JP4888099B2 - ネットワーク制御装置およびその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ネットワーク制御装置および制御方法に関し、特に、複数の通信ポートを実装する装置の節電効果をより向上させたネットワーク制御装置およびその制御方法に関する。
近年、ネットワーク技術の発展とコンピュータの普及に伴い、コンピュータと印刷装置とをネットワーク接続して印刷装置を共有する、もしくはコンピュータと他の装置とを接続してデータを共有する等、資源の有効利用が図られている。
また、コンピュータや印刷装置には、消費電力を抑えるための節電制御を行う節電モードが備えられており、例えばネットワーク接続された印刷装置においては、予め設定された設定時間以上、印刷データが受信されない場合は、印刷装置の消費電力の大きい部分(例えば定着部等)への電源供給を停止する等の節電制御を行っている。
例えば特許文献1には、ネットワーク接続されたプリンタ装置の電力浪費の低減を図る機能を持つプリントシステムが提案されている。
上記提案の発明は、プリンタ装置とネットワーク接続されたクライアントは、ジョブデーターを送信する前にプリンタ装置へ省電力解除コマンドを送信してプリンタ装置の節電モードを解除後、当該プリンタ装置へジョブデーターを送信することで、プリンタ装置の電力浪費の低減を図るように構成されたものである。
また、特許文献2には、効果的に省電力化を図るとともに電源復帰時のデータの取りこぼしをなくすことができるサーバ、クライアントおよびネットワークシステムが提案されている。
上記提案の発明は、クライアントからプリンターへ印刷要求が送信された事をサーバが検出し、その印刷要求を保存し、プリンターへ起動要求を送信し、プリンターが起動すると、保存していた印刷要求をプリンターへ送信することで、プリンターが起動処理を行っている間にクライアントからデータが送信されて当該データをプリンターが取りこぼすことをなくすように構成されたものである。
また、特許文献3には、自システム宛てのパケットを受信した場合のみ電源状態を回復できるようにして節電効果を向上させる計算機システムおよびその計算機システムで使用されるネットワーク制御装置が提案されている。
上記提案の発明は、CPUが停止状態である時に受信したパケットが自通信ポート宛てであるかどうかをMACが判別して、自通信ポート宛てのパケットを受信した場合のみCPUを起動することで、CPUの節電効果を向上させるように構成されたものである。
2001−22550号公報 2004−199543号公報 特開平11−110089号公報
しかしながら、上記特許文献1に示される提案では、クライアントがサーバの節電を解除する手段を具備する必要があり、上記特許文献2に示される提案では、プリンターの節電を解除するための特別なサーバが必要である。
また、上記特許文献3に示される提案では、受信したパケットが自分宛であるかを判別するためにMACを停止する事ができないため、この技術を複数の通信ポートを実装する装置に適用した場合、各通信ポートのCPUは停止できても、各通信ポートが備えるMACを停止することはできないという課題がある。
そこで、本発明は、複数の通信ポートを実装する装置の節電効果をより向上させたネットワーク制御装置およびその制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1のネットワーク制御装置の発明は、ネットワークに接続された通信ポートに対応して設けられ、前記ネットワークを介する通信機能の物理層の処理を行う第1の処理手段と、前記第1の処理手段に対応して設けられ、前記通信機能のメディアアクセス制御副層の処理を行う第2の処理手段と、前記第2の処理手段に対応して設けられ、前記通信機能のメディアアクセス制御副層以上の層の処理を行う第3の処理手段とを有する複数の通信制御手段 を具備し、前記第3の処理手段は、該第3の処理手段および該第3の処理手段に対応する第2の処理手段が節電状態に移行する際に、節電状態でない他の第3の処理手段に対して該第3の処理手段および該第2の処理手段の代行処理を依頼する代行処理依頼手段を具備し、前記他の第3の処理手段は、前記代行処理の依頼に基づき該他の第3の処理手段に対応する他の第2の処理手段に対して前記第2の処理手段に対応する前記第1の処理手段から処理情報を取得させて前記第2の処理手段の処理を代行させ、該他の第3の処理手段が前記第3の処理手段の処理を代行する代行処理手段と、該他の第3の処理手段で処理する情報が所定量を超過した状態の時に、節電状態にある前記第3の処理手段および第2の処理手段の該第2の処理手段に対応する前記第1の処理手段から処理情報が出力された場合は、前記第3の処理手段および第2の処理手段の節電状態を解除する節電解除手段とを具備する。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記代行処理依頼手段は、前記第3の処理手段が節電状態に移行する際に、節電状態でない他の第3の処理手段に対して該第3の処理手段の代行処理を依頼し、前記代行処理手段は、前記代行処理の依頼に基づき前記他の第3の処理手段が前記第2の処理手段から処理情報を取得して前記第3の処理手段の処理を代行し、前記節電解除手段は、前記他の第3の処理手段で処理する情報が所定量を超過した状態の時に、節電状態にある前記第3の処理手段に対応する前記第1の処理手段から処理情報が出力された場合は、前記第3の処理手段の節電状態を解除する
