JPH05175980A - 系間交絡通信制御方式 - Google Patents
系間交絡通信制御方式Info
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- JPH05175980A JPH05175980A JP3340728A JP34072891A JPH05175980A JP H05175980 A JPH05175980 A JP H05175980A JP 3340728 A JP3340728 A JP 3340728A JP 34072891 A JP34072891 A JP 34072891A JP H05175980 A JPH05175980 A JP H05175980A
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- common bus
- communication
- bus interface
- bus
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は二重化された中央処理装置とチャネル
制御装置で構成されたデータ処理装置を備えたシステム
における系間交絡通信制御方式に関し,一方の系で動作
中に共通バスや,チャネル制御装置等の障害が発生して
も系切替を行うことなく同じ系の通信バスを介する通信
を維持することを目的とする。 【構成】複数の二重化されたデータ処理装置が各系の共
通バス,通信制御装置を介して対応する通信バスに接続
される。各系の通信制御装置は,二重化された共通バス
インタフェース装置に接続され,二重化された共通バス
インタフェース装置の一方及び他系の共通バスインタフ
ェース装置の一方とが接続され,それらの一方を選択し
て対応する通信バスとの通信制御を行うリングバスイン
タフェース装置が設けられ,自系の共通バスに関係する
各部に障害が発生すると,他系の共通バスインタフェー
ス装置を介して通信を行うよう構成する。
制御装置で構成されたデータ処理装置を備えたシステム
における系間交絡通信制御方式に関し,一方の系で動作
中に共通バスや,チャネル制御装置等の障害が発生して
も系切替を行うことなく同じ系の通信バスを介する通信
を維持することを目的とする。 【構成】複数の二重化されたデータ処理装置が各系の共
通バス,通信制御装置を介して対応する通信バスに接続
される。各系の通信制御装置は,二重化された共通バス
インタフェース装置に接続され,二重化された共通バス
インタフェース装置の一方及び他系の共通バスインタフ
ェース装置の一方とが接続され,それらの一方を選択し
て対応する通信バスとの通信制御を行うリングバスイン
タフェース装置が設けられ,自系の共通バスに関係する
各部に障害が発生すると,他系の共通バスインタフェー
ス装置を介して通信を行うよう構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数の二重化された中央
処理装置とチャネル制御装置で構成されたデータ処理装
置がそれぞれチャネル制御装置から共通バスを介して制
御される複数の通信制御装置と,各通信制御装置を相互
に接続する二重化されたリングバスとで構成されるマル
チプロセッサシステムにおける系間交絡通信制御方式に
関する。
処理装置とチャネル制御装置で構成されたデータ処理装
置がそれぞれチャネル制御装置から共通バスを介して制
御される複数の通信制御装置と,各通信制御装置を相互
に接続する二重化されたリングバスとで構成されるマル
チプロセッサシステムにおける系間交絡通信制御方式に
関する。
【0002】二重化されたデータ処理装置がそれぞれ通
信制御装置を介して通信を行うマルチプロセッサシステ
ムでは,通信制御装置が各系に対応した通信バスと接続
されている。そのため二重化されたデータ処理装置のチ
ャネル制御装置や,チャネル制御装置と入出力装置や通
信制御装置を接続する共通バス等に障害が発生すると,
通信制御装置自体に障害が発生しない場合にも,通信バ
スを予備の系に切替える必要がある。この場合,システ
ム全体に対して影響が及ぶためその改善が望まれてい
る。
信制御装置を介して通信を行うマルチプロセッサシステ
ムでは,通信制御装置が各系に対応した通信バスと接続
されている。そのため二重化されたデータ処理装置のチ
ャネル制御装置や,チャネル制御装置と入出力装置や通
信制御装置を接続する共通バス等に障害が発生すると,
通信制御装置自体に障害が発生しない場合にも,通信バ
スを予備の系に切替える必要がある。この場合,システ
ム全体に対して影響が及ぶためその改善が望まれてい
る。
【0003】
【従来の技術】図5は従来例の説明図である。図5にお
いて,CPU0〜CPUnは中央処理装置であり図には
それぞれ1台だけを示すが実際には2台設けられてい
る,CHC00,CHC01は中央処理装置CPU0に
接続された0系と1系のチャネル制御装置である。中央
処理装置CPUと0系及び1系のチャネル制御装置CH
Cとでプロセッサを構成する。同様に,CPU1,CP
U2・・とそれぞれに接続する二重化されたチャネル制
御装置が設けられ,中央処理装置CPUnは0系と1系
のチャネル制御装置CHCn0,CHCn1に接続され
ている。
いて,CPU0〜CPUnは中央処理装置であり図には
それぞれ1台だけを示すが実際には2台設けられてい
る,CHC00,CHC01は中央処理装置CPU0に
接続された0系と1系のチャネル制御装置である。中央
処理装置CPUと0系及び1系のチャネル制御装置CH
Cとでプロセッサを構成する。同様に,CPU1,CP
