JP2003316609A - 電子機器、画像形成装置およびその動作監視方法 - Google Patents

電子機器、画像形成装置およびその動作監視方法

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JP2003316609A
JP2003316609A JP2002122655A JP2002122655A JP2003316609A JP 2003316609 A JP2003316609 A JP 2003316609A JP 2002122655 A JP2002122655 A JP 2002122655A JP 2002122655 A JP2002122655 A JP 2002122655A JP 2003316609 A JP2003316609 A JP 2003316609A
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JP2002122655A
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English (en)
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Toshiyuki Maejima
利行 前島
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Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不具合が発生したときの動作状態を示す情報
を容易かつ確実に取得できる電子機器およびその動作監
視方法を提供する。 【解決手段】 画像形成装置10は、画像形成処理部2
0と制御部30とから構成されている。制御部30は、
CPU31、ROM32、RAM33、動作状態記憶手
段34、脱着検出手段35、情報転送手段36及び通信
手段37を備えている。この画像形成装置10におい
て、プログラムの作動中に、制御動作状態をログとして
動作状態記憶手段34に記憶する際に、外部機器40が
通信手段37に接続されているとき、動作状態記憶手段
34に新たに追加されたログ情報を情報転送手段36に
より出力することによって、動作状態記憶手段34に記
憶しながら、必要なときのみ通信手段37を介してログ
情報を取得し、画像形成装置10の動作状況を確認でき
るため、市場などで問題が発生するとき、迅速な状況判
断および対応ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、制御プログラム
を実行して動作を行う電子機器に適用して好適な電子機
器および動作監視方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】制御プログラムを実行して動作を行う電
子機器、例えば、コピー機能やプリンタ機能等を有する
画像形成装置では、制御プログラムが複数のタスクで構
成されており、各機能に応じて種々のタスク実行して所
望の動作が行われている。さらに画像形成装置では、動
作の不具合の監視や原因解析等のため、動作状態を示す
情報(以下「ログ情報」という)を出力してメモリに記
憶させる処理がタスク中に設けられている。
【0003】図6は、ログ情報をメモリ1に記憶させる
処理を示している。ここで、ログ情報をメモリ1に記憶
させる場合、出力されるログ情報を順次メモリ1に記憶
させると、タスクの実行順序によってログ情報の順序が
変化してしまう。このため、メモリ1の記憶領域をタス
ク毎に割り当てて使用することで、割り当てられた領域
からログ情報を読み出すことで、タスク毎に動作状態を
監視できる。
【0004】例えば、タスクAの処理において、ログ情
報の出力命令「LogPut()」が実行される毎にログ情報
が、対応する記憶領域Maに順次記憶される。また、記
憶領域Maに空きが無くなったときには、再度先頭側か
ら順次新たなログ情報で情報を更新する。このように記
憶領域Maをサイクリックに使用することで、タスクA
に対する最新のログ情報を所定量保持しておくことがで
きる。また記憶領域Maをサイクリックに使用すること
から、例えば記憶領域Maには、最新のログ情報の位置
