JPS62179240A - ネツトワ−ク用コンバ−タの回線接続自動復帰方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、ローカルエリアネットワーク（ＬＡＮ）上に
各種ターミナル機器を接続するのに使用するコンバータ
において、該コンバータによる回線接続状態を自動復帰
させる方法に関する。

〈従来の技術〉 近年、ＬＡＮが注目されているが、ＬＡＮを導入する場
合、ユーザーにおいて特に問題となるのは、異なる機種
間でのソフトウェアが統一されていないことである。そ
のため、ユーザー独自の機器を接続するのが困難な場合
が多い。

また、ＬＡＮを通じて通信を行なうには、データのパケ
ット化や、回線の接続、切断等のために種々のプロトコ
ルがあり、これらはリアルタイムの処理を必要とする。

しかしながら、パーソナルコンピュータのレベルでこの
ような処理を行なうのはかなりの負担である。

そのために、ＬＡＮ上にパーソナルコンピュータ等の各
種ターミナル機器を接続使用するために、ＬＡＮのライ
ンとターミナル機器との間に介在させるネットワーク用
コンバータが、既に提案されている。このコンバータは
、種々のプロトコルをすべて内部で行なうものであって
、該コンバータを介在させることによって、ユーザーは
通常のインターフェースによる通信と同じように、ＬＡ
Ｎを使うことができる。

〈発明が解決しようとする問題点〉 ところで、現在使用されているネットワーク用コンバー
タでは一般に、該コンバータを通じて特定のターミナル
機器間で回線の接続中に、電源の瞬断、外来ノイズによ
るＣＰＵの暴走等の異常原因により、通信が不能となっ
た場合、リセットする必要がある。

このようなリセットがかかった場合、従来のコンバータ
では、異常発生前の回線接続状態が解除され、通信は遮
断されたままになる。そのため、ユーザーが改めて回線
接続の操作をする必要があって、面倒である。

特に、無人化工場の自動システムに使用されるＬＡＮで
は、異常によって回線接続が遮断されたままであると、
システムの信頼性が低下するので、回線接続が自動的に
復帰することが望ましい。

本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたものであって
、ネットワーク用コンバータに内蔵されているバンクア
ップＲＡ　Ｍを利用し、このバックアップｒ（ＡＭに所
要の情報を書き込み読み出すことによって、リセットも
しくは電源の再投入時に自動的に元の回線接続状態に復
帰するようにして、ネットワーク用コンバータを含むシ
ステムの信頼　、性の向上を図ることを目的とする。

〈問題点を解決するための手段〉 本発明は、上記の目的を達成するために、バックアップ
ＲＡＭに回線接続の相手方を示す回線接続情報とその接
続状態を示す接続ビットとを格納するステップと、リセ
ットもしくは電源再投入時にバックアップＲＡＭの前記
記憶内容を読み取るステップと、前記のステップで読み
取られた接続ビットが接続中を示すものである場合に元
の接続相手方に対して回線接続を行なうステップとを備
えてネットワーク用コンバータの回線接続自動復帰方法
を構成した。

〈実施例〉 以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明
する。第１図は本発明方法の実施に供するネットワーク
用コンバータを接続したＬＡＮの部分構成図である。

同図において、ＬＡＮは共通バス型のＬＡＮであって、
共通バスである同軸ケーブルｌには、トランシーバ２を
介してネットワーク用コンバータ３が接続されている。

このネットワーク用コンバータ３には複数台（この実施
例では４台）のターミナル機器４．・・・が接続されて
いる。ターミナル機器４としては、パーソナルコンピュ
ータ、プリンタ、ディスク記憶装置等がある。また、ネ
ットワーク用コンバータ３には、操作専用のコンソール
５が接続されている。

このほか、ＬＡＮ上には、前記と同様のネットワーク用
コンバータを介して数台のターミナル機器が接続されて
いるものとし、各ネットワーク用コンバータにはそれぞ
れ特定のアドレスが割り当てられ、各ターミナル機器に
は特定のチャンネルが割り当てられている。

第２図は前記ネットワーク用コンバータ３の内部構成を
示すブロック図である。同図に示すように、ネットワー
ク用コンバータ３は、複数のインターフェース６、・・
・と、ＣＰｔＪ７と、ネットワークコントローラ８とを
有し、これらは互いに内部バス９で接続されている。前
記インターフェース６は、具体的にはＲ３−２３２Ｃで
あって、各インターフェース６には前記したターミナル
機器４．・・・がそれぞれ接続されている。また、ＣＰ
Ｕ７には、ＲＯＭｌ０と、ＲＡＭＩＩと、操作入力用イ
ンターフェース１２とが設けられている。このうち、Ｒ
ＡＭＩＩは不揮発性メモリであって、バックアップＲＡ
Ｍとして機能する（以下、このＲＡＭＩＩをバックアッ
プＲＡＭという）。操作入力用のインターフェース１２
には、前記した操作専用のコンソール５が接続されてい
る。