U2・・とそれぞれに接続する二重化されたチャネル制
御装置が設けられ,中央処理装置CPUnは0系と1系
のチャネル制御装置CHCn0,CHCn1に接続され
ている。
【0004】Cバス0,Cバス1は0系と1系のそれぞ
れのチャネル制御装置CHCと後述するIOCやCBI
Uとを接続する0系及び1系の共通バス,IOCは各共
通バスに接続されたIO制御装置,CBIUは各共通バ
スに接続された共通バスインタフェース装置(C-Bus In
terface Unit),RBIUはCBIUに接続されリングバ
スとのインタフェース制御を行うリングバスインタフェ
ース装置(Ring BUS Interface Unit),0系リングバス
及び1系リングバスは光リングバスであり,例えばFD
DI(Fiber Distributed Data Interface) プロトコル
のような高速光LANにより通信が行われる。なお,上
記のCBIUとRBIUを合わせた装置を通信制御装置
(CCU:Communication Control Unit) という。
れのチャネル制御装置CHCと後述するIOCやCBI
Uとを接続する0系及び1系の共通バス,IOCは各共
通バスに接続されたIO制御装置,CBIUは各共通バ
スに接続された共通バスインタフェース装置(C-Bus In
terface Unit),RBIUはCBIUに接続されリングバ
スとのインタフェース制御を行うリングバスインタフェ
ース装置(Ring BUS Interface Unit),0系リングバス
及び1系リングバスは光リングバスであり,例えばFD
DI(Fiber Distributed Data Interface) プロトコル
のような高速光LANにより通信が行われる。なお,上
記のCBIUとRBIUを合わせた装置を通信制御装置
(CCU:Communication Control Unit) という。
【0005】図5に示す,各中央処理装置CPUはそれ
ぞれ二重化されたチャネル制御装置CHCによりCバス
と接続され,IO制御装置(IOC),CBIU及びR
BIUを介してリングバスと接続され,各プロセッサの
CPU間のデータの送受信が実行される。二重化された
リングバスは, 通常は0系リングバスと1系リングバス
の一方を現用系とし,他方を待機系として使用し,障害
が発生すると系を切替えて現用系を予備系へ,予備系を
現用系とする。
ぞれ二重化されたチャネル制御装置CHCによりCバス
と接続され,IO制御装置(IOC),CBIU及びR
BIUを介してリングバスと接続され,各プロセッサの
CPU間のデータの送受信が実行される。二重化された
リングバスは, 通常は0系リングバスと1系リングバス
の一方を現用系とし,他方を待機系として使用し,障害
が発生すると系を切替えて現用系を予備系へ,予備系を
現用系とする。
【0006】このようなマルチプロセッサシステムは,
例えば交換機の制御システムとして構成され,複数の中
央処理装置CPUにより負荷分散されたネットワークの
制御装置(管理プロセッサMPRや,複数の呼処理プロ
セッサCPRに対応する)として構成される。
例えば交換機の制御システムとして構成され,複数の中
央処理装置CPUにより負荷分散されたネットワークの
制御装置(管理プロセッサMPRや,複数の呼処理プロ
セッサCPRに対応する)として構成される。
【0007】このシステムにおいて,0系を現用系とし
て使用している時,中央処理装置CPU0に接続してい
るチャネル制御装置CHC00または,チャネル制御装
置CHC00に接続するCバス0またはIO制御装置I
OCの何れかに障害が発生すると,CPU0から0系リ
ングバスへの接続ができなくなる。この場合,通信制御
装置を構成するCBIUとRBIUは正常であっても,
CPU0と他のプロセッサとの通信ができなくなるた
め,系切替えが行われる。その結果,CPU0はチャネ
ル制御装置CHC01,Cバス1及びCBIU,RBI
Uを通って1系リングバスに接続し,他の各中央処理装
置CPU1,CPU2・・CPUnについても同様に1
系の各装置やCバス1を介して1系リングバスと接続さ
れる。
て使用している時,中央処理装置CPU0に接続してい
るチャネル制御装置CHC00または,チャネル制御装
置CHC00に接続するCバス0またはIO制御装置I
OCの何れかに障害が発生すると,CPU0から0系リ
ングバスへの接続ができなくなる。この場合,通信制御
装置を構成するCBIUとRBIUは正常であっても,
CPU0と他のプロセッサとの通信ができなくなるた
め,系切替えが行われる。その結果,CPU0はチャネ
ル制御装置CHC01,Cバス1及びCBIU,RBI
Uを通って1系リングバスに接続し,他の各中央処理装
置CPU1,CPU2・・CPUnについても同様に1
系の各装置やCバス1を介して1系リングバスと接続さ
れる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来の
方式では通信制御装置(CBIU,RBIU)が各系の
リングバスに対応して設けられていたため,その系の共
通バス(Cバス)に障害が発生したり,IO制御装置の
障害またはチャネル制御装置CHCの障害等により,そ
の系での通信制御装置を経由して他の中央制御装置との
通信ができなくなる。この場合,サービスを一旦停止し
て全てのプロセッサについてチャネル制御装置や共通バ
ス及び通信制御装置(CBIU,RBIU)について系
切替の制御動作を行わなければならないという問題があ
った。
方式では通信制御装置(CBIU,RBIU)が各系の
リングバスに対応して設けられていたため,その系の共