を示すポインタが設けられている。このため、障害が発
生したときに、ポインタで示された位置のログ情報
(x)から記憶順序とは逆の順序である矢印R方向に情
報を読み出すことで、タスクAの処理を逆時間順に追跡
することができる。また、他のタスクB,C等でも同様
の処理が行われて、タスク毎に最新のログ情報がメモリ
に保持される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
に、記憶領域をサイクリックに使用してログ情報を記憶
させる場合、不具合が発生したときにログ情報の出力処
理を行うと、この出力処理のためにタスクが実行されて
新たなログ情報が記憶領域に記憶されてしまう。例え
ば、不具合が発生したときにログ情報を紙に印刷して出
力させる場合、プリンタ機能に関連したタスクが実行さ
れる。ここで不具合が発生したタスクがプリンタ機能に
係るときには、新たなログ情報が記憶されて、不具合が
発生したときのログ情報が新たなログ情報で更新されて
しまい、必要とされるログ情報を読み出すことができな
くなってしまう。
【0006】また、メモリが固定されているときには、
より多くのログ情報を得たい場合やより多くのタスクを
監視したい場合等に柔軟に対応することができない。そ
こで、この発明は上述した課題を解決したものであっ
て、不具合が発生したときの動作状態を示す情報を容易
かつ確実に取得できる電子機器およびその動作監視方法
を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る電子機器は、制御プログラムを実行し
て動作を行う電子機器において、動作状態記憶手段と、
制御プログラムに基づいた処理を行い、動作状態を示す
情報を生成して上記動作状態記憶手段に記憶させる情報
処理手段と、外部機器との通信を行う通信手段と、通信
手段を介して動作状態記憶手段に記憶された情報を外部
機器に転送する情報転送手段とを備えるものである。
【0008】本発明に係る電子機器によれば、制御プロ
グラムを実行して動作を行う際に、動作状態を示す情報
を動作状態記憶手段に記憶し、通信手段を介して動作状
態を示す情報を外部機器に転送する。したがって、動作
状態記憶手段に記憶しながら、必要に応じて動作状態を
示す情報を取得することが可能であり、電子機器の動作
状況を確認できる。
【0009】本発明に係る動作監視方法は、制御プログ
ラムを実行して動作を行う電子機器の動作監視方法にお
いて、制御プログラムに基づいて処理を行う際に、動作
状態を示す情報を生成して動作状態記憶手段に記憶し、
動作状態記憶手段に記憶された情報を出力する通信手段
が外部機器と接続されたかを判断し、通信手段が外部機
器と接続されたとき、情報を外部機器に転送するもので
ある。
【0010】本発明に係る動作監視方法によれば、通信
手段が他の通信装置と接続されたとき、動作状態記憶手
段に記憶された動作状態を示す情報が外部機器に転送さ
れる。これによって、動作状態記憶手段に記憶しなが
ら、必要なときのみ通信手段より動作状態を示す情報を
取得することが可能である。
【0011】また、本発明に係る動作監視方法は、制御
プログラムを実行して動作を行う電子機器の動作監視方
法において、制御プログラムに基づいて処理を行う際
に、動作状態を示す情報を記憶する動作状態記憶手段が
装着されているかを検出し、動作状態記憶手段が装着さ
れている場合、該動作状態記憶手段の容量の変更がある
かを判断し、動作状態記憶手段の容量の変更があったと
き、動作状態記憶手段の記憶範囲の変更を行った後、情
報を記憶するものである。
【0012】本発明に係る動作監視方法によれば、動作
状態記憶手段が装着されて、この動作状態記憶手段の容
量の変更があったとき、動作状態記憶手段の記憶範囲の
変更を行った後、動作状態を示す情報を記憶することに
よって、必要に応じて記憶容量を増設することができ
る。
【0013】また、動作状態記憶手段が装着された場
合、動作状態示す情報を動作状態記憶手段に記憶させる
処理に変えて、該処理に要する時間を確保するダミー処
理を行う。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、この
発明の実施の形態としての電子機器および動作監視方法
