JPH071800A - プリンタのエラー情報出力方式 - Google Patents

プリンタのエラー情報出力方式

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JPH071800A
JPH071800A JP5141628A JP14162893A JPH071800A JP H071800 A JPH071800 A JP H071800A JP 5141628 A JP5141628 A JP 5141628A JP 14162893 A JP14162893 A JP 14162893A JP H071800 A JPH071800 A JP H071800A
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JP5141628A
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Inventor
Yasushi Oguri
泰 小栗
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Casio Computer Co Ltd
Casio Electronics Manufacturing Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
Casio Electronics Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】サービスマンコールの原因解析に必要なシステ
ム内部のエラー情報を表示出力する。 【構成】I/Fコントローラを制御するソフトウエアの
各タスク、即ち印字情報の入力を制御するセントロ受信
部1、印字情報の命令を解析するコマンド解析部2、R
AMやレジスタの入出力を制御するメモリ管理部3、解
析された命令に基づいて各タスクを制御するコマンド実
行部4、コンピュータ資源を管理して各タスクに割り当
てるモニタ部5、プリンタエンジン7を制御するプリン
タコントロール部6、及びキーボード9のキー入力等に
より表示装置10へのデータ表示を制御するパネル制御
部8は、それぞれ、エラーが発生すると、アドレスカウ
ンタの内容、レジスタ、及びレジスタの内容をRAMに
記憶してエラー表示ルーチンにジャンプする。エラー表
示ルーチンでは、上記RAMに記憶された内容を、キー
ボード9からのキー入力に基づいて順次表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サービスマンコールの
原因解析に必要なエラー情報を表示出力するプリンタに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、稼動中の複写機や電子写真プ
リンタ等に異常が生じた場合、装置の表示パネル等によ
り、異常を示すアラームが表示報知される。通常は、オ
ペレータがガインダンスキーを操作するとエラーに対す
る処理方法が順次案内され、オペレータはこの案内に従
って異常解除のための処置をする。そして、なお異常が
解除されないとサービスマンコールが表示されて一切の
処理が停止する。
【0003】また、予め異常の種類を、例えば用紙ジャ
ムやトナー切れなどオペレータが処理することにより回
復可能な異常と、サービスマンによる修理等が必要な異
常とに分類しておき、異常発生時には、アラーム表示と
共に発生した異常の種類を表示しこの異常に対応する処
理を指示するようにしたものもある。
【0004】このように、オペレータが処理可能な異常
の発生(オペレータコール)に対しては、一瞥して処理
すべき内容が判るような様々なガイダンス(指導・案
内)表示が用意されているが、サービスマンコールの場
合は、異常に対応する番号等が表示されるのみであり、
サービスマンは、この表示された番号等に基づいて異常
の種類を判断して処置するようになっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】サービスマンコールの
場合、このような表示でも、例えば熱定着用ヒータの断
線等プリンタエンジンに起因する異常やRAM(Random
Access Memory)エラー等I/F(インターフェース)ハ
ードウエアに起因する異常等はセンサや電気回路によっ
て検出されるから、上記番号によるガイダンス表示内容
と実際の故障内容とに齟齬がなく、したがって故障個所
を正確に認識できるため何ら不都合なことはない。
【0006】しかしながら、サービスマンコールは、異
常の種類が限定されているオペレータコールとは異な
り、種々の異常に対して発生する。例えば印字処理前段
の画像データ処理を行うI/Fコントローラで検出され
るサービスマンコールは、ソフトウエア上のデータエラ