通バス(Cバス)に障害が発生したり,IO制御装置の
障害またはチャネル制御装置CHCの障害等により,そ
の系での通信制御装置を経由して他の中央制御装置との
通信ができなくなる。この場合,サービスを一旦停止し
て全てのプロセッサについてチャネル制御装置や共通バ
ス及び通信制御装置(CBIU,RBIU)について系
切替の制御動作を行わなければならないという問題があ
った。
【0009】本発明は共通バスや,チャネル制御装置等
の障害が発生しても系切替を行うことなく同じ通信バス
を介する通信を維持することができる系間交絡通信制御
方式を提供することを目的とする。
の障害が発生しても系切替を行うことなく同じ通信バス
を介する通信を維持することができる系間交絡通信制御
方式を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理構成
図である。図1において,10a,10bは0系と1系
の中央制御装置(CC0,CC1),11a,11bは
チャネル制御装置(CHC0,CHC1),12a,1
2bは0系と1系の共通バス(Cバス),13a,13
bはそれぞれ0系及び1系の共通バスに接続されたIO
制御装置(IOC0,IOC1),14a,14bは0
系の共通バス12aに接続された共通バスインタフェー
ス装置(CBIU00,CBIU01),15a,15
bは1系の共通バス12bに接続された共通バスインタ
フェース装置(CBIU11,CBIU10),16
a,16bは0系と1系のリングバスインタフェース装
置(RBIU0,RBIU1),17a,17bは0系
リングバスと1系リングバスを表す。
図である。図1において,10a,10bは0系と1系
の中央制御装置(CC0,CC1),11a,11bは
チャネル制御装置(CHC0,CHC1),12a,1
2bは0系と1系の共通バス(Cバス),13a,13
bはそれぞれ0系及び1系の共通バスに接続されたIO
制御装置(IOC0,IOC1),14a,14bは0
系の共通バス12aに接続された共通バスインタフェー
ス装置(CBIU00,CBIU01),15a,15
bは1系の共通バス12bに接続された共通バスインタ
フェース装置(CBIU11,CBIU10),16
a,16bは0系と1系のリングバスインタフェース装
置(RBIU0,RBIU1),17a,17bは0系
リングバスと1系リングバスを表す。
【0011】この図には二重化された中央制御装置CC
とチャネル制御装置CHCとで構成するプロセッサが1
台だけ示されているが,実際には図1に示す各部を含む
複数のプロセッサが通信バスに接続されている。また,
図1には複数のプロセッサ間の通信をリング状の通信バ
スを使用する例を示すが,他の形式の通信バス例えば,
共通バス状やスター状等にも適用される。
とチャネル制御装置CHCとで構成するプロセッサが1
台だけ示されているが,実際には図1に示す各部を含む
複数のプロセッサが通信バスに接続されている。また,
図1には複数のプロセッサ間の通信をリング状の通信バ
スを使用する例を示すが,他の形式の通信バス例えば,
共通バス状やスター状等にも適用される。
【0012】本発明は,0系と1系の各通信制御装置に
おいて,それぞれの共通バスインタフェース装置を二重
化して,それぞれの一方の共通バスインタフェース装置
は自系のリングバスインタフェース装置を介して自系の
リングバスに接続し,他方は他系のリングバスインタフ
ェース装置を介して他系のリングバスに接続し,各系の
リングバスインタフェース装置は通常は自系の共通バス
に接続した共通バスインタフェース装置を選択し,自系
の共通バスの障害等の場合には他系の共通バスに接続す
る共通バスインタフェース装置を選択して自系のリング
バスを介する通信を行うものである。
おいて,それぞれの共通バスインタフェース装置を二重
化して,それぞれの一方の共通バスインタフェース装置
は自系のリングバスインタフェース装置を介して自系の
リングバスに接続し,他方は他系のリングバスインタフ
ェース装置を介して他系のリングバスに接続し,各系の
リングバスインタフェース装置は通常は自系の共通バス
に接続した共通バスインタフェース装置を選択し,自系
の共通バスの障害等の場合には他系の共通バスに接続す
る共通バスインタフェース装置を選択して自系のリング
バスを介する通信を行うものである。
【0013】
【作用】図1において,現在は0系の各装置が現用系と
して動作しているものとする。この時,中央制御装置1
0aがチャネル制御装置11aから共通バス12aと接
続し,共通バス12aから共通バスインタフェース装置
14a及びリングバスインタフェース装置16aを介し
て0系リングバス17aに接続して他のプロセッサ(中
央制御装置,チャネル制御装置)と通信が行われ,他の
1系は待機系として動作していないものとする。なお,
中央制御装置10aと10bは図1に示すようにチャネ
ル制御装置11aと11bの何れに接続できるように交
差接続されている。
して動作しているものとする。この時,中央制御装置1
0aがチャネル制御装置11aから共通バス12aと接
続し,共通バス12aから共通バスインタフェース装置
14a及びリングバスインタフェース装置16aを介し
て0系リングバス17aに接続して他のプロセッサ(中
央制御装置,チャネル制御装置)と通信が行われ,他の
1系は待機系として動作していないものとする。なお,
中央制御装置10aと10bは図1に示すようにチャネ
ル制御装置11aと11bの何れに接続できるように交
差接続されている。
【0014】この時,チャネル制御装置11aまたは共
通バス12a或いはIO制御装置13aに障害が発生し