について説明をする。図1は、電子機器例えば、コピー
機能やプリンタ機能等を有する画像形成装置10の構成
を示している。画像形成装置10は、画像形成処理部2
0と制御部30から構成されている。
【0015】画像形成処理部20は、画像読取手段21
と画像処理手段22と出力手段23を備えている。画像
読取手段21は、原稿画像の読み取りを行う。画像処理
手段22は、画像読取手段21で読み取られた画像の回
転または拡大縮小等の処理を行う。出力手段23は、画
像処理手段22で処理された後の画像データを紙などに
印刷し出力する。
【0016】制御部30は、CPU31、ROM32、
RAM33、動作状態記憶手段34、メモリ脱着検出手
段35、情報転送手段36及び通信手段37を備えてい
る。CPU30は、ROM31に記憶された制御プログ
ラムに従って、RAM32をワークエリアとして使用し
ながら、電子機器10の全体の動作を制御する。動作状
態記憶手段34は、動作の不具合の監視や原因解析等の
ため、動作状態を示す情報(ログ情報)を記憶するもの
である。この例では、動作状態記憶手段34としてメモ
リを用いる。
【0017】図2は、動作状態記憶手段34の記憶領域
を示す図である。動作状態記憶手段34は複数の記憶領
域(Ma,Mb,Mc)に分けられ、制御動作中、所定
の記憶領域に所定のタスクに対応するログ情報を記憶す
るように設定されている。例えば、タスクAのログ情報
を領域Maに記憶し、タスクBのログ情報を領域Mbに
記憶し、タスクCのログ情報を領域Mcに記憶する。
【0018】例えばタスクA中のログ情報の出力命令
「LogPut(OA)」が実行されるとログ情報0Aが図2に示
すように記憶領域Maに記憶される。タスクA中のログ
情報の出力命令「LogPut(OB)」が実行されるとログ情報
0Bが記憶される。障害が発生したときに、タスクA中
のログ情報の出力命令「LogPut(x)」が実行されると、
障害発生時のログ情報(x)が動作状態記憶手段34に
記憶される。また、動作状態記憶手段34にログを記憶
する際、ポインタを移動させながら書き込みを行うよう
になされている。書き込みのアドレスはポインタで示さ
れる。
【0019】また、動作状態記憶手段34の各領域に対
して通信用ポート番号、例えばP1、P2、P3などが
付されている。このためログ情報を読み出す際に、ポー
ト番号を指定することで、所定領域に記録されたログ情
報のみを取得することが可能となる。
【0020】さらに、この動作状態記憶手段34は脱着
可能にされている。ここで、ログ情報を取得する必要が
無いときには、動作状態記憶手段34を装着しないこと
で、画像形成装置10を安価にできる。また、記憶容量
の大きな動作状態記憶手段34を用いることで、ログ情
報をより多く保持することができる。また、より多くの
タスクのログ情報を保持することができる。
【0021】脱着検出手段35は、電源投入時に動作状
態記憶手段34の装着有無、および動作状態記憶手段3
4の容量を監視するようになされている。動作状態記憶
手段34が装着されていない場合、その旨をCPU31
に通知する。
【0022】情報転送手段36は、動作状態記憶手段3
4に記憶されているログ情報を通信手段37に転送する
ものである。この情報転送手段36は、通常は起動せず
に、通信手段37を介して外部機器40からログ情報の
要求がなされたときに動作を開始する。あるいは、画像
形成装置10の動作で不具合が生じたときに動作を開始
する。
【0023】また情報転送手段36は、動作状態記憶手
段34に対して記憶領域毎に情報の転送処理を行う。例
えば、記憶領域毎にポート番号を設定して、外部機器4
0からポート番号を指定して情報の読み出しを行うこと
で、所望のタスクのログ情報を簡単に読み出すことがで
きる。
【0024】通信手段37は、外部機器40から通信網
を介して供給されたログ情報の要求信号を受信して情報
転送手段36に供給する。また情報転送手段36から供
給されたログ情報を通信網を介して外部機器40に送信
する。ここで、例えば通信網としてインターネットを利
用する場合、TCP(Transmission Control Protoco
l)プロトコルを用いて、TCPプロトコルにおけるポ