ーによる場合が多く異常の種類は多種多様であり、これ
らの中には、検出個所に基づく番号表示と検出要因とが
必ずしも一致しないものが存在する。例えば、図6に示
すように、コマンド実行、モニタ、及びパネル制御の各
タスク(task:オペレーションシステムが資源を割り振っ
て処理を行う仕事の単位)間で制御データの送受を行っ
ているときに、あるデータAをコマンド実行タスクで制
作し、そのデータAをモニタタスクを介してパネル制御
タスクが受け取って処理を行おうとしてデータAが不正
データであると判明したとき、この不正データ検出に基
づくサービスマンコールが行われる。この場合、ガイダ
ンス表示にはパネル制御タスクで異常が発生したと表示
される。しかし実際のエラー発生要因は、例えば、a:
パネル制御タスクのバグ、b:パネル制御タスクが使用
しているRAMの不良、c:コマンド実行タスクのバ
グ、d:コマンド実行タスクが使用しているRAMの不
良、e:コマンド実行タスクからパネル制御タスクまで
の間のデータ化け等が考えられ、上記ガイダンス表示か
らだけでは異常の原因を特定することができない。この
場合、サービスマンは試行錯誤を繰り返しながら異常の
原因を探索していくことになり、手数がかかって面倒で
あるばかりでなく全体として保守作業の能率が低下する
という問題があった。
【0007】また、ノイズによって発生した異常の場合
は、同一ノイズを任意に発生させることは極めて困難で
あり、したがって異常の再現も極めて困難であるから、
原因究明は不可能に近い。
【0008】本発明は、上記従来の実情に鑑み、サービ
スマンコールの原因解析に必要なエラー情報を表示出力
できるエラー情報出力方式を実現することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】以下、本発明に係わるプ
リンタのエラー情報出力方式の構成を述べる。本発明
は、上位機器から入力する印字情報を解析しその解析結
果に対応する画像情報を生成しその画像情報を印刷出力
するプリンタのエラー情報出力方式に適用される。
【0010】先ず、上記印字情報に基づく画像情報生成
処理過程における複数のチェックポイントで生成される
データ及びそのアドレスを記憶しておく記憶手段を有す
る。同手段は、例えばRAM(Random Access Memory)
等からなる。
【0011】次に、上記画像情報生成処理過程中のエラ
ー発生を検知するエラー検知手段を有する。同手段は、
例えば、I/Fソフトウエア等からなる。そして、上記
エラー検知手段によりエラー発生が検知されたとき上記
記憶手段に保持された情報を表示する表示制御手段を有
する。同手段は、例えば、CPU(Central Processing
Unit) 、パネル制御部等からなる。
【0012】
【作用】ゆえに、この発明は、エラー検知手段により画
像情報生成処理過程中のエラー発生が検知されると、こ
のとき記憶手段により保持された上記画像情報生成処理
過程のチェックポイントにおいて生成されたデータ及び
そのアドレスが、表示制御手段により表示される。
【0013】これにより、サービスマンコールの原因解
析に必要なエラー情報を表示出力することができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳述する。図1は、一実施例に係わるI/Fコン
トローラを制御するソフトウエアのタスク構成を示す概
要図である。
【0015】同図において、セントロ受信部1は、セン
トロニクスI/F(パラレルデータの送受信が可能なセ
ントロニクス社の仕様に準拠して構成されたインターフ
ェース)を介してホスト機器から送信される印字情報の
入力を制御する。
【0016】コマンド解析部2は、セントロ受信部1が
入力する印字情報を命令コード、文字コード、パラメー
タ等からなる中間コードに変換して命令を解析する。メ
モリ管理部3は、印字情報をページ単位で一時的に記憶
するページバッファ領域、ビットイメージデータを記憶
するCGメモリ領域、ワーク領域等からなるRAMや、
用紙一枚分のビットイメージを展開するフレームメモ
リ、さらにはデータレジスタ、プログラムカウンタ等の
入出力を制御する。
【0017】コマンド実行部4は、コマンド解析部によ
って解析された命令に基づいてメモリ管理部3、モニタ
部5、プリンタコントロール部6等を制御する。モニタ
部5は、いわゆるUNIXシステムのカーネルの如きプ
ログラムであり、コンピュータ資源を管理し、それを各
タスクに割り当て、且つ各部の処理実行を制御する。
【0018】プリンタコントロール部6は、外部制御部
のプリンタエンジン7へビットイメージデータをビデオ
転送する制御を行う。パネル制御部8は、キーボード9
からのキー入力、及びモニタ部5からの制御をうけて表
示装置10にデータを表示する制御を行う。