共通バス12aを介する通信ができないことが分かると
(診断動作等による),中央制御装置10aは0系のチ
ャネル制御装置11aを使用せず,1系のチャネル制御
装置11b及び共通バス12bを介して共通バスインタ
フェース装置15bに対しルート切換えの指示を送る。
これに応じて共通バスインタフェース装置15bからリ
ングバスインタフェース装置16aに対してルート切換
え要求が送出される。
通バス12a或いはIO制御装置13aに障害が発生し
共通バス12aを介する通信ができないことが分かると
(診断動作等による),中央制御装置10aは0系のチ
ャネル制御装置11aを使用せず,1系のチャネル制御
装置11b及び共通バス12bを介して共通バスインタ
フェース装置15bに対しルート切換えの指示を送る。
これに応じて共通バスインタフェース装置15bからリ
ングバスインタフェース装置16aに対してルート切換
え要求が送出される。
【0015】するとリングバスインタフェース装置16
aでは,それまで共通バスインタフェース装置14a側
を現用系として設定していた状態から共通バスインタフ
ェース装置15b側を現用系とする状態にルートを切り
換える。これにより,中央制御装置10aはチャネル制
御装置11b,共通バス12b,共通バスインタフェー
ス装置15b,リングバスインタフェース装置16aの
系間交絡通信のルートにより0系リングバス17aとの
通信路が形成されて,他のプロセッサとの間の通信を行
うことができる。
aでは,それまで共通バスインタフェース装置14a側
を現用系として設定していた状態から共通バスインタフ
ェース装置15b側を現用系とする状態にルートを切り
換える。これにより,中央制御装置10aはチャネル制
御装置11b,共通バス12b,共通バスインタフェー
ス装置15b,リングバスインタフェース装置16aの
系間交絡通信のルートにより0系リングバス17aとの
通信路が形成されて,他のプロセッサとの間の通信を行
うことができる。
【0016】同様に1系の装置を介して1系リングバス
17bにより通信を行っている時,1系の共通バス12
bやチャネル制御装置11b等に障害が発生した場合
は,チャネル制御装置11a,共通バス12aを介して
共通バスインタフェース装置14bに対しルート切換え
の指示を送るとことにより,リングバスインタフェース
装置16bは共通バスインタフェース装置14bを介す
る系間交絡通信のルートにより1系リングバス17bを
介する通信を維持することができる。
17bにより通信を行っている時,1系の共通バス12
bやチャネル制御装置11b等に障害が発生した場合
は,チャネル制御装置11a,共通バス12aを介して
共通バスインタフェース装置14bに対しルート切換え
の指示を送るとことにより,リングバスインタフェース
装置16bは共通バスインタフェース装置14bを介す
る系間交絡通信のルートにより1系リングバス17bを
介する通信を維持することができる。
【0017】
【実施例】図2は実施例の構成図である。図3はレジス
タの説明図である。図2の実施例には上記の図1の原理
による系間交絡通信を行う共通バスインタフェース装置
(CBIU)とリングバスインタフェース装置(RBI
U)の構成が示され,特に図1の0系のCBIU00
(14a)と1系のCBIU10(15b)及びこの2
つのCBIUに接続するRBIU0(16a)のそれぞ
れの内部及び相互の接続構成が示されている。
タの説明図である。図2の実施例には上記の図1の原理
による系間交絡通信を行う共通バスインタフェース装置
(CBIU)とリングバスインタフェース装置(RBI
U)の構成が示され,特に図1の0系のCBIU00
(14a)と1系のCBIU10(15b)及びこの2
つのCBIUに接続するRBIU0(16a)のそれぞ
れの内部及び相互の接続構成が示されている。
【0018】図2において,12a,12bはそれぞれ
図1と同様に0系の共通バス(C−BUS#0),1系
の共通バス(C−BUS#1),14aはCBIU0
0,15bはCBIU10,16aは0系のRBIU
0,17aは0系リングバス(RingBus#0)で
ある。
図1と同様に0系の共通バス(C−BUS#0),1系
の共通バス(C−BUS#1),14aはCBIU0
0,15bはCBIU10,16aは0系のRBIU
0,17aは0系リングバス(RingBus#0)で
ある。
【0019】CBIU00(14a)及びCBIU10
(15b)は同様の構成であり,CBUS−INF(1
40,150)は共通バスインタフェース制御部,RT
−REG(141,151)はルート制御のための複数
のソフト制御用レジスタから成るルート制御レジスタ
群,IO−REG(142,152)は通信制御のため
の複数のソフト制御用レジスタからなる入出力制御レジ
スタ群,D/R(143,153)はドライバ・レシー
バを含むルート制御インタフェース,IO−D/R(1
44,154)はドライバ・レシーバを含む通信制御の
ための入出力信号インタフェースである。また,ルート
制御レジスタ群141,151とルート制御インタフェ
ース143,153間で送受される信号Reqはルート
切換え要求信号(パルス信号)であり,信号Resはル
ート確定状態を通知するルート切換え応答信号(レベル
信号)である。
(15b)は同様の構成であり,CBUS−INF(1
40,150)は共通バスインタフェース制御部,RT
−REG(141,151)はルート制御のための複数
のソフト制御用レジスタから成るルート制御レジスタ
群,IO−REG(142,152)は通信制御のため