また、請求項3の制御方法の発明は、ネットワークに接続される通信ポートに対応して設けられ、前記ネットワークを介する通信機能の物理層の処理を行う第1の処理手段と、前記第1の処理手段に対応して設けられ、前記通信機能のメディアアクセス制御副層の処理を行う第2の処理手段と、前記第2の処理手段に対応して設けられ、前記通信機能のメディアアクセス制御副層以上の層の処理を行う第3の処理手段とを有する複数の通信制御手段でネットワークに接続し、前記第3の処理手段および該第3の処理手段に対応する第2の処理手段が節電状態に移行する際に、節電状態でない他の第3の処理手段に対して該第3の処理手段および該第2の処理手段の代行処理を前記第3の処理手段で依頼し、前記代行処理の依頼に基づき前記他の第3の処理手段に対応する他の第2の処理手段に対して前記第2の処理手段に対応する前記第1の処理手段から処理情報を取得させて前記第2の処理手段の処理を代行させ、前記第3の処理手段の処理を前記他の第3の処理手段で代行し、前記他の第3の処理手段で処理する情報が所定量を超過した状態の時に、節電状態にある前記第3の処理手段および第2の処理手段の該第2の処理手段に対応する前記第1の処理手段から処理情報が出力された場合は、前記第3の処理手段および第2の処理手段の節電状態を前記他の第3の処理手段で解除する。
また、請求項4発明は、請求項3の発明において、前記第3の処理手段は、
該第3の処理手段が節電状態に移行する際に、節電状態でない他の第3の処理手段に対して該第3の処理手段の代行処理を依頼し、該第3の処理手段で処理する情報が所定量を超過した状態の時に、節電状態にある前記第3の処理手段に対応する前記第1の処理手段から処理情報が出力された場合に、前記第3の処理手段の節電状態を解除する。
本発明のネットワーク制御装置および制御方法によれば、複数の通信ポートに対応してそれぞれ設けられたCPU、MAC、PHYのCPUのみならず、MACも節電状態に制御できるので、CPUのみを節電制御する従来技術に比べて、節電効果をより向上させることができる。
また、通信ポートに対応して設けられたCPUやMACが節電制御された状態であっても、他の通信ポートに対応して設けられた節電状態に制御されていないCPUやMACが、節電制御されたCPUやMACに対応して設けられたPHYまたはMACで処理された処理情報を取得して処理を代行するので、節電制御されたCPUやMACの節電状態が長く保持され、節電効果が向上する。
また、節電制御されたCPUやMACの処理の代行を本装置内に設けられた節電状態に制御されていないCPUやMACが行うので、この代行処理を行わせるための装置やサーバを検索する手段や、当該装置やサーバに対する代行処理の指示等をクライアント側に実装させ、操作指示させることを不要とする。
また、本装置内に設けられた複数の通信ポートと接続されたネットワークを介して送受信されるメッセージが各通信ポートに対応して設けられたそれぞれのCPU、MAC、PHYで処理されるので従来のネットワーク構成を変更することなくメッセージの送受信を行うことができる。
以下、本発明に係わるネットワーク制御装置およびその制御方法を印刷装置に実装されたネットワークカードとして適用した一実施例について添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明に係わるネットワーク制御装置および制御方法を適用したネットワークカード(=NIC)100の要部の概略的な構成を示すブロック図である。
図1に示すネットワークカード100は、複数の通信ポート1(図中の黒丸)、通信ポート2(図中の黒丸)を備えており、ネットワークカード100を実装する印刷装置は、各通信ポートで受信されたデータをそれぞれ印刷出力できるように構成されている。
ネットワークカード100は、通信ポート1と接続されたネットワーク1を介する通信機能の物理層の処理を行うPHY(=物理層処理回路)11と、PHY11に対応して設けられた、通信機能のメディアアクセス制御副層の処理を行うMAC(=メディアアクセス制御副層制御回路)21と、MAC21に対応して設けられた、通信機能のMAC21以上の層の処理を行うCPU(中央演算処理装置)31と、通信ポート2と接続されたネットワーク2を介する通信機能の物理層の処理を行うPHY(=物理層処理回路)12と、PHY12に対応して設けられた、通信機能のメディアアクセス制御副層の処理を行うMAC(=メディアアクセス制御副層制御回路)22と、MAC22に対応して設けられた、通信機能のMAC22以上の層の処理を行うCPU(中央演算処理装置)32と、電源制御部40と、不揮発性メモリー50を備えている。
PHY11及びPHY12は、後述するOSI基本参照モデル(図2参照)の物理層201のプロトコル処理を行う。