ート番号と動作状態記憶手段34の記憶領域を対応させ
れば、所望のタスクのログ情報を従来から用いられてい
る通信プロトコルを利用して簡単に読み出すことができ
る。この場合、ログ情報の要求は、外部機器を送信元、
画像形成装置10を宛先として、送信元IPアドレス、
宛先IPアドレス、プロトコル番号、送信元ポート番号
等を設定すると共に、宛先ポート番号として、所望のタ
スクのログ情報が記憶されている記憶エリアのポート番
号を設定して要求を行う。また、ログ情報の送信では、
画像形成装置を送信元、外部機器を宛先として、送信元
IPアドレス、宛先IPアドレス、プロトコル番号、宛
先ポート番号を設定すると共に、送信元ポート番号をと
して、所望のタスクのログ情報が記憶されている記憶領
域のポート番号を設定してログ情報の転送を行う。
【0025】また、画像形成装置10と外部機器40間
でログ情報の転送を行う場合には、外部機器40から画
像形成装置10の通信手段37にアクセスすると、情報
転送手段36が起動する。情報転送手段36が起動され
た後、まず、通信相手を確認するために認証を行う。こ
の認証は、例えばユーザIDかパスワード(または両
方)の確認する。通信相手を確認した後、次に、外部機
器40で領域に対応するポート番号を指定し、ログ情報
をリアルタイムで出力し、外部機器40でログ情報を取
得する。これにより、遠隔地点で画像形成装置10の動
作状態を監視することが可能となる。
【0026】次に、画像形成装置10の動作監視方法に
ついて説明する。この画像形成装置10では、動作状態
記憶手段34が脱着可能とされているとき、図4に示す
動作状態記憶手段34の確認処理を行う。また、動作状
態記憶手段34が装着されているときには、選択された
機能応じたタスクを実行してログ情報を動作状態記憶手
段34に記憶させる。
【0027】図3のステップS11では、動作状態記憶
手段34の装着有無を検出する。次に、ステップS12
で、検出結果に基づいて動作状態記憶手段34が装着さ
れているかを判断する。装着されている場合、ステップ
S13で、動作状態記憶手段34の容量(メモリ容量)
をチェックする。
【0028】ステップS14では、ステップ13でのチ
ェック結果に基づいて、動作状態記憶手段34の容量の
変更が生じたか否かを判断する。例えば動作状態記憶手
段34の容量が変更された場合、ステップS15でログ
出力制御の出力範囲を変更する処理を行う。例えば、図
4に示すように、変更前の動作状態記憶手段34は三つ
の記憶領域(Ma,Mb,Mc)に分けられ、それぞれ
に対してP1、P2、P3のポート番号を割り当てて、
各記憶領域に所定のタスクに対応するログを記憶する。
動作状態記憶手段34の容量が大きいものとされた場
合、記憶するログの量が変更前より多くなるため、上書
きの回数が減少されると共に、大量のログ情報を保持す
ることが可能となる。また、ログ情報を記憶するための
記憶領域の数を多くして(図4に示す記憶領域Md)、
動作状態記憶手段34の容量制限により記憶されないタ
スクのログ情報を追加することが可能となされる。ま
た、ログ情報の不要なとき、動作状態記憶手段34を装
着しなくてもよい。このような変更処理後、制御変更の
操作が終了する。また、ステップS14で記憶容量が変
更されていないときには動作状態記憶手段34の確認処
理を終了する。
【0029】ステップS12で、動作状態記憶手段34
が装着されていないと判断されてステップS16に進む
と、ステップS16では、ログ情報を動作状態記憶手段
34に記憶させる処理に変えて、この処理に要する時間
を確保するダミー処理を行うように設定する。この場
合、動作状態記憶手段34が設けられていないときで
も、ログ情報を動作状態記憶手段34に記憶する場合と
等しいタイミングでその後の処理を行うことから、処理
のタイミングの変動による影響を防止できる。
【0030】動作状態記憶手段34の確認処理を終了し
たときには、選択された機能応じたタスクを実行して、
動作状態記憶手段34が設けられているときには、ログ
情報を動作状態記憶手段34に記憶させる。
【0031】この場合の書き込みは、例えば、タスクA
の処理において、ログ情報の出力命令「LogPut()」が実
行される毎にログ情報が、対応する記憶領域Maに順次