の複数のソフト制御用レジスタからなる入出力制御レジ
スタ群,D/R(143,153)はドライバ・レシー
バを含むルート制御インタフェース,IO−D/R(1
44,154)はドライバ・レシーバを含む通信制御の
ための入出力信号インタフェースである。また,ルート
制御レジスタ群141,151とルート制御インタフェ
ース143,153間で送受される信号Reqはルート
切換え要求信号(パルス信号)であり,信号Resはル
ート確定状態を通知するルート切換え応答信号(レベル
信号)である。
【0020】CBIU00,CBIU10内の上記ルー
ト制御レジスタ群(RT−REG)141,151は,
図3のA.に示すようにルート指示を行うレジスタRT
CM(Route Command Register)と, ルート状態を表すレ
ジスタRTST(Route Status Register)とで構成され
る。また図3のB.に示すように上記入出力制御レジス
タ群(IO−REG)は,装置の状態表示を行うDSR
(Device Status Register),データの転送量を指示する
WCR(Word Count Register) ,主記憶アドレスを指示
するレジスタMAR(Memory Address Register)及び動
作モードを指示するレジスタCMR(Command Register)
とで構成される。
ト制御レジスタ群(RT−REG)141,151は,
図3のA.に示すようにルート指示を行うレジスタRT
CM(Route Command Register)と, ルート状態を表すレ
ジスタRTST(Route Status Register)とで構成され
る。また図3のB.に示すように上記入出力制御レジス
タ群(IO−REG)は,装置の状態表示を行うDSR
(Device Status Register),データの転送量を指示する
WCR(Word Count Register) ,主記憶アドレスを指示
するレジスタMAR(Memory Address Register)及び動
作モードを指示するレジスタCMR(Command Register)
とで構成される。
【0021】次にRBIU0(16a)において,IO
−D/R(160,162)は上記のIO−D/R14
4等と同様の入出力信号インタフェース,RT−CTL
(161)はRBIU側のルート制御部,NP(16
3)は通信制御用のマイクロプロセッサであるノードプ
ロセッサ,RAM(164)は通信処理用の一時記憶メ
モリ,ROM(165)は通信制御用のファームウェア
を記憶する固定記憶装置,RING−INF(166)
は通信バスインタフェース制御部である。また,ルート
制御部(RT−CTL)161内のD/R0,D/R1
はルート制御インタフェース,RTFはこのRBIU
(16a)が,現在のどのCBIUと接続して通信を行
っているかを示すルート指示フリップフロップ,AND
1,AND2及びORは切換え要求判定回路を構成する
アンド回路及びオア回路である。
−D/R(160,162)は上記のIO−D/R14
4等と同様の入出力信号インタフェース,RT−CTL
(161)はRBIU側のルート制御部,NP(16
3)は通信制御用のマイクロプロセッサであるノードプ
ロセッサ,RAM(164)は通信処理用の一時記憶メ
モリ,ROM(165)は通信制御用のファームウェア
を記憶する固定記憶装置,RING−INF(166)
は通信バスインタフェース制御部である。また,ルート
制御部(RT−CTL)161内のD/R0,D/R1
はルート制御インタフェース,RTFはこのRBIU
(16a)が,現在のどのCBIUと接続して通信を行
っているかを示すルート指示フリップフロップ,AND
1,AND2及びORは切換え要求判定回路を構成する
アンド回路及びオア回路である。
【0022】図2の動作を説明すると,現在CBIU0
0(14a)が現用系(ACT),CBIU10(15
b)が予備系(SBY)になって動作しているものとす
る。この時,ルート制御部(RT−CTL)161のル
ート指示フリップフロップRTFは,端子Qから“0”
を出力し,端子QN(Qの反転出力を発生する端子)か
ら“1”か出力され,アンド回路2(AND2)がイネ
ーブル状態になっている。この状態において,現用系で
ある0系の共通バス12aまたは図1に示すチャネル制
御装置(CHC0)や入出力制御装置(IOC0)の何
れかに障害が発生して0系の共通バス12aを介する通
信ができなくなって,ルート切換え制御をソフトにより
指示する場合の動作を動作順に説明する。
0(14a)が現用系(ACT),CBIU10(15
b)が予備系(SBY)になって動作しているものとす
る。この時,ルート制御部(RT−CTL)161のル
ート指示フリップフロップRTFは,端子Qから“0”
を出力し,端子QN(Qの反転出力を発生する端子)か
ら“1”か出力され,アンド回路2(AND2)がイネ
ーブル状態になっている。この状態において,現用系で
ある0系の共通バス12aまたは図1に示すチャネル制
御装置(CHC0)や入出力制御装置(IOC0)の何
れかに障害が発生して0系の共通バス12aを介する通
信ができなくなって,ルート切換え制御をソフトにより
指示する場合の動作を動作順に説明する。
【0023】(1) 予備系(SBY)である1系のチャネ
ル制御装置(図1のCHC1)からCBIU10のルー
ト制御レジスタ群151のレジスタRTCM(図3)に
対しそのACTビット(Req:ルート切換え要求を表
示)に“1”を書き込む。
ル制御装置(図1のCHC1)からCBIU10のルー
ト制御レジスタ群151のレジスタRTCM(図3)に