具体的には、PHY11は、通信ポート1と接続されたネットワーク1の物理的接続、伝送方式、電気信号の相互変換方式等のプロトコル処理を行い、PHY12は、通信ポート2と接続されたネットワーク2の物理的接続、伝送方式、電気信号の相互変換方式等のプロトコル処理を行う。
MAC21及びMAC22は、後述するOSI基本参照モデル(図2参照)のデータリンク層、メディアアクセス制御副層202のプロトコル処理を行う。
具体的には、MAC21は、通信ポート1のPHY11で受信されたデータが自MAC宛てのデータであるか否かを判別するとともに受信データのフレーム形式や誤り等の検出し、MAC22は、通信ポート2のPHY12で受信されたデータが自MAC宛てのデータであるか否かを判別するとともに受信データのフレーム形式や誤り等の検出を行う。
CPU31は、通信ポート1に対応して設けられたPHY11及びMAC21を制御し、MAC21でプロトコル処理されたデータに対して後述するOSI基本参照モデル(図2参照)のデーターリンク層、論理リンク制御副層より上に対応するプロトコル処理(データーリンク層、論理リンク制御副層も含む)の各種処理を行い、印刷装置120が備える受信データを記憶する記憶装置111へ出力する。
また、CPU32は、CPU31と同様に通信ポート2に対応して設けられたPHY12及びMAC22を制御し、MAC22でプロトコル処理されたデータに対して後述するOSI基本参照モデル(図2参照)のデーターリンク層、論理リンク制御副層より上に対応するプロトコル処理(データーリンク層、論理リンク制御副層も含む)の各種処理を行い、印刷装置120の記憶装置111へ出力する。
なお、PHY11、PHY12、MAC21、MAC22、CPU31、CPU32は、それぞれ集積回路で構成されている。
電源制御部40は、各通信ポートのCPUやMACへの電源の供給と供給停止の制御を行い、CPUやMACの消費電力を抑える節電制御を行う。
不揮発性メモリー50は、不揮発性の記憶装置であり、MAC21やMAC22の各MACアドレスを記憶保持している。
なお、ネットワークカード100では、通信ポート1と、通信ポート2の2つの通信ポートを備える例を示したが、通信ポートの数は、2つに限定されるものではなく、3つでも4つでもよく、複数備えていればよい。
図2は、ネットワークカード100の各通信ポート対応して設けられたそれぞれのPHY、MAC、CPUが備えるプロトコルとOSI基本参照モデルとの対応関係を示す図である。
図2に示すように、各PHYは、OSI基本参照モデルの物理層201のプロトコルを備えており、各MACは、OSI基本参照モデルのデータリンク層、メディアアクセス制御副層202のプロトコル(例えばIEEE802.3)を備えている。
また、OSI基本参照モデルのデーターリンク層、論理リンク制御副層203より上のプロトコル(データーリンク層、論理リンク制御副層も含む)はソフトウェアとしてネットワークカード100に実装されており、それらのソフトウェアは各CPUにより実行処理される。
データーリンク層、論理リンク制御副層のプロトコルには例えばIEEE802.2があり、ネットワーク層204のプロトコルは例えばIPやIPXがあり、トランスポート層205のプロトコルには例えばTCP、UDP、SPXがあり、セッション層206、プレゼンテーション層207、アプリケーション層208の各プロトコルには例えばHTTP、FTP、SMAP等がある。
このように構成されたネットワークカード100は、CPUやMACが節電状態にある通信ポートでデータの受信があった場合には、当該受信データを他の動作状態にある通信ポートのCPUやMACが代行して処理し、複数の通信ポートを実装するネットワークカード100の節電効果をより向上させるように構成されている。
ここで本発明に係わるネットワークカード100の各通信ポートのCPUやMACが節電状態に移行する動作と、CPUやMACが節電状態にある通信ポートで受信されたデータを処理する動作について図3乃至図11を参照して説明する。
図3は、ネットワークカード100の各通信ポートに対応して設けられたCPUとMACを節電状態に移行する動作の一例を示す流れ図である。
なお、図3においては、説明の便宜上、通信ポート2のCPU32とMAC22を節電状態に移行する場合の動作例を示す。
図3に示すように、ネットワークカード100の通信ポート1に対応して設けられたCPU31、MAC21及びPHY11と、通信ポート2に対応して設けられたCPU32、MAC22及びPHY12とにおいて、予め設定された一定時間を経過しても通信ポート2でデータの受信が無く、CPU32による各種プロトコル処理が行われなかった場合は(ステップS301でYES)、CPU32及びMAC22を節電状態に移行する旨の信号をCPU32がCPU31に対して送信して通知する(ステップS302)。
CPU32及びMAC22を節電状態に移行する旨の通知を受信したCPU31は、MAC21に対してMAC22の動作も代行して行うように指令信号を送信して命令する(ステップS303)。
