと判断して再度キーマトリックスのスキャ
ン処理を開始する(ステップ202)。
【0027】なお、オートリピートの機能をサポートし
ているキーボードの場合には、キーを押した状態がその
まま変化しなくても一定時間を経過するとキーOFF,
キーONしたように判定をして状態の変化無しにキーデ
ータの出力をする。また、キーによっては、キーONで
Makeキー,キーOFFでキーデータ無し,次のキー
ONでBreakキー,キーOFFでキーデータ無しの
ような変則的なキー、例えばCAPSキー,NUMキー
などもある。
【0028】以上の処理はキースキャン部27により処
理され、キーデータはデータ出力部23に出力される。
データ出力部23はキーデータを情報処理装置10に出
力する(ステップ203)。そして、データ出力が終了
すると、再度キースキャン部のキーマトリックスのスキ
ャン処理を実施する。
【0029】図3は、情報処理装置10よりコマンドを
キーボード20が受信した場合の動作を示す流れ図であ
る。このフローは図2の一連の処理中、割込またはボー
リング等により処理される。
【0030】最初にコマンド受信部22により情報処理
装置10よりコマンドを受信する(ステップ211)。
コマンド受信部22は受信したコマンドが通信上、正常
か確認をする。例えばパリティチェックやサムチェック
等がこれに該当する。正常/異常を示すデータと入力さ
れたコマンドをコマンドログ部25に入力する。もし、
正常ならばコマンド処理部26に受信したコマンドを入
力し、異常ならばデータ出力部23にNAC出力の指示
をする(ステップ212)。
【0031】コマンドログ部25はコマンド受信部22
より入力されたコマンドと正常/異常を示すデータとか
らログを作成する(ステップ213,ステップ21
8)。
【0032】コマンド受信部22よりコマンド処理部2
6に正常なコマンドが入力されると、コマンド処理部2
6は処理すべきコマンド(サポートしているコマンド)
か否か確認をする。もし、処理すべきコマンド、つまり
サポートしているコマンドならば、データ出力部23に
ACKを出力する指示をする。処理すべきでないコマン
ド、すなわちサポートしていないコマンドならば、デー
タ出力部23にNAC出力の指示をする(ステップ21
4)。
【0033】データ出力部23はACK出力の指示を受
けた場合には情報処理装置10へACKを出力し、コマ
ンド処理部26に出力終了を通知する(ステップ21
5)。もし、NACの出力指示のあった場合には、情報
処理装置10へNACを出力して処理を終了する(ステ
ップ216)。
【0034】コマンド処理部26はACK出力が終了す
るとコマンドを解析して実行する(ステップ217)。
コマンドの実行が終了すると一連の処理は終了する。
【0035】図4は、ログ出力の指示があった場合の動
作を示す流れ図である。同図において、まず、ログ出力
の指示をログ出力検出部21が検出する。ログ出力の検
出は、例えば、ログ出力を指示する信号線の変化による
割込,キーボード20上のインターバルタイマー割込,
キーボード20上に用意されたジャンパースイッチによ
る割込,もしくはキーボード20上のインターバルタイ
マー割込によりジャンパースイッチを検出しキーボード
20での特定のキーを連続または同時に押した組み合わ
せによる割込により検出できる。そしてログ出力検出部
21はログ出力制御部24にコマンドのログ出力の指示
のあったことを通知する(ステップ221)。
【0036】ログ出力制御部は、データ出力部23にロ
グ出力開始を示すデータの出力指示をする。データ出力
部23はログ出力開始を示すデータを情報処理装置10
に出力する。ログ出力開始を示すデータの出力が終了す
ると、ログ出力制御部24に出力終了を通知する(ステ
ップ222)。
【0037】ログ出力制御部24はコマンドログ部25
にログ出力の指示をすると、コマンドログ部25はログ
をログ出力制御部24に渡す(ステップ223)。
【0038】ログ出力制御部24は渡されたログをデー
タ出力部23に送出する(ステップ224)。
【0039】データ出力部23はログを情報処理装置1
0に出力し、データ出力が終了するとログ出力制御部2
4にデータ出力終了を通知する(ステップ225)。
【0040】ログ出力制御部24はコマンドログ部25
にログの有無を確認し、もし、ログがあればステップ2
23に戻り次のログ出力を開始する。もしログが無けれ
ば、データ出力部23にログ出力終了を示すデータを出
力する指示を送出する(ステップ226)。
【0041】データ出力部23はログ出力終了を示すデ
ータを情報処理装置10に出力して処理を終了する(ス
テップ227)。
【0042】次に、上記の動作をさらに具体的に説明す
る。