対しそのACTビット(Req:ルート切換え要求を表
示)に“1”を書き込む。
【0024】(2) レジスタRTCMに書き込まれたAC
Tビットの“1”は,RT−REG151から,CBI
U10のD/R153からRBIU16aのD/R1を
経由してRT−CTL161へルート切換え要求パルス
信号(=Req)として送られる。
Tビットの“1”は,RT−REG151から,CBI
U10のD/R153からRBIU16aのD/R1を
経由してRT−CTL161へルート切換え要求パルス
信号(=Req)として送られる。
【0025】(3) 送られてきたルート切換え要求パルス
信号は,RBIU16a内のアンド回路(AND1,A
ND2)とオア回路(OR)で構成する切換え要求判定
回路において有効/無効が判定される。この場合,SB
Y系(1系)のCBIU10(15b)からのルート切
換え要求なので,アンド回路AND2,オア回路ORか
ら“1”が出力され(有効なルート切換え要求の判定出
力),ノードプロセッサNP163の端子INT(割り
込み入力)に対し割り込みが通知される。
信号は,RBIU16a内のアンド回路(AND1,A
ND2)とオア回路(OR)で構成する切換え要求判定
回路において有効/無効が判定される。この場合,SB
Y系(1系)のCBIU10(15b)からのルート切
換え要求なので,アンド回路AND2,オア回路ORか
ら“1”が出力され(有効なルート切換え要求の判定出
力),ノードプロセッサNP163の端子INT(割り
込み入力)に対し割り込みが通知される。
【0026】(4) この割り込み通知を受けたノードプロ
セッサNP163は,ROM165のファームウェア中
のルート制御モジュールを起動してルート制御動作を実
行する。
セッサNP163は,ROM165のファームウェア中
のルート制御モジュールを起動してルート制御動作を実
行する。
【0027】(5) ノードプロセッサNP163は,RT
−CTL161のルート指示フリップフロップRTFを
書き換え,現在のルート状態を反転させる。この結果R
TFの端子Qは“1”,端子QNは“0”になる。
−CTL161のルート指示フリップフロップRTFを
書き換え,現在のルート状態を反転させる。この結果R
TFの端子Qは“1”,端子QNは“0”になる。
【0028】(6) 上記の(5) によりCBIU00(14
a)がACTからSBYとなり,CBIU10(15
b)がSBYかACTとなってルート切り換えが実行さ
れる。そして,CBIU10(15b)とRBIU16
a間の入出力信号インタフェース(IO−D/R)16
2は端子ENに“1”が供給されるので有効化される。
a)がACTからSBYとなり,CBIU10(15
b)がSBYかACTとなってルート切り換えが実行さ
れる。そして,CBIU10(15b)とRBIU16
a間の入出力信号インタフェース(IO−D/R)16
2は端子ENに“1”が供給されるので有効化される。
【0029】(7) CBIU10(15b)が現用系(A
CT),CBIU00(14a)が予備系(SBY)と
なり,CBIU10−RBIU16a間の入出力インタ
フェースが能動状態となり,CBIU00−RBIU1
6a間の入出力インタフェースが無効化される。
CT),CBIU00(14a)が予備系(SBY)と
なり,CBIU10−RBIU16a間の入出力インタ
フェースが能動状態となり,CBIU00−RBIU1
6a間の入出力インタフェースが無効化される。
【0030】(8) 新しいルート状態は,RBIU16a
内のルート指示フリップフロップRTF,ルート制御イ
ンタフェース(D/R0,D/R1)を経由して,それ
ぞれCBIU00,CBIU10のルート制御インタフ
ェース143,153を介してルート制御レジスタ群
(RT−REG)141,151へRes信号(レベル
信号)として供給され,それぞれのレジスタRTST
(図3のA.参照)のACTビット表示を書き換える。
この結果,CBIU00側のレジスタRTSTのACT
ビット=0(SBY状態),CBIU10側のレジスタ
RTSTのACTビット=1(ACT状態)となる。
内のルート指示フリップフロップRTF,ルート制御イ
ンタフェース(D/R0,D/R1)を経由して,それ
ぞれCBIU00,CBIU10のルート制御インタフ
ェース143,153を介してルート制御レジスタ群
(RT−REG)141,151へRes信号(レベル
信号)として供給され,それぞれのレジスタRTST
(図3のA.参照)のACTビット表示を書き換える。
この結果,CBIU00側のレジスタRTSTのACT
ビット=0(SBY状態),CBIU10側のレジスタ
RTSTのACTビット=1(ACT状態)となる。
【0031】上位装置はソフトにより共通バス12b経
由で,このルート制御レジスタ群(RT−REG)15
1を読み取ることによりルート切換えの実行完了を認識
できる。
由で,このルート制御レジスタ群(RT−REG)15
1を読み取ることによりルート切換えの実行完了を認識
できる。
【0032】(9) ソフトは,ルート切換えを確認後,C
BIU10の入出力制御レジスタ群152を介して共通
バス12bを経由して上位装置(チャネル制御装置CH
C,中央制御装置CC)との通信動作を実行し,リング
バス17aを介する他プロセッサとの通信が行われる。
BIU10の入出力制御レジスタ群152を介して共通
バス12bを経由して上位装置(チャネル制御装置CH
C,中央制御装置CC)との通信動作を実行し,リング
バス17aを介する他プロセッサとの通信が行われる。