上記の構成において、ネットワーク用コンバータ３を用
いて通信を行なう場合には、専用コンソール５もしくは
インターフェース６を通じて通信相手のアドレスとチャ
ンネルを指定して回線接続を行なう。ネットワーク用コ
ンバータ３内では、ＣＰＵ７が専用コンソール５もしく
はインターフェース６からの入力に基づいて、回線の接
続と切断とを行なう。これによって、ネットワーク用コ
ンバータ３に接続されたターミナル機器４は、該コンバ
ータ３、トランシーバ２を通じて、同軸ケーブルＩ上に
接続された他のネットワーク用コンバータのターミナル
機器と回線接続されて、通信を行なう。

ネットワーク用コンバータ３内においては、ＣＰＵ７が
、入力データのパケット化を行なう。

しかして、通信相手方の指定があった場合、ＣＰＵ７は
、バックアップＲＡＭｌ１に回線接続情報として通信相
手のアドレスとチャンネルとを格納するほか、接続状態
を示す接続ビットをも格納する。接続状態を示す接続ビ
ットとは、たとえば接続中を“ビで示し、回線の切断を
０“で示すものである。

この回線接続中、何等かの原因でリセットがかかったり
、電源の瞬断て電源が再投入されると、ＣＰＵ７は、バ
ンクアップＲＡＭＩＩの記憶内容に基づいて、元の回線
接続状態を回復する。

すなわち、第３図のフローチャートに示すように、ＣＰ
Ｕ７はリセット時らしくは電源再投入時に、まず、ステ
ップＳｌでバックアップＲＡＭ　Ｉｌ中の接続ビットを
読み取り、ステップＳ２で接続ビットの内容を判別する
。接続ビットが“０”であれば、既に通信は終了して回
線が切断されており、再度回線接続を行なう必要がない
から、全く回線接続の動作を行なわずにリターンに至る
。

一方、接続ビットが“１”であれば、回線接続中にリセ
ットがかかったり、電源が瞬断したことになるから、ス
テップ３３以下の回線接続復帰のルーチンに移る。

ステップＳ３では、バックアップＲＡｔｌｌに記憶され
ている通信相手のアドレスとチャンネルとを読み取り、
この読み取ったアドレスとチャンネルの相手方に対して
、次のステップＳ４で回線接続を要求する。

そして、ステップＳ５では、回線接続状態を判断し、回
線が接続されていれば、リターンに至る。

こののち、メインルーヂンにより、回線接続された相手
方と通信を開始する。一方、通信の相手方が他のターミ
ナル機器との間で通信中であったり、通信不能であった
りして回線が接続されなければ、ステップＳ６に移って
、バックアップＲＡＭＩＩでの接続ビットを“０”に書
き替えて、リターンに至る。

〈発明の効果〉 以上のように、本発明は、ネットワーク用コンバータを
通じて回線接続中に、何等かの異常原因で通信不能とな
った場合、異常原因の解消と同時に、元の通信相手を呼
び出して通信を再開するものであって、ユーザーに負担
をかけることなく、ターミナル機器間の通信が自動的に
回復する。したがって、ネットワーク用コンバータを含
むシステム内に異常事態が発生しても、ターミナル機器
間の通信が自動的に継続されるので、システムの信頼性
が向上する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明方法の実施に供するネットワーク用コン
バータを接続したＬＡＮの部分構成図、第２図はネット
ワーク用コンバータの内部構成を示すブロック図、第３
図はネットワーク用コンバータにおける回線接続の自動
復帰動作を示すフローチャートである。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）ローカルエリアネットワーク上で各種ターミナル
   機器が接続されて回線接続／交換を行なうコンバータに
   おいて回線接続状態を自動復帰させる方法であって、 バックアップＲＡＭに回線接続の相手方を示す回線接続
   情報とその接続状態を示す接続ビットとを格納するステ
   ップと、リセットもしくは電源再投入時にバックアップ
   ＲＡＭの前記記憶内容を読み取るステップと、前記のス
   テップで読み取られた接続ビットが接続中を示すもので
   ある場合に元の接続相手方に対して回線接続を行なうス
   テップとを有することを特徴とするネットワーク用コン
   バータの回線接続自動復帰方法。