【0043】図3を参照すると、例えば、正常なリセッ
トコマンド(キーボードを再度初期化するコマンド)が
受信できた場合において、リセットコマンドが情報処理
装置10より入力されると、コマンド受信部22はリセ
ットコマンドを受信する(ステップ211)。
【0044】入力されたリセットコマンドが通信上エラ
ーか否かパリティチェックにより確認をする。この確認
した結果とリセットコマンドをコマンドログ部25に入
力する。通信上エラーか否か確認した結果、正常ならば
リセットコマンドをコマンド処理部26に入力する(ス
テップ212)。
【0045】コマンドログ部25ではコマンド受信部2
2より入力されたデータをコマンドログ部の中に含むロ
グ情報用のバッファに蓄える。コマンド受信部22より
コマンド処理部26にリセットコマンドが入力される
と、コマンド処理部26はサポートしているコマンドか
否か確認をする。リセットコマンドはサポートしている
コマンドであるのでデータ出力部23にACKを出力す
る指示を送出する。(ステップ214)。
【0046】データ出力部23はACK出力の指示を受
け、情報処理装置10へACKを出力し、コマンド処理
部26に出力終了を通知する(ステップ215)。
【0047】コマンド処理部26はACK出力が終了す
るとリセットコマンドを実行する(ステップ217)。
コマンドの実行が終了すると一連の処理は終了する。
【0048】異常なリセットコマンドが受信できた場合
において、情報処理装置10よりコマンドをキーボード
20に入力すると、コマンド受信部22により情報処理
装置10よりコマンドを受信する(ステップ211)。
【0049】コマンド受信部22は受信したコマンドが
通信上正常か否かパリティチェックの確認をする。正常
/異常を示すデータと入力されたコマンドをコマンドロ
グ部25に入力する。リセットコマンドは異常なのでデ
ータ出力部23にNAC出力の指示を送出する(ステッ
プ212)。
【0050】コマンドログ部25はコマンド受信部22
より入力されたリセットコマンドと正常/異常を示すデ
ータとをコマンドログ部の持つバッファに蓄える(ステ
ップ218)。
【0051】データ出力部23にはNACの出力指示が
送出されるので、情報処理装置10へNACを出力して
処理を終了する(ステップ216)。
【0052】次に、図4を参照すると、例えば、ログの
出力のトリガは、ジャンパースイッチとインターバルタ
イマにより実現させている。ジャンパースイッチはON
状態では信号はLOWを検出でき、OFF状態ではHI
GHが検出できるものとする。
【0053】このとき、インターバルタイマによりログ
出力検出部21が動作する。もし、ジャンパースイッチ
による信号がHIGHならば、次のインターバルタイマ
による起動までログ出力検出部21はスリープ状態とな
る。つまり、ジャンパースイッチからの信号がHIGH
である限り、ログ出力検出部21でRUN−スリープの
状態を繰り返すことになる。もし、ジャンパースイッチ
による信号がLOWならばログ出力の指示の検出と判断
し、ログ出力制御部24にログ出力指示を通知する(ス
テップ221)。ログ出力制御部24は、データ出力部
23にログ出力開始を示すデータ(以降、LOGSTA
RTと略す。)の出力指示をする。データ出力部23は
LOGSTARTを情報処理装置10に出力する。LO
GSTARTの出力が終了すると、ログ出力制御部24
に出力終了を通知する。(ステップ222)。
【0054】ログ出力制御部24はコマンドログ部25
にログ出力の指示をすると、コマンドログ部25は1組
のログをログ出力制御部24に渡す(ステップ22
3)。
【0055】ログ出力制御部24は渡された1組のログ
をデータ出力部23に送出する(ステップ224)。
【0056】データ出力部23はログを情報処理装置1
0に出力し、データ出力が終了するとログ出力制御部2
4にデータ出力終了を通知する(ステップ225)。
【0057】ログ出力制御部24はコマンドログ部25
にログの有無を確認し、もし、ログがあればステップ2
23に戻り次のログ出力を開始する。もし、ログが無け
れば、データ出力部23にログ出力終了を示すデータ
(以降、LOGENDと略す。)を出力する指示をする
(ステップ226)。
【0058】データ出力部23はLOGENDを情報処
理装置10に出力して、処理を終了する(ステップ22
7)。
【0059】図5は上記のキーボードログ情報出力装置
の他の動作例を示す流れ図である。同図において、キー
ボード20が動作を開始すると、ログ出力検出部21
は、ログ出力の指示があるか否かを検出する(ステップ
301)。
【0060】もしログ出力の指示があれば、ログ出力制
御部24にログ出力の指示をする。ログ出力制御部24
