JPH10222324A - ネットワークシステム - Google Patents

ネットワークシステム

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JPH10222324A
JPH10222324A JP9043057A JP4305797A JPH10222324A JP H10222324 A JPH10222324 A JP H10222324A JP 9043057 A JP9043057 A JP 9043057A JP 4305797 A JP4305797 A JP 4305797A JP H10222324 A JPH10222324 A JP H10222324A
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network
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Michinori Aoki
通則 青木
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報処理端末装置側で、通信時に発生したエ
ラー情報や必要な動作情報の動作開始時からの一連のデ
ータを取込み記憶することが可能なネットワークシステ
ムを提供する。 【解決手段】 バソコン14a〜14dがネットワーク
プリンタ12を共用して行なう情報処理時に、所定の送
信時間になるか、データの書込時にネットワークボード
13の記憶部の容量が不足すると、記憶部に書込まれて
いるエラー情報や動作情報の一連の格納データが、ネッ
トワークボード13とパソコン14a〜14d間に確立
される仮想回線によって、記憶部からパソコン14a〜
14dに送信されて格納され、新しいエラー情報や動作
情報を含む従来のデータが、定期的に且つバッファの容
量不足時には直ちに、パソコン14a〜14d側で取得
され、情報処理の実行時に発生する異常状態の原因の解
析やその早期復旧が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタと、複数
の情報処理端末装置とがネットワークに接続され、情報
処理端末装置がプリンタを共有して情報処理を行なうネ
ットワークシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】ネットワークにプリンタと複数のマイコ
ンなどの情報処理端末装置とが接続され、情報端末処理
装置がプリンタを共用して情報処理を実行することが行
なわれている。この種のネットワークシステムでは、複
数の情報端末装置により、プリンタを効率的に利用して
情報処理を行なうことが、ネットワークシステムの能率
的な運用に必要である。
【0003】この種のネットワークシステムの効率的な
運用を目的とする技術方式の一例としては、特開平5−
189170号公報に、プリント出力要求時及びプリン
ト出力待ちでプリンタキュー内容の変更時に、ユーザに
プリント出力完了時刻を通知するプリント出力制御方式
が開示されている。
【0004】ところで、この種のネットワークシステム
では、通常、プリンタにネットワークの制御を行なう制
御部と、リングバッファとを有するネットワークボード
が設けられており、この制御部によって、プリンタと情
報端末装置間での印刷データの授受が制御され、通信時
に発生したエラー情報や必要な動作情報がリングバッフ
ァに格納される。そして、リングバッファに記憶された
情報は、情報処理端末装置側或いはプリンタ側からの要
求指令によって、その時点でリングバッファに格納され
ている情報が、プリンタ或いは要求指令を発した情報端
末装置に取込まれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来のネットワ
ークシステムにおいては、ネットワークボードのリング
バッファには、図9に示すように、リングバッファ1に
格納される情報量が許容格納容量に達すると、その後の
情報は、リングバッファ1の最初のメモリアドレスから
順次上書きされる。
【0006】例えば、同図(a)に示すように、リング
バッファ1にデータ1aが書込まれ、書込終了位置に次
の情報を書込むための先頭位置2が設定され、同図
(b)でデータ1bが書き込まれると、書込終了位置に
先頭位置2が設定される。次いで、同図(c)でデータ
1cの書込が開始されると、データ1c1でバッファ1
の許容容量に達するので、データ1c1に続くデータ1
c2は、データ1aの格納部分に上書きされ、書込終了