記憶される。また、記憶領域Maに空きが無くなったと
きには、再度先頭側から順次新たなログ情報で情報を更
新する。このように記憶領域Maをサイクリックに使用
することで、タスクAに対する最新のログ情報を所定量
保持しておくことができる。また記憶領域Maをサイク
リックに使用することから、例えば記憶領域Maには、
最新のログ情報の位置を示すポインタが設けられてい
る。このため、障害が発生したときに、ポインタで示さ
れた位置のログ情報(x)から記憶順序とは逆の順序で
ある矢印R方向(図2参照)に情報を読み出すことで、
タスクAの処理を逆時間順に追跡することができる。ま
た、他のタスクB,C等でも同様の処理が行われて、タ
スク毎に最新のログ情報がメモリに保持される。
【0032】また、このようにログ情報を記憶すると
き、サイクリックなシリアル番号と時間情報もログ情報
として記憶すれば、記憶途中で欠ける情報がないかどう
かの情報の連続性管理を行うことができる。また、障害
の発生時間も把握できる。
【0033】また、時間情報は各タスクの時間関係を確
認するためのものである。例えば、メモリの各記憶領域
のログ情報を単独に取得する場合、得られた各領域のロ
グ情報をそれに付帯されている時間情報に基づいて合成
することが可能である。
【0034】制御動作中、例えば、画像形成処理部20
を用いてコピーを行う場合、画像形成処理部20の不具
合が発生することで、画像形成処理部20の動作が停止
してしまう。この場合、原因を究明するために、動作状
態記憶手段34に記憶されたログ情報を取得し、それに
基づいて不具合の箇所を判断する。そのために、外部機
器40を通信手段37に接続して、ログ情報を取得す
る。例えば通信ケーブルを用いて通信手段37に接続す
ることによって、情報転送手段36が起動され、情報転
送手段36により動作状態記憶手段34に記憶されてい
るログ情報を出力する。
【0035】次に、動作状態記憶手段34に保持されて
いるログ情報の出力動作について説明する。ログ情報の
出力は、外部機器40との接続が検出されているとき、
または外部機器40からログ情報の要求がなされたとき
外部機器40に対して出力する。あるいは異常が生じた
ときに画像形成装置10から通信手段37を介して接続
された外部機器40に出力する。図5のフローチャート
は外部機器40との接続されているときの処理を示して
いる。
【0036】まず、ステップS21では、通信ポートの
接続、即ち外部機器40との接続があるか否かを判断す
る。外部機器40と接続されている場合、ステップS2
2で、動作状態記憶手段34に記憶されているログ情報
を出力するために、情報転送手段36が起動される。情
報転送手段36が起動されると、まず、動作状態記憶手
段34に記憶されているログ情報を全て取得する。
【0037】そして、ステップS23で、動作状態記憶
手段34のポインタ情報をチェックする。ここで、ポイ
ンタのアドレスを検出することによって、ポインタの所
在位置を確認する。その後、ステップS24で、ポイン
タ情報(アドレス)が変更されたかを判断する。ポイン
タ情報が変更された場合、このポイントは書き込み中と
いう意味する。この場合、ステップS25で、書き込み
ポインタが変更される毎にリアルタイムでポインタ位置
のログ情報を取得し、ステップS26で、取得したログ
情報を通信ポートに送信する。動作中にNGが発生する
場合、NGの位置はポインタで判断することが可能であ
る。
【0038】なお、最初にポインタの現在位置前のログ
情報をまとめて取得し、それからポインタ位置のログ情
報を取得することも可能である。ログ情報を送信した後
に、ステップS27で、通信ポートが接続状態に保持さ
れているか否かを判断する。接続されている状態のと
き、ステップS23に戻り、上述したステップS23か
らの処理を繰り返す。なお、通信ポートが接続されてい
ない、例えば通信過程中接続ケーブルが外された場合、
ステップS21に戻り、最初から上述した処理を繰り返
し行う。このように、制御動作中にログ情報を動作状態
記憶手段34に記憶し、必要なときに、接続ケーブルで
外部機器40と接続することで、ログ情報を取得する。
【0039】このように本実施の形態においては、画像
形成装置10において、プログラムの作動中に、ログ情