具体的には、通信ポート1のMAC21が通信ポート1及び通信ポート2の各PHYで受信されたMAC21及びMAC22宛てのデータを取得し、フレームの形式や誤りの検出等のプロトコル処理を行うようにCPU31がMAC21に対して指示し、MAC21は、不揮発性メモリー50に記憶されたMAC21のMACアドレス1とMAC22のMACアドレス2を取得して、MACアドレス2もMAC21のMACアドレスとして取り扱うようにする(ステップS304)。
また、CPU32は、MAC22に対して節電状態になるように指令信号を送信して命令し(ステップS305)、CPU32及びMAC22が節電状態となる(ステップS306)。
このようにネットワークカード100の通信ポート2のCPU32及びMAC22は、予め設定された一定時間を経過しても通信ポート2でデータが受信されず、CPU32によるで各種プロトコル処理が行われなかった場合は、CPU32及びMAC22を節電状態に移行する。
なお、通信ポート1のCPU31及びMAC21が節電状態へ移行する動作は、前述のCPU32及びMAC22が節電状態に移行する動作と同様に、予め設定された一定時間を経過しても通信ポート1でデータの受信が無く、CPU31による各種プロトコル処理が行われなかった場合は、CPU31及びMAC21を節電状態に移行する。
次に、ネットワークカード100のCPUやMACが節電状態の通信ポートで受信されたデータの処理動作について説明する。
まず、ネットワークカード100の通信ポート2のCPU32が節電状態の時に通信ポート2で受信されたデータの処理動作と、そのデータの流れについて図4及び図5を参照して説明する。
図4は、CPU32が節電状態の通信ポート2でデータが受信された場合のデータの処理動作を示す流れ図であり、図5は、図4で示した処理動作におけるネットワークカード100内のデータの流れを示す模式図である。
図4に示すように、CPU32が節電状態の場合、通信ポート2のPHY12及びMAC21は動作しているので、通信ポート2でデータの受信があると(ステップS401でYES)、そのデータをPHY12が受信し(ステップS402)、PHY12で受信されたデータをMAC22が処理する(ステップS403)。
具体的には、MAC22は、不揮発性メモリー50に記憶されたMAC22のMACアドレス2を不揮発性メモリー50から取得してMAC22として動作しているので、PHY12で受信されたMACアドレス2宛てのデータを取得し、データのフレームの形式や誤り等の検出等のプロトコル処理を行う。
また、CPU32が節電状態の場合は(ステップS404でYES)、CPU31がCPU31の動作のみならずCPU32の動作も代行するように動作しているので、MAC22で処理されたデータは、CPU31がMAC22に対応して設けられたCPU32の処理動作を代行して取得し、データーリンク層、論理リンク制御副層より上の各種プロトコル処理を行い、印刷装置120の記憶装置111へ出力する(ステップS405、ステップS407)。
また、ステップS404において、CPU32が動作状態の場合は(ステップS404でNO)、MAC22で処理されたデータは、MAC22に対応して設けられたCPU32が取得してデーターリンク層、論理リンク制御副層より上の各種プロトコル処理を行い、印刷装置120の記憶装置111へ出力する(ステップS406、ステップS407)。
なお、CPU31が節電状態のCPU32に代わってCPU32の動作も代行している場合において、CPU32を節電状態から動作状態に起動する場合は、CPU31によるCPU32の代行動作を停止後、CPU32を起動して動作状態にする。
この処理動作によるネットワークカード100内のデータの流れは、図5に示すように、通信ポート2のCPU32が節電状態の場合には通信ポート1のCPU31がCPU31とCPU32の処理動作を行い、MAC21がMAC21のMACアドレス1を不揮発性メモリー50から取得してMAC21として動作し、MAC22がMAC22のMACアドレス2を不揮発性メモリー50から取得してMAC22として動作しているので、通信ポート1でデータの受信があると、PHY11で受信されたMACアドレス1宛てのデータは、MAC21で取得されて処理後、CPU31で取得されて処理された後、印刷装置120の記憶装置111へ出力される。
また、通信ポート2でデータの受信があると、PHY12で受信されたMACアドレス2宛てのデータは、MAC22で取得されて処理後、節電状態のCPU32に代わってCPU32の動作も代行しているCPU31で取得されて処理された後、印刷装置120の記憶装置111へ出力される。
なお、通信ポート1のCPU31が節電状態の時に通信ポート1でデータの受信があった場合、そのデータは、通信ポート1のPHY11で受信され、MACアドレス1宛てのデータは、MAC21で取得されて処理された後、CPU32がCPU31を代行して取得し、データーリンク層、論理リンク制御副層より上の各種プロトコル処理を行い、印刷装置120の記憶装置111へ出力する。