位置に先頭位置2が設定され、データ1aに関しては、
残りのデータ1arのみが格納されている状態になる。
【0007】そして、同図(d)でデータ1dが書込ま
れ、書込終了位置2が設定された状態では、リングバッ
ファ1には、残りデータ1br、データ1c及びデータ
1dが格納された状態となる。
【0008】このように、従来のこの種のネットワーク
システムでは、リングバッファ1には、通信時に発生し
たエラー情報や必要な動作情報のデータが、常に最新の
データから遡って、リングバッファ1の記憶容量分格納
される。従って、リングバッファ1の記憶容量分以前の
データは、リングバッファ1から取込むことはできず、
また、プリンタが故障で動作停止状態になると、アクセ
ス不能になり、情報処理端末ではリングバッファ1から
エラー情報や必要な動作情報のデータを取込むことがで
きない。
【0009】本発明は、前述したようなこの種のネット
ワークシステムの現状に鑑みてなされたものであり、そ
の目的は、情報処理端末装置側で、通信時に発生したエ
ラー情報や必要な動作情報の動作開始時からの一連のデ
ータを取込み記憶することが可能なネットワークシステ
ムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、全体動作の制御部を具備す
るネットワークボードを備えたプリンタと、複数の情報
処理端末装置とがネットワークに接続され、前記情報処
理端末装置が前記プリンタを共用して情報処理を行なう
ネットワークシステムであり、前記情報処理端末装置と
前記プリンタとの信号の授受で生じるログ情報を格納す
る記憶部と、該記憶部に格納されているログ情報を前記
情報端末装置にデータグラム送信するデータグラム送信
部とが前記ネットワークボードに設けられていることを
特徴とするものである。
【0011】同様に前記目的を達成するために、請求項
2記載の発明は、全体動作の制御部を具備するネットワ
ークボードを備えたプリンタと、複数の情報処理端末装
置とがネットワークに接続され、前記情報処理端末装置
が前記プリンタを共用して情報処理を行なうネットワー
クシステムであり、前記情報処理端末装置と前記プリン
タとの信号の授受で生じるログ情報を格納する記憶部
と、該記憶部に格納されているログ情報を前記情報端末
装置に仮想回線送信する仮想回線送信部とが前記ネット
ワークボードに設けられていることを特徴とするもので
ある。
【0012】同様に前記目的を達成するために、請求項
3記載の発明は、請求項1または請求項2記載の発明に
おいて、前記データグラム送信部または前記仮想回線送
信部は、前記ログ情報の格納量が、前記記憶部の許容記
憶容量に達すると、前記データグラム送信または前記仮
想回線送信を行なうことを特徴とするものである。
【0013】同様に前記目的を達成するために、請求項
4記載の発明は、請求項1または請求項2記載の発明に
おい、前記データグラム送信部または前記仮想回線送信
部は、予め設定した所定時間間隔で、前記データグラム
送信または前記仮想回線送信を行なうことを特徴とする
ものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施の形態
を、図1ないし図8を参照して説明する。図1は本実施
の形態の構成を示すブロック図、図2は本実施の形態の
第1の送信動作を示すフローチャート、図3は本実施の
形態の第1の受信動作を示すフローチャート、図4は本
実施の形態の第2の送信動作を示すフローチャート、図
5は本実施の形態の第2の受信動作を示すフローチャー
ト、図6は本実施の形態の第2の条件に対応する第3の
送信動作を示すフローチャート、図7は本実施の形態の
第1の条件に対応する第3の送信動作を示すフローチャ
ート、図8は本実施の形態の第3の受信動作を示すフロ
ーチャートである。
【0015】本実施の形態では、図1に示すように、ネ
ットワーク10に複数の情報処理端末装置として、パソ
コン14a〜14dと、これらのパソコン14a〜14
dに共用されるネットワークプリンタ12とが接続され
ている。
【0016】このネットワークプリンタ12には、パソ
コン14a〜12dによるネットワークプリンタ12を
使用しての情報処理時のプリント動作のインタフェース
動作を行なうネットワークボード13が配設されてお
り、ネットワークボード13には、全体の動作を制御す
る制御部、ネットワークプリンタ1とパソコン14a〜
14d間での信号の授受で生じるエラー情報や必要な動
作情報のデータが、ログ情報として格納される記憶部、
ログ情報をパソコン14a〜14dにデータグラム送信