【0033】上記の実施例はリングバスに接続したリン
グバスインタフェース装置(RBIU)に対して0系,
1系の共通バス(Cバス)に接続する共通バスインタフ
ェース装置(CBIU)との系間交絡通信の構成につい
て説明したが,同様の原理によりリングバスではない他
の装置への接続する場合にも実施することができる。
グバスインタフェース装置(RBIU)に対して0系,
1系の共通バス(Cバス)に接続する共通バスインタフ
ェース装置(CBIU)との系間交絡通信の構成につい
て説明したが,同様の原理によりリングバスではない他
の装置への接続する場合にも実施することができる。
【0034】図4は他の実施例の構成図である。図4で
は,0系の共通バス(C−BUS#0)と1系の共通バ
ス(C−BUS#1)がそれぞれ上位のチャネル制御装
置及び中央制御装置(図示されない)に接続している。
これらの各共通バスに対して上記図1及び図2の場合と
同様に0系の共通バスインタフェース装置(CBIU0
0,CBIU01)と1系の共通バスインタフェース装
置(CBIU10,CBIU11)が接続され,その中
の共通バスインタフェース装置CBIU01とCBIU
10は系間交絡通信のために設けられている。共通バス
インタフェース装置CBIUは各系の入出力装置(I
O)への接続制御を行う入出力制御ユニット(IOCU
0,IOCU1)に接続される。この入出力制御ユニッ
ト(IOCU)は上記図2におけるRBIU(リングバ
スインタフェース装置)に対応し,リングバスとの通信
機能の代わりに入出力装置(IO)との送受信機能を備
える。
は,0系の共通バス(C−BUS#0)と1系の共通バ
ス(C−BUS#1)がそれぞれ上位のチャネル制御装
置及び中央制御装置(図示されない)に接続している。
これらの各共通バスに対して上記図1及び図2の場合と
同様に0系の共通バスインタフェース装置(CBIU0
0,CBIU01)と1系の共通バスインタフェース装
置(CBIU10,CBIU11)が接続され,その中
の共通バスインタフェース装置CBIU01とCBIU
10は系間交絡通信のために設けられている。共通バス
インタフェース装置CBIUは各系の入出力装置(I
O)への接続制御を行う入出力制御ユニット(IOCU
0,IOCU1)に接続される。この入出力制御ユニッ
ト(IOCU)は上記図2におけるRBIU(リングバ
スインタフェース装置)に対応し,リングバスとの通信
機能の代わりに入出力装置(IO)との送受信機能を備
える。
【0035】この図4の構成でも,0系の共通バス(C
−BUS#0)や,チャネル制御装置等に障害が発生し
た時,上記の実施例(図2,図3)と同様のルート制御
動作が行われる。この場合,他系の共通バス(C−BU
S#1)及び共通バスインタフェース装置CBIU10
を介して入出力制御ユニットIOCU0に接続するルー
トが形成されて0系の入出力装置IOとの接続が行われ
る。
−BUS#0)や,チャネル制御装置等に障害が発生し
た時,上記の実施例(図2,図3)と同様のルート制御
動作が行われる。この場合,他系の共通バス(C−BU
S#1)及び共通バスインタフェース装置CBIU10
を介して入出力制御ユニットIOCU0に接続するルー
トが形成されて0系の入出力装置IOとの接続が行われ
る。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば複数の二重化されたデー
タ処理装置が各系の共通バスを介して通信制御装置に接
続され,各系の通信バスを介して通信を行うシステムに
おいて,一方の現用の共通バスに障害または関係する装
置に障害が発生しても,通信バスに接続された装置が正
常である限り他系との系間交絡通信を行うことにより通
信バスの系切換えを行うことなく通信を継続することが
できる。このため,通信バスのサービスダウンが発生せ
ずシステムの信頼性を向上できる。
タ処理装置が各系の共通バスを介して通信制御装置に接
続され,各系の通信バスを介して通信を行うシステムに
おいて,一方の現用の共通バスに障害または関係する装
置に障害が発生しても,通信バスに接続された装置が正
常である限り他系との系間交絡通信を行うことにより通
信バスの系切換えを行うことなく通信を継続することが
できる。このため,通信バスのサービスダウンが発生せ
ずシステムの信頼性を向上できる。
【0037】また,二重化された通信バス以外の他の装
置(例えば入出力制御装置)が接続されたシステムで
も,同様に本発明の系間交絡通信制御により共通バスま
たはチャネル制御装置等に障害が発生した時に同じ系の
装置を介した接続により動作を継続することができる。
置(例えば入出力制御装置)が接続されたシステムで
も,同様に本発明の系間交絡通信制御により共通バスま
たはチャネル制御装置等に障害が発生した時に同じ系の
装置を介した接続により動作を継続することができる。
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】実施例の構成図である。
【図3】レジスタの説明図である。
【図4】他の実施例の構成図である。
【図5】従来例の説明図である。
10a,10b 0系と1系の中央制御装置(CC
0,CC1) 11a,11b 0系と1系のチャネル制御装置
(CHC0,CHC1) 12a,12b 0系と1系の共通バス(Cバス) 13a,13b 0系及び1系のIO制御装置(I
OC0,IOC1) 14a,14b 0系の共通バスインタフェース装
置(CBIU00,CBIU01) 15a,15b 1系の共通バスインタフェース装
置(CBIU11,CBIU10) 16a,16b 0系と1系のリングバスインタフ