このように、節電状態のCPUの通信ポートでデータの受信があった場合は、この受信データを他の動作している通信ポートのCPUが代行して処理する。
次に、ネットワークカード100の通信ポート2のCPU32とMAC22が節電状態の時に通信ポート2で受信されたデータの処理動作と、そのデータの流れについて図6及び図7を参照して説明する。
図6は、CPU32とMAC22が節電状態の通信ポート2でデータが受信された場合のデータの処理動作を示す流れ図であり、図7は、図6で示した処理動作におけるネットワークカード100内のデータの流れを示す模式図である。
図6に示すように、CPU32とMAC22が節電状態の場合、通信ポート2のPHYは動作しているので、通信ポート2でデータの受信があると(ステップS601でYES)、そのデータをPHY12が受信する(ステップS602)。
MAC22が節電状態の場合は(ステップS603でYES)、MAC21がMAC21のMACアドレス1とMAC22のMACアドレス2を不揮発性メモリー50から取得してMAC21としてのみならずMAC22としても動作するので、PHY12で受信されたMACアドレス2宛てのデータは、MAC21が取得してデータのフレームの形式や誤り等の検出等のプロトコル処理を行う(ステップS604)。
また、MAC21で処理されたデータは、MAC21に対応して設けられたCPU31が取得してデーターリンク層、論理リンク制御副層より上の各種プロトコル処理後(ステップS605)、印刷装置120の記憶装置111へ出力する(ステップS608)。
また、ステップS603において、MAC22が節電状態でない場合(ステップS603でNO)、MAC22がMAC22のMACアドレス2を不揮発性メモリー50から取得してMAC22として動作しているので、PHY12で受信されたMACアドレス2宛てのデータは、MAC22が取得して処理する(ステップS606)。
また、MAC22で処理されたデータは、CPU32が動作状態であればCPU32によって取得されてデーターリンク層、論理リンク制御副層より上の各種プロトコル処理され、CPU32が節電状態であればCPU32の動作も代行しているCPU31によって取得されてデーターリンク層、論理リンク制御副層より上の各種プロトコル処理後、印刷装置120の記憶装置111へ出力する(ステップS607、ステップS608)。
なお、CPU31が節電状態のCPU32に代わってCPU32の動作も代行し、MAC21が節電状態のMAC22に代わってMAC22の動作も代行している場合において、CPU32及びMAC22を節電状態から動作状態に起動する場合は、CPU31によるCPU32の代行動作とMAC21によるMAC22の代行動作を停止後、CPU32及びMAC22を起動して動作状態にする。
この処理動作によるネットワークカード100内のデータの流れは、図7に示すように、通信ポート2のCPU32とMAC22が節電状態の場合には通信ポート1のCPU31がCPU31の動作のみならずCPU32の動作も代行し、MAC21がMAC21の動作のみならずMAC22の動作も代行して動作しているので、通信ポート1でデータの受信があると、PHY11で受信されたMACアドレス1宛てのデータは、MAC21で取得されて処理後、MAC21に対応して設けられたCPU31により取得されて処理された後、印刷装置120の記憶装置111へ出力される。
また、通信ポート2でデータの受信があると、PHY12で受信されたMACアドレス2宛てのデータは、MAC22の動作を代行しているMAC21で取得されて処理後、CPU31により取得されて処理された後、印刷装置120の記憶装置111へ出力される。
なお、通信ポート1のCPU31とMAC21が節電状態の場合は、通信ポート2のCPU32がCPU32の動作のみならずCPU31の動作も代行し、MAC22がMAC22のMACアドレス2、MAC21のMACアドレス1を不揮発性メモリー50から取得してMAC22としてのみならずMAC21としても動作するので、通信ポート1でデータの受信があると、そのデータは、通信ポート1のPHY11で受信され、MACアドレス1宛てのデータは、MAC22で取得されて処理された後、MAC22に対応して設けられたCPU32が取得して、データーリンク層、論理リンク制御副層より上の各種プロトコル処理を行い、印刷装置120の記憶装置111へ出力する。
このように、節電状態のCPUとMACの通信ポートでデータの受信があった場合は、この受信データを他の動作している通信ポートのCPUとMACとが代行して処理する。
次に、ネットワークカード100の通信ポート2のCPU32が節電状態の時に、動作している通信ポート1のCPU31で処理するデータ量が所定量を超過した場合の通信ポート2で受信されたデータを処理する動作と、そのデータの流れについて図8及び図9を参照して説明する。
図8は、動作している通信ポート1のCPU31で処理するデータ量が所定量を超過した場合のCPU32が節電状態の通信ポート2で受信されたデータの処理動作を示す流れ図であり、図9は、図8で示した処理動作におけるネットワークカード100内のデータの流れを示す模式図である。