【0019】このようなタスク構成において、各タスク
実行中にしばしばエラーが発生する。このようなエラー
の発生要因としては、A:ノイズ等による不正割り込み
の発生、B:ノイズ等によるCPUのアクセス不正やR
AMのデータ化けの発生、C:ソフトウエアのバグに基
づく処理不可能な受信データ又は制御データの生成、
D:プリンタエンジン等の動作エラー、E:ホスト機器
からの不正送信データの混入等がある。
【0020】上記のタスク構成においては、これら発生
したエラーを以下に説明する方法により検知する。すな
わち、1:受信データ又は制御データのチェックサム
(合計値判定)でチェック、2:詳しくは後述する各I
/O(入出力)でのタイムアウトチェック、3:受信デ
ータ又は制御データが処理範囲外であり処理が不可能で
ある場合、4:あるタスクにて送受する制御データ間で
の情報不一致又はタイミングずれのある場合等である。
【0021】図2に、上記各I/O(入出力)でのタイ
ムアウトチェックが行われる場合の一例を示す。同図に
示すように、I/F(インターフェース)11とPR−
CONT(プリンタコントローラ)12が通信線により
接続されていて、I/F11からPR−CONT12に
例えば給紙切り換え等の指示信号が出力されたものとす
る。PR−CONT12側では、その指示による処理を
行っている間、I/F11に対し指示を実行中であるこ
とを示す信号(BUSY信号)を出力する。このBUS
Y信号が出力されている間、I/F11は次の指示信号
を出力せずに待機する。I/F11からの指示に対する
PR−CONT12側における実行時間は、指示の種類
毎に予め仕様上で規定されている。I/F11側では、
PR−CONT12に指示をしてからこの指示に対する
BUSY信号が解除されるまでの時間を監視し、上記指
示に対して規定されている実行時間を越えてなお上記B
USY信号が解除されないとき、I/F11側では、P
R−CONT12に何らかの異常が発生した、即ちタイ
ムアウト・エラーが発生したと判断する。
【0022】ところで、上述したエラー発生要因A、
B、C、D及びEと、エラー検出方法1、2、3及び4
とは1対1で対応していない。これは、1つのタスクに
おいてエラー検出のためのチェックポイント(エラー検
出個所)が1個所とは限らないことによる。通常では、
いずれの検出個所で、いかなる検出方法で、どの種類の
データによって生じたエラーが検出されたかは不明であ
る。従来、サービスマンコールの際に正確なガイダンス
表示ができなかった理由もここに存在する。
【0023】本実施例においては、上述したエラー検出
方法に基づいてより正確なガイダンス表示を行えるよう
にするものである。エラー検出後このような正確なガイ
ダンス表示を行うために、図1に示す各タスクは、不図
示の複数のレジスタa、b1、b2 、m1 、m2 やRA
M等を使用する。
【0024】以下、上記の構成における各タスクによる
エラー検出に係わる処理動作の一例を図3に示すフロー
チャートを用いて説明する。同図に示すフローチャート
は、各タスクにおける上述した各I/Oでのタイムアウ
トチェックの処理を示している。
【0025】同図において、先ず、I/O指示の内容を
レジスタm1 に記憶し(ステップSm )、続いて、上記
I/O指示の内容に対応して予め規定されているタイム
アウト時間(最長実行時間)をレジスタm2 に記憶して
(ステップSm+1 )、次に、上記I/O指示を実行する
(ステップSm+2 )。これにより、例えば図2に示すI
/F11からPR−CONT12に指示信号が出力さ
れ、その実行時間の監視が開始される。この実行時間の
監視は、上記I/O指示の実行後、「0」からスタート
させたタイマ値と上記レジスタm2 に記憶したタイムア
ウト時間との比較を、PR−CONT12から出力され
るBUSY信号が解除されるまで繰り返すことによって
行われる。そして、上記タイマ値がレジスタm2 のタイ
ムアウト時間を越えない内にBUSY信号が解除された
ときはタイムアウト・エラーは発生しなかったと判断
し、一方、BUSY信号が解除されぬままタイマ値がレ
ジスタm2 のタイムアウト時間を越えたときはタイムア
ウト・エラーが発生したと判断する。
【0026】上記判別でタイムアウト・エラーが検出さ
れていなければ(Sm+3 がN)、上記レジスタm及び関
連する他の各レジスタに記憶された内容を「0」クリア
して(ステップSm+4 )、メイン処理に戻るが、他方、
上記判別でタイムアウト・エラーが検出されていれば、
プログラムカウンタの値をRAMの所定領域に記憶する
(ステップSm+5 )。これにより、タイムアウト・エラ
ー発生時のプログラムアドレスがシステム内に記憶され
る。
【0027】また、これと共に各レジスタの値を同じく
RAMの他の所定領域に記憶する(同じくステップSm+