ェース装置(RBIU0,RBIU1) 17a,17b 0系リングバスと1系リングバス
0,CC1) 11a,11b 0系と1系のチャネル制御装置
(CHC0,CHC1) 12a,12b 0系と1系の共通バス(Cバス) 13a,13b 0系及び1系のIO制御装置(I
OC0,IOC1) 14a,14b 0系の共通バスインタフェース装
置(CBIU00,CBIU01) 15a,15b 1系の共通バスインタフェース装
置(CBIU11,CBIU10) 16a,16b 0系と1系のリングバスインタフ
ェース装置(RBIU0,RBIU1) 17a,17b 0系リングバスと1系リングバス
Claims (3)
- 【請求項1】 複数の二重化された中央処理装置とチャ
ネル制御装置で構成されたデータ処理装置が各系のチャ
ネル制御装置から共通バスを介して制御される通信制御
装置に接続され,各系の各通信制御装置を相互に接続す
る二重化された通信バスを備えたマルチプロセッサシス
テムにおいて, 各系の通信制御装置は,共通バスを介してデータ処理装
置とのインタフェース制御を行う二重化された共通バス
インタフェース装置と, 該二重化された共通バスインタフェース装置の一方及び
他系の共通バスインタフェース装置の一方が接続され,
両者の中の一方を選択して対応する通信バスとの通信制
御を行うリングバスインタフェース装置とを備え, 自系の共通バスに関係する各部に障害が発生すると,前
記他系の共通バスインタフェース装置を介して自系のデ
ータ処理装置から自系の通信バスによる通信を行うこと
を特徴とする系間交絡通信制御方式。 - 【請求項2】 請求項1において, 共通バスインタフェース装置は,上位装置からのルート
切換え要求及びルート状態を指示するレジスタを備え, リングバスインタフェース装置は共通バスインタフェー
ス装置からのルート切換え要求を受け取ると,要求に対
応するルート切換え制御を行うルート制御回路を備える
ことを特徴とする系間交絡通信制御方式。 - 【請求項3】 二重化された中央処理装置とチャネル制
御装置で構成されたデータ処理装置が各系のチャネル制
御装置から共通バスを介して制御される複数の入出力制
御装置に接続され,各系の入出力制御装置に接続する二
重化された入出力装置を備えたシステムにおいて, 各系の共通バスにそれぞれデータ処理装置とのインタフ
ェース制御を行う二重化された共通バスインタフェース
装置を接続し, 各系の入出力制御装置には該二重化された共通バスイン
タフェース装置の一方及び他系の共通バスインタフェー
ス装置の一方が接続され,その一方を選択して対応する
入出力装置と接続を行い, 自系の共通バスに関係する各部に障害が発生すると,前
記他系の共通バスインタフェース装置を介して自系のデ
ータ処理装置から自系の入出力装置との接続を行うこと
を特徴とする系間交絡通信制御方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3340728A JPH05175980A (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | 系間交絡通信制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3340728A JPH05175980A (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | 系間交絡通信制御方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05175980A true JPH05175980A (ja) | 1993-07-13 |
Family
ID=18339746
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3340728A Withdrawn JPH05175980A (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | 系間交絡通信制御方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05175980A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008146575A (ja) * | 2006-12-13 | 2008-06-26 | Fuji Xerox Co Ltd | ネットワーク制御装置およびその制御方法 |
JP2010231723A (ja) * | 2009-03-30 | 2010-10-14 | Nec Computertechno Ltd | マルチプロセッサシステム、ノードコントローラ、障害回復方式 |
-
1991
- 1991-12-24 JP JP3340728A patent/JPH05175980A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008146575A (ja) * | 2006-12-13 | 2008-06-26 | Fuji Xerox Co Ltd | ネットワーク制御装置およびその制御方法 |
JP2010231723A (ja) * | 2009-03-30 | 2010-10-14 | Nec Computertechno Ltd | マルチプロセッサシステム、ノードコントローラ、障害回復方式 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990311 |