報を動作状態記憶手段34に記憶すると同時に、動作状
態記憶手段34に新たに追加されたログ情報を情報転送
手段36により通信手段37を介して出力することによ
って、動作状態記憶手段34に記憶しながら、必要に応
じて通信手段37を介してログ情報を取得することがで
きるため、画像形成装置10の動作状況を確認でき、画
像形成装置10は市場などで問題が発生するとき、迅速
な状況判断および対応ができる。
【0040】また、動作状態記憶手段34は脱着可能に
するため、必要に応じて動作状態記憶手段34の容量を
増設することができる。これにより、大量のログ情報を
保持することが可能となり、ログ情報が書き換えられ、
失うことを抑制することができる。また、不必要なと
き、動作状態記憶手段34を装着しなくてもよい。な
お、上述実施の形態においては、画像形成処理部20を
有する画像形成装置10を示したが、これに限定される
ものではない。
【0041】さらに、上述実施の形態においては、動作
状態記憶手段がメモリであるものを示したが、記憶媒体
として例えば磁気ディスクなどの動作状態記憶手段にも
この発明を同様に適用できる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る電子
機器によれば、制御プログラムを実行して動作を行う際
に、動作状態を示す情報が動作状態記憶手段に記憶され
る。動作状態を示す情報が必要であるとき、外部機器を
通信手段に接続し、動作状態を示す情報を外部機器に転
送するようになされる。
【0043】この構成によって、動作状態記憶手段に記
憶しながら、必要に応じて動作状態を示す情報を取得す
ることができるため、電子機器の動作状況を確認でき、
電子機器は市場などで問題が発生するとき、迅速な状況
判断および対応ができる。
【0044】また、動作状態記憶手段は脱着可能にされ
るため、必要に応じて記憶容量を増設することができ
る。これにより、大量の情報を保持することが可能とな
り、情報を失うことを抑制できる。
【0045】本発明に係る動作監視方法によれば、通信
手段が他の通信装置と接続されたとき、動作状態記憶手
段に記憶された動作状態を示す情報が外部機器に転送さ
れる。これによって、動作状態記憶手段に記憶しなが
ら、必要なときのみ通信手段より動作状態を示す情報を
取得することができるため、電子機器の動作状況を確認
でき、電子機器は市場などで問題が発生するとき、迅速
な状況判断および対応ができる。
【0046】また、本発明に係る動作監視方法によれ
ば、動作状態記憶手段が装着されて、この動作状態記憶
手段の容量の変更があったとき、動作状態記憶手段の記
憶範囲の変更を行った後、動作状態を示す情報を記憶す
ることによって、必要に応じて記憶容量を増設すること
ができる。これにより、大量の情報を保持することが可
能となり、情報を失うことを抑制できる。また、動作状
態記憶手段が装着されていない場合、動作状態示す情報
を動作状態記憶手段に記憶させる処理に変えて、該処理
に要する時間を確保するダミー処理を行う。これによ
り、処理のタイミングの変動による影響を防止できる。
【0047】この発明は、制御プログラムを実行して動
作を行う電子機器に適用して極めて好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施形態としての画像形成装置の
ブロック図である。
【図2】記憶領域の分割状態を示す図である。
【図3】ログ記憶時の制御変更フローチャートである。
【図4】容量変更の場合の処理例を示す図である。
【図5】ログ情報出力の動作フローチャート図である。
【図6】従来のメモリ記憶状態を示す図である。
【符号の説明】
10 画像形成装置 20 画像形成処理部 21 画像読取手段 22 画像処理手段 23 出力手段 30 制御部 31 CPU 32 ROM 33 RAM 34 動作状態記憶手段 35 脱着検出手段 36 情報転送手段 37 通信手段 40 外部機器 P1,P2,P3,P4 ポート番号
フロントページの続き Fターム(参考) 2C061 AP04 HJ08 HK13 HP00 HV35 5B021 AA02 AA23 BB01 BB10 CC05 NN19 5B042 GA34 GC08 MA04 MA09 MC40 5C062 AA05 AB41 AB42 AC03 AC43 AC58 AD05 AE15