はLOGSTARTを出力する指示をデータ出力部23
に送出すると、データ出力部23は情報処理装置10に
LOGSTARTを出力し、出力が終わるとログ出力制
御部24に出力終了を通知する(ステップ302)。
【0061】ログ出力制御部24はコマンドログ部25
にログ出力の指示をすると、コマンドログ部25はログ
をログ出力制御部24に渡す(ステップ303)。
【0062】ログ出力制御部24は渡されたログをデー
タ出力部23に送出する(ステップ304)。
【0063】データ出力部23はログを情報処理装置1
0に出力しデータ出力が終了するとログ出力制御部24
にデータ出力終了を通知する(ステップ305)。
【0064】ログ出力制御部24はコマンドログ部25
にログの有無を確認し、もし、ログがあればステップ3
03に戻り次のログ出力を開始する。もしログが無けれ
ば、データ出力部23にログ出力終了を示すデータを出
力する指示をする(ステップ306)。
【0065】データ出力部23はログ出力終了を示すデ
ータを情報処理装置10に出力し、データの出力を終了
するとログ制御部24に通知する(ステップ307)。
【0066】次に、キースキャン部27によりキーマト
リックスをスキャンしてキーボードのキー状態をチェッ
クする(ステップ308)。
【0067】もし、キーONもしくはキーOFFの場合
には、キースキャン部27はキーデータ出力有りと判断
する。もし、変化の無い場合にはキーデータ出力無しと
判断して再度キーマトリックスのスキャン処理を開始す
る(ステップ309)。
【0068】キーデータはデータ出力部23に出力さ
れ、データ出力部23はキーデータを情報処理装置10
に出力する(ステップ310)。データ出力が終了する
と再度ステップ301に戻り、ログ出力の特定の検出チ
ェックから実行する。
【0069】上記の動作例では、ログ出力の指定の検出
をインターバルタイマや割込を使用せず、キーマトリッ
クスのスキャンと同様にポーリングによって実行でき
る。したがってキーボード20の備えるインターバルタ
イマや割込の資源を消費せずにキーボードログ情報を取
得することができる。
【0070】図6は本発明の実施の第二の形態を示すブ
ロック図である。同図において、本発明によるキーボー
ドログ情報出力装置は、入力されるコマンドを受け付け
るコマンド受信部22と、前記コマンドをログ情報とし
て蓄え指示にしたがって送出しあるいは消去するコマン
ドログ部25と、入力したコマンドを解釈して実行する
とき前記コマンドがログ情報の出力を指示するログ出力
コマンドの場合には前記コマンドログ部から前記ログ情
報を受け取りデータ出力部に送出するコマンド処理部2
6aと、前記コマンド処理部に指示されてキーを走査し
てキーデータを生成し送出するキースキャン部27と、
前記コマンド処理部が送出するログ情報および前記キー
スキャン部が送出するキーデータを出力するデータ出力
部23aとを備えるキーボード20aを有している。
【0071】すなわち、上記のキーボードログ情報出力
装置は、情報処理装置10より入力されるコマンドによ
りログ出力の指示が検出されるので、コマンド処理部2
6aはコマンドを処理する機能に含めて、ログ出力の指
示の検出およびログ出力制御の機能を含有している。し
たがって、図1に示したログ出力検出部21およびログ
出力制御部24は不要である。
【0072】図7は上記のコマンドログ情報出力装置に
おけるログ出力処理の動作を示す流れ図である。なお、
キーデータ出力処理およびコマンド処理は図2および図
3と同様である。
【0073】図7において、コマンド処理部26aは、
コマンドログ部25にログ出力の指示をすると、コマン
ドログ部25は1組のログをコマンド処理部26aに渡
す(ステップ421)。
【0074】コマンド処理部26aは渡された1組のロ
グをデータ出力部23aに送出する(ステップ42
2)。
【0075】データ出力部23aはログを情報処理装置
10に出力し、データ出力が終了するとコマンド処理部
26aにデータ出力終了を通知する(ステップ42
3)。
【0076】コマンド処理部26aは出力したログがロ
グ出力コマンドのデータか否か確認をする。もし、ログ
出力コマンドのデータで無い場合には、次のログを出力
するためにステップ421に戻る。ログ出力コマンドの
データである場合にはログ出力を終了する(ステップ4
24)。
【0077】本発明の実施の第二の形態はログ出力の指
示をコマンドにより実現するので、情報処理装置で動作
するソフトウェアによる制御が可能である。これによ
り、ソフトウェアがコマンドのログを解析をすることに
よって、正常に受信できなかったコマンドを再度入力し
直すなどの処理ができる効果がある。
【0078】また、第一の形態においても、ジャンパー