5 )。これにより、タイムアウト・エラー発生時及び直
前までの上記タスク間で送受されたデータがシステム内
に記憶される。
【0028】そして、後述するエラー表示ルーチンへジ
ャンプする(ステップSm+6 )。このエラー表示ルーチ
ンは、各タスクに対し共通のルーチンであり、いずれの
タスクであれ又如何なる種類のエラーであれ、エラーを
検出した場合は、全て上記エラー表示ルーチンへジャン
プする。これによって、後述するエラー表示が行われ
る。
【0029】次に、図4(a),(b),(c) に、各タスクにお
けるエラー検出に係わる処理動作の他の例をフローチャ
ートで示す。これらのフローチャートは連続して実行さ
れるタスク間で送受されるデータの不一致によるエラー
検出の処理を示している。
【0030】同図(a),(b) 及び(c) にそれぞれ示すタス
クA、B及びCは、図1において連続して実行されるタ
スクであればいずれのタスクでもよい。例えば、今タス
クがコマンド解析部2からメモリ管理部3へ、このメモ
リ管理部3からコマンド実行部4へと順次移行したもの
とする。このときコマンド解析部2、メモリ管理部3及
びコマンド実行部4によるエラー検出に係わる動作は、
図4の(a) に示すタスクA、同図(b) に示すタスクB及
び同図(c) に示すタスクCによってそれぞれ表すことが
できる。他の連続するタスクの場合も同様であり、即
ち、図1に実線矢印または複線矢印で流れの方向が示さ
れている7つのタスクは、自タスク独自の処理を行うと
共に、処理の流れの中で自タスクの置かれた位置に応じ
て図4(a),(b) 及び(c) にそれぞれ示すタスクA、タス
クB及びタスクCで表されるいずれの処理をも行ってい
る。
【0031】例えば、上記コマンド解析部2→メモリ管
理部3→コマンド実行部4の場合を例として説明すれ
ば、先ず、同図(a) に示すように、タスクA(コマンド
解析部2)は、他タスク(メモリ管理部3)への通知デ
ータ(コマンド解析結果)をレジスタaに記憶すると共
に(ステップSi )、その通知データを他タスク(メモ
リ管理部3)へ通知する(ステップSi+1 )。
【0032】次に、同図(b) に示すように、タスクB
(メモリ管理部3)は、上記タスクA(コマンド解析部
2)からの通知を受領し(ステップSj )、その受領デ
ータをレジスタb1 に記憶し(ステップSj+1 )、続い
て、他タスク(コマンド実行部4)への通知データ(い
ま受領した又は既に受領・記憶済みのコマンド解析結
果)をレジスタb2 に記憶すると共に(ステップSj+2
)、その通知データを他タスク(コマンド実行部4)
へ通知する(ステップSj+3 )。
【0033】そして、同図(c) に示すように、タスクC
(コマンド実行部4)は、上記タスクB(メモリ管理部
3)からの通知を受領し(ステップSk )、次に、その
受領したデータにエラーがあるか否か判別する(ステッ
プSk+1 )。
【0034】上記判別でエラーが検出されていなければ
(Sk+1 がN)、上記各レジスタa、b1 、b2 に記憶
された内容を「0」クリアして(ステップSk+2 )、メ
イン処理に戻るが、他方、上記判別でエラーが検出され
ていれば、プログラムカウンタの値をRAMの所定領域
に記憶する(ステップSk+3 )。これにより、この場合
も、エラー発生時のプログラムアドレスがシステム内に
記憶される。
【0035】また、これと共に各レジスタの値を同じく
RAMの他の所定領域に記憶する(同じくステップSk+
3 )。これにより、エラー発生時及び直前までの上記タ
スク間で送受されたデータがシステム内に記憶される。
【0036】そして、エラー表示ルーチンへジャンプす
る(ステップSk+4 )。 このように、エラー発生時の
タスク間の送受データやプログラムアドレスを記録した
後、エラー表示ルーチンの処理を行う。この処理を、図
5に示すフローチャートを用いて説明する。
【0037】同図において、まずサービスマンコールを
行う(S1)。これにより、異常発生とその異常が発生
したタスクを示す番号がパネル等に警告表示される。こ
れは従来と同様の処理であり、また従来であればエラー
表示はこのサービスマンコールで終了する。
【0038】本実施例では、次に、所定のキー押下(所
定のパネルキーの入力操作)がなされたか否か判別し、
キー押下されるまで待機する(S2、Y)。これによ
り、異常発生後は、サービスマンの到着まで現状が維持
される。
【0039】そして、キー押下が行われたときは(S
2、N)、エラー発生時に記憶されたプログラムカウン
タの内容及びデータの送受に関与した各レジスタ名(又
はレジスタ番号)を表示する(S3)。
【0040】次に、ふたたび所定のキー押下を待機して
(S4、Y)、キー押下が行われたときは(S4、
N)、エラー発生時にRAMに記憶されたデータを表示