するデータグラム送信部、及びログ情報をパソコン14
a〜14dに仮想回線送信する仮想回線送信部が設けら
れている。
【0017】そして、制御部は、記憶部に格納されるロ
グ情報の量が記憶部の記憶容量に達するという第1の条
件と、予め設定された送信時間になるるという第2の条
件との何れかが満たされた時に、予め選択されているデ
ータグラム送信部、或いは仮想回線送信部によって、パ
ソコン14a〜14dにログ情報を送信する機能を備え
ている。
【0018】このような構成の本実施の形態の動作を説
明する。 [第1の送受信動作]第1の送受信動作では、第1の条
件が満たされた時に、制御部の指令によつて、データグ
ラム送信部によりデータグラム送信が行なわれるが、こ
の第1の送受信動作を図2及び図3のフローチャートに
基づいて説明する。
【0019】本実施の形態では、ネットワークボード1
3の制御部によって、ネットワークプリンタ12とパソ
コン14a〜14dのそれぞれとの間で信号の授受が行
なわれ、この信号の授受に基づいて、ネットワークプリ
ンタ12でのプリント動作が実行される。
【0020】この場合、ネットワークプリンタ12とパ
ソコン14a〜14dとの信号の授受に際して、制御部
によって、異常原因の解析や異常の復旧に必要なエラー
情報や動作情報が選択され、各タスクから書込データの
ポインタとデータ長とがパラメータとして制御部に取り
込まれ、必要なエラー情報や動作情報のデータが、逐次
記憶部に格納される。
【0021】このログ情報の書込動作に際しては、図2
のフローチャートのステップS1で、ログ情報の書込指
令の発生が確認されると、ステップS2で、ログ情報の
書込動作中でないことが確認され、ステップS3に進ん
で、制御部によって、書込を行なおうとする全データが
記憶部のバッファに書込可能か否かが判定される。ステ
ップS3で、書込を行なおうとする全データが記憶部の
バッファに書込可能であると判定されると、ステップS
4で、制御部の指令によって、書込データが記憶部のバ
ッファに書込まれ、ステップS5に進んで、書込フラグ
がONに設定される。
【0022】また、ステップS3で、書込を行なおうと
する全データが記憶部のバッファに書込不可能であると
判定されると、ステップS6に進んで、制御部の指令に
よって、現在記憶部のバッファに格納されているエラー
情報や動作情報のデータが、データグラム送信部から、
ネットワーク10を介してデータグラム送信され、ステ
ップS7で記憶部のバッファがクリアされる。そして、
ステップS8に進んで、制御部によって書込データが記
憶部のバッファに書込まれ、ステップS5で、制御部の
指令によって、書込フラグがONに設定される。このデ
ータグラム送信では、送信先との間に通信のための仮想
回線は確立せず、ネットワーク名、グループ名などの名
称を指定して、再送のない1回の送信が行なわれる。
【0023】一方、パソコン14a〜14d側では、図
3のフローチャートのステップS11において、予めデ
ータグラム通信の受信を指示する受信コマンドがネット
ワークボード13に送信されており、図2のフローチャ
ートのステップS6で、ネットワークボード13のデー
タグラム送信部から送信される記憶部のバッファに格納
されていたデータは、図3のフローチャートのステップ
S12で、受信コマンドを送信したパソコン14a〜1
4dで受信される。この受信データはパソコン14a〜
14dのHDDなどの記憶ユニットに書込まれ、その後
パソコン14a〜14dからは、次のデータグラム通信
の受信のための受信コマンドが、ネットワークボード1
3に送信される。
【0024】このようにして、パソコン14a〜14d
では、ネットワークボード13の記憶部のバッファに格
納されるエラー情報や動作情報のデータを、バッファの
記憶データが記憶容量に達する毎に、データグラム送信
を受信することにより取込み、HDDなどの記憶ユニッ
トに格納する。
【0025】以上に説明したように、本実施の形態の第
1の送受信動作によると、ネットワークボード13の記
憶部のバッファへのエラー情報や動作情報のデータの書
込に際して、バッファの記憶容量が不足すると判定され
ると、それまでバッファに格納されていたデータが、パ
ソコン14a〜14dにデータグラム送信されるので、
パソコン14a〜14dには、従来のエラー情報や動作
情報のデータが連続して格納され、パソコン14a〜1
4dによるネットワークプリンタ12を使用しての情報
処理の実行時に発生する異常状態の原因の解析やその早
期復旧が可能になる。