スイッチのかわりに情報処理装置からの信号線を利用す
ることによって同様の機能が実現できるが、信号線を1
本増やす必要がある。従来使用していたシステムにおい
ても信号線に余分がない限り、コマンドによる方がログ
出力の指示をする機能の追加がしやすい。
【0079】一方、コマンドでログ出力の指示をするこ
とは、情報処理装置にとって通常のコマンドと同様に期
待したレスポンスが得られない場合も考えられる。しか
し、一定時間内にログ出力形式や一連のデータの出力パ
ターンが検出できなければ、再度ログ出力コマンドを入
力し直す対策をとることができる。ただし、レスポンス
データが定義されていないコマンドの場合には、いずれ
にしても、キーボードに正確にコマンドが通知されたの
かを検出することはできない。
【0080】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よるキーボードログ情報出力装置は、情報処理装置から
入力されるコマンドをログ情報として蓄え、そのログ情
報を必要なときに情報処理装置に出力することができ
る。したがって、オペレータはコマンドが正常に通知さ
れているのか確認ができる。また、確認をソフトウェア
で実行すれば、コマンドを再度入力し直す等の処理をす
ることにより、より確実にキーボードにコマンドを入力
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第一の形態を示すブロック図。
【図2】キーデータ出力の動作を示す流れ図。
【図3】コマンド処理の動作を示す流れ図。
【図4】ログ出力の動作を示す流れ図。
【図5】ログ出力の他の動作例を示す流れ図。
【図6】本発明の実施の第二の形態を示すブロック図。
【図7】図6の例におけるログ出力の動作を示す流れ
図。
【図8】従来例を示すブロック図。
【符号の説明】
10 情報処理装置 20 キーボード 21 ログ出力検出部 22 コマンド受信部 23 データ出力部 24 ログ出力制御部 25 コマンドログ部 26 コマンド処理部 27 キースキャン部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上位装置からキーボードに入力されたコ
    マンドのログ情報を作成し出力するキーボードログ情報
    出力装置において、前記キーボードは入力されるコマン
    ドを受け付けるコマンド受信部と、前記コマンドをログ
    情報として蓄え指示にしたがって送出しあるいは消去す
    るコマンドログ部と、前記ログ情報を出力する指示を検
    出しログ出力制御部に通知するログ出力検出部と、前記
    ログ出力検出部からの指示にしたがって前記コマンドロ
    グ部から前記ログ情報を受け取りデータ出力部に送出す
    るログ出力制御部と、入力したコマンドを解釈して実行
    するコマンド処理部と、前記コマンド処理部に指示され
    てキーを走査してキーデータを生成し送出するキースキ
    ャン部と、前記ログ出力制御部が送出するログ情報およ
    び前記キースキャン部が送出するキーデータを出力する
    データ出力部とを備えることを特徴とするキーボードロ
    グ情報出力装置。
  2. 【請求項2】 上位装置からキーボードに入力されたコ
    マンドのログ情報を作成し出力するキーボードログ情報
    出力装置において、前記キーボードは入力されるコマン
    ドを受け付けるコマンド受信部と、前記コマンドをログ
    情報として蓄え指示にしたがって送出しあるいは消去す
    るコマンドログ部と、入力したコマンドを解釈して実行
    するとき前記コマンドがログ情報の出力を指示するログ
    出力コマンドの場合には前記コマンドログ部から前記ロ
    グ情報を受け取りデータ出力部に送出するコマンド処理
    部と、前記コマンド処理部に指示されてキーを走査して
    キーデータを生成し送出するキースキャン部と、前記コ
    マンド処理部が送出するログ情報および前記キースキャ
    ン部が送出するキーデータを出力するデータ出力部とを
    備えることを特徴とするキーボードログ情報出力装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のキーボードログ
    情報出力装置において、前記キーボードは信号線を介し
    て情報処理装置に接続され、コマンドを前記情報処理装
    置から受信し、ログ情報およびキーデータを前記情報処
    理装置に送信することを特徴とするキーボードログ情報
    出力装置。
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