図8に示すように、CPU32が節電状態の場合、通信ポート2のPHY12及びMAC21は動作しているので、通信ポート2でデータの受信があると(ステップS801でYES)、そのデータをPHY12が受信し(ステップS802)、PHY12で受信されたデータをMAC22が処理する(ステップS803)。
具体的には、MAC22が不揮発性記憶領域からMAC22のMACアドレス2を取得してMAC22として動作しているので、PHY12で受信されたMACアドレス2宛てのデータは、MAC22が取得してデータのフレームの形式や誤り等の検出等のプロトコル処理を行う。
また、CPU31は、節電状態のCPU32に代わってCPU32の動作も代行して動作しているが、CPU31がビジー状態の場合は(ステップS804でYES)、CPU31が節電状態のCPU32を起動する(ステップS805)。
CPU32が起動され、動作状態になると、MAC22で処理されたデータは、MAC22に対応して設けられたCPU32が取得してデーターリンク層、論理リンク制御副層より上の各種プロトコル処理を行い、印刷装置120の記憶装置111へ出力する(ステップS806、ステップS808)。
また、CPU31がビジー状態でない場合(ステップS804でNO)、CPU31が節電状態のCPU32に代わってCPU32の動作も代行して動作しているので、MAC22で処理されたデータは、CPU31がデーターリンク層、論理リンク制御副層より上の各種プロトコル処理後、印刷装置120の記憶装置111へ出力する(ステップS807、ステップS808)。
なお、CPU31がビジー状態とは、処理するデータ量が所定量を超過した状態であり、例えば動作状態のCPU31に対して受信パケットの数が予め設定された水準値を越えている場合、または処理が重いプロトコルのパケットを受信した場合等である。
具体的には、CPU31の演算量が、予め設定された水準値を越える場合であり、SSL、IPsecなど暗号化されていて処理が重い(計算量が多い)パケットを受信した場合等がある。
この場合は、通信ポート1及び通信ポート2の各CPUへ割り振られる処理の単位がパケット単位ではなく、ジョブ単位の場合であり、いくつかのパケットを結合して一つのメッセージが作成される場合である。
また、CPU31が節電状態のCPU32に代わってCPU32の動作も代行している場合において、CPU32を節電状態から動作状態に起動する場合は、CPU31によるCPU32の代行動作を停止後、CPU32を起動して動作状態にする。
この処理動作によるネットワークカード100内のデータの流れは、図9に示すように、通信ポート2のCPU32が節電状態の場合には通信ポート1のCPU31がCPU31の動作のみならずCPU32の動作も代行するが、通信ポート1のCPU31で処理するデータ量が所定量を超過した場合は(ビジー状態)、CPU31によりCPU32が起動されて動作状態となるので、通信ポート2でデータの受信があると、PHY12で受信されたMACアドレス2宛てのデータは、MAC22で取得されて処理後、MAC22に対応して設けられたCPU32により取得されて処理された後、印刷装置120の記憶装置111へ出力される。
また、通信ポート2のCPU32が節電状態で通信ポート1のCPU31がビジー状態でない場合は、CPU31がCPU31の動作のみならずCPU32の動作も代行するように動作しているので、MAC22で処理されたデータは、CPU31により取得されプロトコル処理された後、印刷装置120の記憶装置111へ出力される。
なお、通信ポート1のCPU31が節電状態で通信ポート2のCPU32がビジー状態の場合は、CPU32によりCPU31が起動されて動作状態になるので、通信ポート1でデータの受信があると、PHY11で受信されたMACアドレス1宛てのデータは、MAC21で取得されて処理後、MAC21に対応して設けられたCPU31により取得されて処理された後、印刷装置120の記憶装置111へ出力される。
このように、節電状態の通信ポートのCPUの動作も代行している他の動作している通信ポートのCPUがビジー状態の時に、節電状態のCPUの通信ポートでデータの受信があった場合は、当該受信データのあった節電状態のCPUを起動して動作させ、当該受信データの処理を行わせる。
次に、ネットワークカード100の通信ポート2のCPU32とMAC22が節電状態の時に、動作している通信ポート1のCPU31で処理するデータ量が所定量を超過した場合の通信ポート2で受信されたデータを処理する動作と、そのデータの流れについて図10及び図11を参照して説明する。
図10は、通信ポート2のCPU32とMAC22が節電状態の時に、動作している通信ポート1のCPU31で処理するデータ量が所定量を超過した場合の通信ポート2で受信されたデータの処理動作を示す流れ図であり、図11は、図10で示した処理動作におけるネットワークカード100内のデータの流れを示す模式図である。
図10に示すように、通信ポート2のCPU32とMAC22が節電状態の場合、通信ポート2のPHY12は動作しているので、通信ポート2でデータの受信があると(ステップS1001でYES)、そのデータをPHY12が受信する(ステップS1002)。