【0026】[第2の送受信動作]第2の送受信動作で
は、第1の条件が満たされた時に、制御部の指令によっ
て、仮想回線送信部により仮想回線送信が行なわれる
が、この第2の送受信動作を図4及び図5のフローチャ
ートに基づいて説明する。
【0027】図4のフローチャートのステップS21な
いしステップS25の動作は、すでに図2に基づいて説
明した第1の送受信動作のステップS1ないしステップ
S5の動作とそれぞれ同一なので、重複する説明は行な
わない。
【0028】本実施の形態では、ステップS23で、書
込を行なおうとする全データが記憶部のバッファに書込
不可能であると判定されると、ステップS26に進ん
で、制御部の指令によって、ネットワークボード13か
らパソコン14a〜14dに仮想回線確立要求信号が送
信され、これに対応してパソコン14a〜14dから送
信される確立了解信号に基づいて、ステップS27で、
制御部の指令によって、現在記憶部のバッファに格納さ
れているエラー情報や動作情報のデータが、仮想回線送
信部から、パソコン14a〜14dとの間に確立された
仮想回線を使用して送信され、送信が終了するとステッ
プS28で、制御部の指令によって仮想回線が切断され
る。
【0029】そして、ステップS29で記憶部のバッフ
ァがクリアされ、ステップS30に進んで、制御部によ
って書込データが記憶部のバッファに書込まれ、ステッ
プS25に進んで、制御部の指令によって書込フラグが
ONに設定される。
【0030】この仮想回線送信では、ネットワークボー
ド13とパソコン14a〜14d間で、仮想回線を確立
することにより、受信が確認されるまで送信が繰り返さ
れ、記憶部のバッファに格納されているエラー情報や動
作情報のデータが、パソコン14a〜14dに確実に送
信される。
【0031】一方、パソコン14a〜14d側では、図
5のフローチャートのステップS31において、予め仮
想回線通信の受信を指示する受信コマンドがネットワー
クボード13に送信されており、図4のフローチャート
のステップS27で、ネットワークボード13の仮想回
線送信部から送信される記憶部のバッファに格納されて
いたデータは、図5のフローチャートのステップS32
で、受信コマンドを送信したパソコン14a〜14dで
受信され、受信データはパソコン14a〜14dのHD
Dなどの記憶ユニットに書込まれる。
【0032】その後、パソコン14a〜14dでは、ス
テップS33で、仮想回線の切断処理が行なわれ、次の
データグラム通信の受信のための受信コマンドが、ネッ
トワークボード13に送信される。
【0033】このようにして、パソコン14a〜14d
では、ネットワークボード13の記憶部のバッファに格
納されるエラー情報や動作情報のデータを、バッファの
記憶データが記憶容量に達する毎に、仮想回線送信を受
信することにより確実に取込み、HDDなどの記憶ユニ
ットに格納する。
【0034】以上に説明したように、本実施の形態の第
2の送受信動作によると、ネットワークボード13の記
憶部のバッファへのエラー情報や動作情報のデータの書
込に際して、バッファの記憶容量が不足すると判定され
ると、それまでバッファに格納されていたデータが、パ
ソコン14a〜14dに仮想回線送信されるので、パソ
コン14a〜14dには、従来のエラー情報や動作情報
のデータが連続して、且つ仮想回線送信により確実に受
信格納され、パソコン14a〜14dによるネットワー
クプリンタ12を使用しての情報処理の実行時に発生す
る異常状態の原因の解析やその早期復旧が可能になる。
【0035】[第3の送受信動作]第3の動作では、第
1の条件が満たされた時と第2の条件が満たされた時と
に、制御部の指令によって、仮想回線送信部により仮想
回線送信が行なわれるが、この第3の動作を図6、図7
及び図8のフローチャートに基づいて説明する。
【0036】本実施の形態の第3の送受信動作では、ロ
グ情報の書込要求の発生から、書込要求データの書込に
際する記憶部のバッファの記憶容量の判定、記憶容量不
足時の仮想回線送信による従来のバッファの格納データ
のパソコン14a〜14dへの送信後の書込要求データ
のバッファへの格納の一連の動作は、図7のフローチャ
ートのステップS51ないしステップS60に従って行
なわれる。
【0037】このステップS51ないしステップS60
の動作は、すでに説明した第2の送信動作を示す図4の
フローチャートのステップS21ないしステップS30
の動作と同一なので、重複する説明は行なわない。
【0038】第3の送受信動作では、図6のフローチャ
ートのステップS41で、予め設定された所定の時間間