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御プログラムを実行して動作を行う電
    子機器において、 動作状態記憶手段と、 上記制御プログラムに基づいた処理を行い、動作状態を
    示す情報を生成して上記動作状態記憶手段に記憶させる
    情報処理手段と、 外部機器との通信を行う通信手段と、 上記通信手段を介して上記動作状態記憶手段に記憶され
    た情報を上記外部機器に転送する情報転送手段とを備え
    ることを特徴とする電子機器。
  2. 【請求項2】 上記動作状態記憶手段は、複数の記録エ
    リアを有し、 上記情報転送手段は、上記記録エリア毎に情報の転送を
    行うことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 【請求項3】 上記動作状態記憶手段を脱着可能な構成
    とし、 上記動作状態記憶手段の脱着を検出する脱着検出手段を
    設け、 上記情報処理手段は、上記動作状態を示す情報を上記動
    作状態記憶手段に記憶させる処理を、上記脱着検出手段
    での検出結果に基づいて行うことを特徴とする請求項1
    あるいは請求項2のいずれかに記載の電子機器。
  4. 【請求項4】 上記情報処理手段は、上記脱着検出手段
    で上記動作状態記憶手段が装着されていないことを検出
    したとき、上記動作状態を示す情報を上記動作状態記憶
    手段に記憶させる処理に変えて、該処理に要する時間を
    確保するダミー処理を行うことを特徴とする請求項3に
    記載の電子機器。
  5. 【請求項5】 上記情報転送手段は、上記外部機器に情
    報を転送する前に、認証処理を行うことを特徴とする請
    求項1から請求項4のいずれかに記載の電子機器。
  6. 【請求項6】 上記電子機器は、画像形成装置であるこ
    とを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載
    の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 制御プログラムを実行して動作を行う電
    子機器の動作監視方法において、 上記制御プログラムに基づいて処理を行う際に、動作状
    態を示す情報を生成して動作状態記憶手段に記憶し、 上記動作状態記憶手段に記憶された上記情報を出力する
    通信手段が外部機器と接続されたかを判断し、 上記通信手段が上記外部機器と接続されているとき、上
    記情報を上記外部機器に転送することを特徴とする電子
    機器の動作監視方法。
  8. 【請求項8】 上記外部機器に上記情報を送信する前
    に、認証処理を行うことを特徴とする請求項7に記載の
    電子機器の動作監視方法。
  9. 【請求項9】 制御プログラムを実行して動作を行う電
    子機器の動作監視方法において、 上記制御プログラムに基づいて処理を行う際に、動作状
    態を示す情報を記憶する動作状態記憶手段が装着されて
    いるかを検出し、 上記動作状態記憶手段が装着されている場合、該動作状
    態記憶手段の容量の変更があるかを判断し、 上記動作状態記憶手段の容量の変更があったとき、上記
    動作状態記憶手段の記憶範囲の変更を行った後、上記情
    報を記憶することを特徴とする電子機器の動作監視方
    法。
  10. 【請求項10】 上記動作状態記憶手段が装着されてい
    ないことを検出したとき、上記情報を上記動作状態記憶
    手段に記憶させる処理に変えて、該処理に要する時間を
    確保するダミー処理を行うことを特徴とする請求項8に
    記載の電子機器の動作監視方法。
  11. 【請求項11】 上記電子機器は、画像形成装置である
    ことを特徴とする請求項7から請求項10のいずれかに
    記載の電子機器の動作監視方法。
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