CPU32とMAC22が節電状態の場合は、CPU31が節電状態のCPU32に代わってCPU32の動作も代行し、MAC21がMAC21のMACアドレス1とMAC22のMACアドレス2を不揮発性メモリー50から取得してMAC21としてのみならずMAC22としても動作しているが、CPU31がビジー状態の場合は(ステップS1003でYES)、CPU31が節電状態のCPU32を起動し(ステップS1004)、起動されたCPU32がMAC22を起動する(ステップS1005)。
MAC22が起動され動作すると、MAC22がMAC22のMACアドレス2を不揮発性メモリー50から取得してMAC22として動作するので、PHY12で受信されたMACアドレス2宛てのデータは、MAC22が取得してデータのフレームの形式や誤り等の検出等のプロトコル処理を行う(ステップS1006)。
また、MAC22で処理されたデータは、CPU31により起動されて動作状態となったCPU32が取得してデーターリンク層、論理リンク制御副層より上の各種プロトコル処理を行い、印刷装置120の記憶装置111へ出力する(ステップS1007、ステップS1010)。
また、CPU31がビジー状態でない場合は(ステップS1003でNO)、CPU31が節電状態のCPU32に代わってCPU32の動作も代行し、MAC21が節電状態のMAC22としても動作しているので、PHY12で受信されたMACアドレス2宛てのデータは、MAC21が取得してデータのフレームの形式や誤り等の検出等のプロトコル処理を行い(ステップS1008)、MAC21で処理されたデータは、MAC21に対応して設けられたCPU31によって取得されてデーターリンク層、論理リンク制御副層より上の各種プロトコル処理された後、印刷装置120の記憶装置111へ出力する(ステップS1009、ステップS1010)。
なお、前述したように、CPU31が節電状態のCPU32に代わってCPU32の動作も代行し、MAC21が節電状態のMAC22に代わってMAC22の動作も代行している場合において、CPU32及びMAC22を節電状態から動作状態に起動する場合は、CPU31によるCPU32の代行動作とMAC21によるMAC22の代行動作を停止後、CPU32及びMAC22を起動して動作状態にする。
この処理動作によるネットワークカード100内のデータの流れは、図11に示すように、通信ポート2のCPU32及びMAC22が節電状態の場合は、通信ポート1のCPU31が節電状態のCPU32に代わってCPU32の動作も代行し、MAC21が節電状態のMAC22としても動作するが、CPU31で処理するデータ量が所定量を超過した場合は(ビジー状態)、CPU31の指示によりCPU32とMAC22が起動されて動作状態となるので、通信ポート2で受信されたデータは、PHY12で受信され、MAC22で取得して処理後、CPU32により取得され処理された後、印刷装置120の記憶装置111へ出力される。
また、CPU31がビジー状態でない場合は、CPU31が節電状態のCPU32に代わってCPU32の動作を代行し、MAC21が節電状態のMAC22としても動作するので、PHY12で受信されたデータは、MAC21で取得されて処理後、CPU31により取得されプロトコル処理された後、印刷装置120の記憶装置111へ出力される。
なお、通信ポート1のCPU31及びMAC21が節電状態の時に通信ポート2のCPU32がビジー状態の場合は、前述の動作と同様にCPU31の動作も代行して動作しているCPU32が節電状態のCPU31を起動し、起動したCPU31がMAC21を起動して動作させるので、通信ポート1でデータの受信があると、そのデータは、PHY11で受信され、MAC21及びCPU31でそれぞれ処理されて印刷装置120の記憶装置111へ出力される。
このように、動作状態の通信ポートのCPUがビジー状態の時に節電状態のCPU及びMACの通信ポートでデータが受信された場合は、ビジー状態のCPUがデータの受信のあった通信ポートの節電状態のCPUとMACを起動して動作させ、当該通信ポートで受信のあったデータの処理を行わせる。
本発明は、CPU及びMACを備えた通信ポートを介してデータ転送を行う装置の省電力化に応用する技術に適用可能である。
本発明に係わるネットワークカード100の要部の構成を示すブロック図 ネットワークカード100のPHY、MAC、CPUが備えるプロトコルとOSI基本参照モデルとの対応関係を示す図 各通信ポートのCPUとMACが節電状態に移行する動作を示す流れ図 節電状態(CPU32)の通信ポート2で受信されたデータの処理動作を示す流れ図 節電状態(CPU32)の通信ポート2で受信されたデータの流れを示す模式図 節電状態(CPU32、MAC22)の通信ポート2で受信されデータの処理動作を示す流れ図 節電状態(CPU32、MAC22)の通信ポート2で受信されデータの流れを示す模式図 動作状態の通信ポートのCPU31がビジー状態時の節電状態(CPU32)の通信ポート2で受信されたデータの処理動作を示す流れ図 動作状態の通信ポートのCPU31がビジー状態時の節電状態(CPU32)の通信ポート2で受信されたデータの流れを示す模式図 動作状態の通信ポートのCPU31がビジー状態時の節電状態(CPU32、MAC22)の通信ポート2で受信されたデータの処理動作を示す流れ図 動作状態の通信ポートのCPU31がビジー状態時の節電状態(CPU32、MAC22)の通信ポート2で受信されたデータの流れを示す模式図