隔で実行される記憶部のバッファの格納データの送信時
間であるか否かが判定され、該送信時間であると判定さ
れると、ステップS42でログ情報の書込が行なわれて
いないことが確認され、ステップS43で、バッファの
記憶内容が前回送信の送信データの内容と比較され、ス
テップS44で、新たなデータが追加されているか否か
が判定される。
【0039】ステップS44で、データの内容に新たな
追加がないと判定されると、図7のステップS51に戻
って、次のログ情報の書込み要求に備えた待機状態とな
る。
【0040】ステップS44で、新たなデータが追加さ
れていると判定されると、ステップS45に進み、制御
部の指令によって、ネットワークボード13からパソコ
ン14a〜14dに仮想回線確立要求信号が送信され、
これに対応してパソコン14a〜14dから送信される
確立了解信号に基づいて、ステップS46で、制御部の
指令によって、現在記憶部のバッファに格納されている
エラー情報や動作情報のデータが、仮想回線送信部か
ら、パソコン14a〜14dとの間に確立された仮想回
線を使用して送信され、送信が終了するとステップS4
7で、制御部の指令によって仮想回線が切断される。
【0041】そして、ステップS48で記憶部のバッフ
ァがクリアされ、ステップS49に進んで、制御部の指
令によって、書込フラグがOFFに設定され、図7のス
テップS51に戻って、次のログ情報の書込み要求に備
えた待機状態となる。
【0042】また、前述のように図6のフローチャート
のステップS44、或いはステップS49から、図7の
ステップS51に進んでの待機中に、予め設定された所
定の時間間隔で実行される記憶部のバッファの格納デー
タの送信時間になると、再び図6のフローチャートに基
づく処理が実行される。
【0043】一方、パソコン14a〜14d側では、図
8のフローチャートのステップS61において、予め仮
想回線通信の受信を指示する受信コマンドがネットワー
クボード13に送信されており、図6のフローチャート
のステップS46、或いは図7のフローチャートのステ
ップS57で、ネットワークボード13の仮想回線送信
部から送信される記憶部のバッファに格納されていたデ
ータは、図8のフローチャートのステップS62で、受
信コマンドを送信したパソコン14a〜14dで受信さ
れ、受信データはパソコン14a〜14dのHDDなど
の記憶ユニットに書込まれる。
【0044】その後、パソコン14a〜14dでは、ス
テップS63で、仮想回線の切断処理が行なわれ、次の
データグラム通信の受信のための受信コマンドが、ネッ
トワークボード13に送信される。
【0045】以上に説明したように、本実施の形態の第
3の送受信動作によると、ネットワークボード13の記
憶部のバッファへのエラー情報や動作情報のデータの書
込に際して、バッファの記憶容量が不足すると判定され
た場合、及び予め設定された所定の時間間隔で実行され
る記憶部のバッファの格納データの送信時間になると、
それまでバッファに格納されていたデータが、パソコン
14a〜14dに仮想回線送信される。
【0046】このために、パソコン14a〜14dで
は、新しいエラー情報や動作情報を含む従来のデータ
が、定期的に且つバッファの容量不足時には直ちに、仮
想回線送信によって確実に受信格納される。従って、パ
ソコン側では、記憶部のデータが許容容量に達する前の
アクセス不能事故にも対応して、新しいエラー情報や動
作情報を含む従来のデータが取得でき、パソコン14a
〜14dによるネットワークプリンタ12を使用しての
情報処理の実行時に発生する異常状態の原因の解析やそ
の早期復旧をより確実に行なうことが可能になる。
【0047】
【発明の効果】請求項1記載の発明によると、全体動作
の制御部を具備するネットワークボードを備えたプリン
タと、複数の情報処理端末装置とがネットワークに接続
され、情報処理端末装置によりプリンタを共用して情報
処理が行なわれるが、情報処理端末装置とプリンタとの
信号の授受で生じるログ情報が、ネットワークボードの
記憶部に格納され、ネットワークボードのデータグラム
送信部によって、記憶部に格納されているログ情報が、
情報端末装置にデータグラム送信されるので、情報端末
装置側で、データグラム送信されるエラー情報や必要な
動作情報などのログ情報を受信格納し、異常動作の原因
の解析や早期復旧を適確に行なうことが可能になる。
【0048】請求項2記載の発明によると、全体動作の
制御部を具備するネットワークボードを備えたプリンタ
と、複数の情報処理端末装置とがネットワークに接続さ