する(S5)。これにより、最初はRAMの所定領域に
記憶され先頭データが表示される。
【0041】続いて、表示ポインタを更新する(S
6)。これにより、いま表示したデータのアドレスを示
している表示ポインタがインクリメントされて次に表示
すべきデータのアドレスが設定される。
【0042】そして、ここでも所定のキー押下を待機し
て(S7、Y)、キー押下が行われたときは(S7、
N)、上記更新された表示ポインタで示されるRAMの
領域を参照し、そこにデータがあるか否か判別する(S
8)。そしてデータがあれば(S8、Y)、上記ステッ
プS5に戻って、ステップS5〜S8を繰り返す。これ
により、エラー時にRAMの所定領域に記憶されたデー
タが順次表示される。これにより、サービスマンは、エ
ラー時のシステム内部の情報を十分に知ることができ
る。
【0043】このように、データを順次表示して、上記
ステップS8で、データがもう無いと判別したときは
(S8、N)、再表示を指示するキー入力操作がなされ
たか否か判別する(S9)。
【0044】そして、再表示が指示されていなければ
(S9、N)、処理を中止するが、一方、再表示が指示
されていれば(S9、Y)、上記ステップS1に戻る。
これにより、サービスマンは、必要に応じてエラー時の
システム内部の情報を繰り返し表示させて調査すること
ができ、工場の設計者と連絡を取るなどして、原因解析
を早期に行うことができる。
【0045】尚、本実施例においては、エラー発生時の
プログラムカウンタの値やデータをRAMに記憶するよ
うにしているが、RAMに限ることなく、不揮発性のメ
モリを使用してもよく、このようにすれば、電源切断後
もエラー発生時の状態を示すデータを記憶に残すことが
でき、サービスマンの到着まで電源を投入したまま放置
するという電力の無駄を省くことができる。また、プロ
グラムカウンタの値とデータを記憶しているが、データ
そのものに限ることなく、タスクが使用するデータエリ
アのアドレスポインタの内容を記憶するようにしてもよ
い。
【0046】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、I/Fソフトウエアにより検出されたサービスマ
ンコール発生時において、一定操作を行うことによりプ
ログラム内部情報が表示されるので、サービスマンと設
計者間の連絡等によりエラーの原因解析を早期に行うこ
とができ、したがって保守サービス機能が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例に係わるI/Fコントローラを制御す
るソフトウエアのタスク構成を示す概要図である。
【図2】各タスクにおける各I/O(入出力)でのタイ
ムアウトチェックが行われる場合の一例を説明する図で
ある。
【図3】各I/Oでのタイムアウトチェックの処理動作
の例を示すフローチャートである。
【図4】(a),(b),(c) は各タスク間で送受されるデータ
の不一致によるエラー検出の処理動作の例を示フローチ
ャートである。
【図5】エラー発生時のシステム内部情報を表示するエ
ラー表示ルーチンのフローチャートである。
【図6】従来のサービスマンコールの内容を説明する図
である。
【符号の説明】
1 セントロ受信部 2 コマンド解析部 3 メモリ管理部 4 コマンド実行部 5 モニタ部 6 プリンタコントロール部 7 プリンタエンジン 8 パネル制御部 9 キーボード 10 表示装置 11 I/F(インターフェース) 12 PR−CONT(プリンタコントローラ)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上位機器から入力する印字情報を解析し
    その解析結果に対応する画像情報を生成しその画像情報
    を印刷出力するプリンタのエラー情報出力方式におい
    て、 前記印字情報に基づく画像情報生成処理過程における複
    数のチェックポイントで生成されるデータ及びそのアド
    レスを記憶しておく記憶手段と、 前記画像情報生成処理過程中のエラー発生を検知するエ
    ラー検知手段と、 該エラー検知手段によりエラー発生が検知されたとき前
    記記憶手段に保持された情報を表示する表示制御手段
    と、 を有することを特徴とするプリンタのエラー情報出力方
    式。
JP5141628A 1993-06-14 1993-06-14 プリンタのエラー情報出力方式 Pending JPH071800A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07112565A (ja) * 1993-10-20 1995-05-02 Canon Inc 画像記録装置
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