符号の説明
1、2 通信ポート
11、12 PHY
21、22 MAC
31、32 CPU
40 電源制御部
50 不揮発性メモリー
100 ネットワークカード
111 記憶装置(印刷装置120)
120 印刷装置
201 物理層
202 データリンク層、メディアアクセス制御副層
203 データーリンク層、論理リンク制御副層
204 ネットワーク層
205 トランスポート層
206 セッション層
207 プレゼンテーション層
208 アプリケーション層

Claims (4)

  1. ネットワークに接続された通信ポートに対応して設けられ、前記ネットワークを介する通信機能の物理層の処理を行う第1の処理手段と、
    前記第1の処理手段に対応して設けられ、前記通信機能のメディアアクセス制御副層の処理を行う第2の処理手段と、
    前記第2の処理手段に対応して設けられ、前記通信機能のメディアアクセス制御副層以上の層の処理を行う第3の処理手段とを有する複数の通信制御手段
    を具備し、
    前記第3の処理手段は、
    該第3の処理手段および該第3の処理手段に対応する第2の処理手段が節電状態に移行する際に、節電状態でない他の第3の処理手段に対して該第3の処理手段および該第2の処理手段の代行処理を依頼する代行処理依頼手段
    を具備し、
    前記他の第3の処理手段は、
    前記代行処理の依頼に基づき該他の第3の処理手段に対応する他の第2の処理手段に対して前記第2の処理手段に対応する前記第1の処理手段から処理情報を取得させて前記第2の処理手段の処理を代行させ、該他の第3の処理手段が前記第3の処理手段の処理を代行する代行処理手段と、
    該他の第3の処理手段で処理する情報が所定量を超過した状態の時に、節電状態にある前記第3の処理手段および第2の処理手段の該第2の処理手段に対応する前記第1の処理手段から処理情報が出力された場合は、前記第3の処理手段および第2の処理手段の節電状態を解除する節電解除手段と
    を具備するネットワーク制御装置。
  2. 前記代行処理依頼手段は、
    前記第3の処理手段が節電状態に移行する際に、節電状態でない他の第3の処理手段に対して該第3の処理手段の代行処理を依頼し、
    前記代行処理手段は、
    前記代行処理の依頼に基づき前記他の第3の処理手段が前記第2の処理手段から処理情報を取得して前記第3の処理手段の処理を代行し、
    前記節電解除手段は、
    前記他の第3の処理手段で処理する情報が所定量を超過した状態の時に、節電状態にある前記第3の処理手段に対応する前記第1の処理手段から処理情報が出力された場合は、前記第3の処理手段の節電状態を解除する請求項1記載のネットワーク制御装置。
  3. ネットワークに接続される通信ポートに対応して設けられ、前記ネットワークを介する通信機能の物理層の処理を行う第1の処理手段と、
    前記第1の処理手段に対応して設けられ、前記通信機能のメディアアクセス制御副層の処理を行う第2の処理手段と、
    前記第2の処理手段に対応して設けられ、前記通信機能のメディアアクセス制御副層以上の層の処理を行う第3の処理手段とを有する複数の通信制御手段でネットワークに接続し、
    前記第3の処理手段および該第3の処理手段に対応する第2の処理手段が節電状態に移行する際に、節電状態でない他の第3の処理手段に対して該第3の処理手段および該第2の処理手段の代行処理を前記第3の処理手段で依頼し、
    前記代行処理の依頼に基づき前記他の第3の処理手段に対応する他の第2の処理手段に対して前記第2の処理手段に対応する前記第1の処理手段から処理情報を取得させて前記第2の処理手段の処理を代行させ、前記第3の処理手段の処理を前記他の第3の処理手段で代行し、
    前記他の第3の処理手段で処理する情報が所定量を超過した状態の時に、節電状態にある前記第3の処理手段および第2の処理手段の該第2の処理手段に対応する前記第1の処理手段から処理情報が出力された場合は、前記第3の処理手段および第2の処理手段の節電状態を前記他の第3の処理手段で解除する制御方法。
  4. 前記第3の処理手段は、
    該第3の処理手段が節電状態に移行する際に、節電状態でない他の第3の処理手段に対して該第3の処理手段の代行処理を依頼し、
    該第3の処理手段で処理する情報が所定量を超過した状態の時に、節電状態にある前記第3の処理手段に対応する前記第1の処理手段から処理情報が出力された場合に、前記第3の処理手段の節電状態を解除する請求項3記載の制御方法。
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