れ、情報処理端末装置によりプリンタを共用して情報処
理が行なわれるが、情報処理端末装置とプリンタとの信
号の授受で生じるログ情報が、ネットワークボードの記
憶部に格納され、ネットワークボードの仮想回線送信部
によって、記憶部に格納されているログ情報が、情報端
末装置に仮想回線送信されるので、情報端末装置側で、
仮想回線送信されるエラー情報や必要な動作情報などの
ログ情報を確実に受信格納し、異常動作の原因の解析や
早期復旧をより適確に行なうことが可能になる。
【0049】請求項3記載の発明によると、データグラ
ム送信部または仮想回線送信部によって、ログ情報の格
納量が、記憶部の許容記憶容量に達すると、データグラ
ム送信または仮想回線送信が行なわれ、請求項1記載の
発明または請求項2記載の発明で得られる効果が実現さ
れる。
【0050】請求項4記載の発明によると、データグラ
ム送信部または仮想回線送信部によって、予め設定した
所定時間間隔で、データグラム送信または仮想回線送信
が行なわれるので、請求項1記載の発明または請求項2
記載の発明で得られる効果に加えて、情報処理端末装置
側で、記憶部の新しい格納データを定期的に獲得でき、
ネットワークボードへのアクセス不能事故にも対応し
て、異常動作の原因の解析や早期復旧をより適確に行な
うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の構成を示すブロック図
である。
【図2】同実施の形態の第1の送信動作を示すフローチ
ャートである。
【図3】同実施の形態の第1の受信動作を示すフローチ
ャートである。
【図4】同実施の形態の第2の送信動作を示すフローチ
ャートである。
【図5】同実施の形態の第2の受信動作を示すフローチ
ャートである。
【図6】同実施の形態の第2の条件に対応する第3の送
信動作を示すフローチャートである。
【図7】同実施の形態の第1の条件に対応する第3の送
信動作を示すフローチャートである。
【図8】同実施の形態の第3の受信動作を示すフローチ
ャートである。
【図9】従来のリングバッファへの書込動作の説明図で
ある。
【符号の説明】
10 ネットワーク 12 ネットワークプリンタ 13 ネットワークボード 14a〜14d パソコン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全体動作の制御部を具備するネットワー
    クボードを備えたプリンタと、複数の情報処理端末装置
    とがネットワークに接続され、前記情報処理端末装置が
    前記プリンタを共用して情報処理を行なうネットワーク
    システムであり、 前記情報処理端末装置と前記プリンタとの信号の授受で
    生じるログ情報を格納する記憶部と、 該記憶部に格納されているログ情報を前記情報端末装置
    にデータグラム送信するデータグラム送信部とが前記ネ
    ットワークボードに設けられていることを特徴とするネ
    ットワークシステム。
  2. 【請求項2】 全体動作の制御部を具備するネットワー
    クボードを備えたプリンタと、複数の情報処理端末装置
    とがネットワークに接続され、前記情報処理端末装置が
    前記プリンタを共用して情報処理を行なうネットワーク
    システムであり、 前記情報処理端末装置と前記プリンタとの信号の授受で
    生じるログ情報を格納する記憶部と、 該記憶部に格納されているログ情報を前記情報端末装置
    に仮想回線送信する仮想回線送信部とが前記ネットワー
    クボードに設けられていることを特徴とするネットワー
    クシステム。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載のネットワ
    ークシステムにおいて、前記データグラム送信部または
    前記仮想回線送信部は、前記ログ情報の格納量が、前記
    記憶部の許容記憶容量に達すると、前記データグラム送
    信または前記仮想回線送信を行なうことを特徴とするネ
    ットワークシステム。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2記載のネットワ
    ークシステムにおいて、前記データグラム送信部または
    前記仮想回線送信部は、予め設定した所定時間間隔で、
    前記データグラム送信または前記仮想回線送信を行なう
    ことを特徴とするネットワークシステム。
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